JPH10224822A - 映像表示方法および表示装置 - Google Patents

映像表示方法および表示装置

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JPH10224822A
JPH10224822A JP9018893A JP1889397A JPH10224822A JP H10224822 A JPH10224822 A JP H10224822A JP 9018893 A JP9018893 A JP 9018893A JP 1889397 A JP1889397 A JP 1889397A JP H10224822 A JPH10224822 A JP H10224822A
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JP
Japan
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video
luminance
signal
video signal
image
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JP9018893A
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English (en)
Inventor
Shigeru Harada
茂 原田
Junji Kagita
純司 鍵田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元映像を表示する時に、立体感および/
または光沢感を強調することを可能とする。 【解決手段】 信号処理部15L、15Rにおいて、輝
度信号の輝度の高い部分の輝度がより高くなるようにさ
れる。輝度を高くする処理において、左眼用映像信号の
輝度を右眼用映像信号の輝度に比してより高いものに
し、左右の映像の間で輝度の差を生じさせる。投射用の
CRT20L,20Rには、ABL回路が設けられ、A
BL回路によって、暗い部分の輝度が黒側へより下げら
れる。このようにして、コントラストが強調され、立体
感が強調される。水平偏光フィルタ21L、垂直偏光フ
ィルタ21Rを投射光が通ってスクリーン22上で左右
の映像が重ね合わされる。偏光フィルタ24L、24R
を有する眼鏡23によって左右の映像を分離して観るよ
うになされ、光沢感が強調される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力映像信号に
基づく映像を表示する時に、表示される物体の立体感、
および/またはその光沢感を強調することが可能な映像
表示方法および表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】立体表示方式の中で、最も実現性の高い
ものに左右視差情報を利用した立体表示方式である。こ
の方式は、撮影時に2台のカメラを使用し、視差情報を
持つように、左眼用映像と右眼用映像を撮影する。そし
て、二つの画像が左右の眼に写るように再生することに
より、立体表示が可能である。
【0003】図13は、両眼(左右)視差を利用した立
体視の動作の原理を示す。表示面1上に、左眼映像3L
および右眼映像3Rを水平方向にずらしたものを表示す
る。通常は左右両眼(2L,2R)の焦点(左右の視線
の交わる点であり、輻輳があっている点と呼ばれる)と
それぞれの眼(2L,2R)の焦点(単眼での眼の調節
が合っている点)は同じ場所である。具体的には、CR
T等ではCRT面が輻輳と調節の合っている場所であ
り、プロジェクタ等ではスクリーンが、輻輳と調節の合
っている場所である。
【0004】図13Aは、交差輻輳の場合を示す。この
場合、左方向にずらした映像3Lを右眼2Rに写るよう
にし、右方向にずらした映像3Rを左眼2Lに写るよう
にする。この時、左右の眼の輻輳のあっている位置に恰
も物があるかのように頭の中で像が融像される。この虚
像4Aは、表示面1より手前にとびだして見える。一
方、図13Bは、非交差輻輳の場合を示す。この場合で
は、左方向にずらした映像3Lを左眼2Lに写るように
し、右方向にずらした映像3Rを右眼2Rに写るように
する。非交差輻輳では、虚像4Bが表示面1よりも奥に
融像される。
【0005】この左右視差の原理を使い、通常の2次元
画像においても、立体感を得るようにしたのが、プルフ
リッヒの効果を利用した立体感の強調である。プルフリ
ッヒの効果(またはプルフリッヒの法則)とは、「眼前
の垂直面内を左右に往復運動する物体を、一方の眼に光
を減少させるフィルタ(NDフィルタ)をつけて両眼で
眺めると、この物体がこの面内より手前におよびその後
ろ側というように、奥行きをもって楕円上の軌跡を描い
