JP2916659B2 - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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Description
は再生の少なくとも一方を行うディスク装置に関し、さ
らに詳しくは、カートリッジに収納されたディスクの録
音・再生を行うミニディスクプレーヤのようなディスク
装置に関する。
の概略構成を示す断面図であり、同図において、10は
キャビネット、100は蓋、20はこの蓋100に取り付
けられたスタビライザ、70は同じく蓋100に取り付け
られたホルダ、8はカートリッジ9に収納されたディス
ク、5はターンテーブル、6はこのターンテーブル5を
回転駆動するモータ、3はターンテーブル5あるいは図
示しない光ピックアップなどのメカ本体が取り付けられ
たメカ本体のシャーシである。
0を開放し、ディスク8が収納されたカートリッジ9
を、蓋100に設けられたホルダ70に挿入した後、蓋1
00を閉じてセット本体のキャビネット10に蓋100が
ロックした際に、図9に示されるようにカートリッジ9
に収納されたディスク8が、ターンテーブル5へ磁力に
よって直接挟み込まれるようにして固定される。ターン
テーブル5は、録音あるいは再生時に回転するが、この
ターンテーブル5に固定されたディスク8は、カートリ
ッジ9とは一切接触することなく、宙に浮いた状態とな
っている。また、ターンテーブル5を支持するメカ本体
のシャーシ3は、振動によってディスクの記録信号の読
み取りエラーを起こすのを防止するために、防振ゴム4
によってセット本体のキャビネット10から浮いた状態
となっている。
従来例では、蓋100に設けられたスタビライザ20に
よって上からマグネットで押さえ付ける構造であるため
に、スタビライザ20を必要とし、装置の厚みが大きく
ならざるを得ず、しかも、スタビライザ20の取り付け
の寸法精度が十分でないと、ディスク8がカートリッジ
9に接触することになるので、ディスク8を収納する空
間を広くしなければならず、カートリッジ9自体の厚み
も大きくなるという難点がある。
であって、ディスク装置の小型化を図ることを目的とす
る。
を達成するために、次のように構成している。
ィスク装置は、ディスクが収納されたカートリッジを保
持する回動可能なホルダと、前記ディスクを回転させる
ターンテーブルが設けられたメカ本体のシャーシと、該
シャーシを防振用の緩衝部材を介して支持する本体キャ
ビネットと、蓋とを備えるディスク装置において、前記
蓋には、該蓋の開放動作に応じて前記ホルダの係合部に
係合して該ホルダを、前記蓋の開放方向と同一方向へ回
動させる係合部が設けられ、前記ホルダは、前記蓋の閉
止状態において、前記シャーシに設けられたロック片に
ロックして該ホルダを録音あるいは再生のための所定位
置に固定するロック部を有し、前記ホルダは、前記蓋の
閉止動作に応じて該蓋に当接して閉止方向と同一方向へ
回動し、前記蓋が所定の開度まで閉じられると、前記ロ
ック片の付勢力によって前記ロック部を介して前記シャ
ーシ側へ引き込まれて前記蓋から離れた状態で前記所定
位置にロックされるようにしている。
ク装置は、請求項第1項に記載の構成に加えて、蓋を開
放するための開放操作に応じて摺動するイジェクトレバ
ーと、前記蓋と一体的に回動する開放レバーと、一端が
前記開放レバーに連結されたリンクとを備え、前記イジ
ェクトレバーは、所定の摺動範囲では、前記リンクの他
端に当接して該リンクおよび開放レバーを介して前記蓋
を開放するとともに、前記所定の摺動範囲を越えると、
前記開放レバーに当接して該蓋を開放するようにしてい
る。
スク装置は、請求項第2項に記載の構成に加えて、前記
イジェクトレバーに当接して摺動する前記リンクの他端
をガイドするガイド溝を、前記蓋の開放方向に沿う形状
としている。
ッジを保持するホルダは、所定の開度まで閉じられる
と、シャーシに設けられたロック片の付勢力によってシ
ャーシ側に引き込まれて所定位置にロックするので、従
来例のようなスタビライザが不要となる。
ば、開放操作に応じて摺動するイジェクトレバーを、所
定の摺動範囲では、リンクに当接させて開放レバーを回
動させることにより、蓋を開放し、所定の摺動範囲を越
えると、イジェクトレバーを開放レバーに直接当接させ
て開放レバーを回動させることにより、蓋を完全に開放
するので、リンクに当接させて蓋を完全に開放する場合
に比べて、イジェクトレバーのストロークを比較的短
く、しかも、リンクと開放レバーとの連結位置を、開放
レバーの回動支点から離すことができ、これによって、
少ない操作力で蓋を開放することができる。
ば、前記リンクの他端をガイドするガイド溝を、前記蓋
の開放方向に沿う形状としたので、蓋を閉じるのが容易
となる。
て、詳細に説明する。
す断面図であり、図 の従来例に対応する部分には、同
一の参照符号を付す。
