JPH10220825A - 輻射式空気調和装置 - Google Patents

輻射式空気調和装置

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JPH10220825A
JPH10220825A JP2283497A JP2283497A JPH10220825A JP H10220825 A JPH10220825 A JP H10220825A JP 2283497 A JP2283497 A JP 2283497A JP 2283497 A JP2283497 A JP 2283497A JP H10220825 A JPH10220825 A JP H10220825A
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JP
Japan
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radiation
damper
radiant
air
air conditioner
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JP2283497A
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English (en)
Inventor
Takeshi Rakuma
毅 樂間
Masayuki Chiyou
昌之 庁
Hiroshi Mukoyama
洋 向山
Kazuhiro Tajima
一弘 田島
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷房時において輻射面での結露を防止しなが
ら所望の冷房能力が得られると共に、暖房時において輻
射エネルギーの透過ロスを低減して所望の暖房能力が得
られる輻射式空気調和装置を提供する。 【解決手段】 冷房運転時に、赤外線透過膜よりなる複
数のダンパ40をダンパ駆動手段SLにより閉状態にす
ると共にダンパ40と輻射面30aとの間に低湿空気層
形成手段により低湿空気層を生成して、輻射面30aで
の結露の発生を防止する。この時、ダンパ40により輻
射エネルギーが多少のロスを伴いながら透過するが、結
露の発生を防止できることにより、輻射面温度をダンパ
40が無い場合の露点温度より下げる冷房を可能とな
る。また、暖房運転時に、ダンパ40をダンパ駆動手段
SLにより開放し、輻射エネルギーの透過ロスを低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輻射式空気調和装
置に係り、詳しくは、暖房効率の低下等を防ぎつつ、輻
射パネルの輻射面での結露を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、旧来の対流式空気調和装置に代わ
る空気調和装置として、被空調室の天井等に配設した輻
射パネルにより冷房または暖房を行うようにした輻射式
空気調和装置が開発されている。この輻射式空気調和装
置では、輻射パネルが冷却されると、人体等からの熱線
が輻射パネルに吸収されて冷房が行われ、輻射パネルが
加熱されると、輻射パネルからの熱線が人体等に吸収さ
れて暖房が行われる。このような輻射パネルの冷却また
は加熱は、輻射パネル内に配設した冷媒配管により行わ
れるか、または輻射パネル内に冷風または温風を循環さ
せることにより行われる。そして、当該輻射式空気調和
装置は、送風ファンによる騒音や攪拌等を伴わないた
め、快適な冷暖房が実現できる。
【0003】ところで、輻射式空気調和装置では、湿度
が相対的に高くなる夏期等においては、冷房運転時に輻
射面に結露が生じる不具合があった。これは、輻射面の
温度が露点温度以下に下がり、対流により供給される室
内気中の水分が凝縮することによる。そして、このよう
な輻射面の結露水は、滴下によりカーペットや家具等を
汚損する他、輻射面での雑菌の繁殖等を招来する要因と
なるため、現実には冷房能力を落とさざるを得なかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような冷
房運転時における不具合を解消するべく、輻射パネルの
輻射面より室内側に赤外線透過膜を配設し、当該赤外線
透過膜と上記輻射面との間の空間の空気を露点温度以上