て運動するように見える」ことである。例えば図14に
示すように、左眼2Lに対してNDフィルタ5を装着し
た状態で、面6内で左右に往復運動をする振子を見る
と、振子が右から左に動く時は、面6より手前を振子が
通り、逆に、これが左から右に動く時は、面6より奥を
振子が通り、振子の軌跡が楕円の軌道7を形成するよう
に観察される。
【0006】かかるプルフリッヒの効果は、大脳へ眼か
らの信号を伝達する際に、光を弱めた左眼2Lは、光を
弱めない右眼2Rに比して時間遅れがあるために生じ
る。すなわち、図14の例において、振子が右から左に
動いてqの位置にあるとき、左眼2Lの信号が遅れるた
めに、この瞬間は、恰も振子がpの位置にあるかのよう
に左眼2Lが認識する。このように両眼視差が生じ、前
述の図13Aに示す交差輻輳によって振子がNの位置に
あるかのように感じられる。逆に、振子が左から右へ動
いてqの位置にあるとき、恰も振子がrの位置にあるか
のように左眼2Lが認識する。この両眼視差により、図
13Bに示す非交差輻輳によって振子がFの位置にある
かのように感じられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来では、通常の2次
元映像の立体感を増強させる方法として、上述したプル
フリッヒの効果を利用したものが知られている。しかし
ながら、この方法は、特定の向きに動いている物体のみ
その立体感(奥行き感)が増加されるだけで、静止部に
おいてその効果が発揮されない欠点があった。また、こ
の方法では、物体の動きの速度とその向きにより立体感
が影響される欠点がある。すなわち、動きの速さで奥行
き感が変化し、また、動きの向きで手前と奥が一義的に
決定されてしまう。このように、従来の立体感強調方法
は、特定の向きに動いている物体のみ、その立体感(奥
行き感)を正しく表現することが可能であった。
【0008】この発明の一つの目的は、2次元の映像信
号ソースを使用し、静止部分においても立体感を増強す
ることが可能な映像表示方法および表示装置を提供する
ことにある。
【0009】この発明の他の目的は、光沢部において
は、実際の光沢部のようにキラキラする光沢感を2次元
映像から得ることが可能な映像信号表示方法および表示
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、映像
信号が入力され、表示装置に映像を表示する映像表示方
法において、入力映像信号の輝度の高い部分の輝度をよ
り高くすると共に、黒側のレベルを相対的に下げるよう
に、入力映像信号を処理し、それによってコントラスト
を強調した映像を表示することを特徴とする映像表示方
法である。請求項8の発明は、このように映像を表示す
る映像表示装置である。
【0011】請求項2の発明は、映像信号が入力され、
表示装置に映像を表示する映像表示方法において、入力
映像信号から第1の映像信号と第2の映像信号とを形成
し、第1および第2の映像信号の一方の輝度の高い部分
の輝度を他方の輝度の高い部分の輝度より高くするよう
に、第1および第2の映像信号を処理し、処理された第
1の映像信号による第1の映像および処理された第2の
映像信号による第2の映像を左眼および右眼によって分
離可能なように表示し、それによって光沢部の光沢感を
強調した映像を表示することを特徴とする映像表示方法
である。請求項9の発明は、このように映像を表示する
映像表示装置である。
【0012】請求項3の発明は、映像信号が入力され、
表示装置に映像を表示する映像表示方法において、入力
映像信号から第1の映像信号と第2の映像信号とを形成
し、第1および第2の映像信号の両者の輝度の高い部分
の輝度をより高くすると共に、黒側のレベルを相対的に
下げるように、第1および第2の映像信号を処理し、そ
れによってコントラストを強調し、輝度をより高くする
処理を行う時に、第1および第2の映像信号の間で、輝
度を高くする程度に差を設け、処理された第1の映像信
号による第1の映像および処理された第2の映像信号に
よる第2の映像を左眼および右眼によって分離可能なよ
うに表示することを特徴とする映像表示方法である。請
求項10の発明は、このように映像を表示する映像表示
装置である。
【0013】この発明は、立体感を増強させるために、
映像信号のコントラストを強調する。映像の撮影は通常
順光である。すなわち、光は上からか、撮影方向から被
写体に当てられる。被写体の凸部が光を受けてその映像
の輝度が周囲よりも上がる。一方、凹部が陰になり、そ
の輝度は周囲よりも減少する。この基本的な性質を利用
し、画像のコントラストを強調することによって、立体
感を強調する。実現方法としては、映像信号の輝度レベ
ルの高い部分の輝度をさらに強調し、陰となる部分をさ
らに黒く表現することによって、コントラストが強調さ
