JPH10222952A - 磁気テープカセット - Google Patents

磁気テープカセット

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Publication number
JPH10222952A
JPH10222952A JP2278997A JP2278997A JPH10222952A JP H10222952 A JPH10222952 A JP H10222952A JP 2278997 A JP2278997 A JP 2278997A JP 2278997 A JP2278997 A JP 2278997A JP H10222952 A JPH10222952 A JP H10222952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
leaf spring
plate spring
tape cassette
magnetic tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2278997A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoo Morita
清夫 森田
Katsuki Asano
克城 浅野
Kazuo Hiraguchi
和男 平口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to EP98101933A priority patent/EP0862176B1/en
Priority to DE69831825T priority patent/DE69831825T2/de
Priority to US09/019,439 priority patent/US6024315A/en
Priority to CN98104130A priority patent/CN1099111C/zh
Publication of JPH10222952A publication Critical patent/JPH10222952A/ja
Priority to US09/450,005 priority patent/US6102318A/en
Priority to US09/590,366 priority patent/US6286776B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リッドロックばねの取付構造を簡略化して成
形精度を向上させることが可能な磁気テープカセットを
提供する。 【解決手段】 磁気テープカセット1は、カセットケー
ス61,75 内に磁気テープを巻回して回動自在に取付けら
れた一対のリール62,63 と、前記カセットケース61,75
の前端に設けられた開口67を開閉自在に覆うために取り
付けられたアウターリッド76と、該アウターリッド76を
ロックするリッドロック82と、該リッドロック82をロッ
ク側に付勢する板ばね11とを具備する。前記板ばね11
は、該板ばね11の取付基部23が前記カセットケース61,7
5 の側壁の一部12に圧入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープカセ
ットなどに適用して好適な磁気テープカセットに関し、
カセットケースの前端の開口を開閉するリッドをロック
するリッドロックを付勢するリッドロックばね及びその
取り付け構造が改善された磁気テープカセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープカセット等の種々の
磁気テープカセットがある。この磁気テープカセットの
うち、例えば図6にその分解構造を示すように、比較的
小型で、例えばDVC等に適用されるビデオテープカセ
ットがある。このビデオテープカセット6は、下ハーフ
61内に一対のリールハブ62,63が回動可能に配置
され、この両リールハブ62,63に磁気テープ(図示
せず)が巻回されている。磁気テープは、カセット前方
(図6では左側)で且つ左右両側のテープガイド65,
66によって案内され、下ハーフ61の前面側の開口6
7を通過するようになっている。そして、リールハブ6
2,63の周縁(下フランジの周縁)には、全周に亘っ
て歯70,71が形成されている。
【0003】一方、ビデオテープカセット6をビデオデ
ッキ(図示せず)に装填していない時に、すなわち、カ
セットの保管時や持ち運び時において磁気テープが弛む
のを防止するため、カセット後方側で且つリールハブ6
2,63の間に形成されたスペースに、リールハブ6
2,63の回転をロックするためのロック装置を構成す
るスライド部材72,係合爪であるリールブレーキ7
3,73、このリールブレーキを付勢するブレーキばね
74が配置されている。
【0004】また、上ハーフ75には、カセットケース
前方の開口部を覆うリッドを構成するアウターリッド7
6、アッパーリッド77、インナーリッド78が開閉自
在に取り付けられている。このアウターリッド76の側
板79には、ロックピン80が突設されている。そし
て、下ハーフ61の一方の側板部81には、アウターリ
ッド76のロックピン80に係止するリッドロック82
が回動自在に取り付けられ、さらに、このリッドロック
82をロック側に付勢するリッドロックばねとしての板
ばね83が取り付けられている。
【0005】なお、図中の符号85はリールハブの上フ
ランジ、86はアウターリッド76の回動軸に装着され
るリッドばねである。また、同図は主要部以外の部材に
ついては符号を付記せず、また説明を省略する。
【0006】上記の板ばね83は、図7(図6における
A−A断面に沿った位置の矢視図)に拡大して示すよう
に、その側面から見た形状は、リッドロック82を押圧
するように延びた部分83bと、下ハーフに係合するよ
うに延びた湾曲部分83aとを有するように適宜折り曲
