JPH08235970A - スイッチ操作部の振動防止装置 - Google Patents

スイッチ操作部の振動防止装置

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JPH08235970A
JPH08235970A JP7059732A JP5973295A JPH08235970A JP H08235970 A JPH08235970 A JP H08235970A JP 7059732 A JP7059732 A JP 7059732A JP 5973295 A JP5973295 A JP 5973295A JP H08235970 A JPH08235970 A JP H08235970A
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JP
Japan
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switch
support plate
panel
switch knob
knob
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JP7059732A
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Inventor
Koichi Tojo
幸一 東條
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Filing date
Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K35/00Instruments specially adapted for vehicles; Arrangement of instruments in or on vehicles
    • B60K35/10Input arrangements, i.e. from user to vehicle, associated with vehicle functions or specially adapted therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K2360/00Indexing scheme associated with groups B60K35/00 or B60K37/00 relating to details of instruments or dashboards
    • B60K2360/139Clusters of instrument input devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチ操作部での、スイッチノブおよびこ
のスイッチノブを支持する支持板のがたつきを防止す
る。 【構成】 パネル6内のリブ8aと爪9aおよびリブ8
bと爪9bとの間に支持板15および支持板15から板
厚方向に延びる弾性変形部17a、17bが挟持され
る。この弾性変形部17a、17bの弾性力により支持
板15ががたつくことなく保持される。スイッチノブ1
aと1bを連結する腕状ヒンジ3には動作支点となる突
起4が設けられている。支持板15には弾性変形部16
が設けられ、この弾性変形部16により突起4が付勢さ
れている。よってスイッチノブ1aと1bは不必要にが
たつくことなく保持される。支持板15とスイッチノブ
1a、1bががたつくことなく保持されるため、車体振
動などによるラットルノイズ(がたつき音)の発生を防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用音響機器などの
各種電子機器のパネルに配置されるスイッチ操作部に係
り、特に車の振動などによりパネル内で発生するがたつ
きによるラットルノイズを抑制する振動防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、スイッチノブの外観斜視図を示
し、図4は図3のスイッチノブを使用した車載用音響機
器のスイッチ操作部の従来例を示す断面図である。図3
に示すスイッチノブ1a、1bは、それぞれの基端側の
周囲に形成された鍔2どうしが、弾性変形可能な細板状
の腕状ヒンジ3によって連結されており、腕状ヒンジ3
の中間付近には背部方向(Y方向)に延びる動作支点部
