JPH10229668A - 単極形リニア直流モータ - Google Patents

単極形リニア直流モータ

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JPH10229668A
JPH10229668A JP4487097A JP4487097A JPH10229668A JP H10229668 A JPH10229668 A JP H10229668A JP 4487097 A JP4487097 A JP 4487097A JP 4487097 A JP4487097 A JP 4487097A JP H10229668 A JPH10229668 A JP H10229668A
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yoke
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Yuichi Moriki
優一 森木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定子の一部に2個あるいは3個の巻線を巻
装し、それぞれの長さを可動子を構成する巻線の長さと
等しくすることにより、単極形リニア直流モータの推力
変動の減少、推力のリニア領域(推力変動のない領域)
の拡大、大推力化、ロング・ストローク化、小形軽量化
および低価格化を共に実現することを可能にする。 【構成】固定子1は、第1のヨーク4、第2のヨーク5
および第1の永久磁石7a、7b、第2の巻線31およ
び第3の巻線32により構成され、可動子11は、第1
のヨーク4の周囲に所定の間隙を隔て巻装される第1の
巻線12を主に構成される。第2の巻線31の長さ
(L)および第3の巻線32の長さ(L)と、第1の巻
線12の長さ(L)とは等しく構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】一般に、単極形リニア直流モータ
は、脈動のない推力を発生し得る唯一のリニア・モータ
であり、可動子の軽量化を可能とする優れた応答性を有
するリニア・モータである。各種位置検出装置を装着し
てサーボ制御することにより、推力および速度の広範囲
の制御と、停止位置の高精度の制御とを可能とし、振動
を嫌う負荷、推力変動を嫌う負荷および広範囲の速度で
の運転を必要とする負荷に対応し得るリニア・アクチュ
エータである。
【0002】本発明の単極形リニア直流モータは、各種
OA機器、各種光学機器および各種測定機器等におい
て、振動および推力変動を嫌う各種移動部の駆動の用に
供され、脈動のない推力の発生、推力変動の減少、推力
のリニア領域(推力変動のない領域)の拡大、大推力
化、ロング・ストローク化、小型軽量化および低価格化
を共に可能とする単極形リニア直流モータに関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】従来の単極形リニア直流モータは、脈動
のない推力、変動の少ない推力および優れた応答性を有
する反面、推力変動の増加を伴わない大推力化、推力変
動の増加を伴わないロング・ストローク化、小型軽量化
および低価格化を困難とするものである。
【0004】一般に、従来の単極形リニア直流モータの
大推力化は、固定子を構成する永久磁石の起磁力の増加
あるいは可動子を構成する巻線の起磁力の増加により可
能に成る。
【0005】永久磁石の起磁力の増加は、永久磁石の体
積の増加により可能に成る。しかし、永久磁石の体積の
増加に伴い固定子を構成する磁路構成部材の体積が増加
し、固定子が大型化、大重量化および高価格化する。
【0006】可動子を構成する巻線の起磁力の増加は、
巻線の巻数の増加あるいは巻線に流れる電流の増加によ
り可能に成る。しかし、巻線の巻数の増加は、巻数の増
加に伴い可動子が大型化および大重量化し、巻線の大型
化に伴いストロークが減少し、巻線の大重量化に伴い応
答性が劣化する。巻線に流れる電流の増加は、電流の増
加に伴い巻線の周囲に発生する磁界の傾斜が大きく成
り、固定子の構成部材が構成する空間内に形成される磁
界の分布に傾斜を与え、可動子の移動に伴い空間内の磁
界が減少し、可動子の全ストロークに対する推力変動が
大きく成る。
【0007】一般に、従来の単極形リニア直流モータの
ロング・ストローク化は、ストロークの増加に伴い漏洩
磁束が増加し、漏洩磁束の増加に伴い推力が減少し、固
定子が大型化、大重量化および高価格する。
【0008】従来の単極形リニア直流モータの推力変動
の減少、大推力化、ロング・ストローク化、小型軽量化
および低価格化を共に可能とする単極形リニア直流モー
タとしては、本発明者により提案された特願平8−53
651号、特願平8−123940号、特願平8−17
8678号、特願平8−206418号、特願平8−2