げられた形状である。すなわち、板ばね83は、リッド
ロック82を押圧する部分とは反対側へ比較的大きく延
びた湾曲部分83aが、下ハーフ61の底壁あるいは側
壁に突設されたリブ88と該リブに対向した側壁の一部
87の間に弾性変形されて挿入される。このような係合
状態をとりうることで、板ばね83は、上ハーフ75を
被せるまでの仮止めが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のビデオ
テープカセット6においては、板ばね83が、前述の如
くリブ88と側壁の一部87の間に掛け渡すように延び
る構造であるので、実質的なばね作用を有する部分に比
べて取り付け部分の構造が大きく、全体として大型化し
てしまい、コストアップの原因となっていた。
【0008】また、板ばね83を装着するために、前述
のようにリブ88を下ハーフ61に形成しなければなら
ない。このようなリブ88が下ハーフ61に形成される
と、下ハーフ61の成形時にリブ88の付近に引けによ
る変形が発生し易くなる。したがって、下ハーフ61の
成形精度が比較的低下し易い。一方、板ばね83は小さ
い弾性部材であることから、成形精度を良くするのが比
較的困難である。
【0009】このように、従来においては板ばね83の
装着部分の成形性の低下に加えて、該板ばね83の成形
精度が安定しにくいことから、その装着時に板ばね83
を確実に係止することが比較的難しく、組立性が良くな
いという問題がある。特に、自動組み込み装置等を使用
する場合、従来の板ばね83では、自動組立が困難にな
るという問題があった。
【0010】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、リッドロックばねを無駄の少ない構造と
することにより、コストダウンが可能で、更に自動組立
が容易な磁気テープカセットを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、カ
セットケース内に磁気テープを巻回して回動自在に取付
けられた一対のリールと、前記カセットケースの前端に
設けられた開口を開閉自在に覆うために取り付けられた
リッドと、該リッドをロックするリッドロックと、該リ
ッドロックをロック側に付勢するリッドロックばねとを
具備した磁気テープカセットにおいて、前記リッドロッ
クばねが、板ばねからなると共に、該板ばねの取付基部
が前記カセットケースの側壁の一部に圧入可能に構成さ
れたことを特徴とする磁気テープカセットにより達成さ
れる。
【0012】尚、好ましい実施形態としては、前記板ば
ねが、その自由端側の一部と該自由端側とは反対側の部
分とで前記側壁の一部を挟み込むように構成される。
又、好ましくは前記板ばねの取付基部には開口が形成さ
れ、前記側壁の端面部分には凸部が設けられ、前記開口
に前記凸部を圧入するように構成される。又、好ましく
は前記板ばねの取付基部にスリットが設けられると共
に、前記側壁の一部の端面部分に前記取付基部の幅より
狭い幅の溝が設けられ、前記取付基部を弾性変形させて
前記溝に圧入するように構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気テープカ
セットをビデオテープカセットに適用した実施形態につ
いて、図1乃至図5を参照して詳細に説明する。図1
は、本発明に係る磁気テープカセットを適用した第1実
施形態のビデオテープカセット1を示す分解斜視図であ
る。このビデオテープカセット1は、従来のビデオテー
プカセット6(図6)と略同様であり、従来と同一の部
分には同一の符号をつけた。ただし、このビデオテープ
カセット1は、図2(図1のA−A断面に沿った位置の
矢視図)に示すように、従来と異なりリッドロックばね
として、取付基部23がコ字型に曲げられて全体的にみ
ると略へ字形状の板ばね11が用いられ、下ハーフ61
の一方の側板部81には板ばね11を圧入可能な側壁の
一部12が設けられている。
【0014】板ばね11は、図2に示すように本実施形
態では略へ字形状であり、リッドロック82を付勢する
自由端21と、自由端21の反対端22と、側壁の一部
12に圧入するコ字形状の基部(挟持部)23とで構成
されている。また、側壁の一部12は、他の側壁と同じ
か或いは他の側壁とは若干異なった高さでもよい。そし
て、図3に示すように板ばね11の基部23の挿入口側
の幅W1(奥側の幅W2は挿入口側の幅W1よりも広い
幅である)は、側壁の一部12の幅W0より僅かに小さ
くなっている。これによって、基部23を側壁の一部1
2に圧入することができ、板ばね11が側壁の一部12
から不用意に外れないようになっている。
【0015】上述のように、この磁気テープカセット1
は、リッドロックばねとして略へ字形状の板ばね11を
使用し、この板ばね11のコ字形状の基部23を側壁の
一部12に圧入したので、板ばね11の形状を従来に比
べて簡略化できると共に、側壁の一部12とは別のリブ
(図7の示すリブ88)を突設する必要がない。したが
って、側壁の一部12付近の構成を簡略化できるので、
カセットハーフの成形金型の構造を簡略化でき、これに
よって、板ばね11の取り付け領域の成形時の引けを防
止して成形精度を向上させることができる。
【0016】図4は、第2実施形態の板ばね15及び側
壁の一部12を示す。この板ばね15は自由端31と基
部32とで略逆L字形状に成形されている。そして、基
部32には丸孔33が設けられ、丸孔33内に突起34
が設けられている。一方、側壁の一部12の先端面には
丸孔33より僅かに小径の凸部35が設けられている。
【0017】この場合は、板ばね15の丸孔33を側壁
の一部12の凸部35に圧入すると、突起34が変形
し、突起34はその弾性復元力で凸部35に食い込むよ
うに係合し、これによって板ばね15は係止される。こ
れによって、板ばね15が確実に取り付けられて、組立
