JP2002260496A - 多方向スイッチ装置 - Google Patents

多方向スイッチ装置

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JP2002260496A
JP2002260496A JP2001060751A JP2001060751A JP2002260496A JP 2002260496 A JP2002260496 A JP 2002260496A JP 2001060751 A JP2001060751 A JP 2001060751A JP 2001060751 A JP2001060751 A JP 2001060751A JP 2002260496 A JP2002260496 A JP 2002260496A
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rubber
rubber dome
case
switch device
pressing
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Kazuyoshi Goto
和敬 後藤
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の多方向スイッチ装置では、操作部材5
3の突起部53cの平滑な下面と、ゴムドーム52aの
押圧部52cの平滑な上面とは、常時、圧接されて密着
状態となっているため、操作部材53の傾倒動作時、突
起部53cは、密着状態で押圧部52cを押圧するため
円錐状部52dが斜め方向(矢印Z方向)に押されなが
ら座屈して、クリック感を生起することから、充分なク
リック感を得ることが出来ないという問題があることか
ら、操作者に良好なクリック感を生起することができる
多方向スイッチ装置の提供。 【解決手段】 ケース1と、該ケースに収納されたスイ
ッチ8と、多方向に傾倒可能で、それぞれの方向への傾
倒動作によって、スイッチを操作するひとつの操作部材
5と、該操作部材の傾倒動作によって操作されるゴムド
ーム3とを備え、操作部材とゴムドームとの間にシート
部材6が配設され、操作部材の傾倒動作時に、シート部
材によって、操作部材とシート部材との間、或いは/及
びゴムドームとシート部材との間で滑り動作を行わしめ
るようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、車両の電動
ウインドミラー装置に用いて好適な多方向スイッチ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多方向スイッチ装置の図面を説明
すると、図7は、従来の多方向スイッチ装置を示す平面
図、図8は、図7の8ー8線における断面図、図9は、
従来の多方向スイッチ装置に係わり、弾性スプリング部
材を示す図7の9ー9線における断面図、図10は、図
7の10ー10線における断面図である。
【0003】合成樹脂材料から成り、箱形のケース51
は、上壁51aと、上壁51aの外周縁の近傍から垂直
に延設され、周囲を囲む側壁51bと、上壁51aの左
上方側に設けられた略四角形の凹部51cと、凹部51
cの四隅に設けられた溝部51dと、凹部51cの中央
部に設けられた貫通孔51eとを有している。また、こ
の貫通孔51eは、十字状の矩形であるように形成さ
れ、貫通孔51eの外表面部には、円弧状であって、半
球状の受け部51fが設けられている。
【0004】また、ケース51内には、上壁51aから
ケース51内に垂直に延設された仕切板51gが設けら
れ、この仕切板51gによって、ケース51内には、第
1収納部51hと第2収納部51iとが隣り合わせに設
けられると共に、第2収納部51i上に位置する上壁5
1aには、貫通孔51jが設けられている。
【0005】弾性ゴム材料から成り、略四角形の弾性ス
プリング部材52は、十字状の四隅にそれぞれ設けられ
た4個のゴムドーム52aと中央部に設けられた円形の
貫通孔52bとを有し、このゴムドーム52aは、略円
柱状の押圧部52cと、押圧部52cを保持する円錐状
部52dと、円錐状部52dを保持し、略四角形の基台
部52eと、基台部52eの外周縁から下方に突出する
突出部52fとを有している。また、押圧部52cの下
面は、円錐状部52d内に突出して配設されている。
【0006】また、この弾性スプリング部材52は、ケ