に保つことによって輻射面での結露を防止しつつ、人体
等からの熱線を当該赤外線透過膜を通して輻射パネルに
吸収することにより所望の冷房を行うことが考えられ
る。しかしながら、このような構成を採った場合、暖房
時にあっては、輻射面での結露の発生の虞がないにも拘
わらず、赤外線透過膜により輻射パネルからの熱線の透
過が妨げられ、暖房能力が低下する問題がある。
【0005】本発明は、上記状況に鑑みなされたもので
あって、冷房時における輻射面での結露を防止しなが
ら、暖房時等において輻射エネルギーの透過ロスを低減
できる輻射式空気調和装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の発明
では、輻射パネルの輻射面からの熱輻射により室内を冷
房または暖房する輻射式空気調和装置において、前記輻
射面の前方に配置され、その閉鎖時に前記輻射面との間
に閉空間を形成する複数のダンパと、これらダンパを開
閉駆動するダンパ駆動手段とを備えたものを提案する。
【0007】また、請求項2の発明では、輻射パネルの
輻射面からの熱輻射により室内を冷房または暖房する輻
射式空気調和装置において、前記輻射面の前方に配置さ
れ、その閉鎖時に前記輻射面との間に閉空間を形成する
複数のダンパと、これらダンパを開閉駆動するダンパ駆
動手段と、前記閉空間に空気を供給する空気供給手段と
を備えたものを提案する。
【0008】また、請求項3の発明では、請求項1また
は2記載の輻射式空気調和装置において、前記ダンパ駆
動手段は、少なくとも暖房時に前記ダンパを開放させる
ものを提案する。
【0009】また、請求項4の発明では、請求項1〜3
のいずれか一項に記載の輻射式空気調和装置において、
前記輻射面に結露が発生する状況にあるか否かを判定す
る結露判定手段を更に備え、当該結露判定手段の判定結
果が否定である場合、前記ダンパ駆動手段は、前記ダン
パを開放させるものを提案する。
【0010】また、請求項5の発明では、輻射パネルの
輻射面からの熱輻射により室内を冷房または暖房する輻
射式空気調和装置において、前記輻射面の前方に配置さ
れ、その閉鎖時に前記輻射面との間に閉空間を形成する
複数のダンパと、これらダンパを開閉駆動するダンパ駆
動手段と、前記閉空間に空気を供給する空気供給手段と
を備え、前記ダンパ駆動手段は、前記空気供給手段から
空気の供給が行われているときに、前記ダンパを開放ま
たは閉鎖側に駆動するものを提案する。
【0011】これらの発明によれば、冷房運転時に、赤
外線透過膜よりなる複数のダンパがダンパ駆動手段によ
り閉鎖されると、輻射パネルの輻射面とダンパとの間に
閉空間が形成され、輻射面での結露の発生が防止され
る。この時、当該赤外線透過膜よりなる閉状態のダンパ
により輻射エネルギーが多少のロスを伴いながら透過す
るが、上記のように結露の発生が防止されることによ
り、輻射面温度をダンパが無い場合の露点温度より下げ
る冷房がなされるため、所望の冷房能力が得られる。ま
た、暖房運転時には、ダンパがダンパ駆動手段により開
放されるため、輻射エネルギーの透過ロスが殆どなくな
り、所期の暖房能力が得られる。
【0012】また、請求項4の発明によれば、結露判定
手段により、結露が発生する状況にあると判定された場
合に、ダンパが閉鎖される一方で、結露が発生する状況
にないと判定された場合に、ダンパが開放されるため、
例えば冷房時であっても結露の発生の虞がない場合に
は、ダンパによる輻射エネルギーの透過ロスが低減され
る。
【0013】また、請求項5の発明によれば、例えば、
開放されたダンパと輻射パネルの輻射面との間に空気供
給手段により空気が供給されるため、輻射面で対流熱交
換された空気がダンパ間から室内に吹き出され、輻射だ
けでなく対流による空調も同時に行われる。更に、ダン
パの傾斜角を調整すれば、輻射面にて対流熱交換された
空気が、ダンパにより適切な方向に配向されて、室内に
吹き出される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る輻射式
空気調和装置の概略構成図である。同図に示すように、
輻射式空気調和装置は、建屋1の天井に配設された室内
ユニット2と、屋外に配置された室外ユニット3と、室
内の壁面に配設されたリモコン(リモートコントロー
ラ)4等とからなっている。室内ユニット2は、天井面
