JPH10229587A - 自動分析装置の稼動情報収集方法及び装置 - Google Patents

自動分析装置の稼動情報収集方法及び装置

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JPH10229587A
JPH10229587A JP3163597A JP3163597A JPH10229587A JP H10229587 A JPH10229587 A JP H10229587A JP 3163597 A JP3163597 A JP 3163597A JP 3163597 A JP3163597 A JP 3163597A JP H10229587 A JPH10229587 A JP H10229587A
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Ryuichiro Kodama
隆一郎 児玉
Hisashi Imahashi
久 今橋
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は保守に要する時間を低減するの
に適した自動分析装置の稼動情報収集方法及び装置を提
供することにある。 【解決手段】自動分析装置10、20で発生した稼動情
報は、その電源が立ち上がっている間、稼動情報受信部
2を通じて稼動情報記憶部3に蓄積される。蓄積された
稼動情報は、稼動情報判断部4によってその緊急性が判
断され、緊急を要する場合には即時回線接続制御部1に
回線接続を指示し、緊急を要する稼動情報が稼動情報解
析部201に転送される。緊急を要しない場合には、定
期的に回線接続制御部1を介して稼動情報が稼動情報解
析部201に転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動分析装置の稼動
情報収集方法及び装置、特に自動分析装置から稼動情報
を自動的に稼動情報解析センタに転送する自動分析装置
の稼動情報収集方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動分析装置からの稼動情報を中継器を
介して自動的に稼動情報解析センタに転送するという遠
隔保守の例は例えば特開平04―313932号公報、特開平07
―87339号公報などに記載されている。
【0003】このうち、特開平04―313932号公報に記載
された保守データ通信システムは、複数の自動分析装置
の操作画面の画像を切り替えて転送して、対話形式によ
り故障回復の操作手順を遠隔から入手する方法を採用し
ている。また、特開平07―87339号公報に記載された自
動分析装置は、自動分析装置にデータ通信装置を付設し
て、このデータ通信装置を経由して自動分析装置、ホス
トコンピュータ、少なくとも1つ以上の外部機器の保守
情報を通信にて入手する方法を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平04―31
3932号公報に記載された遠隔保守の方法では、自動分析
装置の画面をベースに遠隔で操作するので、自動分析装
置の電源が切断されて停止している最中には保守ができ
ない。
【0005】特開平07―87339号公報による遠隔保守の
方法では、中継器は回線の接続、切り替えのみを行い、
流れるデータの蓄積、解析を行うものではない。したが
って、自動分析装置からの保守データを転送する度に、
電話回線が接続され、課金されるので、緊急を要しない
定期的な稼動情報を転送するには通信料金がコスト高に
なる。また、自動分析装置の電源が切断されて停止して
いる最中、または、この自動分析装置が故障して通信が
不可能になった場合には、自動分析装置の保守に必要な
稼動情報を遠隔から入手することができない。
【0006】本発明の目的は保守に要する時間を低減す
るのに適した自動分析装置の稼動情報収集方法及び装置
を提供することにある。
【0007】本発明のもう一つの目的は保守の効率化を
図るのに適した自動分析装置の稼動情報収集方法及び装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動分析装置
