JP2001117903A - 半導体集積回路装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ及び電子機器 - Google Patents

半導体集積回路装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ及び電子機器

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JP2001117903A
JP2001117903A JP30074599A JP30074599A JP2001117903A JP 2001117903 A JP2001117903 A JP 2001117903A JP 30074599 A JP30074599 A JP 30074599A JP 30074599 A JP30074599 A JP 30074599A JP 2001117903 A JP2001117903 A JP 2001117903A
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clock
pll
semiconductor integrated
integrated circuit
timer
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JP30074599A
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Hiroaki Kosugi
浩章 小杉
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Seiko Epson Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLLの出力するクロックの逓倍率の変更や
クロック特性の変更の際のPLLの発振安定時間の間、
ユーザーが意識しなくても発振が安定するまで自動的に
クロック供給の遮断(停止)処理を行う事が可能な半導
体集積回路装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピ
ュータ及び電子機器を提供すること。 【解決手段】 少なくともCPUと逓倍率を変更可能な
PLL200を含む半導体集積回路装置である。前記P
LL10の逓倍率の変更又は前記PLLの出力するクロ
ックのクロック特性の変更を制御をするクロック制御レ
ジスタ200と、前記クロック制御レジスタへの書き込
みを検出し、少なくともPLL発振安定化時間以上の所
与の時間、前記PLL10が出力するPLLクロック3
20の供給を停止するクロック供給制御回路100を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ及び電
子機器に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】半導体集
積回路装置において、PLL回路は、入力クロックの逓
倍や、クロック精度の向上や、クロック耐ノイズの向上
や、クロック特性(立ち上がり/立ち下がり時間やデュ
ーティ)の調整等の目的に用いられる。
【0003】最近では低消費電力かつ高性能というニー
ズに応える為、CPUに供給するクロックの周波数を処
理内容に合わせてダイナミックに変化させる例が増えて
いる。
【0004】このような例の実現手法として、場合複数
のPLLを持ち、複数のクロック周波数を切り替えてC
PUに供給するものがある。
【0005】しかしこの場合PLLが複数ある為に、そ
れだけ余計に電力を消費してしまい、低消費電力という
ニーズに反してしまう。このためひとつのPLLの逓倍
率を変更して、処理内容に応じて最適なクロックの周波
数を提供することがことが好ましい。
【0006】ここにおいてPLLの逓倍率を変更してか
ら、PLLが安定するまでのロックタイムは、10〜1
00ms単位のオーダの時間が必要である。しかし逓倍
率変更からクロックが安定するまでの間はクロックが不
安定となるため、これをCPU及び周辺回路へのクロッ
クとして使用することはできない。
【0007】したがって例えば以下のような手順をユー
ザーが意識して行う必要があった。すなわち、PLLロ
ックタイム以上の時間が経過してからCPUに割り込み
が入るようにWDT(ウォッチドックタイマ)などに設
定し、PLLの逓倍率変更、及びCPUと周辺回路への
クロックの供給停止を行う。そしてPLLロックタイム
が経過し、PLLが安定動作してWDTなどにより割り
込みが入ったらPLLによるクロックの供給を再開し、
割り込みルーチンにおいて復帰処理を行う。
【0008】ユーザーは上記手順を意識してユーザープ
ログラムを作成する必要があった。しかし上記手順に間
しては本来ユーザーが意識して処理しなくてもよい内容
であり、余計な手間であると同時に、万一PLLの安定
動作の待ち時間の設定を間違えたりした場合には、シス
テムが正常に動作しなくなる可能性が考えられる。
【0009】本発明は、以上のような技術的課題に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、PL
