JP3939797B2 - イメージセンサチップおよびイメージセンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、増幅回路を内蔵したイメージセンサチップ、およびそのイメージセンサチップを備えたイメージセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のイメージセンサチップは、多数の光電変換素子からのアナログの読取画像信号を増幅する増幅回路を内蔵していなかった。
【0003】
したがって、従来のイメージセンサでは、イメージセンサチップが搭載された配線基板、あるいは別の配線基板に、増幅器を搭載して読取画像信号を増幅していた。このため、イメージセンサの小型化および低コスト化を阻害するという課題があった。
【0004】
そこで、イメージセンサチップに増幅回路を内蔵することが考えられる。このようにすれば、配線基板に増幅器を実装する必要がないので、イメージセンサの小型化および低コスト化を図ることができる。
【0005】
ところが、イメージセンサからの読取画像信号の出力レベルを変更したい場合、増幅回路の増幅度を変更する必要がある。また、読取速度が異なれば光電変換素子からの読取画像信号の出力レベルも異なるので、イメージセンサからの読取画像信号の出力レベルを所定レベルに保持しようとすれば、増幅回路の増幅度を変更する必要がある。このように増幅回路の増幅度を変更するには、増幅回路の出力側と入力側との間の抵抗素子の抵抗値を変更する必要があり、抵抗値の異なる種々のイメージセンサチップを製造しなければならないので、量産効果が低下し、製造コストの上昇を招いてしまう。
【0006】
そこで、増幅回路の帰還回路としての抵抗素子を配線基板に形成して、イメージセンサチップのパッドと配線基板のパターン配線とをワイヤボンディングにより接続することにより、イメージセンサチップ内の増幅回路と配線基板上の抵抗素子とを接続することが考えられるが、この場合、イメージセンサチップを共用できるものの、抵抗素子の抵抗値が異なる種々の配線基板を製造する必要があり、やはり製造コストの上昇を招いてしまう。
【0007】
【発明の開示】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、製造コストを上昇させることなく、内蔵した増幅回路の増幅度を可変できるイメージセンサチップ、およびそれを用いたイメージセンサを提供することを、その課題とする。
【0008】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0009】
本願発明の第1の側面によれば、被読取体からの反射光をアナログの読取画像信号に変換する多数の光電変換素子と、多数の光電変換素子からの読取画像信号を増幅する増幅回路と、増幅回路の電源の負極および読取画像信号の出力端子のそれぞれに接続された2つのパターン配線に対し、導体により接続可能な複数のパッドと、一端がパッドに接続され、他端が増幅回路の反転入力端に接続された複数の抵抗素子とを備え、複数のパッドのうちの任意数のパッドを2つのパターン配線に振り分けて接続することにより、任意数のパッドに接続された抵抗素子が選択的に増幅回路の帰還回路に組み込まれ、増幅回路の増幅度が決定される構成としたことを特徴とする、イメージセンサチップが提供される。
【0010】
このようにすれば、導体によりパターン配線と接続するパッドを選択するだけで、製造コストを上昇させることなく、内蔵した増幅回路の増幅度を可変できる。すなわち、読取画像信号の読出速度や所望の出力レベルに係わらず、増幅回路およびその帰還回路としての抵抗素子を共通にできるので、量産効果を低下させることがない。しかも、増幅回路の帰還回路としての抵抗素子を外部に設ける必要がないので、イメージセンサに組み込んだ場合、イメージセンサの小型化および低コスト化を図ることができる。なお、パッドの選択は、たとえばパターン配線とパッドとをワイヤボンディングにより接続する場合、ワイヤボンディング装置を動作させるプログラムのデータを若干変更するだけで実現できるので、それによる製造コストの上昇はほとんどない。
【0011】
被読取体は、画像が描かれた紙であってもよいし、樹脂製のフィルムであってもよい。さらには、必ずしもシート状でなくてもよい。
【0012】
光電変換素子としては、ホトダイオードやホトトランジスタを用いることができるが、これに限るものではない。
【0013】
増幅回路としては、演算増幅器を用いることができるが、これに限るものではない。
【0014】
