JPH10218413A - 超音波振動素子を用いたシ−トの搬送装置 - Google Patents

超音波振動素子を用いたシ−トの搬送装置

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JPH10218413A
JPH10218413A JP9038394A JP3839497A JPH10218413A JP H10218413 A JPH10218413 A JP H10218413A JP 9038394 A JP9038394 A JP 9038394A JP 3839497 A JP3839497 A JP 3839497A JP H10218413 A JPH10218413 A JP H10218413A
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metal belt
rollers
ultrasonic vibration
roller
transmission
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JP9038394A
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Minoru Shimizu
実 清水
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Almex Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣やカード等のシートを、超音波振動素子
の振動に基づく回転力によって搬送する装置に関し、小
形で大きな回転出力が得られ、かつ不本意なスリップの
発生を阻止して搬送の定速化を確保する。 【解決手段】 離間配設の超音波振動素子10A、10
Bに、夫々隣装の第1、第2回転軸11A、11Bには
金属ベルト12Aを掛け回し、この金属ベルト12Aを
超音波振動素子10A、10Bの楕円振動発生部10
a、10bに圧接する。楕円振動発生部10a、10b
の超音波振動による合成駆動力で金属ベルト12Aをス
リップなく回転させ、所望の一方である第2回転軸11
Bによる回転出力によって、シート搬送機構13を駆動
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックなどに
よる圧電素子自体か、金属片に張り付けた圧電素子に電
極を付し、当該電極に交流電圧を印加するようにした超
音波振動素子を用い、この超音波振動素子における楕円
連動発生部において生ずる楕円運動としての超音波振動
を利用することで、紙幣や各種のカードなどであるシー
トについて、その真偽を判別するためとか、磁気データ
のリードやライトそして印刷などを行うため、当該シー
トを所定箇所等まで、所定距離だけ移送するのに供して
好適な搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の機器にあって、紙幣とかカードを
搬送する場合には、当該搬送途上にあって、前記の如く
磁気データのリード、ライトを行ったり、印刷パターン
の検出のためセンサや印字装置などが組み込まれている
ことから、どうしても複数の搬送力が必要となり、この
結果、その搬送機構が複雑化してしまい、小形軽量化や
コストダウンの要請を充足することが困難な状況となっ
て来ている。
【0003】そこで、上記の問題を解決するため、既に
図6に例示するような超音波振動素子1Aを利用して、
その超音波振動により、金属体2の直線運動を行わせる
ようにした所謂超音波形リニアモータなるものが提案さ
れている。すなわち、超音波振動素子1Aは、図6のよ
うにセラミックなどの電圧素子1aに、電極1b、1c
を表裏から張り付け、当該電極1b、1cに交流電源1
dを接続して電界を加えるようにしたものである。
【0004】このようにすることで、圧電素子1aは矢
印a、b、c方向へ延び縮みすることで、圧電素子1a
の頂部にあって、仮想線の如き楕円運動E1を発生する
こととなる。そして当該楕円運動E1が生ずる頂部とし
ての楕円運動発生部1eに対して、前掲金属体2を接触
させると共に、この金属体2を載置台3a、3bに跨装
載置しておくことで、当該金属体2は、矢印で示される
直線方向への移動力F1を受けるのである。
【0005】また、図7に示す超音波振動素子1Bにあ
っては、図6の場合に比し、金属体2に対して圧電素子
1aを直接に接触させることなく、金属片1fに対して
圧電素子1a、1a′を張り付けておき、当該金属1f
の上向きに突設した楕円運動発生部1e、1e′に、金