れた立体感のある映像が再現される。コントラスト強調
によって、被写体にスポットライトを当てたような凹凸
感の強調された立体感のある映像が再現される。さら
に、光沢部の輝度を左眼と右眼で異ならせることによっ
て、光沢部がキラキラする光沢感が現実のもののように
再現される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、この発明
の第1の実施例を示す。第1の実施例は、二つのプロジ
ェクタを使用した投射形ディスプレイに対してこの発明
を適用した例である。
【0015】アンテナ11およびチューナ12により所
望のチャンネルのテレビジョン信号が受信される。テレ
ビジョン放送信号は、2次元映像信号ソースの一例であ
って、アナログ衛星放送、ディジタル放送、ディスク、
テープ等の媒体を使用した映像信号再生装置から2次元
映像信号を受けるようにしても良い。
【0016】チューナ12の出力がVIF回路13によ
り複合テレビジョン信号に変換される。VIF回路13
の出力がY/C分離回路14に供給され、輝度信号Yお
よび色信号(搬送色信号)Cが分離される。色信号Cが
色復調回路16に供給され、色復調される。色復調回路
16からの二つの色差信号がマトリクス回路17Lおよ
び17Rに供給される。この明細書の記載においては、
LおよびRの参照記号は、左眼映像および右眼映像との
対応関係を表すために用いられている。マトリクス回路
17Lおよび17Rにより三原色信号R、G、Bが形成
される。このような信号処理は、周知のテレビジョン受
信機と同様である。また、簡単のため音声信号処理につ
いては省略されている。
【0017】Y/C分離回路14の輝度信号Yの出力端
とマトリクス回路17Lおよび17Rとの間に信号処理
部15Lおよび15Rがそれぞれ接続される。これらの
信号処理部15Lおよび15Rは、輝度信号の高輝度の
部分をより輝度が高いものへ変換する。また、信号処理
部15Lおよび15Rにより、高輝度の部分(例えば光
沢部)において、一方の眼例えば左眼の映像の方を他方
の右眼の映像に比してより輝度を高いものへ変換する。
これらの信号処理部15Lおよび15Rは、表示画像の
立体感を増強し、また、光沢部の光沢感を増強するため
に設けられている。
【0018】信号処理部15Lの一例を図2に示す。入
力端子31にY/C分離回路14により分離された輝度
信号Yが供給される。32は、正の電源電圧+Vccが供
給される電源供給ラインであり、33は、接地ラインで
ある。入力輝度信号がトランジスタQ1のベースに供給
される。トランジスタQ1およびQ2により差動アンプ
が構成される。トランジスタQ1およびQ2のエミッタ
が抵抗R1を介して接続される。この抵抗R1と並列に
ダイオードDaおよび抵抗R3の直列回路が接続され
る。トランジスタQ2のベースが接地されており、その
コレクタがコレクタ抵抗R2を介して電源供給ライン3
2に接続されると共に、コレクタから導出された出力端
子34に処理後の輝度信号Y´が取り出される。
【0019】入力端子31は、トランジスタQ1のベー
スと、トランジスタQ3およびレベルシフト用の可変抵
抗VR1を介してトランジスタQ4のベースに接続され
る。トランジスタQ4がエミッタホロワ形の構成とさ
れ、そのエミッタがダイオードDbおよび抵抗R4を介
してトランジスタQ2のエミッタに接続される。ダイオ
ードDaおよびDbとしては、順方向電圧降下が例えば
0.6V(映像信号のレベルの約80IREに相当)の
ものが使用される。
【0020】図2の構成において、ダイオードDa、D
bは、高輝度部を検出する。すなわち、輝度信号のレベ
ルを(0〜100)IREで表すと、例えば80IRE
以上の高輝度の輝度信号Yが供給されると、ダイオード
DaがONし始める。例えば100IRE=0.67V
である。また、輝度信号Yがより高い輝度(例えば90
IRE以上)になると、ダイオードDbがONし始め
る。
【0021】トランジスタQ1およびQ2からなる差動
アンプのゲインは、エミッタ抵抗とコレクタ抵抗R2の
比によって決定される。輝度信号Yのレベルが低い場合
(高輝度でない場合)では、ダイオードDaおよびDb
がOFFしており、エミッタ抵抗R1とコレクタ抵抗R
2の比によってゲインが定まる。
【0022】80IRE以上の輝度信号Yが差動アンプ
に入力されるとダイオードDaがONし始める。これに
より、エミッタ抵抗がR1からR1//R3(//は抵抗の
並列接続を意味する)へ減少する。(R1//R3=R1
×R3/R1+R3)である。従って、差動アンプのゲ
インは、R2/R1からR2/R1//R3に増加する。
これにより、80IRE以上の輝度信号が入力した時、
より輝度を高くすることができる。
【0023】さらに、90IRE以上の輝度信号Yが入
