JPH0425911Y2 - - Google Patents

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JPH0425911Y2
JPH0425911Y2 JP1985101413U JP10141385U JPH0425911Y2 JP H0425911 Y2 JPH0425911 Y2 JP H0425911Y2 JP 1985101413 U JP1985101413 U JP 1985101413U JP 10141385 U JP10141385 U JP 10141385U JP H0425911 Y2 JPH0425911 Y2 JP H0425911Y2
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JP
Japan
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door
face plate
engagement
edges
face
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JP1985101413U
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JPS629685U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、金属製フラツシユドアの組立てを簡
略化し、生産性を向上させることができると共
に、ドアを構成する各部材自体の剛性を高めて堅
牢性に優れたドアとすることができる金属製フラ
ツシユドアの構造に係るものである。
[従来の技術] 従来、金属製フラツシユドアは、中棧を芯材と
して表裏の面板を中棧の両面に貼り合せ溶接して
ドアパネルを形成し、出来上がつたドアパネルの
ドア見込面部にアルミニウム材、ステンレス材等
の化粧縁を装着した構造となつている。
ところが、上記従来の構造によると、中棧を枠
組み形成する工程と、該中棧を面積の広い表裏の
面板に貼り合せ溶接してドアパネルを形成する工
程と、出来上がつたドアパネルのドア見込面部に
別部材による化粧縁を装着する工程とが各々必要
となるため、組立てに要する加工および工数が増
加し、往々にして各部材の接合部分にずれや段差
が生じたり、あるいは溶接により面板に歪みが発
生する、という危惧を有し、均一な品質の金属製
フラツシユドアの生産が困難となつて生産性が低
下するばかりでなく、蝶番を介して建物開口部に
ドアを取り付ける際にも剛性を確保することがで
きない、という欠点を有するものである。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、上記野如き実状に鑑み従来の欠点を
解消すべく創案されたものであつて、その目的と
するところは、金属製フラツシユドアの組立てに
要する加工および組立て工数を低減し、均一な品
質を保持しつつ生産性を向上させることができる
と共に、各構成部材自体の剛性を向上させて中棧
等の補強部材を用いることなく、堅牢性に優れた
ドアを構成することができる金属製フラツシユド
アの構造を提供しようとするものである。
[問題を解決するための手段] 問題を解決するため、本考案が採用した技術的
手段は、合せ面に所定間隔を在して係合孔を穿設
してなる一方の面板と、該上記係合孔に対応する
係合片を設けた他方の面板とを重合して形成され
る金属製フラツシユドアにおいて、上記一方の面
板は両端縁を見込み幅方向に折曲し、更に内側に
折曲してドア見込面と係合孔を穿設した合せ面を
一体成形すると共に、上下端縁には、それぞれア
ングル状の框部材を嵌装して筺体とし、他方の面
板は、両端縁に上記係合孔に対応する係止片を備
えた平板としたことを特徴とするものである。
[考案の作用] したがつて、本考案によれば、金属製フラツシ
ユドアの組立てを簡略化し、生産性を向上させる
ことができると共に、ドアを構成する各面板自体
の剛性を高めてドア本体の堅牢性を向上させるこ
とができる。
[実施例] 本考案の構成を、図面に示した一実施例につい
て詳細に説明する。
第1図ないし第7図において、1はフラツシユ
ドアを構成する一方の面板、2が他方の面板であ
つて、上記一方の面板1は、所定寸法に成形され
た金属平板の左右両端縁を見込み幅方向に折曲さ
れ、更にその余長部を内側に折曲して、一面部1
a、左右のドア見込面1b,1bと、他方の面板
2との合せ面1c,1cが一体的に形成されてお
り、上記合せ面1c,1cには、縦方向に所定間
隔を存して長方形状の係合孔3,3……が穿設さ
れている。
上記他方の面板2は、金属平板の左右両端縁を
所定寸法で折返し折曲されて他面部2aおよび折
返し面2b,2bが形成されており、該折返し面
2b,2bには、前記合せ面1c,1cの係合孔
3,3……に係合する係合片4,4……が切り起
し等により舌片4a、起立部4bを有して形成さ
れている。
また、上記一方の面板1の上下端縁には、左右
端部に嵌合切欠部9a,9aおよび10a,10
aをそれぞれ形成してなる上下の框部材9,10
が嵌装されている。
なお、5はドアノブを取り付けるノブ軸孔、6
はノブ軸孔5に位置して取着した錠箱、7は戸当
りライナー、8は一方の面板1の内側中空部に装
填されるハニカム部材である。
叙上の如き構成において、金属製フラツシユド
アを組み立てるには、まず、一方の面板1の内側
所定位置に錠箱6、戸当りライナー7を装着し、