となる突起4が設けられている。また、それぞれのスイ
ッチノブ1a、1bの背部には、背部方向(Y方向)に
延びる突起状のスイッチ押圧部5a、5bが形成されて
いる。上記スイッチノブ1a、1bは合成樹脂材料によ
り一体成形され、腕状ヒンジ3は、樹脂の弾性力により
弾性変形可能とされている。
【0003】図4は、スイッチノブ1a、1bが組み込
まれた車載用の音響機器の操作部の断面図であり、スイ
ッチノブ1a、1bの図示方向は図3のIV矢視方向で
ある。符号6はパネルであり、車載用音響機器のノーズ
部(化粧部)である。パネル6の前面の操作面6aには
窓7a、7bが形成されている。それぞれのスイッチノ
ブ1a、1bは操作面6aの内側から窓7a、7bに挿
入され、スイッチノブ1a、1bの表面が操作面6aの
前方から突出して押圧操作可能となっている。
【0004】スイッチノブ1a、1bの背部側には、支
持板10が設置されている。この支持板10は、スイッ
チノブ1a、1bを背部から動作自在に支持するもので
ある。パネル6の内側部には、リブ8a、8bと爪9
a、9bがY方向に間隔を開けて設けられ、支持板10
の縁部はリブと爪との間に形成された凹部内に嵌着され
ている。支持板10には、支柱11と、孔10a、10
bが設けられ、孔10a、10bには前記スイッチ押圧
部5a、5bが挿入される。孔10a、10bの直径
は、スイッチ押圧部5a、5bの直径よりも大きく、遊
びができるように形成されている。支持板10は、スイ
ッチノブ1a、1bの中間に設けられた前記突起4を背
面側から支持できる位置に設置される。 スイッチノブ
1a、1bは、腕状ヒンジ3の弾性力によって、鍔2、
2の部分が操作面6aの背面にて窓7a、7bの縁に弾
圧される状態に支持されている。スイッチノブ1a、1
bのいずれかがY方向へ押されると、動作支点部となる
突起4を支点として腕状ヒンジ3が撓み、スイッチノブ
がY方向へ動作可能となる。押圧操作力が除去される
と、腕状ヒンジ3の弾性力によりスイッチノブ1a、1
bが基の位置に復帰する。
【0005】支持板10の背部側には基板14が固定し
て設けられ、この基板14にスイッチ素子12a、12
bが固定して設けられている。スイッチノブ1a、1b
に形成されたスイッチ押圧部5a、5bは、スイッチ素
子12a、12bの押圧部13a、13bに対向してい
る。この基板14は、支持板10に設けられた支柱11
の先端11aを背部側から支持する状態で、パネル6に
対しねじ止めなどの手段で固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来のスイ
ッチ操作部では、車体の振動などが与えられたときに、
各部材が振動してラットルノイズ(がたつき音)が発生
しやすい欠点がある。図4に示す構造では、支持板10
の表面に突起4が常に当接して、支持板10と操作面6
aとの間で、スイッチノブ1a、1bが動かないように
保持され、さらに支柱11が基板14に常に当接して支
持板10が基板14の前方にて動かないように支持され
るはずである。
【0007】しかしながら、実際の機器では、リブ8
a、8bと爪9a、9bの間に支持板10を嵌着して取
付けるものとなっているため、支持板10の厚さ寸法を
d2とし、リブ8aと爪9aの間の凹部およびリブ8b
と爪9bの間の凹部の間隔寸法をd1としたときに、d
1>d2に設定しなくてはならない。また、基板14
は、パネル6の操作面6aの背面から延びるボスにねじ
で固定され、またはパネル6の内側面の段差部分にねじ
により固定されるのが一般的である。しかし、前記ボス
や段差部の寸法公差により、基板14の設置位置を厳密
に規定することが困難であり、基板14の固定位置にば
らつきが生じるのを避けることができない。また支持板
10に設けられている支柱11の長さ寸法、さらにスイ
ッチノブ1a、1bに設けられる突起4の長さ寸法も製
造公差によりばらつきが生じる。
【0008】したがって、組立が完了した時点で、突起
4と支持板10および支柱11と基板14の双方が常に
確実に当たっているものとならない製品が発生する。突
起4と支持板10との間または支柱11と基板14との
間に隙間が生じると、支持板10が(d1−d2)の動
作余裕によりY方向にがたつきを生じることになる。ま
た、突起4と支持板10との間に隙間が生じると、操作
面6aの内面と支持板10との間においてスイッチノブ
1aと1bもがたつくことになる。車体振動によりこれ
