JPH08310583A - 磁気テープカセット収納体 - Google Patents

磁気テープカセット収納体

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JPH08310583A
JPH08310583A JP7138930A JP13893095A JPH08310583A JP H08310583 A JPH08310583 A JP H08310583A JP 7138930 A JP7138930 A JP 7138930A JP 13893095 A JP13893095 A JP 13893095A JP H08310583 A JPH08310583 A JP H08310583A
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JP
Japan
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magnetic tape
cassette
tape cassette
wall portion
case
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JP7138930A
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English (en)
Inventor
Kiyoo Morita
清夫 森田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69610943T priority patent/DE69610943T2/de
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Priority to US08/645,660 priority patent/US5826720A/en
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/023Containers for magazines or cassettes
    • G11B23/0233Containers for a single cassette

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープカセットのカセットケース本体と
テープリールのガタを同時に抑え、磁気テープカセット
の収納と取出しが容易な磁気テープカセット収納体を提
供する。 【構成】 磁気テープカセット収納体6に、カセットケ
ース本体の開口縁部21a、21aに係合する突起3
8、38を設けた。突起38は、磁気テープカセット2
の収納時に、テープリール22の環状リブ23aとカセ
ットケース本体の開口縁部21aとの間に入り込んでカ
セットケース本体とテープリール22とを同時に係止す
る。また、突起38はテープリール22の環状リブ23
aとカセットケース本体の開口縁部21aとに係合する
だけでよいので、突起38の高さを低く抑えることがで
き、突起38は、磁気テープカセット2を収納ケース本
体7に収納する際や収納ケース本体7から取り出す際の
障害にならない構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納ケース本体と収納
ケース本体の上部を覆う蓋体とがヒンジ結合にて開閉自
在に構成された磁気テープカセット収納体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオテープカセット等の磁
気テープカセットを収納する収納ケースには種々の形態
のものがある。図10および図11は、従来の収納ケー
スの一例を示したものである。ここに示した収納ケース
1は、略直方体状をなす磁気テープカセット2の収納等
に利用されるもので、収納ケース本体3と、蓋体4と、
この蓋体4を開閉自在に収納ケース本体3に連結する連
結手段5とを例えば合成樹脂等により一体成形した構成
をなしている。
【0003】ここに、収納ケース本体3は、底壁部31
と、該底壁部31の両側端に立設されたケース左右側壁
部32と、前記底壁部31の前端に立設されたケース前
側壁部33と、前記底壁部31の後端に立設されたケー
ス後側壁部34とによって、上方が開放したテープ収納
空間35を形成したものである。
【0004】前記蓋体4は、前記収納ケース本体3の上
部を覆う上壁部41と、該上壁部41の両側端に立設さ
