JP2000017960A - 建具の組立方法及び該方法に使用する建具用枠材 - Google Patents

建具の組立方法及び該方法に使用する建具用枠材

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JP2000017960A
JP2000017960A JP10196465A JP19646598A JP2000017960A JP 2000017960 A JP2000017960 A JP 2000017960A JP 10196465 A JP10196465 A JP 10196465A JP 19646598 A JP19646598 A JP 19646598A JP 2000017960 A JP2000017960 A JP 2000017960A
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Kazuhiro Satomura
和宏 里村
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ASAHI DOOR KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素化された建具の組立方法とその方法に使
用する建具用枠材を提供するものである。 【解決手段】 芯材1と、その両面に配置される表面材
2,3と、その所定の周縁部に装着される枠材4,2
4,34,54とを有する建具の組立方法において、所
定形状に成形された前記芯材1の両面に表面材2,3を
圧着する圧着工程と、該圧着工程で得られた圧着材Pを
所定寸法に切断する切断工程と、両側に一対の溝部5
a,5bを有する前記枠材4,24,34,54の該溝
部5a,5b内に、前記芯材除去工程で得られた中間材
の前記表面材2,3の突出部2a,3aを挿入固着する
枠材取付工程と、を有する建具の組立方法及びその方法
に使用する建具用枠材を構成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ドア,窓,棚板等の建具の組立
方法及びこの組立方法に使用する枠材の構造に関するも
ので、特に、建具の組立工程の簡素化を実現すると共に
製品品質の安定した組立方法及び該方法に使用する建具
用枠材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建具の構造は、図13にその概略
を示している様に、化粧板,合板等で形成された表裏2
枚の表面材62と、骨材となる周囲の縦框60及び横框
61並びに内部の縦芯材63及び横芯材64と、把手等
の金具を取付るための補強材65及び周縁部の化粧縁6
6とからなり、一般に次の工程によって組み立てられて
いた。
【0003】先ず、骨材となる内側の縦横芯材63,6
4及び縦横框60,61となる素材を、最終製品となる
建具の厚みから表面材62の寸法を差し引いた寸法に削
り出し、続いて、建具の寸法に合わせて高さ,幅の寸法
に切断する。この時の切断寸法は、後工程における切断
分を考慮した大きめにしておく。同時に、合板等の表面
材62を建具寸法に合わせて切断して建具部品の準備を
完了する。
【0004】続いて、骨材となる縦横芯材63,64及
び縦横框60,61並びに金具取り付け補強材65等を
所定構造に組み立て、上下のローラ表面に合成樹脂から
なる接着剤を付着させ、芯材をこの上下のローラ間に通
して芯材の両面に接着剤を付着させ、しかる後に前記表
裏2枚の表面材62を配置してプレスにより圧着し、接
着剤の硬化後、建具の寸法から化粧縁66の厚みを差し
引いた寸法にWサイダーやパネルリー等の機械で削り落
とし、この周縁部に化粧縁66を接着材で固着して建具
の組立を完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】係る従来の組立方法に
おいては、工程が多段階に亘るので組立コストが高くな
り、且つ作業自体が煩雑であるので、建具職人の熟練度
により、製品の品質にバラツキが生じていた。
【0006】そこで、簡単な工程で安定した品質の建具
を安価に生産する事のできる方式が要求されており、本
発明は、この要求に応えるものであり、組立工程の簡素
化を図り、同時に製品品質の安定した建具の組立方法及
び該方法に使用する建具用枠材を提供する事を目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、係る観点の元
になされた建具の組立方法とこの方法に使用する建具用
枠材であり、その特徴とするところは、芯材と、その両
面に配置される表面材と、その所定の周縁部に装着され
た枠材とを有する建具の組立方法であって、所定形状に
成形された前記芯材の両面に表面材を圧着する圧着工程
