JPH10217036A - 半導体結晶棒の切断装置及び切断方法 - Google Patents

半導体結晶棒の切断装置及び切断方法

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JPH10217036A
JPH10217036A JP9028262A JP2826297A JPH10217036A JP H10217036 A JPH10217036 A JP H10217036A JP 9028262 A JP9028262 A JP 9028262A JP 2826297 A JP2826297 A JP 2826297A JP H10217036 A JPH10217036 A JP H10217036A
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JP
Japan
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semiconductor crystal
crystal rod
cutting
cut
insulating oil
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JP9028262A
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Ryoichi Hayashi
良一 林
Masanori Hashimoto
正則 橋本
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Sumco Techxiv Corp
Original Assignee
Sumco Techxiv Corp
Komatsu Electronic Metals Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D5/00Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
    • B28D5/04Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools
    • B28D5/045Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools by cutting with wires or closed-loop blades

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の半導体結晶棒を、迅速、かつ、安価に
切断することができる半導体結晶棒の切断装置及び切断
方法を提供する。 【解決手段】 ワイヤ供給・巻き上げ器2、3とワイヤ
張力調整器4、5とを介して平行に張架した複数本のワ
イヤ6と、昇降装置7により上下動する昇降テーブル9
上に送りテーブル10を介して固定した半導体結晶棒1
2とを高絶縁性オイル15に浸漬し、ワイヤ6と半導体
結晶棒12との間で放電させて切断する。半導体結晶棒
12の抵抗率が1Ω・cmを超える場合は、密閉容器1
内の空間に使用済み不活性ガスを充填した後、高絶縁性
オイル15をヒータ16により加熱し、その温度を15
0℃以上に保持することにより、半導体結晶棒12の抵
抗率を低下させて切断する。使用済み不活性ガスは、高
絶縁性オイル15の発火による火災を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体結晶棒の切
断装置及び切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】単結晶シリコンや多結晶シリコンのイン
ゴットあるいは化合物半導体のインゴット(以下半導体
結晶棒という)を切断してウェーハあるいはブロックに
加工する方法として、一般的に、ドーナツ状薄板の内周
にダイヤモンド等の砥粒をボンディングした内周刃砥石
を使用する方法や、薄いリング状の帯鋼にダイヤモンド
等の砥粒をボンディングしたエンドレスバンドソーを用
いる方法、あるいは細いピアノ線を連続的に移動させな
がら遊離砥粒によって切断するワイヤソー切断法が利用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内周刃やエンドレスバ
ンドソーによる切断方法では、ダイヤモンド等の砥粒を
ボンディングした薄板を使うため、半導体結晶棒を0.
2mm以下の厚さにスライスすることが難しく、また、
ウェーハの外周が欠けやすいという欠点がある。ワイヤ
ソーを使う方法は、ピアノ線が細くなった場合に定期的
に交換する必要があり、かつ、油性の切削砥粒を使用す
るため、廃液処理やウェーハに付着した油性砥粒を洗浄
するために多大の時間と費用とを必要としている。
【0004】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたもので、単結晶シリコンインゴットをはじめとする
