JPH10229790A - 両軸受リール - Google Patents
両軸受リールInfo
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- JPH10229790A JPH10229790A JP3354897A JP3354897A JPH10229790A JP H10229790 A JPH10229790 A JP H10229790A JP 3354897 A JP3354897 A JP 3354897A JP 3354897 A JP3354897 A JP 3354897A JP H10229790 A JPH10229790 A JP H10229790A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- counter
- dual
- battery
- bearing reel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
ンターを小型化できかつリール本体の幅を小さく維持で
きるようにする。 【解決手段】 両軸受リールは、リール本体1と、スプ
ール10と、電気式の表示部5を有するカウンター4
と、レベルワインド機構13と、ボタン電池21とを備
えている。スプール10は、リール本体1に回転自在に
支持されている。カウンター4は、リール本体1の上部
に配置されている。レベルワインド機構13は、リール
本体1の前部に配置されている。ボタン電池21は、カ
ウンター4に電気を供給するためにレベルワインド機構
13の下前方に配置されている。
Description
に、電気式の水深表示部を有する両軸受リールに関す
る。
に応じて仕掛けの水深を表示するための水深表示部を有
するカウンターを装着したものが知られている。船釣り
に使用される船用の両軸受リールにカウンターが装着さ
れていると、魚群探知機等で得られた棚位置に正確に仕
掛けを配置できる。
は、電気容量が小さいので電源がリール内に収納されて
いる。この電源として乾電池等の一次電池やニッケルカ
ドニウム電池等の二次電池が使用されている。従来、こ
の電池はカウンター内又はリール本体のハンドル軸と逆
側の側カバー内に収納されていることが多い。
収納する構成では、電源を必要とするカウンター内部に
収納されるので外部との配線が少なくなり、カウンター
を水密構造にしやすい。しかし、内部に電池を収納しな
ければならないので、カウンター自体の厚みが厚くなり
大型化するという問題がある。
構成では、カウンター内部に電池を収納する必要がない
ので、カウンターを小型化できる。しかし、側カバー内
に電池を収納すると、電池を収納する分だけ側カバーが
膨らむ。しかも、側カバー内には制動機構等の他の機構
も収納されているため、内部を水密構造にすることが困
難である。このため、水密構造で電池を収納しようとす
ると、側カバーがさらに大きく膨らみ、リール本体の幅
が大きくなる。
ールにおいて、カウンターを小型化できかつリール本体
の幅を小さく維持できるようにすることにある。
ルは、リール本体と、スプールと、電気式の水深表示部
と、レベルワインド機構と、電源とを備えている。スプ
ールは、リール本体に回転自在に支持されている。水深
表示部は、リール本体の上部に配置されている。レベル
ワインド機構は、リール本体の前部に配置されている。
電源は、水深表示部に電気を供給するためにレベルワイ
ンド機構の下前方に配置されている。
インド機構の下前方の比較的空いた空間に配置される。
このため、カウンター内や側カバー内に電源を収納する
必要がなくなり、カウンターを小型化できるとともに、
リール本体の幅を小さく維持できる。発明2に係る両軸
受リールは、発明1に記載のリールにおいて、電源はボ
タン電池である。この場合には、電源がボタン電池であ
るため小さくなり、電源を収納しやすくなる。
2に記載のリールにおいて、電源を収納する収納部と、
収納部を開閉可能に覆う蓋部とを有する電源ケースをさ
らに備える。この場合には、電源を収納する収納部が蓋
部で開閉可能に覆われているので、蓋部を開閉するだけ
で電源を容易に交換できる。発明4に係る両軸受リール
は、発明1から3のいずれかに記載のリールにおいて、
収納部と蓋部との間に配置されたシール部材をさらに備
える。この場合には、収納部を容易に水密構造にするこ
とができる。
採用した両軸受リールは、糸繰り出し長さにより水深を
表示するカウンター4を有する手巻のリールである。両
軸受リールは、リール本体1と、リール本体1の側方に
配置されたスプール回転用のハンドル2と、ハンドル2
のリール本体1側に配置されたドラグ調整用のスタード
ラグ3とを主に備えている。
