JPH10232853A - シリアルデータ転送回路 - Google Patents

シリアルデータ転送回路

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JPH10232853A
JPH10232853A JP9033659A JP3365997A JPH10232853A JP H10232853 A JPH10232853 A JP H10232853A JP 9033659 A JP9033659 A JP 9033659A JP 3365997 A JP3365997 A JP 3365997A JP H10232853 A JPH10232853 A JP H10232853A
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JP
Japan
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clock
serial
supplied
transfer
unit
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JP9033659A
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English (en)
Inventor
Takashi Hashiguchi
貴史 橋口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom

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Abstract

(57)【要約】 【課題】設定の簡単化、低消費電力化、転送制御用のシ
リアルクロックの共有化ができるシリアルデータ転送回
路を提供することを目的としている。 【解決手段】シリアルデータ転送回路を、第1の回路ブ
ロック11Aと複数の転送回路11B−1〜11B−3
を有する第2の回路ブロック11Bとに分け、複数の転
送回路で第1の回路ブロックを共用することを特徴とす
る。第1の回路ブロックには、レジスタ部12−1、シ
リアルクロック生成部15、出力クロック選択部16、
クロック要求信号解読部17及びクロック停止信号生成
部18が含まれ、複数のシリアルクロックを生成して各
転送回路に選択的に供給する。各転送回路にはレジスタ
部12−2,12−3、送信部13及び受信部14が含
まれている。複数のシリアルデータ転送回路を製品に内
蔵し、且つクロックレートが同じ場合に、転送制御用の
シリアルクロックを共用でき、設定を簡単化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置中に設けられるシリアルデータ転送回路に関し、特
に複数個のシリアルデータ転送回路が内蔵される製品に
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置において、他のデバ
イスと通信する手段として1ビット単位でデータ転送を
扱うシリアルデータ転送回路が知られている。このシリ
アルデータ転送回路は、レジスタ部、送信部、受信部、
及びシリアルクロック生成部等から構成されている。一
般にシリアルデータ転送回路は、これらの回路部が一体
化されており、データの転送制御に必要なシリアルクロ
ックは、シリアルクロック生成部で生成されて送信部及
び受信部に供給される。そして、このようなシリアルデ
ータ転送回路を複数個内蔵する製品の場合には、シリア
ルクロックの生成はあくまで個別に行われている。
【0003】図15は、従来のシリアルデータ転送回路
の概略構成を示すブロック図である。図15において、
11はシリアルデータ転送回路、12−1,12−2,
12−3はそれぞれレジスタ部、13はシリアル転送回
路の送信部、14はシリアル転送回路の受信部、及び1
5はシリアルクロック生成部である。シリアルクロック
生成部15には基準クロックが入力され、この基準クロ
ックから転送制御用のシリアルクロックが生成されて上
記送信部13及び受信部14に供給される。受信部14
に転送されたデータは、上記シリアルクロックに同期し
てレジスタ部12−3に入力され、バスを介してCPU
に供給される。CPUからバスを介してレジスタ部12
−2に供給された転送データは、上記シリアルクロック
に同期して送信部13から出力される。上記レジスタ部
12−1,12−2,12−3はCPUからバスを介し
て供給された制御データをラッチし、このラッチした制
御データに基づいて上記シリアルクロック生成部15に
よるクロックの生成、送信部13及び受信部14による
データ転送を制御するようになっている。
【0004】図16は、従来のシリアルデータ転送回路
の他の構成例を示している。この回路は、送信部13用
のシリアルクロック生成部15−1と受信部14用のシ
リアルクロック生成部15−2とを備えており、送信部
13と受信部14とで異なるクロックレートでデータの
転送制御が行えるようになっている。他の基本的な構成
並びに動作は図15に示した回路と同様である。
【0005】ところで、従来のシリアルデータ転送回路
は、データの転送制御用のシリアルクロックはあくまで
個々のシリアルデータ転送回路毎に生成し、その中でし
か使用できないようになっていた。そのため、複数個の
シリアルデータ転送回路を内蔵した製品の場合、転送す
るクロックレートが同じであっても、個々のシリアルデ
ータ転送回路を別々に設定し、転送制御用のシリアルク
ロックを生成しなければならないという問題があった。
また、同一クロックレートを実現する場合でも個別にシ