属体2を載接するようにしておくのである。そして図7
にあって上記圧電素子1a、1a′に張り付けた電極1
b′、1c′と、金属片1fとの間にあって、夫々交流
電源1d、1d′が接続されているのであり、この場合
には金属片1fが矢印d、e、d′、e′方向へ延び縮
みして楕円運動発生部1e、1e′に楕円運動E1 、
E2が生じ、これによる各駆動力が合成されて、金属体
2に対して矢印で示す大きな移動力F2 が付与される
ことになる。
【0006】しかし、上記の如き超音波振動素子を用い
た搬送装置としては、超音波振動素子1A、1Bが圧電
素子1a、1a′または金属片1fの共振周波数付近で
振動させているため、堅い金属体2を移送するのには適
しているのであるが、紙幣またはカードなどのシートを
搬送しようとしても、当該超音波振動が、シートに吸収
されてしまうため、移送力が発揮されないことになる。
このため、どうしても金属体2を用いて、超音波振動を
金属体2の直線運動に変換しなければならず、このため
効率が低下すると共に、小形化または軽量化の点でも満
足する結果を得ることができない。
【0007】これに対し、金属体2に直線運動をさせる
のではなしに、金属による回転軸4を、超音波振動素子
1Aによって、その軸線を中心に回転させるようにした
搬送装置として、図8に示す如きものが既に知られてい
る。これによるときは、前記の如く交流電源1dにより
圧電素子1aにおける楕円連動発生部1eの楕円運動E
1によって、回転軸4に対して回転力r1を付与するこ
とになる。
【0008】さらに、図9に示すものは、前記図7によ
って説示したものと同様に、圧電素子1a、1a′、電
極1b′、1c′そして交流電源1d、1d′、さらに
楕円運動発生部1e、1e′を備えた金属片1fを具備
しているが、この楕円運動発生部1e、1e′に対し
て、夫々金属による第1、第2回転軸4a、4bが当接
して、夫々同一方向の回転力r1 、r2 が得られる
よう構成されている。
【0009】そして、図10は実質的に、図8の構成と
略同じであるが、その超音波振動素子1Aの楕円運動発
生部1eが、突弧状面に形成され、これと軸承状態の回
転軸4とが外接状態となっており、この回転軸4から丁
度電動モータと同じように回転力r1 を取り出すので
ある。
【0010】しかし、図10の場合には超音波振動素子
1Aが1箇だけであるところから、その回転出力が小さ
く、これを解消するため、図11の(A)(B)のよう
に一対の超音波振動素子1A、1Bを併設し、これらの
楕円運動発生部1e、1e′に夫々外接状態となるよう
軸承状態にて、第1、第2回転軸4a、4bを夫々配装
併設し、さらに図11(C)の如く当該第1、第2回転
軸4a、4bをギヤとかベルトによる伝動機構5によっ
て連結して、所望の第2回転軸4bから回転力r1 、
r2の合成である回転出力を取り出すことも考えられて
いる。しかし、上記の如き構成によるときは、回転力を
大きくすることができるものの、伝動機構5による結合
が必要となるため構造が複雑化し、かつ小形化と軽量化
の点で満足することができない。
【0011】しかも、同上機構は一軸の駆動軸であり、
従って、所要複数の駆動軸を取り出したいときには、図
11(C)に示す如きユニットを、所要複数だけ設けな
ければならないことから、このような要請を満足させよ
うとすれば、可成り大形なものとなってしまうことにな
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き超
音波振動素子を用いて回転出力を得ようとする装置につ
き、これに改善を加えたシートの搬送装置を提供しよう
とするもので、請求項1によるときは、一対の超音波振
動素子を用いることは図11のものと同じであるが、記
述した第1、第2回転軸4a、4bを直接超音波振動素
子1A、1Bに接触させるのではなく、第1、第2回転
軸に掛け回した金属ベルトを、各超音波振動素子の楕円
運動発生部に接触させ、これら両超音波振動素子による
合成された大きな駆動力を一方の回転軸から取り出し得
るようにし、しかも簡潔な構成により小形化をも実現可
能にしようとしている。
【0013】次に請求項2にあっては、第1、第2従動
ローラに金属ベルトを掛け回しておき、その下辺部を圧
力ローラと超音波振動素子の楕円発生部とにより挟持す
ることで、1以上所要複数の超音波振動素子による合成
駆動体を、さらに大きなものとなし得るようにすると共
に、この金属ベルトの上辺部に載置したシートを、上記
第1、第2従動ローラと、その上位の第1、第2搬送用
ローラとにより挟持しながら、金属ベルトを直接搬送に
