JP2000224205A - Hdlc伝送方式 - Google Patents

Hdlc伝送方式

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JP2000224205A
JP2000224205A JP11022702A JP2270299A JP2000224205A JP 2000224205 A JP2000224205 A JP 2000224205A JP 11022702 A JP11022702 A JP 11022702A JP 2270299 A JP2270299 A JP 2270299A JP 2000224205 A JP2000224205 A JP 2000224205A
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JP
Japan
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transmission
station
hdlc
stations
data
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JP11022702A
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Yasutaka Saito
康孝 齋藤
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】HDLC通信を行う局の構成がマルチポイント
(Multi−Point)である場合に、マスタ(M
ASTER)側となる一次局が、スレーブ(SLAV
E)側となる各二次局側の送信データタイミングを意識
することなく通信効率の良いHDLC伝送手順方式を提
供する。 【解決手段】送信許可タイミング回路5は、一次局1の
制御のもと各二次局2a〜2n用の送信許可タイミング
信号9〜11を任意に作成する。各二次局2は、この送
信許可タイミング信号9〜11を取り込み、その信号に
同期して送信処理を行う。また、その送信許可タイミン
グ信号9〜11の許可状態は、各二次局2に時分割に供
給されている。従って、予め各二次局2a〜2nの送信
タイミングが割り振られている為、一次局1から一斉に
データを受信した際のレスポンス応答についても、二次
局2a〜2n間の応答データの送信タイミングが衝突す
ることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HDLC伝送方
式、特にデータの送受信をする局間の構成がマルチポイ
ントとなるHDLC伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データ通信における伝送制御手順として
は、LABP(Link AccessProcedu
re Balanced Modeけ平衡型リンクアク
セス手順)に代表されるHDLC(High Leve
l Data Link Control Proce
dure=ハイレベルデータリンク制御手順)が一般的
に使用されている。これは、HDLCが高信頼性で高速
伝送が可能な、現在最も進んだ伝送制御手順であり、任
意のビットパターンの伝送が可能であり且つ誤り制御が
厳密である等の点でコンピュータ間のデータ通信に好適
であるからである。HDLCでは、データの送受信をす
る局として、以下の3種類の局が定義される。
【0003】一次局:データリンクの制御を担う局であ
り、データ通信や誤りの制御及びリンクの復旧処理に関
する主権を有する。この主権となるデータを一般にコマ
ンドという。
【0004】二次局:一次局の制御により、データリン
クの制御、復旧処理を行い、自らその主権を有せず、一
次局からの制御に従い、二次局からは一次局への応答の
みを送信する。この応答となるデータを一般的にレスポ
ンスという。
【0005】複合局:一次局と二次局間の関係のような
主権/非主権の関係を有さず、あくまで対等にデータ通
信や誤りの制御及び復旧処理を行う。
【0006】また、これら各局は、1対1となるPoi
nt to Pointか、1対多となるMulti
Pointの構成でデータ通信が可能となる。
【0007】次に、図4を参照して、局構成がPoin
t to Pointである従来方式のブロックを説明
する。図4において、(A)は一次局12と二次局13
間のHDLC通信の場合を示し、(B)は1対の複合局
14、15間のHDLC通信の場合を示す。
【0008】図4(A)の一次局12と二次局13間の
HDLC通信は、全て一次局12の主権のもとで行なわ
れ、その通信は全て一次局12からのコマンド送信に対
する二次局13からのレスポンス応答という形となる。