抵抗素子としては、配線基板上に印刷した印刷抵抗を用いることができるが、これに限るものではない。
【0015】
導体としては、ワイヤボンディングによるワイヤを用いることができるが、これに限るものではない。
【0016】
パターン配線としては、配線基板上に印刷により形成されたパターンを用いることができるが、これに限るものではない。
【0017】
好ましい実施の形態によれば、複数のパッドは、導体により出力端子側のパターン配線と接続することにより、増幅回路の出力反転入力とを短絡するパッドを含む。
【0018】
本願発明の第2の側面によれば、被読取体からの反射光をアナログの読取画像信号に変換する多数の光電変換素子と、多数の光電変換素子からの読取画像信号を増幅する増幅回路と、増幅回路の電源の負極および読取画像信号の出力端子のそれぞれに接続された2つのパターン配線に対し、導体により接続可能な複数のパッドと、制御端がパッドに接続された複数のスイッチ素子と、スイッチ素子を介して増幅回路の出力反転入力との間に接続された複数の抵抗素子とを備え、複数のパッドのうちの任意数のパッドを2つのパターン配線に振り分けて接続することにより、任意数のパッドに接続されたスイッチ素子を介して抵抗素子が選択的に増幅回路の帰還回路に組み込まれ、増幅回路の増幅度が決定される構成としたことを特徴とする、イメージセンサチップが提供される。
【0019】
このようにすれば、導体によりパターン配線と接続するパッドを選択するだけで、製造コストを上昇させることなく、内蔵した増幅回路の増幅度を可変できる。すなわち、読取画像信号の読出速度や所望の出力レベルに係わらず、増幅回路およびその帰還回路としての抵抗素子を共通にできるので、量産効果を低下させることがない。しかも、増幅回路の帰還回路としての抵抗素子を外部に設ける必要がないので、イメージセンサに組み込んだ場合、イメージセンサの小型化および低コスト化を図ることができる。さらには、パッドが抵抗素子を介して増幅回路に接続されていないので、パッドに侵入したノイズが増幅回路に入力されて増幅回路を破壊するようなことがない。なお、パッドの選択は、たとえばパターン配線とパッドとをワイヤボンディングにより接続する場合、ワイヤボンディング装置を動作させるプログラムのデータを若干変更するだけで実現できるので、それによる製造コストの上昇はほとんどない。
【0020】
スイッチ素子としては、アナログスイッチを用いることができるが、これに限るものではない。
【0021】
好ましい実施の形態によれば、複数のパッドは、導体により出力端子側のパターン配線と接続することにより、スイッチ素子を介して増幅回路の出力反転入力とを短絡するパッドを含む。
【0022】
本願発明の第3の側面によれば、上記イメージセンサチップが任意列かつ任意行に搭載された配線基板を備えたイメージセンサであって、2つのパターン配線を配線基板に形成したことを特徴とする、イメージセンサが提供される。
【0023】
このようにすれば、増幅回路の帰還回路としての抵抗素子をイメージセンサチップの外部に設ける必要がないので、小型化および低コスト化を図ることができる。
【0024】
好ましい実施の形態によれば、導体は、ワイヤボンディングによるワイヤである。
【0025】
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0027】
図1は、本願発明に係るイメージセンサの一例としての密着型ラインイメージセンサの構成部品を分解した状態で示す斜視図、図2は平面図、図3は図2のIII −III 線断面図、図4は図2のIV−IV線断面図、図5は図2のV−V線断面図である。
【0028】
このイメージセンサ20は、略矩形状の断面形状と、所定の長手寸法を有するケース21を有しており、このケース21は、樹脂成形によって作製することができる。このケース21は、図3に良く表れているように、上下に貫通する内部空間をもち、上部開口を封鎖するようにしてガラスカバー22が取付けられているとともに、下部開口を封鎖するようにして、配線基板としてのヘッド基板23が取付けられている。このヘッド基板23の上面における幅方向一側寄りには、複数個のイメージセンサチップ24が取付けられており、幅方向他側寄りには、照明光源としての複数個のLEDチップ25が取付けられている。そして、このケース21の内部空間には、LEDチップ25からの光を効率的にガラスカバー22上の被読取体としての原稿Dに照射するための透明樹脂製の導光部材26と、原稿Dからの反射光を正立等倍にイメージセンサチップ24に集束させるためのロッドレンズアレイ27が設けられている。
【0029】