79882号がある。従来の単極形リニア直流モータ
の、可動子の移動範囲に対応する固定子構成部材に、所
定の巻線を巻装し、所定の電流を流すことにより、推力
変動の減少、大推力化、ロング・ストローク化、小型軽
量化および低価格化を共に可能とするものである。
【0009】図1に示す単極形リニア直流モータは、磁
路構成部材2、起磁力発生部材3、第2の巻線31およ
び第3の巻線32より成る固定子1と、第1の巻線12
より成る可動子11とにより構成される。
【0010】磁路構成部材2は、第1のヨーク4および
第2のヨーク5により構成され、起磁力発生部材3は、
第1のヨーク4および第2のヨーク5の両端部に、第1
のヨーク4の第2のヨーク5への相対面にS極の極性を
有する磁極面がそれぞれ固着され、第2のヨーク5の第
1のヨーク4への相対面にN極の極性を有する磁極面が
それぞれ固着される第1の永久磁石7a、7bにより構
成される。
【0011】第1のヨーク4は第1の固定子構成部材2
2を構成し、第2のヨーク5は第2の固定子構成部材2
3を構成する。第1の固定子構成部材22と第2の固定
子構成部材23とは、所定の距離を隔て相対して配置さ
れ、それぞれの相対面は空間21を構成する。第2の巻
線31は、空間21の可動子移動範囲の中央部から矢印
A方向の端部までの範囲を構成する第1の固定子構成部
材22に巻装され、第3の巻線32は、空間21の可動
子移動範囲の中央部から矢印B方向の端部までの範囲を
構成する第1の固定子構成部材22に巻装される。
【0012】可動子11は、第1の巻線12、第2の巻
線31および第3の巻線32に図示の方向にそれぞれ所
定の電流を流すことにより、所定の推力をもって矢印A
方向に移動し、第1の巻線12、第2の巻線31および
第3の巻線32に図示と異なる方向にそれぞれ所定の電
流を流すことにより、所定の推力をもって矢印B方向に
移動する。尚、第2の巻線31および第3の巻線32は
並列に接続される。
【0013】図2に示す単極形リニア直流モータは、磁
路構成部材2、起磁力発生部材3、第2の巻線31、第
3の巻線32および第4の巻線33より成る固定子1
と、第1の巻線12より成る可動子11とにより構成さ
れる。
【0014】磁路構成部材2は、第1のヨーク4および
第2のヨーク5により構成され、起磁力発生部材3は、
第1のヨーク4および第2のヨーク5の両端部に、第1
のヨーク4の第2のヨーク5への相対面にS極の極性を
有する磁極面がそれぞれ固着され、第2のヨーク5の第
1のヨーク4への相対面にN極の極性を有する磁極面が
それぞれ固着される第1の永久磁石7a、7bにより構
成される。
【0015】第1のヨーク4は第1の固定子構成部材2
2を構成し、第2のヨーク5は第2の固定子構成部材2
3を構成する。第1の固定子構成部材22と第2の固定
子構成部材23とは、所定の距離を隔て相対して配置さ
れ、それぞれの相対面は空間21を構成する。第2の巻
線31、第3の巻線32および第4の巻線33は、空間
21の可動子移動範囲を構成する第1の固定子構成部材
22に巻装される。
【0016】可動子11は、第1の巻線12、第2の巻
線31、第3の巻線32および第4の巻線33に図示の
方向にそれぞれ所定の電流を流すことにより、所定の推
力をもって矢印A方向に移動し、第1の巻線12、第2
の巻線31、第3の巻線32および第4の巻線33に図
示と異なる方向にそれぞれ所定の電流を流すことによ
り、所定の推力をもって矢印B方向に移動する。尚、第
2の巻線31、第3の巻線32および第4の巻線33
は、それぞれ並列に接続される。
【0017】図1および図2に示す単極形リニア直流モ
ータは、推力変動の減少、大推力化、ロング・ストロー
ク化、小型軽量化および低価格化を共に可能とするもの
である。しかし、推力のリニア領域(推力変動のない領
域)の拡大に対しては、大推力化、ロング・ストローク
化、小型軽量化および低価格化を共に実現することを困
難とするものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、単極形リニア直流モータの大推力化、ロング・ス
トローク化、小型軽量化および低価格化を伴う推力のリ
ニア領域(推力変動のない領域)の拡大が困難な点であ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】可動子の移動範囲を構成
する固定子に、可動子を構成する巻線の長さと等しい長
さを有する巻線を2個あるいは3個巻装することを最も
主要な特徴とし、単極形リニア直流モータの推力変動の
減少、大推力化、ロング・ストローク化、小型軽量化お
よび低価格化を伴う推力のリニア領域(推力変動のない
領域)の拡大という目的を極めて簡単に実現した。
【0020】
【実施例】図3ないし図10示す実施例に基づいて、本
発明の単極形リニア直流モータの構造および動作を説明