で発生する稼動情報を中継器に蓄積し、公衆回線を介し
て稼動情報解析センタに転送する自動分析装置の稼動情
報収集方法であって、前記中継器において前記稼動情報
の緊急性を検出し、その結果その稼動情報が緊急性を要
するときは、その緊急性に応答してその緊急性を要する
稼動情報を前記公衆回線を介して前記稼動情報解析セン
タに転送することを特徴とする。
【0009】本発明は、別の観点によれば、自動分析装
置と、該自動分析装置で発生する稼動情報を受信する稼
動情報受信部と、その受信した稼動情報を記憶する稼動
情報記憶部と、その記憶した稼動情報の緊急性を判断す
る稼動情報判断部と、稼動情報解析部と、前記稼動情報
記憶部に記憶された稼動情報を前記稼動情報解析部に転
送するための回線接続制御部とを備え、前記稼動情報判
断部が前記稼動情報記憶部に記憶された稼動情報が緊急
性を要するものであると判断したときその緊急性に応答
して前記緊急性を要する稼動情報を前記回線接続制御部
を介して前記稼動情報解析部に転送するようにしたこと
を特徴とする。
【0010】本発明は、更に別の観点によれば、蓄積さ
れた稼動情報を、蓄積された順番に一覧するか、又は自
動分析装置が複数台の場合はその自動分析装置毎に整列
させて一覧することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例である自
動分析装置の稼動情報収集装置のブロック図である。図
1において、稼動情報転送の仲介を行う中継器300
は、稼動情報受信部2、稼動情報記憶部3、稼動情報判
断部4、回線接続制御部1を含んでおり、自動分析装置
10及び/又は自動分析装置20からの稼動情報を、稼
動情報受信部2を通じて稼動情報記憶部3に蓄積する。
いつでも自動分析装置からの稼動情報を受信できるよう
に、ここでは、中継器が常時通電状態にあることを仮定
している。
【0012】蓄積された稼動情報は、稼動情報判断部4
によって緊急を要するデータか否かが判断される。緊急
を要しない稼動情報は、蓄積された後、回線接続制御部
1に内臓のタイマによって定期的に稼動情報解析センタ
200に転送される。稼動情報判断部4が緊急を要する
稼動情報であると判断した場合には、それに応答して稼
動情報判断部4は即座に回線接続制御部1に公衆回線1
00の回線接続を促し、接続が完了した時点でその緊急
を要する稼動情報が稼動情報解析センタ200内の稼動
情報解析部201に転送される。本例においては、中継
器が通電状態にあることを仮定したが、受信部のみを通
電にして受信時に稼動情報の蓄積、判断が可能になるよ
うに中継器全体を通電状態に自動的に移行させることも
できる。
【0013】稼動情報とは、自動分析装置の電源がオン
となっている間の分析装置の状態を記録したものであ
る。稼動情報の中には、自動分析装置の定期点検を行う
ために必要な定期情報、自動分析装置が障害を検出して
自動的にロギングされる障害情報、自動分析装置からオ
ペレータの指示によって転送されるオペレータ指示情
報、などがある。定期情報には、自動分析装置の稼動時
間、検体を分注するためのシリンジ機構など特定機構の
稼動回数、オペレータが実行した定期メンテナンスの履
歴などがある。障害情報には、自動分析装置が検出した
アラームコード、アラームが発生したときのパラメー
タ、などがある。オペレータ指示情報には、測定データ
のアラーム、測定データを計算するにあたっての吸光度
などの原始データやパラメータなどがある。
【0014】本実施例の稼動情報判断部4においては、
定期情報を緊急を要しない稼動情報として判断し、それ
以外を緊急を要する稼動情報として判断する。よって、
定期情報は、稼動情報記憶部3に蓄積されて定期的に稼
動情報解析センタ200に転送され、それ以外は中継器
に到着しだいできるだけ早く稼動情報解析センタ200
に転送される。稼動情報には、その内容を概略示す稼動
情報見出しが含まれている。この稼動情報見出しには、
施設の名称、装置の名称、稼動情報内容の種別(定期情
報、障害情報、オペレータ指示情報など)などが記され
ている。