らの部材ががたつくと、ラットルノイズが車室内に響
き、製品価値を低下させることになる。
【0009】また、基板14はパネルに剛体支持されて
いるが、基板14はその周囲の数箇所がねじ止めされる
だけであるため、激しい車体振動が作用すると、基板1
4の固定されていない部分が撓み振動を生じやすい。し
たがって組立てられた状態で、突起4と支持板10、お
よび支柱11と基板14の双方が確実に当たっている製
品においても、前記基板14の振動が支持板10に伝達
されると、支持板10が(d1−d2)の動作余裕を有
しているため振動し、またスイッチノブ1a、1bも振
動してラットルノイズが生じやすくなる。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決するため
のものであり、機器に振動が作用したときに、支持板あ
るいはスイッチノブが振動するのを防止できるようにし
て、ラットルノイズの発生を抑制できるようにしたスイ
ッチ操作部の振動防止装置を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、窓が形成され
たパネルと、このパネルの窓に操作力を受ける表面が現
れ且つその背部側にスイッチ押圧部が設けられたスイッ
チノブと、スイッチノブの背部に位置して前記スイッチ
ノブの動作支点部を支持する支持板と、前記スイッチ押
圧部によって押圧操作されるスイッチ素子とが設けられ
ているスイッチ操作部において、第1の手段として、前
記支持板の縁部には、板厚方向に延びる弾性変形部が一
体に形成されており、前記パネルに形成された凹部内に
支持板の縁部および弾性変形部が挟持され、弾性変形部
の弾性力により支持板が振動しないように支持されてい
ることを特徴とするものである。
【0012】また第2の手段として、前記支持板にはス
イッチノブの方向へ延びる弾性変形部が一体に形成され
ており、スイッチノブの動作支点部が前記弾性変形部に
よりパネル表面方向へ弾性付勢されてスイッチノブが振
動しないように支持されていることを特徴とするもので
ある。
【0013】なお、本発明では上記第1の手段と第2の
手段の双方を兼ね備えた構造とすることが可能である。
【0014】さらに、複数のスイッチノブが腕状ヒンジ
により連結され、動作支点部となる突起が、隣り合うス
イッチノブの中間にて前記腕状ヒンジに一体に形成され
ているものに適用することが可能である。
【0015】また、スイッチに設けられた動作支点部に
て、スイッチノブ側から支持板の方向へ突出した突起が
設けられるものに限られず、例えば支持板側から延びて
スイッチノブの動作支点部に当たる突起が設けられてい
てもよい。また、図2に示す実施例では、スイッチノブ
間を連結する腕状ヒンジに動作支点部となる突起が形成
されているが、動作支点部は必ずしも腕状ヒンジに設け
られる必要はなく、例えばシーソー動作または回動動作
するスイッチノブの中心部に設けられた軸や突起が動作
支点部であってもよい。またこの動作支点部を支持する
突部が支持板から前方へ延びていてもよい。
【0016】また、前記支持板は、単にスイッチノブを
背面側から動作自在に支持する樹脂板などであってもよ
いが、この支持板をパネル操作面の背面照光用の導光部
材とすることもできる。この場合、導光部材は透明なア
クリル板などとなり、光源からの光を照光の必要な部分
に導く機能と、スイッチノブを背部側から支持する双方
の機能を備えたものとなる。
【0017】
【作用】本発明の第1の手段では、スイッチノブを背部
側から支える支持板の縁部に、板厚方向へ延びる弾性変
形部が一体に形成されている。支持板の縁部は、例えば
図2に示すようにパネルの内側面に形成されたリブと爪
との間の凹部内に嵌着されるが、前記弾性変形部がこの
凹部内に一緒に嵌着されるものとなっている。弾性変形
部がわずかに収縮した状態で前記凹部内に嵌着される
と、弾性変形部の弾性復元力により、凹部内にて支持板
が弾性的に緊張した状態で嵌挿される。したがって、振
動板が容易にがたつくことがなく、車体振動により、振
動板のがたつきによるラットルノイズが生じにくくな
る。
【0018】本発明の第2の手段では、支持板にスイッ
チノブの方向に延びる弾性変形部が設けられ、スイッチ
ノブに形成された動作支点部がこの弾性変形部によりパ
ネル表面(操作面)方向へ付勢されている。よって、ス
イッチノブは支持板とパネルとの間に弾性的に挟持さ
れ、スイッチノブはがたつきを生じることなく保持され
