JP3370050B2 - ガス栓の取付構造 - Google Patents

ガス栓の取付構造

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JP3370050B2 JP2000127241A JP2000127241A JP3370050B2 JP 3370050 B2 JP3370050 B2 JP 3370050B2 JP 2000127241 A JP2000127241 A JP 2000127241A JP 2000127241 A JP2000127241 A JP 2000127241A JP 3370050 B2 JP3370050 B2 JP 3370050B2
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茂光 米元
博之 永野
善孝 宮井
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株式会社藤井合金製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 ガス栓の取付構
造、特に、壁の裏側に設置されると共に前記壁に形成され
た開口から操作できるガス栓の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】石膏ボード製の壁内に設けられる埋込み
型のガス栓は、前記壁を施工する前の段階で壁内の柱等
に取り付けられ、壁の仕上がり後に、前記ガス栓配設域
に相当する部分の壁に開口を形成して、前記開口からガ
ス栓の操作を可能とするものである。このような埋め込
み型のガス栓は、図13に示すように、L型の枠体(2)
と枠体(2)に対して接離自在なスライド板(21)とによっ
て壁(3)の裏側に設置される構成となっており、ガス栓
本体(1)の背面側には、前記スライド板(21)に取り付け
るための取付板(11)が一体的に設けられた構成となって
いる。取付板(11)には、図14に示すように、後述する
操作ユニット(32)を取り付けるための4つのネジ孔(11
a)と、スライド板に取り付けるための一対の挿通孔(11
b)が形成されている。
【0003】枠体(2)は、開口(20)が形成されている枠
部(2a)と枠部(2a)の一辺から直角に延長する調整板(2b)
とから、断面略L字状に形成された金属板であり、この
調整板(2b)を、壁(3)が取り付けられる前に、柱(31)の
所定位置にネジ止めする。調整板(2b)には、前後方向に
長い一対の長孔が上下に位置するように設けられてお
り、この長孔の所定位置に木ネジ(N1)を挿通させるとと
もに前記柱(31)に捩じ込む。又、調整板(2b)の中央部分
には、前後方向に延びるスリット部(22)が形成されてお
り、この部分に前記スライド板(21)が前後方向に移動自
在に取り付けられる。
【0004】スライド板(21)は、図14に示すように、
ガス栓本体(1)の取付板(11)の背面に取り付けられ且つ
ネジ孔(24)を有する背面板(21a)と、背面板(21a)の一側
辺から直角に張り出し且つ前記調整板(2b)に移動自在に
係止可能なフック(23)を具備する移動板(21b)とから、
断面略L字状に形成された金属板であり、ネジ孔(24)は
前記一対の挿通孔(11b)に対応するように形成されてい
るものとする。スライド板(21)を枠体(2)に取り付ける
前に、スライド板(21)に、フレキ管(4)を接続させたガ
ス栓本体(1)の前記取付板(11)を取り付ける。
【0005】これには、前記した2つのネジ孔(24)が前
記挿通孔(11b)に各々対応するように、取付板(11)の背
面に背面板(21a)を添設させ、各挿通孔(11b)に取付ネジ
(N2)をそれぞれ挿通させるとともにネジ孔(24)に捩じ込
んで締付ける。こうして、ガス栓本体(1)とスライド板
(21)とは2箇所でネジ止めされることにより一体とな
る。そして、移動板(21b)に設けられているフック(23)
をスリット部(22)に引っ掛けて、スライド板(21)を枠体
(2)に仮保持させる。この後、壁(3)を施工し、枠体(2)
の開口(20)に対応する個所に開口(30)を形成する。
【0006】枠体(2)の枠部(2a)が壁(3)の裏面に接触す
るように前記木ネジ(N1)を緩めて枠体(2)の位置を調整
するとともに、スライド板(21)は枠体(2)の調整板(2b)
に対して壁(3)に対して接離自在にスライド可能である
から、壁(3)に設けた開口(30)からガス栓本体(1)を手前
に引き寄せて、壁(3)の開口(30)からガス栓本体(1)のプ
ラグ部を室内へ突出させ、取付ネジ(N3)を操作ユニット
(32)及び取付枠(33)に挿通させるとともに前記取付板(1
1)のネジ孔(11a)に捩じ込む。これにより、操作ユニッ
ト(32)は取付板(11)に取り付けられるとともに取付枠(3
