JPH1022857A - Rf変調器及びtvチューナを組み込んだ映像機器 - Google Patents

Rf変調器及びtvチューナを組み込んだ映像機器

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JPH1022857A
JPH1022857A JP8171166A JP17116696A JPH1022857A JP H1022857 A JPH1022857 A JP H1022857A JP 8171166 A JP8171166 A JP 8171166A JP 17116696 A JP17116696 A JP 17116696A JP H1022857 A JPH1022857 A JP H1022857A
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tuner
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pll
control loop
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JP8171166A
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Masahiko Saito
正彦 齋藤
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
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    • H03B5/30Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準周波数設定用水晶振動子3(3)の使用
個数を減らし、製造コストの増大を抑制するとともに、
RF変調器1とTVチューナ2との間で周波数干渉を生
じないRF変調器及びTVチューナを組み込んだ映像機
器を提供する。 【解決手段】 第1位相制御ループ(PLL)3(2)
を有するRF変調部3を具備するRF変調器1と、第2
位相制御ループ(PLL)10(2)を有する選局部1
0を具備するTVチューナ2とをシールド板16を挾ん
で筐体14内に一体配置し、第1位相制御ループ(PL
L)3(2)と第2位相制御ループ(PLL)10
(2)をシールド板16を通して接続し、第1位相制御
ループ(PLL)3(2)側の基準周波数設定用水晶振
動子3(3)を、第2位相制御ループ(PLL)10
(2)側の基準周波数設定用素子に兼用している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RF(高周波)変
調器及びTV(テレビジョン)チューナを組み込んだ映
像機器に係わり、特に、ビデオテープレコーダ(VT
R)等の映像機器の内部にRF変調器及びTVチューナ
を一体的に配置しているRF変調器及びTVチューナを
組み込んだ映像機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR等の映像機器においては、
機器の内部にRF変調器とTVチューナとを配置した構
成のものが知られている。
【0003】ここで、図2は、かかる従来の映像機器、
即ち、RF変調器及びTVチューナを組み込んだ映像機
器の配置構成の一例を示す概要図であって、映像機器が
VTRである例を示すものである。
【0004】図2に示されるように、RF変調器及びT
Vチューナを組み込んだVTRは、VTRのマザーボー
ド15に、RF変調器1とTVチューナ2とを取り付け
ているものである。
【0005】そして、RF変調器1は、RF変調部3
と、アンテナ入力端子4と、第1RF増幅器5と、分配
器6と、第2RF増幅器7と、混合器8と、アンテナ出
力端子9とからなっている。また、RF変調部3は、第
1発振器3(1)を含む第1位相制御ループ(PLL)
3(2)と、第1基準周波数設定用水晶振動子3(3)
により周波数安定化された基準周波数信号を発生する第
1基準周波数発振器3(4)と、映像信号入力端子3
(5)と、音声信号入力端子3(6)とを具備してい
る。一方、TVチューナ2は、少なくとも、選局部10
と、アンテナ入力端子11とを備えており、選局部10
は、第2発振器10(1)を含む第2位相制御ループ
(PLL)10(2)と、第2基準周波数設定用水晶振