リアルクロック生成部が動作してしまうので、無駄な電
力が消費され、低消費電力化には不向きであるという問
題があった。更に、複数のシリアルデータ転送回路間で
転送制御用のシリアルクロックの共有化ができないた
め、複数の回路で送信時または受信時にシリアルクロッ
クを同期させて使用するような応用が簡単には実現でき
ないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のシ
リアルデータ転送回路は、複数個のシリアルデータ転送
回路を内蔵した製品の場合、個々のシリアルデータ転送
回路を別々に設定し、転送制御用のシリアルクロックを
生成しなければならず、設定が繁雑になるという問題が
あった。
【0007】また、複数個のシリアルデータ転送回路を
内蔵した製品の場合、同一クロックレートを実現する際
にも個別にシリアルクロック生成回路が動作し、無駄な
消費電力が多くなるという問題があった。
【0008】更に、複数個のシリアルデータ転送回路間
で転送制御用のシリアルクロックの共有化ができないた
め、複数の回路で送信時または受信時にシリアルクロッ
クを同期させて使用するような応用が簡単には実現でき
ないという問題があった。
【0009】この発明は上記のような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、複数個のシリア
ルデータ転送回路を製品に内蔵し、且つ転送するクロッ
クレートが同じ場合には、転送制御用のシリアルクロッ
クを共用でき、設定を簡単化できるシリアルデータ転送
回路を提供することにある。
【0010】また、この発明の他の目的は、複数個のシ
リアルデータ転送回路を製品に内蔵し、且つ同一クロッ
クレートを実現する場合に、無駄な電力消費を削減して
低消費電力化が図れるシリアルデータ転送回路を提供す
ることにある。
【0011】この発明の更に他の目的は、複数個のシリ
アルデータ転送回路間で転送制御用のシリアルクロック
を共有化でき、複数の回路で送信時または受信時に、容
易にシリアルクロックを同期させて使用できるシリアル
データ転送回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載したシリアルデータ転送回路は、基準クロックに基づ
いて転送制御用の複数のシリアルクロックを生成するシ
リアルクロック生成手段と、外部から供給された制御デ
ータをラッチし、上記シリアルクロック生成手段を制御
する第1のレジスタ手段と、上記シリアルクロック生成
手段で生成された複数のシリアルクロックが供給され、
出力するクロックを選択する出力クロック選択手段と、
この出力クロック選択手段から供給されたシリアルクロ
ックに応答してデータを受信する複数の受信手段と、こ
れら複数の受信手段に対応して設けられ、上記出力クロ
ック選択手段から供給されたシリアルクロックに応答し
てデータを送信する複数の送信手段と、上記複数の送信
手段にそれぞれ対応して設けられ、外部から供給された
制御データをラッチして対応する送信手段を制御する第
2のレジスタ手段と、上記複数の受信手段にそれぞれ対
応して設けられ、外部から供給された制御データをラッ
チして対応する受信手段を制御する第3のレジスタ手段
とを具備することを特徴としている。
【0013】請求項2に記載したように、請求項1のシ
リアルデータ転送回路において、前記複数の受信手段及
び送信手段から要求されないシリアルクロックの生成を
停止するクロック停止手段を更に具備することを特徴と
する。
【0014】請求項3に記載したように、請求項2のシ
リアルデータ転送回路において、前記クロック停止手段
は、前記複数の受信手段及び前記複数の送信手段のクロ
ック要求信号を解読するクロック要求信号解読部と、こ
のクロック要求信号解読部から出力された解読信号に基
づいて前記シリアルクロック生成手段にクロック停止信
号を供給して一部の回路の動作を停止させるクロック停
止信号生成部とを備えることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載したように、請求項1ない
し3いずれか1つの項のシリアルデータ転送回路におい
て、前記第1のレジスタ手段及び前記複数の第2,第3
のレジスタ手段はそれぞれバスを介してCPUに接続さ
れ、CPUから前記制御データが供給されることを特徴
とする。
【0016】また、この発明の請求項5に記載したシリ
アルデータ転送回路は、基準クロックに基づいて転送制
御用の複数のシリアルクロックを発生する第1の回路ブ
ロックと、この第1の回路ブロックから供給された複数
のシリアルクロックに基づいてデータの転送が制御され
る複数の転送回路を有する第2の回路ブロックとを備
え、前記第1の回路ブロックは、基準クロックに基づい
て転送制御用の複数のシリアルクロックを生成するシリ
アルクロック生成部と、外部から供給された制御データ
をラッチし、上記シリアルクロック生成部を制御する第
1のレジスタ部と、上記シリアルクロック生成部で生成
された複数のシリアルクロックが供給され、上記第2の
回路ブロックの各転送回路から要求されたシリアルクロ
ックを対応する転送回路に供給する出力クロック選択部
とを有し、上記第2の回路ブロックの各転送回路は、上
記出力クロック選択部から供給されたシリアルクロック
に応答して入力されたデータを受信する複数の受信部
と、これら複数の受信部に対応して設けられ、上記出力
クロック選択部から供給されたシリアルクロックに応答
してデータを出力する複数の送信部と、上記複数の送信
部にそれぞれ対応して設けられ、外部から供給された制
御データをラッチして上記送信部を制御する複数の第2