を形成するように配設された中空の輻射ボックス5の
他、天井裏1aに配設された第1室内熱交換器6、第2
室内熱交換器7や電動ファン8等から構成されている。
【0015】図2は冷媒回路と電気回路とを示すダイヤ
グラムである。室内ユニット2の冷媒回路には、輻射パ
ネル30、第1室内熱交換器6、第2室内熱交換器7の
他に、第1,第2三方弁V1,V2、第2,第3電動膨
張弁MV2,MV3および逆止弁12,13が配設され
ている。第1三方弁V1と輻射パネル30との間には、
第2室内熱交換器7、第2電動膨張弁MV2、逆止弁1
2を通る冷媒配管15,16による冷媒回路の他に、こ
の冷媒回路をバイパスする冷媒配管14による第1バイ
パス回路が設けられていると共に、輻射パネル30と第
2三方弁V2との間には、第3電動膨張弁MV3、第1
室内熱交換器6、逆止弁13を通る冷媒配管17,18
による冷媒回路の他に、この冷媒回路をバイパスする冷
媒配管19による第2バイパス回路が設けられている。
【0016】また、室外ユニット3の冷媒回路には、圧
縮機20、四方弁21、室外熱交換器22、第1電動膨
張弁MV1が配設されている。両冷媒回路の機器は、上
述した冷媒配管14〜19および他の冷媒配管23〜2
7により接続されており、各機器をガス冷媒または液冷
媒が循環する。
【0017】天井板10には、図1に示すように、第2
室内熱交換器7の下流側に、供給側ダクト31内と室内
とを連通する空気の吹き出し口10aが開口されている
と共に、この空気吹き出し口10aを閉鎖する電磁式ダ
ンパ11が設けられている。
【0018】室内ユニット2には、同図に示すように、
室内側ECU(電子制御ユニット)28が配設され、室
外ユニット3には、室外側ECU29が配設されてい
る。両ECU28,29は、制御中枢であるCPUの
他、入出力インターフェイスやROM、RAM等種々の
部品から構成されている。
【0019】室内側ECU28は、制御プログラムと上
記リモコン4や、輻射パネル5の表面温度を検出するた
めの温度センサS1、輻射パネル5の近傍に設けられた
温度センサS2、湿度センサS3等からの入力信号に基
づき、輻射パネル5の露点温度を上記温度センサS2、
湿度センサS3に従って算出すると共に、電動ファン8
や第2,第3電動膨張弁MV2,MV3、第1,第2三
方弁V1,V2、第1室内熱交換器6、第2室内熱交換
器7の他、電磁式ダンパ11や後述するソレノイドSL
を駆動制御する。
【0020】また、室内側ECU28は、温度センサS
2および湿度センサS3の検出結果に基づき輻射パネル
30の露点温度を算出すると共に、その算出値と温度セ
ンサS1の検出値とを比較し、輻射パネル30の輻射面
30aにおける結露発生の可能性を判定する判定手段を
内蔵しており、この判定手段の判定結果に基づいて、ソ
レノイドSLおよび電動ファン8を駆動制御する。
【0021】一方、室外側ECU29は、制御プログラ
ムと図示を省略した各種センサ類からの入力信号に基づ
き、圧縮機20、四方弁21、室外熱交換器22及び第
1電動膨張弁MV1を駆動制御する。なお、両ECU2
8,29は、信号線により接続されており、相互に信号
の授受を行う。
【0022】輻射パネル5の内部には、図3に示すよう
に、その上部に輻射パネル30が配設されている。この
輻射パネル30内には、冷媒配管9が設けられ、この冷
媒配管9は、蛇行状に一連につながり、図2に示すよう
に、一端9aは冷媒配管14に接続され、他端9bは冷
媒配管19に接続されている。そして、この冷媒配管9
で例えば吸熱が行われると、輻射パネル5の室内側の輻
射面5aを通じて輻射冷房が行われる一方、冷媒配管9
で例えば加熱が行われると、輻射面5aを通じて輻射暖
房が行われる。
【0023】輻射ボックス5の下部には、図3に示すよ
うに、上記輻射パネル30の輻射面30aに対向する位
置に輻射面30aとほぼ同程度の大きさを有し、室内と
輻射ボックス5内とを連通する開口部5aが開口されて
おり、この開口部5aより若干上方に、赤外線透過膜か
らなる多数枚のダンパ40が、等間隔で図示左右方向に
並設されている。そして、このダンパ40の略中央部分
は、輻射ボックス5の両側板(図3で紙面に対向する方
向の両側板)に回転可能に掛け渡された回転軸41に固
定されている。
【0024】輻射ボックス5内にはまた、ダンパ駆動手