bとそれらを連結する複数の連結部7c(図2)とから
なるフレーム7と、フレーム7の左右を覆う左右の側カ
バー8a,8bと、フレーム7の前部を覆う前カバー9
とを有している。ハンドル2側(図1の右側)の側カバ
ー8bには、ハンドル2の回転軸が回転自在に支持され
ている。
に、上部に左右に長い開口20が設けられ、下部にカウ
ンター4に電源を供給するためのボタン電池21を収納
する電池ケース22が設けられている。電池ケース22
は後述するレベルワインド機構13の下前方に設けら
れ、前カバー9の下部に形成された収納部23と、収納
部23を前方から開閉可能に覆う蓋部24とを有してい
る。収納部23は、前カバー9に正面視円形の凹んだ空
間を形成するように設けられている。収納部23の底部
と壁面とにはボタン電池21の正負の電極と接続するた
めの金具がそれぞれ配置されている。収納部23の開口
部の周囲には、蓋部24とで形成された閉空間を水密に
封止するためのパッキン25が装着されている。蓋部2
4は、たとえば前面からねじ込まれた2本のネジ26に
より収納部22に開閉自在に装着されている。前カバー
9の収納部23の周囲には、このネジ26に螺合するナ
ット27が成形時に一体で埋め込まれている。この2本
のネジ26は工具で回せるようにしてもよいし、硬貨等
で回せるようにしてもよい。
ル2に連結されたスプール10が回転自在に支持されて
いる。スプール10の内部には、図2に示すように、ス
プール軸12が貫通している。また、リール本体1の後
部(図1下部)には、ハンドル2とスプール10との駆
動伝達をオンオフするクラッチの操作レバー11が配置
されている。このクラッチをオンすると、自重による仕
掛けの糸繰り出し中に、糸繰り出し動作を停止できる。
すように、スプール10に連動して動作するレベルワイ
ンド機構13やハンドル2の回転をスプール10に伝達
する伝達機構(図示せず)等が設けられている。レベル
ワインド機構13は、スプール10の前方(図2右方)
にスプール10と平行に配置された螺軸14と、螺軸1
4に係合する釣り糸ガイド15と、釣り糸ガイド15を
案内するガイド筒16とを有している。螺軸14は、表
面に交差する螺旋状の溝(図示せず)を有している。螺
軸14は、側カバー8a内に配置された歯車機構(図示
せず)によりスプール軸12と連結されている。釣り糸
ガイド15は、ガイド本体15aと、ガイド本体15a
の下部に螺軸14と直交する方向に配置され上端が螺旋
状溝に係合する係合部材15bと、ガイド本体15aの
下部に前後に配置され釣り糸を案内するセラミック製の
硬質リング15cとを有している。ガイド本体15aの
中央部には螺軸14が貫通し、かつその周囲にはガイド
筒16が貫通している。ガイド筒16は、下部がU字状
に開口した筒状部材であり、側板7a,7b間に螺軸1
4を中心で囲むように配置されている。このレベルワイ
ンンド機構13の前下方のあいた空間に、前述したよう
に電池ケース22が設けられている。
に、カウンター4のケース4aが固定されている。ケー
ス4aの内部は、外部に対して水密に封止されている。
ケース4aには、仕掛けの水深や棚位置を水面からと底
からとの2つの基準で表示するための液晶ディスプレイ
からなる表示部5と、表示部5の図1左側に配置された
3つのボタンからなる操作キー部6とが設けられてい
る。
に、表示部5や操作キー部6に接続された制御部30が
配置されている。制御部30は、CPU,RAM,RO
M,I/Oインターフェイス等を含むマイクロコンピュ
ータを備えており、制御プログラムに従って表示制御等
の各種の制御動作を実行する。このように構成された両
軸受リールでは、釣り糸を繰り出す時には、クラッチを
操作レバー11によりオフし、スプール10を自由に回
転させ、釣り糸に装着された重りの自重により釣り糸を
繰り出す。釣り糸が繰り出されると表示部5の水深表示
が繰り出し量に応じて増加する。また、釣り糸が繰り出
されると、スプール10の回転が歯車機構を介して螺軸
14に伝達され、螺軸14が回転して釣り糸ガイド15
がスプール10に沿って往復動する。仕掛けが棚に到達
すると、操作レバーによりクラッチをオンして釣り糸の
繰り出しを停止する。
て釣り糸を巻き上げる。釣り糸が巻上げられると表示部
5の水深表示が巻き上げ量に応じて減少する。この巻き
上げ時にも、スプール10の回転が歯車機構を介して螺
軸14に伝達され、螺軸14が回転して釣り糸ガイド1
5がスプール10に沿って往復動する。この結果、釣り
糸がスプールにほぼ均一に巻き取られる。
旨が表示部5に表示される。釣り人は、電池21が消耗
したことを知ると、2本のネジ26を回して蓋部24を
外す。そして古いボタン電池を取り出し新しいボタン電
池に代える。なお、制御部30には、バックアップ用の
