JPH059166U - モータアクチユエータ - Google Patents

モータアクチユエータ

Info

Publication number
JPH059166U
JPH059166U JP5355691U JP5355691U JPH059166U JP H059166 U JPH059166 U JP H059166U JP 5355691 U JP5355691 U JP 5355691U JP 5355691 U JP5355691 U JP 5355691U JP H059166 U JPH059166 U JP H059166U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
housings
lower housings
actuator
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5355691U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2546151Y2 (ja
Inventor
真司 佐伯
康二 羽生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TGK Co Ltd
Original Assignee
TGK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TGK Co Ltd filed Critical TGK Co Ltd
Priority to JP1991053556U priority Critical patent/JP2546151Y2/ja
Publication of JPH059166U publication Critical patent/JPH059166U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2546151Y2 publication Critical patent/JP2546151Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ハウジング内にモータを固定するための部品コ
スト及び組立コストが低く、しかも自動組立を容易に行
うことができるモータアクチュエータを提供することを
目的とする。 【構成】少なくとも上下2つに分割されるハウジング
1,2の中に、モータ3と、そのモータ3の回転を減速
して出力軸5に伝達する減速機構4とを収容したモータ
アクチュエータにおいて、上記上下2つのハウジング
1,2のうちの少なくとも一方のハウジングに、上記モ
ータ3を押し付けることによって弾性変形する弾性変形
部材13を設け、上記上下2つのハウジング1,2の間
に上記モータ3を挟着することによって上記モータ3を
上記弾性変形部材13に押し付けて上記2つのハウジン
グ1,2内に固定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車輌用空調装置のドアその他を駆動するためなどに用いられるモ ータアクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のモータアクチュエータにおいては、ハウジングにモータを直接 ねじ止めしていたが、ねじ回しが他の部品やハウジングの側壁などと干渉して組 立作業がしづらい。
【0003】 そこで、例えば図8に示されるように、モータ91を2本のねじ92で板状の ブラケット93に取り付けて、モータアクチュエータのハウジングに形成された 溝94などにブラケット93を差し込むようにしたものなどがある(実開昭62 −198851号)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来のモータアクチュエータでは、ハウジング内にモー タを固定するのにブラケットと2本のねじが必要であって、部品コスト及び組立 コストがかかる欠点がある。
【0005】 また、モータにブラケットを取り付ける際にはモータを縦置きにし、次にハウ ジング内に組み込む際にはモータの姿勢を変えて横置きにしなければならないの で、自動組立を行うのがはなはだ困難で、組立コストがかかってしまう欠点があ る。
【0006】 そこで本考案は、ハウジング内にモータを固定するための部品コスト及び組立 コストが低く、しかも自動組立を容易に行うことができるモータアクチュエータ を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案のモータアクチュエータは、少なくとも上 下2つに分割されるハウジングの中に、モータと、そのモータの回転を減速して 出力軸に伝達する減速機構とを収容したモータアクチュエータにおいて、上記上 下2つのハウジングのうちの少なくとも一方のハウジングに、上記モータを押し 付けることによって弾性変形する弾性変形部材を設け、上記上下2つのハウジン グの間に上記モータを挟着することによって上記モータを上記弾性変形部材に押 し付けて上記2つのハウジング内に固定したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上下2つのハウジングの間にモータを挟着すると、それによってモータが弾性 変形部材に押し付けられ、弾性変形部材が弾性変形をする。そして、その弾性力 によって、モータは2つのハウジング間にがたつきのない状態で弾性的に固定さ れる。
【0009】
【実施例】
図面を参照して実施例を説明する。 図2はモータアクチュエータの全体構成の概略を示しており、上下2つに分割 形成されたプラスチックモールド製のハウジング1,2の中に、モータ3と、そ のモータ3の回転を減速して伝達する減速歯車群4などが収容されている。
【0010】 なお、上下のハウジング1,2は、上面側から締め込まれるねじ9によって固 定されるが、ねじ9に代えて、フックをハウジング1,2に一体成形して、フッ クどうしの係合によって上下ハウジング1,2どうしが固定されるようにしても よい。