利用することで、小形化の要請をも充足させようとする
のが、その目的である。
【0014】また請求項3では、上記の請求項2の構成
に加えて、金属ベルトの上辺部にあって、その上下に配
設した中間搬送用ローラと搬送受けローラとによって
も、当該金属ベルトを挟持するようにし、これにより、
シートに一層確実な直進性を保たせ、小さなシートにつ
いても、その搬送を確実に行い得るようにしている。
【0015】請求項4では、上記請求項2または請求項
3にあって、その金属ベルトにおける外周面に滑り止め
帯板を付しておくことで、これと第1、第2搬送用ロー
ラか、当該第1、第2搬送用ローラと中間搬送用ローラ
との間にシートを挟持させ、当該シートのスリップによ
る不本意な変速搬送状態の発生を絶滅しようとしてい
る。
【0016】さらに、請求項5では請求項3と同じく第
1、第2従動ローラに掛け回した金属ベルトを、その下
辺部に設けた超音波振動素子と圧力ローラとにより駆動
して、大きな合成駆動力を発揮させ得るようにするだけ
でなく、金属ベルトの上辺部には前記第1、第2従動ロ
ーラに対応するする第1、第2伝動用ローラを圧接する
ことで、金属ベルトの駆動力により第1、第2伝動用ロ
ーラを回転させ、これにより一つの金属ベルトから、可
成り大きな出力をもった二つの回転出力を得て、シート
に対する複数の搬送出力を、小形化可能な装置により得
られるようにしている。
【0017】そして、請求項6によるときは、上記請求
項5の構成に対して、さらに金属ベルトの上辺部を、伝
動受けローラと中間伝動用ローラによっても挟持するこ
とで、当該中間伝動用ローラからも回転力を取り出し得
るようにし、これにより、さらに多くの回転出力を簡易
に導出できるようにしている。
【0018】請求項7の場合には、上記請求項5または
請求項6の構成にあって、金属ベルトに設けたタイミン
グ孔と、第1、第2従動ローラまたは、当該第1、第2
従動ローラと中間伝動用ローラとに設けたタイミングピ
ンとを係嵌自在とすることで、金属ベルトの回転力を確
実に第1、第2伝動用ローラまたは、これらと中間伝動
用ローラとに伝達可能として、これによりスリップを阻
止して、シート搬送に係る定速保持に対しての信頼性
を、より向上させようとしている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、請求項1にあっては一対の超音波振動素子
と、その各楕円運動発生部に夫々隣装して回転自在なる
よう配設した第1、第2回転軸と、これらの第1、第2
回転軸に掛け回されて、夫々前記一対の超音波振動素子
における楕円運動発生部と圧接状態にて当接されている
金属ベルトとを具備し、当該各超音波振動素子における
楕円運動発生部の振動により、所定方向へ回動される上
記金属ベルトの回転に基づく選定された回転軸の回転力
により、シート搬送機構が駆動されるようにしたことを
特徴とする超音波振動素子を用いたシートの搬送装置を
提供しようとしている。
【0020】次に請求項2では併設された第1、第2従
動ローラに金属ベルトを掛け回し、当該金属ベルトの下
辺部を超音波振動素子の楕円運動発生部と、圧力ローラ
との間で挟持することにより、当該楕円運動発生部の振
動によって、上記の金属ベルトを所定方向へ回動自在と
し、上記金属ベルトの上辺部には、第1、第2従動ロー
ラの直上に、夫々第1、第2搬送通隙を介して第1、第
2搬送用ローラを隣接することにより、金属ベルトの回
動によって、シートが上記の第1、第2搬送通隙を介し
て搬送されるようにしたことを特徴とする超音波振動素
子を用いたシートの搬送装置を提供しようとしている。
【0021】そして請求項3の超音波振動素子を用いた
シートの搬送装置では、併設された第1、第2従動ロー
ラに金属ベルトとを掛け回し、当該金属ベルトの下辺部
を超音波振動素子の楕円運動発生部と、圧力ローラとの
間で挟持することにより、当該楕円運動発生部の振動に
よって、上記の金属ベルトを所定方向へ回動自在とし、
上記金属ベルトの上辺部には、第1、第2従動ローラの
直上に、夫々第1、第2搬送通隙を介して第1、第2搬
送用ローラを隣接すると共に、当該上辺部の下面に当接
する搬送受けローラと、その直上に、中間搬送通隙を介
して中間搬送用ローラを隣接することにより、金属ベル
トの回動によって、シートが上記の第1搬送通隙、中間
搬送通隙、第2搬送通隙を介して搬送されるようにした
ことを、その内容としている。
【0022】請求項4の場合には、上記請求項3、請求
項4において、金属ベルトの外周面における幅方向両側
部に滑り止め帯板を張り付け、シートが当該滑り止め帯
板と第1、第2搬送用ローラか、同じく滑り止め帯板と