即ち、一次局12がマスタで、二次局13がスレーブの
構成となり、二次局13から自発的にデータ通信を開始
することはできない。
【0009】図5は、コマンド及びレスポンスのフレー
ム構成例を示す。HDLC通信では、局毎にアドレスを
持ち、コマンド及びレスポンスデータ通信に、このアド
レスを付加することにより送信相手を定めることが可能
である。実際には、コマンドフレームに、そのコマンド
を受取る局のアドレスが付加され、レスポンスフレーム
には、送信した局のアドレスが付加される。即ち、図4
(A)の一次局12及び二次局13間のHDLC通信の例
では、コマンド及びレスポンスフレーム共に二次局13
のアドレスが付加されることとなる。
【0010】図4(B)の複合局14及び15間のHD
LC通信の場合には、相互に対等の責任を持つ。従っ
て、両複合局14、15共にコマンド及びレスポンス送
信が可能であり且つ自発的にデータ送信が可能である。
フレームに付加されるアドレスは、複合局14から送信
されるコマンドフレーム及び複合局15から送出される
レスポンスフレームには、複合局15のアドレスが付加
される。他方、複合局15から送出されるコマンドフレ
ーム及び複合局14から送出されるレスポンスフレーム
には、複合局14のアドレスが付加されることとなる。
【0011】次に、図6は、局構成が1対3のMult
i−Pointである場合の従来のHDLC通信のブロ
ック図である。図6において、一次局16と二次局17
〜19間のHDLC通信は、全て一次局16主権のもと
で行われる。その通信は、全て一次局16からのコマン
ド送信に対する二次局17〜19からのレスポンス応答
という形をとる。即ち、一次局16がマスタで、二次局
17〜19がスレーブとなり、二次局17〜19側から
自発的なデータ通信を開始することはできない。また、
Point to Point構成(図4(A)、
(B)参照)時と同様に各局16〜19がアドレスを持
ち、コマンド及びレスポンスデータ通信にアドレスを付
加することにより送信相手を定めることが可能である。
Multi―Point時には、同一ラインに複数の二
次局が接続されている為に、実際の通信は以下のように
行われる。
【0012】(1)一次局16から各二次局17〜19
に対するコマンドデータは常時通信可能である。一次局
16は、送信先の二次局アドレスをコマンドフレームに
付加し、また二次局17〜19は、常時受信コマンドフ
レームを監視し、自己のアドレスを含むコマンドデータ
を受信したときのみ取り込む。
【0013】(2)各二次局17〜19から一次局16
に対するレスポンスデータラインは、スリーステート状
態で通信され、各二次局17〜19は、送信するデータ
を持たない場合には、送信禁止状態とする。各二次局1
7〜19は、上記(1)により、自局に対するコマンド
データを受信し、且つ一次局16にレスポンスデータを
送出する必要がある場合のみ、送信禁止状態を解除し
て、レスポンスデータを一次局16に対して送信する。
【0014】(3)各二次局17〜19から一次局16
へのレスポンスデータ送信は、コマンドデータ受信によ
り行われるので、各二次局17〜19側のデータ送出タ
イミングは常時一次局16により管理される。
【0015】(4)一次局16は、各二次局17〜19
のアドレス以外、全二次局のアドレスを示すグローバル
アドレスを使用することができる。このグローバルアド
レスを使用することにより、一度に全ての二次局へのデ
ータ送信が可能になる。しかし、レスポンスデータ送出
時のデータ衝突が生じる為に、このアドレスを用いるの
は、レスポンスデータを必要としないデータを送出する
ときに限られる。
【0016】また、局構成がMulti−Pointの
ときには、複合局としての通信は不可能である。これ
は、同一ラインに複数の局が接続されている為に、その
局間での送信データの衝突が生じる為である。即ち、M
ulti−Point構成時には、各スレーブ側となる
各局の送信タイミングを管理する一次局が必ず必要とな
る。
【0017】上述の如く、従来のHDLC通信では、局
間の構成がPoint to Pointである場合に
は、複合局同士の通信が可能であるが、Multi−P
ointである場合には、一次局と二次局間の通信のみ
が可能である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のHDLC通信の
問題点及至課題は、HDLC通信を行う局構成がMul
ti−Pointである場合に、多局側となる局は常に
二次局となる為に、結果としてMulti−Point
の有効性が十分に生かされないということである。その
理由は、多局側となる二次局間のレスポンスデータの衝
突を防ぐ為にマスタ側となる一次局は、各二次局にレス
