JPH0671207B2 - 送信装置の選局回路 - Google Patents

送信装置の選局回路

Info

Publication number
JPH0671207B2
JPH0671207B2 JP61144190A JP14419086A JPH0671207B2 JP H0671207 B2 JPH0671207 B2 JP H0671207B2 JP 61144190 A JP61144190 A JP 61144190A JP 14419086 A JP14419086 A JP 14419086A JP H0671207 B2 JPH0671207 B2 JP H0671207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
frequency
local oscillation
channel
offset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61144190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS631218A (ja
Inventor
洋己 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP61144190A priority Critical patent/JPH0671207B2/ja
Publication of JPS631218A publication Critical patent/JPS631218A/ja
Publication of JPH0671207B2 publication Critical patent/JPH0671207B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmitters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、TV放送、特にホテル、学校、病院、特定区域
などのCATV放送による送信装置のいわゆるミニ放送局の
選局回路に係り、混信防止のため搬送周波数をオフセッ
トする回路に関するものでる。
「従来の技術」 一般に、TV放送用の各チャンネルは6MHzの周波数帯域巾
をもち、この周波数帯域巾の下端から1.25MHzのところ
に映像搬送波をおき、この映像搬送波からさらに4.5MHz
高いところに音声搬送波がくる。ところが、たとえば、
アメリカのTV放送の規格では、同一チャンネル局の混信
防止のため、いずれか一方の搬送周波数をオフセット
(ずらす)することが必要とされる。具体的には、14〜
16、25〜41および43〜53の各チャンネルでは、12.5KHz
オフセットし、また、42、69および70の各チャンネルで
は、25KHzオフセットしなければならないという規格が
ある。
従来は、このオフセットのための周波数は、プリスケー
ラ、プログラマブルディバイダによりロック周波数の間
隔を設定していた。
「発明が解決しようとする問題点」 しかるに、従来のように、プリスケーラ、プログラマブ
ルディバイダによりロック周波数の間隔を設定するに
は、局部発振回路の周波数が数百MHzに対し、ロック周
波数が数十KHzであるため分周比を上げなければなら
ず、このため回路が複雑で高価になるという問題があっ
た。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、第1の中間周波信号を、第1の局部発振回路の
予め設定された局部発振周波信号と第1の混合回路で混
合して第2の中間周波信号を得、さらにこの第2の中間
周波信号を、第2の局部発振回路の所定チャンネルの局
部発振周波信号と第2の混合回路で混合して目的のチャ
ンネルに対応する選局信号を得るようにした選局回路に
おいて、オフセットを必要とするチャンネルにあって
は、前記第1の局部発振回路は、予め設定された各チャ
ンネル共通の局部発振周波数信号に、この第1の局部発
振回路の分解能のm倍の周波数信号を加算した信号を発
振するように調整するとともに、前記第2の局部発振回
路は、前チャンネルの第2の局部発振周波数信号に、一
定帯域巾の周波数を加えた局部発振周波数信号に、この
第2の局部発振回路の分解能のオフセット周波数のn倍
の周波数を加算した信号を発振するように調整し、これ
ら分解能の倍数の和と差からオフセット周波数に移行せ
しめるようにしたことを特徴とする送信装置の選局回路
である。
「作用」 例えば、米国の25チャンネルの映像搬送波は229.25MHz
であるべきところ、12.5KHzオフセットすることが規定
されている。そのため、第1の局部発振回路の分解能6
2.5KHzと第2の局部発振回路の分解能50KHzとの和と差
で12.5KHzを得てオフセットする。すなわち、まず、第
1の局部発振回路はオフセットを必要としないチャンネ
ルでは567MHzであるところ、さらに12.5KHzのm(例え
ば5)倍の65.5KHzを加算した567.0625MHzの発振回路に
調整し、この周波数(567.0625MHz)に第1の中間周波
信号(45.75MHz)を加算混合して612.8125MHzの第2の
中間周波信号を得る。また、第2の局部発振回路は前の
第24チャンネルの836MHzに6MHzを加えて842MHzであるべ
きところ、12.5KHz×n(例えば4)倍の50KHzを加算し
たとき842.05MHzの発振回路に調整し、この周波数(84
2.05MHz)に第2の中間周波信号(612.8125MHz)を減算
混合して229.2375MHzを得る。このようにして229.2375M
Hzは本来の229.25MHzに対し、12.5KHzだけオフセットす
る。25KHzのオフセットの場合はm=10、n=8とすれ
ば12.5KHzの2倍の25KHzとなる。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
(1)は映像信号入力端子、(2)は音声信号入力端子
で、これらの入力端子(1)(2)はそれぞれ増幅回路
(3)(4)を介してモジュレータ(5)に結合されて
いる。このモジュレータ(5)の出力は、スクランブル
処理回路(6)を経てコンバータ(7)に結合されてい
る。このコンバレータ(7)は、中間周波(IF)増幅回
路(8)、中間周波(IF)フィルタ回路(9)、第1の
混合回路(10)、フィルタ回路(11)、第2混合回路
(12)、ローパスフィルタ回路(13)、増幅回路(1
4)、ローパスフィルタ回路(15)からなり、このロー
パスフィルタ回路(15)はさらには高周波信号(RF)増
幅回路(16)を経てRF出力端子(17)に結合されてい
る。
前記第1、第2の混合回路(10)(12)にはそれぞれ第
1、第2の局部発振回路(18)(19)が結合され、さら
に、これらの第1、第2の局部発振回路(18)(19)に
はCPU(20)が結合され、このCPU(20)には表示駆動回
路(21)を介してチャンネルの表示器(22)が結合され
ている。前記第1、第2の局部発振回路(18)(19)
は、それぞれプリスケーラ、プログラマブルディバイ
ダ、PLL回路を1チップに集積した周波数シンセサイザI
Cからなり、このうち第1の局部発振回路(18)は、具
体的には、アメリカのTV放送では、567MHzの発振をする
ものが用いられる。そして、12.5KHzのオフセットの必
要なチャンネルでは、第1の局部発振回路(18)の分解
能である62.5MHzを用いるために、12.5KHzのm(たとえ
ば5)倍した62.5KHzを加算した567.0625MHzの発振に調
整する。同様に、25KHzのオフセットの必要なチャンネ
ルでは、12.5KHzのm(たとえば10)倍した125KHzを加
算した567.125MHzの発振をするように調整するものとす
る。前記第2の局部発振回路(19)は、チャンネル間が
6MHzの間隔(必らずしも等間隔でないが)をもつような
発振をするが、12.5MHzのオフセットの必要なチャンネ
ルでは、第2の局部発振回路(19)の分解能である50KH
zを用いるために、12.5KHzのn(たとえば4)倍した50
KHzを加算した発振をする。同様に、25KHzのオフセット
の必要なチャンネルでは12.5MHzのn(たとえば8)倍
