JPH10231046A - 用紙後処理装置 - Google Patents
用紙後処理装置Info
- Publication number
- JPH10231046A JPH10231046A JP3787797A JP3787797A JPH10231046A JP H10231046 A JPH10231046 A JP H10231046A JP 3787797 A JP3787797 A JP 3787797A JP 3787797 A JP3787797 A JP 3787797A JP H10231046 A JPH10231046 A JP H10231046A
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- Japan
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- sheet
- lever
- balancer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検出手段に弾性力を与えるスプリングに製造
上のバラツキがあり、その荷重にバラツキが発生し、用
紙と検知手段との摩擦抵抗が大きくなりスタック性が低
下する。 【解決手段】 検出手段30には、その回転軸30aに
対して用紙に接触する部分とは反対側に、当該検出手段
30の用紙への荷重を一定にするためのバランサ部材3
0eが設けられている。
上のバラツキがあり、その荷重にバラツキが発生し、用
紙と検知手段との摩擦抵抗が大きくなりスタック性が低
下する。 【解決手段】 検出手段30には、その回転軸30aに
対して用紙に接触する部分とは反対側に、当該検出手段
30の用紙への荷重を一定にするためのバランサ部材3
0eが設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、ファク
シミリ、プリンタ等の画像形成装置等に併設され、当該
装置から排出された用紙の仕分け、スタック等を行う用
紙後処理装置に関するものである。
シミリ、プリンタ等の画像形成装置等に併設され、当該
装置から排出された用紙の仕分け、スタック等を行う用
紙後処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機等に設けられるもので
あって、複数に分割されて配置された排紙トレイと、用
紙をこの排紙トレイ上に排出するための排出機構により
搬送されてきた用紙の高さを検知する検知手段とを有
し、この検知手段からの検知信号により、用紙の積まれ
た高さに応じて、排紙トレイを排紙に適切な位置に上
昇、又は下降させる機構を備えた用紙後処理装置が知ら
れている。この用紙後処理装置には、例えば、特開平2
−233459号公報に開示されているように、用紙の
排出口に、回転することにより上記用紙を挾持して、そ
の用紙を排出トレイ上に排出する一対の排紙ローラと、
その排出口にその載置面が上下する排紙トレイと、排出
された用紙により可動され、その可動することにより上
記排紙トレイの用紙載置面の位置を可変にする検知レバ
ーとが配置されたものがある。
あって、複数に分割されて配置された排紙トレイと、用
紙をこの排紙トレイ上に排出するための排出機構により
搬送されてきた用紙の高さを検知する検知手段とを有
し、この検知手段からの検知信号により、用紙の積まれ
た高さに応じて、排紙トレイを排紙に適切な位置に上
昇、又は下降させる機構を備えた用紙後処理装置が知ら
れている。この用紙後処理装置には、例えば、特開平2
−233459号公報に開示されているように、用紙の
排出口に、回転することにより上記用紙を挾持して、そ
の用紙を排出トレイ上に排出する一対の排紙ローラと、
その排出口にその載置面が上下する排紙トレイと、排出
された用紙により可動され、その可動することにより上
記排紙トレイの用紙載置面の位置を可変にする検知レバ
ーとが配置されたものがある。
【0003】また、上記排出された用紙の高さを検知す
る前記検知手段には、装置本体側に回転可能に軸支さ
れ、その先端部分が用紙に接触する検知レバーを有する
ものがあるが、この検知レバーを有する用紙後処理装置
においては、前記排出機構から排出されてきた用紙が、
検知レバーの先端に接触したその圧力によって容易に突
き上げられ、用紙が排紙しトレイに滑り落ちた後、この
検知レバーが元の位置に自重で落下するのが望ましい。