する。
【0021】図3は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第1の実施例の構造説明を目的とした断面図である。
【0022】本発明の単極形リニア直流モータは、磁路
構成部材2、起磁力発生部材3、第2の巻線31および
第3の巻線32より成る固定子1と、第1の巻線12よ
り成る可動子11とにより構成される。
【0023】磁路構成部材2は、それぞれ平板状を成す
第1のヨーク4および第2のヨーク5により構成され、
起磁力発生部材3は、第1のヨーク4および第2のヨー
ク5の両端部に、第1のヨーク4の第2のヨーク5への
相対面にS極の極性を有する磁極面がそれぞれ固着さ
れ、第2のヨーク5の第1のヨーク4への相対面にN極
の極性を有する磁極面がそれぞれ固着される第1の永久
磁石7a、7bにより構成される。
【0024】第1のヨーク4は第1の固定子構成部材2
2を構成し、第2のヨーク5は第2の固定子構成部材2
3を構成する。第1の固定子構成部材22と第2の固定
子構成部材23とは、所定の距離を隔て相対して配置さ
れ、それぞれの相対面は空間21を構成する。
【0025】第2の巻線31は、空間21の可動子移動
範囲の中央部から矢印A方向の端部までの範囲を構成す
る第1の固定子構成部材22に巻装され、第3の巻線3
2は、空間21の可動子移動範囲の中央部から矢印B方
向の端部までの範囲を構成する第1の固定子構成部材2
2に巻装される。第2の巻線31の長さ(L)および第
3の巻線32の長さ(L)は、それぞれ第1の巻線12
の長さ(L)に等しく構成される。
【0026】可動子11を構成する第1の巻線12は、
第2の固定子構成部材23を構成する第2のヨーク5の
周囲に所定の間隙を隔て巻装され、空間21内を矢印A
方向および矢印B方向に自由に移動し得る構造に配置さ
れる。
【0027】可動子11は、第1の巻線12、第2の巻
線31および第3の巻線32に図示の方向にそれぞれ所
定の電流を流すことにより、所定の推力をもって矢印A
方向に移動し、第1の巻線12、第2の巻線31および
第3の巻線32に図示と異なる方向にそれぞれ所定の電
流を流すことにより、所定の推力をもって矢印B方向に
移動する。尚、第2の巻線31および第3の巻線32は
並列に接続される。
【0028】図4は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第2の実施例の構造説明を目的とした断面図である。
【0029】本発明の単極形リニア直流モータは、第2
の巻線31および第3の巻線32を除き、図3に示す本
発明の単極形リニア直流モータの第1の実施例と同様に
構成される。
【0030】第2の巻線31は、空間21の可動子移動
範囲の中央部から矢印A方向の端部までの範囲を構成す
る第1の構成部材22に巻装され、第3の巻線32は、
空間21の可動子移動範囲の中央部から矢印B方向の端
部までの範囲を構成する第1の構成部材22に巻装され
る。
【0031】第2の巻線31は、n個の第2の巻線31
1 ないし第2の巻線31n により構成され、第3の巻線
32は、n個の第3の巻線321 ないし第3の巻線32
n により構成される。第2の巻線311 の長さ(L)な
いし第2の巻線31n の長さ(L)と、第3の巻線32
1 の長さ(L)ないし第3の巻線32n の長さ(L)と
は、それぞれ第1の巻線12の長さ(L)に等しく構成
される。
【0032】可動子11は、第1の巻線12と、第2の
巻線311 ないし第2の巻線31nと、第3の巻線32
1 ないし第3の巻線32n とに図示の方向にそれぞれ所
定の電流を流すことにより、所定の推力をもって矢印A
方向に移動し、第1の巻線12と、第2の巻線311
いし第2の巻線31n と、第3の巻線321 ないし第3
の巻線32n とに図示と異なる方向にそれぞれ所定の電
流を流すことにより、所定の推力をもって矢印B方向に
移動する。
【0033】尚、第2の巻線31を構成する第2の巻線
311 ないし第2の巻線31n は、それぞれ並列に接続
され、第3の巻線32を構成する第3の巻線321 ない
し第3の巻線32n は、それぞれ並列に接続される。更
に、第2の巻線31および第3の巻線32は並列に接続
される。
【0034】図5は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第3の実施例の構造説明を目的とした断面図である。
【0035】本発明の単極形リニア直流モータは、磁路
構成部材2、起磁力発生部材3、第2の巻線31、第3
の巻線32および第4の巻線33より成る固定子1と、
第1の巻線12より成る可動子11とにより構成され
る。
【0036】磁路構成部材2は、それぞれ平板状を成す
第1のヨーク4および第2のヨーク5により構成され、
起磁力発生部材3は、第1のヨーク4および第2のヨー