コンデンサーが装着されており、この電池交換時に電源
が供給されなくても、適宜の間表示や記憶された各種の
データが消えることはない。
方の比較的空いている空間に電池ケース22を配置した
ので、カウンター4内や側カバー8a内に電池を収納す
る必要がなくなり、カウンター4を小型化できるととも
に、リール本体1の幅を小さく維持できる。また、電源
がボタン電池21であるため小さくなり、電源を収納し
やすくなる。さらに、電池21を収納する収納部23が
蓋部24で開閉可能に覆われているので、蓋部24を開
閉するだけで電池21を容易に交換できる。
く、単三形等の乾電池や充電池でもよい。 (b) 電池ケース22の配置位置はレベルワインド機
構13の前下方の空いた空間であればとこでもよい。
機構の下前方の比較的空いた空間に配置されるので、カ
ウンター内や側カバー内に電源を収納する必要がなくな
り、カウンターを小型化できるとともに、リール本体の
幅を小さく維持できる。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】リール本体と、 前記リール本体に回転自在に支持されたスプールと、 前記リール本体の上部に配置された電気式の水深表示部
と、 前記リール本体の前部に配置されたレベルワインド機構
と、 前記水深表示部に電気を供給するために前記レベルワイ
ンド機構の下前方に配置された電源と、を備えた両軸受
リール。 - 【請求項2】前記電源はボタン電池である、請求項1に
記載の両軸受リール。 - 【請求項3】前記電源を収納する収納部と、前記収納部
を開閉可能に覆う蓋部とを有する電源ケースをさらに備
える、請求項1又は2に記載の両軸受リール。 - 【請求項4】前記収納部と蓋部との間に配置されたシー
ル部材をさらに備える、請求項3に記載の両軸受リー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3354897A JPH10229790A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 両軸受リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3354897A JPH10229790A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 両軸受リール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10229790A true JPH10229790A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12389622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3354897A Pending JPH10229790A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 両軸受リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10229790A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101138409B1 (ko) * | 2003-12-01 | 2012-04-26 | 가부시키가이샤 시마노 | 양 베어링 릴의 릴 본체 |
JP2019062789A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 株式会社シマノ | 釣り用リールの電池ケース及び釣り用リール |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP3354897A patent/JPH10229790A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101138409B1 (ko) * | 2003-12-01 | 2012-04-26 | 가부시키가이샤 시마노 | 양 베어링 릴의 릴 본체 |
JP2019062789A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 株式会社シマノ | 釣り用リールの電池ケース及び釣り用リール |
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A521 | Written amendment |
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