途中において不用意に脱落するのを防止することができ
る。この板ばね15は、形状が非常に簡略化される。
【0018】図5は、第3実施形態の板ばね18及び側
壁の一部12を示す。この板ばね18は、自由端41と
基部42とで略逆L字形状に成形されている。そして、
基部42には適宜な幅B0のスリット43が設けられて
いる。これによって、基部42が幅方向に弾性変形可能
になっている。一方、側壁の一部12の先端面には基部
42の幅B0より僅かに小さな幅B1の溝44が設けら
れている。
【0019】この場合は、板ばね18の基部42を側壁
の一部12の溝44に圧入すると、基部42が弾性的に
縮小し、その弾性復元力で溝44に係止される。これに
よって、確実に取り付けられる。この板ばね18も、基
部42がコンパクトであり、全体形状も簡素化されてい
るので、加工も容易であるとともに、取り扱い性もよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る磁気
テープカセットによれば、リッドロックばねである板ば
ねの形状と、その取付構造を簡略化できるので、成形金
型の構造を簡略化して成形精度を向上させることがで
き、ばね装着性を向上させることができると共に、組立
性の良い磁気テープカセットを提供することができる。
また、本発明によれば、板ばねの小型化及び形状の簡略
化ができるので、コストダウンが可能になる。また、本
発明によれば、板ばねを確実に取り付けることができる
ので、自動組立が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る磁気テープカセッ
トを適用したビデオテープカセットを示す分解斜視図で
ある。
【図2】本発明の第1実施形態に係る磁気テープカセッ
トの要部を示す断面図である。
【図3】図2に示した板ばねと側壁の一部との関係を示
す概略図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る磁気テープカセッ
トの要部を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る磁気テープカセッ
トの要部を示す斜視図である。
【図6】従来例のビデオテープカセットを示す分解斜視
図である。
【図7】図6におけるA−A線に沿った部分の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ビデオテープカセット 11 板ばね(リッドロックばね) 12 側壁の一部 23 基部 76 アウターリッド 82 リッドロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケース内に磁気テープを巻回し
    て回動自在に取付けられた一対のリールと、前記カセッ
    トケースの前端に設けられた開口を開閉自在に覆うため
    に取り付けられたリッドと、該リッドをロックするリッ
    ドロックと、該リッドロックをロック側に付勢するリッ
    ドロックばねとを具備した磁気テープカセットにおい
    て、 前記リッドロックばねが、板ばねからなると共に、該板
    ばねの取付基部が前記カセットケースの側壁の一部に圧
    入可能に構成されたことを特徴とする磁気テープカセッ
    ト。
JP2278997A 1997-02-05 1997-02-05 磁気テープカセット Pending JPH10222952A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2278997A JPH10222952A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 磁気テープカセット
EP98101933A EP0862176B1 (en) 1997-02-05 1998-02-04 Magnetic tape cassette
DE69831825T DE69831825T2 (de) 1997-02-05 1998-02-04 Magnetbandkassette
US09/019,439 US6024315A (en) 1997-02-05 1998-02-05 Magnetic tape cassette
CN98104130A CN1099111C (zh) 1997-02-05 1998-02-05 盒式磁带
US09/450,005 US6102318A (en) 1997-02-05 1999-11-29 Magnetic tape cassette
US09/590,366 US6286776B1 (en) 1997-02-05 2000-06-09 Magnetic tape cassette

Applications Claiming Priority (1)

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JP2278997A JPH10222952A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 磁気テープカセット

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JPH10222952A true JPH10222952A (ja) 1998-08-21

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ID=12092456

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JP2278997A Pending JPH10222952A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 磁気テープカセット

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