力されると、ダイオードDaに加えてダイオードDbも
ONし始める。それによりエミッタ抵抗は、R1//R3
//R4となり、さらに減少する。(R1//R3//R4=
R1×R3×R4/R1×R3+R3×R4+R1×R
4)である。従って、差動アンプのゲインは、R2/R
1//R3//R4と増加する。
【0024】図3は、上述した信号処理部15Lの入力
・出力特性を概略的に示す。この図3において実線30
aで示すように、輝度信号のレベルが80IREより小
さい範囲では、入力輝度信号のレベルに応じた出力輝度
信号が発生する。入力のレベルが80IRE以上になる
と、実線30bで示すように、差動アンプのゲインが高
くなる。従って、輝度の高い部分がより高い輝度に変換
される。さらに、入力のレベルが90IRE以上になる
と、実線30cで示すように、差動アンプのゲインがよ
り大きくなり、強調される程度がより大きくなる。
【0025】信号処理部15Rは、図2に示す信号処理
部15LにおけるトランジスタQ3、可変抵抗VR1、
トランジスタQ4、ダイオードDb、抵抗R4を含む信
号経路が省略された構成を有する。従って、図3におい
て、破線30dで示すように、入力輝度信号のレベルが
90IRE以上になっても、実線30bで示すゲインの
ままである。すなわち、かなり高い輝度の部分では、左
右の画像の間で輝度の差が生じるようになされている。
【0026】図1に戻ってこの発明の第1の実施例につ
いて説明すると、信号処理部15Lからの輝度信号Y´
と色復調回路16からの色差信号がマトリクス回路17
Lに供給される。信号処理部15Rからの輝度信号と色
復調回路16からの色差信号がマトリクス回路17Rに
供給される。マトリクス回路17Lで形成された三原色
信号R,G,Bがプリアンプ18Lを介してCRTドラ
イブ回路19Lに供給される。マトリクス回路17Rで
形成された三原色信号R,G,Bがプリアンプ18Rを
介してCRTドライブ回路19Rに供給される。
【0027】CRTドライブ回路19Lおよび19Rに
よって投射用のCRT20Lおよび20Rがそれぞれド
ライブされる。これらのCRTドライブ回路およびCR
Tによって二つのプロジェクタが構成される。プロジェ
クタとしては、各原色信号でドライブされる3個のCR
Tを使用したり、CRTの代わりに液晶を使用すること
も可能である。また、プロジェクタは、反射形および透
過形の何れの構成も使用することができる。
【0028】プロジェクタにより発生した左眼用映像お
よび右眼映像がスクリーン22上の同一位置に重ねて表
示される。この重ね合わせの際に、映像の位置がずれな
いようになされる。CRT20Lにより投射される左眼
用映像は、水平偏光フィルタ21Lを通過したものとさ
れる。一方、CRT20Rにより投射される右眼用映像
は、垂直偏光フィルタ21Rを通過したものとされる。
【0029】CRT20Lおよび20Rによりスクリー
ン22上に映し出された映像は、コントラストが強調さ
れたものである。従って、この映像は、立体感が強調さ
れたものとなる。また、左眼に水平偏光フィルタ24L
を有し、右眼に垂直偏光フィルタ24Rを有する眼鏡2
3を使用することによって、左右の映像を分離して見る
ことが可能となり、左右の映像の間で輝度差を生じさせ
ることができる。それによって、立体感と共に、光沢感
が強調された映像を見ることができる。なお、水平/垂
直偏光フィルタに限らず、偏光方向が異なるフィルタ例
えば右旋/左旋偏光フィルタを利用しても良い。
【0030】この発明では、画像のコントラストを強調
することによって、立体感を強調する。つまり、信号処
理部15L、15Rによって、映像信号の輝度レベルの
高い部分の輝度をより高くし、さらに、後述するABL
(Automatic Beam Limiter)によって、陰となる部分をよ
り黒く表現することによって、コントラストが強調さ
れ、立体感のある映像を再現できる。言い換えると、コ
ントラストを強調することによって、被写体に順光のラ
イトを当てたような凹凸感の強調された立体感のある映
像を再現できる。さらに、信号処理部15L、15Rに
よって、光沢部の輝度を左眼映像と右眼映像の間で異な
らせることによって、光沢部のキラキラ感が現実のもの
のように再現できる。
【0031】上述したように、信号処理部15L、15
Rによって、輝度レベルの高い部分の輝度をさらに強調
した映像信号によって、CRT20L、20Rがドライ
ブされる。このCRT20L、20Rには、一定時間内
に過大な電流が流れないようにする保護機能(ABL機
能)が設けられている。このABLによってある一定値
以上の電流が流れた場合、自動的にドライブ電圧の直流
電位を下げるようなフィードバック(負帰還)がかか
る。
【0032】図4は、CRT20(図1中のCRT20
Lまたは20R)に設けられたABL回路の一例を示