と、該圧着工程で得られた圧着材を所定寸法に切断する
切断工程と、両側に一対の溝部を有する前記枠材の該溝
部内に、前記表面材の突出部を挿入固着する枠材取付工
程と、を有する点にある。
【0008】上記方法において、芯材をペーパーハニカ
ム構造物となす事により、工程の大幅な簡略化が可能と
なり、又、該ペーパーハニカム製芯材を内部向かって押
し込む事により、前記定寸材の所定部に前記表面材の突
出部を形成する事が容易となり、後工程の枠材の装着が
極めて容易となる。
【0009】又、前記枠材の前記両側部の溝部は、平行
な外側壁と内側壁とで形成され、内側壁は基部から先端
部に向かって前記外側壁に接近する様に傾斜して形成さ
れており、該溝部内に接着剤を充填して前記表面材の突
出部を該溝内に固着する様にすれば、枠材と表面材との
固着を強固なものとなす事が可能となる。
【0010】又、芯材押し込み工程で得られた中間材の
前記表面材の突出した空間内に補強芯材を挿入配置し、
該補強芯材に蝶番,把手等の金具を取り付ける様にすれ
ば、金具取り付け部の強度を確保する事が容易となる。
この場合に、前記補強芯材を前記枠材と前記芯材との間
に配置せしめ、前記枠材を前記補強芯材にビス等で固定
する事も可能であり、更に、前記枠材に蝶番を取り付け
るに場合には、該蝶番の止めビスによって前記補強芯材
に前記枠材と蝶番とを同時に固定する様になす事も可能
である。
【0011】又、前記建具がドアの場合には、前記芯材
押し込み工程では、把手及び蝶番を取り付ける部分の前
記芯材が除去され、該除去された部分に前記補強芯材が
挿入配置された構造となす方式、或いは、前記建具が戸
車を有する引戸の場合には、前記芯材押し込み工程で
は、戸車装着部と引手装着部の前記芯材が除去され、前
記戸車装着部には、戸車装着用凹部を有する補強芯材が
挿入配置され、前記引手装着部には引手補強芯材が挿入
配置されており、前記戸車が装着される側の前記枠材に
は該戸車が挿入される開口を有するものとなすのが好適
である。
【0012】特に、前記引戸の上部に配置される前記枠
材には、鴨居の溝内に挿入される凸部を形成し、該凸部
には、該鴨居の溝幅に応じて該凸部の幅を調整可能にす
る削り代を形成したり、又、前記建具が摺動式の引戸の
場合には、前記芯材除去工程においては、引手装着部の
前記芯材が除去され、該引戸の上下に配置される前記枠
材には、夫々敷居及び鴨居の溝内に挿入される凸部が形
成されており、該各凸部には、該敷居及び鴨居の溝幅に
応じて該凸部の幅を調整可能にする削り代が設けられて
いる様になす方式、及び、前記引戸の上部に配置される
前記枠材の凸部の頂部は肉厚部となし、建付調整用の削
り代となす方式、或いは、前記引戸の下部に配置される
前記枠材の凸部の底部を肉厚部となし、建付調整用の削
り代となす方式等は、好ましい方式である。
【0013】又、前記建具が中央に硝子板が装着された
ドア或いは鏡板が装着された鏡設備の場合には、前記切
断工程において、前記圧着工程で得られた圧着材の中央
部に該硝子板或いは鏡板等のパネル部材を装着する開口
を形成し、前記枠材取付工程では、前記パネル装着用溝
の部分で長手方向に2分割された枠材によって該開口内
にパネル部材を保持させる様になす事も可能である。
【0014】更に、建具が棚板の場合には、前記芯材押
し込み工程では、長手方向に沿った両側縁部の芯材を所
定量除去し、該両側部に前記枠材を装着したもの、或い
は、長手方向両端部の芯材も除去し、該両端部にも前記
枠材を装着したものとなす方式がある。
【0015】又、本発明で使用する枠材の構造として
は、基部の両側部に配置され互いに平行な外側壁と、該
外側壁の内側近傍に夫々各外側壁に平行で且つ基部から
先端部に向かって該外側壁に接近する様に傾斜して形成
された内側壁と、該内外壁間に形成された平行な一対の
溝部と、前記内側壁より該溝部内に突出した突起部とを
有してなるものが好ましい。
【0016】更に、前記外側壁に連接して前記基部の外
側に突出した突起部が形成されたもの、或いは、前記基
部の一部が外側に突出して凸部を形成して該凸部が敷居
の溝部又は鴨居の溝部に装入される様にしたもの等の種
々の変形があり、特に、前記凸部には、敷居の溝部又は
鴨居の溝部に装入される部分の幅を調整するための削り
代を有するもの及び前記凸部の先端部が肉厚部に形成さ
れ、敷居又は鴨居との建付けを調整する削り代を有する
ものが好ましい態様である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の建具の組立方法に
ついて、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の建
具の組立方法を示す概略工程図であり、先ず、(A)は
