JPH10228836A - 計器用プッシュスイッチ - Google Patents

計器用プッシュスイッチ

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Publication number
JPH10228836A
JPH10228836A JP3082997A JP3082997A JPH10228836A JP H10228836 A JPH10228836 A JP H10228836A JP 3082997 A JP3082997 A JP 3082997A JP 3082997 A JP3082997 A JP 3082997A JP H10228836 A JPH10228836 A JP H10228836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument
switch
case
switch knob
knob
Prior art date
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Pending
Application number
JP3082997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Nishina
雅登 仁科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP3082997A priority Critical patent/JPH10228836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リターンスプリングを不要として部品点数の
削減を図ると共に、コストの低減化をも可能とした計器
用プッシュスイッチを提供すること。 【解決手段】 スイッチノブ50の付勢手段をケース5
5内に組み込まれるランプケース2に一体に形成された
弾性樹脂片1で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばトリップ
メータ等に用いられスイッチノブでスイッチボタンを押
すことにより計器の切り替えを行うことができる計器用
プッシュスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、この種の従来の計器用プッシュ
スイッチ100を示す。このプッシュスイッチ100
は、スイッチノブ50がケース55内に組み込まれた配
線板52に設置されたスイッチボタン51に対して離反
方向に付勢されて取り付けられており、この付勢力に抗
して押し込まれたスイッチノブ50を介してスイッチボ
タン51を押し込んで計器の切り替えを行うように構成
されている。
【0003】すなわち、スイッチノブ50は大径のフラ
ンジ部50bと、このフランジ部50bの両側に形成さ
れた上,下ロッド部50a,50cとを有して構成され
ており、フランジ部50bをケース55の見返し54と
ケース55内に組み込まれた支持板53との間に位置さ
せると共に,上,下ロッド部50a,50cを見返し5
4,支持板53の各孔54a,53aにそれぞれ透通さ
せ、かつフランジ部50bと支持板53との間に取り付
けられたリターンスプリング60により上方へ付勢され
て取り付けられている。
【0004】このように構成された計器用プッシュスイ
ッチ100においては、リターンスプリング60のばね
力に抗して下方へ押し込んだスイッチノブ50を介して
スイッチボタン51を押すことができ、かつ押し込み力
を解除することによりスイッチノブ50はリターンスプ
リング60により上方位置に復帰することができ、これ
によりスイッチノブ50を押すごとに計器の切り替えを
行うことができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の計
器用プッシュスイッチ100は、リターンスプリング6
0を必要としているので部品点数が多くなり、この結果
組み付け工程数も多く、かつ部品管理も煩雑になり、ひ
いてはコスト高を招く、と言う課題を有している。
【0006】そこで、この発明は、リターンスプリング
を不要として部品点数の削減を図ると共に、コストの低
減化をも可能とした計器用プッシュスイッチを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、スイッチノブがケース内に組み
込まれた配線板に設置されたスイッチボタンに対して離
反方向に付勢されて取り付けられており、この付勢力に
抗して押し込まれた前記スイッチノブを介して前記スイ
ッチボタンを押し込んで計器の切り替えを行う計器用プ
ッシュスイッチにおいて、前記スイッチノブの付勢手段
を前記ケース内に組み込まれる樹脂製計器部品に一体に
形成された弾性樹脂片で構成したことを特徴としてい
る。
【0008】このため請求項1記載の発明では、ケース
内に組み込まれる樹脂製計器部品にスイッチノブの付勢
機能を付加したので、従来必要としたリターンスプリン
グが不要となり、計器の組み付けの際スイッチノブを計
器部品に組み込むだけで計器の組み付け工程に従ってプ
ッシュスイッチを構成することができる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の計器用プッシュスイッチであって、前記樹脂製計器
部品が、ケース内に組み込まれるランプケースであるこ
とを特徴としている。
【0010】このため請求項2記載の発明では、ケース
内に組み込まれるランプケースにスイッチノブの付勢機
能を付加したので、従来必要としたリターンスプリング
が不要となり、計器の組み付けの際スイッチノブをラン
プケースに組み込んでプッシュスイッチを構成すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0012】図1は、この発明の一実施形態としての計
器用プッシュスイッチ10を採用した計器20を示す。
なを従来技術と同一の構成要素は同一の符号を付して以
後説明する。
【0013】この計器20は、上面を解放した計器ケー
ス55と、この計器ケース55の底部に配設される上面
にスイッチボタン51を設けた配線板52と、この配線
板52上に組み付けられる樹脂製計器部品としてのラン
プケース2と、このランプケース2上に組み付けられる
プリズム3と、このプリズム3上に組み付けられる文字
板4と、この文字板4を押さえ込むようにして計器ケー
ス55の上面解放部に組み込まれる見返し54と、計器
ケース55の上面解放部を覆うようにして見返し54に
組み付けられる表ガラス5とを有して大略構成されてい
る。
【0014】ランプケース2は一体に形成された脚部2
bにより配線板52との間に適当な間隔を保って組み付
けられ、見返し54はその両側に形成された係合爪54
aを計器ケース55の係合部55aに係合させることに
より組み付けられ、かつ表ガラス5はその両側に形成さ
れた係合爪5bを見返し54の内側縁部に係合させるこ
