JPH0198086A - 測定データ収集システムにおける障害対策方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は測定データ収集システムにおける障害対策方式
に関し、特にホストコンピュータシステム、回線（モデ
ム等を含む）、パーソナルコンピュータおよび測定器等
から構成されるデータ収集システムにおいてホストコン
ピュータおよび回線のいずれかまたは両方の障害（以下
、障害という）が発生した場合の測定データ収集システ
ムにおける障害対策方式に関する。

〔従来の技術〕

ホストコンピュータシステム、回線、パーソナルコンピ
ュータおよび測定器等から構成され、複数の測定対象に
対していくつかの項目の特性を測定し、取得した各項目
の測定データがあらかじめ規定されている規格データ（
ホストコンピュータシステム内の外部記憶装置等に記憶
されている）に適合するものであるか否かを検査し、適
合する測定データのみを正常データ（これに対して、規
格データに適合しない測定データを不良データという）
としてホストコンピュータシステムにおいて収集する測
定データ収集システム（例えば、複数の光フアイバケー
ブルのいくつかの特性を検査して一定の規格に適合する
光フアイバケーブルを選択し正常データのみを収集する
測定データ収集システム）が存在する。

従来、この種の測定データ収集システムにおいて障害が
発生した場合には、パーソナルコンビニーり単独での測
定データの収集（パーソナルコンピュータ端末のローカ
ルモードでの測定データの収集）が￥ａＶｔして行われ
るということは実現していなかった。

ここで、障害発生から障害復旧までの間の測定データの
収集の中断を避けるためには、手作業での記録等により
測定データの収集が行われていた。

この場合には、障害復旧後に障害発生から障害復旧まで
の間に収集された測定データと規格データとがホストコ
ンピュータシステム側で照合されその照合に基づいて不
良データが破棄されて正常データのみが収集され、その
処理の後に所定の測定データ収集処理（パーソナルコン
ピュータ端末がホストコンピュータシステムに対してオ
ンラインモードにある状態での測定データの収集）が再
開されていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の測定データ収集システムにおける障害対
策方式では、測定データ収集システムにおいて障害が発
生した場合にパーソナルコンピュータ端末のローカルモ
ードでの測定データの収集が継続して行われないので、
障害が発生すると測定データ収集システムにおける測定
データの収集（手作業での記録等は「測定データ収集シ
ステムにおける測定データの収集」とはいえない）が中
断するという欠点がある。

また、障害発生から障害復旧までの間に手作業での記録
等により測定データが収集されている場合に障害復旧時
における測定データと規格データとの照合等がホストコ
ンピュータシステム側で行われているので、障害対策に
おける作業効率の低下を招くという欠点がある（不良デ
ータを含む全ての測定データがホストコンピュータシス
テムとパーソナルコンピュータとの間の回線により送信
されるので回線の実質的な使用効率が悪くなり、測定デ
ータ収集システム内のパーソナルコンピュータの数が多
い場合（パーソナルコンピュータに接続されている測定
器の数も多くなる）には多数の測定データが全てホスト
コンピュータシステム側で処理されるのでホストコンピ
ュータの使用効率が悪くなる）。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、上述の測定データ収
集システムに障害が発生した場合に「測定データ収集シ
ステムにおける測定データの収集」が中断されず、障害
対策における作業効率を向上することができる測定デー
タ収集システムにおける障害対策方式を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の測定データ収集システムにおける障害対策方式
は、ホストコンピュータシステムに回線を介して接続さ
れているパーソナルコンピュータ内のパーソナルコンピ
ュータ端末を障害発生時にオンラインモードからローカ
ルモードに切り替え障害復旧時にローカルモードからオ
ンラインモードに切り替えるモード切替え手段と、障害
発生時の前後のオンラインモード測定データおよびロー
カルモード測定データを継続して収集しパーソナルコン
ピュータ内の外部記憶装置に格納する測定データ継続収
集格納手段と、障害復旧時に前記モード切替え手段によ
りパーソナルコンピュータ端末がローカルモードからオ
ンラインモードに切り替えられると前記測定データ継続
収集格納手段によりパーソナルコンピュータ内の外部記
憶装置に格納されているオンラインモード測定データを
パーソナルコンピュータからホストコンピュータシステ
ムに一括して転送しホストコンピュータシステムに存在
する規格データと前記測定データ継続収集格納手段によ
りパーソナルコンピュータ内の外部記憶装置に格納され
ているローカルモード測定データとの照合に基づきロー
カルモード測定データ中の正常データをパーソナルコン
ピュータからホストコンピュータシステムに転送する測
定データ転送手段とを有する。