【0015】自動分析装置10と自動分析装置20は稼
動情報を中継器に転送する。このように、稼動情報は一
般に一つ以上の自動分析装置10及び20(本例では2
台)から転送されてくる。この実施例における自動分析
装置は、検体と試薬を混合して、その混合液を多波長光
度計により各分析項目に応じた波長で吸光度測定するも
のである。したがって、自動分析装置は、検体を反応容
器に分注する機構、反応容器に試薬を注入する機構、反
応容器内の混合液を撹拌する機構、反応容器の混合液の
吸光度を測定する多波長光度計、使用し終わった反応容
器を洗浄する機構、検体毎に検査依頼された分析項目を
入力したり分析のスタート、ストップを指示するための
操作部、などから構成される。
【0016】自動分析装置は、自動分析装置の電源立ち
上げ以降電源が遮断されるまでの間、必要に応じて稼動
情報を中継器に転送する。そのタイミングとしては、自
動分析装置に電源が入った直後、自動分析装置の操作部
からスタートが指示された直後、自動分析装置の操作部
からストップが指示された直後、自動分析装置の電源遮
断処理において電源遮断直前、自動分析装置において分
析中にアラームを検出した時点、一定時間間隔、などが
ある。これらのタイミングに、それまで自動分析装置内
部で検出、記憶された稼動情報が中継器300に転送さ
れる。複数の自動分析装置が存在する場合でも、互いの
自動分析装置は独立にこの転送を行うことができる。し
たがって、複数の自動分析装置のどれが電源を遮断され
ていても、それとは無関係に自動分析装置から中継器3
00への稼動情報転送が行われる。
【0017】図2は、自動分析装置が稼動情報を転送す
る処理のフローチャートの例である自動分析装置の電源
が入ったら(801)、この時点で現在までの稼動情報
を転送する(802)。この稼動情報には、自動分析装
置が正規の手段で電源遮断され(812)ずに途中で電
源が切れてしまった場合の稼動情報が含まれる。電源オ
ンとなったら分析スタートキーが押されるまで(80
4)、稼動情報が収集され自動分析装置内に記憶される
(803)。分析スタートキーが押されると、それまで
の稼動情報が転送される(805)。分析が行われてい
る最中も稼動情報は収集され(806)、分析ストップ
キーが押されると(807)、それまでの稼動情報を転
送する(808)。電源遮断要求が検出されるまで(8
10)更に稼動情報を収集し(809)、電源遮断要求
が検出されるとそれまでの稼動情報を転送し(81
1)、電源遮断手順を実行して(812)電源が切れ
る。
【0018】稼動情報受信部2は、中継器300内にあ
って、自動分析装置が送信した稼動情報を受信する。自
動分析装置と稼動情報受信部を結ぶ通信線400は、例
えば、イーサネットなどに代表されるローカルエリアネ
ットワークにより実現される。このとき、情報通信系に
おけるクライアント・サーバシステムを適用して、稼動
情報受信部はもっぱら自動分析装置からの接続を待つサ
ーバとして、稼動情報を送信する自動分析装置内部の送
信部はクライアントとして実現される。
【0019】稼動情報記憶部3は、中継器300内にあ
って、稼動情報受信部2で受信した稼動情報を格納す
る。自動分析装置から送られてきた稼動情報は、その着
信時間を主なキーとして、稼動情報記憶部3内部のファ
イルとして格納される。これらの稼動情報ファイルの先
頭には、前述した着信時間及び稼動情報見出しが記入さ
れており、稼動情報判断部4が容易に稼動情報ファイル
の内容を推定できるようになっている。また、本例にお
いては稼動情報ファイルは、番号によって一意に指定で
きるものとする。
【0020】稼動情報判断部4は、稼動情報記憶部内に
格納されている稼動情報ファイルを検索して、本例で
は、稼動情報の見出しに書かれた稼動情報内容の種別が
定期情報である場合は緊急を要しないと判断し、それ以
外の場合に緊急を要すると判断する。
【0021】図3は稼動情報ファイルが追加されてから
回線接続を指示するまでの処理のフローチャートであ
る。始めに、最初の稼動情報ファイル番号をIに設定し
て(901)、次のファイルがなくなるまで(90
