JPH045927Y2 - - Google Patents

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JPH045927Y2
JPH045927Y2 JP1986159932U JP15993286U JPH045927Y2 JP H045927 Y2 JPH045927 Y2 JP H045927Y2 JP 1986159932 U JP1986159932 U JP 1986159932U JP 15993286 U JP15993286 U JP 15993286U JP H045927 Y2 JPH045927 Y2 JP H045927Y2
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JP
Japan
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hanging
main body
bolt
air conditioner
hole
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JP1986159932U
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JPS6366718U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、天井埋め込み形等のように吊り金具
を介して吊り下げるタイプの空気調和機の取付装
置に関するものである。
(従来の技術) 例えば、天井埋め込み形の空気調和機を据え付
けるに際しては、天井上方の梁等に固定された吊
りボルトに対して、空気調和機本体を吊り金具を
介して固定することが従来から行なわれており、
空気調和機据え付けにおける作業性および取付の
確実性を確保するという観点から種々の吊り金具
が用いられてきている。例えば、実開昭59−
45425号公報記載の如く、略L字状の吊り金具に
吊りボルトを貫通させるための長穴を形成し、該
長穴と連続する切欠を形成したものが提案されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知例の場合、吊りボルトと吊り金具との
係合は、極めて容易に行えるが、吊り金具からの
吊りボルトの外れを防止するために、前記切欠よ
り大径のフランジをワツシヤーに形成して、該フ
ランジを前記長穴に挿入するという極めて複雑な
外れ防止手段を施しているが、製作面およびコス
ト面で不利となるという問題が存していた。そこ
で、吊りボルトの外れを防止する手段の簡略化を
図るために、第4図図示の如く、略L字状の吊り
金具2′における吊下げ面2a′に切欠穴3′を形成
し且つ該切欠穴3′の開口端3b′両側に下向きの
係止片11′,11′を形成し、前記切欠穴3′に
係合される吊りボルト4′に螺合されるナツト
5′と吊り金具吊下げ面2a′との間に介在される
ワツシヤー6′を前記係止片11′,11′に係合
せしめることによつて吊りボルト4′の外れを防
止するようにしたものも提案されている。しかし
ながら、この場合、前記ナツト5′をスパナ等の
工具12′を用いて螺回動させるに際して、前記
係止片11′,11′が工具12′の回動操作角を
小さく制限することとなり、ナツト締付け時にお
ける作業性が悪くなるという欠点がある。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
極めて簡易な構成で吊りボルトの外れ防止を図る
とともに、ナツト締付け用工具の回動操作角を大
きく取り得るようにすることを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、空気調和機本体1の両側面に相対向して
設けられ、略L字状で吊下げ面2aに前記本体1
側面に平行な切欠穴3を有する吊り金具2と、天
井等の高所に固定され且つ先端部を前記吊り金具
2の切欠穴3に係合させる吊りボルト4と、該吊
りボルト4に螺合し前記本体1を所定位置で固定
させるナツト5と、前記吊り金具2の吊下げ面2
aとナツト5との間に介在されるワツシヤー6と
からなる空気調和機の取付装置において、前記切
欠穴3の開口端3bに、該開口端3bから吊り金
具2の本体取付面2bにかけて下向きに切起して
なる係止片11を形成している。
(作 用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、空気調和機本体1を天井等の高所に固定
された吊りボルト4に吊下げるに当たつて、前記
本体1両側に固定された吊り金具2の吊下げ面2
aに形成された切欠穴3に対して吊りボルト4が
極めて容易に係合されるとともに、一旦係合され
た後においては、切欠穴3の開口端3bに形成さ
れた係止片11とワツシヤー6との係合によつて
吊りボルト4の外れが防止され、しかも、係止片
11が開口端3bの片側(開口端3bから本体取
付面2aとにかけて)のみに形成されていること
により、ナツト締め付け用の工具の回動操作角が
従来例のものに比べて大幅に大きくなるのであ
る。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本考案の好適な実
施例を説明する。
本実施例にかかる空気調和機の取付装置は、天
井開口部Aに臨ましめられた状態で取り付けられ
る天井埋め込み式空気調和機に適用されるもので
あり(第3図参照)、空気調和機本体1の両側面
に相対向して設けられ、略L字状で吊下げ面2a
に前記本体1側面に平行な切欠穴3を有する吊り
金具2と、天井上方の梁等に固定され且つ先端部
を前記吊り金具2の切欠穴3に係合させる吊りボ
ルト4と、該吊りボルト4に螺合し前記本体1を
所定位置で固定させるナツト5と、前記吊り金具
5の吊下げ面2aとナツト5との間に介在される
ワツシヤー6とによつて構成されている。
前記吊り金具2は、本体1の両側に2個づつ固
着されており、その本体取付面2bには、水平方
向に延びる2個の長穴7,7が形成されていて、
該長穴7,7を介して本体1の側面に螺着される