す。三原色信号が直流再生回路41を介してプリアンプ
およびビデオ出力回路42に供給される。この回路42
からの三原色信号ER 、EG 、EB がCRT20の3個
のカソードにそれぞれ印加される。CRT20のアノー
ド43には、フライバックトランス44の高圧巻線45
に発生した高圧パルスをダイオード46により整流した
高圧が印加される。
【0033】高圧巻線45は、コンデンサ47を介して
接地される。コンデンサ47によってビーム電流の平均
値(以下、単にビーム電流IHVと称する)が形成され
る。高圧巻線45とコンデンサ47の接続点が抵抗R1
1およびR12の直列回路を介して電源電圧+Vbbの端
子に接続される。さらに、電源電圧+Vccの端子および
接地間に輝度調整用の可変抵抗VR2を含む抵抗直列回
路が接続される。可変抵抗VR2の可動子が直流再生回
路41の輝度制御端子48に接続されると共に、ダイオ
ード49を順方向に介して抵抗R11およびR12の接
続点に接続される。輝度制御端子48に供給される制御
電圧が低下すると、CRT20に対して供給される信号
の直流分が低下し、ビーム電流が下げられる。
【0034】図4の構成において、抵抗R11およびR
12の接続点の電位をVdとし、可変抵抗VR2の可動
子とダイオード49のアノードとの接続点電位(すなわ
ち、直流再生回路41の輝度制御端子48に対して供給
される制御電圧)をVbとする。(Vd=Vbb−R11
×IHV)である。三原色信号のレベルに応じてCRT2
0にビーム電流IHVが流れると、ビーム電流IHVが大き
くなるに伴い、電位Vdが低下する。そして、Vd<V
bになると、ダイオード49がONし始める。これによ
って、ダイオード49を流れる分流電流Itが発生し、
輝度制御端子48に供給される制御電圧Vbが低下し始
める。その結果、各原色信号の直流分が下げられ、ビー
ム電流を下げるように、負帰還が働く。このように、A
BL回路によって、規定値以上のビーム電流が流れない
ような保護がなされる。
【0035】信号処理部15L、15Rにより上述した
ように、高輝度部の輝度(信号レベル)を上げた時に、
ABL回路の機能によって、陰影部分の暗い部分の直流
電位が黒側へ下げられる。すなわち、被写体の陰となる
部分をさらに黒く表現することができる。その結果、コ
ントラストを増強させることができる。このようにし
て、凹凸感(立体感)が強調された映像が表示すること
ができる。
【0036】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。上述した第1の実施例は、2個のプロジェクタ
を使用しているのに対して、第2の実施例では、入力映
像信号に対してフィールド倍速化の処理を施す。一例と
して、フィールド倍速した映像信号のペアとなる2個の
フィールドの第1フィールドを左眼用の映像信号とし、
フィールド倍速した第2フィールドを右眼用映像信号と
する。
【0037】図5は、この発明の第2の実施例の構成を
示す。アンテナ11、チューナ12、VIF回路13、
Y/C分離回路14により受信されたテレビジョン信号
に対応する輝度信号Yおよび色信号Cが得られる。輝度
信号Yがフィールド倍速化回路51に供給され、色信号
Cが色復調回路16に供給される。色復調回路16から
の二つの色差信号がフィールド倍速化回路51に供給さ
れる。フィールド倍速化回路51は、入力映像信号から
フィールド周波数が2倍とされた映像信号を生成する。
【0038】図6は、フィールド倍速化回路51による
処理を示す。図6では、簡単のため色差信号については
省略されている。フィールド周期Tv(NTSC方式で
あれば、1/60秒、CCIR方式であれば、1/50
秒)の入力輝度信号Y(図6A)が供給されると、フィ
ールド周期が1/2・Tvの出力輝度信号(図6B)が
形成される。すなわち、入力輝度信号のフィールドAか
ら2倍のフィールド周波数のフィールドA1およびA2
のペアが形成され、そのフィールドBから2倍のフィー
ルド周波数のフィールドB1およびB2のペアが形成さ
れる。図6Cは、倍速フィールド毎にレベルが反転する
パルス信号2Vである。このような倍速化の処理は、映
像信号をディジタル化し、ディジタルメモリにより時間
軸圧縮する構成により行うことができる。
【0039】第2の実施例では、倍速フィールドと同期
したパルス信号2Vがハイレベルである第1フィールド
(A1、B1、・・・)を左眼用映像信号として用い、
それがローレベルである第2フィールド(A2、B2、
・・・)を右眼用映像信号として用いる。フィールド倍
速化回路51からフィールド倍速輝度信号2Yおよびパ
ルス信号2Vが信号処理部115に供給される。信号処
理部115は、第1の実施例中の信号処理部15L、1
5Rと同様に、高輝度部を検出し、検出された高輝度部