段の構成要素であるソレノイドSLが固定されている。
ソレノイドSLは、図4に示すように、移動子SL1の
移動方向が上記ダンパ40の並設方向と平行となるよう
に配設されている。ソレノイドSLの移動子SL1の先
端には、移動方向に沿って長尺なドライブシャフト42
が連結されている。ドライブシャフト42に対しては図
示を省略したガイド部材が設けられ、このガイド部材に
よりドライブシャフト42の図示左右方向の移動がガイ
ドされる。また、ドライブシャフト42には、ダンパ4
0の枚数に対応した本数のピン42が、上記ダンパの設
置間隔と同間隔で突設されており、このピン42は、レ
バー43の一端に形成された長孔43aに遊嵌され、こ
のレバー43の他端は、上述した回転軸41に固定され
ている。
【0025】そして、移動子SL1が突出している時に
は、ダンパ40が直立して開放され(図4における実線
参照)、移動子SL1が引き込まれると、レバー43が
回転軸41と共に図4における反時計方向に90°回転
し、この回転に従ってダンパ40も反時計方向に90°
回転して(図4における仮想線参照)閉鎖されて開口部
5aを塞ぐ。
【0026】室内ユニット2において、電動ファン8に
より送風された空気は、第1室内熱交換器6、第2室内
熱交換器7を経由した後、供給側ダクト31を介して、
図3に示すように、輻射ボックス5内の輻射パネル5と
ダンパ40との間に形成される空間36に供給された
後、戻り側ダクト32を介して電動ファン8の上流側に
環流する。
【0027】尚、上記ソレノイドSLを、例えばエアー
シリンダ等に代えてもよい。また、形状記憶素子に代え
ることも可能である。この形状記憶素子を用いた場合に
は、当該形状記憶素子が輻射エネルギーを受けて温度変
化し、記憶された形状に戻る力により、ダンパ40が開
放または閉鎖される。従って、この形状記憶素子を用い
た場合には、上記ソレノイドSLやエアーシリンダ等を
用いた場合に比して構造の簡素化および軽量化を図るこ
とができる。
【0028】以下、本実施形態の作用を説明する。
【0029】本実施形態において、冷房運転の立ち上が
り時には、室内温度が高いことに鑑み、電動ファン8を
駆動して、強制的に送風して強制対流により室内を急速
冷房する。この際には、第2室内熱交換器7、輻射パネ
ル5および第1室内熱交換器6に減圧した冷媒を流し、
三者を冷却器として使用する。すなわち、四方弁21を
実線の位置に切り替え、第1三方弁V1のa,b、第2
三方弁V2のA,Bを連通させ、第1電動膨張弁MV1
を絞ると共に、第2,第3電動膨張弁MV2,MV3を
全開にする。
【0030】この時、ソレノイドSLはオフで移動子S
L1が突出しているため、図3(a)に示すように、ダ
ンパ40は開放しており、空間36と室内とが連通され
る。また、ダンパ11は、図1に示すように起立し、供
給側ダクト31内と室内とが空気吹き出し口10aによ
り連通される。
【0031】ガス冷媒は、冷媒配管23、四方弁21、
冷媒配管24から圧縮機20に吸引され、断熱圧縮によ
り高温高圧になって圧縮機20から吐出され、冷媒配管
25、四方弁21を経由して室外熱交換器22に流入す
る。このガス冷媒は、室外熱交換器22内を通過する間
に冷却され、凝縮することにより液冷媒となる。
【0032】液冷媒は、冷媒配管26を経由し第1電動
膨張弁MV1を通過する際に減圧され、サービスバルブ
V4、冷媒配管27、第1三方弁V1を通過し、冷媒配
管15、第2室内熱交換器7、第2電動膨張弁MV2、
逆止弁12、冷媒配管16を経由して輻射パネル30内
の冷媒配管9に流入し、更に冷媒配管17、第3電動膨
張弁MV3を経由して第1室内熱交換器6に流入する。
【0033】第2室内熱交換器7、輻射パネル5、第1
室内熱交換器6は全てが蒸発器として機能するため、液
冷媒は、これらを通過する間に気化してガス冷媒とな
り、気化潜熱により電動ファン8が送風する空気を冷却
する。この冷却空気は、空気吹き出し口10aおよび開
放されたダンパ40の間から室内に供給され、強制対流
により室内の冷房が行われる。そして、第1室内熱交換
器6からのガス冷媒は、逆止弁13、冷媒配管18、第
2三方弁V2、サービスバルブV5、冷媒配管23、四
方弁21、冷媒配管24を経由して圧縮機20に環流す
る。
【0034】冷房運転中には、温度センサS1、温度セ
