JPH10224558A - イメージセンサチップおよびイメージセンサ - Google Patents

イメージセンサチップおよびイメージセンサ

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JPH10224558A
JPH10224558A JP9022548A JP2254897A JPH10224558A JP H10224558 A JPH10224558 A JP H10224558A JP 9022548 A JP9022548 A JP 9022548A JP 2254897 A JP2254897 A JP 2254897A JP H10224558 A JPH10224558 A JP H10224558A
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JP
Japan
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image sensor
pads
amplifier circuit
elements
sensor chip
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Application number
JP9022548A
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English (en)
Inventor
Hideki Sawada
秀喜 澤田
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを上昇させることなく、内蔵した
増幅回路の周波数特性を可変できるイメージセンサチッ
プ、およびそれを用いたイメージセンサを提供する。 【解決手段】 被読取体からの反射光をアナログの読取
画像信号に変換する多数の光電変換素子と、多数の光電
変換素子からの読取画像信号を増幅する演算増幅器OP
と、ワイヤWによりパターン配線1と接続可能な複数の
パッドP2 〜P5と、一端がパッドP2 〜P5 に接続さ
れ、他端が演算増幅器OPに接続された複数の抵抗素子
3 ,R4 および容量素子C1 ,C2 からなるインピー
ダンス素子とを備え、複数のパッドP2 〜P5 のうちの
任意数のパッドをパターン配線1に接続することによ
り、任意数のパッドに接続されたインピーダンス素子が
選択的に演算増幅器OPの負荷に組み込まれ、演算増幅
器OPの周波数特性が決定される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、増幅回路を内蔵
したイメージセンサチップ、およびそのイメージセンサ
チップを備えたイメージセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイメージセンサチップは、多数の
光電変換素子からのアナログの読取画像信号を増幅する
増幅回路を内蔵していなかった。
【0003】したがって、従来のイメージセンサでは、
イメージセンサチップが搭載された配線基板、あるいは
別の配線基板に、増幅器を搭載して読取画像信号を増幅
していた。このため、イメージセンサの小型化および低
コスト化を阻害するという課題があった。
【0004】そこで、イメージセンサチップに増幅回路
を内蔵することが考えられる。このようにすれば、配線
基板に増幅器を実装する必要がないので、イメージセン
サの小型化および低コスト化を図ることができる。
【0005】ところが、多数の光電変換素子からのアナ
ログの読取画像信号は、各ライン毎にシリアルに出力さ
れるので、その波形を適切にするために、増幅回路の周
波数特性を、1ライン分の読取速度と画素数との関係に
応じて適切に設定する必要がある。このように増幅回路
の周波数特性を変更するには、増幅回路の負荷としての
抵抗素子と容量素子との合成インピーダンスを変更する
必要があり、たとえ1ライン分の画素数が同じであって
も、読取速度が異なる毎に異なるイメージセンサチップ
を製造しなければならないので、量産効果が低下し、製
造コストの上昇を招いてしまう。
【0006】そこで、増幅回路の負荷としての抵抗素子
と容量素子とを配線基板に形成して、イメージセンサチ
ップのパッドと配線基板のパターン配線とをワイヤボン
ディングにより接続することにより、イメージセンサチ
ップ内の増幅回路と配線基板上の抵抗素子および容量素
子とを接続することが考えられるが、この場合、イメー
ジセンサチップを共用できるものの、読取速度が異なる
毎に異なる配線基板を製造する必要があり、やはり製造
コストの上昇を招いてしまう。
【0007】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、製造コストを上昇させることな
く、内蔵した増幅回路の周波数特性を可変できるイメー
ジセンサチップ、およびそれを用いたイメージセンサを
