JPH0823403A - 情報処理装置の保守管理方法 - Google Patents

情報処理装置の保守管理方法

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JPH0823403A
JPH0823403A JP6154429A JP15442994A JPH0823403A JP H0823403 A JPH0823403 A JP H0823403A JP 6154429 A JP6154429 A JP 6154429A JP 15442994 A JP15442994 A JP 15442994A JP H0823403 A JPH0823403 A JP H0823403A
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JP
Japan
Prior art keywords
maintenance
information
facsimile
operating state
information processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6154429A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Fukui
克彦 福井
Kenji Machida
賢二 町田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守対象機器の故障及び、定期交換部品交換
時期を事前に保守センタで把握することを可能にする。 【構成】 電子ファイル装置で、稼動中またはシステム
の立ち上げ時にエラー等の特定の動作状況(イベント)
が発生すると、制御装置1でメモリ5上の動作状況保管
エリアKの該当する管理項目のカウント値をインクリメ
ントすると共に、動作状況通知条件格納テーブルT1の
条件値と比較し、一致又は条件値を越えた管理項目が有
る場合、電話番号格納テーブルT2に登録されている電
話番号に基づいて、ファクシミリ入出力制御装置4より
自動発信し、ファクシミリ通信手順により、保守管理セ
ンタ等に設置された相手ファクシミリ11と交信を行
い、メモリ5上の画像に展開された動作状況を画像処理
プロセッサ9により符号化し、送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置の保守管
理技術に関し、特に、電子ファイル装置等における通信
機能を用いた遠隔診断等に適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、電子ファイル装置等の情報処
理装置では、機種の多様化や、接続される周辺機器の増
加等によって、障害対策や保守管理はますます煩雑化す
る傾向にある。
【0003】従来の技術では、特開昭63−38367
号公報に示すように、ファクシミリ等の通信機器におい
て、障害等が発生したときに、遠隔地にある保守センタ
内の診断用端末から電話回線等を経由して保守対象のフ
ァクシミリ等の通信機器にアクセスして、保守情報又は
障害解析に必要な情報を吸い上げるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、保
守センタより各地の保守対象機器の情報を吸い上げ、故
障時の障害解析を行うことはできても、保守対象機器の
故障を事前に察知することは不可能であった。また、定
期交換部品の交換等予防保守の目的で保守対象機器の稼
動状況を把握するためには、定期的に保守センタからア
クセスを行って情報を収集する必要が有り、保守センタ
側での作業が多く発生していた。
【0005】本発明の目的は、情報処理装置の保守管理
作業の簡略化および迅速化を実現することが可能な情報
処理装置の保守管理技術を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、予防保守を効率良く
実現することが可能な情報処理装置の保守管理技術を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置の
保守管理方法では、たとえば、保守対象機器である電子
ファイル装置に動作状況を通知するための条件を格納す
る第1のテーブル(以降、動作状況通知条件格納テーブ
ルと呼ぶ)と、この動作状況が通知条件を満たしたとき
に、自動発信する先の電話番号を格納するための第2の
テーブル(以降、電話番号格納テーブルと呼ぶ)を設
け、自装置の稼動情報、障害発生時のエラー情報等の動
作状況をイベント発生毎に採取し、動作状況通知条件格