第1、第2搬送用ローラそして中間搬送用ローラとによ
り挟持されるように、第1、第2搬送通隙か、同じく第
1、第2搬送通隙と中間搬送通隙とが形成されている。
【0023】さらに、請求項5では併設された第1、第
2従動ローラに金属ベルトを掛け回し、当該金属ベルト
の下辺部を超音波振動素子の楕円運動発生部と、圧力ロ
ーラとの間で挟持することにより、当該楕円運動発生部
の振動によって、上記の金属ベルトを所定方向へ回動自
在とし、上記金属ベルトの上辺部には、第1、第2従動
ローラの直上にあって夫々第1、第2伝動用ローラを隣
接することにより、金属ベルトの回動によって回転され
る第1、第2伝動用ローラの回転力により、シート搬送
機構が駆動されるようにしたことを特徴とする超音波振
動素子を用いたシートの搬送装置を提供しようとしてい
る。
【0024】また、請求項6にあっては併設された第
1、第2従動ローラに金属ベルトを掛け回し、当該金属
ベルトの下辺部を超音波振動素子の楕円運動発生部と、
圧力ローラとの間で挟持することにより、当該楕円運動
発生部の振動によって、上記の金属ベルトを所定方向へ
回動自在とし、上記金属ベルトの上辺部には、第1、第
2従動ローラの直上にあって夫々第1、第2伝動用ロー
ラを隣接すると共に、当該上辺部の下面に当接する伝動
受けローラと、その真上に金属ベルトを介して当接する
中間伝動用ローラを隣接することにより、金属ベルトの
回動によって回転される第1、第2伝動用ローラと中間
伝動用ローラによる回転力により、シート搬送機構が駆
動されるようにしたことを特徴とする超音波振動素子を
用いたシートの搬送装置を提供しようとしている。
【0025】そして、請求項7では上記の請求項5また
は請求項6において、金属ベルトの幅方向両側部にタイ
ミング孔を断続的に穿設すると共に、第1、第2伝動用
ローラか、当該第1、第2伝動用ローラと中間伝動用ロ
ーラには、タイミングピンが断続的に突設され、金属ベ
ルトの回転によって第1、第2伝動用ローラか、当該第
1、第2伝動用ローラと中間伝動用ローラに伝達される
回転力が、上記のタイミング孔より、これに係嵌するタ
イミングピンに伝達されるようにしたことを内容として
いる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明につき以下詳記すると、請
求項1に係る超音波を用いたシートの搬送装置にあって
は、図1に例示の如く一対の超音波振動素子10A、1
0Bが、所定距離だけ離間して、その各楕円運動発生部
10a、10bが整合するように配設され、従って、こ
れらの各楕円運動は同一方向となるようにしてある。も
ちろん、超音波振動素子10A、10Bは、図示されて
いないが前説の如く圧電素子の電極に交流電源を接続し
たり、当該圧電素子を金属体に付着し、当該金属体の楕
円運動を利用するようにしたものをも含んでいると共
に、図示例では楕円運動発生部10a、10bが、円弧
状の突曲面における頂部にあって形成されている。
【0027】さらに、上記の楕円運動発生部10a、1
0bに隣装され、図示しない軸承部により回転自在なる
よう第1、第2回転軸11A、11Bが併設されている
と共に、これらに掛け回された金属ベルト12Aが、前
記超音波振動素子10A、10Bの楕円運動発生部10
a、10bと圧接状態にて当接されている。従って、超
音波振動素子10A、10Bの稼動による楕円運動発生
部10a、10bの楕円運動による各駆動力が合成され
て、金属ベルト12は所定方向への回転力R1を受ける
ことになる。
【0028】従って、図示例の如く選定した一方の回転
軸である第2回転軸11Bを用い、これによる回転力R
1により図示しない搬送用ローラや搬送用ベルト等を用
いた適宜のシート搬送機構13を駆動し、これにより紙
幣とかカードなどのシートを搬送することができる。従
って、金属ベルト12Aが直接に超音波振動素子10
A、10Bによる合成駆動力により回転力を受けるの
で、第1、第2回転軸11A、11Bと楕円運動発生部
10a、10bとにより挟持された金属ベルト12A
は、スリップのない大きな回転出力を、比較的小形な装
置により得ることが可能となる。
【0029】次に、請求項2のシート搬送装置について
図2の実施態様によって詳記すると、ここでも金属ベル
ト12Bが採択されているが、これは併設されて回転自
在なるよう軸承された第1、第2従動ローラ14A、1
4Bに掛け回されており、さらに、当該金属ベルト12
Bの下辺部12aにあって、これを所望数の超音波振動
素子10A、10Bにおける楕円運動発生部10a、1
0bと、回転自在に軸承された圧力カローラ15a、1