4)、Iを更新する(905)。これによってすべての
ファイルをIに割り付ける。このそれぞれのIが指すファ
イルについて、稼動情報の見出しに書かれた稼動情報内
容の種別を判定して、定期情報である場合は緊急を要し
ないと判断し、それ以外の場合に緊急を要すると判断す
る(902)。緊急性を要すると判断した場合には、フ
ァイル内に緊急性を要する印を書き込む(903)。こ
の印は稼動情報見出しの一部として記録される。全ての
ファイルに関して緊急性をチェックした後、ひとつでも
緊急性を要するファイルを見つけた場合には(90
6)、回線接続制御部1に緊急に回線を接続する緊急回
線接続司令を発する(907)。
【0022】以上により、稼動情報記憶部において発見
された緊急を要する稼動情報の転送は、回線接続制御部
1に委ねられる。本例においては、すべてのファイルを
常に調べる方式であったが、本発明はこれに限るもので
はない。例えば、どのファイルまで調べたかを、その稼
動情報の着信時間で記憶しておくことにより、次の稼動
情報判断部の処理において、重複するファイルの調査を
省略することもできる。
【0023】回線接続制御部1は、稼動情報判断部4か
らの緊急回線接続司令、及び、タイマによる定期的な回
線接続要求、及び、稼動情報解析部からの接続要求とい
う3つの接続要因によって回線を接続する。タイマによ
る定期的な回線接続は、例えば、毎日8時、あるいは、
毎週月曜日の17時などのように定周期タイミング、あ
るいは、その組合せによって、要求される。これらのタ
イミングは、回線接続制御部1内に記述されている。こ
のタイミングは、稼動情報解析部から通信回線100を
介して変更することもできる。稼動情報解析センタが扱
う施設数が少ないときは、中継器のタイマによる定期的
な転送でもよいが、施設数が増えると、施設毎に通信が
衝突しないようなタイマ設定が面倒になるので、稼動情
報解析部が主導となってどの施設にどの時間帯に接続す
るかを決定して接続して、定期的に稼動情報を収集する
方が、便利となる。これが、前記の稼動情報解析部から
の接続要求による回線接続である。
【0024】図4は回線接続制御部1の接続要求を受け
てから、稼動情報を稼動情報解析部201に転送するま
での処理のフローチャートである。まず、3つの接続要
因を待つ(951)。要求が来たら、回線を接続し(9
52)、その要求が緊急回線接続司令であるならば(9
53)、稼動情報記憶部3の稼動情報ファイルの内、緊
急印付けされたもののみを稼動情報解析部201に転送
する。要求が緊急回線接続司令でないならば(95
3)、稼動情報記憶部3の全稼動情報ファイルを稼動情
報解析部201に転送する(954)。いずれの場合に
も、転送したファイルは削除する。そして、転送が終了
したら、回線を切断する(956)。以上により、稼動
情報の定期的転送と緊急転送が可能となる。
【0025】図5は、本発明に基づく他の実施例を示す
図である。稼動情報解析センタ200においては、転送
されてきたデータを施設、自動分析装置毎に分類し、デ
ータに依存した解析を行う。例えば、アラーム情報の場
合には、図5に示すように別電話回線101を介して当
該施設担当のサービス員501に電話、あるいは、ポケ
ットベル500にて自動連絡して、至急に施設と連絡を
取ったり、障害回復準備を行うことが可能となる。ま
た、定期情報の場合には施設の自動分析装置毎に稼動時
間の統計をとり、あるしきい値を超えた施設を自動印刷
することにより、定期点検の時期を自動的に特定するこ
とができる。また、オペレータ指示情報の場合には、オ
ペレータの理解できない分析結果が出てきたとき、オペ
レータがこれを稼動情報解析センタ200に転送して、
最寄りの専門家に分析結果の評価をしてもらうことが可
能となる。
【0026】図6は、本発明に基づく他の実施例を示す
図である。図6では、稼動情報受信部2と稼動情報記憶
部3を電子メールサーバ310によって実現している。
自動分析装置は、稼動情報を電子メールによって中継器
に転送する。これら稼動情報は電子メールサーバ内の電
子メールとして記憶される。電子メールサーバは、電子
メールを宛先毎にまとめて記憶するので、宛先を稼動情
