JPH0526789Y2 - - Google Patents

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JPH0526789Y2
JPH0526789Y2 JP3985886U JP3985886U JPH0526789Y2 JP H0526789 Y2 JPH0526789 Y2 JP H0526789Y2 JP 3985886 U JP3985886 U JP 3985886U JP 3985886 U JP3985886 U JP 3985886U JP H0526789 Y2 JPH0526789 Y2 JP H0526789Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子機器等の表示器に関し、特に
発光素子の光を導光体を介して表示パネル部の表
面へ導くようにした表示器に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、透孔を有する合成樹脂製の表示パ
ネル部とその透孔に嵌入する透明樹脂製の導光体
とによつて構成し、そのいずれか一方に突起を、
他方にこの突起が嵌入する僅かに偏心した段部を
有する孔をそれぞれ設けることにより、合成樹脂
の弾性変形を利用して導光体を表示パネル部に固
定するようにしたものである。
〔従来の技術〕
電子楽器や各種OA機器等の電子機器には、一
般に各種のセレクトスイツチや電子ボリユーム等
の多数の操作子の作動状態を、対応する発光素子
の発光によつて示すようにした表示パネル部を有
する表示器が設けられている。
このような表示器として、表示パネル部に形成
した透孔に透明樹脂製の導光体を嵌入し、この導
光体を通して発光素子が発する光を表示パネル部
の表面に導くようにしたものがある。
従来、この種の表示器としては、例えば第5図
乃至第7図に示すようなものが知られている。
これは電子ボリユームに付設したものであり、
不透明な合成樹脂製の表示パネル部を兼ねたボリ
ユームハウジング1に複数の導光体用透孔1aと
これに対応して同数の操作子用透孔1bが列設さ
れており、その裏面には、2つの導光体用透孔1
aの各短辺に沿つて先端部にそれぞれ対向する爪
部1cを有する厚さと幅が共に極めて小さい爪片
1dが垂直に突設されている。
導光体用透孔1aには、第7図に示すように横
方向をバー2bにより連結されたアクリル等の透
明樹脂からなる導光体2が第6図の矢示C方向か
ら爪片1dを押し開いて挿入され、各導光部2a
の頭部の上端部が透孔1aに緩嵌した状態で、爪
片1dが自己の弾性力により第6図に示す状態に
復帰し、その爪片1cにより導光体2が抜け止め
されて固定され、その各導光部2aの下面に近接
して発光ダイオード等の発光素子(図示しない)
が配設される。
一方、操作子用透孔1bには電子ボリユームの
操作子3が第5図で紙面に直交する方向に若干の
ストロークを有して装着される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の表示器にあつ
ては、導光体2を表示パネル部を兼ねたボリユー
ムハウジング1に装着するには、導光体2の各導
光部2aを矢示C(第6図参照)方向から爪部1
cに押し付け、その際生じる分力により各対の爪
片1d,1dを互いに離間する方向に開かせるよ
うにしなければならないので、僅かでも導光体2
の挿入位置がずれると、爪部1dが開かず、導光
体2を挿入することができなくなり、作業性に大
きな問題があつた。
また、爪片1dは弾力性を要求されるので、そ
の厚さ及び幅を共に大きくとることができないだ
けでなく、かなりの長さが必要であり、生産時や
作業時に折損する恐れもあつた。
この考案は、これらの問題点を解決し得る表示
器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案による表示器は、表示パネ
ル部と導光体の対応する位置のいずれか一方に一
対の柱状の突起を設け、他方にこれらの突起を嵌
入させる一対の孔を設けると共に、少くともその
孔の一方には突起の挿入方向の途中から僅かに偏
心して段部を形成するようにしたものである。
〔作用〕
上記のように構成することにより、導光体を表
示パネル部の透孔に嵌入させるため一対の柱状の
突起を一対の孔にそれぞれ嵌入させると、少くと
もその一方の突起が孔の段部によつて曲げられ、
突起の弾性力によつて孔との間に、強力な摩擦力
が生じ、両者が一体に固定される。
〔実施例〕
以下、添付図面の第1図乃至第4図を参照して
この考案の実施例を説明する。
この実施例における表示器は電子楽器等の電子
ボリユームに組込まれたもので、第1図及び第2
図に示すように、不透明な合成樹脂製の操作パネ
ル10にボリユームハウジングを兼ねた表示パネ
ル部11が一体に成形されている。
この表示パネル部11に複数の導光体用透孔1
1aと、これらの透孔11aに対応して同数の操
作子用透孔11bを整列して設けている。
表示パネル部11の各透孔11a間の裏面側に
は複数の遮光板11cをそれぞれ垂直に突出して
設け、その両端部付近の裏面側には先端部に球状
面を有する一対の円柱状の突起11dを遮光板1
1cと同方向に突設している。
一方、アクリル等の透明樹脂からなる導光体1
2は、第3図及び第4図に示すように、それぞれ
頭部12aと胴部12bとからなる複数の導光部
12cと、これらの各導光部12cを連結する基
部12dとからなり、各頭部12aは表示パネル
部11の各透孔11aにそれぞれ対応している。
また、基部12dの両端部には、表示パネル部
11の円柱状の突起11dに対応して一対の円形
孔12eを設け、これらの円形孔12eは、矢示
Dで示す突起11dの挿入方向の途中から外方へ
僅かに偏心して段部12fを形成している。
なお、13は表示パネル部11の操作子用透孔