たものになる。この手段では、例えば図2に示すように
スイッチノブの動作支点部にて支持板方向へ延びる突起
が設けられてこの突起が弾性変形部に付勢される。ある
いは、スイッチノブがシーソー動作するものでは、スイ
ッチノブの回動中心部に動作支点部として軸などが形成
され、この軸が弾性変形部により直接に押圧される。
【0019】また、複数のスイッチノブが腕状ヒンジに
より連結され、この腕状ヒンジに、動作支点部として突
起が設けられているものでは、前記支持板に設けられた
弾性変形部によりこの突起が前方へ付勢されたものとな
る。
【0020】本発明では、前記第1の手段と第2の手段
の双方を兼ねた構造とすることが可能である。この場
合、支持板自体の振動が防止できるとともに、この振動
板とパネル操作面との間に保持されているスイッチノブ
も振動したりがたついたりしないように保持される。
【0021】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明のスイッチ操作部の振動防止装置に
使用される支持板の斜視図、図2は図1の支持板を使用
したスイッチ操作部を示す断面図である。本発明は車載
用音響装置などの電子機器、例えばCDプレーヤ、AM
/FMラジオ、アンプ、GPSシステムなどのスイッチ
操作部として使用される。また車載用以外の各種電子機
器にも実施可能である。
【0022】図2において符号6は、前記各種機器のノ
ーズ部(化粧部)であり、6aはその前面の操作面であ
る。操作面6aには、それぞれの目的に沿った窓(7
a、7bなど)が形成されており、各種のスイッチノブ
(1a、1bなど)またはボリューム、液晶パネルなど
がその窓を通って、外部に突出するように配置される。
【0023】スイッチノブ1a、1bは、図3に示した
ものと同じ構造のものであり、スイッチノブ1a、1b
は、それぞれの基部周囲に形成された鍔2、2の部分か
ら延びる弾性変形可能な腕状ヒンジ3を介して連結され
ている。この腕状ヒンジ3の中央部には背部方向(Y方
向)に延びる動作支点部となる突起4が一体に形成され
ている。スイッチノブ1a、1bと腕状ヒンジ3は共に
合成樹脂により一体に形成されている。また、スイッチ
ノブ1a、1bの背部には、スイッチ押圧部5a、5b
がY方向へ突出して一体に設けられている。
【0024】図1に示す支持板15は、スイッチノブ1
a、1bの背部側に設置されるものである。支持板15
は合成樹脂材料により形成されたものであり、そのほぼ
中央部には天面15aから反Y方向へ隆起する第一の弾
性変形部16が一体に形成され、両縁部には、底面15
bからY方向へ隆起する第二の弾性変形部17a、17
bが一体に形成されている。また、第一の弾性変形部1
6の左右両側の位置には孔18a、18bが穿設されて
いる。図2のスイッチ操作部に組み込まれた支持板15
の向きは、図1にてII矢視方向から示したものとなっ
ている。
【0025】支持板15はABSなどの合成樹脂材料に
より形成される。あるいはこの支持板15を導光部材と
して使用することができる。この場合の支持板15はア
クリルなどの透光性の樹脂材料により形成される。この
支持板15は、照光が必要な部分に、図示しないランプ
などの光源から発せられる光を導くものであり、同時に
スイッチノブ1a、1bを背部から支持する機能も有し
ている。
【0026】図2に示すように、パネル6の左右両側部
の内面にはY方向へ間隔を開けて、リブ8a、8bと爪
9a、9bが一体に形成され、リブ8aと爪9aの間、
およびリブ8bと爪9bとの間にはY方向の間隔寸法が
d4となる凹部(イ)が形成されている。一方、図1に
示すように、支持板15に形成されている第二の弾性変
形部17a、17bが自由状態のとき、弾性変形部17
a、17bの背面(Y方向の端面)と、支持板15の天
面15aとの距離はd3である。そしてd3>d4とな
る寸法関係となっている。
【0027】支持板15は図2の図示下方からパネル6
内に挿入され、支持板15の両縁部がリブ8aと爪9a
およびリブ8bと爪9bの間に挟み込まれる。すなわ
ち、支持板15の天面15aがリブ8a、8bに当た
り、弾性変形部17a、17bの底部側端面が爪9a、
9bに当たるように嵌着される。このとき、d3>d4
であるため、第二の弾性変形部17a、17bの寸法d
3を少し縮めながら、リブ8aと爪9aおよびリブ8b
と爪9bの間に挟入される。挟入された状態での弾性変
形部17a、17bの弾性復帰力をFとすると、支持板