3)は壁(3)の開口(30)の周縁に添設される態様となり、
ガス栓本体(1)は壁(3)の裏側に固定されることとなる。
その後、取付枠(33)の表面にプレート枠(34)及びプレー
ト板(35)を取り付けてガス栓の取付工事が終了する。
【0007】この従来のガス栓の取付構造では、スライ
ド板(21)を取付板(11)に添設させ、前記取付板(11)に形
成されている挿通孔(11b)をスライド板(21)の背面板(21
a)に形成されているネジ孔(24)に合わせてネジ止めする
が、ガスコック本体(1)の取り付け姿勢、つまり、前記
取付板(11)の前記スライド板(21)に対する取り付け姿勢
を正しく設定するには、取付ネジ(N2)の前記挿通孔(11
b)に対する挿通余裕を利用してこのネジ止めの際に正し
く位置決めする(姿勢を決める)必要がある。ところ
が、この位置決め作業は勘による作業となるため正しく
位置決めすることは困難であり、作業性が悪いという問
題がある。又、このものでは、スライド板(21)に対して
取付板(11)が不用意に回転してしまわないようにスライ
ド板(21)と取付板(11)とは、上記したように2本の取付
ネジ(N2)によって対角線上の2箇所をネジ止めしなけれ
ばならず、取り付け作業が面倒である。さらに、これら
取付ネジ(N2)が少しでも緩むと挿通孔(11b)と取付ネジ
(N2)との直径差分、がたつきが生じるという問題もあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、『壁の裏側
に収納されているガス栓の取付構造であって、前記壁の
裏側に添設される枠板と、前記枠板に対して前後に接離
自在となるように連結されるスライド板と、前記スライ
ド板の前面に固定され且つガス栓本体の背面側に設けら
れている取付板と、前記取付板に固定され且つ前記ガス
栓本体のプラグ部分を包囲する筒状の操作ユニットと、
前記壁を介して前記枠体に固定され且前記枠体と共に前
記壁を挟圧するように前記壁の表側に添設される化粧板
とから構成され、前記化粧板及び前記壁に設けられてい
る開口から操作可能なガス栓の取付構造』において、ガ
ス栓本体の取付板に対するスライド板の位置決めが容易
にでき、且つ、がたつきを生じさせることなく両者を一
体的に取り付けられるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の技術的手段は、『前記取付板は前記スライド
板の直線状の一側辺に沿って取り付け位置が複数箇所に
亘って可変となるように前記スライド板にネジ止めされ
るものとし、前記取付板の背面には前記一側辺に平行に
配列される複数の突起が設けられ、前記スライド板と前
記取付板の前記ネジ止めは、前記一側辺が前記突起のう
ち少なくとも2つ以上に接触するようにそのネジ止め位
置が定められている』ことである。
【0010】上記技術的手段は次のように作用する。取
付板の前記突起の列は、例えば、ガス栓本体へのガス入
口筒の軸線に対して平行又は直角である。尚、枠体は従
来のものと同様に、壁が取り付けられる前に柱等の所定
位置に取り付けておく。前記枠体に取り付けられるスラ
イド板は枠体(壁)に対して前後方向には移動自在であ
るが、枠体に対する向き(姿勢)や床からの高さは一定
に固定される。そこで、例えば、前記スライド板の一側
辺が上下方向となるように設定されている場合で、これ
に対する取付板、つまり、ガス栓本体の取り付け位置を
調節する場合について説明する。
【0011】前記上下方向がガス入口筒の軸線に対して
平行な場合に、前記突起の少なくとも2つの突起に前記
一側辺が接触するように前記スライド板を取付板の背面
に添設させる。前記突起は一列に複数個設けられている
から、前記一側辺を前記突起のいくつかに接触させた状
態を維持したまま、取付板はスライド板の前記一側辺の
方向に変更して取り付ける。この場合でも、両者の相対
的な姿勢は変わらない。このように、ガス栓本体の姿勢
を予め定められた適正姿勢に保持されたままで取付位置
の調節ができる。
【0012】[その他] *2項 1項において、『前記ガス栓本体と取付板とは直角に交
差する二方向に取付姿勢が変更可能に取り付けられてお
り、前記突起は、前記一側辺に平行に配列される一つの
列と、これに直角に交差する他の列とに沿ってそれぞれ
整列するように配設され、前記一側辺は前記一つの列又
は前記他の列のどちらか一方に沿って位置する2つ以上
の突起に接触するように取り付けられる』ものでは、例
えば、前記一つの列がガス栓本体へのガス入口筒の軸線
に対して平行に位置するように、前記他の列が前記軸線
に対して直角に位置するように取付板をガス栓本体の背
面に取り付ける。前記一側辺が垂直に位置するようにス
ライド板が枠体に取り付けられる場合であって、ガス栓
本体の下方又は上方でフレキ管と接続されるときには、
前記一つの列に沿って整列している突起に前記一側辺が