ンサS2、湿度センサS3の検出値が常時監視されると
共に、温度センサS2、湿度センサS3で検出された値
に基づいて輻射パネル5の露点温度が算出される。
【0035】さて、上記冷房運転の立ち上がり制御を行
った後、室温が所定温度に低下すると、第1電動膨張弁
MV1を絞ると共に、第1三方弁V1のa,c、第2三
方弁V2のA,Cを連通させ、冷媒配管14による第1
バイパス回路および冷媒配管19による第2バイパス回
路を選択する。すると、冷媒は、第1三方弁V1から冷
媒配管14を経由して輻射パネル30内の冷媒配管9に
流入して気化し、輻射パネル30による輻射冷房が行わ
れる。そして、冷媒配管9から流出した冷媒は、冷媒配
管19を経由して第3電動膨張弁MV3に至る。
【0036】この時、電動ファン8の駆動が行われてい
ないため、電動ファン8による空気の攪拌がなく、快適
な環境が形成される。また、ダンパ11は倒されてお
り、供給側ダクト31内と室内との連通は遮断されてい
る。更に、ダンパ40は開放したままであり、空間36
と室内とが連通した状態となるため、輻射パネル30に
よる輻射冷房が効率的に行われる。
【0037】ここで、上記温度センサS1が、算出され
た輻射パネル30の露点温度にほぼ等しくなった場合に
は、輻射パネル30の輻射面30aに対する結露防止の
ための制御に移行する。
【0038】すなわち、第1電動膨張弁MV1を全開に
する一方で、第2,第3電動膨張弁MV2,MV3を絞
り、第1三方弁V1のa,b、第2三方弁V2のA,B
を連通する。また、電動ファン8を駆動させると共に、
ソレノイドSLにオン信号を与えて移動子SL1を引き
込み、図3(b)に示すように、ダンパ40を90°回
転させて空間36と室内との連通を遮断する。また、ダ
ンパ11は倒されたままで供給側ダクト31内と室内と
の連通は引き続き遮断されている。
【0039】すると、冷媒は、圧縮機20、四方弁2
1、室外熱交換器22、第1電動膨張弁MV1、第1三
方弁V1を経由して第2室内熱交換器7に流入し、この
第2室内熱交換器7内で放熱する。次に、冷媒は、第2
電動膨張弁MV2で減圧され、輻射パネル30内の冷媒
配管9を通過した後に、さらに第3電動膨張弁MV3で
除湿可能な蒸発温度まで減圧されて第1室内熱交換器6
に流入し吸熱し、第2三方弁V2、四方弁21を経由し
て圧縮機20に環流する。
【0040】この時、第2室内熱交換器7が加熱手段と
して機能する一方で、輻射パネル30および第1室内熱
交換器6は冷却手段として機能するため、電動ファン8
が送風する空気は、第1室内熱交換器6で冷却・除湿さ
れ、この冷却・除湿された空気は、第2室内熱交換器7
で加熱され除湿・再加熱空気となって、輻射ボックス3
0内の空間36に供給され、低湿空気層が生成される。
【0041】この低湿空気層は、輻射パネル30の輻射
面30aでの結露の発生を防止する。そして、低湿空気
層の空気は、戻り側ダクト32を経由して電動ファン8
の上流側に環流する。尚、第3電動膨張弁MV3の開度
と圧縮機20の回転数は、除湿・再加熱空気の温度が適
性温度となるように、且つ圧縮機20の吸い込み圧力が
適性圧力になるように監視しながら調整されている。
【0042】一方、冬期等の暖房運転時には、四方弁2
1を点線で示すように切り替えると共に、第2三方弁V
2のA,C、第1三方弁V1のa,cを連通させて、冷
媒配管19による第2バイパス回路および冷媒配管14
による第1バイパス回路を選択し、冷媒を輻射パネル3
0にのみ流すことにより、当該輻射パネル30による輻
射暖房が行われる。
【0043】この時、電動ファン8の駆動を停止すると
共に、ソレノイドSLをオフして移動子SL1を突出さ
せ、図3(a)に示すように、ダンパ40を90°回転
させて開放状態とし、空間36と室内とを連通させる。
また、ダンパ11は倒されたままで供給側ダクト31内
と室内との連通は引き続き遮断されている。
【0044】このように暖房時においては、空間36と
室内とが開放状態のダンパ40により連通した状態とな
るため、輻射エネルギーの透過ロスが殆どなくなり、輻
射パネル30による輻射暖房が効率的に行われる。
【0045】図5〜図7は、ダンパ40の素材となる赤
外線透過膜として、厚さ100μm、透過率約0.7の
ポリエチレン膜を用い、本発明者等が行った実験結果を
基にして作成した特性図である。
