JPH10227174A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH10227174A
JPH10227174A JP3242697A JP3242697A JPH10227174A JP H10227174 A JPH10227174 A JP H10227174A JP 3242697 A JP3242697 A JP 3242697A JP 3242697 A JP3242697 A JP 3242697A JP H10227174 A JPH10227174 A JP H10227174A
Authority
JP
Japan
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lid
disk
urging
frictional force
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3242697A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimi Kobayashi
俊見 小林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH10227174A publication Critical patent/JPH10227174A/ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器自体の大型化を防止し、確実な蓋体の開
蓋操作を行うとともに、急峻な回動を規制しながら確実
な蓋体の開蓋操作を実現する。 【解決手段】機器本体1に回動可能に支持された蓋体3
を開蓋方向に付勢手段38によって付勢したものであ
り、蓋体3が付勢手段38の付勢力を受けて開蓋方向に
回動される際、付勢手段38の付勢力を減衰させる摩擦
力発生手段48,49を設ける。摩擦力発生手段48,
49により付勢手段38の付勢力が減衰されるので、蓋
体3の急峻な回動が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器本体に回動可
能に支持された蓋体を備えた電子機器、特に開蓋位置方
向に回動付勢された蓋体を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機器本体に回動可能に支持された
蓋体を備えた電子機器として、光ディスクを記録媒体に
用いる携帯型の光ディスクプレーヤが用いられている。
【0003】この携帯型の光ディスクプレーヤは、プレ
ーヤ本体の上面側に、プレーヤ本体に回動可能に支持さ
れた蓋体によって開閉されるディスク装着部が設けられ
ている。
【0004】そして、プレーヤ本体側には、ディスク装
着部に装着された光ディスクを回転操作するディスク回
転操作機構と、このディスク回転操作機構によって回転
操作される光ディスクの信号記録面に光ビームを照射す
るとともに光ディスクからの戻り光を検出して光ディス
クに記録された楽音信号等の情報信号の読み取りを行う
光ピックアップ装置が配置されている。
【0005】プレーヤ本体に支軸を介して回動可能に支
持された蓋体は、ディスク装着部に光ディスクを装脱す
る際に開閉操作されるものであり、ディスク装着部を開
放する方向に捻りコイルバネにより付勢され、ディスク
装着部を閉塞した閉蓋位置に回動されたときにロック機
構によりロックされ閉蓋位置に保持される。そして、閉
蓋位置に保持された蓋体は、ロック機構のロックを解除
すると、捻りコイルバネの付勢力を受けて、ディスク装
着部を開放する方向に支軸を中心に自動的に回動され
る。
【0006】このように、蓋体は、ロック機構のロック
を解除することにより、捻りコイルバネの付勢力を受け
て自動的にディスク装着部を開放する方向に回動され、
捻りコイルバネの付勢力に抗して回動操作することによ
り、ディスク装着部を閉塞することができるので、光デ
ィスクプレーヤを手に持った状態で容易にディスク装着
部を開閉操作することができ、ディスク装着部への光デ
ィスクの装脱が容易となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した光
ディスクプレーヤは、ロック機構を解除することによっ
て蓋体を自動的にディスク装着部を開放する方向に確実
に回動させるため、この蓋体を付勢する捻りコイルバネ
に大きなバネ力を有するものを用いている。
【0008】このように大きなバネ力を有する捻りコイ
ルバネを用いると、蓋体を開蓋操作したとき、蓋体が急
峻にディスク装着部を開放する方向に回動される。そし