のレジスタ部と、上記複数の受信部にそれぞれ対応して
設けられ、外部から供給された制御データをラッチして
上記受信部を制御する第3のレジスタ部とを有し、上記
第1の回路ブロックを上記第2の回路ブロック中の複数
の転送回路で共用することを特徴としている。
【0017】請求項6に記載したように、請求項5のシ
リアルデータ転送回路において、クロック停止信号を出
力して前記シリアルクロック生成部で生成するシリアル
クロックの生成を停止するクロック停止信号生成部を更
に具備し、前記第2の回路ブロックから要求されないシ
リアルクロックの生成を停止することを特徴とする。
【0018】請求項7に記載したように、請求項6のシ
リアルデータ転送回路において、前記第2の回路ブロッ
ク中の各受信部及び送信部から供給されたクロック要求
信号を解読するクロック要求信号解読部を更に具備し、
このクロック要求信号解読部から出力された解読信号に
基づいて前記シリアルクロック生成部にクロック停止信
号を供給して一部の回路の動作を停止させることを特徴
とする。
【0019】請求項8に記載したように、請求項6また
は7のシリアルデータ転送回路において、前記シリアル
クロック生成部からクロック停止信号が供給されて動作
が停止される一部の回路は、前記基準クロックを分周し
てシリアルクロックを生成する複数の分周回路の少なく
とも1つであることを特徴とする。
【0020】請求項9に記載したように、請求項5ない
し8いずれか1つの項のシリアルデータ転送回路におい
て、前記第1ないし第3のレジスタ部はそれぞれ、バス
を介してCPUに接続され、CPUから制御データが供
給されることを特徴とする。
【0021】更に、この発明の請求項10に記載したシ
リアルデータ転送回路は、基準クロックと同期クロック
とに基づいて転送制御用の複数のシリアルクロックを発
生する第1の回路ブロックと、この第1の回路ブロック
から供給された複数のシリアルクロックに基づいてデー
タの転送が制御される複数の転送回路を有する第2の回
路ブロックとを備え、上記第1の回路ブロックは、上記
第2の回路ブロックの各転送回路から要求されたクロッ
ク要求信号を解読するクロック要求信号解読部と、基準
クロックと同期クロックとに基づいて転送制御用の複数
のシリアルクロックを生成するシリアルクロック生成
部、外部から供給された制御データをラッチし、上記シ
リアルクロック生成部を制御するレジスタ部、及び上記
クロック要求信号解読部から出力される解読信号に基づ
いて、上記シリアルクロック生成部にクロック停止信号
を供給してシリアルクロックの生成動作を制御するクロ
ック停止信号生成部を備えた複数のチャンネルと、上記
シリアルクロック生成部で生成された複数のシリアルク
ロックが供給され、上記第2の回路ブロックの各転送回
路から要求されたシリアルクロックを対応する転送回路
に供給する出力クロック選択部とを有し、上記第2の回
路ブロックの各転送回路は、各々が必要とするシリアル
クロックの選択信号を上記出力クロック選択部に供給し
て制御し、この出力クロック選択部から供給されたシリ
アルクロックに応答して、入力されたデータを受信する
複数の受信部と、これら複数の受信部に対応して設けら
れ、上記出力クロック選択部から供給されたシリアルク
ロックに応答して、転送データを出力する複数の送信部
とを有し、上記第1の回路ブロックを上記第2の回路ブ
ロック中の複数の転送回路で共用することを特徴として
いる。
【0022】請求項11に記載したように、請求項10
のシリアルデータ転送回路において、前記シリアルクロ
ック生成部からクロック停止信号が供給されて動作が停
止される一部の回路は、前記基準クロックを分周してシ
リアルクロックを生成する複数の分周回路の少なくとも
1つであることを特徴とする。
【0023】請求項12に記載したように、請求項10
または11のシリアルデータ転送回路において、前記レ
ジスタ部は、バスを介してCPUに接続され、CPUか
ら制御データが供給されることを特徴とする。
【0024】請求項1のような構成によれば、シリアル
クロック生成手段で生成した複数のシリアルクロック
を、出力クロック選択手段によって複数の受信手段と複
数の送信手段に振り分けるので、転送するクロックレー
トが同じ場合には、転送制御用のシリアルクロックを共
用でき、設定を簡単化できる。
【0025】請求項2に示すように、クロック停止手段
によって要求のないシリアルクロックの生成を停止すれ
ば、複数個のシリアルデータ転送回路を製品に内蔵し、
且つ同一クロックレートを実現する場合に、無駄な電力
消費を削減して低消費電力化が図れる。
【0026】請求項3に示すように、クロック停止手段
は、クロック要求信号解読部とクロック停止信号生成部
とで構成できる。
【0027】請求項4に示すように、制御データをCP
Uから供給してシリアルデータ転送回路を制御すること
により、種々のデバイスやシステムに容易に適用でき
る。
【0028】また、請求項5のような構成によれば、シ
リアルクロック生成部で生成した複数のシリアルクロッ
クを、出力クロック選択部によって複数の受信部と複数
の送信部に振り分けるので、第1の回路ブロックを第2
の回路ブロック中の複数の転送回路で共用でき、複数個
のシリアルデータ転送回路を製品に内蔵し、転送するク
ロックレートが同じ場合には、転送制御用のシリアルク
ロックを共用して設定を簡単化できる。
【0029】請求項6に示すように、クロック停止信号
生成部を更に設け、複数個のシリアルデータ転送回路を
製品に内蔵し、且つ同一クロックレートを実現する場合
に、前記第2の回路ブロックから要求されないシリアル
クロックの生成を停止すれば、無駄な電力消費を削減し