ース51の凹部51c内に配設され、この状態のとき、
弾性スプリング部材52の突出部52fがケース51の
溝部51d内に挿入・配置され、これによって、弾性ス
プリング部材52がケース51に位置決めされる。
【0007】また、この状態のとき、弾性スプリング部
材52の貫通孔52b内にケース51の貫通孔51eが
位置決めされている。また、このゴムドーム52aの押
圧部52cの下面と円錐状部52dの下面との間の距離
L3は、比較的短い距離であるように形成され、ゴムド
ーム52aの押圧部52cに押圧力が加えられると、こ
の押圧力によって、押圧部52cが下方に押圧され、そ
して円錐状部52dが座屈して、押圧部52cが上壁5
1aに当接する。そして、距離L3が比較的短い距離で
あることから円錐状部52dは小さなストロークと成っ
ている。
【0008】合成樹脂材料から成る操作部材53は、略
円形であって、操作部53aと、操作部53aの外周縁
部から略垂直に延設された周縁部53bと、操作部53
aの外周縁部の近傍から下方に突出し、十字状のそれぞ
れの位置に設けられた4個の突起部53cと、操作部5
3aの中央部から下方に突出する四角柱状の駆動部53
dとを有している。また、四角柱状の駆動部53dの中
間部の対向する面には、一対の凹部53eが設けられ、
駆動部53dの付け根部には、半球状の凹部を有する支
持部53fが設けられている。
【0009】この操作部材53の駆動部53dは、前記
ケース51の貫通孔51e内に挿通され、ケース51の
受け部51f上に操作部材53の支持部53fが載置さ
れた状態に保持される。この状態のとき、操作部材53
の4個設けられた突起部53cは、それぞれ4個のゴム
ドーム52aの押圧部52cと対向し、圧接(当接)さ
れて配設されている。この圧接によって、操作部材53
のガタツキが防止されている。
【0010】そして、この操作部材53は、その駆動部
53dがケース51の十字状に形成された貫通孔51e
内に挿通されて、操作部材53の中心を通る第1直線X
1と、中心を通り、第1直線X1に直交する第2直線Y
1の互いに直交する方向である十字状の4方向に傾倒動
作可能となっている。また、操作部材53がケース51
に挿通された際、4個のゴムドーム52aは、操作部材
53の傾倒動作方向である第1直線X1、及び第2直線
Y1の間で中間部にそれぞれ配置された状態にあって、
操作部材53の各方向への傾倒動作によって、傾倒方向
側に配設された隣り合う2個の突起部53cが当接され
た2個のゴムドーム52aの押圧部52cを下方に押し
下げ、この押し下げによって、2個の円錐状部52dが
座屈し、この円錐状部52dの座屈によって、操作部材
53の操作者にクリック感を生じせしめることになる。
【0011】また、成型品から成る操作部材53の突起
部53cの平滑な下面と、ゴムドーム52aの押圧部5
2cの平滑な上面とは、常時、圧接されて密着状態とな
っているため、この傾倒動作時、突起部53cは、密着
状態で押圧部52cを押圧するため円錐状部52dが斜
め方向(図9の矢印Z方向)に押されながら座屈して、
クリック感が悪くなる。
【0012】合成樹脂材料から成るホルダー54は、略
半球状の基部54aと、基部54aの中央部に設けられ
た四角形の貫通孔54bと、基部54aの中央部に対向
する一対の弾性爪部54cとを有している。このホルダ
ー54の貫通孔54b内に操作部材53の駆動部53d
が挿通され、弾性爪部54cが駆動部53dの凹部53
eにスナップイン係合され、このスナップイン係合によ
って、操作部材53がケース51の上壁51a上に抜け
止めされ、且つ、位置決めされている。
【0013】また、この状態で操作部材53は、ケース
51の上壁51aに対して、十字状の4方向に傾倒動作
できるように取り付けられている。
【0014】スライド型のスイッチ55は、合成樹脂材
料から成る略矩形のスライダー56と、スライダー56
の下面に取り付けられた複数組の可動接点57と、可動
接点57に対向する位置に設けられたプリント配線基板
58と、プリント配線基板58上に形成され、可動接点
57が接離する複数組の固定接点(図示せず)とから構
成されている。
【0015】また、スイッチ55のスライダー56は、
中央部に四角形の貫通孔56aと、可動接点57とコイ
ルバネ63とを収容する凹部53bとを有し、この貫通
孔56a内には、前記操作部材53の駆動部53dが挿
