JP2004005009A - クロック信号発生装置、通信装置および半導体装置 - Google Patents

クロック信号発生装置、通信装置および半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基準クロック信号とは独立にクロック信号の平均周波数を変更する。
【解決手段】基準クロック信号発生回路1は、基準クロック信号を発生する。分周回路2は、基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する。制御回路3は、分周回路2を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる。出力回路4は、分周回路2によって得られたクロック信号を出力する。従って、クロック信号の平均周波数を基準クロックとは独立に任意に設定することができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はクロック信号発生装置、通信装置および半導体装置に関し、特に、クロック信号を発生して出力するクロック信号発生装置、クロック信号に同期してデータを送信または受信する通信装置およびクロック信号に基づいて動作する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来のシリアル通信装置の構成を示す図である。
この図に示すように、従来のシリアル通信装置は、CPU(Central Processing Unit)10、通信クロック生成部11、CPUインタフェース部12、シリアル/パラレル変換部13、パラレル/シリアル変換部14および送受信部15によって構成されている。
【0003】
ここで、CPU10は、図示せぬ記憶装置等に記憶されているプログラムやデータに基づいて装置の各部を制御する。
通信クロック生成部11は、基準クロック信号を分周して通信クロック信号を生成する。
【0004】
CPUインタフェース部12は、CPU10との間でデータを授受する際に、データの表現形式等を変換する。
シリアル/パラレル変換部13は、送受信部15から供給される受信データ(シリアルデータ)を、通信クロック信号に同期してパラレルデータに変換する。
【0005】
パラレル/シリアル変換部14は、送信データ(パラレルデータ)を、通信クロック信号に同期してシリアルデータに変換する。
図12は、通信クロック生成部11の詳細な構成を示す図である。
【0006】
この図に示すように、通信クロック生成部11は、減算回路20、セレクタ21、判定回路22、カウンタ23、レジスタ24、判定回路25、デコーダ26、フリップフロップ27およびセレクタ28によって構成されている。
【0007】
ここで、減算回路20は、カウンタ23の出力を1だけディクリメントしてセレクタ21に供給する。
セレクタ21は、判定回路22によってカウンタ23の出力が“0”になったと判定された場合には、レジスタ24の出力を選択し、それ以外の場合には減算回路20の出力を選択し、カウンタ23に供給する。
【0008】
判定回路22は、カウンタ23の出力が“0”であるか否かを判定し、“0”である場合にはセレクタ21にレジスタ24の出力を選択させ、それ以外の場合には減算回路20の出力を選択させる。
【0009】
カウンタ23は、4個のフリップフロップから構成される4ビットのカウンタであり、セレクタ21から出力された4ビットのデータを基準クロック信号に同期して保持(ラッチ)する。
【0010】
レジスタ24は、分周比を設定するためのデータが格納される。
判定回路25は、レジスタ24に設定されているデータが“0”である場合、即ち、分周比が1であることが指定されているか否かを判定し、“0”である場合には、セレクタ28に基準クロック信号を選択させてそのまま出力させ、それ以外の場合にはフリップフロップ27の出力を選択させる。
【0011】
デコーダ26は、カウンタ23から出力されるデータに応じてその出力を“H”または“L”の状態にし、所定のデューティー比を有するクロック信号を生成する。
【0012】
フリップフロップ27は、デコーダ26からの出力を基準クロック信号に同期してラッチし、出力する。
セレクタ28は、判定回路25によって、レジスタ24に設定されているデータが“0”であると判定された場合には、基準クロック信号を選択し、それ以外の場合にはフリップフロップ27の出力を選択して通信クロック信号として出力する。
【0013】
次に、以上の従来例の動作について説明する。
いま、図11に示すシリアル通信装置に電源が投入されたとすると、CPU10は、CPUインタフェース部12を介して通信クロック生成部11のレジスタ24に分周比を指定するデータを格納する。例えば、分周比を4に設定する場合には、“3”がレジスタ24に設定される。
【0014】
このとき、カウンタ23は初期状態であり、その出力は“0”の状態であることから、判定回路22はセレクタ21にレジスタ24の出力を選択させる。その結果、レジスタ24に格納されているデータ“3”が読み出されてカウンタ23を構成するフリップフロップにそれぞれ格納される。
【0015】
このような状態において、基準クロック信号が“H”の状態になると、その立ち上がりエッジに同期してカウンタ23から“3”が読み出されてデコーダ26に供給される。
【0016】
デコーダ26は、カウンタ23の出力が“3”および“2”の場合には“H”を出力し、“1”および“0”の場合には“L”を出力する。従って、いまの場合、カウンタ23の出力は“3”であるので、デコーダ26の出力は基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期して“H”の状態になる。
【0017】
フリップフロップ27は、デコーダ26の出力を基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期してラッチする。いまの例では、“H”がフリップフロップ27にラッチされる。
【0018】
このとき、判定回路25は、レジスタ24に設定されているデータが“0”でないことこから、セレクタ28にフリップフロップ27の出力を選択させている。その結果、セレクタ28からはフリップフロップ27にラッチされているデータ(“H”)が出力される。
【0019】
カウンタ23から出力されたデータは、減算回路20にも供給されており、減算回路20は、データを1だけディクリメントしてセレクタ21を介してカウンタ23に供給する。いまの例では、カウンタ23から出力されるデータは“3”であるので、減算回路20からは“2”が出力され、カウンタ23に再度格納され、基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期して出力される。
【0020】
デコーダ26は、カウンタ23の出力を入力し、いまの例では、“2”であることから、その出力を“H”の状態にする。従って、セレクタ28からは、前述の場合と同様に“H”が出力される。