5bとの間で挟持する。従って、超音波振動素子10
A、10Bを前記の如く稼動させれば、当該素子に応じ
た回転力R2が金属ベルト12Bに伝達され、第1、第
2従動ローラ14A、14Bの回転により、金属ベルト
12Bが回動することになる。
【0030】さらに、請求項2では上記の金属ベルト1
2Bにおける上辺部12bにあって、前記した第1、第
2従動ローラ14A、14Bの直上に、夫々第、第2搬
送通隙g、gだけ離間させて、第1、第2搬送用ローラ
16A、16Bが夫々自由に回転できるよう併装されて
いる。図2の(B)は同図(A)の右側面図であって、
前記の如く金属ベルト12Bが回転力R2を受けて回動
することにより、当該金属ベルト12Bの上辺部12b
上にて、図示例では第1従動ローラ14Aと金属ベルト
12Bとの第1搬送通隙gから差し入れたシートSが、
回転力R2の方向へ搬送され、さらに、第2従動ローラ
14Bと金属ベルト12Bとの間である第2搬送通隙g
から送り出され、シートSの搬送が行われることとな
る。
【0031】そして、請求項3にあっては、同じく図2
(A)にあって明示されている通り、上記請求項2の構
成に加えて金属ベルト12Bの上辺部12bにあって、
前記の第1、第2搬送用ローラ16A、16Bの間に
は、金属ベルト12Bとの間に、中間に、中間搬送通隙
g1(g=g1)だけ離して中間搬送ローラ17が、自
由に回転自在となるよう軸承された状態で併設され、か
つ、その直下には金属ベルト12Bの上辺部12bにお
ける下面と当接する搬送受けローラ18が併設されてい
る。
【0032】従って、請求項3の上記構成によるとき
は、第1搬送通隙gから差し込まれたシートSが、次に
中間搬送用ローラ17と金属ベルト12Bの上面との間
に形成の中間搬送通隙g1を通り、ここでも案内された
シートSが、次段の第2搬送通隙gを通過して搬送され
て行くことになる。従って、シートSが第1、第2従動
ローラ14A、14Bの離間長よりも短く形成されてい
ても、その搬送は支障なく実施されることになり、もち
ろん、中間搬送用ローラ17と搬送受けローラ18は、
必要に応じて所要複数対だけ増設することができる。
【0033】このように構成することで、請求項2と請
求項3にあっては、金属ベルト12B自体をシートSの
搬送に用いることができることから、回転出力の増大と
小形化の両要請につき、これを充足することができる。
【0034】ここで、請求項4にあっては、図2(C)
によって明示した通り、請求項2と請求項3における構
成につき、その金属ベルト12Bの外周面、すなわち、
下辺部12aではその下面であり、上辺部12bでは、
その上面、すなわち金属ベルト12Bの外周面における
幅方向両側部に、ウレタンなどによる合成樹脂やラバー
などにより形成された滑り止め帯板19a、19bを張
り付けておき、このことで、シートSが、請求項2では
滑り止め帯板19a、19bと、第1、第2搬送用ロー
ラ16A、16Bとの間に挟持され、請求項3では滑り
止め帯板19a、19bと、第1、第2搬送用ローラ1
6A、16Bそして中間搬送用ローラ17との間に夫々
挟持されるようになる。
【0035】従って、シートSは請求項2、請求項3何
れの場合でも、滑り止め帯板19a、19bの介在によ
り、スリップが防止され、これにより、常にシートSの
搬送速度につき、高い信頼性を保持することができるこ
とになる。
【0036】次に請求項5に係るシートの搬送装置につ
いて、図3によりこれを詳記すると、請求項3と請求項
4の構成と同じく、併設された第1、第2従動ローラ1
4A、14Bに金属ベルト12Bを掛け回し、この金属
ベルト12Bの下辺部12aを、超音波振動素子10
A、10Bの楕円運動発生部10a、10bと、圧力ロ
ーラ15a、15bとの間で挟持することにより、当該
楕円運動発生部10a、10bの振動によって、金属ベ
ルト12Bを所定方向への回転力R2 により回転自在
としてある。しかし、図3にあっては金属ベルト12B
の上辺部12bにおいて、前記第1、第2従動ローラ1
4A、14Bの直上に、夫々第1、第2伝動用ローラ2
0A、20Bを軸承状態にて隣接するよう配設するので
ある。
【0037】上記のようにして構成することで、前記の
通り回転力R2 を受けて回転する金属ベルト12Bに
より、第1、第2従動ローラ14A、14Bが回転する
と、金属ベルト12Bを介して当該第1、第2従動ロー
ラ14A、14Bに押当している第1、第2伝動用ロー
ラ20A、20Bが矢印方向へ回転駆動されることにな
る。従って、この場合この第1、第2伝動用ローラ20
A、20Bを、計二つの回転出力として、図4に示す如