【0011】 減速歯車群4の最終歯車4aの軸5は出力軸となっていて、ハウジング1,2 外へ突出している。また、最終歯車4aの裏面とそれに対向するプリント基板面 とには、出力軸5の停止位置を制御するための接片等が設けられている。
【0012】 図1及び図3は、モータ3の取り付け部の第1の実施例を示している。 そこでは、下ハウジング2に、円柱状のモータ3の周面に沿う形状の凹部11 が形成されていて、その凹部11内に弾力性のあるゴム等を素材とする矩形のク ッション材13が、凹部11から頭を出すように嵌め込まれている。
【0013】 したがって、そのクッション材13上にモータ3を横向き状態、即ちモータ3 の回転軸が上下両ハウジング1,2と平行になる状態に載せ、上下ハウジング1 ,2をねじ9又はフックによって固定すれば、モータ3は上下ハウジング1,2 の間に挟着され、その挟着力によってモータ3がクッション材13に押し付けら れて、クッション材13が圧縮(弾性変形)される。
【0014】 その結果、モータ3はクッション材13の弾性力を受けた状態でクッション材 13と上ハウジング1とに挟まれ、がたつきのない状態に固定される。なお、ク ッション材13は、上ハウジング1側に設けてもよく、上下両ハウジング1,2 に設けてもよい。
【0015】 図4及び図5は、本考案の第2の実施例を示しており、モータ3を挟着する上 下ハウジング1,2の内面に、モータ3の周面に当接するリブ21を突設したも のである。このリブ21は、プラスチックモールドによってハウジング1,2と 一体成形されている。なお、リブ21は上下両ハウジング1,2のうちいずれか 一方にだけ設けてもよい。
【0016】 この実施例の場合には、上下ハウジング1,2間にモータ3を挟着すると、そ の挟着力によってモータ3がリブ21に押し付けられてリブ21が弾性変形し、 その弾性力によって、モータ3が上下ハウジング1,2間にがたつきなく固定さ れる。
【0017】 図6及び図7は、本考案の第3の実施例を示しており、モータ3を挟着する上 下ハウジング1,2の内面に、モータ3の周面に当接する先が尖った突起31を 突設したものである。この突起31は、プラスチックモールドによってハウジン グ1,2と一体成形されている。なお、突起31は上下両ハウジング1,2のう ちいずれか一方にだけ設けてもよい。
【0018】 この実施例の場合には、上下両ハウジング1,2間にモータ3を挟着すると、 その挟着力によってモータ3が突起31に押し付けられて、突起31の先端が潰 され、双方がよく密着する。そして、上下ハウジング1,2自体がモータ3によ って押し拡げられる方向(上下方向)に僅かに弾性変形し、その弾性力によって モータ3ががたつきなく固定される。
【0019】
【考案の効果】
本考案のモータアクチュエータによれば、ねじ等を用いることなく、上下ハウ ジング間にモータを挟着するだけでモータががたつきなくハウジング内に固定さ れるので、部品コスト及び組み立てコストがかからず、しかも組み立て中にモー タの姿勢を変える必要がないので、容易に自動組立を行うことができる等の優れ た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の部分断面図である。
【図2】実施例のモータアクチュエータの全体略示図で
ある。
【図3】第1の実施例の分解部分斜視図である。
【図4】第2の実施例の部分断面図である。
【図5】第2の実施例の分解部分斜視図である。
【図6】第3の実施例の部分断面図である。
【図7】第3の実施例の分解部分斜視図である。
【図8】従来例の分解部分斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ハウジング 3 モータ 4 減速歯車群(減速機構) 5 出力軸 13 クッション材(弾性変形部材) 21 リブ(弾性変形部材)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】少なくとも上下2つに分割されるハウジン
    グの中に、モータと、そのモータの回転を減速して出力
    軸に伝達する減速機構とを収容したモータアクチュエー
    タにおいて、 上記上下2つのハウジングのうちの少なくとも一方のハ
    ウジングに、上記モータを押し付けることによって弾性
    変形する弾性変形部材を設け、上記上下2つのハウジン
    グの間に上記モータを挟着することによって上記モータ
    を上記弾性変形部材に押し付けて上記2つのハウジング
    内に固定したことを特徴とするモータアクチュエータ。
JP1991053556U 1991-07-11 1991-07-11 モータアクチュエータ Expired - Fee Related JP2546151Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991053556U JP2546151Y2 (ja) 1991-07-11 1991-07-11 モータアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991053556U JP2546151Y2 (ja) 1991-07-11 1991-07-11 モータアクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059166U true JPH059166U (ja) 1993-02-05
JP2546151Y2 JP2546151Y2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=12946084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991053556U Expired - Fee Related JP2546151Y2 (ja) 1991-07-11 1991-07-11 モータアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2546151Y2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53122250U (ja) * 1977-03-04 1978-09-28