〔作用〕

本発明の測定データ収集システムにおける障害対策方式
では、モード切替え手段がホストコンピュータシステム
に回線を介して接続されているパーソナルコンピュータ
内のパーソナルコンピュータ端末を障害発生時にオンラ
インモードからローカルモードに切り替え障害復旧時に
ローカルモードからオンラインモードに切り替え、測定
データ継続収集格納手段が障害発生時の前後のオンライ
ンモード測定データおよびローカルモード測定データを
継続して収集しパーソナルコンピュータ内の外部記憶装
置に格納し、測定データ転送手段が障害復旧時にモード
切替え手段によりパーソナルコンピュータ端末がローカ
ルモードからオンラインモードに切り替えられると測定
データ継続収集格納手段によりパーソナルコンピュータ
内の外部記憶装置に格納されているオンラインモード測
定データをパーソナルコンピュータからホストコンピュ
ータシステムに一括して転送しホストコンピュータシス
テムに存在する規格データと測定データ継続収集格納手
段によりパーソナルコンピュータ内の外部記憶装置に格
納されているローカルモード測定データとの照合に基づ
きローカルモード測定データ中の正常データをパーソナ
ルコンピュータからホストコンピュータシステムに転送
する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の測定データ収集システムにおける障
害対策方式の一実施例の構成を示すブロック図である０
本実施例の測定データ収集システムにおける障害対策方
式は、ホストコンピュータシステム１と、モデム（Ｍ／
Ｄ　（Ｍｏｄｕｌａｔｏｒ／Ｄｅｍｏｄｕｌａｔｏｒ）
）等を含む回線２と、パーソナルコンピュータ３と、複
数の測定対象から測定データを取得してパーソナルコン
ピュータ３に測定データを送信する測定器４とから構成
されている。

ホストコンピュータシステムｌは、パーソナルコンピュ
ータ３に対して上位機種の関係にあるホストコンピュー
タ１１と、パーソナルコンピュータ３から回線２を介し
て送信されてくる測定データ（正常データのみ）や規格
データ等を格納しているディスク装置１２とを含んで構
成されている。

パーソナルコンピュータ３は、パーソナルコンピュータ
端末３０と、測定器４から受信した測定データをフロッ
ピィディスク格納測定データ５（第２図参照）として格
納するフロッピィディスク３４と、測定データの中で規
格データに適合しない不良データに関する情報を有する
（すなわち、規格データに適合するか否かの検査に不合
格であった測定対象を示している）ブルーフリストを印
字するプリンタ３５とを含んで構成されている。

パーソナルコンピュータ端末３０は、パーソナルコンピ
ュータ端末３０を障害発生時にオンラインモードからロ
ーカルモードに切り替え障害復旧時にローカルモードか
らオンラインモードに切り替えるモード切替え手段３１
と、オンラインモード測定データ５２（第２図参照）お
よびローカルモード測定データ５４（第２図参照）を測
定器４の測定に基づいて継続して収集しフロッピィディ
スク３４に格納する測定データ継続収集格納手段３２と
、障害復旧時にモード切替え手段３１によりパーソナル
コンピュータ端末３０がローカルモードからオンライン
モードに切り替えられるとオンラインモード測定データ
５２をパーソナルコンピュータ３からホストコンビエー
タシステム１に回線２を介して一括して転送しホストコ
ンピュータシステムｌ内のディスク装置１２に存在する
規格データとローカルモード測定データ５４との照合に
基づきローカルモード測定データ５４中の正常データを
ホストコンピュータシステムｌに転送する測定データ転
送手段３３とを含んで構成されている。

