JPH10218013A - 車両のボデーマウンティングブラケット - Google Patents

車両のボデーマウンティングブラケット

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JPH10218013A
JPH10218013A JP9038325A JP3832597A JPH10218013A JP H10218013 A JPH10218013 A JP H10218013A JP 9038325 A JP9038325 A JP 9038325A JP 3832597 A JP3832597 A JP 3832597A JP H10218013 A JPH10218013 A JP H10218013A
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JP
Japan
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wall
mounting bracket
body mounting
side wall
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP9038325A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Matsushita
洋輔 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボデーマウンティングブラケット本来の機能
を低下させることなくその製造コストを低減する。 【解決手段】 ボデー側への取付部を構成する縦壁12
aの前後縁下部からそれぞれ車両中心側に向って延びる
下部側壁12bを設ける。フレーム側の支持面と対向す
る支持部を前記縦壁12aの上縁から車両の中心側に向
って延設した上壁12cで構成する。上壁12cの前後
縁から延設した上部側壁12dの下縁を縦壁12aの前
後縁から延設した下部側壁12bの上縁に溶着固定して
ボデーマウンティングブラケット12の剛性を確保する
ようにしたことにより、厚板素材からのボデーマウンテ
ィングブラケットの板取り性を改善し、もって、材料歩
留りを高くして製造コストを低減するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のボデーマウン
ティングブラケットに係り、特に、ボデーマウントとし
ての機能を低下させることなく製造コストを低減するこ
とができるブラケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレームを備えた車両においては、フレ
ームとボデーをボデーマウントを介して結合して両者の
相対位置関係を保持させるとともに、両者間の振動を遮
断させることが多い。このようなボデーマウントを構成
するに際して、従来では例えば図6に示したように、フ
レーム1の外側面に張出し固定したサポート2に対応す
るボデーマウンティングブラケット3の縦壁3aをボデ
ー側の部材であるロッカインナ4の内側面に固定してい
た。
【0003】そして、サポート2の上面が形成するほぼ
水平な支持面2aと対向する支持部を構成するボデーマ
ウンティングブラケット3の上壁3bの下面と上記支持
面2aの間にマウントラバー5を挟み込んでこれらをボ
ルト6で結合するようにしていた。7はロッカアウタ、
8はフロア、9はナットである。
【0004】ところで、上記のようなボデーマウンティ
ングブラケット3は厚板の折曲げ成形品によって構成す
ることが多く、通常は厚板を図7に示した展開形状に打
ち抜いていた。そして、図8に示したように、上壁3b
の両側縁から下方に向って屈曲させた側壁3cの端縁を
縦壁3aの側縁に沿って設けた延長部3dに重合させて
これらを溶着固定していた。従って、ボデーマウンティ
ングブラケット3の展開形状は、図7に示したように上
壁3bの両側に側壁3cが大きく張出した状態になって
しまうために、厚板素材からのボデーマウンティングブ
ラケット3の板取り性が悪く、材料歩留りが低くなって
ボデーマウンティングブラケット3の製造コストが高く
つくという不具合があった。
【0005】一方、車体の側部にサイドステップを張出
し固定するに際して、従来では図8に示したように、サ
イドステップブラケット10をボデーマウンティングブ
ラケット3の側壁3dに取り付けていた。また、サイド
ステップブラケット10の取付作業性を確保するため
に、従来では図8に示したようにボデーマウンティング
ブラケット3の側壁3dにボルト10aおよびナット1
0bなどを溶着固定していた。10c、10dはボルト
10a、10bに対応するナットおよびボルトである。
【0006】ところが、このようにボルト10aおよび
ナット10bなどをボデーマウンティングブラケット3
の側壁3dに溶着固定してサイドステップブラケット1
0を取り付けるようにした場合は、ボルト10aおよび
ナット10bなどを溶着固定しないボデーマウントブラ
ケット3とボルト10aおよびナット10bなどを側壁
3dに溶着固定したボデーマウンティングブラケット3