Lの出力するクロックの逓倍率の変更やクロック特性の
変更の際のPLLの発振安定時間の間、ユーザーが意識
しなくても発振が安定するまで自動的にクロック供給の
遮断(停止)処理を行う事が可能な半導体集積回路装
置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ及び電
子機器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともC
PUとPLLを含む半導体集積回路装置であって、前記
PLLの出力するクロックのクロック特性を変更するた
めの命令の実行を検出し、検出後所与の時間、当該PL
Lを介したクロックの供給を停止するための回路を含む
ことを特徴とする。
【0011】ここにおいてPLLは、アナログでもよい
し、デジタルでもよく、特に種別の限定はない。
【0012】クロック特性には例えばパルス幅やデュー
ティ比等を含む。従ってクロック特性を変更する場合に
はクロックの周波数を変更する場合も含む。
【0013】クロック特性を変更するための命令の検出
は、変更内容のレジスタへの書き込みの検出や変更命令
時に使用される信号線から信号検出や変更時にセットす
るビットの設定等をハードウエア的に検出することによ
り行う。
【0014】PLLのクロック特性変更時には、変更後
の所与の時間(ロックタイム)出力されるクロックが不
安定となるため、この間PLLからのCPUや周辺回路
へのクロックの供給を停止する必要がある。
【0015】本発明は、PLLの出力するクロックのク
ロック特性を変更するための命令の実行を検出し、検出
後所与の時間、当該PLLからのクロックの供給を停止
するための回路を有しているため、PLLの逓倍率変更
時に自動的に所定時間、CPU及び周辺回路の少なくと
も一方へのPLLからのクロックの供給を停止すること
ができる。ここにおいて所与の時間としては、当該PL
Lにあらかじめ規定されている発振安定時間(ロックタ
イム)以上の適当な時間を設定することが必要である。
なお、PLL発振安定時間は、周波数によって変化する
が、スペックで規定されている周波数の中でワーストケ
ースとなる最も長い発振安定時間の値を採用することが
好ましい。
【0016】本発明によれば、PLLのクロック特性の
変更を行う度にユーザがプログラムでそれらの変更を意
識しなくても自動的にCPU及び周辺回路の少なくとも
一方へのクロックの供給の停止を行うことができる半導
体集積回路装置を提供することができる。
【0017】従ってユーザーに余分な手間をかけさせる
ことなく、PLLの逓倍変更に伴う誤動作を防ぐことが
できる。
【0018】また本発明は、少なくともCPUと逓倍率
を変更可能なPLLを含む半導体集積回路装置であっ
て、前記PLLの逓倍率を変更するための命令の実行を
検出し、検出後所与の時間、当該PLLからのクロック
の供給を停止するための回路を含むことを特徴とする。
【0019】ここにおいてPLLは、アナログでもよい
し、デジタルでもよく、特に種別の限定はない。
【0020】PLLの逓倍率を変更するための命令の検
出は、変更内容のレジスタへの書き込みの検出や変更命
令時に使用される信号線から信号検出や変更時にセット
するビットの設定等をハードウエア的に検出することに
より行う。
【0021】PLLの逓倍率変更時には、変更後の所与
の時間(ロックタイム)出力されるクロックが不安定と
なるため、この間PLLからのCPUや周辺回路へのク
ロックの供給を停止する必要がある。
【0022】本発明は、PLLの逓倍率を変更するため
の命令の実行を検出し、検出後所与の時間、当該PLL
からのクロックの供給を停止するための回路を有してい
るため、PLLの逓倍率変更時に自動的に所定時間、C
PU及び周辺回路の少なくとも一方へのPLLからのク
ロックの供給を停止することができる。ここにおいて所
与の時間としては、当該PLLにあらかじめ規定されて
いる発振安定時間(ロックタイム)以上の適当な時間を
設定することが必要である。なお、PLL発振安定時間
は、周波数によって変化するが、スペックで規定されて
いる周波数の中でワーストケースとなる最も長い発振安
定時間の値を採用することが必要である。 本発明によ
れば、PLLの逓倍率の変更を行う度にユーザがプログ
ラムでそれらの変更を意識しなくても自動的にCPU及
び周辺回路の少なくとも一方へのクロックの供給の停止
を行うことができる半導体集積回路装置を提供すること
ができる。
【0023】従ってユーザーに余分な手間をかけさせる
ことなく、PLLの逓倍率変更に伴う誤動作を防ぐこと
ができる。
【0024】また本発明は、前記PLLの逓倍率の変更
又は前記PLLの出力するクロックのクロック特性の変
更を制御をするクロック制御レジスタと、前記クロック
制御レジスタへの書き込みを検出する回路とを含み、ク
ロック制御レジスタへの書き込みが検出された際に所与
の時間、前記PLLが出力するクロックの供給を停止す
ることを特徴とする。
【0025】クロック制御レジスタへの書き込みを検出
することにより、PLLの逓倍率の変更やPLLの出力
するクロックのクロック特性の変更を変更直前のタイミ