ビネット1に内蔵されたフレーム、3はこのフレーム2
に防振ゴム4を介して取り付けられたメカ本体のシャー
シであり、このシャーシ3には、ターンテーブル5、こ
のターンテーブル5を回転駆動するモータ6および図示
しない光ピックアップなどが設けられている。7はディ
スク8が収納されたカートリッジ9を保持するホルダで
ある。10は蓋であり、この蓋10は、一体的な開放レ
バー11を介して回動可能に支持されている。
るホルダ7は、従来例のように、蓋10と一体ではな
く、蓋10を開放するときには、該蓋10と一体的に回
動する開放レバー11の係合部11aに、ホルダ7の係
合部7aが係合し、蓋10とともに回動するものであ
り、また、蓋10を閉じるときには、蓋10の内面の当
接部10aが、ホルダ7に当接して蓋10と共に回動す
るようになっている。
態において、ホルダ7を録音あるいは再生に対応した所
定位置に固定するために、従来のスタビライザに代えて
次のように構成している。
爪7bが突設される一方、メカ本体のシャーシ3の下面
側には、ロック部材としての線形ばね3aが設けられて
おり、蓋10が完全に閉じる前の所定の開度に達する
と、図2(A)に示されるように、ホルダ7のロック爪
7bが、メカ本体のシャーシ3の下に入り込んで線形ば
ね3aに当接し、線形ばね3aの付勢力に抗して矢符A
方向へ線形ばね3aをたわませ、線形ばね3aが、ロッ
ク爪7bの頂点を越えると、線形ばね3aの付勢力によ
って、ロック爪7bを介してホルダ7を下方のシャーシ
3側へ引き込で蓋10から離し、これによって、図2
(B)に示されるように、固定される。
示されるように、ホルダ7と、蓋10および開放レバー
11とは、一定の隙間が確保されており、外部からの振
動や衝撃がカートリッジ9に伝わるのを防止している。
態および開放状態の側断面図であり、図1に対応する部
分には、同一の参照符号を付す。
ーム2に支点12で回動可能に支持されており、また、
カートリッジ9を保持するホルダ7は、同じくフレーム
2に支点13で回動可能に支持されている。
操作されるツマミ14に係合したイジェクトレバー15
が設けられており、このイジェクトレバー15は、フレ
ーム2に設けられたガイドピン16に係合した溝15
a,15bを有しており、ツマミ14による開放操作に
応じて矢符Bで示される方向に摺動する。このイジェク
トレバー15は、一端17aが開放レバー11に連結さ
れたリンク17の他端17bに当接して該リンク17の
他端17bを、ガイド溝18に沿って摺動させることに
より、蓋10と一体的な開放レバー11を回動させる当
接部15cを有している。
ける蓋10の開閉動作を説明する。
から蓋10を開放する場合には、ツマミ14を操作して
イジェクトレバー15を摺動させるとともに、このイジ
ェクトレバー15を介してリンク17の他端17bをガ
イド溝18に沿って摺動させることにより、リンク17
の一端17aに連結されたホルダ7が、蓋10とともに
開放方向に回動し、蓋10とキャビネット1との図示し
ないロックを解除する。開放レバー11がある程度回動
すると、蓋10と一体的な開放レバー11の係合部11
aが、ホルダ7の係合部7aに係合して該ホルダ7を併
せて回動させ、さらに、開放が進むと、ホルダ7のロッ
ク爪7bとメカ本体のシャーシ3の線形ばね3aとのロ
ックが解除され、さらに、図4に示される全開状態とな
る。
を押圧することにより、蓋10および開放レバー11が
閉止方向に回動して開放レバー11とホルダ7とが離
れ、蓋10がホルダ7に当接してホルダ7とともに閉止
方向に回動する。そして、所定の開度まで閉じると、上
述のように、ホルダ7のロック爪7bが、メカ本体のシ
ャーシ3の下に入り込んで線形ばね3aが、ロック爪7
bの頂点を越えると、線形ばね3aの付勢力によって、
ホルダ7が引き込まれてロックされて、図1および図3
に示されるように固定される。
く、ホルダ7を所定位置に固定するので、従来例に比べ
て、装置を小型化することが可能となる。
状態から開放状態に至る側断面図であり、上述の実施例
に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
aと開放レバー111との連結点を、開放レバー111の
支点12から離れた位置に設けるとともに、比較的大き
な力を必要とするホルダ7のロック爪7bとメカ本体の
シャーシ3の線形ばね3aとのロックの解除は、図6に
示されるように、イジェクトレバー151をリンク171
の他端171bに当接させてリンク171を介して行い、
ロックが解除された後は、図7に示されるように、イジ
ェクトレバー151の先端部を、開放レバー111の支点
12付近に当接させて蓋10を開放するようにしてい
る。すなわち、ロックが解除されるまでの所定の摺動範
囲では、イジェクトレバー111がリンク171に当接
し、所定の摺動範囲を越えると、イジェクトレバー11
1は、リンク171に当接することなく、開放レバー11