通されていると共に、プリント配線基板58がケース5
1の下部の開放部を覆うように取り付けられている。そ
して、前記操作部材53の十字状の4方向への傾倒動作
によって、スライダー56がプリント配線基板58に対
して水平で、十字状の4方向に駆動され、このスライダ
ー56の駆動によって、固定接点(図示せず)上を可動
接点57が接離し、スイッチ55の接点の切り換え動作
をするように構成されている。そして、このスイッチ5
5は、ケース51の第1収納部51h内に収納・配置さ
れている。
【0016】第2のスライド型のスイッチ60は、合成
樹脂材料から成る略矩形のスライダー60aと、スライ
ダー60aの下面に取り付けられた複数組の可動接点6
0bと、可動接点60bに対向する位置に設けられたプ
リント配線基板58と、プリント配線基板58上に形成
され、可動接点60bが接離する複数組の固定接点(図
示せず)とから構成されている。
【0017】また、スイッチ60のスライダー60a
は、中央部に外方に突出する突出部60cと、可動接点
60bとコイルバネ64とを収容する凹部60dとを有
している。また、このスイッチ60は、第2収納部51
i内に収納・配置されている。合成樹脂材料から成る操
作ツマミ62は、ケース51の上壁51aの貫通孔51
jに挿入された状態でに適宜手段によって取り付けら
れ、この操作ツマミ62の操作によって、第2のスライ
ド型のスイッチ60が操作されるように構成されてい
る。
【0018】合成樹脂材料から成る底壁部材59は、底
壁59aと、底壁59aの外周縁の所定の個所から垂直
に延設された側壁59bとを有している。この底壁部材
59の底壁59aは、プリント配線基板58の下部に載
置され、また、この底壁部材59は、ケース51の側壁
51bの開放端部にスナップイン係合などの適宜手段に
て取り付けられている。
【0019】コネクタ61は、絶縁性の保持体61a
と、この保持体61aに保持された端子部61bとを有
し、この端子部61bがプリント配線基板58の固定接
点(図示せず)に電気的に接続された状態でケース51
に取り付けられ、スイッチ55、60の接点の切換動作
がコネクタ61を介して外部の電気装置に出力される。
【0020】次に、この従来の多方向スイッチの動作に
ついて説明する。先ず、図7に示す操作部材53の第2
直線Y1上の左方向(A点)の位置を押圧して、操作部
材53を傾倒動作すると、A点を挟んで両側に位置する
2個のゴムドーム52aの各押圧部52cが操作部材5
3の各突起部53cによって、押圧され、この押圧部5
2cが押圧されることによって、円錐状部52dが座屈
し、操作者にクリック感を生じさせる。また、円錐状部
52dは小さなストロークに形成されていることから、
このクリック感は、悪いものになっている。
【0021】また、この操作部材53の傾倒動作によっ
て、操作部材53の駆動部53dがスイッチ55を駆動
し、A点への押圧におけるスイッチ55の切換動作が成
される。このとき、突起部53cの平滑な下面と、押圧
部52cの平滑な上面とは、常時、圧接されて密着状態
となっているため、この傾倒動作時、突起部53cは、
密着状態で押圧部52cを押圧するため円錐状部52d
が矢印Z方向に押されながら座屈して、クリック感が悪
くなる。
【0022】次に、操作部材53の第2直線Y1上のA
点への押圧を解除すると、座屈した2個のゴムドーム5
2aの自己復帰力で、操作部材53は元のケース51の
上壁51aに対して平行な位置に復帰する。
【0023】次に、図7に示す操作部材53の第2直線
Y1上の右方向(B点)、及び第1直線X1上の上・下
方向(C・D点)の位置を押圧した際の動作は、前述の
左方向(A点)の位置の押圧動作と同様であることか
ら、説明は、省略する。
【0024】次に、第2のスライド型のスイッチ60の
動作は、操作ツマミ62の操作によって、スイッチ60
のスライダー60aがプリント配線基板58上をスライ
ドし、このスライダー60aのスライドによって、スイ
ッチ60の接点の切換動作が成される。
【0025】また、このスイッチ60は、電動ウインド
ミラー装置の左右のウインドミラーの切換に用い、前記
スイッチ55は、左、又は右のウインドミラーの上下・
左右方向への切換操作に用いる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述の多方向スイッチ
装置では、操作部材53の突起部53cの平滑な下面
