JPH10222087A - 表示板ホルダ - Google Patents

表示板ホルダ

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Publication number
JPH10222087A
JPH10222087A JP4002197A JP4002197A JPH10222087A JP H10222087 A JPH10222087 A JP H10222087A JP 4002197 A JP4002197 A JP 4002197A JP 4002197 A JP4002197 A JP 4002197A JP H10222087 A JPH10222087 A JP H10222087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
display plate
panel
hinge
plate holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP4002197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Oshima
正昭 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP4002197A priority Critical patent/JPH10222087A/ja
Publication of JPH10222087A publication Critical patent/JPH10222087A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作つまみ動作機構における部品点数を削減
し、表示板の周囲から操作つまみまでの距離を小さくす
ることができる表示板ホルダを提供する。 【解決手段】表示板ホルダ15は表示板1の電極端子を
プリント基板の穴に案内する漏斗状穴を有し表示板1と
プリント基板3の間に配置される。パネルに案内される
操作つまみ5をパネルから突出する方向に付勢する弾性
ヒンジ15bを表示板ホルダ15に一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気機器の表示板
を保持する表示板ホルダに係わり、特に、車載用音響機
器に好適な表示板ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】車載用音響機器に用いられる従来の表示
板ホルダの例を図8〜図10に示す。表示板1とプリン
ト基板3の間には図8および図9(b)に示すように表
示板ホルダ2が介在する。プリント基板3には表示板1
の電極端子1a、1a…が入る穴3a、3a…が設けら
れており、電極端子1aは、図9(a)に示すように、
表示板ホルダ2の漏斗状穴2aに導かれプリント基板3
の穴3aに挿入される。表示板ホルダ2は表示板1の位
置決めの機能も有している。
【0003】図10にプリント基板3に固定されたスイ
ッチ4とそれを操作する操作つまみ5の位置関係を示
す。図10(a)および(b)に示すように、プリント
基板3に固定されたスイッチ4の前方に操作つまみ5が
配置される。なお、図10(a)および(b)には示し
ていないが、図10(c)に示すように表示板1の前方
には操作つまみ5を案内するパネル9が配置される。図
には操作つまみ5とスイッチ4を1つづつしか示してい
ないが通常これらは複数個並べて配置される。
【0004】操作つまみ5等は図10(b)に示す状態
に組み付けられるが、組付け作業を説明すると、先ず、
パネル9を裏返して、穴9a、9a…に操作つまみ5、
5…を挿入する。その上にクッション7の穴7aに操作
つまみ5のボス5aが入るようにクツション7を置き、
さらに、クッション押え6の穴6aに操作つまみ5のボ
ス5aが入るようにクッション押え6を重ね、クッショ
ン押え6の上にプリント基板3を置き、ねじ8をパネル
9のねじ穴に螺合させて上記の各部材を組付けてアセン
ブリを作る。
【0005】次に図10(c)を参照して操作つまみ5
の動作を説明する。操作つまみ5は通常クッション7の
弾力によりパネル9に圧接され、パネル9から突出して
いる。操作つまみ5を手で押し込むと、クッション7が
撓み操作つまみ5がパネル9より内側に入り操作つまみ
5のボス5aがスイッチ4のプランジャ4aを押してス
イッチ4が動作する。操作つまみ5から手を放すと、操
作つまみ5はクッション7の弾力により元の位置に戻
る。
【0006】上記従来の操作つまみの作動機構では、ク
ッション7やクッション押え6等の部品が必要であり、
部品点数が多く組立て工数が多くなる。すなわち製造コ
ストが高くなるという問題があった。
【0007】図11および図12に従来の操作つまみの
作動機構の他の例を示す。この例では、操作つまみ10
にヒンジ10bを一体に形成している。また、操作つま
み10とプリント基板3の間にヒンジ押え11が配置さ
れる。
【0008】図12を参照して操作つまみ10の動作を
説明する。操作つまみ10は通常ヒンジ10bの弾力に
よりパネル9に圧接され、パネル9から突出している。
操作つまみ10を手で押し込むと、ヒンジ10bが撓み
操作つまみ10がパネル9より内側に入り、操作つまみ
10のボス10aがスイッチ4のプランジャ4aを押し
てスイッチ4が動作する。操作つまみ10から手を放す
と、操作つまみ10はヒンジ10bの弾力により元の位
置に戻る。
【0009】図12に示す従来のものは図10に示した
従来のものにより部品点数が減るが、ヒンジ押え11が
必要であり、部品点数の削減や組立て性の点で十分でな
い。また、操作つまみ10と一体にヒンジ10bを形成