て低消費電力化が図れる。
【0030】請求項7に示すように、クロック要求信号
解読部を更に設け、このクロック要求信号解読部から出
力された解読信号をクロック停止信号生成部に供給すれ
ば、シリアルクロック生成部の一部の回路の動作をクロ
ック要求信号に応じて容易に停止させることができ、容
易に低消費電力化が図れる。
【0031】請求項8に示すように、分周回路の少なく
とも1つをクロック停止信号で停止すると効率良く低消
費電力化できる。
【0032】請求項9に示すように、制御データをCP
Uから供給してシリアルデータ転送回路を制御すること
により、種々のデバイスやシステムに容易に適用でき
る。
【0033】請求項10のような構成によれば、シリア
ルクロック生成部で生成した複数のシリアルクロック
を、出力クロック選択部によって複数の受信部と複数の
送信部に振り分けるので、第1の回路ブロックを第2の
回路ブロック中の複数の転送回路で共用でき、転送する
クロックレートが同じ場合には、転送制御用のシリアル
クロックを共用して設定を簡単化できる。また、複数の
転送回路間で転送制御用のシリアルクロックを共有化で
き、複数の回路で送信時または受信時に、同期クロック
を各チャンネルに供給して制御することにより、シリア
ルクロックを容易に同期させて使用できる。
【0034】請求項11に示すように、分周回路の少な
くとも1つをクロック停止信号で停止すると効率良く低
消費電力化できる。
【0035】請求項12に示すように、制御データをC
PUから供給してシリアルデータ転送回路を制御するこ
とにより、種々のデバイスやシステムに容易に適用でき
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の第1
の実施の形態に係るシリアルデータ転送回路の概略構成
を示すブロック図である。このシリアルデータ転送回路
の基本構成は、図15に示した従来のシリアルデータ転
送回路におけるシリアルクロック生成部15を独立さ
せ、且つこのシリアルクロック生成部15から出力され
るシリアルクロックを複数の送信部13と複数の受信部
14に選択的に供給するための出力クロック選択部、上
記複数の送信部13と複数の受信部14からのクロック
要求信号を解読するクロック要求信号解読部、シリアル
クロック生成部15で必要としない一部の回路部の動作
を停止させるクロック停止信号生成部等を設けたもので
ある。
【0037】すなわち、独立させたシリアルクロック生
成部15を含む回路ブロック11A中には、レジスタ部
12−1、出力クロック選択部16、クロック要求信号
解読部17、及びクロック停止信号生成部18が設けら
れ、回路ブロック11B中には各々がレジスタ部12−
2,12−3、送信部13及び受信部14を有する転送
回路11B−1,11B−2,11B−3,…が設けら
れている。
【0038】上記シリアルクロック生成部15には基準
クロックが入力され、この基準クロックから転送制御用
の複数のシリアルクロックが生成されて出力クロック選
択部16に供給される。この出力クロック選択部16に
よって選択されたシリアルクロックは、上記回路ブロッ
ク11Bにおける転送回路11B−1,11B−2,1
1B−3,…中の送信部13または受信部14に選択信
号に応じて供給される。受信部14には出力クロック選
択部16から供給されたシリアルクロックに同期して転
送されたデータが入力され、出力クロック選択部16か
ら供給されたシリアルクロックに同期して送信部13か
らデータが出力される。上記レジスタ部12−1,12
−2,12−3はそれぞれCPUのバスに接続され、C
PUから供給された制御データをラッチする。そして、
上記レジスタ部12−1にラッチされた制御データに基
づいて上記シリアルクロック生成部15が制御され、上
記レジスタ部12−2にラッチされた制御データに基づ
いて送信部13が制御され、上記レジスタ部12−3に
ラッチされた制御データに基づいて受信部14が制御さ
れる。また、上記受信部14に転送されたデータは、レ
ジスタ部12−3に供給され、バスを介してCPUに供
給されるようになっており、上記送信部13から転送す
るデータは、CPUからバスを介してレジスタ12−2
に供給されるようになっている。
【0039】上記回路ブロック11Bにおける各転送回
路11B−1,11B−2,11B−3,…中の送信部
13及び受信部14から出力されたシリアルクロックの
選択信号は上記出力クロック選択部16に、クロック要
求信号はクロック要求信号解読部17にそれぞれ供給さ
れる。クロック要求信号解読部17でクロック要求信号
を解読して得られた信号はクロック停止信号生成部18
に供給され、このクロック停止信号生成部18から出力
されるクロック停止信号がシリアルクロック生成部15
に供給されて各転送回路11B−1,11B−2,11
B−3,…から要求のないシリアルクロックの生成が停
止される。
【0040】次に、上記のような構成において動作を説
明する。回路ブロック11B中の各転送回路11B−
1,11B−2,11B−3,…より回路ブロック11
Aにクロック要求信号が入力されると、クロック要求信
号解読部17で解読され、クロック停止信号生成部18
からシリアルクロック生成部15にクロック停止信号が
供給される。シリアルクロック生成部15では基準クロ
ックに基づいてシリアルクロックを生成する際に、例え
ば基準クロックを分周する複数の分周回路のうちの1つ
を停止させることにより、上記クロック停止信号で指定
されたクロックの生成を停止する。また、CPUからバ
スを介してレジスタ部12−1に供給された制御データ
により上記シリアルクロック生成部15が制御され、生