接触するように、又、ガス栓本体の側方でフレキ管と接
続されるときには前記他の列に沿って整列している突起
に前記一側辺が接触するように、スライド板に対する取
付板の姿勢を考慮して取付板の背面にスライド板を添設
固定すれば良い。このように、フレキ管の引き出し位置
によってスライド板に対するガス栓本体の姿勢は変わる
が、各姿勢に応じてスライド板の前記一側辺を直角に交
差する2つの列のどちらか一方に沿って位置する突起の
いくつかに接触させた状態で位置決めすることができ
る。
【0013】*3項 1項又は2項において、『前記操作ユニットは、正方形
の頂点に位置する各コーナ部に取付ネジが前後に貫通す
る構成であり、前記取付板は略正方形状の金属板とする
とともに、その4隅には前記コーナ部と一致する位置に
前記取付ネジ用のネジ孔が形成され、前記突起は前記取
付板の中心を通り且つ一辺に平行な第1の列と、前記中
心を通り且つ前記第1の列に直角に交わる第2の列に沿
って設けられ、前記スライド板に対する前記取付板の取
付姿勢にかかわらず、常に、前記スライド板が重なる取
付板の所定域には、前記スライド板に取付板をネジ止め
するための取付ネジを挿通させるための複数の挿通孔が
設けられ、前記スライド板には前記取付ネジがネジ止め
される複数のネジ孔が形成されており、前記一側辺が前
記突起の2つ以上に接触するように、前記スライド板を
前記取付板の背面に添設させたとき、前記挿通孔のどれ
か一つが前記ネジ孔のどれか一つに対応するように設定
されている』ものでは、ガス入り口筒の軸線に対して前
記一辺が直角に位置し且つ取付板の中心がガス栓本体の
中心に対応するように、取付板をガス栓本体の背面に取
り付けると共に、ガス入り口筒がガス栓本体の上方又は
下方に位置するようにガス栓本体を配置した場合、ガス
栓本体を上下四隅から囲むように突出片が突出する態様
となると共に取付板の背面には第1の列と第2の列がそ
れぞれ中心を通り且つ水平方向及び垂直方向にそれぞれ
配設される態様となる。ガス入口筒を上方又は下方に位
置させた姿勢で、スライド板を取付板に取り付ける場
合、前記第2の列に沿って設けられている突起にスライ
ド板の一側辺が接触するように配設する。この状態にお
いては、取付板の背面の約半分がスライド板によって被
覆された態様となる。この配設状態で、前記一側辺を前
記第2の列の突起に沿ってスライドさせて適度な位置で
位置決めし、取付板に設けられている挿通孔の一つとス
ライド板に設けられているネジ孔の一つを相互に対応さ
せて取付ネジを挿入螺合させて両者をネジ止めする。そ
の後、スライド板を、予め柱等に固定されている枠体に
取り付け、挿入ユニットを前記プラグ部を囲むように装
着させ、ガス栓本体の上下四隅にネジ止めすれば良い。
【0014】ガス入り口筒が側方に位置するようにガス
栓本体が配設される場合は、前記第1の列に沿って配設
されている突起にスライド板の一側辺が接触する態様で
取付板に位置決めされる。この場合においても、取付板
の挿通孔のいずれか一つがスライド板のネジ孔のいずれ
か一つに対応することができ、ガス栓本体の姿勢にかか
わらず、取付板はスライド板に対して位置決めさせた状
態で取り付け可能となる。又、この姿勢においても、突
出片はガス栓本体の上下四隅を囲むように位置してお
り、前述した姿勢の場合と同様に、操作ユニットを取り
付けることができる。
【0015】*4項 1項、2項又は3項において、『前記突起は前記取付板
の中心の第1位置と、その上下の第2、第3位置と、左
右の第4、第5位置の各位置に一つずつ設けられるもの
とし、前記スライド板には前記一側辺に平行に長孔が形
成され、前記一側辺が前記第1位置と前記第2、第3位
置のどちらか一方又は両方に位置する突起に接触するよ
うに前記スライド板を前記取付板の背面に添設させた状
態にて、前記第4、第5位置のどちらか一方に位置する
突起が前記長孔に対応し、前記一側辺が前記第1位置と
前記第4、第5位置のどちらか一方又は両方に位置する
突起に接触するように前記スライド板を前記取付板の背
面に添設させた状態にて、前記第2、第3位置のどちら
か一方に位置する突起が前記長孔に対応ように各々の配
設位置が設定されている』ものでは、取付板の背面に
は、中央と、その上下左右に1個ずつの合計5個の突起
が形成されており、前記一側辺が中心の前記第1位置と
前記第2及び又は第3位置の突起に接触するようにスラ
イド板を取付板の背面に配設した場合、第4又は第5位
置のどちらか一方に配設されている突起が前記スライド
板に重なることとなるが、スライド板におけるこの重な
り位置には長孔が対応することとなるから、スライド板
に重なる前記突起は前記長孔に嵌め込まれる態様とな
る。同様に、前記一側辺が前記第1位置と前記第4及び
又は第5位置の突起に接触するようにスライド板を取付
板の背面に配設した場合、第2又は第3位置のどちらか