するため、つまみを成形する際に使用する金型がアンダ
ーカットとなり、スライド構造を持つ金型を使用しなけ
ればならず、金型代が高くなるという問題があった。
【0010】さらに、図10に示した従来例と図12に
示した従来例とに共通して次のような欠点があった。す
なわち、操作つまみとスイッチとの近傍に他の部品が存
在するために、表示板の周囲から操作つまみまでの距離
が大きくなり、車載用音響機器等のように外径寸法が制
約される場合には設計の自由度が制限されるという問題
があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記した点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、操作つまみ作動機構の部品点数や組立て工数が削減
され、しかも表示板の周囲から操作つまみまでの距離を
小さくすることが可能な表示板ホルダを提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の表示板ホルダ
は、表示板の電極端子をプリント基板の穴に案内する漏
斗状穴を有し表示板とプリント基板の間に配置される表
示板ホルダにおいて、パネルに案内される操作つまみを
パネルから突出する方向に付勢する弾性ヒンジを一体に
設けたものである。
【0013】さらに、この発明の表示板ホルダは、表示
板の電極端子をプリント基板の穴に案内する漏斗状穴を
有し表示板とプリント基板の間に配置される表示板ホル
ダにおいて、パネルに案内されるシーソーつまみの中央
を支持する支点と前記シーソーつまみの両側をパネルか
ら夫々突出する方向に付勢する1対の弾性ヒンジを一体
に設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である表示板ホ
ルダを図面に基づいて説明する。図において、従来例で
示したものと同様の機能を有する部材は同一の符号が付
されており、その詳細な説明を省略する。図1はこの発
明の第1の実施例である表示板ホルダの取付け状態を示
す分解斜視図であり、図2は同表示板ホルダの取付け状
態を示す斜視図である。図における表示板ホルダ15は
図8および図9における表示板ホルダ2と類似の機能を
有するが、表示板ホルダ15にはヒンジ15bが設けら
れている点で表示板ホルダ2と異なる。表示板ホルダ1
5の漏斗状穴15aは表示板ホルダ2の漏斗状穴2aと
同様の機能を有する。
【0015】図3および図4にプリント基板3に固定さ
れたスイッチ4とそれを操作する操作つまみ5の位置関
係を示す。すなわち、プリント基板3に固定されたスイ
ッチ4の前方に操作つまみ5が配置される。なお、図3
には示していないが、図4に示すように表示板1の前方
には操作つまみ5を案内するパネル9が配置される。図
には操作つまみ5とスイッチ4およびヒンジ15bを1
つづつしか示していないが通常これらは複数個並べて配
置される。
【0016】図5を参照して操作つまみ5の動作を説明
する。操作つまみ5は通常は図5(a)に示すように、
ヒンジ15bの弾力によりパネル9に圧接され、パネル
9から突出している。操作つまみ5を手で押し込むと、
図5(b)に示すように、ヒンジ15bが撓み操作つま
み5がパネル9より内側に入り操作つまみ5のボス5a
がスイッチのプランジャを押してスイッチが動作する。
(図5にはスイッチを示していないがスイッチ4は図4
に示されている)操作つまみ10から手を放すと、操作
つまみ10はヒンジ10bの弾力により元の位置に戻
る。
【0017】図6はこの発明の第2の実施例である表示
板ホルダの取付け状態を示す分解斜視図である。図にお
ける表示板ホルダ16は図8および図9における表示板
ホルダ2と類似の機能を有するが、表示板ホルダ16に
はヒンジ16b、16cおよび支点16dが設けられて
いる点で表示板ホルダ2と異なる。
【0018】表示板ホルダ16の漏斗状穴16aは表示
板ホルダ2の漏斗状穴2aと同様の機能を有する。パネ
ル9にはシーソーつまみ17を案内する穴9aが設けら
れている。図にはシーソーつまみ17を1つしか示して
いないが通常シーソーつまみ17は複数個並べて配置さ
れる。また、図3に示すつまみ5も追加して配置しても
よい。
【0019】図7を参照してシーソーつまみ17の動作
を説明する。シーソーつまみ17は通常は図7(a)に
示すように、ヒンジ16bおよび16cの弾力によりそ
の両側がパネル9に圧接され、シーソーつまみ17はパ
ネルに対して平行な状態となっている。操作つまみ17
の左側を手で押すと、図7(b)に示すように、操作つ
まみ17が傾き、ヒンジ16cが撓み、シーソーつまみ
17のボス17aが左側のスイッチ4のプランジャを押
してスイッチ4(左側)が動作する。
【0020】シーソーつまみ17から手を放すと、シー
ソーつまみ17はヒンジ16b、16cの弾力により元
の位置に戻る。操作つまみ17の右側を手で押すと、図
7(c)に示すように、シーソーつまみ17が傾き、ヒ
ンジ16bが撓み、シーソーつまみ17のボス17bが
右側のスイッチ4のプランジャを押してスイッチ4(右
側)が動作する。シーソーつまみ17から手を放すと、
シーソーつまみ17はヒンジ16b、16cの弾力によ
り元の位置に戻る。
【0021】
【発明の効果】この発明の表示板ホルダによれば、従来
の操作つまみ動作機構におけるクッション押え6、クッ
ション7、ヒンジ押え11等の部材が不要となり、部品
点数が削減される。そして部品点数の削減により組立て
性が向上しコストダウンが達成される。
【0022】また、従来の操作つまみ10のようにヒン
ジ10bを形成する必要がなく、スライド構造を持つ金
型を使用する必要がないため、金型代も従来のものより
