JPH102160A - エレベーターの窓付扉 - Google Patents

エレベーターの窓付扉

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JPH102160A
JPH102160A JP15364596A JP15364596A JPH102160A JP H102160 A JPH102160 A JP H102160A JP 15364596 A JP15364596 A JP 15364596A JP 15364596 A JP15364596 A JP 15364596A JP H102160 A JPH102160 A JP H102160A
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door plate
window glass
hole
door
edge
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Kazuo Ito
和男 伊藤
Nobuki Sakakibara
信樹 榊原
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉板の貫通孔部端面が露出せず煩雑な手数を
要せずに容易に製作できて美観のよいエレベーターの窓
付扉を得る。 【解決手段】 扉板1に貫通孔部2を設け、窓ガラス9
を扉板1の裏側に配置し嵌合部10を貫通孔部2に嵌合
して貫通孔部2の端面を覆う。また、窓ガラス9の表面
を扉板1の表面位置に配置し、保持手段12により窓ガ
ラス9の貫通孔部2に対する前後方向位置を所定位置に
保持する。これによって、窓ガラス9の嵌合部10によ
って貫通孔部2の端面を覆い、扉板1の表側から貫通孔
部2の端面が見えないようにする。このため、貫通孔部
2端面の仕上げを要せず、少ない手数で美観がよく安価
に製作することができて生産性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、扉板の貫通孔部
に窓ガラスが装備されたエレベーターの窓付扉に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11及び図12は、従来のエレベータ
ーの窓付扉を示す図で、図11は裏面の要部斜視図、図
12は図11のA−A線断面拡大図である。1は両側の
側縁部がそれぞれ裏面側へ屈折された扉板、2は扉板1
に設けられた貫通孔部、3は扉板1の裏面に装着されて
貫通孔部2の下縁部近くに配置された水平補強材、4は
扉板1の裏側に貫通孔部2を覆って配置されて下端が水
平補強材3に支持された窓ガラスである。
【0003】5は扉板1の裏面に設けられた保持材で、
窓ガラス4の両側の側縁部にそれぞれ配置されると共
に、一側が扉板1の裏面に対面し他側は窓ガラス4の側
縁部に重合して配置されている。6は扉板1の裏面に立
設されて対向した保持材5に挿通されたねじ棒とこのね
じ棒にねじ込まれたナットからなる締結具、7は窓ガラ
ス4と保持材5との重合部の相互間に介装された押えゴ
ムである。
【0004】従来のエレベーターの窓付扉は上記のよう
に構成され、扉板1の貫通孔部2を覆って窓ガラス4が
配置され、締結具6によって保持材5、押えゴム7を介
して窓ガラス4を所定位置に保持するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの窓付扉において、扉板1の貫通孔部2の端
面が扉板1の表側から見えるため、貫通孔部2端面が手
作業によって美麗に仕上げられる。このため、煩雑な手
数が掛かるという問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、扉板の貫通孔部端面が露出しな
いエレベーターの窓付扉を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターの窓付扉においては、貫通孔部を有する扉板と、扉
板の裏側に配置されて貫通孔部に嵌合し貫通孔部の端面
を覆う嵌合部が形成され、表面が扉板の表面位置に配置
された窓ガラスと、扉板の裏側に設けられて窓ガラスの
貫通孔部に対する前後方向位置を所定位置に保持する保