動子10(3)により周波数安定化された基準周波数信
号を発生する第2基準周波数発振器10(4)と、中間
周波(IF)信号出力端子10(5)とを具備してい
る。この場合、第1基準周波数設定用水晶振動子3
(3)は、例えば、4MHzの共振周波数を有するもの
が用いられ、第2基準周波数設定用水晶振動子10
(4)は、例えば、3.2MHzの共振周波数を有する
ものが用いられる。また、RF変調部3における第1発
振器3(1)、第1位相制御ループ(PLL)3
(2)、第1基準周波数設定用水晶振動子3(3)、第
1基準周波数発振器3(4)からなる回路部分は、第1
周波数シンセサイザーを構成しており、選局部10にお
ける第2発振器10(1)、第2位相制御ループ(PL
L)10(2)、第2基準周波数設定用水晶振動子10
(3)、第2基準周波数発振器10(4)からなる回路
部分も、第2周波数シンセサイザーを構成している。
【0006】前記構成によるRF変調器及びTVチュー
ナを組み込んだVTRは、概略、次のように動作する。
【0007】TVチューナ2の動作時において、選局部
10は、第2位相制御ループ(PLL)10(2)内の
第2発振器10(1)が、第2基準周波数設定用水晶振
動子10(3)の共振周波数により周波数安定化された
第2基準周波数発振器10(4)の基準周波数発振信号
に基づく局部発振信号を発生し、この局部発振信号より
受信されたTV放送信号を選局するもので、選局部10
で選局されたTV放送信号に対応する中間周波(IF)
信号が中間周波信号出力端子10(5)から次続の中間
周波信号処理回路(図示なし)に出力される。
【0008】また、RF変調器1の動作時において、R
F変調部3は、第1位相制御ループ(PLL)3(2)
内の第1発振器3(1)が、第1基準周波数設定用水晶
振動子3(4)の共振周波数により周波数安定化された
第1基準周波数発振器3(4)に基づく発振信号を発生
し、この発振信号が映像信号入力端子3(5)に供給さ
れる映像信号及び音声信号入力端子3(6)に供給され
る音声信号によって変調され、RF変調信号を発生する
もので、RF変調部3で発生されたRF変調信号は、混
合器8及びアンテナ出力端子9を通してテレビジョン受
像機のアンテナ入力端子(図示なし)に供給される。
【0009】また、従来のこの種のRF変調器及びTV
チューナを組み込んだVTRの中には、VTRの小型
化、製造時の組立工数の省力化及び製造コストの低減化
等を計るため、VTRのマザーボード15に、RF変調
器1とTVチューナ2とを取り付ける代わりに、1つの
筐体中にRF変調器1とTVチューナ2とを組み込んだ
構造のものも知られている。
【0010】図3は、1つの筐体14中にRF変調器及
びTVチューナを組み込んだVTRの構成の一例を示す
概要図である。
【0011】なお、図3において、図2に示された構成
要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0012】図3に示されるように、RF変調器及びT
Vチューナを組み込んだVTRは、全体が1つの筐体1
4内に配置され、RF変調器1の分配器6の一方の出力
がTVチューナ2のアンテナ入力端子11に直結されて
いる点を除けば、図2に示されたマザーボード15にR
F変調器及びTVチューナを組み込んだVTRの構成と
殆んど同じであり、その動作も、図2に示されたマザー
ボード15にRF変調器及びTVチューナを組み込んだ
VTRの動作と殆んど同じである。
【0013】このため、図3に示されたRF変調器及び
TVチューナを組み込んだVTRについては、その構成
及び動作に関して、これ以上の説明を省略する。
【0014】なお、この他にも、従来知られているRF
変調器及びTVチューナを組み込んだVTRには、RF
変調器1とTVチューナ2内にそれぞれ中間周波信号処
理回路を設けている構造のものもあるが、中間周波信号
処理回路以外の構成は、既に述べた図2または図3に示
されるRF変調器及びTVチューナを組み込んだVTR
の構成と同じであり、その動作も、RF変調器1とTV
チューナ2内にある中間周波信号処理回路において、中
間周波信号に対する所要の信号処理を行っている以外
は、既に述べた図2または図3に示されたRF変調器及
びTVチューナを組み込んだVTRの動作と同じであ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のRF