第２図を参照すると、パーソナルコンピュータ３内のフ
ロッピィディスク３４に格納されるフロッピィディスク
格納測定データ５は、オンラインモード測定データ５２
の格納の開始を示すオンラインモード開始ポイントフラ
グ５１と、障害発生前のオンラインモードにおける測定
データ（正常データのみ）であるオンラインモード測定
データ５２と、ローカルモード測定データ５４の格納の
開始を示すローカル切替えポイントフラグ５３と、障害
発生から障害復旧までのローカルモードにおける測定デ
ータ（正常データおよび不良データ）であるローカルモ
ード測定データ５４と、オンラインモード測定データ５
２およびローカルモード測定データ５４の継続した格納
の終了を示す終了ポイントフラグ５５とを有している。

次に、このように構成された本実施例の測定データ収集
システムにおける障害対策方式の動作について説明する
。

ホストコンピュータシステム１１回線２．パーソナルコ
ンピュータ３および測定器４を含んで構成されている測
定データ収集システムが正常に（障害が発生せずに）動
作している場合には、パーソナルコンピュータ３内のモ
ード切替え手段３１の作用によりパーソナルコンピュー
タ端末３０はオンラインモードで動作している。

このオンラインモード時においては、パーソナルコンピ
ュータ端末３０では測定器４から測定データが受信され
、ホストコンピュータシステム１内のホストコンピュー
タ１１に対する間合せによりディスク装置１２から取得
した規格データと測定データとが照合される（この照合
により測定対象の検査が行われる）。

この照合で測定データが規格データに適合する場合には
、測定データは正常データとしてホストコンピュータ１
１に送信され（送信された測定データ（正常データ）は
ホストコンピュータシステム１においてディスク装置１
２に格納される）、同時にこの正常データがオンライン
モード開始ポイントフラグ５１に後続するオンラインモ
ード測定データ５２として測定データ継続収集格納手段
３２によりフロンビイディスク３４に格納される。

上述の照合で測定データが規格データに適合しない場合
には、測定データは不良データとしてプリンタ３５によ
り印字されるブルーフリスト上に出力される。

このように動作している測定データ収集システムに障害
が発生した場合には、パーソナルコンピュータ３内のパ
ーソナルコンピュータ端末３０中のモード切替火手段３
１によりパーソナルコンピュータ端末３０がオンライン
モードからローカルモードに切り替えられ、測定器４込
・らの測定データの収集がパーソナルコンピュータ３の
みにより継続される。

すなわち、測定器４から受信された測定データが、パー
ソナルコンピュータ端末３０中の測定データ継続収集格
納手段３２によりローカル切替えポイントフラグ５３に
後続するローカルモード測定データ５４としてフロッピ
ィディスク３４に格納される（障害が復旧してローカル
モード測定データ５４の格納が終了すると終了ポイント
フラグ５５がフロッピィディスク格納測定データ５に付
される）。

さらに、測定データ収集システムの障害復旧時には、パ
ーソナルコンピュータ端末３０における復旧処理操作（
キーボード（図示せず）上の特定のキーの押下環）に基
づいてモード切替え手段３１によりパーソナルコンピュ
ータ端末３０がローカルモードからオンラインモードに
切り替えられ、フロッピィディスク３４内のフロッピィ
ディスク格納測定データ５中のオンラインモード測定デ
ータ５２がパーソナルコンピュータ端末３０内の測定デ
ータ転送手段３３によりホストコンピュータシステム１
内のホストコンピュータ１１に回ｖＡ２を介して一括し
て転送される（オンラインモード測定データ５２に該当
する障害発生前の正常データはすでにディスク装置１２
に格納されているが、パーソナルコンピュータ端末３０
におけるオンラインモードからローカルモードへの切替
えの直前に計測されたディスり装置１２内の測定データ
は障害発生の原因となったホストコンピュータシステム
１や回線２の不良（障害は一時にして発生するのではな
く徐々に進行するものであり、パーソナルコンピュータ
端末３０のモードの切替え等として顕在化するまでにも
何らかの不良が発生していることが多い）によりオンラ
インモード測定データ５２と比較して変質しているおそ
れがあるので、障害発生前のディスク装置１２内の測定
データの信頼性を向上するためにそれらの測定データの
上にオンラインモード測定データ５２が重ね合される）
。

オンラインモード測定データ５２、すなわちフロッピィ
ディスク格納測定データ５がパーソナルコンピュータ３
から転送される過程でローカル切替えポイントフラグ５
３がホストコンピュータ１１により検知されると、規格
データがディスク装置１２から回線２を介してパーソナ
ルコンピュータ３内のパーソナルコンピュータ端末３０
に送信される。