【0021】
続いて、減算回路20から“1”が出力されると、このデータは前述の場合と同様にカウンタ23を介してデコーダ26に供給される。デコーダ26は、カウンタ23の出力が“1”であることから、その出力を“L”に変更する。
【0022】
その結果、セレクタ28からは、“L”が出力されることになる。
続いて、減算回路20から“0”が出力されると、デコーダ26からは“L”が出力されるので、セレクタ28からは“H”が引き続き出力されることになる。
【0023】
このとき、判定回路22は、カウンタ23の出力が“0”になったと判定し、セレクタ21にレジスタ24の出力を選択させる。その結果、基準クロック信号の次の立ち上がりエッジに同期して“3”がカウンタ23に再び読み込まれることになる。
【0024】
以上のような動作が繰り返されることにより、基準クロック信号を所定の値で分周し、通信クロック信号を生成することができる。
このようにして生成された通信クロック信号は、シリアル/パラレル変換部13、パラレル/シリアル変換部14および送受信部15に供給される。
【0025】
シリアル/パラレル変換部13、パラレル/シリアル変換部14および送受信部15は、通信クロック信号の所定数のパルス(以下、サイクルと称する)をシリアルデータの1ビットとみなして、データを送受信する。例えば、8サイクルを1ビットとする場合、通信クロック信号が8サイクル供給される毎に、シリアルデータを1ビット送信し、または、受信する。
【0026】
単位時間あたりに送受信可能なビット数を一般的に、ビットレートと呼ぶ。基準クロック信号の周期をM、分周比をNとすると、通信クロックの周期はM×Nとなり、1ビットの周期はM×N×8となる。このとき、ビットレートは、1/(M×N×8)で表される。
【0027】
基準クロック信号の周波数を4MHz(=250ns)、分周比を4とすると1秒間に通信できるビット数は125,000ビットとなり、ビットレートは125,000bpsとなる。
【0028】
図13は、分周比を4に設定し、8サイクルを1ビットとした場合における、基準クロック信号、通信クロック信号および送信データの関係を示す図である。この例では、図13(A)に示す基準クロック信号の4サイクルで1サイクルの通信クロック信号(図13(B))が生成されており、また、図13(C)に示す通信クロック信号の8サイクルが1ビットとされている。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、以上の従来例において、ビットレートを変更する場合、基準クロック信号の分周比を変更することが一般的に行われている。図13は、分周比を4に設定した場合の動作を示しているが、分周比を3に設定した場合には図14のような動作となる。即ち、図14(A)に示す基準クロック信号の3サイクルで通信クロック信号(図14(B))の1サイクルが生成され、また、通信クロック信号の8サイクルが図14(C)に示す送信データの1ビットとされている。
【0030】
また、図15は、分周比を5に設定した場合の関係を示す図である。この例では、図15(A)に示す基準クロック信号の5サイクルで通信クロック信号(図15(B))の1サイクルが生成され、また、通信クロック信号の8サイクルが図15(C)に示す送信データの1ビットとされている。
【0031】
ここで、分周比が3の場合のビットレートは1/(250ns×3×8)=166,666bpsとなり、一方、分周比が5の場合のビットレートは1/(250ns×5×8)=100,000bpsとなり、いずれの場合も125,000bpsとの差は大きなものとなる。
【0032】
このように分周比を変更することにより、ビットレートを制御する方法では、ビットレートを小刻みに変更することができないため、例えば、120,000bpsのビットレートを得るためには、基準クロック信号の周期自体を変更する必要がある。
【0033】
しかしながら、基準クロック信号は、送受信部15以外の他のブロックにも供給されているため、ビットレートを変更する目的で基準クロック信号の周期を変更すると、当該他の部分が動作不良を生じる場合があり得るという問題点があった。
【0034】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、単一の基準クロック信号より、様々な平均周波数のクロック信号を生成することが可能であるクロック信号発生装置、通信装置および半導体装置を提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、クロック信号を発生して出力するクロック信号発生装置において、基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生回路1と、前記基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する分周回路2と、前記分周回路2を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる制御回路3と、前記分周回路2によって得られたクロック信号を出力する出力回路4と、を有することを特徴とするクロック信号発生装置が提供される。
【0036】
ここで、基準クロック信号発生回路1は、基準クロック信号を発生する。分周回路2は、基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する。制御回路3は、分周回路2を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる。出力回路4は、分周回路2によって得られたクロック信号を出力する。従って、クロック信号の平均周波数を基準クロックとは独立に任意に設定することができる。
【0037】
また、本発明では、上記課題を解決するために、クロック信号に同期してデータを送信または受信する通信装置において、基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生回路と、前記基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する分周回路と、前記分周回路を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる制御回路と、前記分周回路によって得られたクロック信号に基づいてデータを送信または受信する送受信回路と、を有することを特徴とする通信装置が提供される。
【0038】
ここで、基準クロック信号発生回路1は、基準クロック信号を発生する。分周回路2は、基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する。制御回路3は、分周回路2を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる。出力回路4は、分周回路2によって得られたクロック信号を出力する。従って、通信相手の装置に応じてクロック信号の平均周波数を任意に設定することができる。