ングで確実に検出することができる。
【0026】このため、本発明によればPLLの逓倍率
の変更やPLLの出力するクロックの周波数やクロック
特性の変更の際に適切なタイミングで確実にCPU及び
周辺回路の少なくとも一方への不安定なクロックの供給
の停止を自動的に行うことのできる半導体集積回路装置
を提供することができる。
【0027】また本発明は、前記所与の時間の経過を検
出するタイマ回路と、前記タイマ回路で前記所与の時間
の経過が検出されたら、PLLの出力するクロックの供
給を開始する回路を含むことを特徴とする。
【0028】本発明によれば、タイマ回路に所与の時間
をセットするという簡単な構成で、発振安定化期間経過
後のPLLの出力するクロックの供給を開始することが
できる。
【0029】PLLの発振の安定を例えはPLL回路の
出力する信号の状態等の変化から検出することは困難
で、期待通りに動作しない危険性がある。しかし本発明
ではPLLの発振の安定の検出は行わず、タイマ回路に
設定した所与の時間の経過後に自動的にPLLの出力す
るクロックの供給を開始する。このため前記所与の時間
としてPLL発振安定化時間以上の時間を設定すること
で、簡単な構成でPLL発振安定時間経過後に正確に供
給の開始を行うことができる半導体集積回路装置を提供
することができる。
【0030】また本発明は、前記PLLの逓倍率の変更
又はPLLの出力するクロックのクロック特性の変更の
発生を通知するための変更発生信号を出力する回路と、
PLLの出力した第一のクロックを受け、クロックイネ
ーブル信号又はクロックディセーブル信号に基づき、受
けた第一のクロックの出力を制御するクロック出力制御
バッファと、前記所与の時間に基づき設定されたカウン
ト値が記憶されたカウントレジスタと、タイマスタート
のタイミングを通知するためのタイマスタート信号によ
ってカウントレジスタの値を読み込み、読み込んだカウ
ントレジスタの値を第二のクロックに基づいてカウント
アップまたはカウントダウンを行い、タイマオーバーフ
ローまたはタイマアンダーフローの発生時に、その発生
を通知するためのタイマエンド信号を出力するタイマ回
路と、変更発生信号を受けると前記クロック出力制御バ
ッファをディセーブルにするためのクロックディセーブ
ル信号を出力するとともに前記タイマ回路に前記タイマ
スタート信号を出力し、前記タイマエンド信号を受ける
と前記クロック出力制御バッファをイネーブルにするた
めのクロックイネーブル信号を出力する切り替え制御回
路と、を含むことを特徴とする。
【0031】また本発明は、前記第二のクロックがリア
ルタイムクロックであることを特徴とする。
【0032】リアルタイムクロックは多くの半導体集積
回路装置が有しているものであり、その周波数が既知で
ある。このためリアルタイムクロックをタイマ回路の基
準クロックとしてもちいることにより簡単にタイマ回路
を実現することができる。
【0033】また本発明は、前記切り替え制御回路のイ
ネーブルまたはディセーブルのいずれかを指定する切り
替え制御ビットを含み、前記切り替え制御ビットをシス
テムの予約ビットを割り当てることを特徴とする。
【0034】本発明によれば前記切り替え制御ビットに
よって前記切り替え制御回路のイネーブルまたはディセ
ーブルのいずれかを指定することができる。
【0035】前記切り替えビットにはシステムの予約ビ
ットが割りあてられているため、例えば切り替え制御ビ
ットのデフォルト値をディセーブルと規定すれば、ユー
ザが積極的に本発明の機能を利用しようとしない場合、
何も意識せずに切替制御装置をディセーブルする事がで
きる。このため本発明は本発明の機能を積極的に利用し
ようとしていないユーザーにとっても従来道理の使い勝
手を提供することができる。
【0036】このように本発明によれば従来技術を用い
て作成されたプログラムなどと互換性を簡単に実現可能
な半導体集積回路装置を提供することができ、従来から
あるソフトの資産としての活用を図ることも可能とな
る。
【0037】また本発明は、前記切り替えビットをクロ
ック制御レジスタの空きビットに設けることを特徴とす
る。
【0038】前記空きビットのデフォルト値をディセー
ブルと規定すれば、ユーザが積極的に本発明の機能を利
用しようとしない場合、何も意識せずに切替制御装置を
ディセーブルにする事ができる。またユーザーが本発明
の機能を利用する場合には、変更内容と切り替え制御ビ
ットの設定場所が同じなので、1回の書き込みで両方を
同時に設定可能になる。
【0039】また本発明は、前記所与の時間として、少
なくともPLL発振安定時間以上の時間が設定されてい
ることを特徴とする。
【0040】本発明によれば、少なくとも規定されたP
LL発振安定時間以上の時間を設定可能であるため、こ
の間のPLLからのクロックの供給を停止することがで
きる。
【0041】なおPLLのロックタイムは例えば変更前
後の周波数の値により所定のレンジで変化するが、PL
L発振安定化時間として例えばシステムのスペックで規
定されているもっとも長い時間を設定すると、変更前後
の周波数がどのような値であっても不安定なクロックの
供給を確実に停止することができる。
【0042】また本発明のマイクロプロセッサは、上記