の輝度をさらに高くする構成とされている。
【0040】信号処理部115からの処理後の輝度信号
2Y´および色差信号がマトリクス回路17に供給され
る。マトリクス回路回路17によって、フィールド倍速
の三原色信号2R、2G、2Bが形成される。三原色信
号がプリアンプおよびドライブ回路18を介してCRT
200に供給される。CRT200は、フィールド倍速
のカラー映像信号の表示が可能な構成とされる。すなわ
ち、CRT200の垂直走査周波数および水平走査周波
数は、倍速でない映像信号を表示する場合のこれらの周
波数の2倍とされる。
【0041】CRT200により表示される映像は、信
号処理部115によって、コントラストが強調されたも
のであり、従って、眼鏡を装着しないで観ても立体感が
生じる。さらに、左右にシャッタ224L、224Rが
設けられた眼鏡223を装着して見ることにより、光沢
感も増強される。シャッタ224L、224Rとして
は、電気的にON/OFFが可能なシャッタ例えば液晶
シャッタを使用することができる。シャッタ224L、
224Rは、パルス信号2Vと同期したパルス信号によ
ってON/OFF動作をするように制御される。一例と
して、受信機側から赤外線伝送によってパルス信号2V
を受け取り、パルス信号2Vがハイレベルの期間で、シ
ャッタ224LをONとすると共にシャッタ224Rを
OFFとし、パルス信号2Vがローレベルの期間では、
ON/OFFの状態を反転させる。それによって、CR
T200により表示される左眼用映像および右眼用映像
をそれぞれ左眼および右眼が見るようにできる。左右映
像を分離して見る時では、立体感に加えて光沢感を増強
することができる。
【0042】図7は、信号処理部115の一例を示す。
上述した一実施例中の信号処理部15L(図2参照)の
構成と異なる点は、抵抗R4とトランジスタQ2のエミ
ッタとの間にスイッチング回路35を挿入したことであ
る。このスイッチング回路35は、倍速フィールドと同
期したパルス信号2VによりON/OFFされる。すな
わち、左眼用映像の期間と対応したパルス信号2Vがハ
イレベルの期間では、スイッチング回路35がONし、
一方、右眼用映像の期間と対応したパルス信号2Vがロ
ーレベルの期間では、スイッチング回路35がOFFす
る。
【0043】このように、パルス信号2Vにより制御さ
れるスイッチング回路35を備える信号処理部115
は、上述した信号処理部15Lの説明から理解されるよ
うに、以下のように輝度信号を処理する。まず、左眼用
(第1フィールド)の輝度信号および右眼用(第2フィ
ールド)の輝度信号の輝度の高い部分(80IRE以上
で、90IRE未満)の輝度をより高くする。さらに、
90IRE以上の高い輝度の部分では、左眼用の輝度信
号に関してのみ、より輝度を高くする。かかる信号処理
部115を設けることによって、立体感および光沢感を
増強することができる。
【0044】フィールド倍速化の処理を行う第2の実施
例では、一方のフィールドの映像のみの輝度がより高く
されるので、ビーム電流の平均値に応じてビーム電流を
制限するABLの機能が第1の実施例と比して発揮され
る程度が少なく、陰の部分をより黒くする効果が弱ま
る。しかしながら、その反面、輝度の上昇を実現できる
ため、光沢部における輝度は十分に上がる。その結果、
一方のフィールド(左眼用映像)の光っている領域は、
CRTの蛍光面においてビームが飽和し、拡大する。そ
の方向は、走査方向に拡大するため、左眼用映像信号の
光沢部の輝度を高くしたとき、光沢部は走査方向、画面
上では右方向にその中心が移動する。この左眼用映像
を、右眼(飽和しない元の位置にある映像)と融像する
には、この光沢部分が周囲より飛び出して見えることに
なる。これにより、左眼用映像信号の輝度を光沢部でよ
り高くした場合には、その凹凸感が一層強まる。また、
左眼用映像と右眼用映像とをシャッタを有する眼鏡によ
り分離することにより、光沢感(光沢部がキラキラする
感じ)を増強することができる。
【0045】上述したこの発明の第1および第2の実施
例では、輝度が高い部分をマトリクス回路に対して入力
される輝度信号に基づいて検出し、その輝度信号のレベ
ルを上げる構成である。この構成は、回路構成上では簡
単であるが、輝度信号のみのレベルを上げるので、高輝
度部において、カラーゲインが減少する問題がある。
【0046】図8に示すこの発明の第3の実施例は、か
かる問題を生じないように、輝度の高い部分の検出およ
びレベル増強の処理をマトリクス回路17から発生する
三原色信号R,G,Bに基づいて行うものである。図8
において、52は、光沢部検出回路であり、53R、5
3G、53Bは、それぞれ三原色信号に対して高輝度部
の輝度をより高くする処理を行う光沢部強調回路であ
る。光沢部検出回路52は、三原色信号から(Y=0.