ポンスデータを必要とする同様のデータを送出しない場
合においても常に各二次局に対して1対1での通信を行
わなければならない為である。
【0019】即ち、一次局は、二次局側での応答データ
の衝突を防止する為にのみ、各二次局側に対して1対1
でのデータ通信処理を反復して行う必要があるので、通
信効率が低下する。また、グローバルアドレスを用いて
各二次局に一斉にデータを送出する手段も有するが、こ
の場合には、レスポンスデータを求めることができない
為に、そのデータ通信の信頼性が損なわれてしまう。
【0020】本発明の目的は、Multi−Point
構成時のHDLC通信の伝送効率が改善できるHDLC
伝送方式を提供することである。
【0021】本発明の他の目的は、Multi−Poi
nt構成時のHDLC通信の信頼性が向上可能なHDL
C伝送方式を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるHDLC伝送方式は、次のような特徴
的な構成を採用している。
【0023】(1)一次局と複数の二次局間でマルチポ
イント構成のHDLCデータ通信を行うHDLC伝送方
式において、送信許可タイミング回路により、前記複数
の二次局側のデータ送信許可タイミング信号を作成し、
前記複数の二次局側の送信データの衝突を防止するHD
LC伝送方式。
【0024】(2)前記送信許可タイミング回路は、前
記一次局側により、前記複数の二次局側への独立した送
信タイミング信号を設定する上記(1)のHDLC伝送
方式。
【0025】(3)前記送信許可タイミング信号は、前
記複数の二次局に優先順位を設定可能にする上記(1)
又は(2)のHDLC伝送方式。
【0026】(4)前記二次局には、常時送信禁止状態
の予備局を設け、現用二次局が故障した際に切り替え可
能にする上記(1)、(2)又は(3)のHDLC伝送
方式。
【0027】(5)一次局と複数の二次局間でマルチポ
イント構成のHDLCデータ通信を行うHDLC伝送方
式において、前記一次局から夫々タイミング割り振り及
び選択指示される送信許可タイミング回路及び選択回路
を設け、前記送信許可タイミング回路からの送信許可タ
イミング信号を前記選択回路を介して前記複数の二次局
へ送出するHDLC伝送方式。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明のHDLC伝送方式
の好適実施形態例を、添付する図1乃至図3を参照して
詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明のHDLC伝送方式のブロ
ック図である。図1のHDLC伝送方式は、一次局1、
n個の二次局2a、2b、…2n、送信許可タイミング
回路5及び選択回路6により構成されるMulti−P
oint構成である。ここで、一次局1はマスタとして
動作し、n個の二次局2a〜2nがスレーブ側としてH
DLC伝送手順で通信される。
【0030】従来のMulti−Point構成にあっ
ては、一次局1と二次局2との間の通信は、上述した如
く、一次局1のコマンド送信→二次局2のレスポンス応
答となる。しかし、本発明にあっては、後述する如く、
複合局間通信時のように、二次局2からのコマンド送信
も存在する。
【0031】送信許可タイミング回路5は、一次局1及
び選択回路6に接続されており、予め定められた局間の
HDLC通信基準フレームタイミングを有している。こ
れにより、一次局からの送信タイミング割り振り制御信
号7により、各二次局2a〜2nへ割り振るべきn個の
送信許可タイミング信号を決定し、これを選択回路6へ
供給する。そこで、選択回路6は、各二次局2a〜2n
に接続され、送信許可タイミング回路5より供給された
n個の送信許可タイミング信号の送出先を、一次局1か
らの選択指示により決定して信号9〜11として各二次
局2a〜2nへ供給する。図1において、8は送信許可
タイミング信号切り替え制御信号を示す。
【0032】次に、各二次局2a―2nでは、送信側ラ
インは上述の如くスリーステート状態となっている。選
択回路6から供給される各々のタイミング許可信号9〜
11により、自局の送信タイミングが決定され、そのタ
イミング信号に同期してデータ送信を行う。また、二次
局2は、送信禁止時には、高インピーダンス状態とす
る。
【0033】次に、図1のHDLC伝送方式の動作を図
2及び図3を参照して詳細に説明する。通常、HDLC
通信を行う際にはコマンドフレーム送信レスポンスフレ
ーム応答までのタイムアウト値の規定がある。その値
は、各システムにより任意に定められている。従って、
そのタイムアウト値をもとに予め送信許可タイミング回
路5内のHDLC通信基準フレームタイミングを決定し
ておく。一次局1は送信許可タイミング回路5に対し
