JPH0689239A - 通信トレース自動採取方式 - Google Patents

通信トレース自動採取方式

Info

Publication number
JPH0689239A
JPH0689239A JP3056710A JP5671091A JPH0689239A JP H0689239 A JPH0689239 A JP H0689239A JP 3056710 A JP3056710 A JP 3056710A JP 5671091 A JP5671091 A JP 5671091A JP H0689239 A JPH0689239 A JP H0689239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
error
layer
self
trace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3056710A
Other languages
English (en)
Inventor
Yushi Takasago
雄史 高砂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3056710A priority Critical patent/JPH0689239A/ja
Publication of JPH0689239A publication Critical patent/JPH0689239A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】通信回線上でのエラー発生時に保守に利用され
る通信トレース情報を採取する通信トレース自動採取方
式に関し、トレース情報を自動的に採取して保守性を向
上する。 【構成】通信回線上で発生するエラーを検出した際に、
エラー発生原因となった通信処理をリトライし、リトラ
イを所定回数行ってもエラーが発生する場合には通信ト
レース情報を自動的に採取してファイルに格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線上でのエラー
発生時に保守に利用される通信トレース情報を採取する
通信トレース自動採取方式に関する。コンピュータ・ネ
ットワーク・システムでは回線エラー等の通信回線上で
発生するエラーを解析するために通信トレース採取機能
が提供されているが、現在の機能ではオペレータの介入
が必要となるため、無人運転時にはこれをオペレータ介
入なしで採取することが望まれる。
【0002】
【従来の技術】広域に分散した企業等のコンピュータ・
ネットワークの構築は、本社にホストコンピュータを設
置し、各営業所や支店に端末を設置して通信回線で結
び、情報の双方向伝送を行うようにしている。このよう
なコンピュータ・ネットワーク・システムでは取り扱う
情報量も多くなり、夜間に無人状態での情報送信を行う
ようになり、更に無人運転時に発生する通信回線上のエ
ラーに対する即座の対応が要求される。
【0003】このため、コンピュータネットワーク・シ
ステムでは回線エラー等通信回線上で発生するエラーを
解析するために通信トレース採取機能が提供されてい
る。即ち、通信回線上のエラーを検出した場合、オペレ
ータの介入により通信トレースの採取を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信トレース採取方式にあっては、夜間等の無人運転の
際にはオペレータの介入ができないため、通信回線上の
エラーを検出しても、通信トレースを採取できない。従
って、再現性の頻度が低いエラーについてはオペレータ
が付いた状態で回線エラーが発生するまで待たなければ
ならず、エラー原因の究明と修理対策に時間がかかると
いう問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、通信エラー発生時にトレース情報を
自動的に採取して保守性を向上するようにした通信トレ
ース自動採取方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、ホストと端末装置1との間を
通信回線2を介して接続した計算機ネットワーク装置、
所謂コンピュータ・ネットワーク・システムを対象とす
る。
【0007】このような計算機ネットワーク装置につき
本発明の通信トレース自動採取方式にあっては、端末装
置1に、通信回線上で発生するエラーを検出するエラー
検出部3と、エラー検出部3の検出結果に基づき通信回
線上で発生したエラーを自己診断し、エラー発生時点か
らの通信トレース情報を自動的に採取してファイル5に
格納する自己診断部4とを設けたことを特徴とする。
【0008】ここで自己診断部4は、通信回線エラーが
発生した際に、エラー発生原因となった通信処理をリト
ライ動作し、リトライ動作を所定回数行ってもエラーが
発生する場合には、通信トレース情報の採取を開始す
る。更に本発明の具体例として、端末装置1は本体部6
と通信アダプタ部7で構成され、通信アダプタ部7は少
なくともトランスポート層、ネットワーク層、データリ
ンク層及び物理層で成る多重階層プロトコルを備え、物
理層にエラー検出部3を設けると共にデータリンク層に
自己診断部4を設け、データリンク層の自己診断部4で
採取されたトレース情報を本体部6を経由して外部記憶
装置としてのファイル5に格納する。
【0009】
【作用】このような構成を備えた本発明の通信トレース
自動採取方式によれば、例えばOSI(open systems i
nterconnection) の下位4層を端末装置の通信フダプタ
部に持たせた場合には、物理層のエラー検出部3で、回
線上で発生するエラーを検出し、エラー検出に基づきデ
ータリンク層の自己診断部4により自己診断を行って通
信トレースを自動採取する。この自己診断部4の自己診
断は、エラー検出の原因となった通信処理のリトライを
数回繰り返し、それでもエラーを検出した場合には、通
信トレースの採取を行う。
【0010】自己診断部4で採取された通信トレース情
報は、本体部を経由して外部記憶装置としてのファイル
5へ蓄積される。ファイル5に蓄積された通信トレース
情報は、必要に応じてCRT表示やプリンタアウトする
ことができ、有益な保守情報を与える。
【0011】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示した実施例構成
図である。図2において、1は端末装置であり、本体部
6と通信アダプタ部7で構成され、ホストとの間を通信
回線2で接続している。ここで通信回線2はHDLC
(ハイレベルデータリンク制御手順;hight level data
link control procedures)の専用回線となる。
【0012】通信アダプタ部6は、OSIの多重階層プ
ロトコロの下位4層として、上位よりトランスポート層
10、ネットワーク層11、データリンク層12及び物
理層13を備える。また各プロトコル層に対してはネッ
トワーク監視部(NSPV ;network supervisor)14
とオペレーションシステム(OS)15が設けられ、更
にトランスポート層10はバス制御部16を介して本体
部6側に接続される。
【0013】本発明にあっては、物理層13にエラー検
出部3を設け、またデータリンク層12に自己診断部4
を設けている。エラー検出部3はHDLC専用回線とし
ての通信回線2上に発生する通信エラーを検出する。こ
の通信エラーの主なものとしては例えば図4に示すよう