て、蓋体は、ディスク装着部を開放した最大回動位置に
回動されたとき、プレーヤ本体側に設けた回動位置規制
部に当接して回動位置が規制されるが、回動位置規制部
に当接したときの反動によって跳ね返りを生じ、直ちに
最大開放位置に停止させることができず、安定した開蓋
操作を行うことができない。
【0009】また、蓋体が急峻に回動され、大きな力で
プレーヤ本体の一部に当接するので、大きな衝撃音が発
生してしまうばかりか、蓋体及びプレーヤ本体の耐久性
を保証することが困難となる。
【0010】そこで、蓋体の確実な回動操作を実現し、
急峻な回動を防止するため、蓋体をプレーヤ本体に回動
可能に支持する部分に減衰器を取り付けることが考えら
れる。しかし、減衰器を設けると、蓋体の支持機構が大
型化し、小型化が要請される携帯型の光ディスクプレー
ヤの如き小型の電子機器自体を大型化してしまうばかり
か、重量も大きくなり、この種の電子機器の特徴である
携帯性を阻害することになってしまう。
【0011】そこで、本発明の目的は、機器自体の大型
化を防止し、確実な蓋体の開蓋操作を行うとともに、急
峻な回動を規制しながら確実な蓋体の開蓋操作を可能と
なす電子機器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述したような目的を達
成するために提案される本発明係る電子機器は、機器本
体に回動可能に支持された蓋体を開蓋方向に付勢手段に
よって付勢したものであり、蓋体が付勢手段の付勢力を
受けて開蓋方向に回動される際、付勢手段の付勢力を減
衰させる摩擦力発生手段を設けたものである。
【0013】摩擦力発生手段により付勢手段の付勢力が
減衰されるので、蓋体の急峻な回動が規制され、安定し
た状態で最大開蓋位置へ回動される。
【0014】摩擦力発生手段は、開蓋操作の初期時に確
実に蓋体の回動を保証するため、開蓋位置方向に回動さ
れる途中から蓋体に摩擦力を付与するようにすることが
望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を光ディスクを記録
媒体に用いる携帯型の光ディスクプレーヤに適用した例
を挙げて説明する。
【0016】本発明に係る光ディスクプレーヤは、図1
に示すように、プレーヤ本体1と、プレーヤ本体1に回
動可能に支持され、プレーヤ本体1の上面側に構成され
たディスク装着部2を開閉する蓋体3とを備える。
【0017】プレーヤ本体1は、図2に示すように、互
いに突き合わせ結合される上ハーフ4と下ハーフ5とか
ら構成され、上ハーフ4の上面側には、この光ディスク
プレーヤによって再生される光ディスク6が装着される
凹状をなすディスク装着部2が形成されている。ディス
ク装着部2は、直径を12cmとなす光ディスク6がこ
のディスク装着部2内で回転し得る大きさ及び深さをも
って形成されている。ディスク装着部2の両側には、図
1に示すように、このディスク装着部2に装着された光
ディスク6を取り外し操作する際の指掛け部となる切り
欠き部7,8が設けられている。
【0018】下ハーフ5側には、図2に示すように、デ
ィスク装着部2に装着された光ディスク6を回転操作す
るディスク回転操作機構9と、このディスク回転操作機
構9によって回転操作される光ディスク6の信号記録面
に光ビームを照射するとともに、光ディスク6から反射
された戻り光を検出して光ディスク6に記録された情報
信号の読み取りを行う光ピックアップ装置10を備えた
ディスク駆動部11が配置されている。このディスク駆
動部11は、弾性変位可能は複数の支持機構12を介し
て下ハーフ5の底板13上にフローティング状態で取り
付けられている。また、下ハーフ5内には、ディスク回
転操作機構9及び光ピックアップ装置10の駆動を制御
する駆動制御回路や、光ピックアップ装置10によって
読み出された情報信号を再生する再生処理回路等が構成
されたプリント回路基板14が配設されている。このプ
リント回路基板14には、この光ディスクプレーヤの操
作モードを選択するモード選択スイッチ等のスイッチ1
5が取り付けられている。
【0019】また、下ハーフ5には、光ピックアップ装
置10によって読み出された情報信号を出力するイヤホ
ンジャック16や、この情報信号を外部機器に出力する
外部機器接続用ジャック17が設けられている。さら
に、下ハーフ5には、この光ディスクプレーヤを駆動す
る電源を供給する電池が収納される電池収納部18が設
けられている。さらにまた、下ハーフ5には、この光デ
ィスクプレーヤの操作状態を表示する液晶素子を用いた
表示装置19が設けられている。
【0020】そして、ディスク駆動部11を構成するデ
ィスク回転操作機構9は、図1に示すように、光ディス