【0039】
また、本発明では、上記課題を解決するために、クロック信号に基づいて動作する半導体装置において、基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生回路と、前記基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する分周回路と、前記分周回路を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる制御回路と、前記分周回路によって得られたクロック信号を各部へ供給する供給回路と、を有することを特徴とする半導体装置が提供される。
【0040】
ここで、基準クロック信号発生回路1は、基準クロック信号を発生する。分周回路2は、基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する。制御回路3は、分周回路2を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる。出力回路4は、分周回路2によって得られたクロック信号を出力する。従って、半導体装置の各部の状況等に応じてクロック信号の平均周波数を任意に設定することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図に示すように、本発明のクロック信号発生装置は、基準クロック信号発生回路1、分周回路2、制御回路3および出力回路4によって構成されている。
【0042】
基準クロック信号発生回路1は、装置の各部が動作の基準とする基準クロック信号を発生する。
分周回路2は、基準クロック信号発生回路1によって発生された基準クロック信号を所定の自然数n(≧1)により分周する。
【0043】
制御回路3は、分周回路2を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる。
出力回路4は、例えば、バッファ等によって構成されており、分周回路2によって分周され、また、延長サイクルが挿入されたクロック信号を出力する。なお、分周回路2と出力回路4とを統合して1つの回路として構成することも可能である。
【0044】
次に、以上の原理図の動作について説明する。
基準クロック信号発生回路1は、図2(A)に示すような基準クロック信号を発生し、分周回路2に供給する。
【0045】
分周回路2は、基準クロック信号発生回路1によって発生された基準クロック信号を分周する。図2の例では、分周回路2は、基準クロックを4分周(n=4)して、通信クロック信号を生成している。
【0046】
制御回路3は、分周回路2が分周処理を行う際に、通信クロック信号の所定のサイクルを1グループとし、各グループの所定のサイクルに対して延長サイクルを挿入させる。
【0047】
図2の例では、同図(B)に示すように、通信クロック信号の4サイクルを1グループとし、各グループの第2番目のサイクルに延長サイクルを挿入している。より詳細には、分周回路2は、各グループの第0番目、第1番目および第3番目のサイクルについては、基準クロック信号を4分周し、第2番目のサイクルでは、通信クロック信号が“L”の状態になる場合において、基準クロック信号の1サイクル分に該当する延長サイクルを挿入する。
【0048】
出力回路4は、分周回路2から供給されたクロック信号を図示せぬ送受信部等へ通信クロック信号として出力する。
図示せぬ送受信部は、出力回路4から供給された通信クロック信号の8サイクルを1ビットとみなし、データを送受信する。
【0049】
その結果、1ビットの周期は、250ns×((4×4)+1×1)×2=8.5μsとなり、ビットレートは、1s÷8.5μs=117,647bpsとなる。
【0050】
このように、本発明による、任意のサイクルにおける周期の延長は、平均の分周比を変更したものと解釈することが可能である。従来の方式において、基準クロックの周期をM、分周比をNとし、前述したように、8サイクルで1ビットの転送とすると、1ビットの周期はM×N×8となり、ビットレートは、1÷(M×N×8)となる。一方、本発明によれば、平均の分周比N’は、ベース周期をN、グループサイクル数をX、グループ内で延長されるサイクル数をY、延長する基準周期数をZとすると、N’=(X×N+Y×Z)÷Xとなり、ビットレートは1÷(M×((X×N+Y×Z)÷X)×8)となる。基準クロックを4MHz(=250ns)、ベース周期を4、グループサイクル数を6、グループ内で延長されるサイクル数を1、延長する基準周期数を1とすると、ビットレートとして120,000bpsが得られる。
【0051】
なお、以上の原理図では、基準クロック信号の1サイクル分を延長サイクルとしたが、これ以上の長さの延長サイクルを挿入することも可能である。
また、以上の原理図では、第2番目のサイクルのみに延長サイクルを挿入するようにしたが、これ以外のサイクルに延長サイクルを挿入することも可能である。また、1つの延長サイクルのみならず、複数の延長サイクルを挿入することも可能である。
【0052】
以上に説明したように、本発明のクロック信号発生装置によれば、基準クロック信号を変更することなく、通信クロック信号の平均の分周比を変更することが可能になるので、例えば、通信相手に応じてビットレートを細かく設定することが可能になる。
【0053】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図3は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の実施の形態は、CPU10、通信クロック生成部30、CPUインタフェース部12、シリアル/パラレル変換部13、パラレル/シリアル変換部14および送受信部15によって構成されている。なお、図11に示す従来例と比較すると、通信クロック生成部11が通信クロック生成部30に置換されている。その他の構成は図11の場合と同様である。
【0054】
ここで、CPU10は、図示せぬ記憶装置等に記憶されているプログラムやデータに基づいて装置の各部を制御する。
通信クロック生成部30は、後述するように、基準クロック信号を分周するとともに、延長サイクルを挿入して、必要に応じた周波数の通信クロック信号を生成し、各部へ供給する。
【0055】
CPUインタフェース部12は、CPU10との間でデータを授受する際に、データの表現形式等を変換する。
シリアル/パラレル変換部13は、送受信部15から供給される受信データ(シリアルデータ)を、通信クロック信号に同期してパラレルデータに変換する。
【0056】
パラレル/シリアル変換部14は、送信データ(パラレルデータ)を、通信クロック信号に同期してシリアルデータに変換する。
図4は、通信クロック生成部30の詳細な構成例を示す図である。
【0057】