提供することを、その課題とする。
【0008】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】本願発明の第1の側面によれば、被読取体
からの反射光をアナログの読取画像信号に変換する多数
の光電変換素子と、多数の光電変換素子からの読取画像
信号を増幅する増幅回路と、導体によりパターン配線と
接続可能な複数のパッドと、一端がパッドに接続され、
他端が増幅回路に接続された複数のインピーダンス素子
とを備え、複数のパッドのうちの任意数のパッドをパタ
ーン配線に接続することにより、任意数のパッドに接続
されたインピーダンス素子が選択的に増幅回路の負荷に
組み込まれ、増幅回路の周波数特性が決定される構成と
したことを特徴とする、イメージセンサチップが提供さ
れる。
【0010】このようにすれば、導体によりパターン配
線と接続するパッドを選択するだけで、製造コストを上
昇させることなく、内蔵した増幅回路の周波数特性を可
変できる。すなわち、読取画像信号の読出速度に係わら
ず、増幅回路およびその負荷としてのインピーダンス素
子を共通にできるので、量産効果を低下させることがな
い。しかも、増幅回路の負荷としてのインピーダンス素
子を外部に設ける必要がないので、イメージセンサに組
み込んだ場合、イメージセンサの小型化および低コスト
化を図ることができる。なお、パッドの選択は、たとえ
ばパターン配線とパッドとをワイヤボンディングにより
接続する場合、ワイヤボンディング装置を動作させるプ
ログラムのデータを若干変更するだけで実現できるの
で、それによる製造コストの上昇はほとんどない。
【0011】被読取体は、画像が描かれた紙であっても
よいし、樹脂製のフィルムであってもよい。さらには、
必ずしもシート状でなくてもよい。
【0012】光電変換素子としては、ホトダイオードや
ホトトランジスタを用いることができるが、これに限る
ものではない。
【0013】増幅回路としては、演算増幅器を用いるこ
とができるが、これに限るものではない。
【0014】インピーダンス素子としては、抵抗素子と
容量素子とを用いることができるが、これに限るもので
はない。
【0015】導体としては、ワイヤボンディングによる
ワイヤを用いることができるが、これに限るものではな
い。
【0016】パターン配線としては、配線基板上に印刷
により形成されたパターンを用いることができるが、こ
れに限るものではない。
【0017】本願発明の第2の側面によれば、被読取体
からの反射光をアナログの読取画像信号に変換する多数
の光電変換素子と、多数の光電変換素子からの読取画像
信号を増幅する増幅回路と、導体によりパターン配線と
接続可能な複数のパッドと、制御端がパッドに接続され
た複数のスイッチ素子と、スイッチ素子を介して増幅回
路に接続された複数のインピーダンス素子とを備え、複
数のパッドのうちの任意数のパッドをパターン配線に接
続することにより、任意数のパッドに接続されたスイッ
チ素子を介してインピーダンス素子が選択的に増幅回路
の負荷に組み込まれ、増幅回路の周波数特性が決定され
る構成としたことを特徴とする、イメージセンサチップ
が提供される。
【0018】このようにすれば、導体によりパターン配
線と接続するパッドを選択するだけで、製造コストを上
昇させることなく、内蔵した増幅回路の周波数特性を可
変できる。すなわち、読取画像信号の読出速度に係わら
ず、増幅回路およびその負荷としてのインピーダンス素
子を共通にできるので、量産効果を低下させることがな
い。しかも、増幅回路の負荷としてのインピーダンス素
子を外部に設ける必要がないので、イメージセンサに組
み込んだ場合、イメージセンサの小型化および低コスト
化を図ることができる。さらには、パッドがインピーダ
ンス素子を介して増幅回路に接続されていないので、パ
ッドに侵入したノイズが増幅回路に入力されて増幅回路
を破壊するようなことがない。なお、パッドの選択は、
たとえばパターン配線とパッドとをワイヤボンディング
により接続する場合、ワイヤボンディング装置を動作さ
せるプログラムのデータを若干変更するだけで実現でき
るので、それによる製造コストの上昇はほとんどない。
【0019】スイッチ素子としては、アナログスイッチ
を用いることができるが、これに限るものではない。
【0020】好ましい実施の形態によれば、複数のイン
ピーダンス素子は、抵抗素子と容量素子とからなり、こ
れら抵抗素子と容量素子とのうちの少なくとも一方は複
数個設けられている。
【0021】このようにすれば、インダクタンス素子を
含む場合と比較して、チップ内におけるインピーダンス
素子の専有面積を小さくできる。
【0022】本願発明の第3の側面によれば、上記イメ
ージセンサチップが任意列かつ任意行に搭載された配線
基板を備えたイメージセンサであって、パターン配線を
配線基板に形成したことを特徴とする、イメージセンサ
が提供される。
【0023】このようにすれば、増幅回路の負荷として