建具の素材をであるペーパーハニカム構造物等の芯材1
をローラR,R間に通し、芯材1の両面に合成樹脂等の
接着剤を塗着する。次いで、次に圧着工程では、図
(B)に示しているように、芯材1の両面に合板或いは
プリントシートを貼着した化粧板等の表面材2,3を、
プレス装置により位置合わせをしながら両面から加圧す
る事によって、芯材1の両面に表面材2,3を圧着させ
圧着材Pを製造する。
【0018】次に、切断工程では、図(C)に示してい
るように、回転ノコSによって建具の所定寸法に切断す
る。この場合に、本発明においては、建具の最終寸法に
等しい寸法に切断する事により、後工程におけるカット
作業を不要となす事ができる点に一つの特徴がある。
【0019】次に、本発明において、ハンドル、蝶番等
を建具に取り付ける際には、図(D)に示しているよう
に、補強芯材を挿入するために、所定寸法に切断された
定寸材Tの後述する枠材を装着する周縁部分或いは補強
芯材を装着する所定周縁部の芯材1を押し込む工程であ
り、先端がV字状にカットされた押し込み治具Jを、作
業者が表面材2,3間に押し込む事によって縁部の芯材
1を内側に押し込み、所定周縁部の芯材を除去して、両
側に表面材2,3の突出部2a,3aを形成する。尚、
上記押し込み治具Jは、両側に突出した鍔部20を有し
ており、該鍔部20から先端迄の距離sは、上記芯材の
押し込み量、即ち、表面材2,3の突出部2a,3aの
突出量と同じ長さに設定されており、この押し込み治具
Jの距離sを変更する事により、前記芯材押し込み量
(芯材除去量)を任意に変化させる事が可能となる。因
みに、図示の押し込み治具Jは木製で前記鍔部20から
先端迄の距離sは一定となっているが、該鍔部20を本
体に対して前後方向に移動可能となす事も可能であり、
このように移動可能となした場合には、1つの押し込み
治具で、芯材の押し込み量を任意に変化させる事も可能
となる事はいうまでもない。勿論、ハンドル、蝶番等を
建具に取り付けない部分は、圧着材(P)を所定寸法に
切断する切断工程に次いで後述する枠材取付工程が行わ
れる。
【0020】次に、枠材取付工程は、図(E)に示して
いるように、両側に平行な2条の溝部5a,5bを有す
る枠材4の該溝部5a,5b内に、接着剤(図示せず)
を充填し、該溝5a,5b内に、前記定寸材Tの前記芯
材を除去して形成された表面材の突出部2a,3aを挿
入固着するものであり、該枠材4は、定寸材Tの両端部
或いは全周縁部に装着されるものであり、建具の種類に
応じて、必要な縁部に装着されるものである。
【0021】次に、枠材4の詳細を図2によって説明す
る。図2は、本発明で用いる枠材4の代表例を示した端
面図であり、該枠材4は、基部18と、その両側部に互
いに平行に形成された外側壁7a,7bと、その内側に
基部から突出して形成された内側壁8a,8bとからな
り、内側壁8a,8bは、先端部程外側壁7a,7bに
接近する様に傾斜して配置され、これにより、該内側壁
と外側壁との間に形成された溝部5a,5bを、入口は
狭幅で奥は広幅に形成している。これにより、前記表面
材の突出部2a,3aが該溝5a,5b内に挿入されて
接着剤で固着された後に、該表面材が溝部から抜け難く
している。又、前記内側壁の溝5a,5bに面する部分
には、複数の突起17a,17bが形成されており、こ
れによって、接着剤と枠材との固着を強固になし、前記
溝部の形状と相まって、表面材と枠材との結合を一層強
固なものにする効果がある。
【0022】又、前記外側壁7a,7bは、基部18の
外側に突出した突起部19a,19bが形成されている
が、これは、枠材4の外面に蝶番等の金具を取付る場合
の取付金具の厚みを考慮したものであり、何等の金具も
取付られない場合には、該突起部19a,19bは削除
して使用するか、或いは、該突起部を有しない枠材を使
用する事になる。更に、前記外側壁及び内側壁の先端部
内側は、適度のR面となし、前記表面材の挿入を容易に
なす工夫がなされている。
【0023】該枠材4は、アルミ合金の押し出し型材で
形成する事も可能であるが、合成樹脂の成形材とした
り、合成樹脂と木粉との混合材による成形材となす事も
可能であるが、ABS樹脂と木粉との混合原料を用いて
発泡成形したものは、強度の面及びその後の切削加工性
の面で優れている。
【0024】以上に説明した組立工程は、本発明に於け
る基本的な組立工程であり、建具の種類や形状に応じて
更に種々の作業工程が生じる場合がある。例えば、建具
がドアの場合には、把手,蝶番,錠前等の金物を装着す
る必要があり、これら金物を装着する箇所に、更に金物
取付用補強芯材を配置する必要がある。図3は、ドアD
の各種補強芯材の配置例を示した概念図であり、図中6
aはドアの把手取付部の補強芯材を示し、6bは蝶番を
取り付ける場合の補強芯材を示し、6cはドアクローザ
