JPH10226318A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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JPH10226318A
JPH10226318A JP9029055A JP2905597A JPH10226318A JP H10226318 A JPH10226318 A JP H10226318A JP 9029055 A JP9029055 A JP 9029055A JP 2905597 A JP2905597 A JP 2905597A JP H10226318 A JPH10226318 A JP H10226318A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイパ装置において、車速、雨滴量およびフ
ロントガラスへの撥水剤の塗布の有無に基づいて、最適
な間欠時間によりワイパを駆動する。 【解決手段】 車速センサ1により車速を検出し、雨滴
センサ2により雨滴量を検出し、撥水剤検出センサ3に
より撥水剤の有無を検出する。CPU4はこれらの検出
結果に基づいて、撥水剤の効果が現れる所定車速および
所定雨滴量以上の場合には、間欠時間が長くなるように
ワイパモータ5を駆動する。撥水剤が塗布されていない
ときは、車速あるいは雨滴量に応じて間欠時間を変化さ
せてワイパモータ5を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
ガラスなどのワイパ動作を行うワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車速あるいは雨滴量に応じて、
間欠時間を変化させてワイパ動作を行うワイパ装置が知
られている。例えば、車速に応じて間欠時間を変化させ
るワイパ装置(以下車速ワイパ装置とする)において
は、車速が大きいほど間欠時間が短くなり、雨滴量に応
じて間欠時間を変化させるワイパ装置(以下雨滴ワイパ
装置とする)においては、雨滴量が大きいほど間欠時間
を短くし、ある一定以上の雨滴量となった場合には連続
させてワイパ動作を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した車速ワイパ装
置においては、車速が一定であるとワイパの間欠時間も
一定となる。しかしながら、定速走行中に雨滴量が断続
的に変化した場合においては、雨滴量に応じてマニュア
ル操作にて間欠時間を変化させる必要があるため、その
操作が面倒なものとなる。
【0004】一方、上述した雨滴ワイパ装置において
は、雨滴量に応じて間欠時間を変化させるものであるた
め、上記車速ワイパ装置のように雨滴量に応じてワイパ
の間欠時間を変化させる必要はない。しかしながら、フ
ロントガラスに撥水剤を塗布したような場合は、高速走
行時には雨滴を飛ばしてワイパ動作無しに視界を確保す
ることができるものであるため、雨滴ワイパ装置が連続
作動するとかえって視界が悪くなるという問題がある。
また、車速ワイパ装置においても高速であるほどワイパ
動作の間欠時間が短くなるため、フロントガラスに撥水
剤を塗布した場合は雨滴ワイパ装置と同様に視界が悪く
なってしまう。さらに、小雨の場合はワイパ動作による
ジャダーが発生し易くなる。
【0005】本発明の目的は、車速、雨滴量あるいは撥
水剤の有無に関わらず最適なワイパ動作を行うことがで
きるワイパ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
〜図5を参照して説明すると、請求項1の発明は、間欠
時間を変化させて自動車ガラスのワイパ動作を行うワイ
パ装置に適用され、自動車の車速を検出する車速検出手
段1と、雨滴量を検出する雨滴量検出手段2と、車速検
出手段1および雨滴量検出手段2の検出結果に基づい
て、間欠時間を変化させる間欠時間制御手段4とを備え
たことにより上記目的を達成する。
【0007】請求項2の発明は、ガラスに撥水剤が塗布
されているか否かを検出する撥水剤検出手段3をさらに
備え、間欠時間制御手段4は、撥水剤検出手段3の検出
結果にも基づいて間欠時間を変化させる。請求項3の発
明は、請求項1の発明において、間欠時間制御手段4
は、車速検出手段1による検出結果が低速度域の場合
は、ワイパを一定の間欠時間にて駆動する。請求項4の
発明は、請求項2の発明において、間欠時間制御手段4
は、車速検出手段1による検出結果が低速度域の場合
は、ワイパを一定の間欠時間にて駆動する。請求項5の