この検出レバーとしては、図5に示すように、ブラケッ
ト6に回転軸3aで軸支され、その回転軸3aにコイル
スプリング7を設けたものがある(特開平5−3196
78号)。
る前記検知手段には、装置本体側に回転可能に軸支さ
れ、その先端部分が用紙に接触する検知レバーを有する
ものがあるが、この検知レバーを有する用紙後処理装置
においては、前記排出機構から排出されてきた用紙が、
検知レバーの先端に接触したその圧力によって容易に突
き上げられ、用紙が排紙しトレイに滑り落ちた後、この
検知レバーが元の位置に自重で落下するのが望ましい。
この検出レバーとしては、図5に示すように、ブラケッ
ト6に回転軸3aで軸支され、その回転軸3aにコイル
スプリング7を設けたものがある(特開平5−3196
78号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の用紙後処理装置においては、弾性力を与えるスプリ
ングに製造上のバラツキがあり、スプリングによりその
荷重にバラツキが発生し、スプリングの付勢力が比較的
強い時には、用紙が排出されてから排紙トレイに落下し
てエンドフェンスに突き当たるまでの、用紙と検知レバ
ー3との摩擦抵抗が大きくなることがある。この場合に
は、用紙がエンドフェンスに突き当たるまでスムーズに
滑らなかったり、用紙の検知レバー3との接触点が一点
であるため、この接触点が用紙の中点から外れてしまう
と、そこを支点として用紙が斜めに載置されたりして、
スタック性が低下するという問題点があった。
来の用紙後処理装置においては、弾性力を与えるスプリ
ングに製造上のバラツキがあり、スプリングによりその
荷重にバラツキが発生し、スプリングの付勢力が比較的
強い時には、用紙が排出されてから排紙トレイに落下し
てエンドフェンスに突き当たるまでの、用紙と検知レバ
ー3との摩擦抵抗が大きくなることがある。この場合に
は、用紙がエンドフェンスに突き当たるまでスムーズに
滑らなかったり、用紙の検知レバー3との接触点が一点
であるため、この接触点が用紙の中点から外れてしまう
と、そこを支点として用紙が斜めに載置されたりして、
スタック性が低下するという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、搬送
されてきた用紙を排出する排出手段と、装置本体に昇降
自在に支持され、上記排出手段から排出された用紙を載
置される排紙トレイと、装置本体側に回転可能に軸支さ
れ、前記排紙トレイ上に排出される用紙の高さを検知す
るための検知手段と、この検知手段の検知信号により、
用紙が適切な位置で排出されるように、前記排紙トレイ
の位置を制御するトレイ制御手段とを備えた用紙後処理
装置において、前記検出手段には、その回転軸に対して
前記用紙に接触する部分とは反対側に、当該検出手段の
用紙への荷重を一定にするためのバランサ部材が設けら
れていること特徴とする用紙後処理装置にある。
されてきた用紙を排出する排出手段と、装置本体に昇降
自在に支持され、上記排出手段から排出された用紙を載
置される排紙トレイと、装置本体側に回転可能に軸支さ
れ、前記排紙トレイ上に排出される用紙の高さを検知す
るための検知手段と、この検知手段の検知信号により、
用紙が適切な位置で排出されるように、前記排紙トレイ
の位置を制御するトレイ制御手段とを備えた用紙後処理
装置において、前記検出手段には、その回転軸に対して
前記用紙に接触する部分とは反対側に、当該検出手段の
用紙への荷重を一定にするためのバランサ部材が設けら
れていること特徴とする用紙後処理装置にある。
【0006】請求項2の発明は、前記バランサ部材は、
前記検出手段と一体的に設けられていることを特徴とす
る請求項1記載の用紙後処理装置にある。
前記検出手段と一体的に設けられていることを特徴とす
る請求項1記載の用紙後処理装置にある。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1ないし4において、用紙後処理装置1の排
出口部の下部には、昇降自在の排紙トレイ11が設けら
れている。排紙トレイ11は,その両側板の基部11a
が用紙後処理装置1の側板に設けられたガイドレール2
1に昇降案内するコロ25,25を介して支持されてお
り、その端部11bは、用紙後処理装置1の両側板に回
転自在に支持されている一対のプーリ22,22に巻き
掛けられた無端ベルト23に係止されている。プーリ2