成された複数のシリアルクロックが出力クロック選択部
16に供給される。この出力クロック選択部16には、
送信部13及び受信部14から選択信号が供給され、選
択されたシリアルクロックが回路ブロック11−2中の
対応する送信部13及び受信部14にそれぞれ振り分け
て供給される。これによって、転送されたデータがシリ
アルクロックに同期して受信部14に入力され、シリア
ルクロックに同期して送信部13から出力される。この
データの転送動作は、CPUからバスを介してレジスタ
部12−2,12−3に供給された制御データにより制
御される。また、上記受信部14に転送されたデータ
は、必要に応じてレジスタ部12−3に供給されてラッ
チされ、バスを介してCPUに供給され、上記送信部1
3から転送するデータは、CPUからバスを介してレジ
スタ12−2に供給される。
【0041】上記のような構成によれば、回路ブロック
11B中の複数の転送回路11B−1,11B−2,1
1B−3,…で回路ブロック11Aを共用できるので、
複数個のシリアルデータ転送回路が内蔵された製品にお
いて、転送するクロックレートが同じ場合には、転送用
のシリアルクロックを共用でき、設定を簡単化できる。
また、複数個のシリアルデータ転送回路が内蔵された製
品において、同一クロックレートを実現する場合に、ク
ロック要求信号解読部17とクロック停止信号生成部1
8とでシリアルクロック生成部15中の不必要な一部の
回路の動作を停止し、要求のないシリアルクロックの生
成を停止させることができるので、無駄な電力消費を削
減して低消費電力化が図れる。更に、シリアルクロック
生成部15を独立させているため、製品に内蔵するシリ
アルデータ転送回路の数を増加させたい場合には、転送
回路11B−1,11B−2,11B−3,…の数を増
加させるだけで良く、従来の回路よりも回路規模の増大
を抑えることができる。しかも、消費電力の多いシリア
ルクロック生成部15を共有化しているので、製品全体
の消費電力の増加も抑制できる。
【0042】図2は、この発明の第2の実施の形態に係
るシリアルデータ転送回路の構成例を示すブロック図で
ある。図2において、上記図1と同一構成部には同じ符
号を付しており、回路ブロック11Aは4つのチャンネ
ル19−1(chA),19−2(chB),19−3
(chC),19−4(chD)を備え、第2の回路ブ
ロック11Bは3つの送信部13−1,13−2,13
−3と3つの受信部14−1,14−2,14−3とを
備えている。上記チャンネル19−1〜19−4は同じ
回路構成になっており、各々に図1で示したレジスタ部
12−1、シリアルクロック生成部15、及びクロック
停止信号生成部18が内蔵されている。上記各チャンネ
ル19−1〜19−4には基準クロックと外部同期クロ
ックが供給されるとともに、バスを介してCPUに接続
されている。また、クロック要求信号解読部17から各
チャンネルのクロック停止信号生成部18に信号brava
r,brbvar,brcvar,brdvarが供給されてシリアルクロ
ックの生成動作が制御される。そして、これらのチャン
ネル19−1〜19−4からは、シリアルクロックbr00
x ,br01x ,br02x ,br05x (xはチャンネル名、チャ
ンネルchAならば、xはaで表現する)が生成され
る。そのとき各転送回路の送信部から入力される信号Uy
CHR ,UyMDR ,UyCHT ,UyMDT (yは転送回路の番号、
U2ならば、yは2で表現する)によって、各チャンネ
ルにクロック要求信号解読部17で解読された信号が渡
され、必要のあるシリアルクロック以外のシリアルクロ
ックの生成を停止する信号を生成する。
【0043】図3ないし図6はそれぞれ、上記図2に示
した回路から出力されるシリアルクロックのタイミング
チャートであり、送信部用のシリアルクロック(転送ク
ロック)T1〜T3と受信部用のシリアルクロック(転
送クロック)R1〜R3を示している。図3は転送クロ
ックT3、図4は転送クロックR3、図5は転送クロッ
クT2とR2、及び図6は転送クロックR1とT1をそ
れぞれ示しており、これらのタイミングチャートで示し
ているbr00a 等の信号は、チャンネル19−1(ch
A)の場合を代表としてあげている。他のチャンネル1
9−2(chB)〜19−4(chD)も信号名の違い
だけで、基本的な動作は全く同じである。
【0044】各チャンネル19−1(chA)〜19−
4(chD)内に内蔵されたクロック停止信号生成部1
8は、下表1に示される真理値表のような論理動作を行
うように構成されている。クロック停止信号は、br00ma
sk,br01mask,br02mask,br05maskの計4つとなってい
る。これらの信号は、各転送回路が要求している転送ク
ロックの種類によって状態が決められるようになってい
る。例えば、転送クロックR2が要求されたとすると、
表1で示されるように信号br01maskとbr05maskが1とな
る。br01mask=1の場合はbr01a が停止し、br05mask=
1の場合はbr05a を生成する回路まで停止するようにな
っている。
【0045】
【表1】
【0046】図7は、表1に示したような機能を実現す
るシリアルクロック生成部15の具体的な回路構成例を
示している。シリアルクロック生成部15は、フリップ
フロップ31〜34、インバータ35〜37、ノアゲー
ト38〜41及びアンドゲート42から構成されてい
る。信号br00a はインバータ35の入力端に供給され、
このインバータ35の出力がフリップフロップ31のク
ロック入力端及びノアゲート40の一方の入力端に供給
される。ノアゲート40の他方の入力端には信号br01ma