ク5の両端部に、第1のヨーク4の第2のヨーク5への
相対面にS極の極性を有する磁極面がそれぞれ固着さ
れ、第2のヨーク5の第1のヨーク4への相対面にN極
の極性を有する磁極面がそれぞれ固着される第1の永久
磁石7a、7bと、第1のヨーク4の第2のヨーク5へ
の相対面にN極の極性を有する磁極面が固着される平板
状を成す第2の永久磁石8とにより構成される。
【0037】第1のヨーク4および第2の永久磁石8は
第1の固定子構成部材22を構成し、第2のヨーク5は
第2の固定子構成部材23を構成する。第1の固定子構
成部材22と第2の固定子構成部材23とは、所定の距
離を隔て相対して配置され、それぞれの相対面は空間2
1を構成する。
【0038】第4の巻線33は、空間21の可動子移動
範囲の中央部の所定の範囲を構成する第1の固定子構成
部材22に巻装され、第2の巻線31は、空間21の可
動子移動範囲の中央部から矢印A方向の端部までの第4
の巻線33が巻装されていない範囲を構成する第1の固
定子構成部材22に巻装され、第3の巻線32は、空間
21の可動子移動範囲の中央部から矢印B方向の端部ま
での第4の巻線33が巻装されていない範囲を構成する
第1の固定子構成部材22に巻装される。第2の巻線3
1の長さ(L)、第3の巻線32の長さ(L)および第
4の巻線33の長さ(L)は、それぞれ第1の巻線12
の長さ(L)に等しく構成される。
【0039】可動子11を構成する第1の巻線12は、
第2の固定子構成部材23を構成する第2のヨーク5の
周囲に所定の間隙を隔て巻装され、空間21内を矢印A
方向および矢印B方向に自由に移動し得る構造に配置さ
れる。
【0040】可動子11は、第1の巻線12、第2の巻
線31、第3の巻線32および第4の巻線33に図示の
方向にそれぞれ所定の電流を流すことにより、所定の推
力をもって矢印A方向に移動し、第1の巻線12、第2
の巻線31、第3の巻線32および第4の巻線33に図
示と異なる方向にそれぞれ所定の電流を流すことによ
り、所定の推力をもって矢印B方向に移動する。尚、第
2の巻線31、第3の巻線32および第4の巻線33
は、それぞれ並列に接続される。
【0041】図6は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第4の実施例の構造説明を目的とした断面図である。
【0042】本発明の単極形リニア直流モータは、第2
の巻線31、第3の巻線32および第4の巻線33を除
き、図5に示す本発明の単極形リニア直流モータの第3
の実施例と同様に構成される。
【0043】第4の巻線33は、空間21の可動子移動
範囲の中央部の所定の範囲を構成する第1の構成部材2
2に巻装され、第2の巻線31は、空間21の可動子移
動範囲の中央部から矢印A方向の端部までの第4の巻線
33が巻装されていない範囲を構成する第1の構成部材
22に巻装され、第3の巻線32は、空間21の可動子
移動範囲の中央部から矢印B方向の端部までの第4の巻
線33が巻装されていない範囲を構成する第1の構成部
材22に巻装される。
【0044】第2の巻線31は、n個の第2の巻線31
1 ないし第2の巻線31n により構成され、第3の巻線
32は、n個の第3の巻線321 ないし第3の巻線32
n により構成され、第4の巻線33は、n個の第4の巻
線331 ないし第4の巻線33n により構成される。第
2の巻線311 の長さ(L)ないし第2の巻線31n
長さ(L)と、第3の巻線321 の長さ(L)ないし第
3の巻線32n の長さ(L)と、第4の巻線331 の長
さ(L)ないし第4の巻線33n の長さ(L)とは、そ
れぞれ第1の巻線12の長さ(L)に等しく構成され
る。
【0045】可動子11は、第1の巻線12と、第2の
巻線311 ないし第2の巻線31nと、第3の巻線32
1 ないし第3の巻線32n と、第4の巻線331 ないし
第4の巻線33n とに図示の方向にそれぞれ所定の電流
を流すことにより、所定の推力をもって矢印A方向に移
動し、第1の巻線12と、第2の巻線311 ないし第2
の巻線31n と、第3の巻線321 ないし第3の巻線3
n と、第4の巻線331 ないし第4の巻線33n とに
図示と異なる方向にそれぞれ所定の電流を流すことによ
り、所定の推力をもって矢印B方向に移動する。
【0046】尚、第2の巻線31を構成する第2の巻線
311 ないし第2の巻線31n は、それぞれ並列に接続
され、第3の巻線32を構成する第3の巻線321 ない
し第3の巻線32n は、それぞれ並列に接続され、第4
の巻線33を構成する第4の巻線331 ないし第4の巻
線33n は、それぞれ並列に接続される。更に、第2の
巻線31、第3の巻線32および第4の巻線33は並列
に接続される。
【0047】図7は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第5の実施例の構造説明を目的とした断面図である。