を取り付ける場合の補強芯材を示している。これら補強
芯材は、前記枠材4の内側に装着されるものであるか
ら、前記芯材除去工程(D)における芯材1の除去量
は、前記枠材4取付用の芯材除去の場合に比して深い芯
材除去が必要となる。従って、図1(D)に示した押し
込み治具Jの押し込み量も深くなり、該押し込み量を規
定する先端長さsも長いものを使用する必要がある。
【0025】次に、上記補助芯材を用いて金物を取り付
ける例について説明する。図4は、図2に示した枠材4
を装着した建具(例えばドア或いは家具の開き戸)に蝶
番を取り付ける場合の例を示した要部断面図であり、芯
材1と枠材4との間に蝶番取付用の補強芯材6bが挿入
されている。この補助芯材6bが装入されている部分
は、深い芯材除去が行われている点は前述の通りであ
る。該補助芯材6bの装入に当り、先ず、該補強芯材6
bの挿入面に所定量の接着剤を塗布し、建具の蝶番取付
部に該補強芯材6bを挿入固着し、しかる後に前記枠材
4の溝部5a,5bに表面材2,3の突出部2a,3a
を前述の要領で挿入固着する。尚、補強芯材6bの前記
枠材4の内側壁8a,8bが装入される部分には、切り
欠き空間9a,9bが形成されており、更に、枠材4の
前記外側突起19a,19bの内、一方の突起19aは
事前に削除されている。また、突起19aは、事後にN
Cルータ機等により削除してもよい。蝶番10は、枠材
4の外面所定位置に配置され、蝶番ビス11によって該
枠材4の基部18を貫通させて前記補強芯材6bに固着
される。この場合に枠材4の基部18の蝶番ビス11貫
通部には、事前に貫通孔を形成しておく事も可能である
が、枠材4自体を易加工性の材料で成形している場合に
は、該蝶番ビスによって直接孔開け貫通させる事も可能
である。また、蝶番のみならず枠材4に金物を取り付け
るためにビス(ネジ)で固定するが、このビス(ネジ)
を取り付けやすくするためにガイドライン溝を形成して
もよい。
【0026】次に、図5は、建具がレバーハンドル錠1
5を有するドアDの場合の例を示した要部断面図であ
り、ドア材Dのレバーハンドル錠15の取付部は、前述
の通り充分な量の芯材押し込みが行われており、該部に
は補強芯材6aが前述の要領で接着剤を用いて固着さ
れ、同様にして枠材4が装着される。この場合の補強芯
材6aには、事前に該レバーハンドル錠15取付用の空
間が形成されており、同様に、補強芯材取付前に、ドア
材Dのレバーハンドル錠15の取付部には、切削により
開口部が事前に形成されている。また、ドア材Dに補強
芯材6aを挿入し、枠材4を装着してからレバーハンド
ル加工機等によりハンドル等を取り付けてもよい。又、
枠材4には、レバーハンドル錠15の操作により爪部1
3が出入りするための開口(図示せず)が形成されてお
り、該爪部13取付用のフロント金具14が、取付ビス
12によって枠材4の基部18を貫通して前記補強芯材
6aに固着されている。この場合には、フロント金具1
4が枠材4の外面から突出しない様に、該枠材4の外側
突起部19a,19bは、そのまま残されている。又、
枠材4の基部18に事前にビス12が貫通する孔を形成
していてもよいが、ビス取付時に、該ビス12によって
開孔貫通させてもよい事は前述の場合と同様である。
【0027】次に、図6は、敷居と鴨居の間に装着して
使用する摺動式の引戸Hの場合の例を示しており、この
場合には、引戸Hの上下に装着される枠材24,34に
は、夫々外側に突出した凸部24a,34aが形成され
ており、該凸部が、敷居又は鴨居の凹部に嵌入して引戸
Hを保持する様になっている。尚、前記凸部24a,3
4aには、敷居(或いは鴨居)の凹部の幅に、現物合わ
せで適合させられる様に夫々幅方向に突出した削り代2
4b,34bが夫々設けられており、同様に、鴨居側凸
部34aの頂部34c及び敷居側頂部24c並びに基部
18a或いは18bの肉厚は厚めに形成されており、こ
の部分を削って現物合わせで建付けの調整が行える様に
なっている。
【0028】次に、図7は、図6の変形例であり、下部
はV型レール27に沿って走行する戸車28を装着した
引戸Gの例であって、引戸の上部には、図6の場合と同
様に鴨居の凹溝に嵌入する凸部34aを有する枠材34
が装着されており、その詳細は、前述の通りであるので
説明は省略する。一方、引戸の下部には、図2に示した
典型的な枠材4が装着されており、戸車28を装着する
部分には、戸車装着用補助芯材6dが前述の要領で挿入
固着され、該補強芯材6dには、戸車装入用の開口部が
設けられている事は言うまでもない。この場合の建付け
の調整は、専ら上部枠材34の頂部厚肉部34cと基部
の肉厚部18a及び幅方向の削り代34bによって現物
合わせで行われる事になる。
【0029】次に、図8は、建具が中央に明かり取り硝