納テーブルの条件を各イベント毎に比較し、条件を満た
したときに電話番号格納テーブルの電話番号に自動発信
し、たとえばファクシミリ通信手順に従って自装置の稼
動情報、障害発生時のエラー情報等の動作状況を保守セ
ンタ等に設けられたファクシミリ等の受信端末に送信す
るものである。
【0008】
【作用】たとえば、情報処理装置の一例である電子ファ
イル装置での動作状況を採取、保管する機能としては、 電源立ち上げ時に実行する自己診断機能で発生したエ
ラーのコードと、発生回数を記録するインラインエラー
ログ。 プログラム実行時に発生したエラーのコードと、発生
回数を記録するエラーカウントログ。 各デバイスの稼動状況、例えばプリンタの印字枚数、
スキャナのスキャン枚数等を記録する統計情報ログ。 システムダウンにつながる重要障害発生時、メモリの
内容を自動採取するメモリダンプ。 等が有る。
【0009】これらのイベント発生時に電子ファイル装
置では、メモリ上に保管している対応する項目のログ情
報を更新し、その後、動作状況通知条件格納テーブル内
の設定条件と比較し、一致もしくは条件を越えたときに
採取した動作状況の該当箇所もしくは全てを、たとえば
コード情報から画像情報に展開し、電話番号格納テーブ
ルに設定してある宛先にダイヤルし、ファクシミリ送信
する。この動作状況通知条件格納テーブルに、インライ
ンログ、エラーカウントログの各エラーコード毎に許容
できる最大の回数を設定しておくことで、障害の前兆を
察知することができ、装置が障害でダウンする以前に障
害部位の交換等行うことが可能になる。また、統計情報
ログのプリンタ、スキャナ等のデバイスの定期交換部品
の耐用カウント及び、定期点検実施の稼動カウントを設
定しておくことで、定期交換部品の交換時期および定期
点検の実施時期になると自動的に保守センタに通知する
ことが可能となる。また、システムダウンにつながる重
要障害発生時のエラーコードの検知を契機として保守セ
ンタに自動発信するように設定することで、エラー発生
時、自動採取したメモリダンプを保守センタに送信する
ことができ、障害対策時の対応が迅速に行えるようにな
る。
【0010】また、動作状況通知条件格納テーブルの統
計情報ログ通知条件に通報タイミング等の時間情報を併
せて設定することで、日、週、月、等の一定期間毎に統
計情報を保守センタに通知することが可能となり、顧客
での装置の稼動状態を把握することができ、消耗品の補
充等容易に行うことが可能となる。
【0011】電子ファイル装置の電話番号格納テーブル
に設定する保守センタの電話番号を、商用回線がサービ
スを提供するフリーダイヤルの番号とすることで顧客に
回線使用料の負担をかけずに遠隔診断を行うことが可能
となる。
【0012】電子ファイル装置から保守センタに通知す
る動作状況は、一例としてファクシミリの画像に展開し
て送信することができるが、ファクシミリの代わりにモ
デム等のデータ通信機器を接続してファイル転送で実現
してもよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例である保守管理
方法が適用される情報処理装置の一例を示すブロック図
であり、図2および図3は、その作用の一例を示すフロ
ーチャート、図4(a)および(b)は、本実施例の保
守管理方法において用いられる管理情報の一例を示す概
念図である。
【0015】本実施例では、情報処理装置の一例として
電子ファイル装置に適用する場合について説明する。
【0016】図1において、制御装置1は、電子ファイ
ル装置全体の制御を行う。制御装置1の指示下で、ファ
クシミリ入出力制御装置4は、ファクシミリ機能を担当
し、回線制御やファクシミリプロトコル制御を行うこと
により、公衆回線等の回線交換網10を介して、たとえ
ば、遠隔地にある保守管理センタ等に設置された相手フ
ァクシミリ11に対するファクシミリデータの送信を行
う。
【0017】画像処理プロセッサ9は、コードデータを
画像に変換、及びメモリ5に一時保持されている画像を
符号化し、光ディスク入出力装置2を介して光ディスク
3に登録する。又は、逆に光ディスク3の記憶データを
メモリ5上に展開する。
【0018】キーボード等からなる操作部6は、ユーザ
よりの指示を受け付け、制御装置1に伝達する。表示装
置7は、制御装置1の制御下で制御情報やメモリ5上に
展開された画像を表示する。時計機構8は、システムの
時刻情報を管理する。
【0019】この場合、本実施例の電子ファイル装置に
は、メモリ5上に、自装置で発生した動作状況を採取、
保管するエリア(動作状況保管エリアK)と、前記動作