2は、歯車列26を介して駆動モータ27の出力軸に連
結されており、駆動モータ27の正転・逆転駆動によ
り、実線矢印方向と、破線矢印方向に回転されるように
なっている。駆動モータ27が正転する場合は、一対の
プーリ22,22が実線矢印方向に回転し、無端ベルト
23を実線矢印方向に回転させ、排紙トレイ11を上昇
させる。また、駆動モータ27が逆転する場合は、一対
のプーリ22,22が破線矢印方向に回転し、無端ベル
ト23を破線矢印方向に回転させ、排紙トレイ11を下
降させる。排紙トレイ11の後端部は用紙後処理装置1
のエンドフェンス20に当接している。符号29は排紙
ガイド板を示している。駆動モータ27は、後述するセ
ンサー34の作動により回転が制御されるようになって
いる。
明する。図1ないし4において、用紙後処理装置1の排
出口部の下部には、昇降自在の排紙トレイ11が設けら
れている。排紙トレイ11は,その両側板の基部11a
が用紙後処理装置1の側板に設けられたガイドレール2
1に昇降案内するコロ25,25を介して支持されてお
り、その端部11bは、用紙後処理装置1の両側板に回
転自在に支持されている一対のプーリ22,22に巻き
掛けられた無端ベルト23に係止されている。プーリ2
2は、歯車列26を介して駆動モータ27の出力軸に連
結されており、駆動モータ27の正転・逆転駆動によ
り、実線矢印方向と、破線矢印方向に回転されるように
なっている。駆動モータ27が正転する場合は、一対の
プーリ22,22が実線矢印方向に回転し、無端ベルト
23を実線矢印方向に回転させ、排紙トレイ11を上昇
させる。また、駆動モータ27が逆転する場合は、一対
のプーリ22,22が破線矢印方向に回転し、無端ベル
ト23を破線矢印方向に回転させ、排紙トレイ11を下
降させる。排紙トレイ11の後端部は用紙後処理装置1
のエンドフェンス20に当接している。符号29は排紙
ガイド板を示している。駆動モータ27は、後述するセ
ンサー34の作動により回転が制御されるようになって
いる。
【0008】用紙後処理装置1の排出口部には、用紙P
を排紙トレイ11上に排紙する排紙ローラ12が設けら
れており、排紙ローラ12には、このローラに従動して
回転する従動コロ14が当接している。この排紙ローラ
12の軸12aには、一対のロッド16,16が支持さ
れており、このロッド16,16の自由端部には、回転
自在の戻しコロ17が回転自在に支持されている。この
戻しコロ17の軸17aと排紙ローラ12の軸12aと
の間には、駆動ベルト18が掛けられており、戻しコロ
17と排紙ローラ12とは同じ駆動源より矢印方向に駆
動されるようになっている。戻しコロ17は、矢印方向
に回転されることにより、排紙口部より排紙トレイ11
上に排出された用紙の上面に接触し、同用紙をエンドフ
ェンス20に当接させるように移動させて、用紙の後端
を揃えるようになっている。
を排紙トレイ11上に排紙する排紙ローラ12が設けら
れており、排紙ローラ12には、このローラに従動して
回転する従動コロ14が当接している。この排紙ローラ
12の軸12aには、一対のロッド16,16が支持さ
れており、このロッド16,16の自由端部には、回転
自在の戻しコロ17が回転自在に支持されている。この
戻しコロ17の軸17aと排紙ローラ12の軸12aと
の間には、駆動ベルト18が掛けられており、戻しコロ
17と排紙ローラ12とは同じ駆動源より矢印方向に駆
動されるようになっている。戻しコロ17は、矢印方向
に回転されることにより、排紙口部より排紙トレイ11
上に排出された用紙の上面に接触し、同用紙をエンドフ
ェンス20に当接させるように移動させて、用紙の後端
を揃えるようになっている。
【0009】排紙ローラ12の上部には、排出された用
紙の積まれた高さを検出・制御するための検知レバー3
0が設けられており、検知レバー30は、用紙後処理装
置1に固定されたブラケット36に、これに設けられた
軸30aで回転可能に軸支されており、用紙Pに接触す
る接触部30cを有するレバー部30bと、回転軸30
aに対してレバー部30bとは反対側の部分である扇形
状の検知部30dとから形成されている。検知部30d
の背後には、検知部30dの上下動を検知するセンサー
34が設けられている。また、接触部30cの先端は、
図1に示すように、上側に所定の曲率で曲げられた形状
とされている。センサー34は、検知部30dにより作