JP2009159668A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Asmo Co Ltd モータの支持構造
JP2010207026A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Asmo Co Ltd アクチュエータのモータ固定方法
JP2016015878A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 ドクトル・フリッツ・ファウルハーバー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コー・カー・ゲーDr. Fritz Faulhaber Gmbh& Co. Kg メカトロニクス駆動装置
JP2016100925A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 株式会社テージーケー モータアクチュエータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966356U (ja) * 1982-10-25 1984-05-04 セイコーエプソン株式会社 電気カミソリのモ−タ−固定構造
JPH0163849U (ja) * 1987-10-20 1989-04-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966356U (ja) * 1982-10-25 1984-05-04 セイコーエプソン株式会社 電気カミソリのモ−タ−固定構造
JPH0163849U (ja) * 1987-10-20 1989-04-24

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53122250U (ja) * 1977-03-04 1978-09-28
JP2009159668A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Asmo Co Ltd モータの支持構造
JP2010207026A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Asmo Co Ltd アクチュエータのモータ固定方法
JP2016015878A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 ドクトル・フリッツ・ファウルハーバー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コー・カー・ゲーDr. Fritz Faulhaber Gmbh& Co. Kg メカトロニクス駆動装置
JP2016100925A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 株式会社テージーケー モータアクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2546151Y2 (ja) 1997-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2106839C (en) Apparatus for compliantly retaining a circuit board in a housing
US4973147A (en) Holding device for a connector associated with an electrically controlled automotive mirror
JP3689466B2 (ja) アクチュエータ
JPS6057059A (ja) モ−タ駆動装置の滑り軸受で支持された軸の軸方向遊びの制限装置
JPS60117797A (ja) ネジ止め無しで、前部適用部材により自動車前面パネルに自動車ラジオを装着するための装置
JPH0616088A (ja) 自動車用外部バックミラー・アセンブリ
JPH059166U (ja) モータアクチユエータ
KR20040068343A (ko) 모터
US5954579A (en) Device for automatically changing air direction
KR20070121539A (ko) 전자식 스로틀 밸브 제어분야에 있어서 센서 조립체의 강제끼워 맞춤
JP2002520209A (ja) 運転席用エアバッグ・モジュールを持つステアリング・ホイール
EP1829744B1 (en) Frame comprising a vibration-damping device, which is intended for the outside rear-view mirror assembly of a motor vehicle
JP2917758B2 (ja) 振動部品搭載プリント基板収容箱
JPH0511767U (ja) モータアクチユエータのブラケツト取付構造
JPH038516Y2 (ja)
JP4143059B2 (ja) ファンユニット取付具
JPH0537508Y2 (ja)
JP3045064B2 (ja) 角度変位機構
JPH0810220Y2 (ja) 蓋体制動機構
JPH08235970A (ja) スイッチ操作部の振動防止装置
JP3553205B2 (ja) 車両用サンバイザの取付構造
JPH0732177Y2 (ja) モータアクチュエータの駆動用モータ
JP2000009093A (ja) ファン固着装置
JPH1183083A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JPH0318728Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees