JPH1191850A - 磁気テープカセット用収納ケース - Google Patents

磁気テープカセット用収納ケース

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Publication number
JPH1191850A
JPH1191850A JP9247028A JP24702897A JPH1191850A JP H1191850 A JPH1191850 A JP H1191850A JP 9247028 A JP9247028 A JP 9247028A JP 24702897 A JP24702897 A JP 24702897A JP H1191850 A JPH1191850 A JP H1191850A
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JP
Japan
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magnetic tape
tape cassette
lid
storage
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP9247028A
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English (en)
Inventor
Kiyoo Morita
清夫 森田
Kazuo Hiraguchi
和男 平口
Katsuki Asano
克城 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP9247028A priority Critical patent/JPH1191850A/ja
Publication of JPH1191850A publication Critical patent/JPH1191850A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープカセットをガタつくことなく安定
して保持できる磁気テープカセット用収納ケースを提供
すること。 【解決手段】 磁気テープカセットを収納する収納部3
と、前記収納部3を覆う蓋部5と、前記収納部3及び前
記蓋部5を開閉可能に連結するヒンジ部7と、前記収納
部3を構成する平板部11の外周部に設けた側壁部13
とにより構成した磁気テープカセット用収納ケース1に
おいて、前記磁気テープカセットの長手方向略中央に形
成された開口部と光源挿入孔との間の壁部を挟持して磁
気テープカセットの位置規制を行うリブ14が前記平板
部11の一ヶ所に設けられている磁気テープカセット用
収納ケース1により解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープカセッ
トを収納する収納部と、前記収納部を覆う蓋部と、前記
収納部及び前記蓋部を開閉可能に連結するヒンジ部と、
前記収納部を構成する平板部の外周部に設けた側壁部と
により構成した磁気テープカセット用収納ケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気テープカセット用収納ケース(以
下、単に収納ケースと略称する)は、収納する磁気テー
プカセットの形態に応じて種々のものが提案されてい
る。以下、図2及び図3を参照して従来の収納ケース
と、磁気テープカセットの一例を説明する。
【0003】図2に示す収納ケース41は、図3に示す
磁気テープカセット81を収納する収納部43と蓋部4
5、更にヒンジ部47を備えている。収納部43は、平
板部51とその外周部に一体に形成された側壁部53、
更に平板部53のやや後端よりに形成したリール係止用
リブ55a,55bを備えている。そして、図3に示し
た磁気テープカセット81を収納する場合、適正に収納
されると図2の想像線で示すように側壁部53内に嵌合
された状態となる。
【0004】蓋部45は、平板部61と三方の外周部に
一体成形した側壁部63とを備えている。ヒンジ部47
は板部71の両側にそれぞれ薄肉部73a,73bを形
成したものであり、この薄肉部73a,73bにより収
納部43と蓋部45とを書籍のように閉じることができ
る。
【0005】なお、収納部43を構成する側壁部53の
外側には、平板部51の一部を張り出し状に形成した張
出部51aが設けられている。収納部43と蓋部45と
を閉じた場合、収納部43の側壁部53の外側に蓋部4
5の側壁部63が被さるようになるが、張出部51aを
設けることにより、収納部43が蓋部45内にもぐり込
むようなことはなく、ケース全体が一定の厚さに保たれ
る。
【0006】また、側壁部53の外側面には凹状の係止
部53aが形成され、側壁部63の内側面であって、収
納部43と蓋部45とを閉じたときに係止部53aに対
応する位置に係止突起63aが形成されている。したが
って、収納部43と蓋部45とを閉じ合わせた場合、係
止部53aに係止突起63aが係止され、収納部43と
蓋部45との不測の開動が防止される。
【0007】次に、図3を参照して磁気テープカセット
81について説明する。なお、図3は磁気テープカセッ
ト81を底面側から見た斜視図であり、上カセットハー
フ83が下側になり、下カセットハーフ85が上側に図
示されている。下カセットハーフ85の2ヶ所に円形開
口部87a,87bが形成され、磁気テープを巻回した