ロッドレンズアレイ27は、ケース21内に形成した溝状ホルダ部28に上方から挿入するようにして保持されている。溝状ホルダ部28は、ロッドレンズアレイ27の平面形態と対応した凹陥溝29を有しており、その底部には、ロッドレンズアレイ27を透過した光を通過させてその下方に配置される複数のイメージセンサチップ24上に至らせるためのスリット30が形成されている。
【0030】
図3に表れているように、この溝状ホルダ部28の長手方向中間部における内壁には、ロッドレンズアレイ27の上面の一側縁に係合して、このロッドレンズアレイ27の浮きを防止するための突起31が、2箇所に形成されている。この突起31は、図3にその断面が表れているように、溝状ホルダ部28へのロッドレンズアレイ27の挿入操作を阻害することがないように、適度な突出高さをもち、先端上方寄りにはテーパ面31aが形成されている。
【0031】
導光部材26は、ロッドレンズアレイ27の光軸の延長上に存在する読み取りラインLから側方に変位した位置においてヘッド基板23に取付けられたLEDチップ25から発する光を、プリズム効果によって効率的に読み取りラインLないしはその近傍領域に導くための部材である。この導光部材26は、LEDチップ25の配置と対応して開口する透光窓32が形成された底壁33と、ケース21の一側内壁21aと、溝状ホルダ部28の外壁28aとで囲まれた空間に嵌め込むようにして取付けられる。
【0032】
図1に表れているように、導光部材26の長手方向中間部の一側面には、係合突起34が2箇所に形成されており、これに対応して、ケース21の一側内壁21aには、係合突起34が係合可能な係合凹部35が形成されている。そして、この導光部材26の両端部には、図1および図5に表れているように、ケースの一側内壁21aと溝状ホルダ部28の外壁28aとの間に嵌合しうる所定の上下寸法を有する嵌合ブロック36が一体に形成されており、この嵌合ブロック36から、ロッドレンズアレイ27の両端部上面を押圧するための押圧片37が一体に延出形成されている。また、嵌合ブロック36の背面には、この嵌合ブロック36を一定の摩擦力をもってケース内壁21aとホルダ部外壁28aとの間に嵌合保持させるための突起38およびリブ39が形成されている。
【0033】
上記構成のイメージセンサ20は、次のようにして組み立てることができる。まず、ケース21の溝状ホルダ部28にロッドレンズアレイ27を上から嵌め込む。このとき、溝状ホルダ部28の内壁に形成した突起31がロッドレンズアレイ27の上面一縁に係合して、このロッドレンズアレイ27の浮きを防止する。
【0034】
次に、導光部材26を、ケース内壁21aとホルダ部外壁28aとで囲まれた空間に上から嵌め込む。導光部材26は、その中間部の一側面の係合突起34がケース側の係合凹部35に係合することと、嵌合ブロック36が空間にぴったりと嵌まり込むことにより、浮きが生じるといったことなく、定位置に保持される。そうして、この導光部材26の両端の嵌合ブロック36に形成した押圧片37がロッドレンズアレイ27の両端部上面を押圧する。これにより、ロッドレンズアレイ27は、その長手方向中間部が突起31によって押さえられ、長手方向両端部が導光部材26の押圧片37によって押さえられることにより、安定的かつ確実に定位置に保持される。
【0035】
ガラスカバー22は、ケース21の上面開口に嵌め込むようにして、たとえば接着によって固定される。ヘッド基板23は、ケース21の下面開口に嵌め込むようにして、止め金具40によって固定される。この止め金具40は、図4に表れているように、バネ板部材を断面略M形に折曲形成したものであって、その脚部40aに形成した係合穴41が、ケース21の両側面に形成した係合突起42に係合する。
【0036】
イメージセンサチップ24は、全ての光電変換素子が等間隔でかつ1列に並ぶように、ヘッド基板23上に18個搭載されている。各イメージセンサチップ24には、光電変換素子が96個設けられているので、合計1728個の光電変換素子により1ラインの画像の読み取りがなされることになる。ヘッド基板23には、イメージセンサ20の内外の信号授受のためのコネクタ43が取り付けられている。
【0037】