子或いは鏡板等のパネル部材20を配置したドア,引戸
或いは鏡設備等の建具Kの場合の例を示したものであ
り、この場合には、図1(C)の切断工程の後に、パネ
ル部材20を配置する中央部を切断除去して開口させ、
開口周縁部に枠材44とパネル部材20の装着を行う。
【0030】この場合の装着例を図9,図10に示して
いる。図9は、硝子板を装着する場合の例であり、この
場合に使用する枠材44は、パネル板20aを装入保持
する保持溝21aの部分で2つの部分44a,44bに
分割されており、各枠材片44a,44bには、夫々表
面材2,3を挿入保持する溝部45a,45bを有して
いる。これら各枠材片とパネル板とを装着するには、先
ず、裏側枠材片44aの溝部45a内に接着剤を充填し
て、前記パネル板装着用開口の一辺の一方の表面材2の
前記突出部2aを挿入し、順次他の3辺についても同様
に裏側枠材片44aの装着を行う。尚、各枠材片端部の
接合部、即ち、パネル板装着用開口の各コーナー部で
は、図8に示している様に、各枠材片端部は45°に面
取りされて、互いに隣接接合する様に構成されている。
次に、該枠材片44aのパネル板装着溝となる段部22
a面上にパネル板20aを載置する。この際にパネル板
20aを破損しないように、またガタツキを防止するた
めに段部22aの端部には、軟質合成樹脂からなるクッ
ション材23を配置している。
【0031】次に、前記固着した枠材片44aの他方の
枠材片44bとの接合面25aに接着剤を塗布した状態
で、該他方の枠材片44bの溝部45bに同様に接着剤
を充填して、他方の表面材3の突出部3aを該溝部45
b内に挿入固着する。この際に、該枠材片44bの硝子
板保持溝21aを形成する面を硝子板20aの表面に接
触させて滑らせながら水平移動させる事により、両枠材
片44a,44bの接合面での接合と表面材3の突出部
3aの挿入とを同時に行える様にしている。
【0032】次に、図10は、硝子部材が鏡板20bの
場合の例であり、枠材は、図9の場合と同様に鏡板保持
溝21bの部分で表裏の2つの枠材片44c,44dと
に分割されており、鏡板20bの装着に際しては、先
ず、鏡板の表側に位置する表側枠材44cを、鏡板装着
用開口の4辺に対して前述の要領で表面材3の突出部3
aに挿入固着し、次に、該表側枠材片44cの段部22
b内に鏡板20bを載置して鏡板の位置を固定する。続
いて、前述の硝子板の場合と同様に、表裏枠材片の接合
面25bに接着剤を塗布した後、裏側枠材片44dを他
方の表面材2の端部突出部2aに挿入固着する。この際
に、鏡板保持溝21bの幅は、鏡板の厚さと同一寸法に
形成されており、これは、鏡板装着後の鏡板の揺動を防
止するものである。尚、各枠材辺44c,44d自体を
僅かに弾力性のある合成樹脂で形成する事により、該弾
性力により鏡板の挟持力を強化する事も可能である。
【0033】次に、図11は、本発明方法により、物入
れ、本箱或いは飾り棚等の棚板の製作する場合に例を示
したものであり、図1(C)の切断工程で所定の幅と長
さに切断され且つ同(D)の芯材押し込み工程で長手方
向に沿った両側縁部の芯材のみが除去された棚板部材T
の該長手方向に沿った両側縁部のみに枠材54を装着し
たものである。この場合に使用する枠材54の外面表面
54aには、使用する物入れ、本箱或いは飾り棚等の本
体の色彩及び模様に合わせた色彩及び模様がプリント或
いは張り付けられている。尚、この枠材54の形状は、
図2に示した枠材4の外側突起部19a,19bの部分
は不要であるので削除された形状をしている。
【0034】尚、図11の例は、棚板の長手方向に沿っ
た両側縁部のみに枠材54を装着した例であるが、長手
方向両端部、即ち、図中芯材1が露出している部分に
も、同様な枠材を配置する事も可能である。図12は、
この場合の例を示したものであり、長手方向に沿った両
側部の枠材54aと共に、端部にも枠材54bを装着し
ている。この場合に、各枠材の接合部、即ち、コーナー
部の取り合いは、図中a部に示した様に、各枠材54
a,54bの接合端部を45°に面取りする方式がある
が、この場合には、仕上がりは美麗であるが、各枠材の
端部を面取りする作業が伴うので煩雑となる。そこで、
同図bに示した様に、表に面する側の枠材54aは棚板
の全長と等しくするが、他方の枠材54bは、枠材54
aの厚みを差し引いた長さとなす方式がある。この場合
は、枠材の寸法取りだけで他に別段の加工を要しないの
で、作業が簡便となる利点があるが、図示の如く一方の
枠材54aの端部露出する欠点がある。そこで、同図c
に示している様に、両枠材が重なり会う部分の一方の枠
材54bの基部のみを残して溝部を削除しておく事によ
り、前記枠材54aの端面露出部を覆い隠す方式もあ
る。この場合には、一方の枠材54aの長さを、他方の