ボルト8,8によつて固着せしめられている。該
長穴7は、吊り金具2の水平方向取付位置の調整
を行うためのものである。また、この吊り金具2
に形成される切欠穴3は、その終端側を本体取付
面2b側に屈曲せしめてなる屈曲部3aを有して
おり、該屈曲部3aは、切欠穴3に係合される吊
りボルト4が案内されるのを許容するためのもの
であり、それによつて本体1の取付位置の微調整
を行い得るようにされている。
前記吊りボルト4には、前記ナツト5およびワ
ツシヤー6(吊りボルト4の先端部に螺合されて
いる)と相対向する位置(即ち、上方位置)に本
体1の吊下げ位置を位置決めするためのナツト9
およびワツシヤー10が螺着せしめられている
(第3図参照)。
しかして、前記切欠穴3の開口端3bには、該
開口端3bから本体取付面2bにかけて下向きに
切起してなる係止片11が形成されている。該係
止片11は、吊りボルト4に螺合されたナツト5
と吊下げ面2aとの間に介在されるワツシヤー6
の板厚より十分高くされている。従つて、吊り金
具2の切欠穴3に吊りボルト4を係合せしめた後
には、ワツシヤー6と係止片11とが干渉し合う
ことにより、吊りボルト4の切欠穴3からの逸脱
が防止されることとなるのである。
ついで、図示の取付装置による空気調和機の取
付手順を説明する。
まず、本体1の両側に2個づつの吊り金具2,
2および2,2をそれぞれ同一水平面上に位置す
る如く固着した後、天井上方の梁に固定された4
本の吊りボルト4,4,4,4を、その先端部に
ナツト9およびワツシヤー10とナツト5および
ワツシヤー6とを上下に相対向させて装着した状
態で前記吊り金具2,2,2,2の切欠穴3,
3,3,3に係合せしめる。この時、本体1を、
各切欠穴3の開口端3bの方向にスライドさせる
だけで、各切欠穴3と吊りボルト4との係合を行
うことができる。その後、下側のナツト5をスパ
ナ12で螺回動させることにより吊り金具2と吊
りボルト4とを締着固定して、空気調和機の取付
が完了するのである。このスパナ12によりナツ
ト5を螺回動させるに際して、第2図図示の如
く、係止片11はスパナ12の回動操作に対して
邪魔になることがないところから、従来例のもの
に比べて回動操作角を大きく(即ち、約180°)と
ることができるのである。
なお、空気調和機の取付位置の調整は、吊り金
具2の本体取付面2bに形成された長穴7,7お
よび切欠穴3の屈曲部3aに沿つてボルト8ある
いは吊りボルト4を移動させることにより行なわ
れる。
本考案は、図示の実施例に限定されるものでは
なく考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜設
計変更可能なことは勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、空気調和機本体
1の両側面に相対向して設けられ、略L字状で吊
下げ面2aに前記本体1側面に平行な切欠穴3を
有する吊り金具2と、天井等の高所に固定され且
つ先端部を前記吊り金具2の切欠穴3に係合させ
る吊りボルト4と、該吊りボルト4に螺合し前記
本体1を所定位置で固定させるナツト5と、前記
吊り金具2の吊下げ面2aとナツト5との間に介
在されるワツシヤー6とからなる空気調和機の取
付装置において、前記切欠穴3の開口端3bに、
該開口端3bから吊り金具2の本体取付面2bに
かけて下向きに切起してなる係止片11を形成し
たので、空気調和機本体1を天井等の高所に固定
された吊りボルト4に吊下げるに当たつて、前記
本体1両側に固定された吊り金具2の吊下げ面2
aに形成された切欠穴3に対して吊りボルト4を
極めて容易に係合せしめることができるととも
に、一旦係合された後においては、切欠穴3の開
口端3bに形成された係止片11とワツシヤー6
との係合によつて吊りボルト4の外れが防止され
ることとなり、本体1の仮止めが容易に行え、し
かも仮止め後における吊りボルト4の外れも効果
的に防止できるという実用的な効果がある。
また、係止片11が開口端3bの片側(開口端
3bから本体取付面2aとにかけて)のみに形成
されているので、ナツト締め付け用の工具の回動
操作角を従来例のものに比べて大幅に大きくする
ことができ、ナツト締付け時における作業性の向
上を図り得るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる空気調和機の
取付装置を示す要部斜視図、第2図は第1図の空
気調和機の取付装置におけるナツト締付時け時の
状態を示す斜視図、第3図は本考案の実施例にか
かる取付装置を用いた空気調和機の取付状態を示
す斜視図、第4図は従来の空気調和機の取付装置
を示す要部斜視図である。 1……空気調和機本体、2……吊り金具、2a
……吊下げ面、2b……本体取付面、3……切欠
穴、3b……開口端、4……吊りボルト、5……
ナツト、6……ワツシヤー、11……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和機本体1の両側面に相対向して設けら
    れ、略L字状で吊下げ面2aに前記本体1側面に
    平行な切欠穴3を有する吊り金具2と、天井等の
    高所に固定され且つ先端部を前記吊り金具2の切
    欠穴3に係合させる吊りボルト4と、該吊りボル
    ト4に螺合し前記本体1を所定位置で固定させる
    ナツト5と、前記吊り金具2の吊下げ面2aとナ
    ツト5との間に介在されるワツシヤー6とからな
    り、前記切欠穴3の開口端3bに、該開口端3b
    から吊り金具2の本体取付面2bにかけて下向き
    に切起してなる係止片11を形成したことを特徴
    とする空気調和機の取付装置。
JP1986159932U 1986-10-18 1986-10-18 Expired JPH045927Y2 (ja)

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JPS6366718U JPS6366718U (ja) 1988-05-06
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