JPH10220867A - 空気調和機の取付装置 - Google Patents

空気調和機の取付装置

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JPH10220867A
JPH10220867A JP9031435A JP3143597A JPH10220867A JP H10220867 A JPH10220867 A JP H10220867A JP 9031435 A JP9031435 A JP 9031435A JP 3143597 A JP3143597 A JP 3143597A JP H10220867 A JPH10220867 A JP H10220867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
horizontal portion
mounting device
suspension bolt
bolt
Prior art date
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Pending
Application number
JP9031435A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiyuki Kitajima
理行 北島
Mareyoshi Arai
希佳 新井
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP9031435A priority Critical patent/JPH10220867A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機本体の据え付け位置を2方向に対
して同時に調整することができるようにした取付装置を
提供すること。 【解決手段】 空気調和機の本体に固定され吊りボルト
1の径よりも大きな寸法の吊りボルト通し孔24が形成
された水平部22を有するブラケット20と、吊りボル
ト1を案内するU字状開口31Aを有し水平部22に滑
動自在に装着される保持プレート30とを有し、吊りボ
ルト1に予め螺着されている1組のナット40、41で
保持プレート30を水平部22に締着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込型の空気
調和機本体を吊りボルトに据え付けるための取付装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】天井埋込型の空気調和機本体を天井に据
え付けるため、天井スラブに一対の吊りボルトを予め固
着しておき、空気調和機本体に固定されている一対のL
字形の金具の各長孔に対応する吊りボルトを通し、吊り
ボルトとL字形金具とを吊りボルトに通されたワッシャ
と上下一対のナットとによって締め付けて固定する構成
が公知である。この種の従来技術としては、Y方向に延
びた開口を有する上側ワッシャと、X方向に延びた長孔
を有する吊り金具とを用いてX、Yの2方向への位置調
整を可能とした据え付け装置が提案されている(実開平
6−14827号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この提案された据え付
け装置によると、吊りボルトは、吊り金具の長孔内でX
方向に移動しうると共に、この長孔から吊りボルトを脱
出させるため該長孔と直交するように設けられたガイド
溝に沿って上側ワッシャの開口内をY方向に移動するこ
とができる構成であるから、同時に2方向への位置調整
をおこなうことができず、実質的にはいずれか一方向へ
の位置調整しかできないという問題点を有している。
【0004】本発明の目的は、したがって、据え付け作
業の簡易化を損なうことなしに、空気調和機本体の据え
付け位置を2方向に対して同時に調整することができる
ようにした空気調和機の取付装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、天井埋込型空気調和機の本体を吊り
ボルトによって据え付けるための取付装置において、前
記本体に固定され前記吊りボルトの径よりも大きな寸法
の吊りボルト通し孔が形成された水平部を有するブラケ
ットと、前記吊りボルトを案内するU字状開口を有し前
記水平部に前記U字状開口の開口方向と直交する方向に
滑動自在に装着される保持プレートと、前記吊りボルト
を前記吊りボルト通し孔に通し、前記保持プレートを前
記水平部に装着した後、前記保持プレートを前記水平部
に締着させるため前記吊りボルトに予め螺着されている
1組のナットとを備えて成る点にある。
【0006】吊りボルト通し孔は吊りボルトの径よりも
大きな寸法となっているので、吊りボルトはブラケット
の水平部の吊りボルト通し孔内で任意の方向に移動する
ことができる。この状態で、保持プレートのU字状開口
に吊りボルトを係入させ、保持プレートを水平部材に装
着させることができる。このとき水平部に取り付けられ
た保持プレートは、吊りボルトが吊りボルト通し孔で移
動するのに応じて水平部上で滑動するので、保持プレー
トが吊りボルトの上記移動を邪魔することがない。この
ようにして吊りボルトとブラケットとの間の相対位置決
めが2方向同時に行われた後、1組のナットを用いて保
持プレートを水平部に締着して空気調和機の本体を吊り
ボルトに据え付けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明による空気調和機用の取付
装置の実施の形態の一例を示す分解斜視図である。取付
装置10は、図示しない天井埋込型の空気調和機本体を
吊りボルト1に据え付けるための装置である。図1では
吊りボルト1が1本だけ示されているが、実際には吊り
ボルトは空気調和機本体を挟むようにして2本設けられ
ており、空気調和機本体の両側に取付装置10を設ける
ることにより、各取付装置10を対応する吊りボルト1
に取り付けて空気調和機本体の据え付けを行う構成であ
る。しかし、これらの取付装置10は全く同一の構成で
あるから、ここでは一方の取付装置10のみを図示して
説明する。
【0009】取付装置10は、空気調和機本体の側面に
ボルト止め等の公知の適宜の手段で固定されるブラケッ
ト20と、ブラケット20に装着される保持プレート3
0と、ブラケット20と保持プレート30とを締着する
ため吊りボルト1に予め螺着されている1組のナット4
0、41とを備えている。
【0010】ブラケット20は、空気調和機本体に取り
付けられる基部21と、基部21から基部21と直角を
なすように一体に延びている水平部22とを有し、水平
部22の外端縁22Aにはスカート部23が一体に垂設
されている。水平部22には、吊りボルト1を通すため