状況の各種の管理項目に対応したカウント値、時間、エ
ラーコード等の条件値や、通報のタイミングを示す情報
等を保管する動作状況通知条件格納テーブルT1と、保
守センタの電話番号を保管する電話番号格納テーブルT
2を持っている。この動作状況通知条件格納テーブルT
1と電話番号格納テーブルT2には、保守担当者が予
め、操作部6より任意の値を入力しておく。
【0020】使用する電話番号は、たとえば、商用回線
における、いわゆるフリーダイヤルとすれば、電子ファ
イル装置の使用者に負担を掛けないようにすることがで
きる。また、各管理項目に関して、複数の電話番号を登
録して、同時に複数箇所に稼動状況を通報するようにし
てもよい。なお、図4の例では、各管理項目毎に、対応
する通報先の電話番号を登録しているが、どれか一つの
項目が、設定されている条件値を超過したことを契機と
して、すべての管理項目の情報を特定の電話番号に送信
するようにしてもよい。
【0021】次に、本実施例に係る電子ファイル装置の
作用の一例を図2および図3のフローチャートを用いて
説明する。
【0022】電子ファイル装置で、稼動中またはシステ
ム立ち上げ時に採取対象の動作状況(イベント)が発生
すると、制御装置1でメモリ5上の動作状況保管エリア
Kの該当する項目のカウント値をインクリメントする
(ステップS101)。次に、動作状況通知条件格納テ
ーブルT1の各条件値と現在の当該カウント値とを比較
し(ステップS102)、条件を満たしたもの(カウン
ト値が条件値を超過したもの)が有るか確認する(ステ
ップS103)。ステップS103にて、条件を満たし
た項目が有る場合は、ステップS104にて自装置でフ
ァクシミリ送受信機能を具備しているかの確認を行う。
この時ファクシミリ送受信機能が具備されていなけれ
ば、本処理を終了して通常の制御処理又は、イベントに
対応するエラー処理を実行する。
【0023】一方、ファクシミリ送受信機能が具備され
ている時は、ステップS105にて図3に示す動作状況
転送処理を起動した後に通常の制御処理又は、イベント
に対応するエラー処理を実行する。
【0024】この動作状況転送処理は、本来の電子ファ
イルプログラムとは別に起動され電子ファイルプログラ
ムの処理の裏側で同時に処理を実行する。電子ファイル
装置や、パーソナルコンピュータ等の情報処理機器で一
般に用いられているOSでは、マルチタスク処理が可能
であり、同一機器で複数のプログラムの同時処理が可能
である。
【0025】図3は、前記ステップS105の動作状況
転送処理の詳細例を示している。
【0026】まず、ステップS201にて動作状況保管
エリアKの情報であるコードデータを画像処理プロセッ
サ9にて画像データに変換し、メモリ5上に一時的に格
納する。その後、電子ファイル装置のファクシミリ送受
信に係るプログラムを起動し(ステップS202)、他
ジョブでファクシミリ送受信機能を使用していなければ
(ステップS203)、ステップS204にて、メモリ
5の電話番号格納テーブルT2の値を読み出し、該当す
る電話番号にファクシミリ入出力制御装置4より発信
し、メモリ5上の画像に展開された動作状況を画像処理
プロセッサ9により符号化し、ファクシミリ通信手順に
より、たとえば保守センタや、当該稼動状況の管理項目
に関係する部署に設置されている相手ファクシミリ11
に送信する(ステップS205〜ステップS206)。
正常に送信が終了したらステップS207にて回線を切
断し、ステップS202で起動した電子ファイルのファ
クシミリ送受信に係るプログラムを終了させ、処理を終
了する(ステップS208)。
【0027】ステップS205にて送信する画像データ
には、管理項目に関する情報はもとより、当該電子ファ
イル装置の設置場所や、個々の装置のID情報等、保守
管理に必要な基本的な情報が網羅されていることはいう
までもない。
【0028】また、ステップS205にて送信する画像
データは、ステップS201にて動作状況を画像に変換
したものではなく、発生したイベントに該当する意味を
持つ何らかのメッセージでも良い。
【0029】このように、本実施例の情報処理装置の保
守管理方法によれば、電子ファイル装置等の情報処理装
置の側で、保守管理が必要な状態となった時、あるいは
保守管理が近々必要になるであろうと予想される状態に
なった時に、当該情報処理装置において自動的に、予め
登録されている保守管理センタ等に設置された相手ファ
クシミリ11に対して、稼動状況や障害等に関する情報
を送信する、という動作を行うので、保守センタ側で
は、複数の情報処理装置の各々に関する保守管理作業の