のインピーダンス素子をイメージセンサチップの外部に
設ける必要がないので、小型化および低コスト化を図る
ことができる。
【0024】好ましい実施の形態によれば、導体は、ワ
イヤボンディングによるワイヤである。
【0025】別の好ましい実施の形態によれば、パター
ン配線は、増幅回路の電源の負極に接続されている。
【0026】別の好ましい実施の形態によれば、パター
ン配線は、増幅回路の電源の正極に接続されている。
【0027】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0029】図1は、本願発明に係るイメージセンサの
一例としての密着型ラインイメージセンサの構成部品を
分解した状態で示す斜視図、図2は平面図、図3は図2
のIII −III 線断面図、図4は図2のIV−IV線断面図、
図5は図2のV−V線断面図である。
【0030】このイメージセンサ20は、略矩形状の断
面形状と、所定の長手寸法を有するケース21を有して
おり、このケース21は、樹脂成形によって作製するこ
とができる。このケース21は、図3に良く表れている
ように、上下に貫通する内部空間をもち、上部開口を封
鎖するようにしてガラスカバー22が取付けられている
とともに、下部開口を封鎖するようにして、配線基板と
してのヘッド基板23が取付けられている。このヘッド
基板23の上面における幅方向一側寄りには、複数個の
イメージセンサチップ24が取付けられており、幅方向
他側寄りには、照明光源としての複数個のLEDチップ
25が取付けられている。そして、このケース21の内
部空間には、LEDチップ25からの光を効率的にガラ
スカバー22上の被読取体としての原稿Dに照射するた
めの透明樹脂製の導光部材26と、原稿Dからの反射光
を正立等倍にイメージセンサチップ24に集束させるた
めのロッドレンズアレイ27が設けられている。
【0031】ロッドレンズアレイ27は、ケース21内
に形成した溝状ホルダ部28に上方から挿入するように
して保持されている。溝状ホルダ部28は、ロッドレン
ズアレイ27の平面形態と対応した凹陥溝29を有して
おり、その底部には、ロッドレンズアレイ27を透過し
た光を通過させてその下方に配置される複数のイメージ
センサチップ24上に至らせるためのスリット30が形
成されている。
【0032】図3に表れているように、この溝状ホルダ
部28の長手方向中間部における内壁には、ロッドレン
ズアレイ27の上面の一側縁に係合して、このロッドレ
ンズアレイ27の浮きを防止するための突起31が、2
箇所に形成されている。この突起31は、図3にその断
面が表れているように、溝状ホルダ部28へのロッドレ
ンズアレイ27の挿入操作を阻害することがないよう
に、適度な突出高さをもち、先端上方寄りにはテーパ面
31aが形成されている。
【0033】導光部材26は、ロッドレンズアレイ27
の光軸の延長上に存在する読み取りラインLから側方に
変位した位置においてヘッド基板23に取付けられたL
EDチップ25から発する光を、プリズム効果によって
効率的に読み取りラインLないしはその近傍領域に導く
ための部材である。この導光部材26は、LEDチップ
25の配置と対応して開口する透光窓32が形成された
底壁33と、ケース21の一側内壁21aと、溝状ホル
ダ部28の外壁28aとで囲まれた空間に嵌め込むよう
にして取付けられる。
【0034】図1に表れているように、導光部材26の
長手方向中間部の一側面には、係合突起34が2箇所に
形成されており、これに対応して、ケース21の一側内
壁21aには、係合突起34が係合可能な係合凹部35
が形成されている。そして、この導光部材26の両端部
には、図1および図5に表れているように、ケースの一
側内壁21aと溝状ホルダ部28の外壁28aとの間に
嵌合しうる所定の上下寸法を有する嵌合ブロック36が
一体に形成されており、この嵌合ブロック36から、ロ
ッドレンズアレイ27の両端部上面を押圧するための押
圧片37が一体に延出形成されている。また、嵌合ブロ
ック36の背面には、この嵌合ブロック36を一定の摩
擦力をもってケース内壁21aとホルダ部外壁28aと
の間に嵌合保持させるための突起38およびリブ39が
形成されている。
【0035】上記構成のイメージセンサ20は、次のよ
うにして組み立てることができる。まず、ケース21の
溝状ホルダ部28にロッドレンズアレイ27を上から嵌
め込む。このとき、溝状ホルダ部28の内壁に形成した
突起31がロッドレンズアレイ27の上面一縁に係合し
て、このロッドレンズアレイ27の浮きを防止する。
【0036】次に、導光部材26を、ケース内壁21a
とホルダ部外壁28aとで囲まれた空間に上から嵌め込
む。導光部材26は、その中間部の一側面の係合突起3
4がケース側の係合凹部35に係合することと、嵌合ブ
ロック36が空間にぴったりと嵌まり込むことにより、
浮きが生じるといったことなく、定位置に保持される。
そうして、この導光部材26の両端の嵌合ブロック36
