JP2001169690A - 釣り用リールの電池ケース - Google Patents

釣り用リールの電池ケース

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JP2001169690A
JP2001169690A JP35570499A JP35570499A JP2001169690A JP 2001169690 A JP2001169690 A JP 2001169690A JP 35570499 A JP35570499 A JP 35570499A JP 35570499 A JP35570499 A JP 35570499A JP 2001169690 A JP2001169690 A JP 2001169690A
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battery
buzzer
case
reel body
opening
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Hitoshi Katayama
仁志 片山
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Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リールの電池ケースにおいて、電池に加えて
ブザー収納してもブザーの音量の低下を抑えることがで
きるようにする。 【解決手段】 両軸受リールの電池ケースは、リール本
体に装着されたカウンターケース4内の液晶ディスプレ
イなどに電力を供給するための円板状の電池IPが収納
可能なケースであって、前カバー9で開口する筒状の収
納部23と、ブザー配置部24と、仕切部材25と、電
池配置部26と、蓋部材27とを備えている。ブザー配
置部は、収納部の底部に設けられ、電池と同径の円板状
のブザーを配置可能である。仕切部材は、ブザーより大
径の係止部を少なくとも一部に有した部材である。電池
配置部は、仕切部材より開口側に設けられている。蓋部
材は、開口を覆うようにリール本体に着脱自在に装着さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池ケース、特に
釣り用リールのリール本体に装着されたカウンターケー
ス内の水深表示装置に電力を供給するための円板状の電
池が収納可能な電池ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】両軸受リール等の釣り用リールにおい
て、糸繰り出し長さに応じて仕掛けの水深を表示するた
めの液晶表示装置を有するカウンターを装着したものが
知られている。船釣りに使用される両軸受リールにカウ
ンターが装着されていると、魚群探知機等で得られた棚
位置に仕掛けを正確に配置できる。
【0003】この種の釣り用リール、特に、手巻きの両
軸受リールでは、電気容量が小さくて済むので、乾電池
や充電池などの小型の電池がリール本体内に収納されて
いる。この種の電池は、通常、防水のしやすさなどを考
慮してカウンターケース内に液晶表示装置やその制御装
置などとともに収納されている。また、カウンターケー
ス内には、仕掛けが棚位置に到達したことやモードが切
り換わったときなどにそのことを釣り人に報知するアラ
ーム手段としてブザーが搭載されている。ブザーは、通
常円板状の振動体で構成されている。このようなブザー
の音量を消費電力を増やすことなく大きくするためには
大径のブザーを用いることが好ましい。
【0004】一方、カウンターケースの小型化を図るた
めに電池をカウンターケースと別に設けられた電池ケー
スに収納したものが知られている。この場合、ブザーも
カウンターケースから別の位置に移せばカウンターケー
スをさらに小型化できる。そこで、電池ケースに電池と
ともにブザーを収納することが考えられる。このように
ブザーを電池ケース内に設ければ、両者をともに防水で
きてスペースも小さくて済む。特に、電池として円板状
のボタン電池を用いたときには、電池とブザーの形が似
ているので、両者を効率よく収納できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように電池ケー
ス内にブザーを収納する場合、たとえばボタン電池とブ
ザーとの間に仕切部材を設けて、仕切部材に電池の正極
及び負極に接続される正極端子及び負極端子を設けるこ
とが考えられる。この場合、ボタン電池の突出した負極
に接続される負極端子が電池を押圧しているので、その
反力が仕切部材に作用しやすい。この仕切部材に作用し