発明のいずれかに記載の半導体集積回路装置を含むこと
を特徴とする。
【0043】本発明によれば、PLLの逓倍率やクロッ
ク特性の変更を行う度にユーザがプログラムでそれらの
変更を意識しなくても自動的にCPU及び周辺回路の少
なくとも一方へのクロックの供給の停止を行うことがで
きるマイクロプロセッサを提供することができる。
【0044】また本発明のマイクロコンピュータは、上
記発明のいずれかに記載の半導体集積回路装置を含むこ
とを特徴とする。
【0045】本発明によれば、PLLの逓倍率やクロッ
ク特性の変更を行う度にユーザがプログラムでそれらの
変更を意識しなくても自動的にCPU及び周辺回路の少
なくとも一方へのクロックの供給の停止を行うことがで
きるマイクロコンピュータを提供することができる。
【0046】また本発明の電子機器は、上記発明のいず
れかに記載の半導体集積回路装置と、前記半導体集積回
路装置の処理対象となるデータの入力手段と、前記半導
体集積回路装置により処理されたデータを出力するため
の出力手段とを含むことを特徴とする。
【0047】本発明によれば、CPU及び周辺回路の少
なくとも一方に供給するクロックのクロック特性を処理
内容にあわせて動的に変化させる低消費電力かつ高性能
というニーズを満たす電子機器を低コストで提供するこ
とができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を用いて詳細に説明する。
【0049】1.半導体集積回路装置 本発明の特徴は、PLLを含む半導体集積回路装置にお
いて、PLLの逓倍率の変更又はPLLの出力するクロ
ックのクロック特性の変更を検出し、少なくともPLL
発振が安定するまでの間、当該PLLを介したクロック
の供給を自動的に停止する回路を含む点にある。
【0050】図1は本実施の形態のPLL回路10の構
成の一例を説明するための図である。
【0051】本実施の形態のPLL回路10は、PC
(Phase Comparator(位相比較器))20と、LPF
(Low Pass Filter(低域フィルタ))30と、VCO
(VoltageControlled Oscillator(電圧制御発振器))
と、1/N分周器50を含んで構成されている。
【0052】PC20は、入力クロック310と分周ク
ロック52を比較し、進み成分と遅れ成分の別々の信号
からなる比較信号22を出力する。LPF30は、前記
進み成分と遅れ成分に基づき制御電圧32を出力する積
分回路である。VCO40は入力される制御電圧32に
対して出力されるPLLクロック320を直線的に変化
させる発振器である。PLLクロック320は外部に出
力され、図2で説明するクロック供給制御回路を介して
CPUや周辺回路に供給される。
【0053】またPLLクロック320は1/N分周器
50に入力される。1/N分周器50は分周比をプログ
ラム可能な分周器であり、入力されたPLLクロック3
20を設定された分周比に分周して分周クロックを出力
する。例えばこの分周比を変更することでPLL10の
逓倍率を変更することができる。
【0054】なおPLL10は、アナログ/デジタルそ
の他種別の限定はない。重要なのは発振安定時間が規定
されているという事である。発振安定時間は、周波数に
よって変化するが、スペックで規定されている周波数の
中でワーストケースとなる最も長い発振安定時間の値を
採用するとよい。
【0055】次に本実施の形態の構成をPLLの逓倍率
を変更するための命令を検出して、PLLの出力するク
ロックの供給を自動的に停止する回路を含む半導体集積
回路の場合を例にとり説明する。
【0056】図2は本実施の形態の半導体集積回路に含
まれたクロック供給制御回路のブロック図の一例であ
る。
【0057】周波数制御レジスタ200には、PLL1
0の逓倍率等の制御に必要な値がCPUから書き込ま
れ、これを受けてPLLに逓倍率の変更を指示する。
【0058】周波数制御レジスタ200に書き込みが行
われると、レジスタ書き込み信号360がクロック供給
制御回路100に通知する。
【0059】クロック供給制御回路100は、クロック
制御装置110、切り替え制御装置120、切り替え制
御レジスタ130、専用タイマ140、カウントレジス
タ150を含んで構成され、前記レジスタ書き込み信号
360を受け少なくともPLL発振安定時間以上の所定
の時間を専用タイマでカウントしその間、CPUや周辺
回路へのPLLクロックの供給を停止する。
【0060】クロック制御装置110は、クロック用の
ドライブ能力の高い制御可能なバッファであり、切り替
え制御装置120からのクロックイネーブル信号または
クロックディセーブル信号370に基づき、PLLクロ
ックの出力の有無を制御する。クロックディセーブル時
の出力は、ローレベルまたはハイレベル固定となる。
【0061】切替制御レジスタ130は、切替制御装置
120のイネーブル/ディセーブルを指定する。これ
は、従来技術を用いて作成されたプログラムなどと互換
性を保つためのものである。すなわちユーザープログラ
ム等でユーザーが独自にPLLクロックの供給を制御す
る場合には、切替制御レジスタ130に、切替制御装置
120のディセーブルを指定するビットを指定すること