枠材54bの基部の厚み分だけ短くする必要がある事は
言うまでもない。
【0035】以上の説明から明らかな様に、本発明の建
具の組立方法は、所定形状に成形された前記芯材1の両
面に表面材2,3を圧着する圧着工程と、該圧着工程で
得られた圧着材Pを所定寸法に切断する切断工程と、所
望により、該切断工程で得られた定寸材Tの所定部の前
記芯材1を除去して該所定部に前記表面材2,3の突出
部2a,3aを形成する芯材押し込み工程と、両側に一
対の溝部5を有する前記枠材4の該溝部5内に、前記芯
材除去工程で得られた中間材の前記表面材2,3の突出
部を挿入固着する枠材取付工程と、を有する建具の組立
方法にあり、建具の種類に拘らず種々の応用が可能なも
のであるので、本発明は、上述した例に限定されるもの
でもなく、特許請求の範囲に記載した思想に基づいて、
各種応用が可能なものであることはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した本発明の建具の組立方法に
よれば、芯材1の両面に表面材2,3を圧着する圧着工
程と、該圧着工程で得られた圧着材Pを所定寸法に切断
する切断工程と、所望により、該切断工程で得られた定
寸材Tの所定部の前記芯材1を除去して該所定部に前記
表面材2,3の突出部2a,3aを形成する芯材押し込
み工程と、両側に一対の溝部5a,5bを有する前記枠
材4の該溝部5内に、前記芯材押し込み工程で得られた
中間材の前記表面材2,3の突出部を挿入固着する枠材
取付工程とを基本工程とする組立方法であるから、従来
の方法に比して、工程が大幅に簡略化されているので、
各種建具の製作コストが大幅に低減される事になる。
【0037】又、上記切断工程で、最終建具製品の寸法
に等しい寸法(正寸)に切断しておく事も可能であるの
で、この工程で正寸に切断しておけば、後工程での切断
作業が不要となり、特に、組立工程が一層簡略化される
事になる。
【0038】又、芯材としてペーパーハニカム構造物を
使用すれば、芯材押し込み工程では、芯材を内側に押し
込む作業だけで、所定の工程を行う事が可能となるの
で、従来法の如き芯材の削り出しや切断等の煩雑な作業
が不要となる。
【0039】又、枠材として、図2に代表される如く、
基部18の両側部に配置され互いに平行な外側壁7a,
7bと、該外側壁の内側近傍に夫々各外側壁に平行で且
つ基材部から先端部に向かって該外側壁に接近する様に
傾斜して形成された内側壁8a,8bと、該内外壁間に
形成された平行な一対の溝部5a,5bと、前記内側壁
より該溝部内に突出した突起部17a,17bとを有す
る定型の枠材を用いる事により、建具の種類毎に異なる
枠材を製造する必要がなくなるので、これによっても建
具の生産コストを一層低減させることが可能となる。
【0040】又、枠材の外面側の両側に突起部19a,
19bを形成しておく事により、該枠材の外面に装着さ
れる蝶番等の止め金が該突起部の内側に位置する事にな
るので、意匠的にも且つ安全上も良好なものとなる。
【0041】又、枠材を合成樹脂の押し出し成形体とな
す事により、長尺なものを生産しておき、これを対象と
する建具に応じて適宜の長さに切断することが可能とな
り、更に、前記突起部も必要に応じて削除可能となるの
で、多種の枠材をその都度製作する必要がなくなり、枠
材の製作コストも大幅に低減される結果、建具自体の一
層のコスト低減も可能となる等、本発明によれば種々の
効果が期待される事になる。
【0042】更に、工場において機械的に建具の寸法取
りと組立が行われ、建具職人による組立作業は殆どな
く、現場においては現物合わせによる建付け調整程度の
作業のみとなるから、建具の品質が安定する効果が期待
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建具の組立方法の基本工程を示す
概略工程図である。
【図2】本発明で使用する建具の枠材の代表例を示す断
面図である。
【図3】本発明に係るドアの補強芯材配置例を示す概念
図であ。
【図4】本発明に係る建具の蝶番取付例を示す要部断面
図である。
【図5】本発明に係るドアのレーバーハンドル錠の取付
例を示す要部断面図である。
【図6】本発明に係る引戸の例を示す概略断面図であ
る。
【図7】本発明に係る引戸の他の例を示す概略断面図で
ある。
【図8】本発明に係る硝子部材を装着する建具の例を示
す概略平面図である。
【図9】図8における硝子部材が、硝子板の場合の枠材
と硝子板との装着構造の一例を示す要部断面図である。
【図10】図8における硝子部材が、鏡板の場合の枠材
と鏡板との装着構造の一例を示す要部断面図である。
【図11】本発明に係る棚板の組立例を示す概念図であ
る。
【図12】本発明に係る棚板の他の組立例を示す概念図
である。