報の内容種別毎に分けておく。自動分析装置から送られ
る稼動情報は、その宛先が稼動情報の内容種別に合うよ
うに送信される。例えば、障害情報は宛先312に、定
期情報は宛先311に格納される。従って、稼動情報判
断部4は宛先312に電子メールが到着しているか否か
を常に調べ、あれば、回線接続制御部1に緊急接続を指
示する。緊急接続を指示された回線接続制御部1は、緊
急用の宛先312にある電子メールを稼動情報解析部に
ある電子メールサーバに転送する。定期的な稼動情報
は、宛先311から回線接続制御部1を経由して稼動情
報解析部に転送される。
【0027】万が一回線100または稼動情報解析部2
01が不良のため稼動情報解析部201に接続ができな
い場合には、電子メールサーバ310内の稼動情報を表
示部320を介して調べることによって、自動分析装置
の稼動情報の履歴を見ることができる。このとき、その
稼動情報の発生時間順に稼動情報見出しを一覧すること
によって、どのような経緯で自動分析装置が故障に到っ
たかなどを容易に調べることができる。また、更に、施
設内に複数の自動分析装置が存在する場合には、自動分
析装置毎にソーティングして稼動情報見出しを一覧する
ことによって、より楽に故障原因の追求が可能となる。
【0028】また、稼動情報解析部に転送後も電子メー
ルを削除することなく保存することによって、中継器内
部に一定期間内の装置の来歴を保存することができ、こ
れを、前記の表示部320で発生時間順または自動分析
装置毎にソーティングして見ることにより、施設内の保
守の参考となる。
【0029】上述した実施例によれば、自動分析装置が
電源遮断されているか、故障しているかによらず、中継
器内に蓄積された稼動情報を稼動情報解析部が定期収集
でき、かつ、緊急を要する稼動情報をできるだけ早く稼
動情報解析部に転送することができるので、保守に要す
る手間を大幅に軽減できる。また、自動分析装置に緊急
の障害が検出された場合にこれを稼動情報解析部経由で
専任サービス員に連絡することにより早期のトラブル解
決が可能となる。また、稼動情報解析部への接続ができ
ない場合には、中継器内に保存された稼動情報を閲覧す
ることにより施設での保守作業の参考となり、保守の効
率化を図ることができる。また、自動分析装置毎に稼動
情報の緊急度を指定することなく、中継器に自動分析装
置を接続することができるので、拡張性に優れる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、保守に要する時間を低
減するのに適した自動分析装置の稼動情報収集方法及び
装置が提供される。
【0031】本発明によればまた、保守の効率化を図る
のに適した自動分析装置の稼動情報収集方法及び装置が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動分析装置の稼動情
報収集装置のブロック図である。
【図2】図1に関連して自動分析装置の稼動情報転送処
理を説明するためのフロー図である。
【図3】図1の稼動情報判断部の判断処理を説明するた
めのフロー図である。
【図4】図1の回線接続制御部の処理を説明するための
フロー図である。
【図5】本発明に基づく他の実施例を示す自動分析装置
の稼動情報収集装置のブロック図である。
【図6】本発明に基づく更に他の実施例を示す自動分析
装置の稼動情報収集装置のブロック図である。
【符号の説明】
1:回線接続制御部、2:稼動情報受信部、3:稼動情
報記憶部、4:稼動情報判断部、10,20:自動分析
装置、100:公衆回線、200:稼動情報解析セン
タ、201:稼動情報解析部、300:中継器、31
0:表示部、311,312:電子メール宛先、40
0:通信回線、500:ポケットベル、501:サービ
ス員。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動分析装置で発生する稼動情報を中継器
    に蓄積し、公衆回線を介して稼動情報解析センタに転送
    する自動分析装置の稼動情報収集方法であって、前記中
    継器において前記稼動情報の緊急性を検出し、その結果