れて前記ケース左右側壁部32の上に重なり合う蓋左右
側壁部42と、前記上壁部41の前端に立設されて前記
ケース前側壁部33の上に重なり合う蓋前側壁部43と
を具備した構成である。
【0005】前記連結手段5は、連結板51の下端を前
記収納ケース本体3の底壁部31の後端に連結させ、前
記連結板51の上端を前記蓋体4の上端部41の後端に
連結させたものである。前記連結板51の上下端は、い
ずれも薄肉化されていて、ヒンジ部52、53として機
能する。即ち、前記連結手段5は、連結板51の下端が
前記底壁部31の後端にヒンジ結合されるとともに、該
連結板51の上端が前記上壁部41の後端にヒンジ結合
された構成をなしている。
【0006】このように構成された収納ケース1におい
て、磁気テープカセット2を収納する場合、図10に示
すように、収納ケース本体3と蓋体4とを大きく開いた
状態にして、収納ケース本体3のテープ収納空間35に
磁気テープカセット2を入れて、蓋体4を閉じる。この
場合、磁気テープカセット2の周壁部がケース左右側壁
部32、32、ケース前側壁部33、ケース後側壁部3
4、34等に囲まれるようにして、磁気テープカセット
2がテープ収納空間35内に収納される。尚、この種の
収納ケース1は図11にも示しているように、例えば前
記蓋体4の蓋左右側壁部42の内面側には、蓋体4を閉
じた際に前記ケース左右側壁部32に形成された係合溝
36に嵌合する係止突起46が形成されていて、これら
の係合溝36と係止突起46とが嵌合し合うことによ
り、蓋体4を閉じた状態が保持される。
【0007】前記収納ケース1から磁気テープカセット
2を取り出す場合には、前記収納ケース本体3の底壁部
31の前端縁部37と蓋体4の上壁部41の前端縁部4
7とのそれぞれに手指をかけて、蓋体4側を引き上げる
ことにより前記係合溝36と係止突起46との嵌合を外
して、蓋を開いた状態にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した収納ケース1
は磁気テープカセット2をガタ付かないように収納する
ことが望ましい。しかしながら、これを達成するために
は前記各側壁部32、33、34で囲まれた寸法をカセ
ットケース本体に近づけて収納時の隙間を小さくするよ
うに構成すればよいが、このように側壁部とカセットケ
ース本体との隙間を小さくすればする程、カセット出し
入れ操作がし難くなる問題があった。
【0009】一方、磁気テープカセット2内に収納され
ている磁気テープ巻き取り用のテープリールのガタ付き
を抑えることのできる収納ケースとしては、一対のテー
プリールの開口孔に嵌入する比較的高く突出した突起を
備えたものがある。この突起は一対のテープリールに対
応して収納ケース本体の底壁部に一対形成されている。
従って、収納ケースに磁気テープカセットを収納する
と、収納ケース本体の底壁部に形成された一対の突起が
それぞれのテープリールの開口孔に嵌入してテープリー
ルのガタが抑えられる。しかしながら、この収納ケース
の場合においても、磁気テープカセット2のカセットケ
ース本体を収納ケースでしっかり固定しないと、テープ
リールとカセットケース本体とが相対移動することによ
るガタ付きが発生してしまう。このようにテープリール
の係止用の突起を備えた場合においては、側壁部とカセ
ットケース本体との隙間を小さくして収納時のガタ付き
を小さくする構成を採用しようとすると、突起が比較的
大きく突出していることから、カセット出し入れの操作
性が極端に悪化してしまう問題があった。
【0010】このように、従来においては、カセットケ
ース本体とテープリールとの両方を同時に係止し、かつ
カセット出し入れの操作性をも良好にした収納手段が提
供されていないのが現状であった。本発明の目的は、上
記課題にかんがみてなされたものであり、磁気テープカ
セットのカセットケース本体及びテープリールのガタを
同時に抑えることができ、かつカセット出し入れ操作に
も優れたる磁気テープカセット収納体を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、底
壁部と該底壁部にケース収納空間を画成するべく立設さ
れた側壁部とを具備した収納ケース本体と、該収納ケー
ス本体の上部を覆う上壁部と該上壁部にケース収納空間
を画成するべく立設されて前記底壁部の側壁部に重なり
合う側壁部とを具備した蓋体と、前記収納ケース本体と
前記蓋体とをヒンジ結合することによって前記蓋体を前