く、シート搬送機構13の動力源に採択することが可能
となり、大形化することなしに紙幣とかカードであるシ
ートの搬送につき、複数の回転出力を提供し得ることに
なる。
【0038】すなわち、図4(A)にあって21Aは圧
力ローラ15bの軸承部を示し、同図(B)の21B
は、第2従動ローラ14Bの軸承部で、金属ベルト12
Bは、第2従動ローラ14Bに凹設した小径部14aに
嵌装された状態にて回動し、ここに示されているシート
搬送機構13は、第2伝動用ローラ20Bから突設され
た回転出力軸13aと、その搬送軸承部13bおよび当
該回転出力軸13aに固設の搬送駆動ローラ13cを具
備し、さらに、上記搬送軸承部13bに回転自在なるよ
う軸装した搬送従動ローラ13dを併設することで、シ
ートSを搬送駆動ローラ13cと搬送従動ローラ13d
との挟持によって搬送可能なるよう構成されている。も
ちろん、第1伝動用ローラ20Aにも、上記と同様にし
てシート搬送機構を付設することができる。
【0039】次に、請求項6に係るシートの搬送装置に
つき説示すると、上記請求項5の構成に加えて、同じく
図3と図4(C)に開示されている通り、金属ベルト1
2bの上辺部12bにあって、その下面に接する伝動受
けローラ22と、その直上に金属ベルト12Bを介して
当接するよう軸承されている中間伝動用ローラ23が設
けられている。ここで図4(C)の21Cは伝動受けロ
ーラ22の軸承部を示している。
【0040】従って、上記の構成によるときは、前記の
如く第1、第2伝動用ローラ20A、20Bを回転出力
として利用できるだけでなく、中間伝動用ローラ23か
ら突設されたシート搬送機構13の回転出力軸13aを
利用し、図4(B)につき説示したと同様にして、シー
ト搬送を行うことができる。そして、このような構成と
するときは、伝動受けローラ22と中間伝動用ローラ2
3とを一対だけ設けるのではなく、所要複数対だけ増設
することも可能となるから、多数の回転出力源を大形化
することなく設置することができる。
【0041】そして、請求項7にあっては図5によって
理解されるように、請求項5または請求項6において、
金属ベルト12Bの幅方向両側部に、タイミング孔12
cを、所定の離間距離をもって長手方向へ断続的に穿設
しておくと共に、第1、第2伝動用ローラ20A、20
Bか、この第1、第2伝動用ローラ20A、20Bと中
間伝動用ローラ23とに、上記タイミング孔12cと整
合させたタイミングピン20a、20b、23aを断続
的に突設することである。
【0042】上記のように構成することで、金属ベルト
12Bが前記のように回転駆動されると、第1、第2伝
動用ローラ20A、20Bか、当該第1、第2伝動用ロ
ーラ20A、20Bと中間伝動用ローラ23に伝達され
る回転力が、タイミング孔12cより、これに順次係嵌
されて行くタイミングピン20a、20b、23aに伝
達されることになり、この結果金属ベルト12Bのスリ
ップによる回転変速を完全に防止し、信頼性の高いシー
トの定速搬送を保証することが可能となる。ここで、図
5(B)の14bは、第2従動ローラ14Bに穿設され
て、前記タイミングピン20bが突入するピン溝を示
し、図5(C)の23bは、伝動受けローラ22に穿設
されて、前記タイミングピン23aが突入可能なピン溝
である。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上のようにして構成されるも
のであるから、請求項1による超音波振動素子を用いた
シートの搬送装置によるときは、第1、第2回転軸に金
属ベルトを掛け回し、超音波振動素子の振動を、第1、
第2回転軸と当接している金属ベルトに対して伝達させ
るようにしたので、大きな合成駆動力を確実に取り出し
てシート搬送機構に利用でき、しかも小形化の要請にも
対応可能となる。
【0044】請求項2にあっては、第1、第2従動ロー
ラに掛け回した金属ベルトの下辺部を、超音波振動素子
と加圧ローラとにより挟持して、金属ベルトに対し回転
力を伝達するようにしたので、当該超音波振動の伝達が
確実で、超音波振動素子と圧力ローラとを所要対だけ増
設して、大きな回転出力とすることも簡易に実現でき、
第1、第2搬送ローラを適所に設けることで、金属ベル
ト自体をシートの搬送に使用でき、このため全体構成に
つき、その小形化がより一層満足できるものとなる。そ
して請求項3では、上記請求項2の構成に対し、金属ベ
ルトの上辺部を挟持する搬送受けローラと中間搬送用ロ
ーラを付加するようにしたので、これを所要数対だけ設
けることにより、小さなシートをも高い信頼性をもって
変向なく、かつスリップの心配なしに搬送することがで
きる。