【0046】すなわち、図5は、周囲温度27°Cの冷
房運転時における実験結果から、周囲温度と輻射面温度
の差とこの時の輻射処理熱量との関係を示したものであ
り、実線は、赤外線透過膜があり且つ低湿空気層が形成
されている場合(上述したダンパ40が閉鎖された場
合)を示し、点線は、赤外線透過膜が無い場合(上述し
たダンパ40が開放された場合)を示している。図5よ
り、赤外線透過膜が有る場合(実線)の方が、同じ輻射
面温度では、輻射能力(輻射処理熱量)が減じているの
が分かる。
【0047】図6は、周囲温度27°Cの冷房運転時に
おける実験結果から、輻射面温度と赤外線透過膜表面温
度との関係を示したものである。実線は、赤外線透過膜
があり且つ低湿空気層が形成されている場合を示してい
る。赤外線透過膜が無い場合には、赤外線透過膜の表面
温度を計測できないが、比較のため、結露が発生するこ
とになる輻射面温度を点線でプロットしてある。ここ
で、冷房運転時に、空調能力を出すには、輻射面温度を
なるべく低く保つことが必要であるが、低くし過ぎると
表面結露が発生する虞がある。
【0048】図6で、露点温度が例えば17°Cで、余
裕を持って赤外線透過膜表面温度を19°C以下になら
ないようにすると、赤外線透過膜があり且つ低湿空気層
が形成されている(実線の)場合には、輻射面温度を1
0°Cまで下げることができるが、赤外線透過膜が無い
(点線の)場合には、当然であるが19°Cまでしか下
げることができない。
【0049】図5において、これら条件における輻射処
理熱量を比較してみると、赤外線透過膜が有る場合に
は、周囲温度と輻射面温度の差は(27°C−10°
C)=17°Cであることから、輻射熱処理量は約65
W/m2 、赤外線透過膜が無い場合には、周囲温度と
輻射面温度の差は(27°C−19°C)=8°Cであ
ることから、輻射熱処理量は約40W/m2 となり、
赤外線透過膜があり且つ低湿空気層が形成されている方
が輻射熱処理量を大きくすることができる。
【0050】このように、冷房運転時においては、赤外
線透過膜を用いると共に低湿空気層を形成することによ
り、結露を防止しながら単位面積当たりの輻射熱処理量
を大きくすることが可能であり、図5に示したように、
同じ輻射面温度では、多少の輻射エネルギーの透過ロス
があるものの、設置面積が限られる輻射式空気調和装置
では、必要な処理熱量を得る上で大変有効である。
【0051】図7は、周囲温度23°Cの暖房運転時に
おける実験結果から、輻射面温度と周囲温度の差とこの
時の輻射処理熱量との関係を示したものである。実線
は、赤外線透過膜が有る場合を示し、点線は、赤外線透
過膜が無い場合を示している。冷房運転時と同様に、赤
外線透過膜が有る場合(実線)の方が、同じ輻射面温度
では、輻射能力(輻射処理熱量)が減じているのが分か
る。
【0052】図7において、同じ輻射処理熱量で100
W/m2 の時、輻射面温度と周囲温度の差は、赤外線
透過膜が有る場合には26°C、赤外線透過膜が無い場
合には19°Cである。周囲温度は23°Cであるか
ら、輻射面温度は、上記値にそれぞれ23°Cを加算し
て、赤外線透過膜が有る場合には49°C、赤外線透過
膜が無い場合には42°Cとなる。
【0053】このように、暖房運転時においては、赤外
線透過膜は、輻射エネルギーの透過ロスになるだけであ
り、この赤外線透過膜があることにより、同じ輻射熱処
理量を得るには、より高い輻射面温度が必要となる。
【0054】すなわち、本実施形態においては、冷房運
転時に、赤外線透過膜よりなるダンパ40を閉状態にす
ると共に、このダンパ40と輻射面30aとの間に低湿
空気層を生成しているため、輻射面30aでの結露の発
生を防止できると共に、所望の冷房能力を得ることがで
きるようになっている。また、暖房時に、ダンパ40を
開状態としているため、赤外線透過膜による輻射エネル
ギーの透過ロスを低減でき、所望の暖房能力を得ること
ができるようになっている。
【0055】また、本実施形態においては、結露発生の
虞の有無を判定し、結露発生の虞が有る場合のみ、ダン
パ40を閉状態とすると共に低湿空気層を生成している
ため、結露発生の虞がない冷房時での赤外線透過膜より
なるダンパ40による輻射エネルギーの透過ロスを低減
できるようになっている。
【0056】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば、上記実施形態にあっては、輻射空調に対流空調を