を予め用意し、サイドステップ11の有無に応じてこれ
らのボデーマウンティングブラケット3を選択する必要
性があるために、部品の共通化による製造コストの低減
が制約されるなどの不具合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、ボデーマウンティングブラ
ケット本来の機能を低下させることなくその製造コスト
を低減することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るボデーマウンティングブラケットは、ボ
デー側に形成した前後方向に沿うほぼ垂直の取付面への
取付部を構成する縦壁の前後縁下部からそれぞれ車両中
心側に向って延びる下部側壁を設けている。また、フレ
ーム側に設けたほぼ水平の支持面と対向する支持部を前
記縦壁の上縁から車両の中心側に向って延設した上壁で
構成したうえで、この上壁の前後縁からそれぞれ下方に
向って延びる上部側壁を設けている。そして、上部側壁
の下縁部を下部側壁の上縁部に重合させて両者を溶着固
定したことにより、これらの側壁を介して縦壁の前後縁
と上壁の前後縁を相互に結合してボデーマウンティング
ブラケットの剛性を確保したことを特徴としている。
【0009】また本発明は、上記下部側壁の上縁を内方
に屈曲形成して上壁の下面に沿う棚を形成することによ
り、この棚をサイドステップブラケットの仮置き棚とし
て利用してサイドステップブラケットの取付作業性を改
善するとともに、サイドステップの有無に拘らずボデー
マウンティングブラケットを共通化することができるよ
うにしたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る車両のボデ
ーマウンティングブラケットの一実施形態を示す斜視
図、図2は図1のA−A断面図、図3はサイドステップ
の取り付けに用いられるサイドステップブラケットの基
部を示す斜視図、図4は図3に示したサイドステップブ
ラケットをボデーマウンティングブラケットに取り付け
た状態の断面図、図5は図1に示したボデーマウンティ
ングブラケットの展開図である。
【0011】これらの図において、ボデーマウンティン
グブラケット12は、ボデー側に形成した前後方向に沿
うほぼ垂直の取付面への取付部を構成する縦壁12aを
備えており、この縦壁12aの前後縁下部からそれぞれ
車両中心側に向って延びる下部側壁12bを設けてい
る。また、縦壁12aの上縁から車両の中心側に向って
上壁12cを延設することにより、フレームに取り付け
たサポートにより構成されたほぼ水平の支持面と対向す
る支持部を上壁12cで構成している。
【0012】そして、上壁12cの前後縁からそれぞれ
下方に向って延びる上部側壁12dの下縁部を下部側壁
12bの上縁部に重合させて両者を溶着12eすること
により、これらの側壁12b、12dを介して縦壁12
aの前後縁と上壁12cの前後縁を相互に結合してボデ
ーマウンティングブラケット12の剛性を確保してい
る。
【0013】また、上記のようにして上部側壁12dの
下縁部に溶着12eされた前後の下部側壁12a、12
bのうちの一方の下部側壁12bの上縁を図2に示した
ように他方の下部側壁12aに向って屈曲形成して上壁
12cの下面に沿う棚12fを形成したうえで、サイド
ステップブラケット13の基部に設けた段部13aを棚
12fの上面に重合させている。
【0014】そして、図4に示したようにサイドステッ
プブラケット13の段部13aに設けた爪13bを棚1
2fに設けた係合孔12gに突入係合させることによ
り、棚12fを仮置き棚として利用してサイドステップ
ブラケット13の基部をボデーマウンティングブラケッ
ト12に仮置き保持させてサイドステップブラケット1
3の取付作業性を改善するようにしている。12h、1
3cは上部側壁12dおよびサイドステップブラケット
13に設けたボルト孔、14はサイドステップブラケッ
ト13を上部側壁12dに締付固定するボルトである。
【0015】すなわち、本実施形態においては縦壁12
aの前後縁と上壁12cの前後縁を結合する側壁を、縦
壁12aの前後縁から延設した下部側壁12bと上壁1
2cの前後縁から延設した上部側壁12dに分割して上
部側壁12dの下縁を下部側壁12bの上縁に溶着固定
してボデーマウンティングブラケット12の剛性を確保
するようにしたものである。従って、ボデーマウンティ
ングブラケット12の展開形状は従来のように上壁の両
側に側壁を大きく張出した形状とはならず、図5に示し
たように縦壁12aおよび上壁12cの両側に下部側壁
12bおよび上部側壁12dがそれぞれ寸法L1、L2
だけ張出した展開形状となるために、厚板素材からのボ
デーマウンティングブラケット12の板取り性が改善さ
れて材料歩留りが高くなり、ボデーマウンティングブラ
ケット12の製造コストが低減される。なお、上記下部
側壁12bおよび上部側壁12dの張出し寸法L1、L
2を同一にした場合は、材料歩留りを一層高くしてコス
トの低減効果をより改善することができる。
【0016】また、実施形態に示したように下部側壁1
2bの上縁を内方に屈曲形成して上壁12cの下面に沿