記収納ケース本体に開閉自在に連結した連結手段とを備
え、前記ケース収納空間に磁気テープカセットを収納す
るように構成された磁気テープカセット収納体におい
て、前記磁気テープカセットのカセットケース本体の底
面に形成された回転シャフト挿入用開口の開口縁部と前
記回転シャフト挿入用開口に対応して回転自在に配設さ
れたテープリールの底面に形成された環状リブとの間に
進入して、前記カセットケース本体と前記テープリール
とを同時に係止する突起が前記底壁部に設けられたこと
を特徴とする磁気テープカセット収納体により達成する
ことができる。
【0012】本発明の好ましい実施態様としては、前記
突起を環状に形成した構成、前記突起を複数の円弧状突
起とした構成、前記突起を複数の点状突起として円周状
に点させた構成とすることができる。また、本発明の好
ましい実施態様としては、前記回転シャフト挿入用開口
の開口縁部、前記テープリールの環状リブ、前記突起の
内それらの係合部分の少なくとも1つにさそい込み用の
テーパ面を形成した構成とすることができる。さらに、
本発明の好ましい実施態様として、前記突起を、前記カ
セットケース本体の前方部分を開閉するガードパネルを
前記底壁部に形成された側壁部に接触させるように位置
決めする位置に形成した構成とすることができる。
【0013】
【作用】本発明に係わる磁気テープカセット収納体によ
れば、磁気テープカセット収納体に、カセットケース本
体の底面に形成された回転シャフト挿入用開口の開口縁
部にその一端が係合すると共に、この突起の他端が磁気
テープカセットの収納時にテープリールの底面に形成さ
れた環状リブにも係合する突起が形成されている。すな
わち、この突起はカセットケース本体の開口縁部とテー
プリールの環状リブとの間に入り込んでカセットケース
本体とテープリールとを同時に係止することができる。
【0014】また、この突起はテープリールの環状リブ
とカセットケース本体の開口縁部との間にてその両方に
接触する構成であるので、突起の高さは低く構成されて
いる。従って、この突起は、磁気テープカセットを収納
ケース本体に収納する際の障害にならない。
【0015】本発明に係わる磁気テープカセット収納体
によれば、カセットケース本体の開口縁部、テープリー
ルの環状リブ、突起の相互の係合部分において、その内
の少なくとも1つにさそい込み用のテーパ面を形成し
た。従って、磁気テープカセットの収納時に、テープリ
ールの環状リブとカセットケース本体の開口縁部との間
に突起をさそい込むことができるので、突起が環状リブ
と開口縁部との間に容易に入り込む。
【0016】本発明に係わる磁気テープカセット収納体
によれば、突起が、前記カセットケース本体の前方部分
を開閉するガードパネルを前記底壁部に形成された側壁
部に接触させるように位置決めする位置に形成された場
合には、磁気テープカセットの収納時に、カセットケー
ス本体のガードパネルが収納ケース本体の側壁部に接触
して固定される。
【0017】
【実施態様】以下本発明による磁気テープカセット収納
体の一実施態様を図1及び図2を参照の上、詳細に説明
する。図1は本発明の磁気テープカセット収納体の一実
施態様において蓋体を開放した状態を示す斜視図であ
り、図2は本発明の磁気テープカセット収納体の一実施
態様に磁気テープカセットを収納した状態を示す断面図
である。磁気テープカセット収納体6は略直方体をなす
磁気テープカセット2の収納等に利用されるもので、収
納ケース本体7と、蓋体4と、この蓋体4を開閉自在に
収納ケース本体7に連結する連結手段5とを例えば合成
樹脂等により一体成形した構成をなしたものである。た
だし、収納ケース本体7は、後述する環状の突起38、
38を底壁部31に形成した以外の構成において図10
に示した収納ケース本体3と同様であり、また、蓋体4
及び連結手段5は図10に示したものと全く同一の構成
である。
【0018】即ち、収納ケース本体7は、底壁部31
と、該底壁部31の両側端に立設されたケース左右側壁
部32と、底壁部31の前端に立設されたケース前側壁
部33と、底壁部31の後端に立設されたケース後側壁
部34、34とによって、上方が開放したテープ収納空
間35を形成している。
【0019】底壁部31の略中央には、前述した環状の
突起38、38が間隔Aをおいて形成されている。間隔
Aは磁気テープカセット2の底部に形成された回転シャ
フト挿入用開口21、21(以下、単に「開口」とい
う)間の間隔aと同一間隔に設定されている。また、図
