JP2008305329A - クロックコントローラ及びそれを用いた論理シミュレーション方法と論理シミュレーション装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】動作周波数(クロック周波数)の遅い論理モデルであるシミュレーションモデル31の速度に追随するように、CPU41を有するCPUボード40内のクロックコントローラ50によって自動的にクロック周波数を調整するようにしている。そのため、CPUボード40と、PC30内のシミュレーションモデル31とが、同一クロック周波数で動作する場合に近い形でシミュレーションができるので、実際のLSI等に適応したコ・シミュレーションが可能である。更に、シミュレーションモデル31側で生成されたクロック分周比の値を、CPU41からスレーブモデル32へのアクセスと同時に、クロックコントローラ50内に取り込むようにしたので、クロック制御(調整)のためのオーバヘッドが極めて少ないシミュレーション方法を実現できる。
【選択図】図1
Description
この論理シミュレーション装置では、論理シミュレーションの高速化手法を実現するために、一部の論理をソフトウェアからFPGAに置き換えて高速化する手法を採用しており、ハードウェア論理制御をするためのパーソナル・コンピュータ(Personal Computer、以下「PC」という。)10と、FPGAボード20とを備え、これらのPC10とFPGA20とが、ローカル・バス・アーキテクチャであるペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(Peripheral Component Interconnect、以下「PCI」という。)バス15を介して接続されている。特許文献1等には、インタフェースとして特に記載されていないが、説明を容易にするために、インタフェースをPCIバス15として記載する。このPCIバス15を経由して、PC10からFPGAボード20へデータ転送が可能である。
(1)の信号clkはPCIバス15の基本クロックであり、パルスτ1,τ2,τ3,τ4,τ5,τ6,τ7,・・・により構成されている。(2)の信号frameはアクセスの開始を示す。(3)の信号adはアドレス/データバスを示すものであり、パルスτ3ではPCIバス15へのアクセスのターゲット(目標)となるアドレスを示し、パルスτ4ではリードデータread_dataが設定される。(4)の信号c/beはコード/バイトイネーブルを示しており、パルスτ3でリードアクセスであるコードが設定され、パルスτ4ではリードのバイトイネーブルが設定される。(5)は信号irdyでデータ転送可能であることを示す。(6)の信号trdyはターゲット側のデータ転送可能であることを示す。(7)の信号devselはデバイスセレクトでデバイスの応答があることを示すものであり、パルスτ4では信号trdyが論理“L”になっていることによりリードアクセスが完了し、リードデータが揃っていることを示す。
図1(A)、(B)は、本発明の実施例1を示す論理シミュレーション装置の概略の構成図であり、同図(A)は全体の構成図、及び、同図(B)は同図(A)中のクロックコントローラの構成図である。
図2は、図1の論理シミュレーション装置における論理シミュレーション方法を示すクロック制御のフローチャートである。
リセット時の動作は、以下の(1)〜(5)の処理手順に従って実行される。
CPU41からシミュレーションモデル31内のスレーブモデル32へアクセスした場合のクロック変換動作は、以下の(6)〜(14)の処理手順に従って実行される。
図3は、図1(B)のクロックコントローラ50の動作を示すタイミングチャートである。
本実施例1によれば、動作周波数(クロック周波数)の遅い論理モデルであるシミュレーションモデル31の速度に追随するように、その論理モデルのシミュレーション性能が損なわれることを抑えた構成で、CPUボード40内のクロックコントローラ50によって自動的にクロック周波数を調整するようにしている。そのため、CPUボード40とPC30内のシミュレーションモデル31とが、同一クロック周波数で動作する場合に近い形でシミュレーションができるので、実際のLSI等に適応したコ・シミュレーションが可能である。
本発明は、上記実施例1に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
31 シミュレーションモデル
32 スレーブモデル
34 マスタモデル
35 PCIデバイスドライバ
37 PCIバス
40 CPUボード
41 CPU
43 PCI−論理モデルバスブリッジ回路
50 クロックコントローラ
51 分周比レジスタ
52 分周比デクリメントカウンタ