発明は、請求項4の発明において、間欠時間制御手段4
は、車速検出手段1による検出結果が中速度域の場合
は、撥水剤検出手段3の検出結果に基づいて、間欠時間
を変化させる。
【0008】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、撥水剤の塗布が検出された場合は、車速検出手段1
による検出結果が大きいほど間欠時間を長くしてワイパ
動作を行い、撥水剤の塗布が検出されなかった場合は、
雨滴量検出手段2の検出結果に基づいて、所定雨滴量ま
では間欠時間を長くしてワイパ動作を行い、所定雨滴量
を超えた場合は一定の間欠時間にてワイパ動作を行う。
請求項7の発明は、請求項5または請求項6の発明にお
いて、間欠時間制御手段4は、車速検出手段1による検
出結果が高速度域の場合は、雨滴量検出手段2の検出結
果に基づいて、間欠時間を変化させる。請求項8の発明
は、請求項7の発明において、間欠時間制御手段4は、
さらに撥水剤検出手段3による検出結果に基づいて間欠
時間を変化させる。
【0009】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、雨滴量検出手段2による検出結果が所定雨滴量より
も大きい場合において、撥水剤の塗布が検出されなかっ
た場合は、車速検出手段1による検出結果が大きいほど
間欠時間を短くしてワイパ動作を行い、撥水剤の塗布が
検出された場合は、車速検出手段1による検出結果が大
きいほど間欠時間を長くしてワイパ動作を行う。請求項
10の発明は、請求項8の発明において、雨滴量検出手
段2による検出結果が所定雨滴量以下である場合におい
て、撥水剤の塗布が検出された場合は、車速検出手段1
による検出結果が大きいほど間欠時間を長くしてワイパ
動作を行い、撥水剤の塗布が検出されなかった場合は、
雨滴量検出手段2の検出結果に基づいて、所定雨滴量ま
では間欠時間を長くしてワイパ動作を行う。
【0010】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、車速検出手段
により車速が検出され、雨滴量検出手段により雨滴量が
検出される。間欠時間制御手段はこれらにより検出され
た車速および雨滴量に基づいてワイパの間欠時間を設定
してワイパを駆動する。このように、車速および雨滴量
に基づいて、ワイパの間欠時間を変化させることによ
り、車速および雨滴量に応じて最適なワイパ間欠時間を
設定でき、これにより良好な視界を確保することができ
る。請求項2の発明によれば、撥水剤検出手段によりガ
ラスに、撥水剤が塗布されているか否かを検出し、この
検出結果に基づいてワイパの間欠時間を変化させるよう
にしたため、例えば、高速運転中において撥水剤により
ガラスの雨滴が飛ばされるような場合において、ワイパ
が駆動されて視界が妨げられることが防止される。請求
項3,4の発明によれば、車速検出手段による検出結果
が低速度域の場合には、ワイパは一定の間欠時間にて駆
動されるため、低速度にて運転中にワイパが視界の邪魔
となることを防止することができる。請求項5の発明に
よれば、車速検出手段による検出結果が中速度域の場合
には、撥水剤検出手段の検出結果に基づいてワイパの間
欠時間を変化させるようにしたものである。すなわち、
請求項6の発明のように、撥水剤が塗布されていれば車
速が大きいほど雨滴は飛ばされるため間欠時間を長く
し、撥水剤が塗布されていないときは所定雨滴量までは
ワイパの間欠時間を長くし、所定雨滴量を越えたときは
一定の間欠時間でワイパを駆動する。このように、間欠
時間を変化させることにより、中速度域において、撥水
剤の有無に応じて良好な視界を確保することができる。
【0012】請求項7の発明によれば、車速検出手段に
よる検出結果が高速度域の場合には、雨滴量検出手段の
検出結果に基づいて間欠時間を変化させるようにしたた
め、高速度域において多くなる雨滴量に応じた間欠時間
にてワイパを駆動して良好な視界を確保することができ
る。請求項8の発明によれば、撥水剤検出手段によりガ
ラスに撥水剤が塗布されているか否かを検出し、この検
出結果に基づいてワイパの間欠時間を変化させるように
したため、例えば、高速運転中において撥水剤によりガ
ラスの雨滴が飛ばされて雨滴量が少なくなるような場合
において、ワイパが駆動されて視界が妨げられることが
防止される。請求項9の発明によれば、雨滴量検出手段
による検出結果が所定雨滴量よりも大きい場合におい
て、撥水剤が塗布されていないときには車速検出手段に
よる検出結果が大きいほど間欠時間を短くして、雨滴量
および車速に応じて視界を確保し、撥水剤が塗布されて