一方の突起が前記長孔に嵌め込まれることとなる。前記
長孔の長さは取付板をスライド板の前記一側辺に沿って
スライドさせる際に、上記いずれか1つの突起が嵌まり
込んだまま、移動可能な長さに設定されるものとする。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。一列に沿って整列している突起の少な
くとも2個以上に一側辺が接触するようにスライド板を
取付板の背面にスライドさせながら添設可能な構成とし
たから、スライド板の取付板(ガス栓本体)に対する位
置決めが容易となる。又、前記一側辺上の少なくとも2
点が前記突起によって支持された状態でスライド板は取
付板に取り付けられることとなるから、少なくともスラ
イド板は前記突起側にズレることはなく、両者のがたつ
きが防止できる。さらに上記の効果に加えて、2項にお
いては、スライド板の前記一側辺を、直角に交差する2
つの列のどちらか一方に沿って位置する突起に接触させ
ることによりスライド板と取付板の位置決めを可能にし
たから、フレキ管の引き出し位置によるスライド板に対
するガス栓本体の取付姿勢の変更にかかわらず、取付板
とスライド板との位置決めが容易となるから使い勝手が
良いという効果がある。
【0017】3項においては、上記1項及び2項と同様
の効果を有すると共に、ガス栓本体の姿勢にかかわら
ず、操作ユニットもガス栓本体に取り付け易いという効
果がある。
【0018】4項においては、上記各項の効果と同様の
効果を有すると共に、一側辺に接触せず且つスライド板
と重なる位置にある他の突起がスライド板に形成されて
いる長孔に嵌め込まれる構成となるから、スライド板は
その一側辺が接触する2つ以上の突起と長孔に嵌まり込
む他の突起とによって、取付板に対して不用意に回転し
てしまうことなく確実に位置決めされた状態に取り付け
られることとなる。よって、両者のがたつきはより一層
防止することができる上にスライド板と取付板とは1箇
所をネジ止めして固定するだけで十分となり、その分、
取付け作業が容易となる。又、扁平な金属板からなるス
ライド板と取付板とが相互にぴったりと重なり合うよう
に取り付けることができるから、取付状態において前後
方向に嵩高くならない。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施例を
図面に従って詳述する。図1は、本発明の第1番目の実
施の形態の取付板(12)をガス栓本体(1)に取り付けた状
態の正面図であり、図2はその背面図、図3はその左側
面図である。ここでは、フレキ管と継手を介して接続さ
れるガス入口筒(10)がガス栓本体(1)の下方に位置する
場合について説明する。
【0020】取付板(12)はガス栓本体(1)と別体に構成
された略正方形状の扁平な金属板からなり、その対向す
る二辺が上記姿勢のガス栓本体(1)に対して上下に位置
するように、ガス栓本体(1)の背面に取付板(12)をネジ
止めにより取り付ける。前記二辺の両端(正方形の4
隅)からは、正面側にそれぞれネジ孔(12a)を有する断
面略L字状の突出片(13)が、図3に示すように、前方に
突出するように一体的に設けられており、ガス栓本体
(1)の上方に位置する突出片(13)の上辺及び外側辺と、
ガス栓本体(1)の下方に位置する突出片(13)の下辺及び
外側辺のそれぞれには、ガイド片(14)が前方へ突出する
ように一体的に設けられている。
【0021】そして、取付板(12)の中心及び中心に対し
て上下左右の各位置に、図2に示すように、合計5個の
第1〜第5突起(15a)(15b)(15c)(15d)(15e)が形成され
ている。これら第1〜第5突起(15a)(15b)(15c)(15d)(1
5e)は、取付板(12)を正面側から背面側へ打ち出すこと
により形成されているため、これらに各々対応する取付
板(12)の正面には図1に示すように、凹部(16)が形成さ
れた態様となる。又、前記上辺側の突出片(13)の内側に
は、一対の挿通孔(17a)(17b)が前記上辺に沿って形成さ
れている。
【0022】この取付板(12)付きのガス栓本体(1)を壁
の裏側に取り付けるために、取付板(12)の背面にスライ
ド板(21)を添設固定させると共に、前記スライド板(21)
を壁に対して接離自在に係止させる枠体(2)を壁を施行
する前の柱等に固定する。枠体(2)及びスライド板(21)
は、図13に示したような従来のものと同様な構成のも
のが採用可能であるが、この実施の形態のものでは、枠
体(2)は、図4に示すように、縦長長方形状の開口(20)
が形成されている枠体(2a)と、この長辺の一方から直角
に設けられた調整板(2b)とからなり、調整板(2b)には、
側方へ開放する一対のスリット(25a)(25b)が水平に形成
されていると共に、これらスリット(25a)(25b)の間に位