に形成した押圧片37がロッドレンズアレイ27の両端
部上面を押圧する。これにより、ロッドレンズアレイ2
7は、その長手方向中間部が突起31によって押さえら
れ、長手方向両端部が導光部材26の押圧片37によっ
て押さえられることにより、安定的かつ確実に定位置に
保持される。
【0037】ガラスカバー22は、ケース21の上面開
口に嵌め込むようにして、たとえば接着によって固定さ
れる。ヘッド基板23は、ケース21の下面開口に嵌め
込むようにして、止め金具40によって固定される。こ
の止め金具40は、図4に表れているように、バネ板部
材を断面略M形に折曲形成したものであって、その脚部
40aに形成した係合穴41が、ケース21の両側面に
形成した係合突起42に係合する。
【0038】イメージセンサチップ24は、全ての光電
変換素子が等間隔でかつ1列に並ぶように、ヘッド基板
23上に18個搭載されている。各イメージセンサチッ
プ24には、光電変換素子が96個設けられているの
で、合計1728個の光電変換素子により1ラインの画
像の読み取りがなされることになる。ヘッド基板23に
は、イメージセンサ20の内外の信号授受のためのコネ
クタ43が取り付けられている。
【0039】図6は、ヘッド基板23上のイメージセン
サチップ24の回路および配線パターンの要部の説明図
であって、各イメージセンサチップ24には、増幅回路
としての演算増幅器OP、インピーダンス素子としての
抵抗素子R1 〜R4 および容量素子C1 ,C2 、ならび
にパッドP1 〜P5 が形成されている。もちろんイメー
ジセンサチップ24には、光電変換素子としての多数の
ホトトランジスタや、これらホトトランジスタから読取
画像信号を所定のタイミングでシリアルに演算増幅器O
Pの非反転入力端に供給するための制御回路なども設け
られているが、これらの回路は周知であるので、図示お
よび説明を省略する。ヘッド基板23上には、パッドP
1 〜P5 の付近にパターン配線1が印刷により形成され
ている。
【0040】抵抗素子R1 の一端は演算増幅器OPの出
力端に接続されており、抵抗素子R 1 の他端は演算増幅
器OPの反転入力端と抵抗素子R2 の一端とに接続され
ている。抵抗素子R2 の他端はパッドP1 に接続されて
いる。抵抗素子R3 ,R4 および容量素子C1 ,C2
一端は演算増幅器OPの非反転入力端に接続されてお
り、抵抗素子R3 の他端はパッドP2 に接続されてい
る。抵抗素子R4 の他端はパッドP3 に接続されてお
り、容量素子C1 の他端はパッドP4 に接続されてい
る。容量素子C2 の他端はパッドP5 に接続されてい
る。また本実施形態においては、パッドP1 ,P3 〜P
5 とパターン配線1とがワイヤボンディングのワイヤW
により接続されている。
【0041】抵抗素子R3 の抵抗値は56KΩ、抵抗素
子R4 の抵抗値は33KΩ、容量素子C1 の容量値は5
0pF、容量素子C2 の容量値は50pFである。
【0042】したがって図6のように、パッドP1 ,P
3 〜P5 とパターン配線1とがワイヤボンディングのワ
イヤWにより接続されている場合、抵抗素子R4 と容量
素子C1 と容量素子C2 との並列回路が演算増幅器OP
の非反転入力端と抵抗素子R 2 の他端との間に接続され
るので、演算増幅器OPの非反転入力端と抵抗素子R 2
の他端との間の合成インピーダンスは、抵抗分が33K
Ω、容量分が100pFになる。この結果、演算増幅器
OPの周波数特性は、非反転入力端にシリアルに入力さ
れるアナログの読取画像信号の読出周波数が500KH
zに適したものになる。
【0043】一方、パッドP1 〜P3 ,P5 とパターン
配線1とがワイヤボンディングのワイヤWにより接続さ
れている場合、抵抗素子R3 と抵抗素子R4 と容量素子
2との並列回路が演算増幅器OPの非反転入力端と抵
抗素子R2 の他端との間に接続されるので、演算増幅器
OPの非反転入力端と抵抗素子R2 の他端との間の合成
インピーダンスは、抵抗分が21KΩ、容量分が50p
Fになる。この結果、演算増幅器OPの周波数特性は、
非反転入力端にシリアルに入力されるアナログの読取画
像信号の読出周波数が667KHzに適したものにな
る。
【0044】このように、パッドP2 〜P5 を選択的に
ワイヤWによりパターン配線1に接続することにより、
演算増幅器OPの周波数特性を可変できる。
【0045】なお上記実施形態では、抵抗素子R3 ,R
4 および容量素子C1 ,C2 の他端を直接パッドP2
5 に接続したが、図7に示すように、抵抗素子R3
4および容量素子C1 ,C2 の他端をスイッチ素子と
してのアナログスイッチAS 1 〜AS4 を介して抵抗素
子R2 の他端とパッドP1 との接続点に接続し、アナロ
グスイッチAS1 〜AS4 の制御端をパッドP2 〜P5
に接続してもよい。図7の例では、パッドP3 〜P5
ワイヤWによりパターン配線1に接続されているので、
