JPH10217898A - 車両用エアバッグ装置及びそのインフレータ装置 - Google Patents

車両用エアバッグ装置及びそのインフレータ装置

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JPH10217898A
JPH10217898A JP9021734A JP2173497A JPH10217898A JP H10217898 A JPH10217898 A JP H10217898A JP 9021734 A JP9021734 A JP 9021734A JP 2173497 A JP2173497 A JP 2173497A JP H10217898 A JPH10217898 A JP H10217898A
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JP
Japan
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end wall
inflator
rear end
retainer
annular
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Application number
JP9021734A
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English (en)
Inventor
Kazumi Isaji
和美 伊佐治
Yutaka Ohashi
豊 大橋
Shigenori Kobayashi
重徳 小林
Kiyoshi Sugimura
清 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インフレータを支持するリテーナの形状に工
夫を凝らし、リテーナに、余分な加工を施すことなく、
インフレータを常に同軸的にかつ固定的に支持し得るよ
うにしたインフレータ装置及びこのインフレータ装置を
を備える車両用エアバッグ装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 リテーナ10の環状フランジ13は、胴
壁11の後端部から先端壁12に対向するように屈曲し
て延出してなるもので、この環状フランジ13は、その
外端面にて、胴壁11に対する法線Pに対し所定傾斜角
度θだけ先端壁12から外方に向け離れる方向に傾斜し
て延出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エアバッグ
装置及びそのインフレータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用エアバッグ装置において
は、例えば、実開平5−56676号公報にて示すよう
なインフレータ装置を採用したものがある。このインフ
レータ装置は、柱状インフレータをケース状リテーナ内
にてその前後両壁間に支持して構成されている。
【0003】ここで、リテーナの先端壁には、リテーナ
内に向け軸方向に環状に突出する環状突出部が、その内
側にて、後端壁に向けて開口するカップ状先端側支持部
を形成するように、しぼり加工されている。一方、リテ
ーナの後端壁には、先端壁に向けて開口するカップ状後
端側支持部がその低部にて外方へ同軸的に突出して設け
られている。
【0004】そして、インフレータは、その先端部に
て、先端側支持部内に支持され、その後端部にて、後端
側支持部内に支持されて、リテーナ内に同軸的に組み付
けられている。また、インフレータは、その先端部から
延出するボルトにて、リテーナの先端側支持部の貫通穴
部を通り延出し、ナットとの締着によりリテーナの当該
先端側支持部内に固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記インフレ
ータ装置では、インフレータをリテーナ内に組み付ける
にあたり、上述のように、リテーナの先端壁に先端側支
持部を形成するために環状突出部を形成する必要があ
る。これは、リテーナに関し、環状突出部の形成という
余分な加工を施さねばならないという不具合を招く。
【0006】また、上述のごとく、先端側及び後端側の
両支持部はカップ状に形成されているから、インフレー
タの先端部及び後端部は、その各外周縁隅角部にて、先
端側及び後端側の両支持部の傾斜状内周面に当接するこ
ととなる。このため、上述のごとく、インフレータをそ
の先端部にてボルトとナットとの締着によりリテーナの
先端側支持部内に固定しても、インフレータ装置の振動
やガス噴射時の反力によって、インフレータの軸がリテ
ーナの先後端両壁の軸に対し傾き易い。その結果、イン
フレータのボルトが折れ曲がったり折損し易いという不
具合が生ずる。
【0007】そこで、本発明は、このようなことに対処
するため、インフレータを支持するリテーナの形状に工
夫を凝らし、リテーナに、余分な加工を施すことなく、