持手段とが設けられる。
【0008】また、この発明に係るエレベーターの窓付
扉においては、貫通孔部の端面に形成されて扉板の表側
が貫通孔部の中心寄りに傾斜した斜面、貫通孔部に嵌合
された窓ガラスの嵌合部、一側が窓ガラスの縁部に他側
が扉板の裏面に配置された保持材及びこの保持材を扉板
に締結する締結具によって構成された保持手段が設けら
れる。
【0009】また、この発明に係るエレベーターの窓付
扉においては、貫通孔部の縁部に形成されて扉板の縁部
が切り曲げされて裏面側へ屈折され扉板の裏側寄りが貫
通孔部の外側方向に傾斜した斜面、貫通孔部に嵌合され
た窓ガラスの嵌合部、一側が窓ガラスの縁部に他側が斜
面の縁部に配置された保持材及びこの保持材を斜面に締
結する締結具によって構成された保持手段が設けられ
る。
【0010】また、この発明に係るエレベーターの窓付
扉においては、扉板の表側に設けられた凹所に嵌合状態
に窓ガラスを配置すると共に凹所に形成された貫通孔部
を覆って配置し、この窓ガラスの端面に設けられて表面
側から裏面側へ広がる方向に傾斜した斜面、凹所側面と
窓ガラス斜面の間に介装されて窓ガラスの斜面に対応し
た斜面を有する押え金具及び凹所底面に扉板裏面側から
挿通されて押え金具にねじ込まれた締結具によって構成
された保持手段が設けられる。
【0011】また、この発明に係るエレベーターの窓付
扉においては、扉板の貫通孔部に嵌合された窓ガラスの
両側の端面にそれぞれ設けられた係止溝、上記扉板の裏
側に設けられて中央部に上方に開口して縁部が窓ガラス
の係止溝にそれぞれ嵌合したU字状の保持部を有する保
持材及びこの保持材を扉板に締結する締結具によって構
成された保持手段が設けられる。
【0012】また、この発明に係るエレベーターの窓付
扉においては、扉板の裏側に配置された窓ガラスの周縁
部表面側に設けられて後退した段差によって形成されて
扉板の貫通孔部に嵌合された嵌合部、一側が窓ガラスの
縁部に他側が扉板の裏面に配置された保持材及びこの保
持材を扉板に締結する締結具によって構成された保持手
段が設けられる。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1及び図2は、この発明の実施の形態
の一例を示す図で、図1は裏面の要部斜視図、図2は図
1のB−B線断面拡大図である。図において、1は両側
の側縁部がそれぞれ裏面側へ屈折された扉板、2は扉板
1に設けられた貫通孔部で、端面が扉板1の表側が貫通
孔部2の中心寄りに傾斜した斜面8によって形成されて
いる。9は窓ガラスで、扉板1の裏側に貫通孔部2を覆
って配置されている。
【0014】10は窓ガラス9の扉板1側端面に形成さ
れた嵌合部で、貫通孔部2の斜面8に対応した斜面によ
って構成されている。5は扉板1の裏面に設けられた保
持材で、窓ガラス9の両側の側縁部にそれぞれ配置され
ると共に、一側が扉板1の裏面に対面し他側は窓ガラス
9の側縁部に重合して配置されている。6は扉板1の裏
面に立設されて対向した保持材5に挿通されたねじ棒と
このねじ棒にねじ込まれたナットからなる締結具であ
る。
【0015】11は扉板1裏面の貫通孔部2縁部、保持
材5、窓ガラス9の側部端面との間に配置されて窓ガラ
ス9の嵌合部10に対向して設けられた押えゴムであ
る。12は保持手段で、扉板1貫通孔部2縁部の斜面
8、貫通孔部2に嵌合された窓ガラス9の嵌合部10、
保持材5及び締結具6によって構成されて窓ガラス9の
貫通孔部2に対する前後方向位置を所定位置に保持す
る。
【0016】上記のように構成されたエレベーターの窓
付扉において、窓ガラス9の嵌合部10が扉板1の貫通
孔部2に嵌合され、貫通孔部2を覆って配置される。こ
れと共に、保持材5により窓ガラス9が嵌合部10を介
して貫通孔部2の斜面8に押圧される。この状態におい
て、保持手段12により窓ガラス9の貫通孔部2に対す
る前後方向位置が所定位置に保持され、また窓ガラス9
の表面が扉板1の表面と一致した位置に配置される。
【0017】また、窓ガラス9の表面が扉板1の表面と
一致した状態では、貫通孔部2の端面、すなわち斜面8
が嵌合部10によって覆われて扉板1の表側から見える
ことはない。したがって、貫通孔部2の端面を手作業に