で、本発明の機能を利用しないようにすることができ
る。
【0062】これにより、本発明の半導体集積回路装置
は従来技術を用いて作成されたプログラムの実行にも適
用可能であり、従来からあるソフトの資産としての活用
を図ることも可能となる。
【0063】なお、切替制御レジスタ130を新たに作
成せずに、周波数制御レジスタ200など既存の部分の
空きビットを利用して制御するようにしてもよい。空き
ビットのデフォルト値をディセーブルと規定すれば、ユ
ーザが積極的に本発明の機能を利用しようとしない場
合、何も意識せずに切替制御装置200をディセーブル
する事ができる。
【0064】さらに切り替え制御レジスタ130を周波
数制御レジスタ200の空きビットに設けることで、周
波数の切り替えの設定と切替制御装置をディセーブルす
る設定が1回の書き込みで同時に行えるのでユーザーの
使い勝手が向上する。
【0065】切替制御装置120は、切替制御レジスタ
130でイネーブルが指定されている場合に、レジスタ
書き込み信号360を受けると同時に以下のような動作
を開始する。まず、クロック制御装置100に向けクロ
ックディセーブル信号370を出力し、クロック制御装
置100をディセーブル状態に制御する。それと同時に
専用タイマ140に向けタイマスタート信号390を出
力し専用タイマ140の動作を開始させる。
【0066】専用タイマ140は、タイマスタート信号
390によって、カウントレジスタ150の値を読み込
み、RTCクロック380に基づいてカウントアップま
たはカウントダウンするタイマであり、タイマオーバー
フローまたはタイマアンダーフロー時には切り替え制御
装置120に向けタイマエンド信号400を出力する。
【0067】カウントレジスタ150にはPLL発振安
定時間に基づく所定の値が設定されているため、切り替
え制御装置120はタイマエンド信号400によりPL
L発振安定時間の経過を検出することができる。
【0068】ここで、タイマの基準クロックとしてRT
Cクロック380を採用したのは、RTCクロックの周
波数が既知なので処理が簡単な為である。RTCクロッ
クを持たないシステムでは、PLLへの入力クロック3
10を供給してもよい。その場合、複数の周波数に対応
する為、プログラマブルなプリスケーラを間に入れる事
でカウンタのビット数を超えない様自由な調整が可能と
なる。
【0069】次にRTCクロックを用いたカウントレジ
スタへの設定値の例について説明する。
【0070】図3は、RTCの基準クロック(32.7
68kHz)を分周した場合の周波数と周期を示したも
のである。専用タイマの前段にプリスケーラを介する事
で、希望する時間に合う周波数を専用タイマに入力する
ことができる。例えば、PLLの発振安定時間が20m
sだとすれば、表から、RTCクロックを5分周すれ
ば、専用タイマのカウントレジスタに2l(ダウンカウ
ントの場合)と設定するだけで20.5msの時間を稼
ぐ事が可能である。
【0071】図4はPLLの出力周波数の設定を2倍に
変更した場合の動作を説明するためのタイミングチャー
ト図である。
【0072】310はPLL10に入力される入力クロ
ックである。
【0073】320はPLL10から出力されるPLL
クロックであり、PLL発振安定化期間322の前後で
周波数が2倍に変化している。
【0074】330はクロック制御装置110がPLL
クロックを受け出力する出力クロックである。同図に示
すように出力クロックはPLL発振安定化期間を含む所
定の時間、PLLクロックの出力の供給を停止してい
る。
【0075】340は周波数制御レジスタのチップセレ
クト信号であり、周波数制御レジスタが選択されると当
該信号がLレベルになる(342参照)。
【0076】350はCPUライト信号であり、CPU
が書き込みを行うと当該信号がLレベルとなる(352
参照)。
【0077】360は周波数制御レジスタから出力され
るレジスタ書き込み信号であり、周波数制御レジスタの
チップセレクト信号340とCPUライト信号350の
2つの信号のORで生成される。
【0078】370は切り替え制御装置120がクロッ
ク制御装置110に向け出力するクロックイネーブル/
ディセーブル信号である。クロックイネーブル/ディセ
ーブル信号がLレベルの場合にクロック制御装置110
はイネーブルになりPLLクロック320が出力クロッ
ク330として出力される。またクロックイネーブル/
ディセーブル信号がHレベルの場合にはクロック制御装
置110はディセーブルになりPLLクロック320は
出力クロック330として出力されない。
【0079】380はRTCの出力するRTCクロック
であり、専用タイマ140に入力され、専用タイマ14
0の基準クロックとして用いられる。
【0080】390は切り替え制御装置120がレジス
タ書き込み信号360を受けると専用タイマ140に対
して出力するタイマスタート信号である。
【0081】400は専用タイマ140がタイマオーバ
ーフローまたはタイマアンダーフロー時に切り替え制御
レジスタにむけ出力するタイマエンド信号である。
【0082】410はタイマカウント値を表したもので
あり、タイマーカウントレジスタ150から読み込まれ