インフレータを常に同軸的にかつ固定的に支持し得るよ
うにしたインフレータ装置及びこのインフレータ装置を
を備える車両用エアバッグ装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1乃至3に記載の発明によれば、インフレー
タをリテーナに収容する際、リテーナの環状後端壁が、
インフレータのボルトに対するナットの締め付けに伴い
インフレータの環状フランジにより押されてリテーナの
先端壁に向けて変形し、インフレータ本体の先端面をリ
テーナの先端壁に内方から一様に当接させると共に環状
フランジを環状後端壁に外方から一様に当接させる。
【0009】これにより、ボルトに対する曲げ応力を伴
うことなく、インフレータ20が、そのインフレータ本
体aにて、リテーナの先端壁と環状フランジとによりし
っかりと支持固定され得る。従って、インフレータ装置
Iを収納したエアバッグ装置を車両に装備した場合、当
該車両の振動がインフレータ装置に作用したり、インフ
レータのガスの噴射反力がインフレータ本体に作用して
も、ボルトが折れ曲がったり折損したりすることがな
い。
【0010】ここで、請求項3に記載の発明によれば、
リテーナの環状後端壁の中空部内周縁に、複数の突起
が、前記環状後端壁の中央内側に向け突出形成されてお
り、これら各突起が、ボルトに対するナットの締め付け
に伴い、環状後端壁に先端壁に向け押すように当接す
る。これによれば、インフレータ本体の先端面をリテー
ナの先端壁内面に一様により一層確実に当接させつつ、
環状後端壁を外方から環状フランジに一様に当接させ
る。
【0011】このため、請求項1、2に記載の発明の作
用効果をより一層確実にし得る。また、請求項4乃至6
に記載の発明によれば、請求項1乃至3に記載の発明の
作用効果を達成し得るようなインフレータ装置の提供が
可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る車両用側突型
エアバッグ装置の一例を示している。このエアバッグ装
置は、ヒンジ型ケーシングCと、このケーシングC内に
収納したインフレータ装置I及びエアバッグBとを備え
ている。
【0013】インフレータ装置Iは、エアバッグBの開
口部に収納されて、ケーシングCの後部に収納されてい
る。このインフレータ装置Iは、図2及び図3にて示す
ごとく、リテーナ10と、インフレータ20とを備えて
いる。リテーナ10は、リテーナ本体10aと、一対の
取り付けボルト10bとにより構成されている。リテー
ナ本体10aは、長手状胴壁11と、先端壁12及び後
端側環状フランジ13とを有するように、金属板材料に
より一体に形成されている(図3参照)。
【0014】ここで、先端壁12は、胴壁11の先端部
からこれにほぼ直角に屈曲して延出しており、この先端
壁12の中央部には、貫通穴部12aが形成されてい
る。なお、図2及び図3において、符号12bは、先端
壁12の外周縁から円弧状に環状フランジ13に向けて
延出するカバー部を示す。一方、環状フランジ13は、
胴壁11の後端部から先端壁12に対向するように屈曲
して延出してなるもので、この環状フランジ13は、そ
の外端面にて、図4にて示すごとく、胴壁11に対する
法線Pに対し所定傾斜角度θだけ先端壁12から外方に
向け離れる方向に傾斜して延出している。
【0015】但し、上記所定傾斜角度θは、後述のごと
くボルト20bに対するワッシャ付きナット20cの締
着により、胴壁11の後端部を基準として環状フランジ
13を先端壁12にほぼ平行となる角度まで変形させ得
る程度の範囲で設定されている。なお、環状フランジ1
3の変形は、この環状フランジ13と胴壁11との連結
部の弾性変形及び塑性変形のいずれによってもよい。
【0016】また、環状フランジ13の外周面は球面
(環状フランジ13の中空部中心軸上に中心を有する)
を当該中空部中心軸に直交する面で輪切りした形状とな
っており、環状フランジ13の中空部外端の径は内端の
径よりも小さくなっている。なお、環状フランジ13と
胴壁11の後端部との連結部は、環状フランジ13を変
形させ易いように、胴壁11の後端部の幅方向両端にて
切り欠き状のぬすみ部11aが形成されている。また、
環状フランジ13の中空部の中心と先端壁12の貫通穴
部12aの内径中心とは、胴壁11に平行な同一線上に
位置している。
【0017】一対の取り付けボルト10bは、その頭部
にて、胴壁11の各貫通穴部に圧入かしめにより固着さ
れており、これら各取り付けボルト10bの首下部は胴
壁11から外方へ延出している。インフレータ20は、
ガスを封入した円筒状インフレータ本体20aと、ボル
ト20bとにより構成されている。
【0018】インフレータ本体20aの先端側外周壁部
には、ガス噴出壁部21が形成されており、インフレー
タ本体20aの先端面22からはボルト20bが同軸的
に延出している。なお、先端面22はインフレータ本体
20aの軸にほぼ直交している。また、インフレータ本