【0045】請求項4によるときは、上記の請求項2と
請求項3とにおいて、金属ベルトの外周面に滑り止め帯
板を付するようにしたので、シートのスリップを、さら
に高い信頼性をもって素子することができる。
【0046】請求項5の場合には、請求項3と共通の構
成を有しているが、金属ベルトをシートの搬送に直接用
いることなく、第1、第2従動ローラに金属ベルトを介
して第1、第2伝動用ローラを押当させ、これらを夫々
回転出力として利用することによりシートに対する二つ
の搬送出力を小形な構成により取り出すことが可能とな
る。請求項6の場合には、請求項5に加えて金属ベルト
を挟持する伝動受けローラと中間伝動用ローラを具備さ
せ、当該中間伝動用ローラからも回転出力を取り出し得
るようにして、さらに多くの回転出力を小形化の要請を
確保して導出することができる。
【0047】そして、請求項7では、上記の請求項6と
請求項7について、金属ベルトのタイミング孔と、第
1、第2伝動用ローラや中間伝動用ローラのタイミング
ピンとが、金属ベルトの回動時に係嵌することで、金属
ベルトのスリップによる不本意な変速を防止し、シート
搬送装置としての信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は請求項1に係るシートの搬送装置を示
した正面略示図、(B)はその平面略示図で、(C)は
右側面略示図である。
【図2】(A)は請求項2と請求項3に係る同上装置の
正面略示図、(B)は(A)におけるB−B線矢視縦断
側面略示図で、(C)は請求項4に係る同上装置にあっ
て、上記C−C線で切断した場合の縦断側面略示図であ
る。
【図3】請求項5と請求項6に係る同上装置の正面略示
図である。
【図4】(A)は図3のA−A線縦断側面略示図、
(B)は図3のB−B線で切断して示したシート搬送機
構付設の縦断側面略示図で、(C)は図3のC−C線縦
断側面略示図である。
【図5】請求項7に係る同上装置にあって、(A)は図
3のA−A線、(B)は図3のB−B線、(C)は図3
のC−C線に相当する箇所で切断した夫々の縦断側面略
示図である。
【図6】従来の超音波振動素子を用いた搬送装置の一例
を示し、(A)はその正面略示説明図で、(B)は側面
略示説明図である。
【図7】従来の超音波振動素子を用いた搬送装置の異種
例を示し、(A)はその正面略示説明図で、(B)は略
示側面図である。
【図8】従来の超音波振動素子を用いた回転式搬送装置
の一例を示し、(A)はその正面略示説明図、(B)は
略示側面図である。
【図9】従来の超音波振動素子を用いた回転式搬送装置
の他種例を示し、(A)はその正面略示説明図、(B)
は略示側面図である。
【図10】一超音波振動素子を用いた実用的回転式搬送
装置を示し、(A)はその正面説明図、(B)は側面説
明図である。
【図11】一対の超音波振動素子を用いた実用的回転式
搬送装置を示し、(A)は、その伝動機構のない状態を
示す正面略示図、(B)は側面説明図で、(C)は伝動
機構を示した平面略示図である。
【符号の説明】
10A 超音波振動素子 10B 超音波振動素子 10a 楕円運動発生部 10b 楕円運動発生部 11A 第1回転軸 11B 第2回転軸 12A 金属ベルト 12B 金属ベルト 12a 下辺部 12b 上辺部 12c タイミング孔 13 シート搬送機構 14A 第1従動ローラ 14B 第2従動ローラ 15a 圧力ローラ 15b 圧力ローラ 16A 第1搬送用ローラ 16B 第2搬送用ローラ 17 中間搬送用ローラ 18 搬送受けローラ 19a 滑り止めシート 19b 滑り止めシート 20A 第1伝動用ローラ 20B 第2伝動用ローラ 20a タイミングピン 20b タイミングピン 22 伝動受けローラ 23 中間伝動用ローラ 23a タイミングピン g 第1搬送通隙 g 第2搬送通隙 g1 中間搬送通隙 R1 回転力 R2 回転力 S シート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の超音波振動素子と、その各楕円運
    動発生部に夫々隣装して回転自在なるよう配設した第
    1、第2回転軸と、これらの第1、第2回転軸に掛け回
    されて、夫々前記一対の超音波振動素子における楕円運
    動発生部と圧接状態にて当接されている金属ベルトとを
    具備し、当該各超音波振動素子における楕円運動発生部
    の振動により、所定方向へ回動される上記金属ベルトの
    回転に基づく選定された回転軸の回転力により、シート
    搬送機構が駆動されるようにしたことを特徴とする超音
    波振動素子を用いたシートの搬送装置。