て専用タイマによってカウントダウンされる値である。
本実施の形態では前述したように最初にカウントレジス
タ150に2l(ダウンカウントの場合)と設定されて
おり、RTCクロックの1クロック毎にカウントダウン
されている。
【0083】次に図4を用いてPLLの逓倍率変更時の
動作例について説明する。
【0084】本実施の形態では周波数制御レジスタ20
0の値を変更することで、PLLの逓倍率の変更が行え
るように構成されている。したがってユーザープログラ
ム等で処理を高速にする必要が生じた場合には周波数制
御レジスタ200への変更値の書き込み命令が発行され
る。
【0085】また本実施の形態では、クロック供給制御
回路の動作、非動作もユーザープログラムで指定可能で
ある。このためユーザーが本発明の機能を利用する場合
には、ユーザープログラムから切り替え制御レジスタ1
30にイネーブルビットをセットする命令が発行され
る。
【0086】ユーザープログラムから周波数制御レジス
タ200への変更値の書き込み命令を受けるとCPUは
指定された変更値を周波数制御レジスタ200にかきこ
む。
【0087】このとき前記周波数制御レジスタ200の
チップセレクト信号340及びCPUライト信号350
がLレベルに変化する(図4の342、352参照)。
前記レジスタ書き込み信号360はチップセレクト信号
340及びCPUライト信号350のORで生成される
ため前記周波数レジスタに書き込みが行われた場合に前
記レジスタ書き込み信号はLレベルとなる(図4の36
2参照)。
【0088】切替制御レジスタ130にイネーブルビッ
トが指定されている場合には、レジスタ書き込み信号3
60がLレベルになると同時にクロックイネーブル/デ
ィセーブル信号がHレベルになり(図4の372参
照)、タイマースタート信号390がHレベルになる
(図4の392参照)。
【0089】クロックイネーブル/ディセーブル信号が
Hレベルの場合にはクロック制御装置110はディセー
ブル状態となるため、出力クロック330はLレベルに
固定される(図4の332参照)。
【0090】またタイマスタート信号392がHレベル
になると(図4の392参照)、専用タイマ140はカ
ウントレジスタ150の値を読み込み、RTCクロック
380に従ってタイマカウント値410のカウントダウ
ンを開始する。
【0091】そしてタイマカウント値410がタイマー
アンダーフローしたら(図4の412参照)、タイマエ
ンド信号400はHレベルになる(図4の402参
照)。
【0092】タイマエンド信号400がHレベルになる
と同時にクロックイネーブル/ディセーブル信号370
がLレベルになるため(図4の374参照)、クロック
制御装置110はイネーブル状態となり、PLLクロッ
クの供給の停止が解除され出力クロックとして出力され
る(図4の334参照)。この時点では逓倍率変更によ
る発振安定時間が経過しているので周波数が2倍になっ
て安定したPLLクロックを供給することができる。
【0093】2.マイクロプロセッサ、マイクロコンピ
ュータ 図5は、本実施の形態のマイクロプロセッサのハードウ
エアブロック図の一例である。
【0094】本マイクロプロセッサ500は本実施の形
態の半導体集積回路を含んで構成されており、CPU5
10、クロック発生装置(PLL)520、プリスケー
ラ530、リセット回路540、プログラマブルタイマ
550、リアルタイムクロック(RTC)560、DM
A570、割り込みコントローラ580、シリアルイン
ターフェース590、バスコントローラ600、A/D
変換器610、D/A変換器620、入力ポート63
0、出力ポート640、I/Oポート650、及びそれ
らを接続する各種バス660等、各種ピン670等を含
む。
【0095】図1及び図2で説明したPLL、周波数制
御レジスタ、クロック供給制御回路等は前記クロック発
生装置(PLL)520に含まれている。また図2の専
用タイマには前記リアルタイムクロック(RTC)57
0からRTCクロックが、前記プリスケーラ530を介
して供給される。
【0096】図6は、本実施の形態のマイクロコンピュ
ータのハードウエアブロック図の一例である。本マイク
ロコンピュータ700は、図5のマイクロプロセッサ5
00のハードウエアブロック図に、ROM710、RA
M720を追加した構成となっている。
【0097】3.電子機器 図7に、本実施の形態の電子機器のブロック図の一例を
示す。本電子機器800は、マイクロコンピュータ81
0、入力部820、メモリ830、電源生成部840、
画像出力部850、音出力部860を含む。
【0098】図1及び図2で説明したPLL、周波数制
御レジスタ、クロック供給制御回路等はマイクロコンピ
ュータ(ASIC)810に含まれている。
【0099】ここで、入力部820は、種々のデータを
入力するためのものである。マイクロコンピュータ81
0は、この入力部820により入力されたデータに基づ
いて種々の処理を行うことになる。メモリ830は、マ
イクロコンピュータ810などの作業領域となるもので
ある。電源生成部840は、電子機器800で使用され
る各種電源を生成するためのものである。画像出力部8