この図に示すように、通信クロック生成部30は、減算回路20、セレクタ21、判定回路22、カウンタ23、レジスタ24、判定回路25、デコーダ26、フリップフロップ27、セレクタ28、レジスタ50,51およびサイクル延長回路52によって構成されている。なお、図12に示す従来例と比較すると、レジスタ50,51およびサイクル延長回路52が新たに付加されている点が異なっている。
【0058】
ここで、減算回路20は、カウンタ23の出力を1だけディクリメントしてセレクタ21に供給する。
セレクタ21は、判定回路22によってカウンタ23の出力が“0”になったと判定された場合には、レジスタ24の出力を選択し、それ以外の場合には減算回路20の出力を選択し、カウンタ23に供給する。
【0059】
判定回路22は、カウンタ23の出力が“0”であるか否かを判定し、“0”である場合にはセレクタ21にレジスタ24の出力を選択させ、それ以外の場合には減算回路20の出力を選択させる。
【0060】
カウンタ23は、4個のフリップフロップから構成される4ビットのカウンタであり、セレクタ21から出力された4ビットのデータを保持(ラッチ)する。レジスタ24は、分周する際の基準となる周期であるベース周期を設定するためのデータが格納される。
【0061】
判定回路25は、レジスタ24に設定されているデータが“0”である場合、即ち、分周比を1に設定することが指定されているか否かを判定し、“0”である場合には、セレクタ28に基準クロック信号を選択させ、それ以外の場合にはフリップフロップ27の出力を選択させる。
【0062】
デコーダ26は、カウンタ23から出力されるデータに応じてその出力を“H”または“L”の状態にし、所定のデューティー比を有するクロック信号を生成する。
【0063】
フリップフロップ27は、基準クロック信号に同期してデコーダ26からの出力をラッチし、出力する。
セレクタ28は、判定回路25によって、レジスタ24に設定されているデータが“0”であると判定された場合には、基準クロック信号を選択し、それ以外の場合にはフリップフロップ27の出力を選択して出力する。
【0064】
レジスタ50には、グループを構成するサイクル数を指定するデータが格納される。
レジスタ51には、延長するサイクル数および延長する基準周波数を指定するデータが格納される。
【0065】
サイクル延長回路52は、レジスタ50,51に格納されているデータに基づいてカウンタ23のカウント動作を制御し、延長サイクルを挿入する処理を実行する。
【0066】
図5は、サイクル延長回路52の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、サイクル延長回路52は、減算回路70、セレクタ71、判定回路72、デコーダ73、カウンタ74、レジスタ75、比較回路76、エッジ検出&停止回路77、減算回路78、レジスタ79、セレクタ80、判定回路81、検出回路82、カウンタ83および判定回路84によって構成されている。
【0067】
ここで、減算回路70は、カウンタ74の出力を1だけディクリメントしてセレクタ71に供給する。
セレクタ71は、判定回路72によってカウンタ74の出力が“0”になったと判定された場合には、レジスタ50の出力を選択し、それ以外の場合には減算回路70の出力を選択し、カウンタ74に供給する。
【0068】
判定回路72は、カウンタ74の出力が“0”であるか否かを判定し、“0”である場合にはセレクタ71にレジスタ50の出力を選択させ、それ以外の場合には減算回路70の出力を選択させる。
【0069】
デコーダ73は、レジスタ50,51に格納されているデータをデコードし、レジスタ75,79に格納するデータを生成する。
カウンタ74は、4個のフリップフロップから構成される4ビットのカウンタであり、セレクタ71から出力された4ビットのデータを保持する。
【0070】
レジスタ75は、デコーダ73から供給された、延長サイクルを挿入する対象となるサイクルの番号(以下、延長サイクル番号と称する)を格納する。
比較回路76は、レジスタ75に設定されているデータと、カウンタ74から出力されるデータとを比較し、比較結果をエッジ検出&停止回路77に供給する。
【0071】
エッジ検出&停止回路77は、レジスタ75に設定されているデータに対応するサイクルが比較回路76によって検出された場合には、カウンタ83の動作を開始させ、レジスタ79に格納されている基準周期数が経過した場合には、カウンタ83の動作を停止させる。
【0072】
減算回路78は、カウンタ83の出力を1だけディクリメントしてセレクタ80に供給する。
レジスタ79は、基準周波数を設定するためのデータが格納される。
【0073】
セレクタ80は、判定回路81によってカウンタ83の出力が“0”になったと判定された場合には、レジスタ79の出力を選択し、それ以外の場合には減算回路78の出力を選択し、カウンタ83に供給する。
【0074】
判定回路81は、カウンタ83の出力が“0”であるか否かを判定し、“0”である場合にはセレクタ80にレジスタ79の出力を選択させ、それ以外の場合には減算回路78の出力を選択させる。
【0075】
カウンタ83は、4個のフリップフロップから構成される4ビットのカウンタであり、セレクタ80から出力された4ビットのデータを保持する。
判定回路84は、カウンタ83からの出力データが“0”以外である場合には図4に示すカウンタ23に供給されているEN(Enable)信号をアクティブの状態にし、それ以外の場合にはインアクティブの状態にする。
【0076】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
図6は、本発明の実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。以下では、ベース周期を“4”、グループサイクル数を“4”に、延長サイクル番号を“2”に、また、延長基準周波数を“1”に設定した場合、即ち、レジスタ24に“4”を、レジスタ50に“3”を、レジスタ51に“2”および“1”を設定した場合を例に挙げて説明する。
【0077】
先ず、図3に示す装置が起動されると、CPU10は、CPUインタフェース部12を介して通信クロック生成部30のレジスタ24,50,51に前述したデータを設定する。
【0078】
このとき、カウンタ23は初期状態であり、その出力は“0”の状態であることから、判定回路22はセレクタ21にレジスタ24の出力を選択させる。その結果、レジスタ24に格納されているデータ“4”が読み出されて(図6(L)参照)カウンタ23を構成する各フリップフロップに格納される。
【0079】
このような状態において、基準クロック信号(図6(A)参照)が“H”の状態になると、その立ち上がりエッジに同期してカウンタ23からデータ“4”が読み出されて(図6(M)参照)デコーダ26に供給される。
【0080】
デコーダ26は、カウンタ23の出力が“4”および“3”の場合には“H”を出力し、“2”〜“0”の場合には“L”を出力する。従って、いまの場合、カウンタ23の出力は“4”であるので、デコーダ26の出力は基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期して“H”の状態になる(図6(N)参照)。