1の支点12付近に直接当接するものである。
11との連結点を、開放レバー111の支点12から離れ
た位置に配置することにより、上述の実施例に比べて、
少ない操作力でロックを解除することができ、しかも、
ロックを解除した後は、イジェクトレバー151の先端
部を開放レバー111の支点12付近に当接させて蓋1
0を全開にすることにより、イジェクトレバー151の
ストロークを短くできる。
る。
あり、上述の実施例に対応する部分には、同一の参照符
号を付す。
に当接して摺動するリンク172の他端172bを案内す
るガイド溝182の一部を、蓋10の開放方向に沿うよ
うに屈曲させて形成している。これによって、蓋10を
全開にした状態から蓋10を押圧して閉止する場合に、
リンク172の他端172bがガイド溝182に沿って摺
動し易くなり、上述の実施例に比べて容易に蓋10を閉
じることができる。
に適用して説明したけれども、本発明は、ミニディスク
プレーヤに限るものではなく、カートリッジに収納され
たディスクの録音あるいは再生の少なくとも一方を行う
装置に適用できるものである。
ッジを保持するホルダは、所定の開度まで閉じられる
と、シャーシに設けられたロック片の付勢力によってシ
ャーシ側に引き込まれて所定位置にロックするので、従
来例のようなスタビライザが不要となり、ディスク装置
の小型化を図ることができる。
ーのストロークを比較的短く、しかも、リンクと開放レ
バーとの連結位置を、開放レバーの回動支点から離すこ
とができ、少ない操作力で蓋を開放することができる。
の他端をガイドするガイド溝を、蓋の開放方向に沿う形
状としたので、蓋を閉じるのが容易となる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスクが収納されたカートリッジを保
持する回動可能なホルダと、前記ディスクを回転させる
ターンテーブルが設けられたメカ本体のシャーシと、該
シャーシを防振用の緩衝部材を介して支持する本体キャ
ビネットと、蓋とを備えるディスク装置において、 前記蓋には、該蓋の開放動作に応じて前記ホルダの係合
部に係合して該ホルダを、前記蓋の開放方向と同一方向
へ回動させる係合部が設けられ、 前記ホルダは、前記蓋の閉止状態において、前記シャー
シに設けられたロック片にロックして該ホルダを録音あ
るいは再生のための所定位置に固定するロック部を有
し、 前記ホルダは、前記蓋の閉止動作に応じて該蓋に当接し
て閉止方向と同一方向へ回動し、前記蓋が所定の開度ま
で閉じられると、前記ロック片の付勢力によって前記ロ
ック部を介して前記シャーシ側へ引き込まれて前記蓋か
ら離れた状態で前記所定位置にロックされることを特徴
とするディスク装置。 - 【請求項2】 蓋を開放するための開放操作に応じて摺
動するイジェクトレバーと、前記蓋と一体的に回動する
開放レバーと、一端が前記開放レバーに連結されたリン
クとを備え、 前記イジェクトレバーは、所定の摺動範囲では、前記リ
ンクの他端に当接して該リンクおよび開放レバーを介し
て前記蓋を開放するとともに、前記所定の摺動範囲を越
えると、前記開放レバーに当接して該蓋を開放するもの
である前記請求項第1項記載のディスク装置。 - 【請求項3】 前記イジェクトレバーに当接して摺動す
る前記リンクの他端をガイドするガイド溝を、前記蓋の
開放方向に沿う形状とした前記請求項第2項記載のディ
スク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5215720A JP2916659B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5215720A JP2916659B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0773562A JPH0773562A (ja) | 1995-03-17 |
JP2916659B2 true JP2916659B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=16677068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5215720A Expired - Fee Related JP2916659B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2916659B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5215720A patent/JP2916659B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0773562A (ja) | 1995-03-17 |
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