た反力がブザーに作用すると、ブザーの振動が抑制され
て音量が小さくなる。そこで、負極端子の反力がブザー
に作用しないようにする必要がある。負極部材の反力を
作用しないようにするために、たとえば、ブザーの径を
電池より小さくして仕切部材との間に段差を設け、段差
で反力を受けることが考えられる。しかしこのような構
成では、ブザーの径が小さくなり、ブザーの音量が小さ
くなる。
【0006】本発明の課題は、釣り用リールの電池ケー
スにおいて、電池に加えてブザー収納してもブザーの音
量の低下を抑えることができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係る釣り用リー
ルの電池ケースは、釣り用リールのリール本体に装着さ
れたカウンターケース内の水深表示装置に電力を供給す
るための円板状の電池が収納可能なケースであって、収
納部と、ブザー配置部と、仕切部材と、電池配置部と、
蓋部材とを備えている。収納部は、リール本体に設けら
れ、開口する有底筒状の凹部を有している。ブザー配置
部は、収納部の底部に設けられ、電池と同径または電池
より大径の円板状のブザーを配置可能なものである。仕
切部材は、ブザーより大径の係止部を少なくとも一部に
有し、ブザー配置部より開口側で係止部が収納部に底部
側に移動不能に係止された部材である。電池配置部は、
仕切部材より開口側に設けられ、電池を配置可能なもの
である。蓋部材は、開口を覆うようにリール本体に着脱
自在に装着された部材である。
【0008】この電池ケースでは、円板状のブザーが収
納部の最も底部側に設けられたブザー配置部に配置さ
れ、続いて仕切部材が配置され、仕切部材の開口側に設
けられた電池配置部に円板状の電池が配置される。この
仕切部材に電池を付勢するように端子を設けても、仕切
部材は、ブザーより大径の係止部を少なくとも一部に有
しているので、この係止部で底部側への移動が防止さ
れ、端子の反力を受けることができる。このため、ブザ
ーの径を電池と同径か大きな径にしても、ブザーが仕切
部材により押圧されなくなり、ブザーの音量の低下を抑
えることができる。
【0009】発明2に係る釣り用リールの電池ケース
は、発明1に記載の電池ケースにおいて、リール本体の
前部には、釣り糸が通過可能な釣り糸開口が形成されて
おり、収納部は、釣り糸開口より下側でリール本体に設
けられている。この場合には、比較的空間的に余裕があ
るレベルワインド機構の下前側に電池とブザーとを収納
できるので、コンパクトに電池とブザーとを収納でき
る。
【0010】発明3に係る釣り用リールの電池ケース
は、発明1又は2に記載のケースにおいて、蓋部材と収
納部との間に装着されたシール部材をさらに備える。こ
の場合には、蓋部材と収納部との隙間から液体などが浸
入しにくくなり、ケース内部の絶縁状態を維持しやす
い。発明4に係る釣り用リールの電池ケースは、発明1
から3のいずれかに記載のケースにおいて、電池はボタ
ン型又はコイン型の電池であり、仕切部材は、電池配置
部に配置される電池の突出した負極に先端で接続するた
めの弾性を有する負極端子と、電池の底部と周面とに設
けられた正極に接続するための弾性を有する正極端子と
を有する。この場合には、仕切部材に電極を設けたの
で、電極を別に設ける構成に比べて構成が簡素になる。
また、仕切部材が係止部により底部への移動を阻止され
ているので、仕切部材に負極端子を設けても、その反力
がブザーに及ばない。
【0011】発明5に係る釣り用リールの電池ケース
は、発明4に係るケースにおいて、負極端子は、電池に
当接して電池を開口側に押圧する弾性を有する。この場
合には、負極端子が電池を押圧しているので、負極と負
極端子との接続状態が安定する。また、仕切部材に対し
て反力が作用するが、仕切部材は係止部によって受けて
いるので、反力がブザーに及ばない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、本発明の
一実施形態による両軸受リールは、糸繰り出し長さ又は
糸巻取長さに応じて仕掛けの水深を表示する水深表示機
能を有する小型の両軸受リールである。両軸受リール
は、釣り竿Rに装着可能なリール本体1と、リール本体
1の側方に配置されたスプール回転用のハンドル2と、
ハンドル2のリール本体1側に配置されたドラグ調整用
のスタードラグ3とを主に備えている。
【0013】リール本体1は、左右1対の側板7a,7
bとそれらを連結する複数の連結部材7cとからなるフ
レーム7と、フレーム7の左右を覆う左右の側カバー8
a,8bと、フレーム7の前部を覆う前カバー9とを有