と、ゴムドーム52aの押圧部52cの平滑な上面と
は、常時、圧接されて密着状態となっているため、操作
部材53の傾倒動作時、突起部53cは、密着状態で押
圧部52cを押圧するため円錐状部52dが斜め方向
(矢印Z方向)に押されながら座屈して、クリック感を
生起することから、良好なクリック感を得ることが出来
ないという問題がある。
【0027】本発明の多方向スイッチ装置は、上述の問
題点を解決し、その目的は、操作者に良好なクリック感
を生起することができる多方向スイッチ装置を提供する
ことである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の多方向スイッチ
装置は、ケースと、該ケースに収納されたスイッチと、
多方向に傾倒可能で、それぞれの方向への傾倒動作によ
って、前記スイッチを操作するひとつの操作部材と、該
操作部材の傾倒動作によって操作されるゴムドームとを
備え、操作部材とゴムドームとの間にシート部材が配設
され、操作部材の傾倒動作時に、シート部材によって、
操作部材とシート部材との間、或いは/及びゴムドーム
とシート部材との間で滑り動作を行わしめるようにした
ことである。かかる構成によって、ゴムドームの座屈が
垂直にスムーズに行われ、このスムーズなゴムドームの
座屈によってクリック感が良好な多方向スイッチ装置を
提供できる。
【0029】また、本発明の多方向スイッチ装置では、
シート部材の表面は密着防止用の粗面と成したことであ
る。かかる構成によって、シート部材の構成が簡単であ
り、シート部材の製造コスト削減ができ、安価な多方向
スイッチ装置を提供できる。
【0030】また、本発明の多方向スイッチ装置では、
シート部材は、一枚のシート部材によって構成されてい
ることである。かかる構成によって、シート部材の構成
が簡単であり、シート部材の部品点数が削減ができ、安
価な多方向スイッチ装置を提供できる。
【0031】また、本発明の多方向スイッチ装置は、シ
ート部材は操作部材に取り付けられていることである。
かかる構成によって、シート部材の取り付けが簡単であ
り、組立コスト削減ができ、安価な多方向スイッチ装置
を提供できる。
【0032】また、本発明の多方向スイッチ装置は、操
作部材に取り付けらたシート部材は、ゴムドームとシー
ト部材との間で滑り動作を行わしめるようにしたことで
ある。かかる構成によって、ゴムドームの一層スムーズ
な座屈によって、一層良好なクリック感を備えた多方向
スイッチ装置を提供できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多方向スイッチ装
置の図面を説明すると、図1は、本発明の多方向スイッ
チ装置を示す分解斜視図、図2は、本発明の多方向スイ
ッチ装置を示す平面図、図3は、図2の3ー3線におけ
る断面図、図4は、図2の4ー4線における断面図、図
5は、本発明の多方向スイッチ装置に係わり、弾性スプ
リング部材とシート部材とを示す図2の5−5線におけ
る断面図である。
【0034】合成樹脂材料から成り、箱形のケース1
は、略平板状の上壁1aと、上壁1aの外周縁の近傍か
ら垂直に延設され、周囲を囲む側壁1bと、上壁1aの
左上方側に設けられた略四角形の凹部1cと、凹部1c
の四隅のそれぞれに設けられた溝部1dと、凹部1cの
中央部に設けられた貫通孔1eとを有している。
【0035】また、この貫通孔1eは、十字状の矩形で
あるように形成され、貫通孔1eの外表面部には、円弧
状であって、半球状の受け部1fが設けられている。ま
た、略四角形の凹部1cの4辺のそれぞれの中央部に
は、矩形の突出凹部1gが設けられている。
【0036】また、ケース1内には、上壁1aからケー
ス1内に垂直に延設された仕切板1hが設けられ、この
仕切板1hによって、ケース1内には、第1収納部1i
と第2収納部1jとが隣り合わせに設けられると共に、
第2収納部1j上に位置する上壁1aには、貫通孔1k
が設けられている。
【0037】合成樹脂材料から成る操作部材5は、略円
形であって、操作部5aと、操作部5aの外周縁部から
略垂直に延設された周縁部5bと、操作部5aの外周縁
部の近傍から下方に突出し、4個が十字状のそれぞれの
位置に設けられた第1突起部5cと、第1突起部5cの
それぞれの間の中央の位置に設けられた4個の第2突起
部5hと、操作部5aの中央部から下方に突出する四角