ク6が載置されるディスクテーブル21を上ハーフ4に
設けた開口部22を介してディスク装着部2内に突出さ
せて下ハーフ5に配置されている。ディスクテーブル2
1上に載置された光ディスク6は、中心孔6aをディス
クテーブル21の中心部に設けたセンタリング部21a
に嵌合させることによって芯出しが図られてディスクテ
ーブル21と一体に回転するようにクランプされてい
る。
【0021】また、光ピックアップ装置10は、光源か
ら出射された光ビームを収束して光ディスク6に照射さ
せる対物レンズ23を上ハーフ4に設けた開口部22を
介してディスク装着部2に臨まされ、ディスクテーブル
21上に載置された光ディスク6に対向させられる。光
ピックアップ装置10は、ディスクテーブル21に載置
された光ディスク6の径方向に平行に配設された送りガ
イド部24及び送りネジ25に移動可能に支持され、図
示しない送りモータによって送りネジが回転されること
によって光ディスク6の径方向に送り操作される。
【0022】一方、下ハーフ5に突き合わせ結合される
上ハーフ4には、図1及び図2に示すように、プリント
回路基板14上に配設された各スイッチ15を操作する
操作ボタン27や表示装置19の表示面を外方に臨ませ
る表示窓部28が設けられている。
【0023】そして、上ハーフ4には、ディスク装着部
2を開閉する蓋体3が回動可能に取り付けられる。この
蓋体3は、図1に示すように、ディスク装着部2を閉塞
するに足る大きさに形成され、図3に示すように、基端
部側の両側に上ハーフ4の基端部側の両側に形成された
嵌合凹部31,32に嵌合する嵌合部33,34が突設
されている。蓋体3は、各嵌合部33,34を各嵌合凹
部31,32に嵌合し、嵌合部33,34の相対向する
面に穿設した軸挿通孔35,35を嵌合凹部31,32
の側面に突設した一対の支軸36,36に挿通すること
によって、これら支軸36,36を中心に回動可能に上
ハーフ4に取り付けられる。
【0024】ところで、上ハーフ4の一方の嵌合凹部3
2が形成された側には、凹状をなすバネ収納部37が設
けられている。このバネ収納部37内には、蓋体3を支
軸36を中心にしてディスク操作着部2を開放する図1
中矢印R1方向に回動付勢する付勢部材である捻りコイ
ルバネ38が配設されている。この捻りコイルバネ38
は、図3及び図4に示すように、バネ収納部37内に突
設された支持軸39にコイル部38aを挿通してバネ収
納部37内に取り付けられている。そして、捻りコイル
バネ38は、一方のアーム部38bを、図4に示すよう
に、バネ収納部37に形成した挿通孔37aに挿通させ
て上ハーフ4の内側面側に突出させ、この上ハーフ4の
内側面に突設したバネ係止片40に係止させ、他方のア
ーム部38cを、図1に示すように、蓋体3の内側面に
当接させて支持軸39に取り付けられることにより、蓋
体3をディスク操作着部2を開放する図1中矢印R1
向に回動付勢している。
【0025】ここに用いられる捻りコイルバネ38は、
蓋体3を確実にディスク装着部2を開放する方向に回動
付勢するに足るバネ力を有するものが用いられる。
【0026】そして、蓋体3の嵌合部33,34が設け
られた基端部側の両側には、図3に示すように、回動方
向をガイドする第1及び第2の回動ガイド片41,42
が垂下するように突設されている。これら回動ガイド片
41,42は、上ハーフ4の基端部側の両側に穿設され
た回動ガイド孔43,44に挿通される。蓋体3は、支
軸36,36を中心に回動操作されるとき、各回動ガイ
ド片41,42が回動ガイド孔43,44の内周面によ
ってガイドされる。蓋体3は、回動操作時に回動ガイド
片43,44がガイドされることにより、支軸36,3
6を中心に回動操作されるときの回動姿勢が規制され、
安定した可動操作が実現される。
【0027】また、上ハーフ4の内面側には、図4に示
すように、蓋体3がディスク装着部2を開放した開蓋位
置に回動されたとき、第1及び第2の回動ガイド片4
1,42の各先端が当接し、蓋体3の開蓋位置を規制す
る開蓋位置規制片45,46が突設されている。このよ
うに、開蓋位置規制片45,46を設けることにより、
蓋体3は、プレーヤ本体1に対する回動位置が正確に規
制される。このとき、蓋体3は、ディスク装着部2に対
し光ディスク6の装脱を容易に行い得るように、プレー
ヤ本体1に対し略60°の角度で開蓋される。このよう
に、開蓋位置規制片45,46を設けることにより、蓋
体3の開蓋位置を正確に規制することができ、また、蓋
体3を開蓋操作したときの衝撃が上ハーフ4に直接加わ
ることを防止することができるので、上ハーフ4の保護
を図ることができる。