加えた空調を容易に実現できる。すなわち、輻射空調時
にダンパ40を開状態にすると共に、この開状態とした
ダンパ40と輻射面30aとの間に電動ファン8により
比較的風量の大きい空気を供給するようにすれば、輻射
面30aにて対流熱交換した空気が当該開状態のダンパ
40を通して均一に室内に吹き出されるようになり、輻
射だけでなく対流による空調も同時に行うことが可能と
なる。
【0057】また、ダンパ40の開閉を行うダンパ駆動
手段を、移動子の引き込み量または突出量を移動子の移
動範囲内で任意に設定できるリニアアクチュエータに代
えると共に、上記室内側ECU28によりリニアアクチ
ュエータを制御して、輻射空調時にダンパ40を開状態
とした時のダンパ40の傾きを調整するようにすれば、
輻射面30aにて対流熱交換した空気流を適切な方向に
配向することが可能となる。
【0058】尚、上記各場合においては、電動ファン8
とは別に空気を供給する手段を設け、この空気供給手段
によりダンパ40と輻射面30aとの間に空気を供給す
るようにしてもよい。
【0059】また、上記実施形態においては、赤外線透
過膜よりなるダンパ40をポリエチレンの薄膜としてい
るが、これに限定されるものではなく、例えばナイロン
等の薄膜や種々の合成あるいは天然素材からなる薄膜等
でもよく、要は赤外線を透過する膜であればよい。特
に、赤外線の透過を良好とするために、膜厚を0.5m
m以下とするのがより好ましい。
【0060】また、上記実施形態においては、冷凍回路
により低湿空気を生成して空間36に供給することによ
って低湿空気層を形成するようにしているが、例えばシ
リカゲル、炭酸カルシウム等の吸湿材を空間36に配設
し、これにより低湿空気層を形成することも可能であ
る。ただし、この場合には、上記吸湿材に対しての定期
的なメンテナンスを要する。
【0061】また、上記実施形態においては、より好ま
しいとして、冷房運転時において結露発生の虞の有無を
判定し、結露の発生の虞が有る時のみ、ダンパ40を閉
状態とすると共に低湿空気層を生成し、結露発生の虞が
ない冷房運転時での赤外線透過膜よりなるダンパ40に
よる輻射エネルギーの透過ロスを低減するようにしてい
るが、上記判定を行う判定手段を設けずに、冷房運転時
には常に、ダンパ40を閉状態とすると共に、低湿空気
層を生成するようにしてもよい。
【0062】また、運転終了時に、ダンパ40を閉状態
とし天井開口部5aを塞ぐようにすれば、内部への埃の
侵入を防止することができる。
【0063】また、上記実施形態においては、輻射パネ
ル30内に配設した冷媒配管9により輻射パネル30の
冷却または加熱を行うようにしているが、輻射パネル3
0内に冷風または温風を供給することにより輻射パネル
30の冷却または加熱を行うように構成した輻射式空気
調和装置に対しても本発明を適用できる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1〜5の発明
は、冷房運転時に、赤外線透過膜よりなる複数のダンパ
をダンパ駆動手段により閉鎖すると共に、ダンパと輻射
パネルの輻射面との間に低湿空気層形成手段により低湿
空気層を生成するため、輻射面での結露の発生を防止す
ることが可能となる。この時、ダンパにより輻射エネル
ギーが多少のロスを伴いながら透過するが、結露の発生
を防止できることにより、輻射面温度をダンパが無い場
合の露点温度より下げる冷房が可能となるため、所望の
冷房能力を得ることが可能となる。また、暖房運転時
に、ダンパをダンパ駆動手段により開放するため、ダン
パによる輻射エネルギーの透過ロスを殆ど無くし、所望
の暖房能力を得ることが可能となる。すなわち、結露の
防止を実現しながら、効率のよい冷暖房を行うことが可
能となる。
【0065】特に、請求項3の発明では、判定手段によ
り、結露の発生が有ると判定した場合に、ダンパを閉鎖
すると共に、ダンパと輻射パネルの輻射面との間に低湿
空気層を生成する一方で、前記判定手段が結露の発生が
無いと判定した場合には、ダンパを開放するため、例え
ば冷房時であっても結露の発生の虞がない場合には、ダ
ンパによる輻射エネルギーの透過ロスを低減でき、より
一層効率のよい冷暖房を行うことが可能となる。
【0066】また、請求項4の発明では、輻射空調時に