柱状の駆動部5dとを有している。また、四角柱状の駆
動部5dの中間部の対向する面には、一対の凹部5eが
設けられ、駆動部5dの付け根部には、半球状の凹部を
有する支持部5fが設けられている。
【0038】この操作部材5の駆動部5dは、前記ケー
ス1の貫通孔1e内に挿通され、ケース1の受け部1f
上に操作部材5の支持部5fが載置された状態に保持さ
れる。そして、この操作部材5は、操作部材5の中心を
通る第1直線X1上と、中心を通り、第1直線X1に直
交する第2直線Y1上とである4方向(十字状の多方
向)のそれぞれの方向に傾倒動作できるように構成され
ている。また、操作部材5の各第1突起部5cは、それ
ぞれ第1、第2直線X1、Y1で挟まれた位置に配設さ
れ、各第2突起部5hは、それぞれ第1、第2直線X
1、Y1上の位置に配設されている。
【0039】弾性ゴム材料から成り、略四角形の弾性ス
プリング部材2は、十字状の四角にそれぞれ設けられた
4個の第1ゴムドーム3と、隣り合う第1ゴムドーム2
aのそれぞれの間の中央の位置に配置された4個の第2
ゴムドーム4と、中央部に設けられた円形の貫通孔2a
と、第1ゴムドーム3を保持する第1基台部2bと、第
2ゴムドーム4を保持する第2基台部2cとを有してい
る。また、第1基台部2bと第2基台部2cとは交互に
位置し、貫通孔2aの周囲に互いに連設されて同一円周
上に配設されている。
【0040】また、この第1ゴムドーム3は、略円柱状
の押圧部3aと、押圧部3aを保持する円錐状部3bと
を有し、第2ゴムドーム4は、略円柱状の押圧部4a
と、押圧部4aを保持する円錐状部4bとを有してい
る。また、各押圧部3a、4aの下面は、各円錐状部3
b、4b内に突出して配設され、第1ゴムドーム3の押
圧部3aの下面と円錐状部3bの下面との距離は、距離
L1に形成され、第2ゴムドーム4の押圧部4aの下面
と円錐状部4bの下面との距離は、前記距離L1より長
い距離である距離L2(L1<L2)に形成されてい
る。
【0041】即ち、操作部材5の傾倒動作による前記第
2ゴムドーム4の移動可能距離L2が前記第1ゴムドー
ム3の移動可能距離L1よりも長い距離を有するように
形成され、第1、第2ゴムドーム3、4の押圧部3a、
4aに押圧力が加えられると、この押圧力によって、各
押圧部3a、4aが下方に押圧され、そして各円錐状部
3b、4bが座屈するようになっている。
【0042】ここで、第2ゴムドーム4の距離L2を第
1ゴムドーム3の距離L1より長い距離であるように形
成したことによって、第2ゴムドーム4のストロークが
長く、第1ゴムドーム3のクリック感よりも良好なクリ
ック感を得ることが出来るように形成されている。
【0043】また、4個の第1ゴムドーム3と4個の第
2ゴムドーム4とは、互い違いで、互いに近接した状態
で同一円周上の位置に配置され、且つ、4個の第2ゴム
ドーム4が4個の第1ゴムドーム3のそれぞれ中間部の
位置に配置されている。
【0044】また、第1基台部2bには、第1基台部2
bの外周縁から下方に突出する突出部2cが形成されて
いる。また、この弾性スプリング部材2は、ケース1の
凹部1c内に配設され、この状態のとき、弾性スプリン
グ部材2の突出部2cがケース1の溝部1d内に挿入・
配置され、これによって、弾性スプリング部材2がケー
ス1に位置決めされる。
【0045】そして、この状態のとき、それぞれの4個
の第2ゴムドーム4は、前記第1直線X1上と前記第2
直線Y1上とにそれぞれ対向する位置に配設されると共
に、それぞれの4個の第1ゴムドーム3は、操作部材5
の傾倒動作方向である第1直線X1と第2直線Y1との
間のそれぞれの中間部の位置に配設されている。
【0046】そして、この弾性スプリング部材2の第
1、第2ゴムドーム3、4は、操作部材5の第1、第2
直線X1、Y1上の十字状の4方向の傾倒動作によっ
て、各円錐状部3b、4bが座屈し、この座屈によるク
リック感を操作者に生起せしめるように構成されてい
る。また、この座屈は、ふたつの第1ゴムドーム3と、
ひとつのストロークの長い第2ゴムドーム4が座屈する
ことによって、クリック感を操作者に生起せしめる。
【0047】ポリエチレン・テレフタレート(PET)
材料などの合成樹脂材料から成るシート部材6は、平板
状で、円環状に形成され、中心部に円形の孔6aを有し
ている。そして、このシート部材6の厚さ寸法は、約
0.1mmで、表面粗さは、約5μm〜120μmであ