変調器及びTVチューナを組み込んだVTRは、いずれ
の構造のものも、RF変調器1側に第1基準周波数設定
用水晶振動子3(3)を設け、TVチューナ2側に第2
基準周波数設定用水晶振動子10(3)を設けているこ
とから、第1基準周波数設定用水晶振動子3(3)及び
第2基準周波数設定用水晶振動子10(3)という2個
の水晶振動子を必要とし、この点から、RF変調器及び
TVチューナを組み込んだVTRの構成部品点数が多く
なる、即ち、製造コストが高くなってしまうという問題
がある。
【0016】また、従来のRF変調器及びTVチューナ
を組み込んだVTRは、RF変調器1のRF変調部3内
に第1基準周波数設定用水晶振動子3(3)を、TVチ
ューナ2の選局部10内に第2基準周波数設定用水晶振
動子10(3)を設ける場合に、第1基準周波数設定用
水晶振動子3(3)の共振周波数と、第2基準周波数設
定用水晶振動子10(3)の共振周波数とを、前述のよ
うに、4MHz、3.2MHzというように僅かに異な
る共振周波数のものを用いていることから、RF変調器
41側の第1基準周波数設定用水晶振動子3(3)の共
振周波数と、TVチューナ2側の第2基準周波数設定用
水晶振動子10(3)の共振周波数とが互いに干渉し合
うことになり、それらの周波数差に対応した周波数干渉
が発生するという問題がある。
【0017】もっとも、この問題点は、RF変調器1側
の第1基準周波数設定用水晶振動子3(3)及びTVチ
ューナ2側の第2基準周波数設定用水晶振動子10
(3)として共振周波数が同じになるように設定する、
例えば、第1基準周波数設定用水晶振動子3(3)の共
振周波数と、第2基準周波数設定用水晶振動子10
(3)の共振周波数とがともに4MHzになるように設
定すれば、一応、解決することができるが、第1基準周
波数設定用水晶振動子3(3)の共振周波数と、第2基
準周波数設定用水晶振動子10(3)の共振周波数とが
同じになるように設定したとしても、現実にそれらの共
振周波数の間に極く僅かな周波数差を生じていることが
多く、それらの間の極く僅かな共振周波数の差により、
RF変調器1側の第1基準周波数設定用水晶振動子3
(3)の共振周波数と、TVチューナ2側の第2基準周
波数設定用水晶振動子10(3)の共振周波数とが互い
に干渉し合い、表示画面にビート妨害が現われるという
問題を生じることがある。
【0018】本発明は、これらの問題点を解決するもの
で、その第1の目的は、基準周波数設定用水晶振動子の
使用個数を減らし、製造コストの増大を抑制するととも
に、RF変調器とTVチューナとの間で周波数干渉を生
じないRF変調器及びTVチューナを組み込んだ映像機
器を提供することにある。
【0019】また、その第2の目的は、TVチューナ側
に得られる局部発振信号がRF変調器側に漏洩するのを
最小限に留めるようにしたRF変調器及びTVチューナ
を組み込んだ映像機器を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本発明のRF変調器及びTVチューナを組み
込んだ映像機器は、シールド板を挾むようにしてRF変
調器とTVチューナとを筐体内に一体配置し、RF変調
器側の第1位相制御ループ(PLL)とTVチューナ側
の第2位相制御ループ(PLL)とをシールド板を通し
て接続し、かつ、第1位相制御ループ(PLL)側の基
準周波数設定用水晶振動子を、第2位相制御ループ(P
LL)側の基準周波数設定用水晶振動子に兼用している
第1の手段を具備する。
【0021】また、前記第1及び第2の目的を達成する
ために、本発明のRF変調器及びTVチューナを組み込
んだ映像機器は、第1位相制御ループ(PLL)とTV
チューナ側の第2位相制御ループ(PLL)とをシール
ド板を通して接続する場合に、シールド板の近傍に配置
されたフィルタを介して行う第2の手段を具備する。
【0022】前記第1の手段によれば、RF変調器側の
第1位相制御ループ(PLL)及びTVチューナ側の第
2位相制御ループ(PLL)が、第1位相制御ループ
(PLL)側の基準周波数設定用水晶振動子を兼用する
ようにしているので、その分、構成部品点数が削減さ
れ、RF変調器及びTVチューナを組み込んだ映像機器
の製造コストが低減され、同時に、同じ基準周波数設定
用水晶振動子の共振周波数を利用することにより、RF
変調器とTVチューナとの間に周波数干渉が生じること
がない。
【0023】また、前記第2の手段によれば、第1位相