パーソナルコンピュータ端末３０では、ローカルモード
測定データ５４のデータチエツク（ローカルモード測定
データ５４中の各測定データがホストコンピュータシス
テム１から送信されてきた規格データに適合するか否か
の検査）が行われ、正常データのみがホストコンピュー
タシステム１に送信され（正常データのみの送信なので
回線２の無駄な使用が生じない。送信された正常データ
はディスク装置１２に格納される）、不良データはプリ
ンタ３５により印字されるプルーフリスト上に出力され
る。

上述のような障害復旧時の処理が終了すると、パーソナ
ルコンピュータ端末３０のオンラインモードにおける測
定データ収集システムの所定の処理が再開される（新た
なフロッピィディスク格納測定データは、フロッピィデ
ィスク格納測定データ５に後続する形式やフロッピィデ
ィスク格納測定データ５上に重ねられる形式等により作
成される）。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、上述してきた測定データ
収集システムにおいて障害が発生した場合にパーソナル
コンピュータ単独で（パーソナルコンピュータ端末のロ
ーカルモードで）測定データの収集を継続することによ
り、障害が発生しても「測定データ収集システムにおけ
る測定データの収集」が中断しないという効果がある。

また、従来は障害復旧時にホストコンピュータシステム
側で行われていた測定データ（測定データといっても従
来は手作業での記録等に限定されていた）のデータチエ
ツク等を各パーソナルコンピュータ側で分散化して実現
することにより、測定データ収集システムの障害対策に
おける作業効率を向上することができるという効果があ
る。

さらに、障害復旧時にオンラインモード測定データをパ
ーソナルコンピュータからホストコンピュータシステム
に一括して転送することにより、ホストコンピュータシ
ステムにすでに収集されている障害発生前（パーソナル
コンピュータ端末におけるオンラインモードからローカ
ルモードへの切替え前）の測定データ（正常データ）の
信頼性を向上することができ、測定データの再収集（収
集された測定データの信銀性が低いために行わねばなら
ない再度の測定）等を行う必要がなくなるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図中のフロッピィディスクに格納されるフ
ロッピィディスク格納測定データの構成を示す図である
。 図において、 ｌ・・・ホストコンピュータシステム、２・・・回線、 ３・・・パーソナルコンピュータ、 ４・・・測定器、 ５・・・フロッピィディスク格納測定データ、１１・・
・ホストコンピュータ、 １２・・・ディスク装置、 ３０・・・パーソナルコンピュータ端末、３１・・・モ
ード切替え手段、 ３２・・・測定データｗ１続収集格納手段、３３・・・
測定データ転送手段、 ３４・・・フロッピィディスク、 ３５・・・プリンタ、 ５１・・・オンラインモード開始ポイントフラグ、５２
・・・オンラインモード測定データ、５３・・・ローカ
ル切替えポイントフラグ、５４・・・ローカルモード測
定データ、５５・・・終了ポイントフラグである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ホストコンピュータシステムに回線を介して接続されて
   いるパーソナルコンピュータ内のパーソナルコンピュー
   タ端末を障害発生時にオンラインモードからローカルモ
   ードに切り替え障害復旧時にローカルモードからオンラ
   インモードに切り替えるモード切替え手段と、 障害発生時の前後のオンラインモード測定データおよび
   ローカルモード測定データを継続して収集しパーソナル
   コンピュータ内の外部記憶装置に格納する測定データ継
   続収集格納手段と、 障害復旧時に前記モード切替え手段によりパーソナルコ
   ンピュータ端末がローカルモードからオンラインモード
   に切り替えられると前記測定データ継続収集格納手段に
   よりパーソナルコンピュータ内の外部記憶装置に格納さ
   れているオンラインモード測定データをパーソナルコン
   ピュータからホストコンピュータシステムに一括して転
   送しホストコンピュータシステムに存在する規格データ
   と前記測定データ継続収集格納手段によりパーソナルコ
   ンピュータ内の外部記憶装置に格納されているローカル
   モード測定データとの照合に基づきローカルモード測定
   データ中の正常データをパーソナルコンピュータからホ
   ストコンピュータシステムに転送する測定データ転送手
   段と、 を有することを特徴とする測定データ収集システムにお
   ける障害対策方式。