図6は、ヘッド基板23上のイメージセンサチップ24の回路および配線パターンの要部の説明図であって、各イメージセンサチップ24には、増幅回路としての演算増幅器OP、抵抗素子R1 〜R4 、ならびにパッドP1 〜P6 が形成されている。もちろんイメージセンサチップ24には、光電変換素子としての多数のホトトランジスタや、これらホトトランジスタから読取画像信号を所定のタイミングでシリアルに演算増幅器OPの非反転入力端に供給するための制御回路なども設けられているが、これらの回路は周知であるので、図示および説明を省略する。ヘッド基板23上には、パッドP1 〜P6 の付近にパターン配線1,2が印刷により形成されている。パターン配線1は、演算増幅器OPの電源の負極に接続されており、パターン配線2は、コネクタ43の読取画像信号出力端子に接続されている。
【0038】
演算増幅器OPの出力端はパッドP1 に接続されており、演算増幅器OPの反転入力端はパッドP2 および抵抗素子R1 〜R4 の一端に接続されている。抵抗素子R1 の他端はパッドP3 に接続されており、抵抗素子R2 の他端はパッドP4 に接続されている。抵抗素子R3 の他端はパッドP5 に接続されており、抵抗素子R4 の他端はパッドP6 に接続されている。また本実施形態においては、パッドP6 とパターン配線1とがワイヤボンディングのワイヤWにより接続されており、パッドP1 ,P3 ,P4 とパターン配線2とがワイヤボンディングのワイヤWにより接続されている。
【0039】
図6のように、パッドP6 とパターン配線1とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続し、パッドP1 ,P3 ,P4 とパターン配線2とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続した場合、抵抗素子R1 と抵抗素子R2 との並列回路が演算増幅器OPの出力端と反転入力端との間に接続される。
【0040】
また、パッドP6 とパターン配線1とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続し、パッドP1 ,P2 とパターン配線2とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続した場合、演算増幅器OPの出力端と反転入力端とが短絡される。
【0041】
また、パッドP6 とパターン配線1とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続し、パッドP1 ,P3 とパターン配線2とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続した場合、抵抗素子R1 が演算増幅器OPの出力端と反転入力端との間に接続される。
【0042】
また、パッドP6 とパターン配線1とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続し、パッドP1 ,P4 とパターン配線2とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続した場合、抵抗素子R2 が演算増幅器OPの出力端と反転入力端との間に接続される。
【0043】
また、パッドP6 とパターン配線1とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続し、パッドP1 ,P5 とパターン配線2とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続した場合、抵抗素子R3 が演算増幅器OPの出力端と反転入力端との間に接続される。
【0044】
また、パッドP6 とパターン配線1とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続し、パッドP1 ,P3 ,P5 とパターン配線2とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続した場合、抵抗素子R1 と抵抗素子R3 との並列回路が演算増幅器OPの出力端と反転入力端との間に接続される。
【0045】
また、パッドP6 とパターン配線1とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続し、パッドP1 ,P4 ,P5 とパターン配線2とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続した場合、抵抗素子R2 と抵抗素子R3 との並列回路が演算増幅器OPの出力端と反転入力端との間に接続される。
【0046】
また、パッドP6 とパターン配線1とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続し、パッドP1 ,P3 ,P4 ,P5 とパターン配線2とをワイヤボンディングのワイヤWにより接続した場合、抵抗素子R1 と抵抗素子R2 と抵抗素子R3 との並列回路が演算増幅器OPの出力端と反転入力端との間に接続される。