動されると、その信号が上述した駆動モータ27に入力
されて駆動モータ27が回転制御されるようになってい
る。
紙の積まれた高さを検出・制御するための検知レバー3
0が設けられており、検知レバー30は、用紙後処理装
置1に固定されたブラケット36に、これに設けられた
軸30aで回転可能に軸支されており、用紙Pに接触す
る接触部30cを有するレバー部30bと、回転軸30
aに対してレバー部30bとは反対側の部分である扇形
状の検知部30dとから形成されている。検知部30d
の背後には、検知部30dの上下動を検知するセンサー
34が設けられている。また、接触部30cの先端は、
図1に示すように、上側に所定の曲率で曲げられた形状
とされている。センサー34は、検知部30dにより作
動されると、その信号が上述した駆動モータ27に入力
されて駆動モータ27が回転制御されるようになってい
る。
【0010】さらに、検知レバー30には、その軸30
aに対してレバー部30bとは反対側であって、検知部
30dの下側に、バランサ部材であるバランサ30eが
設けられている。したがって、検知レバー30は、接触
部30cに用紙が接触していない通常時は、矢印B方向
のレバー部30bの自重による力と、矢印A方向のバラ
ンサ30eの自重による力との釣り合いによって所定位
置に静止している。
aに対してレバー部30bとは反対側であって、検知部
30dの下側に、バランサ部材であるバランサ30eが
設けられている。したがって、検知レバー30は、接触
部30cに用紙が接触していない通常時は、矢印B方向
のレバー部30bの自重による力と、矢印A方向のバラ
ンサ30eの自重による力との釣り合いによって所定位
置に静止している。
【0011】なお、このバランサ30eは、検知レバー
30とは別体にして、これに固定することもできるが、
請求項2に示すように、検知レバー30と同一材料で一
体的に形成しておき、重量バランスを取るための適当な
形状の金属等をその内部に嵌め込むの構成にすると、製
造工程の簡素化の点で好ましいものになる。また、バラ
ンサ30eは検知レバー30と同一材料の一体成型品で
形成してもよい。このように一体成型品で形成すれば、
製作も簡単になり、組み付け性も向上する。
30とは別体にして、これに固定することもできるが、
請求項2に示すように、検知レバー30と同一材料で一
体的に形成しておき、重量バランスを取るための適当な
形状の金属等をその内部に嵌め込むの構成にすると、製
造工程の簡素化の点で好ましいものになる。また、バラ
ンサ30eは検知レバー30と同一材料の一体成型品で
形成してもよい。このように一体成型品で形成すれば、
製作も簡単になり、組み付け性も向上する。
【0012】排紙口より用紙Pが排出されて、その先端
部が接触部30cに当接すると、検知レバー30は、軸
30aを中心に矢印A方向に回転し、検知部30dの移
動によりセンサー34が作動される。センサー34が作
動されると、これにより上述した駆動モータ27が制御
され、さらにこの駆動モータ27に連結されているプー
リ22も駆動される。そして、このプーリ22が駆動さ
れることにより、このプーリに巻回されている無端ベル
ト23の回転駆動され、この無端ベルト23の回転駆動
されることにより、この無端ベルト23に一端部が支持
されている排紙トレイ11がガイドレール20に案内さ
れて上下に移動され、排紙トレイ11の用紙載置面が上
下される。
部が接触部30cに当接すると、検知レバー30は、軸
30aを中心に矢印A方向に回転し、検知部30dの移
動によりセンサー34が作動される。センサー34が作
動されると、これにより上述した駆動モータ27が制御
され、さらにこの駆動モータ27に連結されているプー
リ22も駆動される。そして、このプーリ22が駆動さ
れることにより、このプーリに巻回されている無端ベル
ト23の回転駆動され、この無端ベルト23の回転駆動
されることにより、この無端ベルト23に一端部が支持
されている排紙トレイ11がガイドレール20に案内さ
れて上下に移動され、排紙トレイ11の用紙載置面が上
下される。
【0013】この構成において、図4に示すように、装
置本体から搬送されてきた用紙Pは、排出口を出て排紙
ローラ12が矢印方向に回転することにより排紙トレイ
11に排出されるが、(1)で示すように排紙ローラ1
2と排紙コロ14との間を通過した用紙Pは、その先端
部で、検知レバー30を矢印A方向に突き上げられ、検