置する部分は、その上下方に位置する部分よりも、内方
へやや突出する態様に形成されている。尚、前記スリッ
ト(25a)(25b)の上下方に位置する部分には調整板(2b)を
柱の所定位置にネジ止めする木ネジを挿通させるための
長孔(26a)(26b)が前記スリット(25a)(25b)と平行にそれ
ぞれ設けられている。尚、枠体(2)の取付態様は、前記
長孔(26a)(26b)が水平に位置するように取り付けられる
ものとする。
【0023】この枠体(2)にスライド自在に取り付けら
れるスライド板(21)は、従来のものと同様に略長方形状
の背面板(21a)とこれの一方の長辺から直角方向に突出
する移動板(21b)とからなり、図5に示すように、移動
板(21b)において、前記枠体(2)のスリット(25a)(25b)間
に対応する部分は外方へ突出する構成となっており、こ
の部分をスリット(25a)(25b)に差し込むことにより、ス
ライド板(21)は枠体(2)に、背面板(21a)が枠部(2a)に対
して接離自在となる態様に取り付けられることとなる。
又、背面板(21a)には、前記一方の長辺に沿って長孔(2
8)が形成されており、この長孔(28)に沿うように、第1
〜第6ネジ孔(27a)(27b)(27c)(27d)(27e)(27f)が形成さ
れている。
【0024】次に、このスライド板(21)の背面板(21a)
を取付板(12)の背面に添設させて固定させる手順につい
て説明する。この実施の形態の枠体(2)の枠部(2a)に
は、調整板(2b)を柱に取り付けた状態において縦長長方
形状の開口(20)が形成される構成とし、調整板(2b)に対
する移動板(21b)の取付位置は一定であるから、背面板
(21a)に対する取付板(12)の位置を上下に変化させるこ
とによって開口(20)の開口位置における取付板(12)の位
置、すなわち、ガス栓本体(1)の位置を決定することが
できる。
【0025】開口(20)の略中央部にガス栓本体(1)を対
応させたい場合には、背面板(21a)の前記一方の長辺に
対向する他方の長辺(以下、一側辺(29)という)を、図
6に示すように、第1〜第3突起(15a)(15b)(15c)に接
触させると共に、挿通孔(17a)がネジ孔(27b)に対応する
ように、取付板(12)の背面に背面板(21a)を対応させ、
挿通孔(17a)に取付ボルト(35)を挿通させると共にネジ
孔(27b)に捩じ込む。このとき、取付板(12)の正面から
見て左側の背面に突出する第5突起(15e)が枠体(2)の長
孔(28)の所定位置に嵌まり込むこととなり、取付ボルト
(35)を締付けることにより、取付板(12)の背面に背面板
(21a)が接触する態様で両者は固定されることとなる。
尚、長孔(28)の横幅は各突起(15a)(15b)(15c)(15d)(15
e)の直径に略一致させておく。
【0026】この取付姿勢においては、取付板(12)と背
面板(21a)とは1本の取付ボルト(35)でネジ止めされて
いるに過ぎないが、背面板(21a)の一側辺(29)は第1〜
第3突起(15a)(15b)(15c)の3点に接触し、且つ、第5
突起(15e)がその直径に略一致する幅の長孔(28)に嵌ま
った状態にあるから、取付板(12)及び背面板(21a)は、
取付ボルト(35)を中心として相互に回動することがな
く、取付状態においてがたつくこともない。
【0027】後は、従来のものと同様に、移動板(21b)
を前記した枠体(2)の調整板(2b)にスライド自在に装着
させた後に、壁を取り付け、枠体(2)の開口(20)に沿っ
て壁を切り欠いて開口を形成し、前記開口から長孔(26
a)(26b)内の前記木ネジを緩めて枠部(2a)が壁壁の裏面
に接触するように枠体(2)の位置を調整する。そして、
スライド板(21)を枠体(2)の調整板(2b)に対してスライ
ドさせることにより、ガス栓本体(1)を手前に引き寄せ
て、図13に示したように、壁(3)の表側に添設される
取付枠(33)の挿通孔及び操作ユニット(32)の四隅から後
方へ延びる挿通筒(32a)にそれぞれ取付ネジ(N3)を挿通
させるとともに取付板(12)の四隅に設けた突出片(13)の
ネジ孔(12a)にそれぞれ捩じ込む。
【0028】挿通筒(32a)は、突出片(13)に設けられて
いるガイド片(14)によって上下左右の位置が決定される
から、突出片(13)のネジ孔(12a)に容易に対応させるこ
とができる。後は、図13の如く、取付枠(33)の表面に
プレート枠(34)及びプレート板取付ボルト(35)を取り付
ければ、ガス栓の取付工事が完了する。尚、取付ボルト
(35)の締付け前においては、取付板(12)は背面板(21a)
に対して、一側辺(29)を第1〜第3突起(15a)(15b)(15
c)に接触させた状態のまま上下にスライド可能である。
そこで、枠体(2)の開口(20)の中央よりも上方域にガス
栓本体(1)を対応させたい場合は、図7に示すように、