【0028】なお、上ハーフ4が十分な強度を有する場
合には、上ハーフ4の内面を開蓋位置規制部となし、開
蓋時に蓋体3の第1及び第2の回動ガイド片41,42
を上ハーフ4の内面に直接当接するようにしてもよい。
【0029】そして、蓋体3には、図3及び図4に示す
ように、第1の回動ガイド片41の並列して、蓋体3の
開蓋操作時に摩擦力を発生させる摩擦力発生機構を構成
する摺接片48が設けられている。この摺接片48は、
蓋体3がディスク装着部2を閉蓋した位置からディスク
装着部2を開放する位置に向かって回動する途中で、上
ハーフ4の内面側に形成した嵌合部上ハーフ3側に設け
た断面コ字状をなす嵌合部49に嵌合する。
【0030】摺接片48が嵌合する嵌合部49は、図5
及び図6に示すように、上ハーフ4の内面から一対の立
ち上がり片51,52を突設して構成されている。そし
て、嵌合部49を構成する立ち上がり片51,52の相
対向する内側面には、先端側から基端部側に向かって傾
斜する傾斜面51a,52aが形成され、嵌合部49の
幅を先端側から基端部側に向かって徐々に幅狭となすよ
うにしている。すなわち、嵌合部49は、図6に示すよ
うに、先端部側の幅W1を摺接片48の幅W2より大きく
なし、中途部から基端部側に至る間の幅W3を摺接片4
8の幅W2より小さくなるように形成されている。
【0031】このような嵌合部49を上ハーフ4に設け
ることにより、蓋体3がディスク装着部2を閉蓋した位
置からディスク装着部2を開放する位置に向かって回動
するとき、摺接片48が嵌合していく。
【0032】このとき、立ち上がり片51,52に設け
た傾斜面51a,52aは、摺接片48の嵌合部49へ
の嵌合をガイドするガイド部として機能する。
【0033】そして、摺接片48が嵌合部49に嵌合し
た後、さらに蓋体3が捻りコイルバネ38の付勢力を受
けてディスク装着部2を開放する方向に回動されていく
と、摺接片48は、嵌合部49の幅狭の部分に嵌合して
いき、立ち上がり片51,52の内側面に相対摺接して
摩擦力を発生させる。このように、蓋体3が回動途中で
摩擦力を受けることにより、捻りコイルバネ38の付勢
力が減衰され、急峻な回動が規制され、緩やかに第1及
び第2の回動ガイド片41,42が開蓋位置規制片4
5,46に当接するようになり、第1及び第2の回動ガ
イド片41,42が開蓋位置規制片45,46に当接し
た後の跳ね返りが規制される。
【0034】ところで、捻りコイルバネ38の付勢力を
受けて確実に蓋体3の開蓋操作を行うために、蓋体3が
ディスク装着部2を所定量開放した位置まで回動された
後に摺接片48の嵌合部49への摺接が開始されるよう
にすることが望ましい。
【0035】なお、摺接片48と相対摺接して摩擦力を
発生させるためには、蓋体3がディスク装着部2を閉蓋
した位置からディスク装着部2を開放する位置に向かっ
て回動するときに摺接片48と相対摺接するものであれ
ばよく、一側面に傾斜面を設けた1つの立ち上がり片の
みを設けたものであってもよい。
【0036】また、上ハーフ4には、蓋体3が捻りコイ
ルバネ38の付勢力に抗して、図1中矢印R2方向のデ
ィスク装着部2を閉蓋する方向に回動されたとき、蓋体
3の先端側の一側に設けた係合片55に係合し、蓋体3
を閉蓋位置にロックするロック部材56が設けられてい
る。このロック部材56は、図1及び図2に示すよう
に、先端側に蓋体3に設けた係合片55に係合する係合
爪57と、この係合爪57を弾性変位させる押し釦58
を有し、係合爪57をディスク装着部2内に突出させる
ようにして上ハーフ4に取り付けられている。
【0037】そして、ロック部材56は、蓋体3がディ
スク装着部2を閉蓋した位置に回動されると、係合爪5
7が係合片55に係合し、蓋体3を閉蓋位置にロックす
る。また、ロック部材56は、押し釦58が押圧操作さ
れると、係合爪57がディスク装着部2から退出する方
向に弾性変位され、係合爪57の係合片55への係合を
解除させ、蓋体3のロックを解除する。このロックが解
除されると、蓋体3は、支軸36,36を中心に図1中
矢印R1方向に回動され、ディスク装着部2を開放す
る。このとき、蓋体3は、上述したように摺接片48を
嵌合部49に嵌合させてこの嵌合部49と相対摺接させ
ることにより摩擦力を発生させ、捻りコイルバネ38の
付勢力を減衰させて急峻な回動が規制され、蓋体3の跳
ね返りが防止され、安定した開蓋操作が実現される。蓋
体3の開蓋操作時に大きな衝撃の発生を抑えることがで
きるの、蓋体3のみならず、プレーヤ本体1内に配置さ
れるディスク駆動部11やプリント回路基板14の衝撃
から保護することができる。
【0038】なお、ディスク装着部2内には、図1に示