    その稼動情報が緊急性を要するときは、その緊急性に応
    答してその緊急性を要する稼動情報を前記公衆回線を介
    して前記稼動情報解析センタに転送することを特徴とす
    る自動分析装置の稼動情報収集方法。
  2. 【請求項2】前記稼動情報の緊急性を検出した結果とし
    てその稼動情報が緊急性を要しないときは、その稼動情
    報を予め定められた時期に前記公衆回線を介して前記稼
    動情報解析センタに転送することを特徴とする請求項1
    に記載された自動分析装置の稼動情報収集方法。
  3. 【請求項3】前記自動分析装置を電源立ち上げたときは
    それまでの稼動情報を前記中継器に転送することを特徴
    とする請求項2に記載された自動分析装置の稼動情報収
    集方法。
  4. 【請求項4】前記自動分析装置の電源を切るときはそれ
    までの稼動情報を前記中継器に転送することを特徴とす
    る請求項2に記載された自動分析装置の稼動情報収集方
    法。
  5. 【請求項5】前記自動分析装置において分析をスタート
    するときはそれまでの稼動情報を前記中継器に転送する
    ことを特徴とする請求項2に記載された自動分析装置の
    稼動情報収集方法。
  6. 【請求項6】前記自動分析装置において分析を終了する
    ときはそれまでの稼動情報を前記中継器に転送すること
    を特徴とする請求項2に記載された自動分析装置の稼動
    情報収集方法。
  7. 【請求項7】前記自動分析装置において障害が発生した
    ときはそれまでの稼動情報と障害情報を前記中継器に転
    送することを特徴とする請求項2に記載された自動分析
    装置の稼動情報収集方法。
  8. 【請求項8】一定時間間隔で、それまでの稼動情報と障
    害情報を前記中継器に転送することを特徴とする請求項
    2に記載された自動分析装置の稼動情報収集方法。
  9. 【請求項9】前記中継器内に蓄積された稼動情報を、蓄
    積された順番に一覧するか、又は自動分析装置が複数台
    の場合はその自動分析装置毎に整列させて一覧すること
    を特徴とする請求項2に記載された自動分析装置の稼動
    情報収集方法。
  10. 【請求項10】自動分析装置と、該自動分析装置で発生
    する稼動情報を受信する稼動情報受信部と、その受信し
    た稼動情報を記憶する稼動情報記憶部と、その記憶した
    稼動情報の緊急性を判断する稼動情報判断部と、稼動情
    報解析部と、前記稼動情報記憶部に記憶された稼動情報
    を前記稼動情報解析部に転送するための回線接続制御部
    とを備え、前記稼動情報判断部が前記稼動情報記憶部に
    記憶された稼動情報が緊急性を要するものであると判断
    したときその緊急性に応答して前記緊急性を要する稼動
    情報を前記回線接続制御部を介して前記稼動情報解析部
    に転送するようにしたことを特徴とする自動分析装置の
    稼動情報収集装置。
  11. 【請求項11】前記稼動情報判断部が前記稼動情報が緊
    急性を要しないものであると判断したときその稼動情報
    を予め定められた時期に前記回線接続制御部を介して前
    記稼動情報解析部に転送するようにしたことを特徴とす
    る請求項10に記載された自動分析装置の稼動情報収集
    装置。
  12. 【請求項12】前記稼動情報記憶部に蓄積された稼動情
    報の内容の一部を発生した時間順に一覧するための表示
    部を有することを特徴とする請求項11に記載された自
    動分析装置の稼動情報収集装置。
  13. 【請求項13】前記自動分析装置が複数台の場合は前記
    稼動情報記憶部に蓄積された稼動情報の内容の一部を発
    生元の自動分析装置毎にソーティングして一覧するため
    の表示部を有することを特徴とする請求項11に記載さ
    れた自動分析装置の稼動情報収集装置。
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