るように形成されている。この表面粗さによって、シー
ト部材6の表面は、密着防止用の粗面であるように形成
されている。
【0048】このシート部材6は、円形の孔6aが操作
部材5の円環状の取付部5fに圧入されてシート部材6
が操作部材5に取り付けられている。また、このシート
部材6は、操作部材5の第1、第2突起部5c、5hと
前記第1、第2ゴムドーム3、4の押圧部3a、4aと
の間に位置して、前記操作部材5と前記第1、第2ゴム
ドーム3、4とによって挟み込まれ、相互間に圧接され
ている。この圧接によって、操作部材5のガタツキが防
止されている。
【0049】この状態を詳述すると、シート部材6は、
前記操作部材5の第1、第2突起部5c、5hの先端面
と前記第1、第2ゴムドーム3、4の各押圧部3a、4
aの表面とによって挟み込まれ、相互間に圧接され、前
記第1、第2ゴムドーム3、4の各押圧部3a、4aの
表面とシート部材6の表面との間で、シート部材6の表
面が粗面であることから密着防止が行えることに成り、
よって、滑り動作を行わしめるように構成されている。
このことから、操作部材5がシート部材6を介して各押
圧部3a、4aを押圧する際に、各押圧部3a、4aの
表面とシート部材6の表面との間で滑り動作が行われる
ことから、シート部材6によって、各押圧部3a、4a
が下方へ垂直方向に押圧できて、各円錐状部3b、4b
の座屈がスムーズに行われ、この座屈による良好なクリ
ック感を生起せしめる。
【0050】合成樹脂材料から成るホルダー7は、略半
球状の基部7aと、基部7aの中央部に設けられた四角
形の貫通孔7bと、基部7aの中央部に対向する一対の
弾性爪部7cとを有している。このホルダー7の貫通孔
7b内に操作部材5の駆動部5dが挿通され、弾性爪部
7cが駆動部5dの凹部5eにスナップイン係合され、
このスナップイン係合によって、操作部材5がケース1
の上壁1a上に抜け止めされ、且つ、位置決めされ、配
設されている。
【0051】また、この状態において、操作部材5は、
ケース1の上壁1aに対して、十字状の4方向である第
1直線X1上と、第2直線Y1上とにおいて傾倒動作で
きるように取り付けられている。
【0052】スライド型のスイッチ8は、合成樹脂材料
から成る略矩形のスライダー9と、スライダー9の下面
に取り付けられた複数組の可動接点10と、可動接点1
0に対向する位置に設けられたプリント配線基板11
と、プリント配線基板11上に形成され、可動接点10
が接離する複数組の固定接点12とから構成されてい
る。
【0053】また、スイッチ8のスライダー9は、中央
部に四角形の貫通孔9aと、可動接点10とコイルバネ
17とを収容する凹部9bとを有し、この貫通孔9a内
には、前記操作部材5の駆動部5dが挿通されていると
共に、プリント配線基板11がケース1の下部の開放部
を覆うように取り付けられている。そして、前記操作部
材5の十字状の4方向への傾倒動作によって、駆動部5
dが動作され、この駆動部5dの動作でスライダー9が
プリント配線基板11に対して水平で、十字状の4方向
に駆動され、このスライダー9の駆動によって、固定接
点12上を可動接点10が接離し、スイッチ8の接点の
切換動作をするように構成されている。そして、このス
イッチ8は、ケース1の第1収納部1i内に収納・配置
されている。
【0054】第2のスライド型のスイッチ14は、合成
樹脂材料から成る略矩形のスライダー14aと、スライ
ダー14aの下面に取り付けられた複数組の可動接点1
4bと、可動接点14bに対向する位置に設けられたプ
リント配線基板11と、プリント配線基板11上に形成
され、可動接点14bが接離する複数組の固定接点14
cとから構成されている。また、スイッチ14のスライ
ダー14aは、上面から外方に突出する突出部14d
と、可動接点14bとコイルバネ18とを収容する凹部
14eとを有している。
【0055】合成樹脂材料から成る操作ツマミ16は、
ケース1の上壁1aの貫通孔1kに挿入された状態で、
適宜手段によって取り付けられると共に、スイッチ14
が第2収納部1jに収納され、この操作ツマミ16の操
作によって、第2のスライド型のスイッチ14が操作さ
れるように構成されている。
【0056】合成樹脂材料から成る底壁部材13は、底
壁13aと、底壁13aの外周縁の所定の個所から垂直
に延設された側壁13bとを有している。この底壁部材
13の底壁13aは、プリント配線基板11の下部に載