【図13】従来の建具の構造例を示す概念図である。
【図面の符号】
1 芯材 2,3 表面材 2a,3a 表面材の突出部 4 枠材 5a,5b 溝部 6a〜6d 補強芯材 7a,7b 枠材の外側壁 8a,8b 枠材の内側壁 10 蝶番 11,12 ビス 13 爪部 17a,17b 枠材内側壁の突起 18 枠材の基部 19a,19b 枠材外側壁の突起部 24,34 枠材 24a,34a 枠材の凸部 24b,34b 削り代 24c,34c 肉厚部 54a,54b 枠材 D ドア J 押し込み治具 P 圧着材 R 圧着ロール S 回転ノコ T 建具定寸体

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材(1)と、その両面に配置される表
    面材(2,3)と、その所定の周縁部に装着される枠材
    (4,24,34,54)とを有する建具の組立方法に
    おいて、 所定形状に成形された前記芯材(1)の両面に表面材
    (2,3)を圧着する圧着工程と、 該圧着工程で得られた圧着材(P)を所定寸法に切断す
    る切断工程と、 両側に一対の溝部(5a,5b)を有する前記枠材
    (4,24,34,54)の該溝部(5a,5b)内
    に、中間材の前記表面材(2,3)の突出部(2a,3
    a)を挿入固着する枠材取付工程と、 を有する事を特徴とする建具の組立方法
  2. 【請求項2】 芯材(1)と、その両面に配置される表
    面材(2,3)と、その所定の周縁部に装着される枠材
    (4,24,34,54)とを有する建具の組立方法に
    おいて、 所定形状に成形された前記芯材(1)の両面に表面材
    (2,3)を圧着する圧着工程と、 該圧着工程で得られた圧着材(P)を所定寸法に切断す
    る切断工程と、 該切断工程で得られた定寸材(T)の周縁所定部の前記
    芯材(1)を除去して該所定部に前記表面材(2,3)
    の突出部(2a,3a)を形成する芯材押し込み工程
    と、 両側に一対の溝部(5a,5b)を有する前記枠材
    (4,24,34,54)の該溝部(5a,5b)内
    に、前記芯材押し込み工程で得られた中間材の前記表面
    材(2,3)の突出部(2a,3a)を挿入固着する枠
    材取付工程と、 を有する事を特徴とする建具の組立方法
  3. 【請求項3】 前記芯材(1)が、ペーパーハニカム構
    造物である請求項1又は請求項2に記載の建具の組立方
  4. 【請求項4】 前記芯材押し込み工程が、前記周縁所定
    部のペーパーハニカム製芯材を内部に向かって押し込む
    事により、前記表面材の突出部(2a,3a)を形成す
    るものである請求項2に記載の建具の組立方法
  5. 【請求項5】 前記枠材(4)の前記両側部の溝部(5
    a,5b)は、平行な外側壁(7a,7b)と内側壁
    (8a,8b)とで形成され、該内側壁は基部(18)
    から先端部に向かって前記外側壁に接近する様に傾斜し
    て形成されており、前記溝部(5a,5b)内に接着剤
    を充填して前記表面材の突出部を該溝内に固着する様に
    してなる請求項1乃至4のいずれかに記載の建具の組立
    方法
  6. 【請求項6】 前記芯材除去工程で得られた中間材の前
    記表面材(2,3)の突出部(2a,3a)内の空間内
    に、補強芯材(6a,6b)を挿入配置し、該補強芯材
    に蝶番(10),把手(15)等の金物を取り付けてな
    る請求項1乃至5のいずれかに記載の建具の組立方法
  7. 【請求項7】 前記補強芯材(6a,6b)を、前記枠
    材(4)と前記芯材(1)との間に配置せしめ、前記枠
    材(4)を前記補強芯材(6a,6b)にビス(11,
    12)等で固定してなる請求項6に記載の建具の組立方
  8. 【請求項8】 前記枠材(4)に蝶番(10)を取り付
    けるに当り、該蝶番の止めビス(11)によって前記補
    強芯材(6b)に前記枠材(4)と蝶番(10)とを同
    時に固定する様にしてなる請求項7に記載の建具の組立
    方法
  9. 【請求項9】 前記建具がドアであり、前記芯材押し込
    み工程では把手(15)及び蝶番(10)を取り付ける
    部分の前記芯材(1)が除去され、該除去された部分に
    前記補強芯材(6b)が挿入配置されている請求項6に
    記載の建具の組立方法
  10. 【請求項10】 前記建具が戸車(28)を有する引戸
    (H)であり、前記芯材押し込み工程では、戸車装着部
    と引手装着部の前記芯材(1)が除去され、前記戸車装
    着部には、戸車装着用凹部を有する補強芯材(6d)が
    挿入配置され、前記引手装着部には、引手補強芯材が挿