体20aは、その後端部にて、環状フランジ23を備え
ており、この環状フランジ23は、インフレータ本体2
0aと同軸的に位置し、このインフレータ本体20aの
環状フランジ23を除く外周面よりも外方へ環状に突出
形成している。
【0019】ここで、環状フランジ23の外周面は、イ
ンフレータ本体20aの軸上に中心を有する球面を当該
軸に直交する面で輪切りした形状となっており、この環
状フランジ23の外周面の径は、この環状フランジ23
の外端面(インフレータ本体20aの図4にて図示後端
面24と同一面内にある)から先端側に近づく程小さく
なっている。なお、インフレータ本体20aの環状フラ
ンジ23を除く部分の外径はリテーナ10の環状フラン
ジ13の最小内径よりも幾分小さい。
【0020】このように構成した本実施形態において、
インフレータ装置Iは、次のようにして組み立てられ
る。即ち、インフレータ20を、図3にて示すごとく、
リテーナ10の環状フランジ13の後方に位置させる。
このとき、インフレータ20のボルト20bを環状フラ
ンジ13に対向させる。
【0021】このような状態にて、インフレータ20を
その先端部からリテーナ10の環状フランジ13の中空
部内に挿入し、ボルト20bをリテーナ10の先端壁1
2の貫通穴部12aに挿通する。これにより、インフレ
ータ20を、図4にて示す状態にてリテーナ10内に収
容する。このとき、環状フランジ23が、その図4にて
図示上端部にて、環状フランジ13の上端部に外方から
当接し、かつ、ボルト20bが、その首下部にて貫通穴
部12aから外方へ突出している。
【0022】ついで、ボルト20bの首下部に先端壁1
2の外方からナット20cを螺合させて締め付ける。こ
のとき、ボルト20bの軸はほぼ先端壁12の貫通穴部
12aの中心と同一軸上に位置している。このため、ワ
ッシャ付きナット20cのボルト20bに対する締め付
けにより、インフレータ本体20aに対し、その軸方向
に沿う締め付け軸力が加わる。
【0023】この場合、上述のごとく、環状フランジ2
3はその上端部にて環状フランジ13の上端部に当接し
ているのみであるから、インフレータ本体20aに加わ
る上記締め付け軸力が、環状フランジ23の上端部を介
して環状フランジ13の上端部に作用する。このため、
環状フランジ13が環状フランジ23との上記当接部に
てこの環状フランジ23により先端壁12側に向けて押
される。
【0024】従って、環状フランジ13が、胴壁11の
後端部を基準に、上記所定傾斜角度θを減少させるよう
に変形する。この場合、上述のごとく、環状フランジ1
3と胴壁11の後端部との連結部には両ぬすみ部11a
が形成されているから、環状フランジ13を容易に変形
させ得る。上記変形に伴い、図5にて示すように、環状
フランジ13が胴壁11にほぼ直交する位置まで変形し
たとき上記締め付けを停止する。
【0025】これにより、インフレータ20が、そのイ
ンフレータ本体20aにて、リテーナ10の先端壁12
と環状フランジ13とによりしっかりと支持固定され得
る。この場合、インフレータ本体20a及びボルト20
bが、先端壁12の貫通穴部12aの中心及び環状フラ
ンジ13の中空部内径中心を結ぶ線上にて同軸的に支持
される。
【0026】このため、上記締め付け停止までに環状フ
ランジ23が軸方向に移動する量が、インフレータ本体
20aの先端面22がリテーナ10の先端壁12の内面
に当接するまで軸方向に移動する量と一致しておれば、
インフレータ本体20aの先端面22をリテーナ10の
先端壁12内面に一様に密着させると共にインフレータ
本体20aの環状フランジ23を外方からリテーナ10
の環状フランジ13に一様に当接させた状態で、ボルト
20bに何ら曲げ応力を与えることなく、インフレータ
20をリテーナ10に、余分な加工を施すことなく、常
に同軸的にかつ固定的に確実に支持し得る。
【0027】従って、インフレータ装置I及びエアバッ
グBをケーシングCに収納したエアバッグ装置を車両に
装備した場合、当該車両の振動がインフレータ装置Iに
作用すると、インフレータ20がその自重のもと上記振
動により振動することとなる。また、インフレータ20
がガスを噴射すると、このガスの噴射反力がインフレー
タ本体20aに作用することとなる。
【0028】しかし、上述のごとくインフレータ20が
ボルト20bに何ら曲げ応力を与えないようにリテーナ
10に支持されているから、上記振動や噴射反力によっ
て、ボルト20bが折れ曲がったり折損したりすること
がない。その結果、インフレータ装置Iは、その本来の
機能を常に良好に発揮し得る。図6は、上記実施形態の
変形例を示している。
【0029】この変形例では、上記実施形態にて述べた
リテーナ10に代えて、リテーナ10Aが採用されてい
る。このリテーナ10Aは、上記リテーナ10におい
て、環状フランジ13に代えて、環状フランジ13A
を、胴壁11の後端部から環状フランジ13と同様に延
出させた構成を有している。