している。下側の連結部材7cには、釣り竿に装着する
ための竿装着脚5が一体形成されている。ハンドル2側
の側カバー8bには、ハンドル2の回転軸が回転自在に
支持されている。
【0014】前カバー9には、図3〜図6に示すよう
に、釣り糸通過用の横長の開口9aが形成されるととも
に、開口9aの下側(リール本体1の前下部)には、ボ
タン型又はコイン型の円板状の電池IPを収納するため
の電池ケース17が設けられている。電池ケース17
は、レベルワインド機構13(後述)の下前方に設けら
れ、前カバー9の下部に形成された円形の開口23aを
有する収納部23と、収納部23に設けられたブザー配
置部24と、ブザー配置部24の開口側に装着された仕
切部材25と、仕切部材25の開口側に設けられた電池
配置部26と、開口23aを塞ぐ蓋部材27とを有して
いる。
【0015】収納部23は、図6に示すように、前カバ
ー9の正面に形成された矩形の凹部9bの中心部に有底
筒状に形成されており、その円形の底部にブザー配置部
24が設けられている。ブザー配置部24には、円板状
のブザーBZが装着されている。ブザーBZは、アラー
ムや釣り人への報知のために使用されるものであり、そ
の外径は電池IPと略同径である。
【0016】仕切部材25は、たとえば、通常の回路基
板に用いられる合成樹脂製の円板状の部材であり、ブザ
ーBZより大径の係止部25aを有している。係止部2
5aは、仕切部材25の外周部から径方向外方に突出し
かつ周方向に間隔を隔てて複数形成されている。係止部
25aに対応して収納部23には、開口23aからブザ
ー配置部24の開口23a側にかけて係止溝23bが周
方向に間隔を隔てて複数形成されている。このような係
止溝23bに係止部25aが係止されることで、仕切部
材25は、ブザー配置部24より開口23a側で収納部
23に底部側に移動不能に装着される。
【0017】この仕切部材25には、電池IPの正極及
び負極がそれぞれ電気的に接続される正極端子25b及
び負極端子25cが設けられている。正極端子25b
は、電池IPの外周面及び底面に形成された正極のうち
外周面に接触可能に仕切部材25の外周側縁部に配置さ
れている。正極端子25bは、外周面に沿うように折り
曲げて形成されており、この正極端子25bは、電池I
Pを逆側(図6左側)に押圧する。負極端子25cは、
電池IPの先端から突出する負極に接触可能に仕切部材
25の中央部に配置されている。この負極端子25cは
電池IPを蓋部材27側に押圧する。このとき、仕切部
材25は逆側に付勢されるが、係止溝23bの端部で係
止されるので、仕切部材25は、それ以上収納部23の
底部側に移動することはなく、ブザーBZを押圧するこ
とはない。
【0018】電池配置部26は、仕切部材25より開口
23a側に設けられ、たとえばコイン型のリチウム乾電
池を配置する電池IPを配置可能な円形の空間である。
電池配置部26には、電池IPがはまり込む円形の孔が
形成されている。蓋部材27は、開口23aを覆うよう
に前カバー9に着脱自在に装着されており,2本のねじ
28により前カバー9に固定されている。蓋部材27
は、前カバー9の凹部9bにはめ込まれる取付部27a
と、取付部27aから開口23aの縁に沿って内方に延
びる筒状部27bと、筒状部27bの内側に同芯の筒状
に形成され、先端が電池IPを負極端子25c側に押圧
する押圧部27cとを有している。取付部27aの表面
は、前カバー9の表面に沿って形成された三次元曲面を
有している。筒状部27bの根元部と円形の開口23a
との間には、収納部23を水密に封止するためのたとえ
ばOリングからなるパッキン29が装着されている。
【0019】リール本体1の内部には、ハンドル2に連
結されたスプール10が回転自在に支持されている。ま
た、リール本体1のハンドル2側側面には、ハンドル2
とスプール10との駆動伝達をオンオフするクラッチ
(図示せず)のクラッチ操作レバー11が配置されてい
る。このクラッチをオンすると、仕掛けの自重による糸
繰り出し中に、糸繰り出し動作を停止できる。
【0020】また、リール本体1の内部には、図2〜図
5に示すように、スプール10に連動して動作するレベ
ルワインド機構13やハンドル2の回転をスプール10
に伝達する回転伝達機構14等が設けられている。レベ
ルワインド機構13は、スプール10の前方に配置さ
れ、スプール10と連動して釣り糸をスプール10に均
一に巻き取るために設けられている。
【0021】リール本体1の上部には、図1〜図3に示
すように、水深表示用のカウンターケース4が固定され
ている。カウンターケース4は、リール本体に装着され