更にハニカム部材8を中空部全体に装填する。次
いで、一方の面板1の合せ面1c,1cに他方の
面板の折返し面2b,2bを面接させ、各係合孔
3,3……に係合片4,4……を嵌入させる。こ
の状態で、各面板1,2の上下縁は一致せず、他
方の面板2を下方に摺動させると、係止片4,4
……が、該係止片4,4……の舌片4a,4a…
…に案内されて一方の面板1の合せ面1c,1c
の裏面に乗り上げ、起立部4b,4b……が係合
孔3,3……の下縁に当接した時点で、各面板
1,2の上下縁が一致すると共に、各面板1,2
が接合されて箱状に組み立てられる。
然る後、箱状に組み立てられた各面板1,2の
上下端縁にそれぞれ上下の框部材9,10を嵌装
すると、該各框部材9,10の左右端部に形成さ
れた嵌合切欠部9a,9aおよび10a,10a
が、合せ面1c,1c……の各上下端面部に嵌合
され、点溶接を施すことにより強固に固着され
る。
その後、塗装仕上げを施し、最後に一方のドア
見込面1bに蝶番11を螺着し、錠箱6に図示し
ない錠を装着すれば、金属製フラツシユドアが組
み上げられる。
[考案の効果] これを要するに、本考案は、合せ面に所定間隔
を在して係合孔を穿設してなる一方の面板と、該
上記係合孔に対応する係合片を設けた他方の面板
とを重合して形成されれる金属製フラツシユドア
において、上記一方の面板は両端縁を見込み幅方
向に折曲し、更に内側に折曲してドア見込面と係
合孔を穿設した合せ面を一体成形すると共に、上
下端縁には、それぞれアングル状の框部材を嵌装
して筺体とし、他方の面板は、両端縁に上記係合
孔に対応する係止片を備えた平板としたから、ド
アを構成する各部材自体の剛性を高めて中棧等の
補強部材を用いることなく、ずれ、段差等のない
堅牢性に優れたドアとすることがで、しかもド
ア、見込面を一方の面板側に一体成形したので蝶
番の取付が容易となり、歪等の発生を未然に防止
しつつドアを建物開口部に確実に取り付けること
ができると共に、中棧を枠組み成形する工程と、
ドアパネルのドア見込面部に別部材による化粧縁
を装着する工程とが不要になり、金属製フラツシ
ユドアの組立てに要する加工および組立て工数を
低減し得て、製造工程の合理化とコストの低減を
図ることができる、等の極めて有用な実用的効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る金属製フラツシユドアの
構造の一実施例を示すものであつて、第1図は分
解斜視図、第2図は同上水平断面図、第3図は同
上垂直断面図、第4図および第5図は係合孔と係
合片とを一致させた状態を示す要部作用説明図、
第6図および第7図は係合孔とを係合辺と係合さ
せた状態を示す要部作用説明図、である。 図中、1……一方の面板、1b……ドア見込
面、1c……合せ面、2……他方の面板、2b…
…折返し面、3……係合孔、4……係合片、9,
10……框部材、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合せ面に所定間隔を在して係合孔を穿設してな
    る一方の面板と、該上記係合孔に対応する係合片
    を設けた他方の面板とを重合して形成される金属
    製フラツシユドアにおいて、上記一方の面板は両
    端縁を見込み幅方向に折曲し、更に内側に折曲し
    てドア見込面と係合孔を穿設した合せ面を一体成
    形すると共に、上下端縁には、それぞれアングル
    状の框部材を嵌装して筺体とし、他方の面板は、
    両端縁に上記係合孔に対応する係止片を備えた平
    板としたことを特徴とする金属製フラツシユドア
    の構造。
JP1985101413U 1985-07-03 1985-07-03 Expired JPH0425911Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985101413U JPH0425911Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985101413U JPH0425911Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS629685U JPS629685U (ja) 1987-01-21
JPH0425911Y2 true JPH0425911Y2 (ja) 1992-06-22

Family

ID=30972123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985101413U Expired JPH0425911Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

Country Status (1)

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JP (1) JPH0425911Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54155338U (ja) * 1978-04-21 1979-10-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS629685U (ja) 1987-01-21

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