  2. 【請求項2】 併設された第1、第2従動ローラに金属
    ベルトを掛け回し、当該金属ベルトの下辺部を超音波振
    動素子の楕円運動発生部と、圧力ローラとの間で挟持す
    ることにより、当該楕円運動発生部の振動によって、上
    記の金属ベルトを所定方向へ回動自在とし、上記金属ベ
    ルトの上辺部には、第1、第2従動ローラの直上に、夫
    々第1、第2搬送通隙を介して第1、第2搬送用ローラ
    を隣接することにより、金属ベルトの回動によって、シ
    ートが上記の第1、第2搬送通隙を介して搬送されるよ
    うにしたことを特徴とする超音波振動素子を用いたシー
    トの搬送装置。
  3. 【請求項3】 併設された第1、第2従動ローラに金属
    ベルトとを掛け回し、当該金属ベルトの下辺部を超音波
    振動素子の楕円運動発生部と、圧力ローラとの間で挟持
    することにより、当該楕円運動発生部の振動によって、
    上記の金属ベルトを所定方向へ回動自在とし、上記金属
    ベルトの上辺部には、第1、第2従動ローラの直上に、
    夫々第1、第2搬送通隙を介して第1、第2搬送用ロー
    ラを隣接すると共に、当該上辺部の下面に当接する搬送
    受けローラと、その直上に、中間搬送通隙を介して中間
    搬送用ローラを隣接することにより、金属ベルトの回動
    によって、シートが上記の第1搬送通隙、中間搬送通
    隙、第2搬送通隙を介して搬送されるようにしたことを
    特徴とする超音波振動素子を用いたシートの搬送装置。
  4. 【請求項4】 金属ベルトの外周面における幅方向両側
    部に滑り止め帯板を張り付け、シートが当該滑り止め帯
    板と第1、第2搬送用ローラか、同じく滑り止め帯板と
    第1、第2搬送用ローラそして中間搬送用ローラとによ
    り挟持されるように、第1、第2搬送通隙か、同じく第
    1、第2搬送通隙と中間搬送通隙とが形成されている請
    求項2または請求項3に記載の超音波振動素子を用いた
    シートの搬送装置。
  5. 【請求項5】 併設された第1、第2従動ローラに金属
    ベルトを掛け回し、当該金属ベルトの下辺部を超音波振
    動素子の楕円運動発生部と、圧力ローラとの間で挟持す
    ることにより、当該楕円運動発生部の振動によって、上
    記の金属ベルトを所定方向へ回動自在とし、上記金属ベ
    ルトの上辺部には、第1、第2従動ローラの直上にあっ
    て夫々第1、第2伝動用ローラを隣接することにより、
    金属ベルトの回動によって回転される第1、第2伝動用
    ローラの回転力により、シート搬送機構が駆動されるよ
    うにしたことを特徴とする超音波振動素子を用いたシー
    トの搬送装置。
  6. 【請求項6】 併設された第1、第2従動ローラに金属
    ベルトを掛け回し、当該金属ベルトの下辺部を超音波振
    動素子の楕円運動発生部と、圧力ローラとの間で挟持す
    ることにより、当該楕円運動発生部の振動によって、上
    記の金属ベルトを所定方向へ回動自在とし、上記金属ベ
    ルトの上辺部には、第1、第2従動ローラの直上にあっ
    て夫々第1、第2伝動用ローラを隣接すると共に、当該
    上辺部の下面に当接する伝動受けローラと、その真上に
    金属ベルトを介して当接する中間伝動用ローラを隣接す
    ることにより、金属ベルトの回動によって回転される第
    1、第2伝動用ローラと中間伝動用ローラによる回転力
    により、シート搬送機構が駆動されるようにしたことを
    特徴とする超音波振動素子を用いたシートの搬送装置。
  7. 【請求項7】 金属ベルトの幅方向両側部にタイミング
    孔を断続的に穿設すると共に、第1、第2伝動用ローラ
    か、当該第1、第2伝動用ローラと中間伝動用ローラに
    は、タイミングピンが断続的に突設され、金属ベルトの
    回転によって第1、第2伝動用ローラか、当該第1、第
    2伝動用ローラと中間伝動用ローラに伝達される回転力
    が、上記のタイミング孔より、これに係嵌するタイミン
    グピンに伝達されるようにした請求項5または請求項6
    に記載の超音波振動素子を用いたシートの搬送装置。
JP9038394A 1997-02-06 1997-02-06 超音波振動素子を用いたシ−トの搬送装置 Pending JPH10218413A (ja)

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