skが供給され、出力端から信号br01a が出力される。上
記フリップフロップ31の出力QNはこのフリップフロ
ップのデータ入力端D、ノアゲート41の一方の入力
端、及びフリップフロップ32のクロック入力端にそれ
ぞれ供給される。上記ノアゲート41の他方の入力端に
は信号br02maskが供給され、その出力端から信号br02a
が出力される。
【0047】信号brenはインバータ36の入力端に、信
号br01mask,br02maskはアンドゲート42の入力端にそ
れぞれ供給される。インバータ36及びアンドゲート4
2の出力はそれぞれ、ノアゲート38に供給される。ノ
アゲート38の出力はインバータ37の入力端に供給さ
れるとともに、反転されてフリップフロップ31の端子
CDに供給される。上記インバータ37の出力及び信号
br05maskはノアゲート39に供給される。ノアゲート3
9の出力は反転されてフリップフロップ32〜34の端
子CDに供給される。フリップフロップ32の出力QN
は、そのデータ入力端D及びフリップフロップ33のク
ロック入力端に供給される。同様に、フリップフロップ
33の出力QNは、そのデータ入力端D及びフリップフ
ロップ34のクロック入力端に供給される。そして、フ
リップフロップ34の出力端Qから信号br05a が出力さ
れる。
【0048】このような構成によれば、チャンネル19
−1(chA)内で必要とするシリアルクロックのみを
生成することができる。転送モードとしては、おおまか
に送信用と受信用に分かれ、更に各々3種類に分類され
る。下表2及び下表3に分類したものを示している。そ
の分類したものから、あてはまるタイミングが図3ない
し図6のタイミングチャートとなる。例えば、表3の転
送クロック要求T3の場合のタイミングチャートは、図
3の転送クロックT3となる。転送クロックT1の場合
は、図6で示されるタイミングチャートになる。
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】図8(a),(b)及び図9(a),
(b)はそれぞれ、上記図2の出力クロック選択部16
中の転送回路11B−1(U2)に対応するブロック図
であり、下表4ないし下表7はそれぞれ上記図8
(a)、図8(b)、図9(a)、及び図9(b)に対
応する真理値表である。
【0052】
【表4】
【0053】
【表5】
【0054】
【表6】
【0055】
【表7】
【0056】転送回路11B−1(U2)から出力され
る信号U2CHR ,U2MDR ,U2CHT ,U2MDT によって、この
転送回路11B−1が必要としているシリアルクロック
を選択できるようになっている。これらの信号として、
U2CHR は転送回路11B−1の受信部14−1より出力
され、どのチャンネル中のシリアルクロック生成部を選
択するかを決定する。信号U2CHT は、送信部13−1よ
り出力され、同様にどのチャンネル中のシリアルクロッ
ク生成部を選択するかを決定する。信号U2MDR,U2MDT
は、前述した表2,表3で示される転送モードを決定す
るのに使用される。
【0057】図10(a),(b),(c)、図11
(a),(b)、図12(a),(b)、及び図13
(a),(b)はそれぞれクロック要求信号解読部17
の具体的な構成例を示すブロック図、図14はクロック
要求信号解読部17の論理式について説明するための図
である。また、下表8ないし下表16はそれぞれ上記図
10(a),図10(b),図10(c),図11
(a),図11(b),図12(a),図12(b),
図13(a)及び図13(b)に示した回路にそれぞれ
対応した真理値表である。
【0058】
【表8】
【0059】
【表9】
【0060】
【表10】
【0061】
【表11】
【0062】
【表12】
【0063】
【表13】
【0064】
【表14】
【0065】
【表15】
【0066】
【表16】
【0067】各転送回路11B−1〜11B−3から出
力されるクロック要求信号をクロック要求信号解読部1
7に供給して解読し、この解読信号を各チャンネル19
−1〜19−4中のシリアルクロック生成部に供給す
る。この際の個々の動作は、入力されたクロック要求信
号を転送モードの区別のために一旦分解して、各チャン
ネルのシリアルクロック生成部毎に信号を振り分け、最
終段のところでチャンネル毎に論理和を取って、各チャ
ンネル用の解読信号を生成している。この解読信号に基
づいて、各チャンネル中のクロック停止信号生成部が動
作するようになっている。
【0068】上記のような構成によれば、回路ブロック
11B中の複数の転送回路11B−1,11B−2,1
1B−3で回路ブロック11Aを共用できるので、複数
個のシリアルデータ転送回路が内蔵された製品におい
て、転送するクロックレートが同じ場合には、転送用の
シリアルクロックを共用でき、設定を簡単化できる。ま
た、複数個のシリアルデータ転送回路が内蔵された製品
において、同一クロックレートを実現する場合に、クロ
ック要求信号解読部17とクロック停止信号生成部とで
各チャンネル19−1〜19−4におけるシリアルクロ
ック生成部中の不必要な一部の回路の動作を停止し、要
求のないシリアルクロックの生成を停止させることがで
きるので、無駄な電力消費を削減して低消費電力化が図
れる。更に、各チャンネル19−1〜19−4に外部か
ら同期クロックを供給して同期させているので、複数個
のシリアルデータ転送回路間で転送制御用のシリアルク
ロックを共有化でき、複数の回路で送信時または受信時
に、容易にシリアルクロックを同期させて使用すること
ができる。更に、製品に内蔵するシリアルデータ転送回