50は、電子機器が表示する各種の画像(文字、アイコ
ン、グラフィック等)を出力するためのものであり、そ
の機能は、LCDやCRTなどのハードウェアにより実
現できる。音出力部860は、電子機器800が出力す
る各種の音(音声、ゲーム音等)を出力するためのもの
であり、その機能は、スピーカなどのハードウェアによ
り実現できる。
【0100】図8(A)に、電子機器の1つである携帯
電話950の外観図の例を示す。この携帯電話950
は、入力部として機能するダイヤルボタン952や、画
像出力部として機能し電話番号や名前やアイコンなどを
表示するLCD954や、音出力部として機能し音声を
出力するスピーカ956を備える。
【0101】図8(B)に、電子機器の1つである携帯
型ゲーム装置960の外観図の例を示す。この携帯型ゲ
ーム装置960は、入力部として機能する操作ボタン9
62、十字キー964や、画像出力部として機能しゲー
ム画像を表示するLCD966や、音出力部として機能
しゲーム音を出力するスピーカ968を備える。
【0102】図8(C)に、電子機器の1つであるパー
ソナルコンピュータ970の外観図の例を示す。このパ
ーソナルコンピュータ970は、入力部として機能する
キーボード972や、画像出力部として機能し文字、数
字、グラフィックなどを表示するLCD974、音出力
部976を備える。
【0103】図8(A)〜図8(C)の電子機器は例え
ばユーザーからの入力待ちの状態では処理の高速性は要
求されないために低いクロック数で動作させ、ユーザー
からの入力の処理時に高性能かつ高速動作を実現するた
め早いクロック数で動作させることが好ましい。
【0104】本発明の半導体集積回路装置を図8(A)
〜図8(C)の電子機器に組みむことにより、PLLの
逓倍率変更等の機能実現の手間やコストを削減すること
ができる。このためCPU等に供給するクロック周波数
を処理内容にあわせてダイナミックに変化させる低消費
電力かつ高性能というニーズを満たす電子機器を低コス
トで提供することができる。
【0105】なお、本実施形態を利用できる電子機器と
しては、図8(A)、(B)、(C)に示すもの以外に
も、携帯型情報端末、ページャー、電子卓上計算機、タ
ッチパネルを備えた装置、プロジェクタ、ワードプロセ
ッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテ
ープレコーダ、カーナビゲーション装置、プリンタ等、
種々の電子機器を考えることができる。
【0106】なお、本発明は本実施形態に限定されず、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0107】本実施の形態ではPLLの逓倍率が変更さ
れる場合を例にとり、PLLクロックの供給を自動的に
制御する場合を例にとり説明したがこれに限られない。
例えば、デューティ比等の他のクロック特性を変更する
場合でもよい。
【0108】また例えばカウントレジスタへのタイマカ
ウント値が、変更前後の周波数に応じて自動的に最適な
値が設定されるような回路を含むように構成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のPLL回路の構成の一例を説明
するための図である。
【図2】本実施の形態の半導体集積回路に含まれたクロ
ック供給制御回路のブロック図の一例である。
【図3】RTCの基準クロックを分周した場合の周波数
と周期を示した表である。
【図4】PLLの出力周波数の設定を2倍に変更した場
合の動作を説明するためのタイミングチャート図であ
る。
【図5】本実施の形態のマイクロプロセッサのハードウ
エアブロック図の一例である。
【図6】本実施の形態のマイクロコンピュータのハード
ウエアブロック図の一例である。
【図7】マイクロコンピュータを含む電子機器のブロッ
ク図の一例を示す。
【図8】図8(A)、(B)、(C)は、種々の電子機
器の外観図の例である。
【符号の説明】
10 PLL回路 20 PC(Phase Comparator(位相比較器)) 30 LPF(Low Pass Filter(低域フィルタ)) 40 VCO(Voltage Controlled Oscillator(電
圧制御発振器)) 50 1/N分周器50 100 クロック供給制御回路 110 クロック制御装置 120 切り替え制御装置 130 切り替え制御レジスタ 140 専用タイマ 150 カウントレジスタ 200 周波数制御レジスタ 310 入力クロック 320 PLLクロック 330 出力クロック 340 チップセレクト信号 350 CPUライト信号 360 レジスタ書き込み信号 370 クロックイネーブル/ディセーブル信号 380 RTCクロック 390 タイマースタート信号 400 タイマエンド信号 410 タイマカウント値 500 マイクロプロセッサ 510 CPU 520 クロック発生装置(PLL) 530 プリスケーラ 540 リセット回路 550 プログラマブルタイマ 560 リアルタイムクロック(RTC) 570 DMA 580 割り込みコントローラ 590 シリアルインターフェース 600 バスコントローラ 610 A/D変換器 620 D/A変換器 630 入力ポート 640 出力ポート 650 I/Oポート 660 各種バス 670 各種ピン 700 マイクロコンピュータ 710 ROM 720 RAM 800 電子機器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともCPUとPLLを含む半導体