各種の半導体結晶棒を、迅速、かつ、安価に切断するこ
とができる半導体結晶棒の切断装置及び切断方法を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体結晶棒切断装置は、平行に張架
した複数本のワイヤと、これらのワイヤの中心線方向に
沿って連続的にワイヤを移動させる手段と、前記ワイヤ
に電流を供給する手段と、前記ワイヤ及び切断対象の半
導体結晶棒を浸漬する高絶縁性オイルの加熱手段と、前
記半導体結晶棒を保持して垂直方向及び水平方向に移動
させる手段と、これらの手段を収納する密閉容器と、前
記密閉容器に注入した高絶縁性オイルの上方に形成され
る空間に充填する不活性ガスの供給ならびに排出手段
と、高絶縁性オイルの供給ならびに排出手段とを備えて
いることを特徴としている。本発明の半導体結晶棒切断
装置は、放電加工技術を利用した切断装置である。電流
供給手段により電流を供給された複数本のワイヤをワイ
ヤの中心線方向に沿って移動させ、半導体結晶棒を保持
して上下方向に移動させることによって切断するもので
あるから、従来の内周刃式切断機やエンドレスバンドソ
ー切断機のように砥粒や切削水の供給装置が不要であ
る。また、密閉容器に注入した高絶縁性オイルの上方空
間に不活性ガスを充填させ、加熱手段により高絶縁性オ
イルを昇温させることが可能である。
【0006】本発明に係る半導体結晶棒切断方法は、張
架されたワイヤに電流を供給し、通電することにより半
導体結晶棒を放電切断することを特徴としている。放電
加工技術を利用した切断は、導電性のある金属棒の場合
には従来より適用されていたものであるが、半導体の場
合には常温では絶縁性を帯びるため切断は困難であると
考えられていたが、本発明者らが実験を行ったところ、
室温であっても切断が可能であり、切断時の変色はある
ものの極めて表層部のみに汚染がとどまることからこの
技術が有用であることを見いだしたものである。また、
特に、室温であっても半導体結晶棒の抵抗率が低い場合
には良い状態で切断することができる。
【0007】また、本発明に係る半導体結晶棒切断方法
は、半導体結晶棒を室温以上に加温し切断することを特
徴としている。室温以上に加温すると、切断する半導体
結晶棒の抵抗率が下がり、半導体結晶棒とワイヤとの間
に切断に十分な電流を流すことができる。これにより、
半導体結晶棒を加熱して抵抗率を下げた状態で切断する
と良い状態で切断することができる。
【0008】また、不活性ガス雰囲気中で切断すること
を特徴としている。これにより、切断時の酸化膜の形成
が少なくなり、変色も極めて少なくなり、極く表層部の
みに汚染がとどめることができる。
【0009】また、本発明に係る半導体結晶棒切断方法
は、密閉容器に注入した高絶縁性オイルの上方空間に、
不活性ガスを充填し、高絶縁性オイルに浸漬したワイヤ
と半導体結晶棒との間で放電させて半導体結晶棒を切断
する切断方法であって、前記高絶縁性オイルを加熱して
その温度を150℃以上に保持し、半導体結晶棒の抵抗
率を低下させた状態で切断することを特徴としている。
容器内に注入した高絶縁性オイル中でワイヤと半導体結
晶棒との間で放電を起こさせると、半導体結晶棒は容易
に切断される。しかし、半導体結晶棒の抵抗率が高い場
合、ワイヤと半導体結晶棒との間で放電が起こりにく
い。そこで、高絶縁性オイルを加熱して150℃以上に
保持すると、半導体結晶棒の抵抗率が低下して放電が起
こりやすくなるため、工業的に必要とされる適切な切断
速度を維持して切断することができる。また、抵抗率の
高い半導体結晶棒を切断する際には、密閉容器に注入し
た高絶縁性オイルの上方空間に、不活性ガスを充填して
切断することにより、抵抗率の高い半導体結晶棒を切断
する場合は、半導体結晶棒の抵抗率を下げるために高絶
縁性オイルを加熱して150℃以上の温度に保持する
が、密閉容器内に空気または酸素等が存在すると高絶縁
性オイルが発火するおそれがある。そこで、密閉容器内
の空間にアルゴン等の不活性ガスを充填しておくことに
より、高絶縁性オイルの発火を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態及び実施例】次に、本発明に係る半
導体結晶棒の切断装置及び切断方法の実施例について図
面を参照して説明する。図1は、半導体結晶棒切断装置
の概略構成を模式的に示す縦断面図で、半導体結晶棒を
切断中の状態を示している。同図において、密閉容器1
は容器本体1aとカバー1bとからなり、容器本体1a
内の上部には1対のワイヤ供給・巻き上げ器2、3が設
置され、その下方に1対のワイヤ張力調整器4、5が設
置されている。Cuからなる複数本のワイヤ6は、一端
をワイヤ供給・巻き上げ器2に固着された上、ワイヤ供
給・巻き上げ器2に巻きつけられ、他端はワイヤ張力調
整器4、5を介してワイヤ供給・巻き上げ器3に巻きつ
けられた上、ワイヤ供給・巻き上げ器3に固着されてい
る。前記ワイヤ6は、ワイヤ張力調整器4、5により所
定の引張力で、かつ、所定の厚さのウェーハが得られる