路の数を増加させたい場合には、転送回路11B−1,
11B−2,11B−3,…の数を増加させるだけで良
く、従来の回路よりも回路規模の増大を抑えることがで
きる。しかも、消費電力の多い回路部を共有化している
ので、製品全体の消費電力の増加も抑制できる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数のシリアルデータ転送回路を製品に内蔵し、且
つ転送するクロックレートが同じ場合には、転送制御用
のシリアルクロックを共用でき、設定を簡単化できるシ
リアルデータ転送回路が得られる。
【0070】また、複数のシリアルデータ転送回路を製
品に内蔵し、且つ同一クロックレートを実現する場合
に、無駄な電力消費を削減して低消費電力化が図れるシ
リアルデータ転送回路が得られる。
【0071】更に、複数のシリアルデータ転送回路間で
転送制御用のシリアルクロックを共有化でき、複数の回
路で送信時または受信時に、容易にシリアルクロックを
同期させて使用できるシリアルデータ転送回路が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るシリアルデ
ータ転送回路の概略構成を示すブロック図。
【図2】この発明の第2の実施の形態に係るシリアルデ
ータ転送回路の概略構成を示すブロック図。
【図3】図2に示した回路から出力される転送クロック
のタイミングチャート。
【図4】図2に示した回路から出力される転送クロック
のタイミングチャート。
【図5】図2に示した回路から出力される転送クロック
のタイミングチャート。
【図6】図2に示した回路から出力される転送クロック
のタイミングチャート。
【図7】シリアルクロック生成部の具体的な構成例を示
す回路図。
【図8】図2の出力クロック選択部中のシリアル転送回
路に対応するブロック図。
【図9】図2の出力クロック選択部中のシリアル転送回
路に対応するブロック図。
【図10】クロック要求信号解読部の具体的な構成例を
示すブロック図。
【図11】クロック要求信号解読部の具体的な構成例を
示すブロック図。
【図12】クロック要求信号解読部の具体的な構成例を
示すブロック図。
【図13】クロック要求信号解読部の具体的な構成例を
示すブロック図。
【図14】クロック要求信号解読部の論理式について説
明するための図。
【図15】従来のシリアルデータ転送回路の概略構成を
示すブロック図。
【図16】従来のシリアルデータ転送回路の他の構成例
を示すブロック図。
【符号の説明】
11A…第1の回路ブロック、11B…第2の回路ブロ
ック、11B−1〜11B−3…転送回路、12−1,
12−2,12−3…レジスタ部、13,13−1〜1
3−3…送信部、14,14−1〜14−3…受信部、
15…シリアルクロック生成部、16…出力クロック選
択部、17…クロック要求信号解読部、18…クロック
停止信号生成部、19−1〜19−4…チャンネル。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックに基づいて転送制御用の複
    数のシリアルクロックを生成するシリアルクロック生成
    手段と、外部から供給された制御データをラッチし、上
    記シリアルクロック生成手段を制御する第1のレジスタ
    手段と、上記シリアルクロック生成手段で生成された複
    数のシリアルクロックが供給され、出力するクロックを
    選択する出力クロック選択手段と、この出力クロック選
    択手段から供給されたシリアルクロックに応答してデー
    タを受信する複数の受信手段と、これら複数の受信手段
    に対応して設けられ、上記出力クロック選択手段から供
    給されたシリアルクロックに応答してデータを送信する
    複数の送信手段と、上記複数の送信手段にそれぞれ対応
    して設けられ、外部から供給された制御データをラッチ
    して対応する送信手段を制御する第2のレジスタ手段
    と、上記複数の受信手段にそれぞれ対応して設けられ、
    外部から供給された制御データをラッチして対応する受
    信手段を制御する第3のレジスタ手段とを具備すること
    を特徴とするシリアルデータ転送回路。
  2. 【請求項2】 前記複数の受信手段及び送信手段から要
    求されないシリアルクロックの生成を停止するクロック
    停止手段を更に具備することを特徴とする請求項1に記
    載のシリアルデータ転送回路。
  3. 【請求項3】 前記クロック停止手段は、前記複数の受
    信手段及び前記複数の送信手段のクロック要求信号を解
    読するクロック要求信号解読部と、このクロック要求信
    号解読部から出力された解読信号に基づいて前記シリア
    ルクロック生成手段にクロック停止信号を供給して一部
    の回路の動作を停止させるクロック停止信号生成部とを
    備えることを特徴とする請求項2に記載のシリアルデー
    タ転送回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のレジスタ手段及び前記複数の
    第2,第3のレジスタ手段はそれぞれバスを介してCP
    Uに接続され、CPUから前記制御データが供給される
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つの項に
    記載のシリアルデータ転送回路。
  5. 【請求項5】 基準クロックに基づいて転送制御用の複
    数のシリアルクロックを発生する第1の回路ブロック
    と、この第1の回路ブロックから供給された複数のシリ
    アルクロックに基づいてデータの転送が制御される複数