【0081】
フリップフロップ27は、デコーダ26の出力を基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期してラッチする。
このとき、判定回路25は、レジスタ24に設定されているデータが“0”でないことこから、セレクタ28にフリップフロップ27の出力を選択させている。その結果、セレクタ28からはフリップフロップ27にラッチされているデータ(“H”)が出力される(図6(O)参照)。
【0082】
カウンタ23から出力されたデータは、減算回路20にも供給されており、減算回路20は、供給されたデータを“1”だけディクリメントしてセレクタ21を介してカウンタ23に供給する。いまの例では、カウンタ23から出力されるデータは“4”であるので、減算回路20からは“3”が出力され、カウンタ23に再度格納され、基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期して出力される。
【0083】
デコーダ26は、カウンタ23の出力を入力し、いまの例では、“3”であることから、その出力を“H”の状態にする。従って、セレクタ28の出力は“H”の状態を維持する。
【0084】
続いて、減算回路20から“2”が出力されると、このデータは前述の場合と同様にカウンタ23を介してデコーダ26に供給される。デコーダ26は、カウンタ23の出力が“2”であることから、その出力を“L”に変更する。その結果、セレクタ28からは、“L”が出力されることになる。次の“1”の場合も同様の動作が繰り返される。
【0085】
続いて、減算回路20から“0”が出力されると、デコーダ26からは“L”が出力されるので、セレクタ28からは“L”が出力されることになる。
このとき、判定回路22は、カウンタ23の出力が“0”になったと判定し、セレクタ21にレジスタ24の出力を選択させる。その結果、基準クロック信号の次の立ち上がりエッジに同期して“4”がカウンタ23に再び読み込まれることになる。
【0086】
以上のようにして生成された通信クロック信号は、サイクル延長回路52に供給される。
サイクル延長回路52の減算回路70、セレクタ71、判定回路72およびカウンタ74は、サイクル番号を計数するためのカウンタであり、レジスタ50に設定されているデータを、通信クロック信号(図6(B),(O)参照)に応じてカウントダウンする。
【0087】
ここで、レジスタ50には、“3”が設定されているので、図6(C)に示すように、起動時においては“3”がカウンタ74に入力され、通信クロック信号の1サイクル分だけ遅れて読み込まれたデータが出力される(図6(D)参照)。
【0088】
比較回路76は、カウンタ74から出力されたデータと、レジスタ75に設定されているデータとを比較し、これらが一致する場合にはエッジ検出&停止回路77に通知する。
【0089】
いまの例では、レジスタ75には“2”が格納されているので、カウンタ74から“2”が出力された場合には、比較回路76の出力が図6(E)に示すように“H”の状態になる。
【0090】
比較回路76の出力が“H”の状態になると、エッジ検出&停止回路77は、その立ち上がりエッジを検出し(図6(F)参照)、カウンタ83の動作を許可する信号を“H”の状態にする(図6(H))。
【0091】
その結果、減算回路78、レジスタ79、セレクタ80、判定回路81およびカウンタ83から構成される延長周期カウンタは、レジスタ79に格納されているデータを読み込み、カウントダウン動作を実行する。
【0092】
いまの例では、レジスタ79には“1”が格納されているので、カウンタ83の動作が許可されると、レジスタ79から“1”が読み込まれ(図6(I)参照)、基準クロック信号(図6(A)参照)に同期してカウントダウン動作が実行される(図6(J)参照)。
【0093】
そして、セレクタ80の出力が“0”になると、検出回路82がこれを検出し、エッジ検出&停止回路77に通知する(図6(G)参照)。
エッジ検出&停止回路77は、検出回路82によってセレクタ80の出力が“0”になったことが検出された場合には、カウンタ83の動作を停止される。
【0094】
判定回路84は、カウンタ83の出力が“0”以外である場合には、カウンタ23の動作を保留させる信号を“H”の状態にする(図6(K)参照)。その結果、カウンタ83が1だけカウントダウンする期間、即ち、基準クロック信号の1サイクルに該当する期間中カウンタ23がカウントダウン動作を停止することになる。
【0095】
その結果、判定回路84の出力が“H”となるサイクル番号が2のサイクルについては、基準クロック信号の1サイクル分だけ遅延されることになる。
以上の動作が繰り返されることにより、遅延サイクルが挿入された通信クロック信号が発生される。
【0096】
図7は、図11に示す従来の回路の動作を示すタイミングチャートである。
図7(A)は、基準クロック信号、(B)はカウンタ23の入力信号、(C)はカウンタ23の出力信号、(D)は判定回路22の出力信号、(E)はデコーダ26の出力信号、(F)はセレクタ28の出力である通信クロック信号を示している。なお、図6との比較では、図7(A)〜(F)は、図6(A),(L)〜(O)にそれぞれ対応している。
【0097】
この図に示すように、本発明の実施の形態と比較すると、図7に示す従来例の場合では、カウンタ23の入出力信号は、常にその周期が一定であるが、図6に示す本発明の実施の形態の場合では、カウント動作が周期的に停止され、周期がイレギュラーになっているのが分かる。このように、本発明の実施の形態では、周期的に延長サイクルを挿入することにより、通信クロック信号の平均周波数を変化させ、基準クロック信号は一定のままで通信レート(ビットレート)を変化させることが可能になる。
【0098】
ところで、以上の実施の形態では、延長サイクルを第2番目のサイクルに1回だけ挿入する場合を例に挙げて説明したが、これ以外のサイクルに挿入することも可能であることはいうまでもない。また、1つのみならず、複数の延長サイクルを挿入することも可能であることはもちろんである。
【0099】
図8は、グループサイクル数および延長サイクル数と、挿入する延長サイクルの位置の関係を示す図である。この図の縦軸の「グループサイクル数」は、グループを構成するサイクルの数を示している。また、横軸の「延長サイクル数」は、挿入する延長サイクルの数を示している。
【0100】
例えば、グループサイクル数が“4”の場合に、延長しようとするサイクル数が“1”である場合、これらが交差する欄には“0”が格納されているので、第0番目のサイクルに延長サイクルが挿入される。また、グループサイクル数が“4”である場合に、延長しようとするサイクル数が“2”である場合、これらが交差する欄には“0,2”が格納されているので、第0番目と第2番目のサイクルに延長サイクルが挿入される。
【0101】