15の天面15aはリブ8a、8bにFの力で加圧さ
れ、弾性変形部17a、17bの底部側端面は爪9a、
9bにFの力で加圧される。したがって、支持板15は
リブ8aと爪9aおよびリブ8bと爪9bの間で確実に
固定され、Y方向にがたつくことがない。
【0028】スイッチノブ1aと1bは、前記支持板1
5が取り付けられる前に、パネル6の内側から窓7aと
7bに挿入される。そして、スイッチノブ1a、1bの
背面側に支持板15が前述のように取り付けられると、
支持板15に形成された第一の弾性変形部16が突起4
と当接する。第一の弾性変形部16が支持板15の天面
15aから前方(反Y方向)へ隆起する寸法d5を適当
なものに設定しておくと、支持板15が取り付けられた
状態で、第1の弾性変形部16がY方向へ撓んだ状態で
突起4に当たるものとなる。したがって突起4は、第一
の弾性変形部16によりパネル操作面6aの方向へ力f
で付勢されることになる。
【0029】その結果、各スイッチノブ1a、1bの鍔
2が、窓7a、7bの周囲にて操作面6aの内面に加圧
されて押し付けられる。よってスイッチノブ1a、1b
は、操作面6aと支持板15との間に弾性的に挟持さ
れ、不必要に動くことがない状態で保持される。また、
支持板15が取り付けられた状態で、スイッチ押圧部5
a、5bが孔18a、18b内を通過して背部方向へ突
出する。
【0030】支持板15よりもさらに背部側には、基板
14が設置される。基板14は、操作面6aの背面から
Y方向に延びるボス、またはパネル6の内側面に形成さ
れた段差部などに設置されてねじ止めなどの手段で固定
される。基板14にはスイッチ素子12a、12bが実
装されており、前記スイッチ押圧部5a、5bはスイッ
チ素子12a、12bの押圧部13a、13bに対向す
る。前述のように、支持板15は、第二の弾性変形部1
7a、17bにより、リブ8a、8bと爪9a、9bと
の間にて動くことなく嵌着されているため、図4に示す
従来例のように、支持板15に支柱11を設けて、基板
14で支柱11を支える必要がなくなる。よって支持板
15の構造も簡単になる。
【0031】このスイッチ操作部では、スイッチノブ1
a、1bの表面が窓7a、7bから前方に突出して押圧
操作可能となっている。いずれかのスイッチノブ1a、
1bが押されると、スイッチノブは腕状ヒンジ3が撓ん
でY方向へ移動し、いずれかのスイッチ素子12aまた
は12bが押圧操作される。またスイッチノブへの押圧
力が除かれると、腕状ヒンジ3の弾性力によりスイッチ
ノブが図2に示す基の位置へ復帰する。この間、スイッ
チノブの動作支点部となる突起4は常に第一の弾性変形
部16により反Y方向へ力fで押されているため、スイ
ッチノブががたつかず、安定して動作するものとなる。
【0032】また、支持板15とスイッチノブ1a、1
bの双方が弾性的に保持されてがたつくことなく支持さ
れているため、車体振動がパネル6に作用しても、ラッ
トルノイズは生じない。また、図2の実施例では、腕状
ヒンジ3の突起4と逆側の端面と、操作面6aの背面と
の間に隙間(ロ)が形成されているが、操作面6aの背
面に腕状ヒンジ3を支持するための支持突起を設け、突
起4の部分が前記支持突起と弾性変形部16とで挟持さ
れる構造としてもよい。
【0033】また、本発明では、支持板15に第一の弾
性変形部16のみを設け、第二の弾性変形部17a、1
7bを設けない構造としてもよい。この場合の支持板1
5は、図4に示した従来の支持板10と同様にリブ8
a、8bと爪9a、9bの間に(d1−d2)の若干の
遊びを有して嵌挿される。ただし、弾性変形部16が突
起4を押す力fの反作用で、支持板15が爪9a、9b
側に押し付けられるので、支持板15のがたつきは防止
できる。
【0034】また、支持板15に第二の弾性変形部17
a、17bのみを設け、第一の弾性変形部16を設けな
いものとしてもよい。この場合、弾性変形部17a、1
7bにより支持板15のがたつきを防止できるので、ラ
ットルノイズの抑制に効果がある。また、本実施例で
は、腕状ヒンジ3により2つのスイッチノブ1a、1b
が連結されたものを示したが、腕状ヒンジによりスイッ
チノブが3個または4個連結されているものであっても
よい。
【0035】また、腕状ヒンジ3に突起4を設けず、第
一の弾性変形部16により、または弾性変形部16に設
けた突起により、腕状ヒンジ3の中央部の動作支点部を