いるときには車速検出手段による検出結果が大きいほど
間欠時間を長くして撥水剤の効果を発揮させるようにし
たものである。このため、高速度域でありかつ所定の雨
滴量以上の場合において、撥水剤の有無および車速に応
じて視界を良好に確保することができる。請求項10の
発明によれば、雨滴量検出手段による検出結果が所定雨
滴量以下である場合において、撥水剤が塗布されていれ
ば、車速が大きいほど雨滴は飛ばされるため間欠時間を
長くし、撥水剤が塗布されていないときは所定雨滴量ま
では間欠時間を長くしてワイパを駆動する。このよう
に、間欠時間を変化させることにより、高速度域であり
かつ所定雨滴量以下の場合において、撥水剤の有無およ
び車速に応じて良好な視界を確保することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本実施の形態に係るワ
イパ装置の構成を示すブロック図である。図1に示すよ
うに、本実施の形態に係るワイパ装置は、自動車の車速
を検出する車速センサ1と、雨滴量を検出する雨滴セン
サ2と、フロントガラスに撥水剤が塗布されているか否
かを検出する撥水剤検出センサ3と、車速センサ1、雨
滴センサ2および撥水剤検出センサ3の検出結果に基づ
いて、ワイパモータ5を駆動する制御装置としてのCP
U4とからなる。
【0014】次いで、本実施の形態に係るワイパ装置の
CPU4において行われる処理について説明する。図2
はCPU4において行われる処理を示すフローチャー
ト、図3は本実施の形態における車速とワイパ間欠時間
との関係を示すグラフ、図4は本実施の形態における雨
滴量と間欠時間との関係を示すグラフである。なお、図
3において、車速が時速4km以下である場合は車速ワ
イパ停止モードとなり、ワイパモータ5は車速に連動せ
ず一定の間欠時間にて駆動される。また、図3において
は、走行モードは撥水剤が塗布された走行モードAおよ
び撥水剤が塗布されていない走行モードBがある。な
お、図4においては、雨滴量がb以上となると間欠時間
が一定となり、ワイパモータ5が連続駆動されるもので
ある。
【0015】まず、図2のステップS1において、雨滴
センサ2の検出結果を読み取り、ステップS2において
雨が降っているか否かを判断する。雨が降っていない場
合にはステップS2は否定されてステップS1に戻り、
ステップS1およびステップS2の処理を繰り返す。雨
が降っている場合はステップS2が肯定され、次のステ
ップS3において車速センサ1の検出結果の読み取りを
行う。
【0016】そしてステップS4において、低速走行中
であるか否かが判断される。本実施の形態においては低
速走行とは、車速が例えば時速4km以下で走行してい
る状態のことをいう。ステップS4が肯定されると、ス
テップS5において、図3の車速ワイパ停止モードによ
りワイパモータ5を車速に連動しない一定の間欠時間に
て駆動するようにして処理を終了する。
【0017】一方、ステップS4が否定された場合は、
ステップS6において車速がa以下であるか否かが判断
される。なお、本実施の形態においては車速aは例えば
時速60kmとする。ステップS6が肯定された場合
は、車速が時速4〜akmの中速モードであるとして、
ステップS7において、撥水剤検出センサ3によりフロ
ントガラスに撥水剤が塗布されているか否かが検出さ
れ、ステップS8において撥水剤が塗布されているか否
かが判断される。この撥水剤が塗布されているか否かの
検出は、例えば撥水剤の有無を運転者がマニュアルによ
り切り換える切換スイッチを運転席に設けておき、運転
者が撥水剤の有無をマニュアルにて入力するようにして
もよく、ワイパモータ5の駆動電流を検出することによ
り撥水剤の有無を検出してもよい。ワイパモータ5の駆
動電流の検出について以下に説明する。
【0018】図5はワイパモータ5の駆動電流と時間と
の関係を示すグラフである。フロントガラスに撥水剤が
塗布されている場合は、塗布されていない場合と比較し
て、ワイパとフロントガラスとの摩擦係数が大きくなる
ものである。したがって、ワイパモータ5が駆動されて
から定常状態に落ち着くまでに比較的大きなトルクがワ
イパモータ5に作用するため、その駆動電流は撥水剤を
塗布していない場合(図5の破線参照)と比較して大き
くなる(図5の実線参照)。したがって、ワイパモータ
5の駆動電流を検出し、駆動電流が図5の斜線部分まで
到達するほど大きく振れている場合には、撥水剤が塗布
されていると判断し、駆動電流が図5の斜線部分まで到
達するほど振れていない場合は、撥水剤が塗布されてい