【0047】
このように、パッドP2 〜P5 を選択的にワイヤWによりパターン配線2に接続することにより、演算増幅器OPの帰還回路の抵抗値が変化し、増幅度を可変できる。
【0048】
なお上記実施形態では、演算増幅器OPの反転入力端および抵抗素子R1 〜R3 の他端を直接パッドP2 〜P5 に接続したが、図7に示すように、演算増幅器OPの反転入力端および抵抗素子R1 〜R3 の他端をスイッチ素子としてのアナログスイッチAS1 〜AS4 を介して演算増幅器OPの出力端とパッドP1 との接続点に接続し、アナログスイッチAS1 〜AS4 の制御端をパッドP2 〜P5 に接続してもよい。図7の例では、パッドP3 ,P4 がワイヤWによりパターン配線1に接続されているので、アナログスイッチAS2 ,AS3 がオンし、図6と等価な回路になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係るイメージセンサの部品を分解して示す斜視図。
【図2】上記イメージセンサの部分平面図。
【図3】図1のIII −III 線断面図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】図1のV−V線断面図。
【図6】本願発明の一実施形態に係るヘッド基板上のイメージセンサチップの回路および配線パターンの要部の説明図。
【図7】本願発明の別の実施形態に係るヘッド基板上のイメージセンサチップの回路および配線パターンの要部の説明図。
【符号の説明】
1 パターン配線
2 パターン配線
20 イメージセンサ
23 ヘッド基板
24 イメージセンサチップ
D 原稿
1 〜P6 パッド
OP 演算増幅器
1 〜R4 抵抗素子
AS1 〜AS4 アナログスイッチ

Claims (6)

  1. 被読取体からの反射光をアナログの読取画像信号に変換する多数の光電変換素子と、
    前記多数の光電変換素子からの読取画像信号を増幅する増幅回路と、
    前記増幅回路の電源の負極および読取画像信号の出力端子のそれぞれに接続された2つのパターン配線に対し、導体により接続可能な複数のパッドと、
    一端が前記パッドに接続され、他端が前記増幅回路の反転入力端に接続された複数の抵抗素子とを備え、
    前記複数のパッドのうちの任意数のパッドを前記2つのパターン配線に振り分けて接続することにより、前記任意数のパッドに接続された抵抗素子が選択的に前記増幅回路の帰還回路に組み込まれ、前記増幅回路の増幅度が決定される構成としたことを特徴とする、イメージセンサチップ。
  2. 前記複数のパッドは、前記導体により前記出力端子側のパターン配線と接続することにより、前記増幅回路の出力反転入力とを短絡するパッドを含む、請求項1に記載のイメージセンサチップ。
  3. 被読取体からの反射光をアナログの読取画像信号に変換する多数の光電変換素子と、
    前記多数の光電変換素子からの読取画像信号を増幅する増幅回路と、
    前記増幅回路の電源の負極および読取画像信号の出力端子のそれぞれに接続された2つのパターン配線に対し、導体により接続可能な複数のパッドと、
    制御端が前記パッドに接続された複数のスイッチ素子と、
    前記スイッチ素子を介して前記増幅回路の出力反転入力との間に接続された複数の抵抗素子とを備え、
    前記複数のパッドのうちの任意数のパッドを前記2つのパターン配線に振り分けて接続することにより、前記任意数のパッドに接続されたスイッチ素子を介して抵抗素子が選択的に前記増幅回路の帰還回路に組み込まれ、前記増幅回路の増幅度が決定される構成としたことを特徴とする、イメージセンサチップ。
  4. 前記複数のパッドは、前記導体により前記出力端子側のパターン配線と接続することにより、前記スイッチ素子を介して前記増幅回路の出力反転入力とを短絡するパッドを含む、請求項3に記載のイメージセンサチップ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のイメージセンサチップが任意列かつ任意行に搭載された配線基板を備えたイメージセンサであって、
    前記2つのパターン配線を前記配線基板に形成したことを特徴とする、イメージセンサ。
  6. 前記導体は、ワイヤボンディングによるワイヤである、請求項5に記載のイメージセンサ。
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