ような間隔を保って水平面内で互いに平行に張架されて
いる。
【0011】密閉容器1の下方には昇降装置7が設置さ
れ、昇降装置7によって上下動する昇降軸8は容器本体
1aの底部を貫通して内部に至っている。この昇降軸8
の上端に昇降テーブル9が取着され、昇降テーブル9の
上にはワイヤ6と直交する方向に水平移動が可能な送り
テーブル10が取着されている。前記送りテーブル10
上にスライスベース11を介して固定された半導体結晶
棒12は、昇降テーブル9と送りテーブル10とによっ
て垂直方向及び水平方向に移動可能である。また、前記
ワイヤ張力調整器4と昇降軸8の中心線との中間位置及
びワイヤ張力調整器5と昇降軸8の中心線との中間位置
には、各ワイヤ6にそれぞれ独立に電流を供給する電極
13、14が各ワイヤ6に当接して設けられている。こ
れらの電極13、14と送りテーブル10とは図示しな
い電流制御回路を介して接続され、各電流制御回路は図
示しない中央制御回路に接続されている。電極13また
は電極14に供給される電流値は中央制御回路によって
制御される。
【0012】容器本体1aの底部には、容器本体1aに
注入した高絶縁性オイル15を加熱するヒータ16が設
けられている。密閉容器1の外部には、高絶縁性オイル
を貯留する油タンク17と不活性ガスを貯留するボンベ
18とが設置されている。前記油タンク17は管路1
9、20を介して容器本体1aに接続し、管路19また
は管路20の任意の位置に濾過装置(図示せず)が設け
られている。容器本体1aは管路21を介してボンベ1
8に接続され、管路22を介して廃棄ガス用タンク(図
示せず)に接続されている。ボンベ18内の不活性ガス
は、CZ法もしくはFZ法による半導体単結晶製造装置
で使用済みのアルゴン等を再利用すればよく、高純度の
不活性ガスを必要としない。
【0013】上記半導体結晶棒切断装置を用いた半導体
結晶棒の切断方法について説明する。まず、切断対象の
半導体結晶棒12にスライスベース11を貼着する。ス
ライスベース11は平板または上面に円弧状の凹面を備
えた板で、カーボンからなる。スライスベース11は、
オリフラを有する半導体結晶棒の場合はオリフラに、オ
リフラを設けていない場合は結晶方位に基づいて半導体
結晶棒の外周面の所定位置に貼着する。
【0014】次に、昇降装置7を駆動して昇降テーブル
9を最低位置に下降させ、半導体結晶棒12を貼着した
スライスベース11を送りテーブル10上に固定する。
このとき、半導体結晶棒12の軸心がワイヤ6の中心線
に対して直交するように固定するが、結晶方位によって
は半導体結晶棒12の軸心をワイヤ6の中心線に直交さ
せないこともある。半導体結晶棒12をスライスベース
11とともに送りテーブル10上に固定した後、容器本
体1a内に油タンク17から高絶縁性オイル15を注入
する。高絶縁性オイル15は、半導体結晶棒12が最高
位置まで上昇したとき液面から露出しない位置まで注入
するものとする。その後、容器本体1aにカバー1bを
取り付けて密閉する。
【0015】切断する半導体結晶棒の抵抗率が1Ω・c
mを超える場合、常温では半導体結晶棒とワイヤとの間
に切断に十分な電流を流すことができない。そこで、半
導体結晶棒を加熱して抵抗率を下げた状態で切断する。
半導体結晶棒12の加熱に先立ち、密閉容器1に注入し
た高絶縁性オイル15の上方に形成された空間に、ボン
ベ18から管路21を介して不活性ガスを注入する。前
記空間に存在する空気は管路22から排出され、排出終
了後管路22を閉鎖する。密閉容器1内の空間に不活性
ガスを充填した後、ヒータ16により高絶縁性オイル1
5を加熱して150℃以上に保持する。
【0016】半導体結晶棒11の切断に当たり、ワイヤ
供給・巻き上げ器3に連結されたモータ(図示せず)を
駆動し、ワイヤ供給・巻き上げ器2に巻き付けられた複
数本のワイヤ6をワイヤ張力調整器4、5を介してワイ
ヤ供給・巻き上げ器3に巻き取る。これと同時に電極1
3に所定の電流値で通電し、昇降装置7を駆動して昇降
テーブル9を徐々に上昇させる。これにより、半導体結
晶棒12がワイヤ6に近接して半導体結晶棒12とワイ
ヤ6との間で放電が起こり、半導体結晶棒12が切断さ
れる。加熱により半導体結晶棒12の抵抗率が低下して
いるため、工業的に必要な切断速度を得ることができ
る。
【0017】そして、スライスベース11の厚さのなか
ばまで切断した後、昇降テーブル9とともに半導体結晶
棒12を下降させ、送りテーブル10を駆動して半導体
結晶棒12を所定のスライス寸法だけ水平移動させた
後、次の切断作業に入る。スライスベース11の厚さの
なかばまで切断することにより、半導体結晶棒12の切
り終わり部分の欠損が防止される。なお、ワイヤ6の大
部分がワイヤ供給・巻き上げ器3に巻き取られた場合
は、ワイヤ供給・巻き上げ器2に連結されたモータ(図
示せず)を駆動し、ワイヤ供給・巻き上げ器3に巻き付
けられた複数本のワイヤ6をワイヤ張力調整器5、4を
介してワイヤ供給・巻き上げ器2に巻き取りつつ切断を
行う。この場合は電極14に通電する。