の円形の吊りボルト通し孔24が設けられている。この
通し孔24の径は吊りボルト1の径よりも大きく設定さ
れており、これにより、吊りボルト1を通し孔24に通
した状態で吊りボルト1とブラケット20との内の相対
位置関係を任意の方向に調整することができる構成とな
っている。
【0011】保持プレート30は、本実施の形態では、
相互に螺着されている第1プレート31と第2プレート
33とから成り、第1プレート31には吊りボルト1を
係入させるためのU字状の開口31Aが形成され、第2
プレート32には開口31Aと対応するやはりU字状の
開口32Aが形成されている。これらのU字状の開口3
1A、32Aは、いずれもその螺着部33の螺着軸33
Aと直角を成す方向に延びており、第1プレート31と
第2プレート32とを螺着軸33Aに沿って折り合わせ
たとき開口31Aと開口32Aとが一致するようになっ
ている。プレート31の先端部には突起31B、31B
が一体に形成されており、保持プレート30は、基部2
1上でU字状の開口31A、32Aの開口方向と直交す
る方向に滑動自在となるように基部21に装着される。
【0012】次に、図2及び図3を参照して図1に示し
た取付装置10の組立手順について説明する。先ず、図
2に示すように、保持プレート30の第1プレート31
を、吊りボルト1がその開口31Aに係入するようにし
て水平部22の下面にブラケット20の側面からあて
る。このとき、第1プレート31の先端の突起31B、
31Bが水平部22の側縁22Bに係止した状態にあ
り、ここで,保持プレート30の第2プレート32を水
平部22の上面に被せるように曲げ倒し、開口32A内
に吊りボルト1を係入させる。この結果、保持プレート
30が水平部22を挟持する状態とされる。
【0013】この状態にあっては、保持プレート30は
水平部22上において開口31A、32Aの開口方向と
直角の方向であるX方向に滑動できるので、吊りボルト
1をブラケット20に対X方向の所要の相対位置に調整
することができる。また、開口31A、32Aの各巾寸
法は吊りボルト1の外径寸法よりも僅かに大きく設定さ
れているので、吊りボルト1は開口31A、32Aによ
って案内され、Y方向に移動することができる。この結
果、ブラケット20と保持プレート30との組合わせに
よれば、ワッシャとして働くことになる保持プレート3
0をブラケット20の水平部22上に滑動自在に装着し
た状態で、吊りボルト1とブラケット20との相対位置
関係をX、Yの2方向に対して同時に調整することがで
きる。
【0014】このようにして、吊りボルト1とブラケッ
ト20との間の相対位置関係を所望の状態に調整した
後、ナット40を回して下げると共に、ナット41を回
して上げる。これにより、図3に示されるように、保持
プレート30が水平部22を挟持した状態で保持プレー
ト30をブラケット20に締着させ、空気調和機の据え
付けを行うことができる。
【0015】なお、吊りボルト1を水平部22の通し孔
24全域に亘って位置決めのために移動可能とするに
は、図4の(A)、(B)に示されるように、吊りボル
ト1が通し孔24のX方向の2つの最大偏位位置にある
場合においても保持プレート30が夫に応じて水平部2
2上で滑動して位置決めできるよう、保持プレート30
の巾Aの値を水平部22の巾Bの値に応じて小さく定め
る必要がある。
【0016】図5には、本発明の実施の形態の別の例が
示されている。図5に示した取付装置10’は、図1に
示した保持プレート30に代えて、保持プレート30の
第1プレート31に相応する可動プレート31’を設
け、可動プレート31’と円形のワッシャ50とでブラ
ケット20の水平部22を挟み、ナット40、41で締
着するようにした点で図1に示した取付装置10と異な
っている。したがって、図5の各部のうち、図1の各部
に対応する部分には同一の符号を付してそれらの説明を
省略する。
【0017】取付装置10’においては、可動プレート
31’のU字状の開口31A’に吊りボルト1が係入し
た状態で水平部22の下面上に装着され、可動プレート
31’に設けられた突起31B’により可動プレート3
1’が水平部22の両端縁22Bに沿ってX方向に案内
される構成となっている。
【0018】なお、いずれの実施の形態の場合において
も、ブラケット20の水平部22に設けた吊りボルト通
し孔24の形状を円形としたが、吊りボルト通し孔24
の形状は円形に限定されるものではなく、その他の適宜
の形状、例えば正方形、長方形等であってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、吊りボル
トに空気調和機本体を据え付ける場合、任意の方向への
位置調整が可能となるので、ブラケットの空気調和機本
体に対する位置合わせを厳格に行う必要がなくなり、据
え付け作業が簡単となって作業性を著しく改善させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による取付装置の実施の形態の一例を示
す分解斜視図。
【図2】図1に示した取付装置の組立手順を説明するた
めの説明図。
【図3】図1に示した取付装置の据え付け完了状態を示
す斜視図。
【図4】図1に示した取付装置における吊りボルト通し
孔内における吊りボルトの調整位置と保持プレートの寸
法との間の関係を説明するための説明図。
【図5】本発明による取付装置の他の実施の形態を示す
分解斜視図。
【符号の説明】
1 吊りボルト 10、10’取付装置 20 ブラケット 22 水平部 24 吊りボルト通し孔 30 保持プレート 31’可動プレート 31A、31A’開口 40、41 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井埋込型空気調和機の本体を吊りボル
    トによって据え付けるための取付装置において、 前記本体に固定され前記吊りボルトの径よりも大きな寸
    法の吊りボルト通し孔が形成された水平部を有するブラ
    ケットと、 前記吊りボルトを案内するU字状開口を有し前記水平部
    に前記U字状開口の開口方向と直交する方向に滑動自在
    に装着される保持プレートと、 前記吊りボルトを前記吊りボルト通し孔に通し、前記保
    持プレートを前記水平部に装着した後、前記保持プレー
    トを前記水平部に締着させるため前記吊りボルトに予め
    螺着されている1組のナットとを備えて成ることを特徴
    とする空気調和機の取付装置。
JP9031435A 1997-01-31 1997-01-31 空気調和機の取付装置 Pending JPH10220867A (ja)

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