背面板(21a)の上部域にガス栓本体(1)が位置するよう
に、取付板(12)を上方へスライドさせ、挿通孔(17a)を
第1ネジ孔(27a)に対応させると共に取付ボルト(35)を
捩じ込んで固定すれば良い。
【0029】このとき、一側辺(29)は、取付板(12)の背
面において、中央の第1突起(15a)とそれより下方に位
置する第3突起(15c)にのみ添って位置することとな
り、第5突起(15e)は長孔(28)の上部域に対応すること
となる。さらに、枠体(2)の開口(20)の中央よりも下方
域にガス栓本体(1)を対応させたい場合は、図8に示す
ように、背面板(21a)の下部域にガス栓本体(1)が位置す
るように、取付板(12)を下方へスライドさせ、挿通孔(1
7a)を第4ネジ孔(27d)さらには第5ネジ孔(27e)に対応
させると共に取付ボルト(35)を捩じ込んで固定すれば良
い。このとき、一側辺(29)は、取付板(12)の背面におい
て、第1突起(15a)とそれより上方に位置する第2突起
(15b)にのみ添って位置決めされ、第5突起(15e)は長孔
(28)の下部域に嵌り込む態様となる。
【0030】上記いずれの取付け状態においても、スラ
イド板(21)の一側辺(29)は取付板(12)の第1〜第3突起
(15a)(15b)(15c)の2つ以上に接触すると同時に、第5
突起(15e)は長孔(28)内に常に嵌め込まれる態様とな
り、第1〜第3突起(15a)(15b)(15c)及び第5突起(15e)
は、スライド板(21)と取付板(12)相互間における左右へ
のズレを阻止するストッパーとして機能することとな
る。よって、両者を1本の取付ボルト(35)だけで固定し
ても、取付ボルト(35)を中心として相互に回動すること
はない。
【0031】図9に示すものは、本願発明の第2番目の
実施の形態のガス栓本体(1)に取り付けた取付板(12)と
スライド板(21)との関係を示す正面図であり、ガス入口
筒(10)はガス栓本体(1)の上方に位置しており、ガス栓
本体(1)は、上記第1番目の実施の形態の姿勢に対して
上下が逆になるようにスライド板(21)に取り付けられ
る。この場合でも、スライド板(21)の背面板(21a)の一
側辺(29)は、取付板(12)の背面において、第1〜第3突
起(15a)(15b)(15c)の3点に接触させながら、上下にス
ライド可能であり、背面板(21a)の中央部分にガス栓本
体(1)が位置するように取り付ける場合には、同図に示
すように、取付板(12)の挿通孔(17b)を第5ネジ孔(27e)
か、又は第4ネジ孔(27d)に合わせて取付ボルト(35)で
ネジ止めすればよい。このとき、第4突起(15d)が背面
板(21a)の長孔(28)に嵌り込む。
【0032】背面板(21a)の上部域にガス栓本体(1)が位
置するように取り付ける場合には、取付板(12)を背面板
(21a)の上方へスライドさせていき、一側辺(29)が第1
突起(15a)及び第2突起(15b)に接触し且つ、挿通孔(17
b)が第3ネジ孔(27c)又は第2ネジ孔(27b)に対応させて
ネジ止めすればよい。同様に、背面板(21a)の下部域に
ガス栓本体(1)が位置するように取り付ける場合には、
取付板(12)を背面板(21a)の下方へスライドさせてい
き、一側辺(29)が第1突起(15a)及び第3突起(15c)に接
触し且つ、挿通孔(17b)が最下に位置する第6ネジ孔(27
f)に合うようにネジ止めすればよい。
【0033】図10は、本願発明の第3番目の実施の形
態のガス栓本体(1)に取り付けた取付板(12)とスライド
板(21)との関係を示す正面図であり、ガス入口筒(10)は
ガス栓本体(1)の側方に位置しており、ガス栓本体(1)
は、上記第1及び第2番目の実施の形態の姿勢から、9
0度回転させた状態にスライド板(21)に取り付けられ
る。この取付姿勢においては、スライド板(21)の背面板
(21a)の一側辺(29)は、取付板(12)の背面において、第
1、第4、第5突起(15a)(15d)(15e)の3点に接触しな
がら、上下にスライド可能となる。同図のものは、背面
板(21a)の略中央部にガス栓本体(1)が位置するように設
定したものであり、取付板(12)の挿通孔(17b)を第2ネ
ジ孔(27b)に合わせて取付ボルト(35)でネジ止めしてい
る。このとき、挿通孔(17a)は第5ネジ孔(27e)に対応す
るため、取付ボルト(35)は第5ネジ孔(27e)にネジ止め
しても良い。又、この実施の形態の取付姿勢において
は、第2突起(15b)が背面板(21a)の長孔(28)に嵌まり込
んで上下に移動可能となる。
【0034】この実施の形態の取付姿勢において、背面
板(21a)の上部域にガス栓本体(1)が位置するように取り
付ける場合には、ガス栓本体(1)を前記姿勢のまま、取
付板(12)を背面板(21a)の上方へスライドさせていき、