よって美麗に仕上げる必要がなく、少ない手数により安
価に製作できると共に美観を呈するエレベーターの窓付
扉を得ることができ生産性を向上することができる。
【0018】また、窓ガラス9の表面が扉板1の表面と
一致した状態では、貫通孔部2の端面に塵埃が溜まるこ
とがなく美観を保つことができる。また、貫通孔部2に
窓ガラス9の嵌合部10が嵌合されるので、窓ガラス9
の位置決めが容易にでき、また窓ガラス9の下端を支持
する部材が不要になって生産性を向上することができ
る。
【0019】実施の形態2.図3及び図4は、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図3は裏面の要部
斜視図、図4は図3のC−C線断面拡大図である。図に
おいて、図1及び図2と同符号は相当部分を示し、13
は貫通孔部2の側縁部に形成された斜面で、貫通孔部2
の側縁部における扉板1がそれぞれ切り曲げされて裏面
側へ屈折されて扉板1の裏側寄りが貫通孔部2の外側方
向に傾斜している。9は窓ガラスで、扉板1の裏側に貫
通孔部2を覆って配置されている。
【0020】10は窓ガラス9の扉板1側端面に形成さ
れた嵌合部で、貫通孔部2の斜面13に対応した斜面に
よって構成されている。14は扉板1の裏面側に設けら
れた保持材で、一側が窓ガラス9の両側の側縁部にそれ
ぞれ配置されると共に、他側は斜面13に重合して配置
されている。15は保持材14に挿通されて斜面13に
ねじ込まれた取付ねじからなる締結具である。
【0021】16は保持手段で、扉板1貫通開口部2縁
部の斜面13、貫通孔部2に嵌合された窓ガラス9の嵌
合部10、保持材14及び締結具15によって構成され
て窓ガラス9の貫通孔部2に対する前後方向位置を所定
位置に保持する。
【0022】上記のように構成されたエレベーターの窓
付扉において、窓ガラス9の嵌合部10が扉板1の貫通
孔部2に嵌合され、また保持手段16により窓ガラス9
の貫通孔部2に対する前後方向位置が所定位置に保持さ
れ、斜面13が扉板1の嵌合部10によって覆われる。
したがって、詳細な説明を省略するが図3及び図4の実
施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な
作用が得られる。
【0023】実施の形態3.図5及び図6も、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図5は裏面の要部
斜視図、図6は図5のD−D線断面拡大図である。図に
おいて、図1及び図2と同符号は相当部分を示し、17
は扉板1の表面から裏面側へ凹設された凹所で、中央部
に貫通孔部2が設けられている。9は窓ガラスで、扉板
1の表側に設けられて凹所17内に嵌合されて、嵌合部
10には表面側から裏面側へ広がる方向に傾斜した斜面
18が形成されている。
【0024】19は凹所17内面と窓ガラス9の嵌合部
10外面の間に介装された押え金具で、横断面が溝形に
形成されて、溝形の一方の開口端は凹所17の扉板1表
面寄り縁部に配置され、また溝形の底部外面は窓ガラス
9の斜面18に対応した傾斜面に形成され、また溝形の
他方の開口端は凹所17の引退隅部に配置されている。
20はゴム製のパッキングで、窓ガラス9と凹所17底
面の間及び窓ガラス9と押え金具19傾斜面の間に介装
されている。
【0025】21は凹所17底面に挿通されて押え金具
19の凹所17引退隅部側にねじ込まれた取付ねじから
なる締結具である。22は保持手段で、扉板1の凹所1
7、凹所17内に配置された窓ガラス9の嵌合部10、
押え金具19傾斜面及び締結具21によって構成されて
窓ガラス9の貫通孔部2に対する前後方向位置を所定位
置に保持する。
【0026】上記のように構成されたエレベーターの窓
付扉において、窓ガラス9の嵌合部10が扉板1の凹所
17に嵌合され、また保持手段22により窓ガラス9の
貫通孔部2に対する前後方向位置が所定位置に保持さ
れ、貫通孔部2の端面が窓ガラス9によって覆われ、ま
た凹所17縁部が押え金具19によって覆われる。した
がって、詳細な説明を省略するが図5及び図6の実施の
形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用