リールハブ(いずれも図示せず)と一体の係合部89
a,89bが露出している。
【0008】この係合部89a,89bは、VTRに装
填された場合に磁気テープの繰り出し、巻き取り等を行
う機能と、収納ケース41に収納した場合にリール係止
用リブ55a,55bに係止して磁気テープカセット8
1のガタツキを防止する機能を備えている。
【0009】磁気テープカセット81の前面側には、ア
ウターリッド91が回動自在に設けられ、VTR等に装
填された場合は図3の矢印Aで示すようにアウターリッ
ド91が回動した後に磁気テープが引き出される。ま
た、アウターリッド91の内側のほぼ中央部には、上下
ハーフケース83,85を切り欠くようにして凹状の前
面開口部93が形成されるとともに、下ハーフケース8
5側の前面開口部93の一端には段差部95が連設され
ている。そして、段差部95には光源挿入孔97が設け
られている。この光源挿入孔97は磁気テープ端検出を
行うために使用される。
【0010】収納ケース41に磁気テープカセット81
を収納する場合、図2に想像線で示すように側壁部53
内に磁気テープカセット81を嵌め込み、係合部89
a,89bの中心に形成されている円形の係合孔B内に
リール係止用リブ55a,55bを挿入させて押し込む
ようにする。リール係止用リブ55a,55bは適度な
弾性を有しているので、係合孔B内に軽く圧入するよう
になり、磁気テープカセット81が収納ケース41内に
収納される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た収納ケース41にはヒンジ部を形成しなければならな
いため、材料として比較的軟らかいポリプロピレン(以
下単に「PP」と略称する)を用い、ヒンジ性をもたし
ている。しかしながら、PPは結晶性樹脂で収縮率が大
きく一般に寸法精度を出しにくい。したがって収納ケー
ス41を成形する場合であっても、2つのリール係止用
リブ55a,55bの位置を精度良く形成できなかっ
た。その結果として、磁気テープカセット81の係合孔
Bをリール係止用リブ55a,55bに挿入しても、磁
気テープカセット81は収納ケース41に収納されてい
るにも係わらず寸法誤差のため磁気テープカセット81
がガタついてしまい、構成部品の破損、発塵等の発生が
懸念される。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、磁気テープカセットをガタつくことなく安定して保
持できる磁気テープカセット用収納ケースを提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、磁
気テープカセットを収納する収納部と、前記収納部を覆
う蓋部と、前記収納部及び前記蓋部を開閉可能に連結す
るヒンジ部と、前記収納部を構成する平板部の外周部に
設けた側壁部とにより構成した磁気テープカセット用収
納ケースにおいて、前記磁気テープカセットの長手方向
略中央に形成された開口部と光源挿入孔との間の壁部を
挟持して磁気テープカセットの位置規制を行うリブが前
記平板部の一ヶ所に設けられていることを特徴とする磁
気テープカセット用収納ケースにより解決される。
【0014】本発明の収納ケースには、平板部の一ヶ所
に位置規制を行うリブが設けられている。前記リブは、
磁気テープカセットの長手方向略中央に形成された開口
部と光源挿入孔の間の壁部を挟持して磁気テープカセッ
トの位置規制を行う。本発明のようにヒンジ部が形成さ
れている収納ケースにおいても、一ヶ所の位置規制リブ
を高精度で成形すればよく前記位置であれば精度良く前
記リブを形成することができる。したがって、前記一ヶ
所のリブのみで磁気テープカセットをガタつくことなく
安定して保持できる
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る磁気テープカセット用収納ケースの実施形態を説
明する。図1は磁気テープカセット用収納ケースの構成
を示す斜視図である。なお、実施形態の説明にあたって
は、図3に示した磁気テープカセットを適宜援用する。
【0016】収納ケース1はヒンジ性をもたせるためP
Pから形成されており、収納部3と蓋部5とをヒンジ部
7を介して連結した構成になっている。収納部3は、平
板部11とその外周部に一体に形成された側壁部13、
更に平板部11の一ヶ所に形成した位置規制用リブ14
とを備えている。そして、従来例で示した磁気テープカ
セット81を収納する場合、適正に収納されると図1の
想像線で示すように側壁部13内に嵌合された状態にな
る。
【0017】蓋部5は、平板部21と三方の外周部に一
体成形した側壁部23とを備えている。ヒンジ部7は、
板部31の両側にそれぞれ薄肉部33a,33bを形成
したものであり、この薄肉部33a,33bにより収納
部3と蓋部5とを書籍のように閉じることができる。
【0018】なお、収納部3を構成する側壁部13の外
側には、平板部11の一部を張り出し状に形成した張出
部11aが設けられている。収納部3と蓋部5とを閉じ
た場合、収納部3の側壁部13の外側に蓋部5の側壁部
23が被さるようになるが、張出部11aを設けること
により、収納部3が蓋部5内にもぐり込むようなことは
なく、収納ケース1全体が一定の厚さに保たれる。
【0019】また、側壁部13の外側面には凹状の係止
部13aが形成され、側壁部23の内側面であって、収
納部3と蓋部5とを閉じたとき係止部13aに対応する