2に示すように、環状の突起38は上端の厚みが薄くな
るように、外周38A及び内周38Bがそれぞれテーパ
面に形成されている。外周38Aは磁気テープカセット
2の底部の開口21を形成するテーパ面の開口縁部21
aに係合し、内周38Bは環状リブ23aの外周に係合
する。環状リブ23aは磁気テープカセット2内に回動
自在に支持されたテープリール22の巻芯部23の下端
部に形成されている。
【0020】従って、磁気テープカセット2をテープ収
納空間35に収納すると、環状の突起38、38がテー
プリール22、22の環状リブ23a、23aと磁気テ
ープカセット2の底部に形成された開口21、21の開
口縁部21a、21aとの間に入り込んでカセットケー
ス本体2とテープリール22,22とを同時に係止する
ことができる。尚、この場合、図示しない板ばねの付勢
力でテープリール22,22は図2に示す位置に保持さ
れる。この環状の突起38の高さはテープリール22の
鍔部24に接触しないように低く設定されている。これ
により、磁気テープカセット2の収納時や取出し時に、
環状の突起38、38が障害にならないで、磁気テープ
カセット2を容易にテープ収納空間35に収納すること
ができ、またテープ収納空間35から容易に取り出すこ
とができる。
【0021】また、前述したように環状の突起38は上
端の厚みが薄くなるように、外周38A及び内周38B
がそれぞれテーパ面に形成されているので、磁気テープ
カセット2の収納時に突起38がテープリール22の環
状リブ23aとカセットケース本体の開口縁部21aと
の間に容易にさそい込むことができる。
【0022】さらに、図1に示すように、環状の突起3
8、38とケース後側壁部34、34との間隔Bは、磁
気テープカセット2の開口21、21と磁気テープカセ
ット2のガードパネル25との間隔bと略同一に設定さ
れている(その他、例えば間隔B1と間隔b1とが略同
一でもよい)。従って、磁気テープカセット2をテープ
収納空間35に収納すると、磁気テープを保護するガー
ドパネル25がケース後側壁部34に接触する(図2参
照)。これにより、ガードパネル25がケース後側壁部
34によって係止される。
【0023】蓋体4は、収納ケース本体7の上部を覆う
上壁部41と、該上壁部41の両側端に立設されてケー
ス左右側壁部32の上に重なり合う蓋左右側壁部42
と、上壁部41の前端に立設されてケース前側壁部33
の上に重なり合う蓋前側壁部43とを具備した構成をな
している。
【0024】そして、連結手段5は、連結板51の下端
を収納ケース本体3の底壁部31の後端に連結させ、連
結板51の上端を蓋体4の上端部41の後端に連結させ
たものである。連結板51の上下端は、いずれも薄肉化
されていて、ヒンジ部52、53として機能する。即
ち、連結手段5は、連結板51の下端が底壁部31の後
端にヒンジ結合されるとともに、該連結板51の上端が
上壁部41の後端にヒンジ結合された構成である。
【0025】以上の収納ケース6において、磁気テープ
カセット2を収納する場合、図1に示すように、収納ケ
ース本体7と蓋体4とを大きく開いた状態にして収納ケ
ース本体7のテープ収納空間35に磁気テープカセット
2を入れる。この場合、環状の突起38、38はテープ
リール22の鍔部24に接触しないように低く設定され
ているので、環状の突起38、38がカセット挿入操作
の障害にならないで磁気テープカセット2を容易に収納
することができる。また、環状の突起38の外周38A
及び内周38Bはさそい込み用のテーパが形成されてい
るので、磁気テープカセット2の収納時に突起38をテ
ープリール22の環状リブ23aとカセットケース本体
の開口縁部21aとの間に容易に入り込むことができ
る。なお、上記の実施態様においては、テープカセット
2の底部の開口21の内周面が、底面から見て外傾する
テーパ面が形成されると同時に、ケース底壁面31に立
設された環状突起38にもテーパが形成されているが、
これら両者のテーパの内、いずれか一方は省略できる。
例えばテープカセット2の底部の開口21の内周面にテ
ーパが形成されている磁気テープカセットを収納する場
合には環状突起38にテーパが形成されていなくても開
口21に形成されたテーパのみで、環状突起38を環状
リブ23aと開口21の開口内周との間に容易に入り込
ませることができる。
【0026】このように、環状の突起38、38が、テ
ープリール22の環状リブ23aと磁気テープカセット
2の開口縁部21aとの間に入り込むと、環状の突起3