が得られる。
【0027】実施の形態4.図7及び図8も、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図7は裏面の要部
斜視図、図8は図7のE−E線断面拡大図である。図に
おいて、図1及び図2と同符号は相当部分を示し、23
は窓ガラスで、表面側の嵌合部10が貫通孔部2に嵌合
されて扉板1の裏面側へ突出して設けられ、この突出部
側面の両側にそれぞれ係止溝24が設けられている。
【0028】25は保持材で、中央部に上方に開口して
縁部が窓ガラス23の両側の係止溝24にそれぞれ嵌合
するU字状の保持部26が設けられ、また幅方向の縁部
は屈曲されて後退し扉板1の裏側の屈折部に重合されて
いる。27は保持材25の扉板1裏側の屈折部に重合し
た縁部を扉板1裏側に締結した取付ねじからなる締結具
てある。
【0029】28は保持手段で、窓ガラス23の係止溝
24、保持材25の保持部26及び締結具27によって
構成されて窓ガラス23の貫通孔部2に対する前後方向
位置を所定位置に保持する。
【0030】上記のように構成されたエレベーターの窓
付扉において、窓ガラス23の嵌合部10が扉板1の貫
通孔部2に嵌合され、また保持手段28により窓ガラス
23の貫通孔部2に対する前後方向位置が所定位置に保
持されて、貫通孔部2の端面が窓ガラス23によって覆
われる。したがって、詳細な説明を省略するが図7及び
図8の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態
と同様な作用が得られる。
【0031】実施の形態5.図9及び図10も、この発
明の他の実施の形態の一例を示す図で、図9は裏面の要
部斜視図、図10は図9のF−F線断面拡大図である。
図において、図1及び図2と同符号は相当部分を示し、
29は窓ガラスで、周縁部の表面側に後退した段差が形
成されることによって嵌合部10が構成されて、この嵌
合部10が貫通孔部2に嵌合されて扉板1の裏面側へ突
出して設けられている。
【0032】30は保持手段で、扉板1の貫通孔部2、
貫通孔部2に嵌合された窓ガラス29の嵌合部10、保
持材5及び締結具6によって構成されて窓ガラス29の
貫通孔部2に対する前後方向位置を所定位置に保持す
る。
【0033】上記のように構成されたエレベーターの窓
付扉において、窓ガラス29の嵌合部10が扉板1の貫
通孔部2に嵌合され、また保持手段30により窓ガラス
29の貫通孔部2に対する前後方向位置が所定位置に保
持されて、貫通孔部2の端面が窓ガラス29の嵌合部1
0によって覆われる。したがって、詳細な説明を省略す
るが図9及び図10の実施の形態においても図1及び図
2の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0034】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、貫通孔
部を有する扉板と、扉板の裏側に配置されて貫通孔部に
嵌合し貫通孔部の端面を覆う嵌合部が形成され、表面が
扉板の表面位置に配置された窓ガラスと、扉板の裏側に
設けられて窓ガラスの貫通孔部に対する前後方向位置を
所定位置に保持する保持手段とを設けたものである。
【0035】これによって、窓ガラスの嵌合部が扉板の
貫通孔部に嵌合されて貫通孔部を覆って配置される。そ
して、保持手段により窓ガラスの貫通孔部に対する前後
方向位置が所定位置に保持されて窓ガラスの表面が扉板
の表面位置に配置される。したがって、貫通孔部の端面
が窓ガラスの嵌合部によって覆われて扉板の表側から見
えることはなく、貫通孔部端面の仕上げを要せず少ない
手数で美観がよく安価に製作でき生産性を向上する効果
がある。
【0036】また、この発明は以上説明したように、貫
通孔部の端面に形成されて扉板の表側が貫通孔部の中心
寄りに傾斜した斜面、貫通孔部に嵌合された窓ガラスの
嵌合部、一側が窓ガラスの縁部に他側が扉板の裏面に配
置された保持材及びこの保持材を扉板に締結する締結具
によって構成された保持手段を設けたものである。
【0037】これによって、窓ガラスの嵌合部が扉板の
貫通孔部に嵌合されて貫通孔部を覆って配置される。そ