位置に係止突起23aが形成されている。したがって、
収納部3と蓋部5とを閉じ合わせた場合、係止部13a
に係止突起23aが係止し、収納部3と蓋部5との不測
の開動が防止される。なお、係止部13a及び係止部2
3aの形成位置との数は、図1の態様に限定されるもの
ではなく、種々の変更が可能である。
【0020】次に、位置規制用リブ14について説明す
る。該位置規制用リブ14は、板状に形成されており切
り欠き部15aが設けらた板状リブ15と円柱形状から
なる円柱状リブ20とから構成されている。該板状リブ
15は、磁気テープカセット81の長手方向略中央に形
成された前面開口部93に挿入するように対応して設け
られており、切り欠き部15aは、光源挿入孔97の縁
に設けられた壁部99に対応して設けられている。また
円柱状リブ20は、磁気テープカセット81の長手方向
略中央に形成された光源挿入孔97に嵌入するよう対応
して設けられいる。そして該板状リブ15と該円柱状リ
ブ20は、前面開口部93と光源挿入孔97との間の壁
部99を挟持することにより磁気テープカセット81の
位置規制を行う。
【0021】ここで、収納ケース1はヒンジ性をもたせ
るため比較的軟らかいPPから形成されているが、磁気
テープカセット81の長手方向略中央に形成された前面
開口部93及び光源挿入孔97に対応した位置であれ
ば、たとえ収納ケース成形の際収納ケース1が収縮して
も精度良く位置規制用リブ14を形成することができ
る。すなわち、従来のように磁気テープカセット81の
係合孔Bに対応して収納ケース1にリール係止用リブを
二つ設けていた場合は、それぞれ係止用リブ55a,5
5bごとの精度が必要であったが、一ヶ所かつ略中央部
であれば精度を出しやすい。したがって、前記一ヶ所の
位置規制用リブ14により磁気テープカセット81をガ
タつくことなく安定して保持できる
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、磁気テー
プカセットの長手方向略中央に形成された開口部と光源
挿入孔との間の壁部を挟持して磁気テープカセットの位
置規制を行うリブが前記平板部の一ヶ所に設けられてい
るので、前記位置であればヒンジ部が形成されている比
較的軟らかい材料により成形される収納ケースにおいて
も精度良くリブを形成することができる。したがって、
前記一ヶ所のリブにより磁気テープカセットをガタつく
ことなく安定して保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気テープカセット
用収納ケースを示す斜視図である。
【図2】従来の磁気テープカセット用収納ケースの一例
を示す斜視図である。
【図3】磁気テープカセットの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気テープカセット用収納ケース 3 収納部 5 蓋部 7 ヒンジ部 11,21,31 平板部 13,23 側壁部 13a 係止部 14 位置規制用リブ 15 板状リブ 15a 切り欠き 20 円柱状リブ 17a,17b 端部 19 基部 33a,33b 薄肉部 81 磁気テープカセット 83 上カセットケース 85 下カセットハーフ 93 前面開口部 95 段差部 97 光源挿入孔 99 壁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープカセットを収納する収納部
    と、前記収納部を覆う蓋部と、前記収納部及び前記蓋部
    を開閉可能に連結するヒンジ部と、前記収納部を構成す
    る平板部の外周部に設けた側壁部とにより構成した磁気
    テープカセット用収納ケースにおいて、 前記磁気テープカセットの長手方向略中央に形成された
    開口部と光源挿入孔との間の壁部を挟持して磁気テープ
    カセットの位置規制を行うリブが前記平板部の一ヶ所に
    設けられていることを特徴とする磁気テープカセット用
    収納ケース。
JP9247028A 1997-09-11 1997-09-11 磁気テープカセット用収納ケース Pending JPH1191850A (ja)

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JP9247028A JPH1191850A (ja) 1997-09-11 1997-09-11 磁気テープカセット用収納ケース

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JPH1191850A true JPH1191850A (ja) 1999-04-06

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JP9247028A Pending JPH1191850A (ja) 1997-09-11 1997-09-11 磁気テープカセット用収納ケース

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Effective date: 20060324

A521 Written amendment

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Effective date: 20060419

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