ないと判断する。なお、撥水剤が塗布されていない場合
の駆動電流の振れは、2〜4アンペアであり、撥水剤が
塗布されている場合の駆動電流の振れは、1〜5アンペ
アである。
【0019】ステップS8において、撥水剤が塗布され
ていると判断された場合は、ステップS9において図3
の走行モードAが選択されて、ワイパモータ5が駆動さ
れる。この走行モードAによりワイパが駆動されると、
車速が大きいほどワイパの間欠時間が長くなる。これ
は、フロントガラスに撥水剤が塗布されている場合、車
速が大きいほどフロントガラスの雨滴が飛ばされるた
め、ワイパをそれほど頻繁に使用しなくても視界が確保
されるからである。一方、ステップS8において撥水剤
が塗布されていないと判断された場合には、ステップS
10において図4の雨滴ワイパモードが選択されてワイ
パモータ5が駆動される。この雨滴ワイパモードにおい
ては、雨滴量がbとなるまでは間欠時間は徐々に短くな
り、雨滴量がb以上となると間欠時間が一定となり、ワ
イパは連続的に駆動されることとなる。
【0020】一方、ステップS6が否定された場合、す
なわち車速がakmを越えている高速域の場合は、ステ
ップS11において雨滴センサ2の検出結果に基づい
て、雨滴量がbよりも多いか否かが判断される。ステッ
プS11が否定された場合は、ステップS7に進み、ス
テップS7〜ステップS10の処理がなされる。ステッ
プS11が肯定された場合はステップS12において、
ステップS7と同様に、撥水剤検出センサ3によりフロ
ントガラスに撥水剤が塗布されているか否かが検出さ
れ、ステップS13において撥水剤が塗布されているか
否かが判断される。ステップS13において、フロント
ガラスに撥水剤が塗布されていると判断された場合は、
ステップS14において、図3の走行モードAが選択さ
れて、ワイパモータ5が駆動される。この走行モードA
によりワイパが駆動されると、車速が大きいほどワイパ
の間欠時間が長くなる。ステップS13において、フロ
ントガラスに撥水剤が塗布されていないと判断された場
合は、ステップS15において図3の走行モードBが選
択されて、ワイパモータ5が駆動される。この走行モー
ドBによりワイパが駆動されると、車速が大きいほど間
欠時間が短くなる。これは、フロントガラスに撥水剤が
塗布されておらず、車速が時速akmより大きくかつ雨
滴量もbよりも多いため、ワイパの間欠時間を短くして
駆動しないと視界が確保されないからである。
【0021】このように、本実施の形態においては、図
6に示すように、車速センサ1、雨滴センサ2および撥
水剤検出センサ3により、撥水剤の有無、車速および雨
滴量に応じて最適にワイパを駆動することができる。し
たがって、常に最適な視界を確保することができる。
【0022】なお、上記実施の形態においては、ステッ
プS6における判断の基準となる速度aを例えば時速6
0kmとしているが、これに限定されるものではなく、
種々の速度に設定可能である。
【0023】また、上記実施の形態においては、撥水剤
検出センサ3により撥水剤が塗布されているか否かを検
出しているが、車速センサ1および雨滴センサ2のみに
よりワイパの間欠時間を変更してもよい。図7は、撥水
剤検出センサ3を用いない場合において、CPU4にお
いて行われる処理を示すフローチャート、図8は車速と
ワイパの間欠時間との関係を示すグラフである。なお、
図7に示すフローチャートはステップS1〜ステップS
6の処理については図2に示すフローチャートと同一で
あるため、詳細な説明は省略する。図7に示す実施の形
態においては、ステップS6が肯定されると、ステップ
S10において、上記図4に示す雨滴ワイパモードが選
択されてワイパモータ5が駆動される。そしてステップ
S6が否定されると、ステップS11へ進み、雨滴セン
サ2の検出結果に基づいて、雨滴量がbよりも多いか否
かが判断される。ステップS11が否定された場合は、
ステップS10に進み、雨滴ワイパモードが選択され
る。ステップS11が肯定された場合は、ステップS1
4へ進み、図8の走行モードBが選択され、車速に応じ
て間欠時間が短くされてワイパモータ5が駆動される。
このように、図7に示す実施の形態においては、車速セ
ンサ1および雨滴センサ2により、車速および雨滴量に
応じて最適にワイパを駆動することができる。
【0024】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、車速センサ1が車速検出手段を、雨滴センサ2が雨
滴量検出手段を、撥水剤検出センサ3が撥水剤検出手段