置され、また、この底壁部材13は、ケース1の側壁1
bの開放端部にスナップイン係合などの適宜手段にて取
り付けられている。
【0057】コネクタ15は、絶縁性の保持体15a
と、この保持体15aに保持された端子部15bとを有
し、この端子部15bがプリント配線基板11の固定接
点12aに電気的に接続されており、スイッチ8、14
の接点の切換動作がコネクタ15を介して外部の電気装
置に出力される。
【0058】次に、この本発明の多方向スイッチの動作
についての図面を説明すると、図6は、本発明の多方向
スイッチ装置に係わり、操作部材の傾倒動作を示す断面
図である。先ず、図6に示す操作部材5の第2直線Y1
上の左方向(A点)の位置を押圧して、操作部材5を左
方向に傾倒動作すると、A点と対向する操作部材5の第
2突起部5hが、シート部材6を介して、第2ゴムドー
ム4の押圧部4aを押圧すると共に、A点を挟んで両側
に位置する2個の第1ゴムドーム3、3の各押圧部3
a、3aが操作部材5の各第1突起部5cによって、シ
ート部材6を介して押圧され、このそれぞれの押圧部4
a、3a、3aが押圧されることによって、それぞれの
円錐状部4b、3b、3bが座屈し、操作者に強く、良
好なクリック感を生起させる。また、この座屈は、ふた
つの第1ゴムドーム3と、ひとつのストロークの長い第
2ゴムドーム4が座屈することによって、良好なクリッ
ク感を操作者に生起せしめる。
【0059】この動作の際、シート部材6の表面が、密
着防止用の粗面に形成されていることから、シート部材
6の表面と各押圧部3a、4aの表面とが滑り動作を行
うことから、シート部材6によって、各押圧部3a、4
aが下方へ垂直方向に押圧できて、操作者に、一層良好
なクリック感を生起させることになる。次に、操作部材
5のA点への押圧を解除すると、座屈した3個の第1、
第2ゴムドーム3、4の自己復帰力で、操作部材5は元
のケース1の上壁1aに対して平行な位置に自己復帰す
る。
【0060】次に、図2に示す操作部材5の第2直線Y
1上の右方向(B点)、及び第1直線X1上の上・下方
向(C・D点)の位置を押圧した際の動作、及び押圧解
除した際の動作は、前述の左方向(A点)の位置の押圧
・解除動作と同様であることから、説明は、省略する。
【0061】次に、第2のスライド型のスイッチ14の
動作は、操作ツマミ16の操作によって、スイッチ14
のスライダー14aがプリント配線基板11上をスライ
ドし、このスライダー14aのスライドによって、スイ
ッチ14の接点の切換動作が成される。
【0062】また、このスイッチ14は、電動ウインド
ミラー装置の左右のウインドミラーの切換に用い、前記
スイッチ8は、左、又は右のウインドミラーの上下・左
右方向の角度切換操作に用いる。
【0063】なお、本発明の実施の形態では、十字状の
4方向に傾倒可能であるように構成したが、4方向に限
定されず、多方向に傾倒可能であれば良い。また、本発
明の実施の形態では、4個のスライド型のスイッチと4
個の第1、第2ゴムドームとを用いたが、それぞれ4個
に限定されない。
【0064】また、本発明の実施の形態では、シート部
材を操作部材に配設したが、これに限定されず、シート
部材をゴムドーム上に配設しても良い。
【0065】また、本発明の実施の形態では、ゴムドー
ムとシート部材との間で滑り動作を行わしめたが、これ
に限定されず、操作部材とシート部材との間で滑り動作
を行わしめても良く、更に、シート部材と操作部材との
間と、シート部材とゴムドームとの間との両方の間で滑
り動作を行わしめるようにしても良い。
【0066】また、本発明の実施の形態では、シート部
材が一枚のシート部材によって構成されたが、複数枚に
分割されたシート部材であっても良い。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明の多方向スイッチ
装置は、操作部材とゴムドームとの間にシート部材が配
設され、操作部材の傾倒動作時に、シート部材によっ
て、操作部材とシート部材との間、或いは/及びゴムド
ームとシート部材との間で滑り動作を行わしめるように
したことによって、ゴムドームの座屈が垂直にスムーズ
に行われ、このスムーズなゴムドームの座屈によってク
リック感が良好な多方向スイッチ装置を提供できる。
【0068】また、本発明の多方向スイッチ装置は、シ
ート部材は、一枚のシート部材によって構成されている