した100KHzを加算した発振をするように調整するものと
する。
以上のような回路構成において、オフセットしない例え
ば第2チャンネルでは、45.75MHzの第1のVIFが第1の
混合回路(10)で、第1の局部発振回路(18)の567MHz
(オフセットしない場合、第1の局部発振回路(18)
は、567MHzに予め設定されている)と加算混合され、61
2.75MHzの第2のVIFが得られる。この第2のVIFが第2
の局部発振回路(19)の668MHz(第2チャンネルでの第
2の局部発振回路(19)は予め668MHzに設定されてい
る)と減算混合され、目的の55.25MHzのRF信号が得られ
る。
つぎに、例えば、25チャンネルは、オフセットの必要が
なければ、前第24チャンネルの223.25MHzに6MHzを加え
た229.25MHzであるが、この25チャンネルでは、229.25M
Hzを12.5KHzだけオフセットするように規定されてい
る。そのため、第1の局部発振回路(18)の分解能62.5
KMzと、第2の局部発振回路(19)の分解能50KHzとの和
と差で12.5KHzを得ることを考える。そこで、第1の局
部発振回路(18)は、567MHzに12.5KHz×m(=5)=6
2.5KHzだけ加算した567.0625MHzを発振するように調整
し、この信号と第1VIF(45.75MHz)とを第1の混合回路
(10)で混合すると、612.8125MHzの第2VIFが得られ
る。また第2の局部発振回路(19)は、第24チャンネル
の836MHzに6MHzを加えた842MHzとなるべきところ、オフ
セットのため、842MHzに12.5KHz×n(=4)=50KHzだ
け加算した842.05MHzを発振するように調整し、この信
号と第2VIFとを第2の混合回路(12)で減算混合する
と、229.2375MHzとなる。したがって本来の229.25MHzに
対し12.5KHzだけオフセットしたRF信号が得られる。
つぎに、例えば69チャンネルでは、109.25MHzを25KHzだ
けオフセットする必要があるので、第1の局部発振回路
(18)と第2の局部発振回路(19)の分解能の差の2倍
を求めれば、25KHzとなるから、第1の局部発振回路(1
8)は567MHzに125KHz×m(たとえば10)=125KHzだけ
加算した567.125MHzを発振するように調整し、この信号
と第1VIF(45.75MHz)とを第1の混合回路(10)で混合
すると、612.875MHzの第2VIFが得られる。また、第2の
局部発振回路(19)は722MHzに12.5KHz×n(=8)=1
00KHzだけ加算した722.1MHzを発振するものを用い、こ
の信号と第2VIFとを第2の混合回路(12)で減算混合す
ると、109.225MHzとなる。したがって、本来の109.25MH
zに対し25KHzだけオフセットしたRF信号が得られる。
以上の例では具体的数値をもって説明したが、これらの
例に限られるものではないことは勿論である。
「発明の効果」 本発明は上述のように構成したので、オフセット周波数
を簡単な回路により確実に制御できるものである。特
に、第1、第2の局部発振回路はプリスケーラ、プログ
ラマブルディバイダ、PLL回路で構成することにより、
極めて小型化でき、かつ、マイコンによる制御もできる
などのすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による送信装置の選局回路の一実施例を
示すブロック図、第2図は各チャンネルの受信周波数を
示す図、第3図は第1、第2局部発振回路の発振周波数
を示す図である。 (1)……映像信号入力端子、(2)……音声信号入力
端子、(3)(4)……増幅回路、(5)……モジュレ
ータ、(6)……スクランブル処理回路、(7)……コ
ンバータ、(8)……中間周波増幅回路、(9)……中
間周波フィルタ回路、(10)……第1の混合回路、(1
1)……フィルタ回路、(12)……第2の混合回路、(1
3)……ローパスフィルタ回路、(14)……増幅回路、
(15)……ローパスフィルタ回路、(16)……RF増幅回
路、(17)……RF出力端子、(18)……第1の局部発振
回路、(19)……第2の局部発振回路、(20)……CP
U、(21)……表示駆動回路、(22)……表示器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の中間周波信号を、第1の局部発振回
    路の予め設定された局部発振周波信号と第1の混合回路
    で混合して第2の中間周波信号を得、さらにこの第2の
    中間周波信号を、第2の局部発振回路の所定チャンネル
    の局部発振周波信号と第2の混合回路で混合して目的の
    チャンネルに対応する選局信号を得るようにした選局回
    路において、オフセットを必要とするチャンネルにあっ
    ては、 前記第1の局部発振回路は、予め設定された各チャンネ
    ル共通の局部発振周波数信号に、この第1の局部発振回
    路の分解能のm倍の周波数信号を加算した信号を発振す
    るように調整するとともに、前記第2の局部発振回路
    は、前チャンネルの第2の局部発振周波数信号に、一定
    帯域巾の周波数を加えた局部発振周波数信号に、この第
    2の局部発振回路の分解能のオフセット周波数のn倍の
    周波数を加算した信号を発振するように調整し、これら
    分解能の倍数の和と差からオフセット周波数に移行せし
    めるようにしたことを特徴とする送信装置の選局回路。
  2. 【請求項2】第1、第2の局部発振回路は、それぞれプ
    リスケーラ、プログラマブルディバイダ、PLL回路から
    なる特許請求の範囲第1項記載の送信装置の選局回路。
  3. 【請求項3】m=5、n=4として各分解能の差の1倍
    のオフセット周波数に移行せしめるようにした特許請求
    の範囲第1項記載の送信装置の選局回路。
  4. 【請求項4】m=10、n=8として各分解能の差の2倍
    のオフセット周波数に移行せしめるようにした特許請求
    の範囲第1項記載の送信装置の選局回路。
JP61144190A 1986-06-20 1986-06-20 送信装置の選局回路 Expired - Lifetime JPH0671207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61144190A JPH0671207B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 送信装置の選局回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61144190A JPH0671207B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 送信装置の選局回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS631218A JPS631218A (ja) 1988-01-06
JPH0671207B2 true JPH0671207B2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=15356297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61144190A Expired - Lifetime JPH0671207B2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20 送信装置の選局回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0671207B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03113577U (ja) * 1990-03-05 1991-11-20
US5172231A (en) * 1991-07-16 1992-12-15 Electronics Missiles & Communications, Inc. S-band video signal transmitter