【0018】所定の切断が終了したら、昇降テーブル9
とともに半導体結晶棒12を下降させるとともに、ヒー
タ16への通電を停止し、高絶縁性オイル15を冷却す
る。次いで、管路22を介して不活性ガスを図示しない
廃棄ガス用タンクに排出し、管路20を介して高絶縁性
オイル15を油タンク17に戻す。その後、カバー1b
を外し、半導体結晶棒12とスライスベース11とを取
り出す。最後に、スライスされた半導体ウェーハをスラ
イスベース11から分離する。
【0019】切断する半導体結晶棒の抵抗率が1Ω・c
m以下の場合は、半導体結晶棒を加熱しなくてもワイヤ
との間に切断に十分な電流を流すことができる。従っ
て、半導体結晶棒12をスライスベース11とともに送
りテーブル10上に固定した後、容器本体1a内に高絶
縁性オイル15を注入し、容器本体1aにカバー1bを
取り付けて密閉したら直ちに切断を開始する。切断手順
は抵抗率が1Ω・cmを超える半導体結晶棒の場合と同
一である。カバー1bを取り付けず、容器本体1aの上
面を開放して切断してもよい。
【0020】本実施例では絶縁流体として高絶縁性オイ
ルを使用したが、これに限るものではなく、半導体結晶
棒の抵抗率が1Ω・cm以下の場合は密閉容器1内に乾
燥空気、アルゴン等の不活性ガスを充填してもよい。不
活性ガス中で切断した場合には、切断時の酸化膜の形成
が少なくなり、変色も極めて少なくなり、極く表層部の
みに汚染がとどめることができる。
【0021】本発明の切断方法を用いて抵抗率が1Ω・
cm以下の半導体結晶棒を切断する場合、その切断速度
は約30mm/分である。切断時に砥粒を使用しないた
め、カーフロスはワイヤソーの場合より少ない。また、
本発明の切断方法を用いて得られたウェーハの切断面に
対して2次イオン質量分析計で不純物分析を行った結
果、外周面から0.4μm以上の深さではCuが検出さ
れなかった。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
結晶シリコンインゴットをはじめとする各種半導体結晶
棒の切断に放電加工技術を利用したので、これらの半導
体結晶棒を迅速、かつ、安価に切断することができる。
特に、放電による切断が困難な抵抗率の高い半導体結晶
棒の切断に際しては、半導体結晶棒を浸漬する高絶縁性
オイルの上方に形成される空間に不活性ガスを充填した
上、高絶縁性オイルを加熱し、半導体結晶棒の抵抗率を
下げた状態で切断することにしたので、切断が容易にな
るとともに、高絶縁性オイルの着火、燃焼が防止され
る。更に、前記不活性ガスは使用済みのガスを再利用す
るため、切断コストの低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体結晶棒切断装置の概略構成を示す模式的
縦断面図である。
【符号の説明】
1…密閉容器、2,3…ワイヤ供給・巻き上げ器、4,
5…ワイヤ張力調整器、6…ワイヤ、7…昇降装置、9
…昇降テーブル、10…送りテーブル、12…半導体結
晶棒、13,14…電極、15…高絶縁性オイル、16
…ヒータ、17…油タンク、18…ボンベ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に張架した複数本のワイヤと、これ
    らのワイヤの中心線方向に沿って連続的にワイヤを移動
    させる手段と、前記ワイヤに電流を供給する手段と、前
    記ワイヤ及び切断対象の半導体結晶棒を浸漬する高絶縁
    性オイルの加熱手段と、前記半導体結晶棒を保持して垂
    直方向及び水平方向に移動させる手段と、これらの手段
    を収納する密閉容器と、前記密閉容器に注入した高絶縁
    性オイルの上方に形成される空間に充填する不活性ガス
    の供給ならびに排出手段と、高絶縁性オイルの供給なら
    びに排出手段とを備えていることを特徴とする半導体結
    晶棒切断装置。
  2. 【請求項2】 張架されたワイヤに電流を供給し、通電
    することにより半導体結晶棒を放電切断することを特徴
    とする半導体結晶棒切断方法。
  3. 【請求項3】 半導体結晶棒を室温以上に加温し切断す
    ることを特徴とする請求項2記載の半導体結晶棒切断方
    法。
  4. 【請求項4】 不活性ガス雰囲気中で切断することを特
    徴とする請求項2あるいは請求項3記載の半導体結晶棒
    切断方法。
  5. 【請求項5】 密閉容器に注入した高絶縁性オイルの上
    方空間に、不活性ガスを充填し、高絶縁性オイルに浸漬
    したワイヤと半導体結晶棒との間で放電させて半導体結
    晶棒を切断する切断方法であって、前記高絶縁性オイル
    を加熱してその温度を150℃以上に保持し、半導体結
    晶棒の抵抗率を低下させた状態で切断することを特徴と
    する請求項2から請求項4記載のいずれかの半導体結晶
    棒切断方法。
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