内部に水密空間を有するケース本体30と、ケース本体
の内部に装着された回路基板31と、回路基板31上に
回路基板31と隙間をあけて配置された液晶ディスプレ
イ32を含む複数の電気部品33とを有している。ま
た、カウンターケース4は、液晶ディスプレイ32の回
路基板31と対向する主面の中央部分の所定範囲を回路
基板31上で支持する弾性支持部材35と、ケース本体
30を補強する補強部材36とを有している。液晶ディ
スプレイ32は、仕掛けの水深や棚位置を水面からと底
からとの2つの基準で表示するためのものである。
【0022】ケース本体30は、下部が開口した空間を
内部に有する上ケース部材40と、上ケース部材40の
開口を塞ぐ下ケース部材41とを有している。上ケース
部材40は、図1から図3及び図7に示すように、リー
ル本体1に沿って湾曲した三次元曲面を有する表面部4
0aと表面部40aから下方に延びる矩形筒状に形成さ
れた壁面部40bとを有している。表面部40aには、
図1に示すように、矩形の表示窓40cが形成され、表
示窓40cを介して液晶ディスプレイ32が臨んでい
る。表示窓40cには、透明樹脂製のカバー42がはめ
込まれている。表示窓40cの右側には操作キー部6が
設けられている。操作キー部6は、上下に並べて配置さ
れた電源スイッチ6a、モードスイッチ6b、及び棚メ
モスイッチ6cを有している。
【0023】矩形筒状の壁面部40bのうち後ろ側の壁
面部(図7上側の壁面部)40bに補強部材36が埋め
込まれている。補強部材36は、金属製の板状部材であ
り、後部壁面部40bに形成された凹溝40dにはめ込
まれている。壁面部40bの前後方向中央部の両外側面
には、下方に突出する装着舌部40eが形成されてい
る。装着舌部40eは、側板7a,7bの外側面にねじ
止めされている。また、前端部には、左右に間隔を隔て
て2つのボス部40fが形成されており、上側の1対の
連結部材7cのうち前側の連結部材7cからねじ止めさ
れている。このように上ケース部材40は、4カ所でね
じ止めされている。ここで、上ケース部材40は、前部
2カ所のボス部40f及び左右2カ所の装着舌部40e
でリール本体1に固定されているので、壁面部40bの
うち左右及び前部は変形しにくい。しかし、後部の壁面
部40bはリール本体1にねじ止めされていないので変
形しやすい。そこで、変形しやすい後部の壁面部40b
に補強部材36が装着されている。
【0024】下ケース部材41は、板状の部材であり、
上ケース部材40の壁面部40bの端部で形成された開
口を塞ぐ部材であり、図示しないねじにより上ケース部
材にねじ止めされている。下ケース部材41は、前後の
連結部材7c上に載置されている。回路基板31は、上
ケース部材40に複数箇所でねじ止めされている。回路
基板31には、水深表示を制御するためのマイクロコン
ピュータからなる制御部や液晶ディスプレイ32の駆動
回路やスイッチ6a〜6c等の電気部品33が接続され
ている。
【0025】弾性支持部材35は、図8に示すように、
液晶ディスプレイ32の主面の10%程度の面積(所定
範囲の一例)を有する矩形の両面テープで構成されてい
る。この両面テープは、絶縁性を有する合成ゴムの両面
に粘着剤をコーティングして形成された粘着層を有する
ものであり、液晶ディスプレイ32と回路基板31との
間に大きな領域で隙間を確保している。この弾性支持部
材35の面積は、液晶ディスプレイ32の主面の面積の
5%から60%の範囲が好ましい。弾性支持部材35の
範囲が5%未満になると、液晶ディスプレイ32と弾性
支持部材35との密着力が弱くなり、液晶ディスプレイ
32が外れやすくなる。また、60%を超えると、液晶
ディスプレイ32の周囲の隙間の領域が狭くなり、回路
基板31の歪みに対する柔軟性が悪くなる。
【0026】このような構成の両軸受リールでは、釣り
糸を繰り出す時には、クラッチをクラッチ操作レバー1
1によりオフし、スプール10を自由に回転させ、釣り
糸に装着された重りの自重により釣り糸を繰り出す。釣
り糸が繰り出されるとスプール10が回転し、液晶ディ
スプレイ32の水深表示が繰り出し量に応じて変化す
る。仕掛けが棚に到達すると、クラッチ操作レバー11
によりクラッチをオンして釣り糸の繰り出しを停止す
る。仕掛けの当たりがあると、ハンドル2を回転させて
スプール10を糸巻取方向に回転させて魚を取り込む。
【0027】このとき、小型化した両軸受リールでは、
パーミングにより、親指がカウンターケース4の表面を
強く押圧することがある。このように、カウンターケー
ス4の表面を強く押圧すると、カウンターケース4が変
形し、ケース本体30に固定された回路基板31が歪む