    集積回路装置であって、 前記PLLの出力するクロックのクロック特性を変更す
    るための命令の実行を検出し、検出後所与の時間、当該
    PLLを介したクロックの供給を停止するための回路を
    含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 少なくともCPUと逓倍率を変更可能な
    PLLを含む半導体集積回路装置であって、 前記PLLの逓倍率を変更するための命令の実行を検出
    し、検出後所与の時間、当該PLLからのクロックの供
    給を停止するための回路を含むことを特徴とする半導体
    集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかにおいて、 前記PLLの逓倍率の変更又は前記PLLの出力するク
    ロックのクロック特性の変更を制御をするクロック制御
    レジスタと、 前記クロック制御レジスタへの書き込みを検出する回路
    とを含み、 クロック制御レジスタへの書き込みが検出された際に所
    与の時間、前記PLLが出力するクロックの供給を停止
    することを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記所与の時間の経過を検出するタイマ回路と、 前記タイマ回路で前記所与の時間の経過が検出された
    ら、PLLの出力するクロックの供給を開始する回路を
    含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記PLLの逓倍率の変更又はPLLの出力するクロッ
    クのクロック特性の変更の発生を通知するための変更発
    生信号を出力する回路と、 PLLの出力した第一のクロックを受け、クロックイネ
    ーブル信号又はクロックディセーブル信号に基づき、受
    けた第一のクロックの出力を制御するクロック出力制御
    バッファと、 前記所与の時間に基づき設定されたカウント値が記憶さ
    れたカウントレジスタと、 タイマスタートのタイミングを通知するためのタイマス
    タート信号によってカウントレジスタの値を読み込み、
    読み込んだカウントレジスタの値を第二のクロックに基
    づいてカウントアップまたはカウントダウンを行い、タ
    イマオーバーフローまたはタイマアンダーフローの発生
    時に、その発生を通知するためのタイマエンド信号を出
    力するタイマ回路と、 変更発生信号を受けると前記クロック出力制御バッファ
    をディセーブルにするためのクロックディセーブル信号
    を出力するとともに前記タイマ回路に前記タイマスター
    ト信号を出力し、前記タイマエンド信号を受けると前記
    クロック出力制御バッファをイネーブルにするためのク
    ロックイネーブル信号を出力する切り替え制御回路と、 を含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記第二のクロックがリアルタイムクロックであること
    を特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 前記切り替え制御回路のイネーブルまたはディセーブル
    のいずれかを指定する切り替え制御ビットを含み、 前記切り替え制御ビットをシステムの予約ビットを割り
    当てることを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記切り替えビットをクロック制御レジスタの空きビッ
    トに設けることを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかにおいて、 前記所与の時間として、少なくともPLL発振安定時間
    以上の時間が設定されていることを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の半
    導体集積回路装置を含むことを特徴とするマイクロプロ
    セッサ。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至9のいずれかに記載の半
    導体集積回路装置を含むことを特徴とするマイクロコン
    ピュータ。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至9のいずれかに記載の半
    導体集積回路装置と、 前記半導体集積回路装置の処理対象となるデータの入力
    手段と、 前記半導体集積回路装置により処理されたデータを出力
    するための出力手段とを含むことを特徴とする電子機
    器。
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