アナログスイッチAS2 〜AS4 がオンし、図6と等価
な回路になる。
【0046】また上記実施形態では、抵抗素子R3 ,R
4 および容量素子C1 ,C2 を個別にパッドP2 〜P5
に接続したが、抵抗素子と容量素子との並列回路をパッ
ドP 2 〜P5 にそれぞれ接続してもよい。
【0047】また上記実施形態では、パターン配線1を
演算増幅器OPの電源の負極に接続したが、パターン配
線を演算増幅器の電源の正極に接続する回路構成として
もよい。さらには、パターン配線を単なる短絡用配線と
して用いる回路構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係るイメージセンサの
部品を分解して示す斜視図。
【図2】上記イメージセンサの部分平面図。
【図3】図1のIII −III 線断面図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】図1のV−V線断面図。
【図6】本願発明の一実施形態に係るヘッド基板上のイ
メージセンサチップの回路および配線パターンの要部の
説明図。
【図7】本願発明の別の実施形態に係るヘッド基板上の
イメージセンサチップの回路および配線パターンの要部
の説明図。
【符号の説明】
1 パターン配線 20 イメージセンサ 23 ヘッド基板 24 イメージセンサチップ D 原稿 P1 〜P5 パッド OP 演算増幅器 R1 〜R4 抵抗素子 C1 ,C2 容量素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被読取体からの反射光をアナログの読取
    画像信号に変換する多数の光電変換素子と、 前記多数の光電変換素子からの読取画像信号を増幅する
    増幅回路と、 導体によりパターン配線と接続可能な複数のパッドと、 一端が前記パッドに接続され、他端が前記増幅回路に接
    続された複数のインピーダンス素子とを備え、 前記複数のパッドのうちの任意数のパッドを前記パター
    ン配線に接続することにより、前記任意数のパッドに接
    続されたインピーダンス素子が選択的に前記増幅回路の
    負荷に組み込まれ、前記増幅回路の周波数特性が決定さ
    れる構成としたことを特徴とする、イメージセンサチッ
    プ。
  2. 【請求項2】 被読取体からの反射光をアナログの読取
    画像信号に変換する多数の光電変換素子と、 前記多数の光電変換素子からの読取画像信号を増幅する
    増幅回路と、 導体によりパターン配線と接続可能な複数のパッドと、 制御端が前記パッドに接続された複数のスイッチ素子
    と、 前記スイッチ素子を介して前記増幅回路に接続された複
    数のインピーダンス素子とを備え、 前記複数のパッドのうちの任意数のパッドを前記パター
    ン配線に接続することにより、前記任意数のパッドに接
    続されたスイッチ素子を介してインピーダンス素子が選
    択的に前記増幅回路の負荷に組み込まれ、前記増幅回路
    の周波数特性が決定される構成としたことを特徴とす
    る、イメージセンサチップ。
  3. 【請求項3】 前記複数のインピーダンス素子は、抵抗
    素子と容量素子とからなり、これら抵抗素子と容量素子
    とのうちの少なくとも一方は複数個設けられている、請
    求項1または請求項2に記載のイメージセンサチップ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のイメージセンサチップが任意列かつ任意行に搭載さ
    れた配線基板を備えたイメージセンサであって、 前記パターン配線を前記配線基板に形成したことを特徴
    とする、イメージセンサ。
  5. 【請求項5】 前記導体は、ワイヤボンディングによる
    ワイヤである、請求項4に記載のイメージセンサ。
  6. 【請求項6】 前記パターン配線は、前記増幅回路の電
    源の負極に接続されている、請求項4または請求項5に
    記載のイメージセンサ。
  7. 【請求項7】 前記パターン配線は、前記増幅回路の電
    源の正極に接続されている、請求項4または請求項5に
    記載のイメージセンサ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173926A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Seiko Instruments Inc イメージセンサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173926A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Seiko Instruments Inc イメージセンサ

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