て、常時任意なタイミング信号割り振り制御(7)を可
能とし、同様に選択回路6に対しても常時選択指示
(8)可能とする。また、各二次局2a〜2nでは、選
択回路6より供給される送信許可タイミング信号9,1
0及び11を用いて送信タイミングを作成する以外に、
そのタイミング信号の状態を常時監視する。その監視に
は、送信許可タイミング回路5にて動作の基準となって
いるHDLC基準フレームタイマー値を時定数として用
いる。
【0034】以下に、マスタ(MASTER)側一次局
1からの各二次局2a〜2nへのグローバルアドレスを
用いた一斉コマンド送信に対する各スレーブ(SLAV
E)側二次局のレスポンス応答の動作例を説明する。こ
れは各二次局2に対し、同じコマンドを送出する場合の
例であり、例えば、MASTER側からSLAVE側へ
の定期的なアラームデータ収集処理 あるいはヘルスチ
ェック(CHECK)等でよく用いられるものである。
【0035】図2(a)〜(k)は、その際の一連処理
の各送受信タイミング及び送信許可タイミング信号を示
したものである。送信許可タイミング回路5は、予め基
準となるフレームタイミング(e)を持つ。この値は、
それぞれのシステムで用いられるHDLC通信シーケン
ス内のコマンド送信レスポンス応答までの規定タイムア
ウト値より算出されるのが望ましい。本例では、その基
準タイミングが図2のHDLC基準フレームとしてい
る。
【0036】送信許可タイミング回路5は、この基準フ
レーム(e)と一次局1より設定されるパラメータをも
とに各二次局2a〜2nに供給される送信許可タイミン
グ信号を決定する。一次局1は、基準フレームの周期や
SLAVEとなる二次局2の局数を考慮し送信許可タイ
ミング回路5に対する送信タイミング割り振り制御内容
を決定する。
【0037】また、送信許可タイミング回路5より出力
される各二次局2用の送信許可タイミング信号は、送信
許可及び禁止の2状態を持ち、各々の送信許可時間が重
複しないように設定される。この信号は、選択回路6を
介して各二次局2に供給される。図2では、その信号が
二次局用送信タイミング信号9、10及び11として示
されている(図2(f),(g),(h)参照)。この
信号は、HIGHで送信許可状態を示し、本例では基準
フレーム周期で各二次局2に同様に割り振れられてい
る。各二次局2a〜2nは、一次局1からコマンドを受
信後、レスポンスデータを送出する場合にはこの送信許
可タイミング信号(f)〜(h)の許可時間に同期して
送出する。従って、本例ではコマンド受信後、時間的に
二次局2n、2a,2bの順に実際のレスポンスが送出
される。当然、各二次局2a〜2nの送信データ衝突は
あり得ない為、一次局1は二次局2側の送信タイミング
を気にすることなく一斉送信すればよいだけである。そ
の応答はコマンド送信後から最大基準フレーム時間内に
全ての二次局2から応答されることになる。
【0038】図3(a)〜(k)も図2と同様に各送受
信タイミング及び送信許可タイミング信号を示したもの
であるが、本例の場合、一次局1からのコマンドは二次
局2aに対してのみ行われる。この場合、一次局1は、
送信許可タイミング回路5に与えるパラメータを変更
し、結果として各二次局2に与える送信許可タイミング
信号9、10、11を変更する。
【0039】図3で示すように、二次局2aに供給する
送信許可タイミング信号9は、図2での例と同様である
が、以外の二次局2b〜2hに対するその信号は常時送
信禁止状態であり、送信許可の時間が供給されない。前
述したように各二次局2は、送信許可タイミング信号を
用いて送信タイミングを作成する以外に、そのタイミン
グ許可信号の供給の有無を送信許可タイミング回路5に
て管理されているHDLC基準フレームタイマー値を時
定数として監視している。
【0040】そこで、送信許可タイミング信号の送信許
可状態が供給されていないことを認識可能であり、この
場合二次局2b〜2nは、一次局1からのコマンドデー
タを受信してもこのデータを破棄する。従って、二次局
2aとのみ通信したい場合でも送信許可タイミング回路
5へのパラメータ変更を行うだけで、図2の場合と同様
に、グローバルアドレスを用いて一斉送信で対応可能と
なる。また、何の通信もされていないアイドリング(I
DLE)状態においては、一次局1は必ず図2の例のよ
うに全二次局2a〜2nに対して送信許可状態を供給し
ておくことにより、各二次局2からの一次局1に対して
のコマンド送信が可能となる。尚、一次局1からのレス
ポンス応答は、図3での例のように対応する二次局2に
のみ送信許可状態を供給することにより対応可能とな
る。また一次局1から二次局側2へのデータ送出の際に
は、二次局2側で送信許可タイミング信号の許可状態の
有無を監視しているので、送信フレームにアドレスを付