【0048】本発明の単極形リニア直流モータは、磁路
構成部材2、起磁力発生部材3、第2の巻線31および
第3の巻線32より成る固定子1と、第1の巻線12よ
り成る可動子11とにより構成される。
【0049】磁路構成部材2は、所定の距離を隔て同軸
円筒状に配置され、それぞれ円筒状を成す第1のヨーク
4および第2のヨーク5と、第1のヨーク4および第2
のヨーク5の矢印A方向の端部を磁気的かつ機械的に接
続する円板状を成す第3のヨーク6とにより構成され
る。起磁力発生部材3は、第2のヨーク5の第1のヨー
ク4への相対面にS極の極性を有する磁極面が固着され
る円筒状を成す第2の永久磁石8により構成される。
【0050】第1のヨーク4は第1の固定子構成部材2
2を構成し、第2のヨーク5および第2の永久磁石8は
第2の固定子構成部材23を構成する。第1の固定子構
成部材22と第2の固定子構成部材23とは、所定の距
離を隔て同軸円筒状に配置され、それぞれの相対面は空
間21を構成する。
【0051】第2の巻線31は、空間21の可動子移動
範囲の中央部から矢印A方向の端部までの範囲を構成す
る第1の固定子構成部材22に巻装され、第3の巻線3
2は、空間21の可動子移動範囲の中央部から矢印B方
向の端部までの範囲を構成する第1の固定子構成部材2
2に巻装される。(可動子移動範囲の中央部は、空間2
1を構成する第2の永久磁石8の第1のヨーク4への相
対面の中央部を示す。)第2の巻線31の長さ(L)お
よび第3の巻線32の長さ(L)は、それぞれ第1の巻
線12の長さ(L)に等しく構成される。
【0052】可動子11を構成する第1の巻線12は、
第1のヨーク4に巻装される第2の巻線31あるいは第
3の巻線32の周囲に所定の間隙を隔て巻装され、空間
21内を矢印A方向および矢印B方向に自由に移動し得
る構造に配置される。
【0053】可動子11は、第1の巻線12、第2の巻
線31および第3の巻線32に図示の方向にそれぞれ所
定の電流を流すことにより、所定の推力をもって矢印A
方向に移動し、第1の巻線12、第2の巻線31および
第3の巻線32に図示と異なる方向にそれぞれ所定の電
流を流すことにより、所定の推力をもって矢印B方向に
移動する。通常、可動子11に作用する推力は、空間2
1の矢印B方向の開口25より外部に伝達される。尚、
第2の巻線31および第3の巻線32は並列に接続され
る。
【0054】図8は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第6の実施例の構造説明を目的とした断面図である。
【0055】本発明の単極形リニア直流モータは、磁路
構成部材2、起磁力発生部材3、第2の巻線31および
第3の巻線32より成る固定子1と、第1の巻線12よ
り成る可動子11とにより構成される。
【0056】磁路構成部材2は、それぞれ平板状を成す
第1のヨーク4および第2のヨーク5a、5bにより構
成され、起磁力発生部材3は、第1のヨーク4および第
2のヨーク5aの両端部に、第1のヨーク4の第2のヨ
ーク5aへの相対面にN極の極性を有する磁極面がそれ
ぞれ固着され、第2のヨーク5aの第1のヨーク4への
相対面にS極の極性を有する磁極面がそれぞれ固着され
る第1の永久磁石7a、7bと、第1のヨーク4および
第2のヨーク5bの両端部に、第1のヨーク4の第2の
ヨーク5bへの相対面にN極の極性を有する磁極面がそ
れぞれ固着され、第2のヨーク5bの第1のヨーク4へ
の相対面にS極の極性を有する磁極面がそれぞれ固着さ
れる第1の永久磁石7c、7dとにより構成される。
【0057】第1のヨーク4は第1の固定子構成部材2
2を構成し、第2のヨーク5aは第2の固定子構成部材
23aを構成し、第2のヨーク5bは第2の固定子構成
部材23bを構成する。第1の固定子構成部材22と第
2の固定子構成部材23aとは、所定の距離を隔て相対
して配置され、それぞれの相対面は空間21aを構成
し、第1の固定子構成部材22と第2の固定子構成部材
23bとは、所定の距離を隔て相対して配置され、それ
ぞれの相対面は空間21bを構成する。
【0058】第2の巻線31は、空間21aおよび空間
21bの可動子移動範囲の中央部から矢印A方向の端部
までの範囲を構成する第1の固定子構成部材22に巻装
され、第3の巻線32は、空間21aおよび空間21b
の可動子移動範囲の中央部から矢印B方向の端部までの
範囲を構成する第1の固定子構成部材22に巻装され
る。
【0059】第2の巻線31は、2個の第2の巻線31
1 および第2の巻線312 により構成され、第3の巻線
32は、2個の第3の巻線321 および第2の巻線32
2 により構成される。第2の巻線311 の長さ(L)お
よび第2の巻線312 の長さ(L)と、第3の巻線32