制御ループ(PLL)側の基準周波数設定用水晶振動子
に、第2位相制御ループ(PLL)を接続する場合、シ
ールド板の近傍にフィルタを配置しているので、TVチ
ューナの選局部に得られる局部発振信号がRF変調器側
に漏洩するのが抑えられる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態において、R
F変調器及びTVチューナを組み込んだ映像機器は、第
1位相制御ループ(PLL)を有する変調部を具備する
RF変調器と、第2位相制御ループ(PLL)を有する
選局部を具備するTVチューナとをシールド板を挾んで
筐体内に一体配置し、第1位相制御ループ(PLL)と
第2位相制御ループ(PLL)をシールド板を通して接
続し、第1位相制御ループ(PLL)側の基準周波数設
定用水晶振動子を第2位相制御ループ(PLL)側の基
準周波数設定用素子に兼用している。
【0025】この場合、本発明の実施の形態における好
適例の1つは、第1位相制御ループ(PLL)と第2位
相制御ループ(PLL)との接続を、シールド板の近傍
に配置されたフィルタを介して行っている。
【0026】また、本発明の実施の形態における具体例
においては、第1位相制御ループ(PLL)及び第2位
相制御ループ(PLL)がともに周波数シンセサイザー
を構成している。
【0027】本発明の実施の形態によれば、RF変調器
側の第1位相制御ループ(PLL)と、TVチューナ側
の第2位相制御ループ(PLL)とをシールド板を通し
て接続し、第1位相制御ループ(PLL)側にある基準
周波数設定用水晶振動子を、第2位相制御ループ(PL
L)側の基準周波数設定用水晶振動子に兼用するように
したので、従来のこの種のRF変調器及びTVチューナ
を組み込んだ映像機器に比べて1個の基準周波数設定用
水晶振動子を削減することができ、RF変調器及びTV
チューナを組み込んだ映像機器の製造コストを低減する
ことができる。
【0028】また、本発明の実施の形態によれば、第1
位相制御ループ(PLL)側と第2位相制御ループ(P
LL)側とが同じ基準周波数設定用水晶振動子の共振周
波数を利用しているので、RF変調器とTVチューナと
の間に周波数干渉を生じることがなくなる。
【0029】さらに、本発明の実施の形態における好適
例の1つによれば、第1位相制御ループ(PLL)と第
2位相制御ループ(PLL)とを接続する場合、シール
ド板の近傍にフィルタを介在させているので、TVチュ
ーナ側の選局部に得られる局部発振信号成分がRF変調
器側に漏洩するのを抑えることができ、RF変調器側の
アンテナ出力端子やアンテナ入力端子から外部に伝送さ
れることがない。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0031】図1は、本発明によるRF変調器及びTV
チューナを組み込んだ映像機器の一実施例の構成を示す
概要図であって、映像機器がビデオテープレコーダ(V
TR)である例を示すものである。
【0032】なお、図1において、図3に示された構成
要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0033】図1に示されるように、本実施例のRF変
調器及びTVチューナを組み込んだVTRは、筐体14
の内部にRF変調器1とTVチューナ2の各設置領域を
分離するシールド板16を設けている点、選局部10の
第2基準周波数発振器10(4)をフィルタ17を介し
てRF変調部3の第1基準周波数設定用水晶振動子3
(3)に接続している点、この場合に、フィルタ17を
シールド板16の近傍に設けている点のそれぞれにおい
て、図3に示された従来のRF変調器及びTVチューナ
を組み込んだVTRと構成が異なっているが、その他の
点の構成については、従来のRF変調器及びTVチュー
ナを組み込んだVTRと同じである。
【0034】この場合、本実施例のRF変調器及びTV
チューナを組み込んだVTRにおいて、シールド板16
は、フィルタ17が設置される部分、及び、RF変調部
3のRF出力端子(図番なし)とTVチューナ2のアン
テナ入力端子11との接続部分にそれぞれ開口(図番な
し)を設けている。また、フィルタ17は、1つの直列
コイル17(1)と、この直列コイル17(1)の両端
と接地点との間にそれぞれ接続された2つの分路コンデ
ンサ17(2)、17(3)とからなるπ型ローパスタ
イプのものからなっており、直列コイル17(1)の一