一側辺(29)が第1突起(15a)及び第5突起(15e)の2点に
接触し且つ、挿通孔(17b)を第1ネジ孔(27a)に合わせて
ネジ止めすればよい。このとき、挿通孔(17a)は第3ネ
ジ孔(27c)に対応するから、こちらをネジ止めしても良
い。
【0035】同様に、背面板(21a)の下部域にガス栓本
体(1)が位置するように取り付ける場合には、取付板(1
2)を背面板(21a)の下方へスライドさせていき、一側辺
(29)が第1突起(15a)及び第4突起(15d)の2点に接触し
且つ、挿通孔(17a)が最下に位置する第6ネジ孔(27f)に
対応すると同時に挿通孔(17b)は第4ネジ孔(27d)に対応
するから、これらのどちらか一方に取付ボルト(35)を挿
通させて締付けて固定すれば良い。
【0036】上記各実施の形態のものでは、ガス栓本体
(1)の姿勢に応じて、スライド板(21)の一側辺(29)を、
取付板(12)の、縦に並ぶ第1〜第3突起(15a)(15b)(15
c)もしくは、横に並ぶ第1、第4、第5突起(15a)(15d)
(15e)のどちらか一方に添うようにスライドさせて位置
決めすることができるから、両者の位置決めが容易であ
る。又、開口(20)の略中央部にガス栓本体(1)を位置さ
せる場合では、スライド板(21)の一側辺(29)は第1、第
2、第3突起(15a)(15b)(15c)の3点又は第1、第4、
第5突起(15a)(15d)(15e)の3点に接触することとなる
が、ガス栓本体(1)を中央部よりも上方又は下方にスラ
イドさせた場合は、前記各突起のうち、中心の第1突起
(15a)と、この上下左右のどれか1つの2点に接触する
態様で取り付けられることとなる。
【0037】そこで、図11に示すように、スライド板
(21)の背面板(21a)の一側辺(29)の長さを長く設定した
ものを採用すれば、ガス栓本体(1)を上部又は下部に位
置させた同図の場合でも、一側辺(29)は、第1、第2、
第3突起(15a)(15b)(15c)の3点全部に添うようにして
取り付けることができるので、背面板(21a)に対する取
付板(12)の位置決めはさらに容易になると共に、両者の
がたつきはより一層防止できるものとなる。
【0038】又、第1突起(15a)は、図12に示すよう
に、取付板(12)の背面に設けず、ガス栓本体(1)の背面
中心から一体的に突出するように設ける構成としても良
い。この場合、取付板(12)の中心部に前記第1突起(15
a)が貫通する貫通孔(18)を形成しておき、第1突起(15
a)を貫通孔(18)に貫通させた状態でネジ止めして固定す
れば良い。尚、貫通孔(18)から取付板(12)の後方へ突出
する第1突起(15a)の頂面高さは、取付板(12)の背面に
予め設けられている他の突起(15b)(15c)・・・の高さと
同じになるように各々の寸法関係は設定されているもの
とする。この実施の形態のものでは、ガス栓本体(1)に
対する取付板(12)の取り付け及び位置決めが容易とな
り、ガス栓の取付作業効率がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1番目の実施の形態の取付板(12)
をガス栓本体(1)に取り付けた状態の正面図。
【図2】図1の背面図。
【図3】図1の左側面図
【図4】本願発明の実施の形態において採用した枠体
(2)の斜視図。
【図5】本願発明の実施の形態において採用したスライ
ド板(21)の斜視図。
【図6】本願発明の第1番目の実施の形態のガス栓本体
(1)に取り付けられている取付板(12)をスライド板(21)
の略中央部に取り付けた状態を示す正面図。
【図7】本願発明の第1番目の実施の形態のガス栓本体
(1)に取り付けられている取付板(12)をスライド板(21)
の上部域に取り付けた状態を示す正面図。
【図8】本願発明の第1番目の実施の形態のガス栓本体
(1)に取り付けられている取付板(12)をスライド板(21)
の下部域に取り付けた状態を示す正面図。
【図9】本願発明の第2番目の実施の形態のガス栓本体
(1)に取り付けられている取付板(12)をスライド板(21)
の略中央部に取り付けた状態を示す正面図。
【図10】本願発明の第3番目の実施の形態のガス栓本
体(1)に取り付けられている取付板(12)をスライド板(2
1)の略中央部に取り付けた状態を示す正面図。
【図11】本願発明の他の実施の形態のスライド板(21)
に取付板(12)を取り付けた状態を示す正面図。
【図12】本願発明の他の実施の形態のガス栓本体(1)
に取付板(12)を取り付けた状態を示す側面図。
【図13】従来のガス栓の取付構造を示す分解斜視図。
【図14】従来のガス栓本体にスライド板を装着させる
状態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