このようなテーブルは、CPU10がアクセス可能な記憶装置(例えば、ROM等)に格納しておき、装置が起動された場合に、当該記憶装置から適切なデータを読み出してレジスタ50,51に格納するようにすればよい。本装置は、レジスタ50,51に格納された値から挿入すべき延長サイクルの位置を導き出して動作する。
【0102】
なお、以上の実施の形態では、装置が起動された場合(電源が投入された場合)に、CPU10が通信レートを変化させるようにしたが、例えば、通信相手となる周辺装置が新たに接続された場合や、通信状態が変化した場合に、通信レートをダイナミックに変化させることも可能である。
【0103】
例えば、周辺装置が接続された場合に通信レートを変化させる方法としては、例えば、CPU10が周辺装置の接続状態を監視しておき、新たに周辺装置が接続されたことを検出した場合には、その周辺装置の種類を特定し、適切な通信レートとなるように通信クロックを設定するようにすればよい。
【0104】
また、通信状態に応じて通信レートを変化させる方法としては、例えば、CPU10が通信状態(例えば、単位時間あたりのデータの伝送量)を監視しておき、監視結果に応じて通信クロックを変化させるようにすればよい。
【0105】
次に、図4に示すサイクル延長回路52の他の構成例について説明する。
図9は、図4に示すサイクル延長回路52の他の構成例を示す図である。なお、この図において、図5の場合と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説明は省略する。
【0106】
この図に示す構成例では、図5の場合と比較して、減算回路70が加算回路90に置換され、また、判定回路72が比較回路91に置換されている。また、セレクタ71には4ビットのデータ“0”が入力されている。その他の構成は、図5の場合と同様である。
【0107】
ここで、加算回路90は、カウンタ74から出力されるデータを1だけインクリメントし、セレクタ71に供給する。
比較回路91は、レジスタ50に格納されているデータと、カウンタ74の出力データとを比較し、これらが一致する場合にはセレクタ71にデータ“0”を選択させる。また、一致しない場合には加算回路90の出力を選択させる。
【0108】
次に、以上の構成例の動作について説明する。図10は、図9に示す構成例の動作を説明するためのタイミングチャートである。以下では、ベース周期を“4”、グループサイクル数を“4”に、延長サイクル番号を“2”に、また、延長基準周波数を“1”に設定した場合、即ち、レジスタ24に“4”を、レジスタ50に“3”を、レジスタ51に“2”および“1”を設定した場合を例に挙げて説明する。
【0109】
先ず、図3に示す装置が起動されると、CPU10は、CPUインタフェース部12を介して通信クロック生成部30のレジスタ24,50,51に前述したデータを設定する。
【0110】
このとき、カウンタ23は初期状態であり、その出力は“0”の状態であることから、判定回路22はセレクタ21にレジスタ24の出力を選択させる。その結果、レジスタ24に格納されているデータ“4”が読み出されて(図10(L)参照)カウンタ23を構成する各フリップフロップに格納される。
【0111】
このような状態において、基準クロック信号(図10(A)参照)が“H”の状態になると、その立ち上がりエッジに同期してカウンタ23から“4”が読み出されて(図10(M)参照)デコーダ26に供給される。
【0112】
前述の場合と同様に、デコーダ26は、カウンタ23の出力が“4”および“3”の場合には“H”を出力し、“2”〜“0”の場合には“L”を出力する。従って、いまの場合、カウンタ23の出力は“4”であるので、デコーダ26の出力は基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期して“H”の状態になる(図10(N)参照)。
【0113】
フリップフロップ27は、デコーダ26の出力を基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期してラッチする。
このとき、判定回路25は、レジスタ24に設定されているデータが“0”でないことこから、セレクタ28にフリップフロップ27の出力を選択させている。その結果、セレクタ28からはフリップフロップ27にラッチされているデータ(“H”)が出力される(図10(O)参照)。
【0114】
カウンタ23から出力されたデータは、減算回路20にも供給されており、減算回路20は、データを1だけディクリメントしてセレクタ21を介してカウンタ23に供給する。いまの例では、カウンタ23から出力されるデータは“4”であるので、減算回路20からは“3”が出力され、カウンタ23に再度格納され、基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期して出力される。
【0115】
デコーダ26は、カウンタ23の出力を入力し、いまの例では、“3”であることから、その出力を“H”の状態にする。従って、セレクタ28の出力は“H”の状態を維持する。
【0116】
続いて、減算回路20から“2”が出力されると、このデータは前述の場合と同様にカウンタ23を介してデコーダ26に供給される。デコーダ26は、カウンタ23の出力が“2”であることから、その出力を“L”に変更する。その結果、セレクタ28からは、“L”が出力されることになる。次の“1”の場合も同様の動作が繰り返される。
【0117】
続いて、減算回路20から“0”が出力されると、デコーダ26からは“L”が出力されるので、セレクタ28からは“L”が出力されることになる。
このとき、判定回路22は、カウンタ23の出力が“0”になったと判定し、セレクタ21にレジスタ24の出力を選択させる。その結果、基準クロック信号の次の立ち上がりエッジに同期して“4”がカウンタ23に再び読み込まれることになる。
【0118】
以上のようにして生成された通信クロック信号は、サイクル延長回路52に供給される。
サイクル延長回路52の加算回路90、セレクタ71、比較回路91およびカウンタ74は、サイクル番号を計数するためのカウンタであり、レジスタ50に設定されているデータを、通信クロック信号(図10(B),(O)参照)に応じてカウントアップし、レジスタ50に格納されているデータが等しくなった場合には、“0”に復元してカウント動作を繰り返す。
【0119】
ここで、起動時においては、比較回路91は、セレクタ71に“0”を選択させるので、図10(C)に示すように、“0”がカウンタ74に入力され、通信クロック信号の1サイクル分だけ遅れて読み込まれたデータが出力される(図10(D)参照)。
【0120】
比較回路76は、カウンタ74から出力されたデータと、レジスタ50に設定されているデータとを比較し、これらが一致する場合にはエッジ検出&停止回路77に通知する。
【0121】
いまの例では、レジスタ75には“2”が格納されているので、カウンタ74から“2”が出力された場合には、比較回路76の出力が図10(E)に示すように“H”の状態になる。