1 の長さ(L)および第3の巻線322 の長さ(L)と
は、それぞれ第1の巻線12の長さ(L)に等しく構成
される。
【0060】可動子11を構成する第1の巻線12は、
第1のヨーク4に巻装される第2の巻線31あるいは第
3の巻線32の周囲に所定の間隙を隔て巻装され、空間
21a、21b内を矢印A方向および矢印B方向に自由
に移動し得る構造に配置される。
【0061】可動子11は、第1の巻線12と、第2の
巻線311 および第2の巻線312と、第3の巻線32
1 および第2の巻線322 とに図示の方向にそれぞれ所
定の電流を流すことにより、所定の推力をもって矢印A
方向に移動し、第1の巻線12と、第2の巻線311
よび第2の巻線312 と、第3の巻線321 および第2
の巻線322 とに図示と異なる方向にそれぞれ所定の電
流を流すことにより、所定の推力をもって矢印B方向に
移動する。
【0062】尚、第2の巻線31を構成する第2の巻線
311 および第2の巻線312 は並列に接続され、第3
の巻線32を構成する第3の巻線321 および第2の巻
線322 は並列に接続される。更に、第2の巻線31お
よび第3の巻線32は並列に接続される。
【0063】図9は、本発明の単極形リニア直流モータ
の第7の実施例の構造説明を目的とした断面図である。
【0064】本発明の単極形リニア直流モータは、磁路
構成部材2、起磁力発生部材3、第2の巻線31および
第3の巻線32より成る固定子1と、第1の巻線12よ
り成る可動子11とにより構成される。
【0065】磁路構成部材2は、所定の距離を隔て同軸
円筒状に配置され、それぞれ円筒状を成す第1のヨーク
4および第2のヨーク5により構成される。起磁力発生
部材3は、第1のヨーク4および第2のヨーク5のそれ
ぞれの両端部に、第1のヨーク4の第2のヨーク5への
相対面にN極の極性を有する磁極面が固着され、第2の
ヨーク5の第1のヨーク4への相対面にS極の極性を有
する磁極面が固着される円筒状を成す第1の永久磁石7
a、7bにより構成される。
【0066】第1のヨーク4は第1の固定子構成部材2
2を構成し、第2のヨーク5は第2の固定子構成部材2
3を構成する。第1の固定子構成部材22と第2の固定
子構成部材23とは、所定の距離を隔て同軸円筒状に配
置され、それぞれの相対面は空間21を構成する。
【0067】第2の巻線31は、空間21の可動子移動
範囲の中央部から矢印A方向の端部までの範囲を構成す
る第1の固定子構成部材22に巻装され、第3の巻線3
2は、空間21の可動子移動範囲の中央部から矢印B方
向の端部までの範囲を構成する第1の固定子構成部材2
2に巻装される。
【0068】第2の巻線31は、2個の第2の巻線31
1 および第2の巻線312 により構成され、第3の巻線
32は、2個の第3の巻線321 および第2の巻線32
2 により構成される。第2の巻線311 の長さ(L)お
よび第2の巻線312 の長さ(L)と、第3の巻線32
1 の長さ(L)および第3の巻線322 の長さ(L)と
は、それぞれ第1の巻線12の長さ(L)に等しく構成
される。
【0069】可動子11を構成する第1の巻線12は、
第1のヨーク4に巻装される第2の巻線31あるいは第
3の巻線32の周囲に所定の間隙を隔て巻装され、空間
21内を矢印A方向および矢印B方向に自由に移動し得
る構造に配置される。
【0070】可動子11は、第1の巻線12と、第2の
巻線311 および第2の巻線312と、第3の巻線32
1 および第2の巻線322 とに図示の方向にそれぞれ所
定の電流を流すことにより、所定の推力をもって矢印A
方向に移動し、第1の巻線12と、第2の巻線311
よび第2の巻線312 と、第3の巻線321 および第2
の巻線322 とに図示と異なる方向にそれぞれ所定の電
流を流すことにより、所定の推力をもって矢印B方向に
移動する。通常、可動子11に作用する推力は、可動子
11が全ストローク移動し得る構造を成す第2のヨーク
5の側面に設けられた開口を介して外部に伝達される。
【0071】尚、第2の巻線31を構成する第2の巻線
311 および第2の巻線312 は並列に接続され、第3
の巻線32を構成する第3の巻線321 および第2の巻
線322 は並列に接続される。更に、第2の巻線31お
よび第3の巻線32は並列に接続される。
【0072】図10は、本発明の単極形リニア直流モー
タの第8の実施例の構造説明を目的とした断面図であ
る。
【0073】本発明の単極形リニア直流モータは、磁路
構成部材2、起磁力発生部材3、第2の巻線31a、3
1bおよび第3の巻線32a、32bより成る固定子1
と、第1の巻線12より成る可動子11とにより構成さ
れる。
【0074】磁路構成部材2は、所定の距離を隔て相対
して配置される平板状を成す第1のヨーク4および平板
状を成す第2のヨーク5により構成され、起磁力発生部