3R+0.59G+0.11B)のマトリクス演算によ
って生成された輝度信号を使用して輝度の高い部分を検
出する。
【0047】光沢部強調回路53R、53G、53Bに
は、光沢部検出回路52からの検出信号とパルス信号2
Vとが供給される。上述したように、例えば80IRE
以上で90IRE未満の高い輝度部分は、左眼用および
右眼用映像信号の両者ともより高い輝度とし、90IR
E以上の高い輝度部分は、左眼用映像信号のみ輝度を高
くするようになされる。
【0048】図9は、この発明の第4の実施例を示す。
図9に示すように、輝度信号2Yが供給される光沢部検
出回路54を設け、検出回路54からの検出信号によっ
て、光沢部強調回路53R、53G、53Bを制御す
る。図8に示す構成または図9に示す構成は、三原色信
号のレベルを制御するので、輝度信号のレベルのみを制
御する方法に比して、回路構成の規模が大きくなるが、
輝度を高くする制御の結果、カラーゲインが減少する問
題を生じない利点がある。なお、図1に示す2個のプロ
ジェクタを使用する第1の実施例においても、三原色信
号を使用して高輝度部の検出と、輝度の強調を行うこと
が可能である。
【0049】フィールド倍速化の処理を使用するテレビ
ジョン受信機は、概略的に図10および図11によって
説明される。コントラストを強調する処理と、左右の映
像の間で輝度の強調の程度を異ならせる処理とを受けた
左眼用映像信号SLと右眼用映像信号SRとがフィール
ド倍速化回路101で処理され、倍速化信号2SLおよ
び2SRが形成される。図11は、信号SL、SRと倍
速化信号2SL、2SRとのタイミング関係を示す。
【0050】スイッチング回路102によって、倍速化
映像信号2SLおよび2SRの倍速フィールドが交互に
選択される。スイッチング回路102の出力映像信号2
SdによりCRT200がドライブされる。シャッタ2
24L、224Rを有する眼鏡223によって、CRT
200の映像を見ることにより、立体感および光沢感が
強調された映像を見ることができる。
【0051】さらに、図1に示すような二つのプロジェ
クタを使用する第1の実施例は、概略的には、図12に
示す構成として表すことができる。左眼用映像信号SL
が供給されるCRTドライブ回路19LとCRT20L
とからなる一方のプロジェクタの映像を例えば水平偏光
フィルタ21Lを通じてスクリーン22に写し、右眼用
映像信号SRが供給されるCRTドライブ回路19Rと
CRT20Rとからなる他方のプロジェクタの映像を例
えば垂直偏光フィルタ21Rを通じてスクリーン22に
写す。そして、水平偏光フィルタ24Lおよび垂直偏光
フィルタ24Rを有する眼鏡23により左右の投射映像
を分離して見るようになされる。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、2次元の映像信号ソ
ースを使用して、立体感および/または光沢感が強調さ
れた映像を表示することができる。従来のプルフリッヒ
の法則を利用する方法では、動いている物体のみ立体感
を増すことができたが、この発明は、動いている物体の
みならず、静止物体においても、立体感および/または
光沢感の増強が図ることができる。特に、この発明で
は、順光で撮影された映像に対して正確な凹凸感を再現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施例中の信号処理部の一例の接続図で
ある。
【図3】信号処理部の処理を説明するための入力・出力
特性を表す略線図である。
【図4】この発明の第1の実施例のABL回路を説明す
るための接続図である。
【図5】この発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】第2の実施例におけるフィールド倍速化の処理
を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】第2の実施例中の信号処理部の一例の接続図で
ある。
【図8】この発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】この発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図10】フィールド倍速化の処理を行うこの発明の概
略を示すブロック図である。
【図11】フィールド倍速化の処理を行うこの発明の概
略を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】2個のプロジェクタを使用する、この発明の
概略を示すブロック図である。
【図13】視差情報による立体感を強調する方法を説明
するための略線図である。
【図14】視差情報による立体感を強調する方法の一例
としてのプルフリッヒの法則を説明するための略線図で
ある。
【符号の説明】
15L,15R・・・信号処理部、21L,24L・・
・水平偏光フィルタ、21R,24R・・・垂直偏光フ
ィルタ、51・・・フィールド倍速化回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号が入力され、表示装置に映像を
    表示する映像表示方法において、 入力映像信号の輝度の高い部分の輝度をより高くすると