とにより組み付けられる。
【0015】計器用プッシュスイッチ10は計器20の
ランプケース2にスイッチノブ50を組み込んで構成さ
れている。
【0016】すなわち計器用プッシュスイッチ10は、
図2に示すようにスイッチノブ50が大径のフランジ部
50bと、このフランジ部50bの両側に形成された
上,下ロッド部50a,50cとを有して構成されてお
り、下ロッド部50cをランプケース2に一体に形成さ
れた弾性樹脂片1の透通孔1aに透通させると共に、フ
ランジ部50bを弾性樹脂片1に当接させてランプケー
ス2に組み付けられてサブアッシを構成しており、この
サブアッシが下ロッド部50cの先端をスイッチボタン
51に対向させて配線板52上に組み付けられており、
かつプリズム3,文字板4,及び表ガラス5が前述した
組み付けの際に各透通孔3a,4a,及び5aを上ロッ
ド部50aに透通させて組み付けられることによって構
成されている。
【0017】このときランプケース2はポリアセタール
樹脂,ポリカーボネート樹脂等の弾性を有する合成樹脂
材で成形されており、弾性樹脂片1は図3に示すように
ランプケース2にコ字形の打抜孔2aを打ち抜くことに
より舌片状に形成されている。打抜孔2aはスイッチノ
ブ50のフランジ部50bが透通可能な大きさに打ち抜
き形成されており、かつ弾性樹脂片1,プリズム3,文
字板4,及び表ガラス5の各透通孔1a,3a,4a,
及び5aはスイッチノブ50の対応するロッド部50a
又は50cよりも幾分大径に形成されてスイッチノブ5
0の操作時の摩擦の軽減化が図られている。
【0018】また、弾性樹脂片1に穿設されるロッド部
50cの透通手段は、ロッド部50cが透通可能であれ
ばその形状は限定されるものではなく前述した透通孔1
aばかりで無く、図4に示すような一方を解放したU字
形状の溝1bとして構成することもできる。
【0019】このように構成された計器用プッシュスイ
ッチ10は、フランジ部50bが弾性樹脂片1とプリズ
ム3との間に弾持されてスイッチノブ50が取り付けら
れており(図2参照)、スイッチノブ50を弾性樹脂片
1の弾性力に抗して押し込むことによりスイッチボタン
51を押し込むことができると共に、前記押し込み力を
解除することによりスイッチノブ50は弾性樹脂片1の
弾性力により前記した弾持状態に復帰する。計器20
は、このスイッチノブ50を介してのスイッチボタン5
1の押し込みごとに切り替えられるようになっている。
【0020】このように計器用プッシュスイッチ10に
よれば、ケース55内に組み込まれるランプケース2に
スイッチノブ50を付勢する弾性樹脂片1を設けたの
で、従来必要としたリターンスプリング(図5参照)が
不要となり、計器20の組み付けの際スイッチノブ50
をランプケース2に組み込むだけで計器20の組み付け
工程に従って容易に組み付けることができる。
【0021】このため計器用プッシュスイッチ10は、
部品点数を削減することができると共に、これに伴い組
み付け工程数も少なく、部品管理も容易で、ひいてはコ
ストの低減化をも図ることができる。
【0022】また、本発明は前記した実施形態に限定さ
れるものではなく、弾性樹脂片1はランプケース2ばか
りでは無くケース55内に組み込まれる他の樹脂製計器
部品に形成しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば次の効果を奏することができる。
【0024】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
ケース内に組み込まれる樹脂製計器部品にスイッチノブ
の付勢機能を付加したので、従来必要としたリターンス
プリングが不要で部品点数の削減を図ることができると
共に、これに伴うコストの低減化をも図ることができ
る。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、ケー
ス内に組み込まれるランプケースにスイッチノブの付勢
機能を付加したので、従来必要としたリターンスプリン
グが不要で、前述した請求項1記載の発明と同様な効果
を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての計器用プッシュス
イッチを採用した計器の分解斜視図である。
【図2】図1の計器の組み付け状態における要部断面図
である。
【図3】図1の計器に採用したランプケースの要部斜視
図である。
【図4】図1の計器に採用した他のランプケースの要部
斜視図である。
【図5】従来の計器用プッシュスイッチの要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 弾性樹脂片 2 ランプケース 10 計器用プッシュスイッチ 20 計器 50 スイッチノブ 51 スイッチボタン 52 配線板 55 計器ケース(ケース)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチノブがケース内に組み込まれた
    配線板に設置されたスイッチボタンに対して離反方向に
    付勢されて取り付けられており、この付勢力に抗して押
    し込まれた前記スイッチノブを介して前記スイッチボタ
    ンを押し込んで計器の切り替えを行う計器用プッシュス
    イッチにおいて、 前記スイッチノブの付勢手段を前記ケース内に組み込ま
    れる樹脂製計器部品に一体に形成された弾性樹脂片で構
    成したことを特徴とする計器用プッシュスイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の計器用プッシュスイッチ
    であって、 前記樹脂製計器部品が、ケース内に組み込まれるランプ
    ケースであることを特徴とする計器用プッシュスイッ
    チ。
JP3082997A 1997-02-14 1997-02-14 計器用プッシュスイッチ Pending JPH10228836A (ja)

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JP3082997A JPH10228836A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 計器用プッシュスイッチ

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JP3082997A JPH10228836A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 計器用プッシュスイッチ

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JPH10228836A true JPH10228836A (ja) 1998-08-25

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