8の外周38Aがテーパ面の開口縁部21aに係合し、
かつ、環状の突起38の内周38Bが環状リブ23の外
周に係合する。これにより、環状の突起38、38は磁
気テープカセット2のカセットケース本体とテープリー
ル22,22とを同時に係止する。従って、収納ケース
本体7に収納された磁気テープカセット2のカセットケ
ース本体とテープリール22、22のガタを同時に抑え
ることができる。同時に、ガードパネル25がケース後
側壁部34、34に接触するので、ガードパネル25の
ガタを抑えることができる。一方、磁気テープカセット
2のその他の周壁部はケース左右側壁部32、32、ケ
ース前側壁部33に接触することなく適当な間隔が開い
ていても、カセットケース本体がテープ収納空間35内
にガタツクとこなく位置決めされている。
【0027】この状態で蓋体4を閉じて、カセットケー
ス本体、テープリール22,22及びガードパネル25
をガタつかないように磁気テープカセット2を磁気テー
プカセット収納体6内に完全に収納する。尚、図1に示
すように、蓋体4の蓋左右側壁部42の内面側には、蓋
体4を閉じた際にケース左右側壁部32に形成された係
合溝36に嵌合する係止突起46が形成されていて、こ
れらの係合溝36と係止突起46とが嵌合し合うことに
より、蓋体4を閉じた状態が保持される。
【0028】次に、磁気テープカセット収納体6から磁
気テープカセット2を取り出す場合、収納ケース本体7
の底壁部31の前端縁部37と蓋体4の上壁部41の前
端縁部47とのそれぞれに手指をかけて、蓋体4側を引
き上げることにより係合溝36と係止突起46との嵌合
を外して、蓋を開いた状態にする。次いで、磁気テープ
カセット2を収納ケース本体7のテープ収納空間35か
ら取り出す。この場合、環状の突起38、38は低く設
定されているので、取出操作において障害にならない。
また、磁気テープカセット2はケース左右側壁部32、
32、ケース前側壁部33に接触することなく適当な間
隔が開いている状態でテープ収納空間35内に収納され
ているので、磁気テープカセット2を容易に取り出すこ
とができる。
【0029】前記実施態様では突起38を環状に形成し
た場合について説明したが、これに限らず、図3に示す
ように、突起38を2個の円弧状突起38a、38aで
構成してもよく、図4に示すように、突起38を3個の
円弧状突起38b、38b…で構成してもよい。また、
図5に示すように、突起38を4個の円弧状突起38
c、38c…で構成してもよい。さらに、図6に示すよ
うに、突起38を複数の点状突起38d、38d…で構
成し、複数の点状突起38d、38d…を円周上に点在
しても同様の効果を得ることができる。
【0030】また、図2に示した実施態様では、環状の
突起38の外周38A及び内周38Bをそれぞれテーパ
面に形成した場合について説明したが、これに限らず、
図7に示すように、突起38の外周38Aのみをテーパ
面に形成してもよく、また、図8に示すように、突起3
8の内周38Bのみをテーパ面に形成してもよい。
【0031】また、図2に示す実施態様では、テープリ
ール22の環状リブ23aの外周をテーパ面に形成しな
い場合について説明したが、これに限らず、図9に示す
ように、テープリール22の環状リブ23aの外周をテ
ーパ面23bに形成してもよい。更にまた、テーパ面2
3bとは反対に環状リブ23aの内側をテーパ面に形成
してもよい。このような構成により、環状の突起38を
テープリール22の環状リブ23aと磁気テープカセッ
ト2の開口縁部21aとの間にさそい込みやすくするこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明による磁気テ
ープカセット収納体によれば、磁気テープカセット収納
体に、カセットケース本体の底面に形成された回転シャ
フト挿入用開口の開口縁部にその一端が係合すると共
に、この突起の他端が磁気テープカセットの収納時にテ
ープリールの底面に形成された環状リブにも係合する突
起が形成されているので、カセット収納時において、突
起がカセットケース本体の開口縁部とテープリールの環
状リブとの間に入り込んでカセットケース本体とテープ
リールとを同時に係止することができる。
【0033】しかも、突起はテープリールの環状リブと
カセットケース本体の開口縁部との間にてその両方に接
触する構成であるので、突起の高さは低く構成されてい
るので、磁気テープカセットを収納ケース本体に収納す
る際の障害になることながなく、カセット出し入れ操作