に、アンダーラン、オーバラン、アイドル受信、アボー
ト受信、ロストデータ検出、CRCエラー、及びロング
フレーム受信がある。
【0014】データリンク層12の自己診断部4は、物
理層13のエラー検出部3からエラー検出通知を受ける
と、自己診断動作を開始する。この自己診断動作は、エ
ラーを起こした通信動作を所定回数リトライし、リトラ
イ中にエラー検出が無くなればトレース採取に進まずに
処理を終了するが、所定回数のリトライを行ってもなお
エラー検出が行われている場合には、通信トレースを採
取する。
【0015】自己診断部4で採取された通信トレース情
報は、トランスポート層10、ネットワーク監視部14
及びバス制御部16を経由して本体部6側に送られて、
ファイル5に蓄積される。本体部6には、オペレーショ
ンシステム(OS)、通信アダプタ装置ドライバ18、
ネットワーク制御部19及びトレース出力表示部20が
設けられ、外部記憶装置の接続でファイル5を実現す
る。このため通信アダプタ部7から送られた通信トレー
ス情報は、通信アダプタ装置ドライバ5を経由してファ
イル5に蓄積される。
【0016】またエラー検出に基づき通信トレースの自
動採取による蓄積が行われたことは、ネットワーク制御
部19を通じてトレース表示出力部20に通知され、オ
ペーレータに対するメッセージ出力を行う。従って、オ
ペレータは通信トレース情報のファイル蓄積を知り、フ
ァイル5に格納されている通信トレース情報をプリント
アウト等して保守情報として直ちに提供することができ
る。
【0017】図3は図2の通信アダプタ部7側の本発明
の通信トレース採取に関連する物理層、データリンク層
及びトランスポート層をより詳細に示した実施例構成図
である。図3において、まず物理層13はACバイトハ
ンドリンクプログラム(ABH)と、バイトハンドリン
グコントローラ(BHC)で構成され、ACバイトハン
ドリングプログラム(ABH)をバイトハンドリング・
コントローラ(BHC)で実行することで回線エラーを
検出する。
【0018】データリンク層12にはHDLC及びNR
Mのサポートプログラム(HNP)が設けられ、このH
DLC・NRMサポートプログラム(HNP)により自
己診断を行い、診断結果に応じてトレース情報の採取を
行って本体部6側のファイル5に格納する。尚、NRM
は、HDLC手順の正規応答モード(normal response
mode)を意味する。
【0019】更に、データリンク層12には、DLC共
通手順プログラム(DCP)及びノードリンク・マネジ
ャー(NLM)が設けられる。またトランスポート層1
0は、トランスポート・マネジャー(TPM)により実
現される。図5は図2及び図3の実施例における本発明
の処理手順を示したタイムチャートである。
【0020】まず物理層13のエラー検出部3、具体的
にはACバイトハンドリングプログラム(ABH)によ
り通信回線2上のエラーが検出されると、所定回数のリ
トライが行われ、それでもエラーが検出されると、デー
タリンク層の自己診断部4、具体的にはHDLC・NR
Mサポートプログラム(HNP)で復旧せずとの診断結
果を得て、物理層側13に対し通信トレースの採取開始
する。
【0021】同時に、ネットワーク監視部(NSPV)
14を経由して本体部6の通信アダプタ装置ドライバ1
8にトレース開始を通知し、ファイル5をオープンして
受信要求を出させる。このため物理層10から得られた
トレース情報通知は、オープンされたファイル5に書込
まれて蓄積される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
線上で発生するエラーに対しては、自己診断を行って通
信トレース情報を無人運転でもオペレータの介入なく採
取でき、保守の作業効率を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の実施例構成図
【図3】図3のプロトコル層を詳細に示した実施例構成
【図4】本発明で検出する主な回線エラーと内容を示し
た説明図
【図5】本発明の処理手順を示したタイムチュヤート
【符号の説明】
1:端末装置 2:通信回線(HDLC専用回線) 3:エラー検出部 4:自己診断部 5:ファイル 6:本体部 7;通信アダプタ部 10:トランスポート層 11:ネットワーク層 12:データリンク層 13:物理層 14:ネットワーク監視部(NSPV) 15:アダプタ側のオペレーションシステム(OS) 16:バス制御部 17:本体側のオペレーションシステム(OS) 18:通信アダプタ装置ドライダ 19:ネットワーク制御部 20:トレース表示出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストと端末装置(1)との間を通信回線
    (2)を介して接続した計算機ネットワーク装置に於い
    て、 前記端末装置(1)に、前記通信回線上で発生するエラ
    ーを検出するエラー検出部(3)と、該エラー検出部
    (3)の検出結果に基づき通信回線上で発生したエラー
    を自己診断し、エラー発生時点からの通信トレース情報
    を自動的に採取してファイル(5)に格納する自己診断
    部(4)とを設けたことを特徴とする通信トレース自動
    採取方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載の通信トレース自動採取方式
    に於いて、 前記自己診断部(4)は、通信回線エラーが発生した際
    に、エラー発生原因となった通信処理をリトライ動作
    し、該リトライ動作を所定回数行ってもエラーが発生す
    る場合には、通信トレース情報の採取を開始することを
    特徴とする通信トレース自動採取方式。
  3. 【請求項3】請求項1記載の通信トレース自動採取方式
    に於いて、 前記端末装置(1)は本体部(6)と通信アダプタ部
    (7)で構成され、該通信アダプタ部(7)は少なくと
    もトランスポート層、ネットワーク層、データリンク層
    及び物理層で成る多重階層プロトコルを備え、前記物理
    層にエラー検出部(3)を設けると共に前記データリン
    ク層に自己診断部(4)を設け、データリンク層の自己
    診断部(4)で採取されたトレース情報を前記本体部
    (6)を経由して外部記憶装置としてのファイル(5)
    に格納することを特徴とする通信トレース自動採取方
    式。
JP3056710A 1991-03-20 1991-03-20 通信トレース自動採取方式 Withdrawn JPH0689239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3056710A JPH0689239A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 通信トレース自動採取方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3056710A JPH0689239A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 通信トレース自動採取方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0689239A true JPH0689239A (ja) 1994-03-29