材3は、第2のヨーク5の第1のヨーク4への相対面の
中央部から矢印A方向の端部までの範囲に、S極の極性
を有する磁極面が固着される第2の永久磁石8aと、第
2のヨーク5の第1のヨーク4への相対面の中央部から
矢印B方向の端部までの範囲に、N極の極性を有する磁
極面が固着される第2の永久磁石8bとにより構成され
る。
【0075】第1のヨーク4は第1の固定子構成部材2
2を構成し、第2のヨーク5および第2の永久磁石8
a、8bは第2の固定子構成部材23を構成する。第1
の固定子構成部材22と第2の固定子構成部材23と
は、所定の距離を隔て相対して配置され、それぞれの相
対面は空間21を構成する。
【0076】第2の巻線31aは、第2の永久磁石8a
の中央部から矢印A方向の端部までの範囲に対応する第
1の固定子構成部材22に巻装され、第3の巻線32a
は、第2の永久磁石8aの中央部から矢印B方向の端部
までの範囲に対応する第1の固定子構成部材22に巻装
される。第2の巻線31bは、第2の永久磁石8bの中
央部から矢印A方向の端部までの範囲に対応する第1の
固定子構成部材22に巻装され、第3の巻線32bは、
第2の永久磁石8bの中央部から矢印B方向の端部まで
の範囲に対応する固定子構成部材22に巻装される。
【0077】第2の巻線31aの長さ(L)および第2
の巻線31bの長さ(L)と、第3の巻線32aの長さ
(L)および第3の巻線32bの長さ(L)とは、それ
ぞれ第1の巻線12の長さ(L)に等しく構成される。
【0078】可動子11を構成する第1の巻線12は、
第1の固定子構成部材22と第2の固定子構成部材23
が構成する空間21内を、第2の永久磁石8a、8b
と、第2の巻線31a、31bおよび第3の巻線32
a、32bとの、それぞれの相対面に所定の間隙を保
ち、空間21内を矢印A方向および矢印B方向に自由に
移動し得る構造に配置される。
【0079】可動子11は、第1の巻線12、第2の巻
線31a、31bおよび第3の巻線32a、32bに図
示の方向にそれぞれ所定の電流を流すことにより、所定
の推力をもって矢印A方向に移動し、第1の巻線12、
第2の巻線31a、31bおよび第3の巻線32a、3
2bに図示と異なる方向にそれぞれ所定の電流を流すこ
とにより、所定の推力をもって矢印B方向に移動する。
尚、第2の巻線31aおよび第3の巻線32aは並列に
接続され、第2の巻線31bおよび第3の巻線32bは
並列に接続される。更に、第2の巻線31aおよび第3
の巻線32aと、第2の巻線31bおよび第3の巻線3
2bとは並列に接続される。
【0080】一般に、本発明の単極形リニア直流モータ
は、従来の単極形リニア直流モータの推力変動の減少、
推力のリニア領域(推力変動のない領域)の拡大、大推
力化、ロング・ストローク化、小型軽量化および低価格
化を共にに実現させるために、固定子1に巻装される巻
線の巻数および巻線抵抗等の巻線仕様を同一に構成し、
それぞれの巻線を並列に接続し、直流電源より所定の電
流を供給して運転される。
【0081】しかし、固定子1に巻装される巻線の非通
電時における、可動子11が空間21、21a、21b
の一方の端部から中央部まで移動する際の推力の変化の
割合と、可動子11が空間21、21a、21bの中央
部から他方の端部まで移動する際の推力の変化の割合と
が大きく異なる場合には、固定子1に巻装される巻線
は、それぞれ異なる巻線仕様に構成される。更に、固定
子1を構成する巻線の巻線仕様あるいは流れる電流の大
きさを、それぞれ変化させることにより、その使用目的
に合わせた推力特性を容易に設定し得るものである。
【0082】本発明の単極形リニア直流モータのロング
・ストローク化に際し、固定子1を構成する第2の永久
磁石8、8a、8bは、組立、製造および着磁等の理由
により複数の永久磁石片のそれぞれ同一の極性を有する
磁極面を隣接させ、第1のヨーク4の一部あるいは第2
のヨーク5の一部に固着して構成され、低価格化および
組立の簡略化等を目的とする際には、複数の永久磁石片
のそれぞれ同一の極性を有する磁極面を所定の距離を隔
て列設し、第1のヨーク4の一部あるいは第2のヨーク
5の一部に固着し構成される。
【0083】固定子1を構成する第1の永久磁石7、7
a、7bは、製造、着磁および価格等の理由により、複
数の永久磁石片をそれぞれ異なる極性を有する磁極面が
相対するように積層して構成され、空間21、21a、
21bの容積、空間21、21a、21b内に形成され
る磁界の大きさ、あるいは固定子1を構成する磁路構成
部材2の体積に規制がある際には、所定数の永久磁石片
と所定数の磁性体片とを積層して構成される。
【0084】本発明の単極形リニア直流モータにおい
て、磁路構成部材2は、電磁軟鉄、構造用圧延鋼あるい
は炭素鋼等の優れた磁気特性を有する金属により構成さ
れる。可動子11を構成する巻線および固定子1を構成