を、CPU4が間欠時間制御手段をそれぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るワイパ装置の構成を示すブ
ロック図
【図2】CPU4において行われる処理を示すフローチ
ャート
【図3】本実施の形態における車速とワイパ間欠時間と
の関係を示すグラフ
【図4】本実施の形態における雨滴量と間欠時間との関
係を示すグラフ
【図5】ワイパモータ5の駆動電流と時間との関係を示
すグラフ
【図6】ワイパの作動状態を示す図
【図7】他の実施の形態においてCPU4において行わ
れる処理を示すフローチャート
【図8】他の実施の形態における車速とワイパ間欠時間
との関係を示すグラフ
【符号の説明】
1 車速センサ 2 雨滴センサ 3 撥水剤検出センサ 4 CPU 5 ワイパモータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠時間を変化させて自動車ガラスのワ
    イパ動作を行うワイパ装置において、 前記自動車の車速を検出する車速検出手段と、 雨滴量を検出する雨滴量検出手段と、 前記車速検出手段および前記雨滴量検出手段の検出結果
    に基づいて、前記間欠時間を変化させる間欠時間制御手
    段とを備えたことを特徴とするワイパ装置。
  2. 【請求項2】 前記ガラスに撥水剤が塗布されているか
    否かを検出する撥水剤検出手段をさらに備え、 前記間欠時間制御手段は、前記撥水剤検出手段の検出結
    果にも基づいて前記間欠時間を変化させることを特徴と
    する請求項1記載のワイパ装置。
  3. 【請求項3】 前記間欠時間制御手段は、前記車速検出
    手段による検出結果が低速度域の場合は、前記ワイパを
    一定の間欠時間にて駆動することを特徴とする請求項1
    記載のワイパ装置。
  4. 【請求項4】 前記間欠時間制御手段は、前記車速検出
    手段による検出結果が低速度域の場合は、前記ワイパを
    一定の間欠時間にて駆動することを特徴とする請求項2
    記載のワイパ装置。
  5. 【請求項5】 前記間欠時間制御手段は、前記車速検出
    手段による検出結果が中速度域の場合は、前記撥水剤検
    出手段の検出結果に基づいて、前記間欠時間を変化させ
    ることを特徴とする請求項4記載のワイパ装置。
  6. 【請求項6】 前記撥水剤の塗布が検出された場合は、
    前記車速検出手段による検出結果が大きいほど間欠時間
    を長くして前記ワイパ動作を行い、 前記撥水剤の塗布が検出されなかった場合は、前記雨滴
    量検出手段の検出結果に基づいて、所定雨滴量までは間
    欠時間を長くして前記ワイパ動作を行い、所定雨滴量を
    超えた場合は一定の間欠時間にて前記ワイパ動作を行う
    ことを特徴とする請求項5記載のワイパ装置。
  7. 【請求項7】 前記間欠時間制御手段は、前記車速検出
    手段による検出結果が高速度域の場合は、前記雨滴量検
    出手段の検出結果に基づいて、前記間欠時間を変化させ
    ることを特徴とする請求項5または6記載のワイパ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記間欠時間制御手段は、さらに前記撥
    水剤検出手段による検出結果に基づいて前記間欠時間を
    変化させることを特徴とする請求項7記載のワイパ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記雨滴量検出手段による検出結果が所
    定雨滴量より大きい場合において、 前記撥水剤の塗布が検出されなかった場合は、前記車速
    検出手段による検出結果が大きいほど間欠時間を短くし
    て前記ワイパ動作を行い、前記撥水剤の塗布が検出され
    た場合は、前記車速検出手段による検出結果が大きいほ
    ど間欠時間を長くして前記ワイパ動作を行うことを特徴
    とする請求項8記載のワイパ装置。
  10. 【請求項10】 前記雨滴量検出手段による検出結果が
    所定雨滴量以下である場合において、 前記撥水剤の塗布が検出された場合は、前記車速検出手
    段による検出結果が大きいほど間欠時間を長くして前記
    ワイパ動作を行い、 前記撥水剤の塗布が検出されなかった場合は、前記雨滴
    量検出手段の検出結果に基づいて、所定雨滴量までは間
    欠時間を長くして前記ワイパ動作を行うことを特徴とす
    る請求項8記載のワイパ装置。
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