Also Published As

Publication number Publication date
JPS631218A (ja) 1988-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6094236A (en) Tuner circuit
US4521916A (en) Frequency synthesis tuning control system for a double-conversion tuner
US4052673A (en) Combined controlled oscillator and frequency multiplier
US4097805A (en) Frequency-synthesizer type transceiver
JP2001044873A (ja) 二重周波数変換器
KR100240306B1 (ko) Rf 변조기 및 tv 튜너를 구비하는 고주파기기
JPH09172584A (ja) Sif信号処理回路
US5630214A (en) Wide-band receiving apparatus with local oscillating circuit
JPH0671207B2 (ja) 送信装置の選局回路
JP3592159B2 (ja) テレビジョン信号送信機
EP1458109A1 (en) Receiver
JPH1155142A (ja) デジタル衛星放送受信機
JPH09321720A (ja) Fmステレオ送信機
KR910008133B1 (ko) 올밴드 수신용 단일튜너회로
JPH02112323A (ja) 無線通信装置
KR890002594B1 (ko) 위성방송과 tv방송 입체형 수신기의 튜닝회로
JP2929849B2 (ja) 送受信周波数変換器
KR100566262B1 (ko) 위성이동통신시스템무선주파수부의주파수합성방법
KR0121516Y1 (ko) 다방송 방식용 튜너회로
JPH04365230A (ja) ダブルスーパチューナ
JP3399135B2 (ja) 高周波デジタル信号受信装置
KR970002956B1 (ko) 다채널 송수신용 모뎀
JP3148260B2 (ja) 無線通信機
JPH0897638A (ja) 高周波デジタル信号受信装置
JPH04281636A (ja) 送受信装置