性にも優れている。
【0034】さらに、本発明によれば、カセットケース
本体の開口縁部、テープリールの環状リブ、突起の相互
の係合部分において、その内の少なくとも1つにさそい
込み用のテーパ面を形成した構成においては、磁気テー
プカセットの収納時に、テープリールの環状リブとカセ
ットケース本体の開口縁部との間に突起をさそい込むこ
とができるので、突起が環状リブと開口縁部との間に容
易に入り込むことができるので、カセット収納操作性に
も優れている。
【0035】さらに、本発明によれば、突起が、前記カ
セットケース本体の前方部分を開閉するガードパネルを
前記底壁部に形成された側壁部に接触させるように位置
決めする位置に形成された場合には、磁気テープカセッ
トの収納時に、カセットケース本体のガードパネルが収
納ケース本体の側壁部に接触して固定されるので、ガー
ドパネルのガタ付きをも効果的に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気テープカセット収納体の一実施態
様において蓋体を開放した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の磁気テープカセット収納体の一実施態
様に磁気テープカセットを収納した状態を示した断面図
である。
【図3】本発明の磁気テープカセット収納体のその他の
実施態様を示した要部斜視図である。
【図4】本発明の磁気テープカセット収納体のその他の
実施態様を示した要部斜視図である。
【図5】本発明の磁気テープカセット収納体のその他の
実施態様を示した要部斜視図である。
【図6】本発明の磁気テープカセット収納体のその他の
実施態様を示した要部斜視図である。
【図7】本発明の磁気テープカセット収納体のその他の
実施態様を示した要部断面図である。
【図8】本発明の磁気テープカセット収納体のその他の
実施態様を示した要部断面図である。
【図9】本発明の磁気テープカセット収納体のその他の
実施態様を示した要部断面図である。
【図10】従来の磁気テープカセット収納ケースの蓋体
を開放した状態を示す斜視図である。
【図11】従来の磁気テープカセット収納ケースの開閉
時の動作を示す断面図である。
【符号の説明】
2 磁気テープカセット 4 蓋体 5 連結手段 6 磁気テープカセット収納体 7 収納ケース本体 21a 開口縁部 22 テープリール 23a 環状リブ 25 ガードパネル 31 底壁部 32 ケース左右側壁部 34 ケース後側壁部 36 係合溝 38 突起 38a、38b、38c 円弧状突起 38d 点状突起 38A 突起の外周 38B 突起の内周 41 上壁部 42 蓋左右側壁部 46 係止突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁部と該底壁部にケース収納空間を画
    成するべく立設された側壁部とを具備した収納ケース本
    体と、該収納ケース本体の上部を覆う上壁部と該上壁部
    にケース収納空間を画成するべく立設されて前記底壁部
    の側壁部に重なり合う側壁部とを具備した蓋体と、前記
    収納ケース本体と前記蓋体とをヒンジ結合することによ
    って前記蓋体を前記収納ケース本体に開閉自在に連結し
    た連結手段とを備え、前記ケース収納空間に磁気テープ
    カセットを収納するように構成された磁気テープカセッ
    ト収納体において、 前記磁気テープカセットのカセットケース本体の底面に
    形成された回転シャフト挿入用開口の開口縁部と前記回
    転シャフト挿入用開口に対応して回転自在に配設された
    テープリールの底面に形成された環状リブとの間に進入
    して、前記カセットケース本体と前記テープリールとを
    同時に係止する突起が前記底壁部に設けられたことを特
    徴とする磁気テープカセット収納体。
  2. 【請求項2】 前記突起が環状に形成されたことを特徴
    とする請求項1に記載の磁気テープカセット収納体。
  3. 【請求項3】 前記回転シャフト挿入用開口の開口縁
    部、前記テープリールの環状リブ、前記突起の内それら
    の係合部分の少なくとも1つにさそい込み用のテーパ面
    が形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    磁気テープカセット収納体。
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