して、保持手段により窓ガラスの貫通孔部に対する前後
方向位置が所定位置に保持されて窓ガラスの表面が扉板
の表面位置に配置される。したがって、貫通孔部の斜面
からなる端面が窓ガラスの嵌合部によって覆われて扉板
の表側から見えることはなく、貫通孔部端面の仕上げを
要せず少ない手数で美観がよく安価に製作でき生産性を
向上する効果がある。
【0038】また、この発明は以上説明したように、貫
通孔部の縁部に形成されて扉板の縁部が切り曲げされて
裏面側へ屈折され扉板の裏側寄りが貫通孔部の外側方向
に傾斜した斜面、貫通孔部に嵌合された窓ガラスの嵌合
部、一側が窓ガラスの縁部に他側が斜面の縁部に配置さ
れた保持材及びこの保持材を斜面に締結する締結具によ
って構成された保持手段を設けたものである。
【0039】これによって、窓ガラスの嵌合部が扉板の
貫通孔部に嵌合されて貫通孔部を覆って配置される。そ
して、保持手段により窓ガラスの貫通孔部に対する前後
方向位置が所定位置に保持されて窓ガラスの表面が扉板
の表面位置に配置される。したがって、貫通孔部の扉板
縁部を切り曲げして形成した斜面が窓ガラスの嵌合部に
よって覆われて扉板の表側から見えることはなく、貫通
孔部の縁部斜面の仕上げを要せず少ない手数で美観がよ
く安価に製作できて生産性を向上する効果がある。
【0040】また、この発明は以上説明したように、扉
板の表側に設けられた凹所に嵌合状態に窓ガラスを配置
すると共に凹所に形成された貫通孔部を覆って配置し、
この窓ガラスの端面に設けられて表面側から裏面側へ広
がる方向に傾斜した斜面、凹所側面と窓ガラス斜面の間
に介装されて窓ガラスの斜面に対応した斜面を有する押
え金具及び凹所底面に扉板裏面側から挿通されて押え金
具にねじ込まれた締結具によって構成された保持手段を
設けたものである。
【0041】これによって、貫通孔部の端面が窓ガラス
によって覆われ、保持手段により窓ガラスの貫通孔部に
対する前後方向位置が所定位置に保持されて窓ガラスの
表面が扉板の表面位置に配置される。したがって、扉板
の表側に設けられた凹所縁部が押え金具によって覆われ
て扉板の表側から見えることはなく、凹所縁部の仕上げ
を要せず少ない手数で美観がよく安価に製作できて生産
性を向上する効果がある。
【0042】また、この発明は以上説明したように、扉
板の貫通孔部に嵌合された窓ガラスの両側の端面にそれ
ぞれ設けられた係止溝、上記扉板の裏側に設けられて中
央部に上方に開口して縁部が窓ガラスの係止溝にそれぞ
れ嵌合したU字状の保持部を有する保持材及びこの保持
材を扉板に締結する締結具によって構成された保持手段
を設けたものである。
【0043】これによって、窓ガラスの嵌合部が扉板の
貫通孔部に嵌合されて貫通孔部を覆って配置される。そ
して、保持手段により窓ガラスの貫通孔部に対する前後
方向位置が所定位置に保持されて窓ガラスの表面が扉板
の表面位置に配置される。したがって、貫通孔部の端面
が窓ガラスの嵌合部によって覆われて扉板の表側から見
えることはなく、貫通孔部端面の仕上げを要せず少ない
手数で美観がよく安価に製作でき生産性を向上する効果
がある。
【0044】また、この発明は以上説明したように、扉
板の裏側に配置された窓ガラスの周縁部表面側に設けら
れて後退した段差によって形成されて扉板の貫通孔部に
嵌合された嵌合部、一側が窓ガラスの縁部に他側が扉板
の裏面に配置された保持材及びこの保持材を扉板に締結
する締結具によって構成された保持手段を設けたもので
ある。
【0045】これによって、窓ガラスの嵌合部が扉板の
貫通孔部に嵌合されて貫通孔部を覆って配置される。そ
して、保持手段により窓ガラスの貫通孔部に対する前後
方向位置が所定位置に保持されて窓ガラスの表面が扉板
の表面位置に配置される。したがって、貫通孔部の端面
が窓ガラスの嵌合部によって覆われて扉板の表側から見
えることはなく、貫通孔部端面の仕上げを要せず少ない
手数で美観がよく安価に製作でき生産性を向上する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、裏面の
要部斜視図。
【図2】 図1のB−B線断面拡大図。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す図で、裏面の