ことがある。しかし、液晶ディスプレイ32が弾性支持
部材35を介して中心部分で回路基板31に支持されて
いるので、液晶ディスプレイ32と回路基板30との間
の広い領域で隙間が存在する。このため、回路基板が歪
んでも液晶ディスプレイ32に歪みが伝達されず、液晶
ディスプレイ32が変形や損傷しにくくなる。このこと
は、両軸受リールを誤って落下させたときの落下衝撃に
よる変形などにも有効である。
【0028】〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、電池ケース17をレベルワイ
ンド機構13の前下部に配置したが、電池ケース17の
位置は前記実施形態に限定されず、側カバー8aの内部
等の他の部位でもよい。 (b)前記実施形態では、ブザー配置部24に配置され
たブザーBZを電池IPと略同径にしたが、仕切部材2
5がブザーBZより大径の係止部25aにより係止され
ているので、ブザーBZの径は、電池IPより大径でも
よい。この場合には、音量をさらに大きくすることがで
きる。 (c)前記実施形態では、電池IPとしてコイン型のリ
チウム乾電池を例示したが、本発明はこれに限定され
ず、電池IPとしては、円板状の電池であれば、水銀電
池、空気電池、アルカリ電池等の一次電池やリチウムイ
オン電池、ニッケル・カドミウム電池等の二次電池でも
よい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、仕切部材がブザーより
大径の係止部を少なくとも一部に有しているので、この
係止部で底部側への移動が防止され、端子の反力を受け
ることができる。このため、ブザーの径を電池と同径か
大きな径にしても、ブザーが仕切部材により押圧されな
くなり、ブザーの音量の低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した両軸受リールの
斜視図。
【図2】その縦断面図。
【図3】図2のIII−III断面図。
【図4】両軸受リールの正面部分図。
【図5】図4のV−V断面図。
【図6】収納部の正面拡大図。
【図7】カウンターケースの背面図。
【図8】液晶ディスプレイ装着部分の断面拡大図。
【符号の説明】
1 リール本体 4 カウンターケース 9 前カバー 9a 開口 17 電池ケース 23 収納部 23a 開口 23b 係止溝 24 ブザー配置部 25 仕切部材 25a 係止部 25b 正極端子 25c 負極端子 26 電池配置部 27 蓋部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り用リールのリール本体に装着されたカ
    ウンターケース内の水深表示装置に電力を供給するため
    の円板状の電池が収納可能な電池ケースであって、 前記リール本体に設けられ、開口する有底筒状の凹部を
    有する収納部と、 前記収納部の底部に設けられ、前記電池と同径または前
    記電池より大径の円板状のブザーを配置可能なブザー配
    置部と、 前記ブザーより大径の係止部を少なくとも一部に有し、
    前記ブザー配置部より開口側で前記係止部が前記収納部
    に前記底部側に移動不能に係止された仕切部材と、 前記仕切部材より開口側に設けられ、前記電池を配置可
    能な電池配置部と、 前記開口を覆うように前記リール本体に着脱自在に装着
    された蓋部材と、を備えた釣り用リールの電池ケース。
  2. 【請求項2】前記リール本体の前部には、釣り糸が通過
    可能な釣り糸開口が形成されており、 前記収納部は、前記釣り糸開口より下側で前記リール本
    体に設けられている、請求項1に記載の釣り用リールの
    電池ケース。
  3. 【請求項3】前記蓋部材と前記収納部との間に装着され
    たシール部材をさらに備える、請求項1又は2に記載の
    釣り用リールの電池ケース。
  4. 【請求項4】前記電池はボタン型又はコイン型の電池で
    あり、 前記仕切部材は、前記電池配置部に配置される前記電池
    の突出した負極に先端で接続するための弾性を有する負
    極端子と、前記電池の底部と周面とに設けられた正極に
    接続するための弾性を有する正極端子とを有する、請求
    項1から3のいずれかに記載の釣り用リールの電池ケー
    ス。
  5. 【請求項5】前記負極端子は、前記電池に当接して前記
    電池を前記開口側に押圧する弾性を有する、請求項4に
    記載の釣り用リールの電池ケース。
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