する巻線は、巻枠に所定の径を有する素線を所定数巻い
て構成されるが、小型軽量化を図る際には自己融着線に
より構成され巻枠が不要となる。
【0085】
【発明の効果】従来の単極形リニア直流モータにおい
て、固定子の構造、可動子の構造、磁路構成、永久磁石
の配置、形状および寸法等に拘らず、可動子移動範囲に
対応する固定子1に、図3ないし図10に示す第2の巻
線31および第3の巻線32、あるいは第2の巻線3
1、第3の巻線32および第4の巻線33を巻装し、そ
れぞれの巻線の長さと、可動子11を構成する第1の巻
線12の長さとを等しく構成することにより、脈動のな
い推力の発生、推力変動の減少、推力のリニア領域の拡
大、大推力化、ロング・ストローク化、小型軽量化およ
び低価格化を共に可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の単極形リニア直流モータの断面図であ
る。
【図2】従来の単極形リニア直流モータの断面図であ
る。
【図3】本発明の単極形リニア直流モータの第1の実施
例の断面図である。
【図4】本発明の単極形リニア直流モータの第2の実施
例の断面図である。
【図5】本発明の単極形リニア直流モータの第3の実施
例の推力特性図である。
【図6】本発明の単極形リニア直流モータの第4の実施
例の断面図である。
【図7】本発明の単極形リニア直流モータの第5の実施
例の断面図である。
【図8】本発明の単極形リニア直流モータの第6の実施
例の断面図である。
【図9】本発明の単極形リニア直流モータの第7の実施
例の断面図である。
【図10】本発明の単極形リニア直流モータの第8の実
施例の断面図である。
【符号の説明】
1 固定子 2 磁路構成部材 3 起磁力発生部材 4 第1のヨーク 5 第2のヨーク 5a 第2のヨーク 5b 第2のヨーク 6 第3のヨーク 7 第1の永久磁石 7a 第1の永久磁石 7b 第1の永久磁石 7c 第1の永久磁石 7d 第1の永久磁石 8 第2の永久磁石 8a 第2の永久磁石 8b 第2の永久磁石 11 可動子 12 第1の巻線 21 空間 21a 空間 21b 空間 22 第1の固定子構成部材 23 第2の固定子構成部材 25 開口 31 第2の巻線 31a 第2の巻線 31b 第2の巻線 311 〜31 n 第2の巻線 32 第3の巻線 32a 第3の巻線 32b 第3の巻線 321 〜32 n 第3の巻線 33 第4の巻線 331 〜33 n 第4の巻線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁路構成部材および起磁力発生部材を主
    に構成される固定子と、所定の距離を隔て相対して配置
    される第1の固定子構成部材および第2の固定子構成部
    材の、それぞれの相対面が構成する空間内を円滑に移動
    し得る構造を成す第1の巻線を主に構成される可動子
    と、前記空間の可動子移動範囲の中央部から一方の端部
    までの範囲を構成する第1の固定子構成部材に巻装され
    る第2の巻線と、前記空間の可動子移動範囲の中央部か
    ら他方の端部までの範囲を構成する第1の固定子構成部
    材に巻装される第3の巻線とにより成る単極形リニア直
    流モータにおいて、第2の巻線の長さおよび第3の巻線
    の長さと、第1の巻線の長さとを等しくすることを特徴
    とする単極形リニア直流モータ。
  2. 【請求項2】 磁路構成部材および起磁力発生部材を主
    に構成される固定子と、所定の距離を隔て相対して配置
    される第1の固定子構成部材および第2の固定子構成部
    材の、それぞれの相対面が構成する空間内を円滑に移動
    し得る構造を成す第1の巻線を主に構成される可動子
    と、前記空間の可動子移動範囲を構成する第1の固定子
    構成部材に巻装される第2の巻線、第3の巻線および第
    4の巻線とにより成る単極形リニア直流モータにおい
    て、第2の巻線の長さ、第3の巻線の長さおよび第4の
    巻線の長さと、第1の巻線の長さとを等しくすることを
    特徴とする単極形リニア直流モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1の第2の巻線および第3の巻線
    を、請求項1の第1の巻線の長さと等しい長さを有する
    複数の巻線により、それぞれ構成することを特徴とする
    請求項1の単極形リニア直流モータ。
  4. 【請求項4】 請求項2の第2の巻線、第3の巻線およ
    び第4の巻線を、請求項2の第1の巻線の長さと等しい
    長さを有する複数の巻線により、それぞれ構成すること
    を特徴とする請求項2の単極形リニア直流モータ。
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