要部斜視図。
【図4】 図3のC−C線断面拡大図。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す図で、裏面の
要部斜視図。
【図6】 図5のD−D線断面拡大図。
【図7】 この発明の実施の形態4を示す図で、裏面の
要部斜視図。
【図8】 図7のE−E線断面拡大図。
【図9】 この発明の実施の形態5を示す図で、裏面の
要部斜視図。
【図10】 図9のF−F線断面拡大図。
【図11】 従来のエレベーターの窓付扉を示す図であ
り、裏面の要部斜視図。
【図12】 図11のA−A線断面拡大図。
【符号の説明】
1 扉板、2 貫通孔部、5 保持材、6 締結具、8
斜面、9 窓ガラス、10 嵌合部、12 保持手
段、13 斜面、14 保持材、15 締結具、16
保持手段、17 凹所、18 斜面、19 押え金具、
21 締結具、22 保持手段、23 窓ガラス、24
係止溝、25 保持材、26 保持部、27 締結
具、28 保持手段、29 窓ガラス、30 保持手
段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔部を有する扉板と、上記扉板の裏
    側に配置されて上記貫通孔部に嵌合しこの貫通孔部の端
    面を覆う嵌合部が形成され、表面が上記扉板の表面位置
    に配置された窓ガラスと、上記扉板の裏側に設けられて
    上記窓ガラスの上記貫通孔部に対する前後方向位置を所
    定位置に保持する保持手段とを備えたエレベーターの窓
    付扉。
  2. 【請求項2】 貫通孔部の端面に形成されて扉板の表側
    が上記貫通孔部の中心寄りに傾斜した斜面、上記貫通孔
    部に嵌合された窓ガラスの嵌合部、一側が上記窓ガラス
    の縁部に他側が上記扉板の裏面に配置された保持材及び
    この保持材を上記扉板に締結する締結具によって構成さ
    れた保持手段としたことを特徴とする請求項1記載のエ
    レベーターの窓付扉。
  3. 【請求項3】 貫通孔部の縁部に形成されて扉板の上記
    縁部が切り曲げされて裏面側へ屈折され上記扉板の裏側
    寄りが上記貫通孔部の外側方向に傾斜した斜面、上記貫
    通孔部に嵌合された窓ガラスの嵌合部、一側が上記窓ガ
    ラスの縁部に他側が上記斜面の縁部に配置された保持材
    及びこの保持材を上記斜面に締結する締結具によって構
    成された保持手段としたことを特徴とする請求項1記載
    のエレベーターの窓付扉。
  4. 【請求項4】 扉板の表側に設けられた凹所に嵌合状態
    に窓ガラスを配置すると共に上記凹所に形成された貫通
    孔部を覆って配置し、この窓ガラスの端面に設けられて
    表面側から裏面側へ広がる方向に傾斜した斜面、上記凹
    所側面と窓ガラス斜面の間に介装されて上記窓ガラスの
    斜面に対応した斜面を有する押え金具及び上記凹所底面
    に上記扉板裏面側から挿通されて上記押え金具にねじ込
    まれた締結具によって構成された保持手段としたことを
    特徴とする請求項1記載のエレベーターの窓付扉。
  5. 【請求項5】 扉板の貫通孔部に嵌合された窓ガラスの
    両側の端面にそれぞれ設けられた係止溝、上記扉板の裏
    側に設けられて中央部に上方に開口して縁部が上記係止
    溝にそれぞれ嵌合したU字状の保持部を有する保持材及
    びこの保持材を上記扉板に締結する締結具によって構成
    された保持手段としたことを特徴とする請求項1記載の
    エレベーターの窓付扉。
  6. 【請求項6】 扉板の裏側に配置された窓ガラスの周縁
    部表面側に設けられて後退した段差によって形成されて
    上記扉板の貫通孔部に嵌合された嵌合部、一側が上記窓
    ガラスの縁部に他側が上記扉板の裏面に配置された保持
    材及びこの保持材を上記扉板に締結する締結具によって
    構成された保持手段としたことを特徴とする請求項1記
    載のエレベーターの窓付扉。
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