【0030】環状フランジ13Aは、複数の突起13a
を有している。複数の突起13aは、環状フランジ13
Aの中空部内周面外端から等角度間隔にてそれぞれ延出
しており、これら各突起13aの先端部は、環状フラン
ジ13Aの軸心先端側に向け傾斜して延出している。そ
の他の構成は上記実施形態と同様である。このように構
成した本変形例では、上記実施形態にて述べたインフレ
ータ20をリテーナ10内に挿入してボルト20bにワ
ッシャ付きナット20cを締め付けたと同様に、インフ
レータ20をリテーナ10A内にその後方から挿入した
後ボルト20bにワッシャ付きナット20cを締め付け
る。
【0031】このとき、ボルト20bの軸はほぼ先端壁
12の貫通穴部12aの中心と同一軸上に位置してい
る。このため、ワッシャ付きナット20cのボルト20
bに対する締め付けにより、インフレータ本体20aに
対し、その軸方向に沿う締め付け軸力が加わる。従っ
て、上記実施形態にて述べた環状フランジ13に代え
て、環状フランジ13aが、胴壁11の後端部を基準
に、上記所定傾斜角度θを減少させるように変形する。
上記変形に伴い、環状フランジ13aが胴壁11にほぼ
直交する位置まで変形したとき上記締め付けを停止す
る。
【0032】このとき、環状フランジ13Aには複数の
突起13aが上述のごとく延出形成されているから、こ
れら各突起13aがその各先端にてインフレータ本体2
0aの後端壁24を先端壁12に向けて押すように作用
する。このため、上記締め付け停止時には、インフレー
タ本体20aの先端面22をリテーナ10の先端壁12
内面に一様により一層確実に密着させつつ、インフレー
タ本体20aの環状フランジ23を外方からリテーナ1
0の環状フランジ13に一様に当接させた状態で、ボル
ト20bに何ら曲げ応力を与えることなく、インフレー
タ20をリテーナ10に常に同軸的にかつ固定的に確実
に支持し得る。
【0033】これにより、上記実施形態にて述べた作用
効果をより一層向上させ得る。なお、本発明の実施にあ
たっては、側突型エアバッグ装置に限らず、各種のエア
バッグ装置に本発明を適用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用側突型エアバッグ装置の一
実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のインフレータ装置の斜視図である。
【図3】上記インフレータ装置の分解斜視図である。
【図4】インフレータをリテーナに挿入した状態を示す
断面図である。
【図5】図4の状態にてインフレータのボルトにナット
を締め付けてリテーナの環状後端壁をインフレータのフ
ランジにより図4にて図示矢印方向に変形させた状態を
示す断面図である。
【図6】上記実施形態の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
B…エアバッグ、C…ケーシング、I…インフレータ装
置、10、10A…リテーナ、12…先端壁、13…環
状フランジ、13a…突起、20…インフレータ、20
a…インフレータ本体、20b…ボルト、20c…ナッ
ト、22…先端面、23…環状フランジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉村 清 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(C)と、 このケーシング内に収納したエアバッグ(B)と、 リテーナ(10、10A)と、このリテーナに収容する
    インフレータ(20)とを備え、このインフレータによ
    り前記エアバッグにガスを供給するようにこのエアバッ
    グ内に収納したインフレータ装置(I)とを備えた車両
    用エアバッグ装置であって、 前記リテーナは、先端壁(12)と、この先端壁に対向
    しつつ当該先端壁から離れる方向に傾斜する環状後端壁
    (13、24)とを備えており、 前記インフレータは、環状フランジ(23)を後端部に
    有する円筒状インフレータ本体(20a)と、このイン
    フレータ本体の先端面(22)から同軸的に延出するボ
    ルト(20c)とを備えており、 前記インフレータ本体が、前記環状後端壁を通り前記先
    端壁に向けて挿通されると共に前記ボルトが前記先端壁
    の貫通穴部(12a)を介しナットにより締め付けられ
    ており、 前記環状後端壁が、前記ボルトに対する前記ナットの締
    め付けに伴い前記環状フランジにより押されて前記先端
    壁に向けて変形し、前記インフレータ本体の先端面を前
    記リテーナの先端壁に内方から一様に当接させると共に
    前記環状フランジを前記環状後端壁に外方から一様に当
    接させてなる車両用エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 先端壁(12)と、この先端壁に対向し