反Y方向へ押圧付勢するものとしてもよい。また、1個
のスイッチノブの中央部に動作支点部が設けられ、スイ
ッチノブがこの動作支点部を支点としてシーソー動作ま
たは回動動作するものでは、この動作支点部を第一の弾
性変形部16にて支持すればよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した本発明では、支持板がパネ
ルの凹部に弾性的に挟持され、あるいはスイッチノブが
支持板とパネル操作面との間に弾性的に挟持されるた
め、支持板またはスイッチノブあるいは支持板とスイッ
チノブの双方ががたつくことがなくなり、ラットルノイ
ズを低減できる。
【0037】また、支持板に形成された弾性変形部によ
り、支持板またはスイッチノブが弾性的に保持される構
造であるため、各部品がまたは各部の位置が寸法公差に
よりばらついたとしても、このばらつきによる隙間やが
たつきを弾性変形部の変形により吸収できる。よって、
各部品の寸法精度を必要以上に厳しく設定する必要もな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ操作部の振動防止装置に使用
される支持板の一例を示す斜視図、
【図2】図1の支持板が設置されるスイッチ操作部の振
動防止装置を示す断面図、
【図3】連結されたスイッチノブの外観斜視図、
【図4】図3に示すスイッチノブを使用した従来のスイ
ッチ操作部の振動防止装置を示す断面図、
【符号の説明】
1a、1b スイッチノブ 3 腕状ヒンジ 4 突起 5a、5b スイッチ押圧部 6 パネル 6a 操作面 8a、8b リブ 9a、9b 爪 12a、12b スイッチ素子 14 基板 15 支持板 16 第一の弾性変形部 17a、17b 第二の弾性変形部 (イ) 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓が形成されたパネルと、このパネルの
    窓に操作力を受ける表面が現れ且つその背部側にスイッ
    チ押圧部が設けられたスイッチノブと、スイッチノブの
    背部に位置して前記スイッチノブの動作支点部を支持す
    る支持板と、前記スイッチ押圧部によって押圧操作され
    るスイッチ素子とが設けられているスイッチ操作部にお
    いて、前記支持板の縁部には、板厚方向に延びる弾性変
    形部が一体に形成されており、前記パネルに形成された
    凹部内に支持板の縁部および弾性変形部が挟持され、弾
    性変形部の弾性力により支持板が振動しないように支持
    されていることを特徴とするスイッチ操作部の振動防止
    装置。
  2. 【請求項2】 窓が形成されたパネルと、このパネルの
    窓に操作力を受ける表面が現れ且つその背部側にスイッ
    チ押圧部が設けられたスイッチノブと、スイッチノブの
    背部に位置して前記スイッチノブの動作支点部を支持す
    る支持板と、前記スイッチ押圧部によって押圧操作され
    るスイッチ素子とが設けられているスイッチ操作部にお
    いて、前記支持板にはスイッチノブの方向へ延びる弾性
    変形部が一体に形成されており、スイッチノブの動作支
    点部が前記弾性変形部によりパネル表面方向へ弾性付勢
    されてスイッチノブが振動しないように支持されている
    ことを特徴とするスイッチ操作部の振動防止装置。
  3. 【請求項3】 複数のスイッチノブが腕状ヒンジにより
    連結され、動作支点部となる突起が、隣り合うスイッチ
    ノブの中間にて前記腕状ヒンジに一体に形成されている
    請求項1または2記載のスイッチ操作部の振動防止装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003507851A (ja) * 1999-08-13 2003-02-25 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム ボタン組立体
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JP2013222774A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Sony Computer Entertainment Inc 電子機器

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