タイミング等の煩雑な管理を行う必要がなくなり、以下
のような効果を得ることができる。
【0030】(a)保守対象の電子ファイル装置の障害
を事前に察知することができるため、装置が障害でダウ
ンする以前に障害要因の排除が可能にとなり、予防保守
の効果が高くなる。
【0031】(b)定期交換部品の交換時期になると保
守対象の電子ファイル装置からの自動通知が可能とな
り、定期点検が不要となる。
【0032】(c)保守センタに居ながらにして顧客稼
動状態を定期的に把握することが可能となり、消耗品等
の補充が容易に行える様になる。
【0033】(d)重要障害発生時のメモリダンプを自
動的に保守センタに通知することが可能となり、顧客か
らの障害連絡以前にメモリダンプを採取することがで
き、障害時の対策が迅速に行える。
【0034】(e)情報処理装置の側から自動発信され
る電話番号として、商用回線がサービスを提供するフリ
ーダイヤルの番号を使用することで、情報処理装置の使
用者である顧客に回線使用料の負担をさせることなく、
情報処理装置の稼動状況等の保守に必要な情報を的確に
収集できる。
【0035】以上のように、保守管理に関する負担を軽
減できるとともに、顧客に対し適切な保守を提供するこ
とが可能になり、電子ファイル装置の稼動品質の向上に
つながる。
【0036】
【発明の効果】本発明の情報処理装置の保守管理方法に
よれば、情報処理装置の保守管理作業の簡略化および迅
速化を実現することが可能となる。また、予防保守を効
率良く実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である保守管理方法が適用さ
れる情報処理装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である保守管理方法の作用の
一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例である保守管理方法の作用の
一例を示すフローチャートである。
【図4】(a)および(b)は、本発明の一実施例であ
る保守管理方法において用いられる管理情報の一例を示
す概念図である。
【符号の説明】
1…制御装置、2…光ディスク入出力装置、3…光ディ
スク、4…ファクシミリ入出力制御装置、5…メモリ、
6…操作部、7…表示装置、8…時計機構、9…画像処
理プロセッサ、10…回線交換網、11…相手ファクシ
ミリ(受信端末)、T1…動作状況通知条件格納テーブ
ル(第1のテーブル)、T2…電話番号格納テーブル
(第2のテーブル)、K…動作状況保管エリア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置の稼動情報、障害発生時のエラー
    情報等の動作状況を採取、保管するロギング機能と、任
    意の情報を遠隔地の受信端末に送信する情報配信機能と
    を有する情報処理装置の保守管理方法であって、前記動
    作状況を外部に通知するための条件を格納しておく第1
    のテーブルと、前記条件を満たしたときに通知すべき相
    手先の前記受信端末の電話番号を格納する第2のテーブ
    ルとを設け、前記動作状況が予め決められた前記条件を
    満たしたとき、前記受信端末に自動ダイヤルし、採取保
    管している前記動作状況の情報を自動的に送信させるこ
    とを特徴とする情報処理装置の保守管理方法。
JP6154429A 1994-07-06 1994-07-06 情報処理装置の保守管理方法 Pending JPH0823403A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6154429A JPH0823403A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 情報処理装置の保守管理方法

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JP6154429A Pending JPH0823403A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 情報処理装置の保守管理方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11161451A (ja) * 1997-09-26 1999-06-18 Hitachi Koki Co Ltd 印刷システム
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