    つつ当該先端壁から離れるように傾斜する環状後端壁
    (13、24)とを有するリテーナ(10、10A)
    と、 環状フランジ(23)を後端部に有する円筒状インフレ
    ータ本体(20a)と、このインフレータ本体の先端面
    (22)から同軸的に延出するボルト(20c)とを有
    し、前記リテーナに収容されるインフレータ装置(I)
    を備え、 前記インフレータが、前記インフレータ本体にて、前記
    環状後端壁を通り前記先端壁に向けて挿通されると共
    に、前記ボルトにて、前記先端壁の貫通穴部(12a)
    を介しナットにより締め付けられており、 前記環状後端壁が、前記ボルトに対する前記ナットの締
    め付けに伴い前記環状フランジにより押されて前記先端
    壁に向けて変形し、前記インフレータ本体の先端面を前
    記リテーナの先端壁に内方から一様に当接させると共に
    前記環状フランジを前記環状後端壁に外方から一様に当
    接させてなる車両用エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記環状後端壁の中空部内周縁には、複
    数の突起(13a)が、前記環状後端壁の中央内側に向
    け突出形成されて、前記ボルトに対する前記ナットの締
    め付けに伴い、前記環状後端壁に前記先端壁に向け押す
    ように当接することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の車両用エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 リテーナ(10、10A)と、このリテ
    ーナに収容するインフレータ(20)とを備え、このイ
    ンフレータによりエアバッグ(B)にガスを供給するよ
    うにこのエアバッグ内に収納される車両用エアバッグ装
    置のためのインフレータ装置であって、 前記リテーナは、先端壁(12)と、この先端壁に対向
    しつつ当該先端壁から離れる方向に傾斜する環状後端壁
    (13、24)とを備えており、 前記インフレータは、環状フランジ(23)を後端部に
    有する円筒状インフレータ本体(20a)と、このイン
    フレータ本体の先端面(22)から同軸的に延出するボ
    ルト(20c)とを備えており、 前記インフレータ本体が、前記環状後端壁を通り前記先
    端壁に向けて挿通されると共に前記ボルトが前記先端壁
    の貫通穴部(12a)を介しナットにより締め付けられ
    ており、 前記環状後端壁が、前記ボルトに対する前記ナットの締
    め付けに伴い前記環状フランジにより押されて前記先端
    壁に向けて変形し、前記インフレータ本体の先端面を前
    記リテーナの先端壁に内方から一様に当接させると共に
    前記環状フランジを前記環状後端壁に外方から一様に当
    接させてなる車両用エアバッグ装置のためのインフレー
    タ装置。
  5. 【請求項5】 先端壁(12)と、この先端壁に対向し
    つつ当該先端壁から離れるように傾斜する環状後端壁
    (13、24)とを有するリテーナ(10、10A)
    と、 環状フランジ(23)を後端部に有する円筒状インフレ
    ータ本体(20a)と、このインフレータ本体の先端面
    (22)から同軸的に延出するボルト(20c)とを有
    し、前記リテーナに収容される車両用エアバッグ装置の
    ためのインフレータ装置であって、 前記インフレータが、前記インフレータ本体にて、前記
    環状後端壁を通り前記先端壁に向けて挿通されると共
    に、前記ボルトにて、前記先端壁の貫通穴部(12a)
    を介しナットにより締め付けられており、 前記環状後端壁が、前記ボルトに対する前記ナットの締
    め付けに伴い前記環状フランジにより押されて前記先端
    壁に向けて変形し、前記インフレータ本体の先端面を前
    記リテーナの先端壁に内方から一様に当接させると共に
    前記環状フランジを前記環状後端壁に外方から一様に当
    接させてなる車両用エアバッグ装置のためのインフレー
    タ装置。
  6. 【請求項6】 前記環状後端壁の中空部内周縁には、複
    数の突起(13a)が、前記環状後端壁の中央内側に向
    け突出形成されて、前記前記ボルトに対する前記ナット
    の締め付けに伴い、前記環状後端壁に前記先端壁に向け
    押すように当接することを特徴とする請求項4又は5に
    記載の車両用エアバッグ装置のためのインフレータ装
    置。
JP9021734A 1996-07-24 1997-02-04 車両用エアバッグ装置及びそのインフレータ装置 Pending JPH10217898A (ja)

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