    共に、黒側のレベルを相対的に下げるように、上記入力
    映像信号を処理し、それによってコントラストを強調し
    た映像を表示することを特徴とする映像表示方法。
  2. 【請求項2】 映像信号が入力され、表示装置に映像を
    表示する映像表示方法において、 入力映像信号から第1の映像信号と第2の映像信号とを
    形成し、 上記第1および第2の映像信号の一方の輝度の高い部分
    の輝度を他方の輝度の高い部分の輝度より高くするよう
    に、上記第1および第2の映像信号を処理し、 処理された第1の映像信号による第1の映像および処理
    された第2の映像信号による第2の映像を左眼および右
    眼によって分離可能なように表示し、 それによって光沢部の光沢感を強調した映像を表示する
    ことを特徴とする映像表示方法。
  3. 【請求項3】 映像信号が入力され、表示装置に映像を
    表示する映像表示方法において、 入力映像信号から第1の映像信号と第2の映像信号とを
    形成し、 上記第1および第2の映像信号の両者の輝度の高い部分
    の輝度をより高くすると共に、黒側のレベルを相対的に
    下げるように、上記第1および第2の映像信号を処理
    し、それによってコントラストを強調し、 輝度をより高くする処理を行う時に、上記第1および第
    2の映像信号の間で、上記輝度を高くする程度に差を設
    け、 処理された第1の映像信号による第1の映像および処理
    された第2の映像信号による第2の映像を左眼および右
    眼によって分離可能なように表示することを特徴とする
    映像表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3の映
    像表示方法において、 入力映像信号のレベルを検出し、上記レベルの高い部分
    に対するアンプのゲインをより増大することによって、
    輝度の高い部分の輝度をより高くすることを特徴とする
    映像表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項3の映像表示方法
    において、 CRTを使用し、上記CRTのビーム電流を検出し、上
    記ビーム電流が過大となることを防止するビーム電流制
    限機能を用いて黒側のレベルを相対的に下げることを特
    徴とする映像表示方法。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項3の映像表示方法
    において、 上記第1および第2の映像のそれぞれの投射光の経路に
    異なる偏光方向の偏光フィルタを配することによって、
    上記第1および第2の映像を分離することを特徴とする
    映像表示方法。
  7. 【請求項7】 請求項2または請求項3の映像表示方法
    において、 上記入力映像信号のフィールド周波数の2倍のフィール
    ド周波数を有するフィールド倍速の映像信号を生成し、
    上記フィールド倍速の映像信号中のペアのフィールドの
    一方を上記第1の映像信号に割り当て、その他方を上記
    第2の映像信号に割り当てることを特徴とする映像表示
    方法。
  8. 【請求項8】 映像信号が入力され、表示装置に映像を
    表示する映像表示装置において、 入力映像信号の輝度の高い部分の輝度をより高くすると
    共に、黒側のレベルを相対的に下げるように、上記入力
    映像信号を処理する信号処理部を設け、 上記信号処理部によってコントラストを強調した映像を
    表示することを特徴とする映像表示装置。
  9. 【請求項9】 映像信号が入力され、表示装置に映像を
    表示する映像表示装置において、 入力映像信号から形成された第1および第2の映像信号
    の一方の輝度の高い部分の輝度を他方の輝度の高い部分
    の輝度より高くするように、上記第1および第2の映像
    信号を処理する信号処理部を設け、 処理された第1の映像信号による第1の映像および処理
    された第2の映像信号による第2の映像を左眼および右
    眼によって分離可能なように表示し、 それによって光沢部の光沢感を強調した映像を表示する
    ことを特徴とする映像表示装置。
  10. 【請求項10】 映像信号が入力され、表示装置に映像
    を表示する映像表示装置において、 入力映像信号から形成された第1および第2の映像信号
    の両者の輝度の高い部分の輝度をより高くすると共に、
    黒側のレベルを相対的に下げるように、上記第1および
    第2の映像信号を処理し、それによってコントラストを
    強調し、 輝度をより高くする処理を行う時に、上記第1および第
    2の映像信号の間で、上記輝度を高くする程度に差を設
    けるようになされた信号処理部を有し、 処理された第1の映像信号による第1の映像および処理
    された第2の映像信号による第2の映像を左眼および右
    眼によって分離可能なように表示することを特徴とする
    映像表示装置。
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