知レバー30を回転させる。検知レバー30を矢印A方
向に回転されると、検知部30bが揺動し、センサー3
1を作動させる。センサ−31が作動されると、センサ
ー31の信号により駆動モータ27が制御され、一対の
プーリ22,22を介して、無端ベルト23が駆動さ
れ、排紙トレー11が間欠に移動させれる。
置本体から搬送されてきた用紙Pは、排出口を出て排紙
ローラ12が矢印方向に回転することにより排紙トレイ
11に排出されるが、(1)で示すように排紙ローラ1
2と排紙コロ14との間を通過した用紙Pは、その先端
部で、検知レバー30を矢印A方向に突き上げられ、検
知レバー30を回転させる。検知レバー30を矢印A方
向に回転されると、検知部30bが揺動し、センサー3
1を作動させる。センサ−31が作動されると、センサ
ー31の信号により駆動モータ27が制御され、一対の
プーリ22,22を介して、無端ベルト23が駆動さ
れ、排紙トレー11が間欠に移動させれる。
【0014】次に(2)で、用紙Pは、排紙ローラ12
を離れた瞬間に戻しコロ17に接触し、この戻しコロ1
7の矢印方向の回転によって、下側に巻き込まれて後方
へ搬送され、(3)でエンドフェンス20に突き当てら
れて、排紙トレイ11上にスタックされる。
を離れた瞬間に戻しコロ17に接触し、この戻しコロ1
7の矢印方向の回転によって、下側に巻き込まれて後方
へ搬送され、(3)でエンドフェンス20に突き当てら
れて、排紙トレイ11上にスタックされる。
【0015】この実施例では、図1に示すように、検知
レバー30のレバー部30bには、バランサ30eによ
る矢印A方向の一定した浮揚力があるため、排出された
用紙Pがレバー部30bの接触部30cに接触した瞬間
にその小さな圧力によっても容易に検知レバー30は矢
印A方向に突き上げられた後、検知レバー30が自重で
元の位置に落下し、微弱な一定の荷重で用紙Pに接触
し、その間に、用紙Pは排紙トレイ11に落下してエン
ドフェンス20まで滑り落ちる。
レバー30のレバー部30bには、バランサ30eによ
る矢印A方向の一定した浮揚力があるため、排出された
用紙Pがレバー部30bの接触部30cに接触した瞬間
にその小さな圧力によっても容易に検知レバー30は矢
印A方向に突き上げられた後、検知レバー30が自重で
元の位置に落下し、微弱な一定の荷重で用紙Pに接触
し、その間に、用紙Pは排紙トレイ11に落下してエン
ドフェンス20まで滑り落ちる。
【0016】このように、排出されてきた用紙Pがレバ
ー部30bに接触しても、レバー部30bは、バランサ
30eの作用によって弱い一定の荷重しか用紙Pに与え
ないので、用紙Pは容易に突き上げられ、その後もレバ
ー部30bが自重で落下して微弱な一定の荷重で用紙P
に接触し、当該用紙Pは、排紙トレイ11に落下してか
らスムーズに滑って、その端面がエンドフェンス20に
突き当たり、排紙トレイ11にスタックされる。
ー部30bに接触しても、レバー部30bは、バランサ
30eの作用によって弱い一定の荷重しか用紙Pに与え
ないので、用紙Pは容易に突き上げられ、その後もレバ
ー部30bが自重で落下して微弱な一定の荷重で用紙P
に接触し、当該用紙Pは、排紙トレイ11に落下してか
らスムーズに滑って、その端面がエンドフェンス20に
突き当たり、排紙トレイ11にスタックされる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、検知レバーには、その回転軸に対して前記用紙に接
触する部分とは反対側に、当該検知レバーの用紙への荷
重を一定にするためのバランサ部材を設けることにして
いるので、検知レバーにその検知レバーが静止状態を維
持できるようにバランサ部材を設けておけば、検知レバ
ーは微弱な一定の荷重で用紙に接し、用紙が排紙トレイ
に落下してから安定した低摩擦でエンドフェンスまで滑
り落とすことができ、用紙のスタック性が向上される。
ば、検知レバーには、その回転軸に対して前記用紙に接
触する部分とは反対側に、当該検知レバーの用紙への荷
重を一定にするためのバランサ部材を設けることにして
いるので、検知レバーにその検知レバーが静止状態を維
持できるようにバランサ部材を設けておけば、検知レバ
ーは微弱な一定の荷重で用紙に接し、用紙が排紙トレイ
に落下してから安定した低摩擦でエンドフェンスまで滑
り落とすことができ、用紙のスタック性が向上される。
【0018】請求項2によれば、前記バランサ部材は、