【0122】
比較回路76の出力が“H”の状態になると、エッジ検出&停止回路77は、その立ち上がりエッジを検出し(図10(F)参照)、カウンタ83の動作を許可する信号を“H”の状態にする(図10(H))。
【0123】
減算回路78、レジスタ79、セレクタ80、判定回路81およびカウンタ83から構成される延長周期カウンタは、レジスタ79に格納されているデータを読み込み、カウントダウン動作を実行する。
【0124】
いまの例では、レジスタ79には“1”が格納されているので、カウンタ83の動作が許可されると、レジスタ79から“1”が読み込まれ(図10(I)参照)、基準クロック信号(図10(A)参照)に同期してカウントダウン動作が実行される(図10(J)参照)。
【0125】
そして、セレクタ80の出力が“0”になると、検出回路82がこれを検出し、エッジ検出&停止回路77に通知する(図10(G)参照)。
エッジ検出&停止回路77は、検出回路82によってセレクタ80の出力が“0”になったことが検出された場合には、カウンタ83の動作を停止される。
【0126】
判定回路84は、カウンタ83の出力が“0”以外である場合には、カウンタ23の動作を保留させる信号を“H”の状態にする(図10(K)参照)。その結果、カウンタ83が1だけカウントダウンする期間、即ち、基準クロック信号の1サイクルに該当する期間中カウンタ23がカウントダウン動作を停止することになる。
【0127】
その結果、判定回路84の出力が“H”となるサイクル番号が2のサイクルについては、基準クロック信号の1サイクル分だけ遅延されることになる。
以上の動作が繰り返されることにより、遅延サイクルが挿入された通信クロック信号を発生することができる。
【0128】
なお、以上の実施の形態では、本発明をシリアル通信装置に適用する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこのような場合にのみ限定されるものではなく、他にも種々の適用分野が考えられる。
【0129】
例えば、周辺装置に供給するクロック信号を本発明のクロック信号発生装置によって発生し、周辺装置の使用頻度が低い場合等には、クロック信号の平均周期を低く設定することにより、消費電力を低減させることも可能である。
【0130】
(付記1) クロック信号を発生して出力するクロック信号発生装置において、
基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生回路と、
前記基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する分周回路と、
前記分周回路を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる制御回路と、
前記分周回路によって得られたクロック信号を出力する出力回路と、
を有することを特徴とするクロック信号発生装置。
【0131】
(付記2) 前記分周回路は、前記基準クロック信号をカウンタによってカウントし、そのカウント値に応じて出力信号を“H”または“L”の状態にすることにより前記基準クロック信号を分周し、
前記制御回路は、前記カウンタの動作を一時的に停止させることにより、前記延長サイクルを挿入させる、
ことを特徴とする付記1記載のクロック信号発生装置。
【0132】
(付記3) 前記制御回路は、前記カウンタを停止させる時間を計時するための他のカウンタを更に有し、当該他のカウンタのカウント値に応じて延長サイクルの長さを決定することを特徴とする付記2記載のクロック信号発生装置。
【0133】
(付記4) 前記制御回路は、前記クロック信号の所定のサイクルをグループと定義し、当該グループの所定の位置に前記延長サイクルをそれぞれ挿入することを特徴とする付記1記載のクロック信号発生装置。
【0134】
(付記5) 前記制御回路は、前記グループのそれぞれに対して複数の延長サイクルを挿入することを特徴とする付記4記載のクロック信号発生装置。
(付記6) 前記制御回路は、グループを構成するサイクルの数と、挿入しようとする延長サイクルの数と、挿入位置との対応関係を示すテーブルを有しており、当該テーブルに基づいて所定の位置に延長サイクルを挿入することを特徴とする付記5記載のクロック信号発生装置。
【0135】
(付記7) 前記制御回路は、システムが起動された場合に、挿入すべき前記延長サイクルの個数および挿入位置を決定することを特徴とする付記1記載のクロック信号発生装置。
【0136】
(付記8) 前記制御回路は、装置の動作条件が変化した場合に、挿入すべき前記延長サイクルの個数および挿入位置を変更することを特徴とする付記1記載のクロック信号発生装置。
【0137】
(付記9) クロック信号に同期してデータを送信または受信する通信装置において、
基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生回路と、
前記基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する分周回路と、
前記分周回路を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる制御回路と、
前記分周回路によって得られたクロック信号に基づいてデータを送信または受信する送受信回路と、
を有することを特徴とする通信装置。
【0138】
(付記10) 前記制御回路は、装置が起動された場合に、挿入すべき前記延長サイクルの個数および挿入位置を決定することを特徴とする付記9記載の通信装置。
【0139】
(付記11) 前記制御回路は、通信状態が変化した場合に、挿入すべき前記延長サイクルの個数および挿入位置を変更することを特徴とする付記9記載の通信装置。
【0140】
(付記12) 前記制御回路は、通信相手が増減した場合に、挿入すべき前記延長サイクルの個数および挿入位置を変更することを特徴とする付記9記載の通信装置。
【0141】
(付記13) クロック信号に基づいて動作する半導体装置において、
基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生回路と、
前記基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する分周回路と、
前記分周回路を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる制御回路と、
前記分周回路によって得られたクロック信号を各部へ供給する供給回路と、
を有することを特徴とする半導体装置。
【0142】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、クロック信号発生装置において、制御回路が分周回路を制御して延長サイクルを必要に応じて挿入させるようにしたので、基準クロック信号を変更することなく、クロック信号の平均的な周波数を容易に変更することが可能になる。