安くなる。
【0023】操作つまみとスイッチとの近傍に従来のも
ののように他の部品が存在することがなく、表示板の周
囲から操作つまみまでの距離を小さくすることができ
る。従って、車載用音響機器等のように外径寸法が制約
される場合には設計の自由度が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である表示板ホルダの
取付け状態を示す分解斜視図である。
【図2】同表示板ホルダの取付け状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図3(a)は同表示板ホルダと操作つまみとの
位置関係を示す分解斜視図、図3(b)は同表示板ホル
ダと操作つまみとの組付け状態を示す斜視図である。
【図4】同表示板ホルダの取付け状態を示す断面図であ
る。
【図5】同表示板ホルダの作用を説明するための断面図
である。
【図6】この発明の第2の実施例である表示板ホルダの
取付け状態を示す分解斜視図である。
【図7】同表示板ホルダの作用を説明するための平面図
である。
【図8】従来の表示板ホルダの取付け状態を示す分解斜
視図である。
【図9】図9(a)は同表示板ホルダの作用を説明する
ための断面図、図9(b)は同表示板ホルダの取付け状
態を示す斜視図である。
【図10】図10(a)は同表示板ホルダを用いた車載
用音響機器の操作つまみの取付け状態を示す分解斜視
図、図10(b)は同表示板ホルダを用いた車載用音響
機器の操作つまみの取付け状態を示す斜視図、図10
(c)は同表示板ホルダを用いた車載用音響機器の操作
つまみの取付け状態を示す断面図である。
【図11】図11(a)は従来の他の例の表示板ホルダ
の取付け状態を示す分解斜視図、図11(b)は同表示
板ホルダの取付け状態を示す斜視図である。
【図12】同表示板ホルダの取付け状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 表示板、1a 電極端子 2 表示板ホルダ、2a 漏斗状穴 3 プリント基板、3a 穴 4 スイッチ、4a プランジャ 5 操作つまみ、5a ボス 6 クッション押え、6a 穴 7 クッション、7a 穴 8 ねじ 9 パネル、9a 穴 10 操作つまみ、10a ボス、10b ヒンジ 11 ヒンジ押え 15 表示板ホルダ、15a 漏斗状穴、15b ヒン
ジ 16 表示板ホルダ、16a 漏斗状穴、16b、16
c ヒンジ、16d支点 17 シーソーつまみ、17a、17b ボス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示板の電極端子をプリント基板の穴に
    案内する漏斗状穴を有し表示板とプリント基板の間に配
    置される表示板ホルダにおいて、パネルに案内される操
    作つまみをパネルから突出する方向に付勢する弾性ヒン
    ジを一体に設けたことを特徴とする表示板ホルダ。
  2. 【請求項2】 表示板の電極端子をプリント基板の穴に
    案内する漏斗状穴を有し表示板とプリント基板の間に配
    置される表示板ホルダにおいて、パネルに案内されるシ
    ーソーつまみの中央を支持する支点と前記シーソーつま
    みの両側をパネルから夫々突出する方向に付勢する1対
    の弾性ヒンジを一体に設けたことを特徴とする表示板ホ
    ルダ。
JP4002197A 1997-02-07 1997-02-07 表示板ホルダ Pending JPH10222087A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4002197A JPH10222087A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 表示板ホルダ

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JP4002197A JPH10222087A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 表示板ホルダ

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JP4002197A Pending JPH10222087A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 表示板ホルダ

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JP (1) JPH10222087A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221850A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Alpine Electronics Inc 電子機器
JP2008033142A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Icom Inc 電子機器のパネル構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221850A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Alpine Electronics Inc 電子機器
JP4585770B2 (ja) * 2004-02-06 2010-11-24 アルパイン株式会社 電子機器
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