端が結合コンデンサ(図番なし)を介して第2基準周波
数発振器10(4)に接続され、直列コイル17(1)
の他端が同じく結合コンデンサ(図番なし)を介して第
1基準周波数設定用水晶振動子3(3)に接続されてい
る。
【0035】前記構成による本実施例のRF変調器及び
TVチューナを組み込んだVTRは、次のように動作す
る。
【0036】始めに、RF変調器1を動作させる場合に
ついて述べると、RF変調部3において、第1発振器3
(1)から出力される発振周波数信号と、第1基準周波
数設定用水晶振動子3(4)の共振周波数により周波数
安定化された第1基準周波数発振器3(4)の基準周波
数信号とが第1位相制御ループ(PLL)3(2)に供
給され、第1発振器3(1)から出力される発振信号の
周波数を安定化する。このとき、第1発振器3(1)か
ら出力される発振信号は、映像信号入力端子3(5)に
供給される映像信号及び音声信号入力端子3(6)に供
給される音声信号によってそれぞれ変調され、RF変調
部3からRF変調信号が出力される。そして、RF変調
部3で得られたRF変調信号は、混合器8に入力され、
分配器6から第2RF増幅器7を介して供給されるRF
信号も混合器8に入力される。そして、アンテナ出力端
子9よりいずれかのRF出力信号としてテレビジョン受
像機のアンテナ入力端子(図示なし)に供給される。
【0037】次に、TVチューナ2を動作させる場合に
ついて述べると、選局部10において、第2発振器10
(1)から出力される局部発振信号と、第1基準周波数
設定用水晶振動子3(3)の共振周波数により周波数安
定化された第2基準周波数発振器10(4)の基準周波
数信号とが第2位相制御ループ(PLL)10(2)に
供給され、第2発振器10(1)から出力される局部発
振信号の周波数を安定化する。このとき、第2発振器1
0(1)から出力される局部発振信号によってアンテナ
入力端子11から選局部10に供給されるTV放送信号
が、第2基準周波数設定用水晶振動子10(3)の共振
周波数により選局され、選局されたTV放送信号に対応
する中間周波(IF)信号が得られる。そして、選局部
10に得られた選局されたTV放送信号に対応する中間
周波信号は、中間周波信号出力端子10(5)から次続
の中間周波信号処理回路(図示なし)に供給される。
【0038】この場合、本実施例においては、第2発振
器10(1)から出力される局部発振信号の極く一部
が、第2基準周波数発振器10(4)と第1基準周波数
設定用水晶振動子3(4)とを接続している接続線(図
番なし)を通してRF変調器1側に漏洩伝送されようと
しても、その接続線の途中に接続されているフィルタ1
7によって大部分が阻止されるので、局部発振信号がR
F変調器1側に漏洩伝送するのを最小限に留めることが
でき、アンテナ入力端子4やアンテナ出力端子9から外
部に伝送されることがなくなる。
【0039】また、本実施例においては、第1位相制御
ループ(PLL)3(2)側にある第1基準周波数設定
用水晶振動子3(3)を、第2位相制御ループ(PL
L)10(2)側の基準周波数設定用水晶振動子に兼用
するようにしたので、従来のこの種のRF変調器及びT
Vチューナを組み込んだ映像機器に比べ、1個の基準周
波数設定用水晶振動子の削減が可能になり、RF変調器
及びTVチューナを組み込んだVTRの製造コストを低
減できる。
【0040】さらに、本実施例においては、第1位相制
御ループ(PLL)3(2)側と第2位相制御ループ
(PLL)10(2)側とが同じ基準周波数設定用水晶
振動子3(3)の共振周波数を利用しているので、RF
変調器1とTVチューナ2との間に基準周波数設定用水
晶振動子の共振周波数の差に基づく周波数干渉が生じる
ことはない。
【0041】なお、本実施例において、第1位相制御ル
ープ(PLL)3(2)側と第2位相制御ループ(PL
L)10(2)側との間で基準周波数設定用水晶振動子
を兼用する際に、図2または図3に示される第2基準周
波数設定用水晶振動子10(3)を用いることも考えら
れるが、この場合は、第2基準周波数設定用水晶振動子
10(3)の設置個所が中間周波信号出力端子10
(5)に近くなるので、中間周波信号出力端子10
(5)から局部発振信号成分等の不要周波数成分が出力
される確率が高くなり、あまり好ましいものではない。
【0042】また、本実施例において、フィルタ17の
接続個所は、シールド板16の近傍に設置した場合に最