ダンパを開放すると共に、ダンパと輻射パネルの輻射面
との間に空気供給手段により空気を供給するため、輻射
面にて対流熱交換した空気がダンパの間隙を通して室内
に吹き出され、輻射だけでなく対流による空調も同時に
可能となり、本発明の応用範囲を広げることが可能とな
る。
【0067】また、請求項5の発明では、制御手段によ
りダンパ駆動手段を制御して、輻射空調時にダンパの傾
きを調整するようにしているため、輻射面にて対流熱交
換した空気が、ダンパにより適切な方向に配向されて、
室内に吹き出されるようになり、本発明の応用範囲をよ
り一層広げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る輻射式空気調和装置の設置構成を
示す概略図である。
【図2】輻射式空気調和装置の冷媒回路と電気回路とを
示すダイヤグラムである。
【図3】輻射パネルを収容した輻射ボックスの内部を示
す断面図であり、(a)はダンパが開状態にある場合の
断面図、(b)はダンパが閉状態にある場合の断面図で
ある。
【図4】ダンパの作動を示す説明図である。
【図5】冷房運転時における周囲温度と輻射面温度の差
と輻射処理熱量との関係を赤外線透過膜の有無をパラメ
ータとして示す特性図である。
【図6】冷房運転時における輻射面温度と赤外線透過膜
温度との関係を赤外線透過膜の有無をパラメータとして
示す特性図である。
【図7】暖房運転時における輻射面温度と周囲温度の差
と輻射処理熱量との関係を赤外線透過膜の有無をパラメ
ータとして示す特性図である。
【符号の説明】
5 輻射ボックス 28 制御手段(判定手段) 30 輻射パネル 30a 輻射面 36 低湿空気層 37 低湿空気層形成手段(空気供給手段) 40 ダンパ SL ダンパ駆動手段
フロントページの続き (72)発明者 田島 一弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輻射パネルの輻射面からの熱輻射により
    室内を冷房または暖房する輻射式空気調和装置におい
    て、 前記輻射面の前方に配置され、その閉鎖時に前記輻射面
    との間に閉空間を形成する複数のダンパと、 これらダンパを開閉駆動するダンパ駆動手段とを備えた
    ことを特徴とする輻射式空気調和装置。
  2. 【請求項2】 輻射パネルの輻射面からの熱輻射により
    室内を冷房または暖房する輻射式空気調和装置におい
    て、 前記輻射面の前方に配置され、その閉鎖時に前記輻射面
    との間に閉空間を形成する複数のダンパと、 これらダンパを開閉駆動するダンパ駆動手段と、 前記閉空間に空気を供給する空気供給手段とを備えたこ
    とを特徴とする輻射式空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記ダンパ駆動手段は、少なくとも暖房
    時に前記ダンパを開放させることを特徴とする請求項1
    または2記載の輻射式空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記輻射面に結露が発生する状況にある
    か否かを判定する結露判定手段を更に備え、 当該結露判定手段の判定結果が否定である場合、前記ダ
    ンパ駆動手段は、前記ダンパを開放させることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一項に記載の輻射式空気調
    和装置。
  5. 【請求項5】 輻射パネルの輻射面からの熱輻射により
    室内を冷房または暖房する輻射式空気調和装置におい
    て、 前記輻射面の前方に配置され、その閉鎖時に前記輻射面
    との間に閉空間を形成する複数のダンパと、 これらダンパを開閉駆動するダンパ駆動手段と、 前記閉空間に空気を供給する空気供給手段とを備え、 前記ダンパ駆動手段は、前記空気供給手段から空気の供
    給が行われているときに、前記ダンパを開放または閉鎖
    側に駆動することを特徴とする輻射式空気調和装置。
JP2283497A 1997-02-05 1997-02-05 輻射式空気調和装置 Pending JPH10220825A (ja)

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