53 FF
54 OR回路
55 インクリメントカウンタ
Claims (9)
- 外部で生成された分周比を設定し、前記分周比に基づきカウント動作を行って所定周波数のクロックを出力する分周手段と、
前記クロックを入力し、制御信号の論理レベルに応答して、該論理レベルが第1の論理レベルの時には、前記クロックの外部への出力を遮断し、第2の論理レベルの時には、前記クロックを外部へ出力する出力手段と、
を有することを特徴とするクロックコントローラ。 - 前記分周手段は、
前記分周比を設定する分周比レジスタと、
カウント値が「0」になった時に、反転指示信号を出力し、前記分周比レジスタにおける設定値をロードして毎サイクルごとにデクリメントする分周比デクリメントカウンタと、
前記反転指示信号に応答して出力信号を反転させる出力反転回路と、
を有することを特徴とする請求項1記載のクロックコントローラ。 - 前記出力手段は、2入力1出力の論理回路であることを特徴とする請求項1又は2記載のクロックコントローラ。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のクロックコントローラは、更に、
前記制御信号に応答して、前記制御信号が前記第1の論理レベルの時にカウント動作を中断し、前記制御信号が前記第2の論理レベルの時にカウント動作を行って、前記分周比を生成するための回数データを外部へ出力するカウント手段を有することを特徴とするクロックコントローラ。 - 前記カウント手段は、インクリメントカウンタであることを特徴とする請求項4記載のクロックコントローラ。
- 中央処理装置と請求項1〜5のいずれか1項に記載のクロックコントローラとを有する中央処理装置ボードと、コンピュータとを用いた論理ミュレーション方法であって、
前記クロックにより第1の動作周波数で動作する前記中央処理装置ボードと、前記コンピュータ上で実行され、前記第1の動作周波数とは異なる第2の動作周波数で動作するシミュレーションモデルとをコ・シミュレーションする場合に、
前記中央処理装置ボードから前記シミュレーションモデルへアクセスする度に、前記中央処理装置ボードから前にアクセスされた時間からカウントして求めた第1のサイクル比を取り出し、前記カウンタ値と前記アクセス間に実行した前記シミュレーションモデル上のサイクル数から第2のサイクル比を求め、前記第2のサイクル比を前記分周比として前記クロックコントローラへ設定することで、前記第1の動作周波数を前記第2の動作周波数に近似させて実行することを特徴とする論理ミュレーション方法。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のクロックコントローラと、前記クロックコントローラから出力される前記クロックにより第1の動作周波数で動作する中央処理装置とを有する中央処理装置ボードと、
前記中央処理装置ボードにバスで接続され、前記第1の動作周波数とは異なる第2の動作周波数で動作するシミュレーションモデルを実行するコンピュータと、
を備えた論理シミュレーション装置であって、
前記シミュレーションモデルは、
前記中央処理装置ボードと前記シミュレーションモデルをコ・シミュレーションする場合に、前記中央処理装置ボードから前記シミュレーションモデルへアクセスする度に、前にアクセスされた時間からカウントして求めた第1のサイクル比を取り出し、前記カウンタ値と前記アクセス間に実行した前記シミュレーションモデル上のサイクル数から第2のサイクル比を求め、前記第2のサイクル比を前記分周比として前記クロックコントローラに設定する機能を有することを特徴とする論理ミュレーション装置。 - 請求項7記載の論理ミュレーション装置は、更に、
前記中央処理装置ボードと前記バスとの間に接続された第1のインタフェース回路と、 前記シミュレーションモデルと前記バスとの間に接続された第2のインタフェース回路と、
を有することを特徴とする論理ミュレーション装置。 - 前記シミュレーションモデルは、スレーブモデル及びマスタモデルを有し、
前記バスは、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト・バスであり、
前記第1のインタフェース回路は、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト−論理モデルバスブリッジ回路であり、
前記第2のインタフェース回路は、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト・デバイスドライバであることを特徴とする請求項8記載の論理ミュレーション装置。
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