Family

ID=13035037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3056710A Withdrawn JPH0689239A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 通信トレース自動採取方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0689239A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314475B1 (en) * 1998-03-04 2001-11-06 Conexant Systems, Inc. Method and apparatus for monitoring, controlling and configuring local communication devices
US6330597B2 (en) 1998-03-04 2001-12-11 Conexant Systems, Inc. Method and apparatus for monitoring, controlling, and configuring remote communication devices
US6427178B2 (en) 1998-03-04 2002-07-30 Conexant Systems, Inc. Software modem having a multi-task plug-in architecture
JP2011035764A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Canon Inc データ処理装置、制御方法、及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314475B1 (en) * 1998-03-04 2001-11-06 Conexant Systems, Inc. Method and apparatus for monitoring, controlling and configuring local communication devices
US6330597B2 (en) 1998-03-04 2001-12-11 Conexant Systems, Inc. Method and apparatus for monitoring, controlling, and configuring remote communication devices
US6427178B2 (en) 1998-03-04 2002-07-30 Conexant Systems, Inc. Software modem having a multi-task plug-in architecture
JP2011035764A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Canon Inc データ処理装置、制御方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4581701A (en) Monitoring plural process control stations
JPH0689239A (ja) 通信トレース自動採取方式
JP3867868B2 (ja) 障害統合管理装置
JP3691272B2 (ja) 分散処理システムおよび障害解析情報の保存方法
JP2751861B2 (ja) ネットワークシステム障害検出処理回路
JPH0648791B2 (ja) 伝送装置における監視情報を収集する装置
JPS58149529A (ja) チヤネルステ−タスワ−ド折返し診断方式
JPS5847465Y2 (ja) エラ−検出保持装置
JP3346424B2 (ja) 動作監視機能付き端末装置
JPH0697762B2 (ja) データ伝送装置
JPS61199133A (ja) コンピユ−タの遠隔診断方式
JP2842718B2 (ja) プロセッサバス障害識別装置および方法
JP2730822B2 (ja) エレベータの故障診断装置
JPH0198086A (ja) 測定データ収集システムにおける障害対策方式
JPH0662089A (ja) 通信システムにおける障害情報採取方法
JPH05316166A (ja) 通信データ判定装置
JPH0944419A (ja) プリンタ
JPH0471340A (ja) 系統事故解析装置
JPH02144747A (ja) 端末装置の故障検出方式
JP2000099413A (ja) リモート転送装置および方法
JPH0573443A (ja) インタフエースバス制御装置
JPH08286993A (ja) 回線障害解析情報の採取方法
JPS63304744A (ja) 障害診断方式
JPH11225144A (ja) ネットワーク管理システム
JPH02143333A (ja) 障害処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514