    の転送回路を有する第2の回路ブロックとを備え、 前記第1の回路ブロックは、基準クロックに基づいて転
    送制御用の複数のシリアルクロックを生成するシリアル
    クロック生成部と、外部から供給された制御データをラ
    ッチし、上記シリアルクロック生成部を制御する第1の
    レジスタ部と、上記シリアルクロック生成部で生成され
    た複数のシリアルクロックが供給され、上記第2の回路
    ブロックの各転送回路から要求されたシリアルクロック
    を対応する転送回路に供給する出力クロック選択部とを
    有し、 上記第2の回路ブロックの各転送回路は、上記出力クロ
    ック選択部から供給されたシリアルクロックに応答して
    入力されたデータを受信する複数の受信部と、これら複
    数の受信部に対応して設けられ、上記出力クロック選択
    部から供給されたシリアルクロックに応答してデータを
    出力する複数の送信部と、上記複数の送信部にそれぞれ
    対応して設けられ、外部から供給された制御データをラ
    ッチして上記送信部を制御する複数の第2のレジスタ部
    と、上記複数の受信部にそれぞれ対応して設けられ、外
    部から供給された制御データをラッチして上記受信部を
    制御する第3のレジスタ部とを有し、 上記第1の回路ブロックを上記第2の回路ブロック中の
    複数の転送回路で共用することを特徴とするシリアルデ
    ータ転送回路。
  6. 【請求項6】 クロック停止信号を出力して前記シリア
    ルクロック生成部で生成するシリアルクロックの生成を
    停止するクロック停止信号生成部を更に具備し、前記第
    2の回路ブロックから要求されないシリアルクロックの
    生成を停止することを特徴とする請求項5に記載のシリ
    アルデータ転送回路。
  7. 【請求項7】 前記第2の回路ブロック中の各受信部及
    び送信部から供給されたクロック要求信号を解読するク
    ロック要求信号解読部を更に具備し、このクロック要求
    信号解読部から出力された解読信号に基づいて前記シリ
    アルクロック生成部にクロック停止信号を供給して一部
    の回路の動作を停止させることを特徴とする請求項6に
    記載のシリアルデータ転送回路。
  8. 【請求項8】 前記シリアルクロック生成部からクロッ
    ク停止信号が供給されて動作が停止される一部の回路
    は、前記基準クロックを分周してシリアルクロックを生
    成する複数の分周回路の少なくとも1つであることを特
    徴とする請求項6または7に記載のシリアルデータ転送
    回路。
  9. 【請求項9】 前記第1ないし第3のレジスタ部はそれ
    ぞれ、バスを介してCPUに接続され、CPUから制御
    データが供給されることを特徴とする請求項5ないし8
    いずれか1つの項に記載のシリアルデータ転送回路。
  10. 【請求項10】 基準クロックと同期クロックとに基づ
    いて転送制御用の複数のシリアルクロックを発生する第
    1の回路ブロックと、この第1の回路ブロックから供給
    された複数のシリアルクロックに基づいてデータの転送
    が制御される複数の転送回路を有する第2の回路ブロッ
    クとを備え、 上記第1の回路ブロックは、上記第2の回路ブロックの
    各転送回路から要求されたクロック要求信号を解読する
    クロック要求信号解読部と、基準クロックと同期クロッ
    クとに基づいて転送制御用の複数のシリアルクロックを
    生成するシリアルクロック生成部、外部から供給された
    制御データをラッチし、上記シリアルクロック生成部を
    制御するレジスタ部、及び上記クロック要求信号解読部
    から出力される解読信号に基づいて、上記シリアルクロ
    ック生成部にクロック停止信号を供給してシリアルクロ
    ックの生成動作を制御するクロック停止信号生成部を備
    えた複数のチャンネルと、上記シリアルクロック生成部
    で生成された複数のシリアルクロックが供給され、上記
    第2の回路ブロックの各転送回路から要求されたシリア
    ルクロックを対応する転送回路に供給する出力クロック
    選択部とを有し、 上記第2の回路ブロックの各転送回路は、各々が必要と
    するシリアルクロックの選択信号を上記出力クロック選
    択部に供給して制御し、この出力クロック選択部から供
    給されたシリアルクロックに応答して、入力されたデー
    タを受信する複数の受信部と、これら複数の受信部に対
    応して設けられ、上記出力クロック選択部から供給され
    たシリアルクロックに応答して、転送データを出力する
    複数の送信部とを有し、 上記第1の回路ブロックを上記第2の回路ブロック中の
    複数の転送回路で共用することを特徴とするシリアルデ
    ータ転送回路。
  11. 【請求項11】 前記シリアルクロック生成部からクロ
    ック停止信号が供給されて動作が停止される一部の回路
    は、前記基準クロックを分周してシリアルクロックを生
    成する複数の分周回路の少なくとも1つであることを特
    徴とする請求項10に記載のシリアルデータ転送回路。
  12. 【請求項12】 前記レジスタ部は、バスを介してCP
    Uに接続され、CPUから制御データが供給されること
    を特徴とする請求項10または11に記載のシリアルデ
    ータ転送回路。
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