(1)・・・・ガス栓本体 (15a)〜(15e)・・・・突起 (12)・・・・取付板 (2)・・・・枠体 (21)・・・・スライド板 (29)・・・・一側辺 (3)・・・・壁 (30)・・・・開口 (32)・・・・操作ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−193760(JP,A) 実用新案登録2545585(JP,Y2) 実公 平2−7351(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 1/00 F16L 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁の裏側に収納されているガス栓の取付
    構造であって、 前記壁の裏側に添設される枠板と、前記枠板に対して前
    後に接離自在となるように連結されるスライド板と、前
    記スライド板の前面に固定され且つガス栓本体の背面側
    に設けられている取付板と、前記取付板に固定され且つ
    前記ガス栓本体のプラグ部分を包囲する筒状の操作ユニ
    ットと、前記壁を介して前記枠体に固定され且前記枠体
    と共に前記壁を挟圧するように前記壁の表側に添設され
    る化粧板とから構成され、前記化粧板及び前記壁に設け
    られている開口から操作可能なガス栓の取付構造におい
    て、 前記取付板は前記スライド板の直線状の一側辺に沿って
    取り付け位置が複数箇所に亘って可変となるように前記
    スライド板にネジ止めされるものとし、 前記取付板の背面には前記一側辺に平行に配列される複
    数の突起が設けられ、 前記スライド板と前記取付板の前記ネジ止めは、前記一
    側辺が前記突起のうち少なくとも2つ以上に接触するよ
    うにそのネジ止め位置が定められていることを特徴とす
    るガス栓の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガス栓の取付構造にお
    いて、前記ガス栓本体と取付板とは直角に交差する二方
    向に取付姿勢が変更可能に取り付けられており、 前記突起は、前記一側辺に平行に配列される一つの列
    と、これに直角に交差する他の列とに沿ってそれぞれ整
    列するように配設され、 前記一側辺は前記一つの列又は前記他の列のどちらか一
    方に沿って位置する2つ以上の突起に接触するように取
    り付けられるガス栓の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のガス栓の取付構
    造において、前記操作ユニットは、正方形の頂点に位置
    する各コーナ部に取付ネジが前後に貫通する構成であ
    り、前記取付板は略正方形状の金属板とするとともに、
    その4隅には前記コーナ部と一致する位置に前記取付ネ
    ジ用のネジ孔が形成され、 前記突起は前記取付板の中心を通り且つ一辺に平行な第
    1の列と、前記中心を通り且つ前記第1の列に直角に交
    わる第2の列に沿って設けられ、 前記スライド板に対する前記取付板の取付姿勢にかかわ
    らず、常に、前記スライド板が重なる取付板の所定域に
    は、前記スライド板に取付板をネジ止めするための取付
    ネジを挿通させるための複数の挿通孔が設けられ、 前記スライド板には前記取付ネジがネジ止めされる複数
    のネジ孔が形成されており、 前記一側辺が前記突起の2つ以上に接触するように、前
    記スライド板を前記取付板の背面に添設させたとき、前
    記挿通孔のどれか一つが前記ネジ孔のどれか一つに対応
    するように設定されているガス栓の取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のガス
    栓の取付構造において 、 前記突起は前記取付板の中心の第1位置と、その上下の
    第2、第3位置と、左右 の第4、第5位置の各位置に
    一つずつ設けられるものとし、 前記スライド板には前記一側辺に平行に長孔が形成さ
    れ、 前記一側辺が前記第1位置と前記第2、第3位置のどち
    らか一方又は両方に位置する突起に接触するように前記
    スライド板を前記取付板の背面に添設させた状態にて、
    前記第4、第5位置のどちらか一方に位置する突起が前
    記長孔に対応し、 前記一側辺が前記第1位置と前記第4、第5位置のどち
    らか一方又は両方に位置する突起に接触するように前記
    スライド板を前記取付板の背面に添設させた状態にて、
    前記第2、第3位置のどちらか一方に位置する突起が前
    記長孔に対応ように各々の配設位置が設定されているガ
    ス栓の取付構造。
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