前記検知レバーと一体的に設けられているので、製造工
程を簡素化することができ、低コストで簡単な構成によ
り用紙のスタック性を向上させることができる。
前記検知レバーと一体的に設けられているので、製造工
程を簡素化することができ、低コストで簡単な構成によ
り用紙のスタック性を向上させることができる。
【図1】この発明の実施例を示す用紙後処理装置の検知
手段の概略斜視図である。
手段の概略斜視図である。
【図2】この発明の実施例を示す用紙後処理装置の部分
断面図である。
断面図である。
【図3】この発明の実施例を示す用紙後処理装置の排出
部概略斜視図である。
部概略斜視図である。
【図4】この発明の用紙後処理装置における用紙の動作
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】従来のコイルスプリングで付勢した検知手段を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
11 排紙トレイ 30 検知レバー 30a 回転軸 30e バランサ部材 34 センサー P 用紙
Claims (2)
- 【請求項1】搬送されてきた用紙を排出する排出手段
と、 装置本体に昇降自在に支持され、上記排出手段から排出
された用紙を載置される排紙トレイと、 装置本体側に回転可能に軸支され、前記排紙トレイ上に
排出される用紙の高さを検知するための検知手段と、 この検知手段の検知信号により、用紙が適切な位置で排
出されるように、前記排紙トレイの位置を制御するトレ
イ制御手段とを備えた用紙後処理装置において、 前記検出手段には、その回転軸に対して前記用紙に接触
する部分とは反対側に、当該検出手段の用紙への荷重を
一定にするためのバランサ部材が設けられていること特
徴とする用紙後処理装置。 - 【請求項2】前記バランサ部材は、前記検出手段と一体
的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の用
紙後処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3787797A JPH10231046A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 用紙後処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3787797A JPH10231046A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 用紙後処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10231046A true JPH10231046A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12509773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3787797A Pending JPH10231046A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 用紙後処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10231046A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011006237A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Brother Industries Ltd | 記録シート搬送装置および画像形成装置 |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP3787797A patent/JPH10231046A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011006237A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Brother Industries Ltd | 記録シート搬送装置および画像形成装置 |
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