加する必要が無い。
【0041】また、例えば二次局2側が現用/予備(1
+N)構成をとっている場合には、選択回路6を用いて
供給する送信許可タイミング信号を切り替えることによ
り切り替え実施可能となる。即ち、常時送信禁止状態の
送信タイミング信号を作成しておき、この信号を予備二
次局に割り当てる。現用二次局が故障し、予備側の二次
局と切り替える場合には、選択回路6を用いてこの故障
した二次局と予備となっていた二次局に供給されていた
送信許可タイミング信号を切り替える。
【0042】更に、別の実施例として各二次局に通信の
優先順位を持たせることも可能である。各二次局に送信
許可状態を割り当てる際に、一次局との通信量が特に多
い特定の二次局の通信を優先させるために、送信許可状
態を各二次局に均等に割り当てるのではなく、その優先
度に応じて割り当てることも可能となる。
【0043】以上、本発明によるHDLC伝送方式の好
適実施形態例の構成及び動作を詳述したが、本発明は斯
る特定例のみに限定されるべきでなく、必要に応じて種
々の変形変更が可能であること当業者には容易に理解さ
れよう。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のHDLC
伝送方式によれば、Multi−Point構成時の各
二次局側の送信タイミングを予め一次局側から制御する
ことができるので、二次局側での送信データ衝突を防ぐ
ことが可能となる。本来一次局は、各二次局にレスポン
スデータを必要とする同様のデータを送出したい場合に
おいて、常に各二次局に対し1対1での通信を行わなけ
ればならなかったのに対し、グローバルアドレスを用い
て各2次局に一斉にデータを送出することが可能とな
る。また二次局側からのコマンド送出も可能となるた
め、結果としてMulti−Point構成時のHDL
C通信の伝送効率向上及び信頼性が向上されるという特
徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるHDLC伝送方式の好適実施形態
例のブロック図である。
【図2】図1におけるHDLC伝送方式の動作説明用タ
イミングチャートである。
【図3】図1におけるHDLC伝送方式の動作説明用タ
イミングチャートである。
【図4】従来のPoint to Point構成のH
DLC伝送方式のブロック図である。
【図5】従来のHDLC伝送方式のコマンド及びレスポ
ンスフレームの構成例である。
【図6】従来のMulti−Point構成のHDLC
通信方式の構成図である。
【符号の説明】
1 一次局 2a〜2n 二次局 5 送信許可タイミング回路 6 選択回路 7 送信タイミング割り振り信号 8 送信許可タイミング信号切り替え制御信号 9〜11 送信許可タイミング信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次局と複数の二次局間でマルチポイント
    構成のHDLCデータ通信を行うHDLC伝送方式にお
    いて、送信許可タイミング回路により、前記複数の二次
    局側のデータ送信許可タイミング信号を作成し、前記複
    数の二次局側の送信データの衝突を防止することを特徴
    とするHDLC伝送方式。
  2. 【請求項2】前記送信許可タイミング回路は、前記一次
    局側により、前記複数の二次局側への独立した送信タイ
    ミング信号を設定することを特徴とする請求項1に記載
    のHDLC伝送方式。
  3. 【請求項3】前記送信許可タイミング信号は、前記複数
    の二次局に優先順位を設定可能にすることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のHDLC伝送方式。
  4. 【請求項4】前記二次局には、常時送信禁止状態の予備
    局を設け、現用二次局が故障した際に切り替え可能にす
    ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のHDL
    C伝送方式。
  5. 【請求項5】一次局と複数の二次局間でマルチポイント
    構成のHDLCデータ通信を行うHDLC伝送方式にお
    いて、前記一次局から夫々タイミング割り振り及び選択
    指示される送信許可タイミング回路及び選択回路を設
    け、前記送信許可タイミング回路からの送信許可タイミ
    ング信号を前記選択回路を介して前記複数の二次局へ送
    出することを特徴とするHDLC伝送方式。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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