【0143】
また、本発明では、通信装置において、制御回路が分周回路を制御して延長サイクルを必要に応じて挿入させるようにしたので、基準クロック信号を変更することなく、クロック信号の平均的な周波数を容易に変更することが可能になるので、通信状態に応じてクロック信号の周期を変更し、最適な通信を実現することが可能になる。
【0144】
また、本発明では、半導体装置において、制御回路が分周回路を制御して延長サイクルを必要に応じて挿入させるようにしたので、基準クロック信号を変更することなく、クロック信号の平均的な周波数を容易に変更することが可能になるので、半導体装置の各部の動作状態等に応じて、最適な周波数のクロック信号を供給することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】図1に示す原理図の動作を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図4】図3に示す通信クロック生成部の詳細な構成例を示す図である。
【図5】図4に示すサイクル延長回路の詳細な構成例を示す図である。
【図6】図3〜図5に示す実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】従来例の動作を説明するための図である。
【図8】グループサイクル数および延長サイクル数と、挿入する延長サイクルの位置の関係を示す図である。
【図9】図4に示すサイクル延長回路の他の詳細な構成例を示す図である。
【図10】図3,4および図9に示す実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】従来のシリアル通信装置の構成を示す図である。
【図12】図11に示す通信クロック生成部の詳細な構成例を示す図である。
【図13】図11に示す通信クロック生成部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図14】図11に示す通信クロック生成部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図15】図11に示す通信クロック生成部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 基準クロック信号生成部
2 分周回路
3 制御回路
4 出力回路
10 CPU
12 CPUインタフェース部
13 シリアル/パラレル変換部
14 パラレル/シリアル変換部
15 送受信部
20 減算回路
21 セレクタ
22 判定回路
23 カウンタ
24 レジスタ
25 判定回路
26 デコーダ
27 フリップフロップ
28 セレクタ
30 通信クロック生成部
50 レジスタ
51 レジスタ
70 減算回路
71 セレクタ
72 判定回路
73 デコーダ
74 カウンタ
75 レジスタ
76 比較回路
77 エッジ検出&停止回路
78 減算回路
79 レジスタ
80 セレクタ
81 判定回路
82 検出回路
83 カウンタ
84 判定回路
90 加算回路
91 比較回路

Claims (10)

  1. クロック信号を発生して出力するクロック信号発生装置において、
    基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生回路と、
    前記基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する分周回路と、
    前記分周回路を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる制御回路と、
    前記分周回路によって得られたクロック信号を出力する出力回路と、
    を有することを特徴とするクロック信号発生装置。
  2. 前記分周回路は、前記基準クロック信号をカウンタによってカウントし、そのカウント値に応じて出力信号を“H”または“L”の状態にすることにより前記基準クロック信号を分周し、
    前記制御回路は、前記カウンタの動作を一時的に停止させることにより、前記延長サイクルを挿入させる、
    ことを特徴とする請求項1記載のクロック信号発生装置。
  3. 前記制御回路は、前記カウンタを停止させる時間を計時するための他のカウンタを更に有し、当該他のカウンタのカウント値に応じて延長サイクルの長さを決定することを特徴とする請求項2記載のクロック信号発生装置。
  4. 前記制御回路は、前記クロック信号の所定のサイクルをグループと定義し、当該グループの所定の位置に前記延長サイクルをそれぞれ挿入することを特徴とする請求項1記載のクロック信号発生装置。
  5. 前記制御回路は、前記グループのそれぞれに対して複数の延長サイクルを挿入することを特徴とする請求項4記載のクロック信号発生装置。
  6. 前記制御回路は、グループを構成するサイクルの数と、挿入しようとする延長サイクルの数と、挿入位置との対応関係を示すテーブルを有しており、当該テーブルに基づいて所定の位置に延長サイクルを挿入することを特徴とする請求項5記載のクロック信号発生装置。
  7. 前記制御回路は、システムが起動された場合に、挿入すべき前記延長サイクルの個数および挿入位置を決定することを特徴とする請求項1記載のクロック信号発生装置。
  8. 前記制御回路は、装置の動作条件が変化した場合に、挿入すべき前記延長サイクルの個数および挿入位置を変更することを特徴とする請求項1記載のクロック信号発生装置。
  9. クロック信号に同期してデータを送信または受信する通信装置において、
    基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生回路と、
    前記基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する分周回路と、
    前記分周回路を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる制御回路と、
    前記分周回路によって得られたクロック信号に基づいてデータを送信または受信する送受信回路と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  10. クロック信号に基づいて動作する半導体装置において、
    基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生回路と、
    前記基準クロック信号を自然数n(≧1)により分周する分周回路と、
    前記分周回路を制御し、所定の周期で延長サイクルを挿入させる制御回路と、
    前記分周回路によって得られたクロック信号を各部へ供給する供給回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
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