も局部発振信号成分の除去機能が大きく、シールド板1
6の近傍から離れるにしたがってその除去機能が小さく
なるので、できるだけシールド板16の近傍に設置する
ことが望ましい。
【0043】前記実施例においては、映像機器がVTR
である場合を例に挙げて説明しているが、本発明による
映像機器はVTRである場合に限られるものでなく、R
F変調器1及びTVチューナ2を有しているものであれ
ば、他の映像機器に同様に適用できることは勿論であ
る。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、RF変調器側の第1位相制御ループ(PLL)
と、TVチューナ側の第2位相制御ループ(PLL)と
をシールド板を通して接続し、第1位相制御ループ(P
LL)側にある基準周波数設定用水晶振動子を、第2位
相制御ループ(PLL)側の基準周波数設定用水晶振動
子に兼用するようにしたので、従来のこの種のRF変調
器及びTVチューナを組み込んだ映像機器に比べ、1個
の基準周波数設定用水晶振動子の削減が可能になり、R
F変調器及びTVチューナを組み込んだ映像機器の製造
コストを低減することができるという効果がある。
【0045】また、請求項1に記載の発明によれば、第
1位相制御ループ(PLL)側と第2位相制御ループ
(PLL)側とで同じ基準周波数設定用水晶振動子の共
振周波数を利用するようにしたので、RF変調器とTV
チューナとの間において、基準周波数設定用水晶振動子
の共振周波数の違いに基づく周波数干渉が生じないとい
う効果がある。
【0046】さらに、請求項2に記載の発明によれば、
第1位相制御ループ(PLL)と第2位相制御ループ
(PLL)とを接続する場合、シールド板の近傍にフィ
ルタを介在させるようにしたので、TVチューナ側の選
局部に得られる局部発振信号成分がRF変調器側に漏洩
するのを最小限に留めることができ、RF変調器側のア
ンテナ出力端子やアンテナ入力端子から外部に伝送され
ることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるRF変調器及びTVチューナを組
み込んだ映像機器の一実施例の構成を示す概要図であ
る。
【図2】従来のRF変調器及びTVチューナを組み込ん
だ映像機器の配置構成の一例を示す概要図である。
【図3】従来のRF変調器及びTVチューナを組み込ん
だ映像機器の配置構成の他の例を示す概要図である。
【符号の説明】 1 RF変調器 2 TVチューナ 3 RF変調部 3(1) 第1発振器 3(2) 第1位相制御ループ(PLL) 3(3) 第1基準周波数設定用水晶振動子 3(4)第1基準周波数発振器 10 選局部 10(1) 第2発振器 10(2) 第2位相制御ループ(PLL) 10(4) 第2基準周波数発振器 14 筐体 16 シールド板 17 フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1位相制御ループ(PLL)を有する
    変調部を具備するRF変調器と、第2位相制御ループ
    (PLL)を有する選局部を具備するTVチューナとを
    シールド板を挾んで筐体内に一体配置し、前記第1位相
    制御ループ(PLL)と前記第2位相制御ループ(PL
    L)を前記シールド板を通して接続し、前記第1位相制
    御ループ(PLL)側の基準周波数設定用水晶振動子を
    前記第2位相制御ループ(PLL)側の基準周波数設定
    用素子に兼用していることを特徴とするRF変調器及び
    TVチューナを組み込んだ映像機器。
  2. 【請求項2】 前記第1位相制御ループ(PLL)と前
    記第2位相制御ループ(PLL)との接続は、前記シー
    ルド板の近傍に配置されたフィルタを介して行われるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のRF変調器及びTVチ
    ューナを組み込んだ映像機器。
  3. 【請求項3】 前記第1位相制御ループ(PLL)及び
    前記第2位相制御ループ(PLL)は、ともに周波数シ
    ンセサイザーを構成していることを特徴とする請求項1
    乃至2のいずれかに記載のRF変調器及びTVチューナ
    を組み込んだ映像機器。
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