ことによって、シート部材の構成が簡単であり、シート
部材の部品点数が削減ができ、安価な多方向スイッチ装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多方向スイッチ装置を示す分解斜視図
である。
【図2】本発明の多方向スイッチ装置を示す平面図であ
る。
【図3】図2の3ー3線における断面図である。
【図4】図2の4ー4線における断面図である。
【図5】本発明の多方向スイッチ装置に係わり、弾性ス
プリング部材とシート部材とを示す図2の5ー5線にお
ける断面図である。
【図6】本発明の多方向スイッチ装置に係わり、操作部
材の傾倒動作を示す断面図である。
【図7】従来の多方向スイッチ装置を示す平面図であ
る。
【図8】図7の8ー8線における断面図である。
【図9】従来の多方向スイッチ装置に係わり、弾性スプ
リング部材を示す図7の9ー9線における断面図であ
る。
【図10】図7の10ー10線における断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 弾性スプリング部材 2a 貫通孔 3 第1ゴムドーム 3a 押圧部 3b 円錐状部 4 第2ゴムドーム 4a 押圧部 4b 円錐状部 5 操作部材 5d 駆動部 6 シート部材 8 スイッチ 10 可動接点 11 プリント配線基板 12 固定接点 13 底壁部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、該ケースに収納されたスイッチ
    と、多方向に傾倒可能で、それぞれの方向への傾倒動作
    によって、前記スイッチを操作するひとつの操作部材
    と、該操作部材の傾倒動作によって操作されるゴムドー
    ムとを備え、 前記操作部材と前記ゴムドームとの間にシート部材が配
    設され、前記操作部材の傾倒動作時に、前記シート部材
    によって、前記操作部材と前記シート部材との間、或い
    は/及び前記ゴムドームと前記シート部材との間で滑り
    動作を行わしめるようにしたことを特徴とする多方向ス
    イッチ装置。
  2. 【請求項2】前記シート部材の表面は密着防止用の粗面
    と成したことを特徴とする請求項1記載の多方向スイッ
    チ装置。
  3. 【請求項3】前記シート部材は、一枚のシート部材によ
    って構成されていることを特徴とする請求項1、又2記
    載の多方向スイッチ装置。
  4. 【請求項4】前記シート部材は前記操作部材に取り付け
    られていることを特徴とする請求項1乃至3記載の多方
    向スイッチ装置。
  5. 【請求項5】前記操作部材に取り付けらた前記シート部
    材は、前記ゴムドームと前記シート部材との間で滑り動
    作を行わしめるようにしたことを特徴とする請求項4記
    載の多方向スイッチ装置。
JP2001060751A 2001-03-05 2001-03-05 多方向スイッチ装置 Withdrawn JP2002260496A (ja)

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EP02004561A EP1239503A3 (en) 2001-03-05 2002-02-27 Multi-directional switching device capable of producing good feeling of click
US10/085,643 US7030324B2 (en) 2001-03-05 2002-02-28 Multi-directional switching device capable of producing good feeling of click
KR10-2002-0011339A KR100477775B1 (ko) 2001-03-05 2002-03-04 다방향 스위치장치
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7700886B2 (en) 2005-09-30 2010-04-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Rubber key device

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