う棚12fを形成した場合は、この棚12fをサイドス
テップブラケット13の仮置き棚として利用して該サイ
ドステップブラケット13の取付作業性を改善すること
ができる。さらに、棚12fを利用してボデーマウンテ
ィングブラケット12にサイドステップブラケット13
を仮置き保持させることができるために、従来のように
ボルトあるいはナットなどをボデーマウンティングブラ
ケットに予め溶着してサイドステップブラケットの取付
作業性を確保する必要がない。よって、サイドステップ
の有無に拘らずボデーマウンティングブラケット12を
共通化することができ、ボデーマウンティングブラケッ
トの製造コストをより低減することができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、上壁の前後縁から延設した上部側壁の下縁を縦
壁の前後縁から延設した下部側壁に溶着固定してボデー
マウンティングブラケットの剛性を確保するようにした
ものである。従って、ボデーマウンティングブラケット
の展開形状は、縦壁および上壁の両側にそれぞれ下部側
壁および上部側壁が僅かに張出したものとなり、厚板素
材からの板取り性が改善されて材料歩留りが高くなり、
製造コストが低減される。
【0018】また、請求項2に記載の発明のように下部
側壁の上縁を内方に屈曲形成して上壁の下面に沿う棚を
形成した場合は、この棚をサイドステップブラケットの
仮置き棚として利用することができ、しかも、従来のよ
うにボルトあるいはナットなどをボデーマウンティング
ブラケットに予め溶着してサイドステップブラケットの
取付作業性を確保する必要がない。このために、サイド
ステップの有無に拘らずボデーマウンティングブラケッ
トを共通化することができ、ボデーマウンティングブラ
ケットの製造コストをより低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のボデーマウンティングブラ
ケットの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】サイドステップの取り付けに用いられるサイド
ステップブラケットの基部を示す斜視図である。
【図4】図3に示したサイドステップブラケットをボデ
ーマウンティングブラケットに取り付けた状態の断面図
である。
【図5】図1に示したボデーマウンティングブラケット
の展開図である。
【図6】車両のボデーマウンティングブラケットの使用
状態を示す断面図である。
【図7】車両のボデーマウンティングブラケットの従来
例の展開図である。
【図8】従来のボデーマウンティングブラケットによる
サイドステップの取付例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
12 ボデーマウンティングブラケット 12a 縦壁 12b 下部側壁 12c 上壁 12d 上部側壁 12e 溶接 12f 棚 12g 係合孔 12h ボルト孔 13 サイドステップブラケット 13a 段部 13b 爪 13c ボルト孔 14 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボデーをフレームに結合するボデーマウ
    ントに用いられるボデーマウンティングブラケットであ
    って、ボデー側に形成した前後方向に沿うほぼ垂直の取
    付面への取付部を構成する縦壁と、該縦壁の前後縁下部
    からそれぞれ車両中心側に向って延びる下部側壁と、前
    記縦壁の上縁から車両中心側に向って延設されてフレー
    ム側に設けたほぼ水平の支持面と対向する支持部を構成
    する上壁と、該上壁の前後縁からそれぞれ下方に向って
    延びる上部側壁を備え、該上部側壁の下縁部をそれぞれ
    下部側壁の上縁部に重合させて両者を溶着固定したこと
    を特徴とする車両のボデーマウンティングブラケット。
  2. 【請求項2】 下部側壁の上縁を内方に屈曲形成して上
    壁の下面に沿う棚を形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の車両のボデーマウンティングブラケット。
JP9038325A 1997-02-06 1997-02-06 車両のボデーマウンティングブラケット Pending JPH10218013A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008260477A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Hino Motors Ltd 車両用可動ステップ取付構造
CN106005008A (zh) * 2016-05-17 2016-10-12 安徽铜冠机械股份有限公司 车桥与车身的连接装置及连接方法
GB2547445A (en) * 2016-02-18 2017-08-23 Bamford Excavators Ltd Bracket for a vehicle chassis

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