すように、蓋体3がディスク装着部2を閉蓋した位置に
回動されたことを検出する閉蓋状態検出スイッチ59が
設けられている。
【0039】上述した例では、本発明を光ディスクプレ
ーヤに適用した例を挙げて説明したが、本発明は、捻り
コイルバネ等の付勢部材を用いて、自動的に開蓋操作さ
れる蓋体を備えたテープレコーダ等の記録及び/又は再
生装置やその他の電子機器に広く適用できるものであ
る。
【0040】
【発明の効果】上述したように、蓋体が付勢手段の付勢
力を受けて開蓋方向に回動される際、付勢手段の付勢力
を減衰させる摩擦力発生手段を設けたものであるので、
蓋体の急峻な回動が規制され、安定した状態で最大開蓋
位置へ回動操作を行うことができ、蓋体を含め機器自体
の保護を図ることができる。
【0041】また、蓋体を開蓋操作するため、バネ力な
大きな付勢部材を用いることができるので、確実な蓋体
の開蓋操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクプレーヤの蓋体を開蓋
位置に回動した状態を示す斜視図である。
【図2】上記光ディスクプレーヤを構成するプレーヤ本
体を示す分解斜視図である。
【図3】蓋体のプレーヤ本体への取り付け状態を示す斜
視図である。
【図4】蓋体に設けた回動ガイド片及び摺接片と上ハー
フ側に設けた開蓋位置規制片及び嵌合部を示す斜視図で
ある。
【図5】摺接片が嵌合部に嵌合していく状態を示す正面
図である。
【図6】蓋体が開蓋状態にあるときの摺接片と嵌合部と
の関係を示す平面図である。
【符号の説明】
1 プレーヤ本体、 2 ディスク装着部、 3 蓋
体、 35 軸挿通孔、36 支軸、 38 捻りコイ
ルバネ、 41 第1の回動ガイド片、 42第2の回
動ガイド片、 45,46 開蓋位置規制片、 48
摺接片、 49 嵌合部、 55 係合片、 56 ロ
ック部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と上記機器本体に回動可能に支
    持され、上記機器本体の少なくとも一部を開閉する蓋体
    と、 上記蓋体を開蓋方向に付勢する付勢手段と、 上記蓋体を閉蓋位置に保持する保持手段と、 上記蓋体が上記付勢手段の付勢力を受けて回動された開
    蓋位置を規制する規制手段と、 上記蓋体が開蓋方向に回動操作される際、上記蓋体の一
    部と相対摺接しして摩擦力を発生させる摩擦力発生手段
    とを備えてなる電子機器。
  2. 【請求項2】 上記摩擦力発生手段は、上記蓋体に設け
    た摺接片と上記摺接片が嵌合することによって相対摺接
    する上記機器本体に設けられた嵌合部とからなることを
    特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記摩擦力発生手段は、上記蓋体が閉蓋
    位置から開蓋位置方向に回動される途中から上記蓋体に
    摩擦力を付与してなることを特徴とする請求項1記載の
    電子機器。
JP3242697A 1997-02-17 1997-02-17 電子機器 Withdrawn JPH10227174A (ja)

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JP3242697A JPH10227174A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 電子機器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6731581B2 (en) * 2001-09-28 2004-05-04 Lite-On It Corporation Rotating device for a disc drive cover
KR100445294B1 (ko) * 2002-03-21 2004-08-21 주식회사 레인콤 휴대용 콤팩트 디스크 플레이어의 도어 힌지 구조

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6731581B2 (en) * 2001-09-28 2004-05-04 Lite-On It Corporation Rotating device for a disc drive cover
KR100445294B1 (ko) * 2002-03-21 2004-08-21 주식회사 레인콤 휴대용 콤팩트 디스크 플레이어의 도어 힌지 구조

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