    入配置されており、前記戸車が装着される側の前記枠材
    (4)には、該戸車が挿入される開口を有するものであ
    る請求項6に記載の建具の組立方法
  11. 【請求項11】 前記引戸の上部に配置される枠材(3
    4)には、鴨居の溝内に挿入される凸部(34a)を有
    し、該凸部には、該鴨居の溝幅に応じて該凸部の幅を調
    整可能に削り代(34b)が設けられている請求項10
    に記載の建具の組立方法
  12. 【請求項12】 前記引戸の上部に配置される前記枠材
    の凸部(34a)の頂部は肉厚部(34c)とされ、建
    付調整用の削り代となっている請求項11に記載の建具
    の組立方法
  13. 【請求項13】 前記建具が摺動式の引戸であり、前記
    芯材押し込み工程では引手装着部の前記芯材(1)が除
    去され、該引戸の上下に配置される前記枠材(24,3
    4)には、夫々敷居及び鴨居の溝内に挿入される凸部
    (24a,34a)が形成されており、該各凸部には、
    該敷居及び鴨居の溝幅に応じて該凸部の幅を調整可能に
    削り代(24b,34b)が設けられている請求項6に
    記載の建具の組立方法
  14. 【請求項14】 前記引戸の上部に配置される前記枠材
    (34)の凸部(34a)の頂部及び該引戸の下部に配
    置される前記枠材(24)の凸部(24a)の頂部は、
    夫々肉厚部(24c,34c)とされ、該引戸の建付調
    整用の削り代となっている請求項12に記載の建具の組
    立方法
  15. 【請求項15】 前記建具が中央に硝子板(20a)が
    装着されるドアであり、前記切断工程において、前記圧
    着工程で得られた圧着材(P)の中央部に該硝子板を装
    着する開口を形成し、前記枠材取付工程では、硝子板装
    着用溝(21a)の部分で長手方向に2分割された枠材
    (44a,44b)によって該開口内にパネルを保持さ
    せる様にしてなる請求項1乃至5のいずれかに記載の建
    具の組立方法
  16. 【請求項16】 前記建具が中央に鏡板等(20b)を
    有するパネル部材であり、前記切断工程においては、前
    記圧着工程で得られた圧着材(P)の中央部に該パネル
    部材を装着する開口を形成し、前記枠材取付工程では、
    パネル部材装着用溝(21b)の部分で長手方向に2分
    割された枠材(44a,44b)によって該開口内に鏡
    板等を保持させる様にしてなる請求項1乃至5のいずれ
    かに記載の建具の組立方法
  17. 【請求項17】 前記建具が棚板であり、両側縁部に前
    記枠材(54a)を装着してなる請求項1乃至5のいず
    れかに記載の建具の組立方法
  18. 【請求項18】 前記棚板の長手方向両端部の芯材を押
    し込み、該両端部にも前記枠材(54b)を装着してな
    る請求項17に記載の建具の組立方法
  19. 【請求項19】 基部(18)の両側部に配置され互い
    に平行な外側壁(7a,7b)と、該外側壁(7a,7
    b)の内側近傍に夫々各外側壁に平行で且つ基部(1
    8)から先端部に向かって該外側壁に接近する様に傾斜
    して形成された内側壁(8a,8b)と、該内外壁間に
    形成された平行な一対の溝部(5a,5b)と、前記内
    側壁より該溝部内に突出した突起部(17a,17b)
    とを有してなる事を特徴とする建具用枠材
  20. 【請求項20】 前記外側壁(7a,7b)に連接し
    て、前記基部(18)の外側部に突出した突起部(19
    a,19b)が形成されている請求項19に記載の建具
    用枠材
  21. 【請求項21】 前記基部(18)の一部が外側に突出
    して凸部(24a,34a)を形成し、該凸部が敷居の
    溝部又は鴨居の溝部に装入される様に構成されている請
    求項19に記載の建具用枠材
  22. 【請求項22】 前記凸部(24a,34a)に、敷居
    の溝部又は鴨居の溝部に装入される部分の幅を調整する
    ための削り代(24b,34b)が形成されている請求
    項21に記載の建具用枠材
  23. 【請求項23】 前記凸部(24a,34a)の先端部
    が肉厚部(24c,34c)に形成され、敷居又は鴨居
    との建付けを調整する削り代となっている請求項21又
    は22に記載の建具用枠材
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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