11bに若干のストロークを有してそれぞれ装着
した電子ボリユームの操作子であり、押圧するこ
とにより図示しないプリント基板上に設けたスイ
ツチをオンにし、それによつて、導光体12の各
導光部12cに近接して設けた発光ダイオード等
の発光素子14(第1図参照)のうち、押圧した
操作子に対応する位置の発光素子14を発光させ
る。
ここで、上記のように構成した導光体12を表
示パネル部11の裏面側からその円形孔12eに
突起11dを嵌入させて挿入すると、突起11d
の先端の球状面が円形孔12eの段部12fに係
合して押圧され、その分力により突起11dが弾
性限度内でそれぞれ外側へ曲げられる。そのた
め、その復元方向への弾性力により段部12fの
内周稜部12gとの間に強い摩擦力が働き、容易
に離脱しないように固定されて第1図に示す状態
となる。
この状態では、各導光部12cの肩部12hが
表示パネル部11の裏面に当接し、頭部12aは
表示パネル部11の導光体用透孔11aにそれぞ
れ嵌入して両者の表面がほぼ同一面になる。
なお、上記の実施例では表示パネル部側に一対
の円柱状の突起を設け、導光体側にこれらの突起
に対応する一対の段付円形孔を設けたが、導光体
側に一対の突起を設け表示パネル部側に段付円形
孔を設けても差支えない。
また、一対の段付円形孔に設ける段部は必ずし
も外方へ偏心している必要はなく、その段部を両
方の円形孔に設けないでどちらか一方にだけ設け
てもよい。
さらに、上記の段部に係合する突起先端部は球
状面に代えてテーパ面にすることもできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案による表示器は、
表示パネル部と導光体の対応する位置のいずれか
一方に一対の柱状の突起を設け、他方にその各突
起を嵌入させる一対の孔を設けて、その孔の少く
とも一方に突起の挿入方向の途中から僅かに偏心
して段部を形成するようにしたので、従来同種の
導光体取付構造で必要としていた係止部を有する
強度の小さい爪片が不要になり、表示パネル部や
導光体の成形金型の製作に際して複雑な加工を必
要とせず、金型製作に要する工数を大幅に削減す
ることができる。
しかも、導光体の取り付けに際しては一対の柱
状の突起を段付孔に合せて導光体を表示パネル部
に押し付けるだけで確実に固定することができる
ので、取付作業が著しく容易になると共に部品が
破損することもない。
また、突起と段付孔とは合成樹脂からなる突起
の弾性変形を利用して固定されるので、取付後は
導光体ががたつく恐れがなく、特に音響機器等に
使用しても導光体の振動に基づくノイズが発生す
ることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のA−A線に沿う断面図、第2
図はこの考案の一実施例を示す平面図、第3図は
同じくその導光体のみを示す正面図、第4図はそ
の一部を示す底面図、第5図は従来の表示器の一
例を示す平面図、第6図は第5図のB−B線に沿
う断面図、第7図は同じくその導光体のみを示す
正面図である。 10……操作パネル、11……表示パネル部
(ボリユームハウジング)、11a……導光体用透
孔、11d……円柱状の突起、12……導光体、
12c……導光部、12e……円形孔、12f…
…段部、13……操作子、14……発光素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂製の表示パネル部に透孔を形成し、そ
    の透孔に嵌入する透明樹脂製の導光体を通して、
    発光素子が発する光を前記表示パネル部の表面へ
    導くようにした表示器において、 前記表示パネル部と導光体の対応する位置のい
    ずれか一方に一対の柱状の突起を設け、他方にそ
    の各突起を嵌入させる一対の孔を設けると共に、
    少くともその孔の一方は前記突起の挿入方向の途
    中から僅かに偏心して段部を形成するようにし、 前記導光体を前記表示パネル部の透孔に嵌入さ
    せた時、前記一対の柱状の突起が一対の孔にそれ
    ぞれ嵌入し、少なくともその一方の突起が前記孔
    の段部によつて曲げられて固定されるようにした
    ことを特徴とする表示器。
JP3985886U 1986-03-20 1986-03-20 Expired - Lifetime JPH0526789Y2 (ja)

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JP3985886U JPH0526789Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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JPS62152490U JPS62152490U (ja) 1987-09-28
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JP4801556B2 (ja) * 2006-10-04 2011-10-26 Hoya株式会社 動作状態表示システム
JP5041230B2 (ja) * 2007-12-10 2012-10-03 日本精機株式会社 導光装置
JP5142083B2 (ja) * 2008-07-01 2013-02-13 株式会社安川電機 電子機器及びそのled表示構造
JP5407788B2 (ja) * 2009-11-13 2014-02-05 ヤマハ株式会社 電子機器の表示装置

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JPS62152490U (ja) 1987-09-28

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