JPH08177330A - 加飾部付框とガラスを有する扉 - Google Patents
加飾部付框とガラスを有する扉Info
- Publication number
- JPH08177330A JPH08177330A JP33821394A JP33821394A JPH08177330A JP H08177330 A JPH08177330 A JP H08177330A JP 33821394 A JP33821394 A JP 33821394A JP 33821394 A JP33821394 A JP 33821394A JP H08177330 A JPH08177330 A JP H08177330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- door
- frame
- rail
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加飾部の大きな化粧シートを貼着した縦框
と、同じ厚さの横框を接合でき、無垢の扉と同じデザイ
ンを与えられ、板ガラスや鏡板を上框の貫通溝から差し
込んで嵌脱できる、面縁の必要ない、加飾部付框とガラ
スを有する扉を提供する。 【構成】 板ガラス32との接合部に溝を設け、溝付近
に大きな凸形状の加飾部39を設け、化粧シートを全周
に貼着した縦框31と、同じ構造の横框34とを馬乗り
加工の仕口構造にて接合する。横框34の両端に、この
馬乗り加工の仕口構造が設けてある。縦框31と横框3
4を組み立てて扉35の枠組を形成し、上框36に設け
られた貫通溝37を通して上方から板ガラス32を差し
込んで接合部の溝に嵌めて固定する。
と、同じ厚さの横框を接合でき、無垢の扉と同じデザイ
ンを与えられ、板ガラスや鏡板を上框の貫通溝から差し
込んで嵌脱できる、面縁の必要ない、加飾部付框とガラ
スを有する扉を提供する。 【構成】 板ガラス32との接合部に溝を設け、溝付近
に大きな凸形状の加飾部39を設け、化粧シートを全周
に貼着した縦框31と、同じ構造の横框34とを馬乗り
加工の仕口構造にて接合する。横框34の両端に、この
馬乗り加工の仕口構造が設けてある。縦框31と横框3
4を組み立てて扉35の枠組を形成し、上框36に設け
られた貫通溝37を通して上方から板ガラス32を差し
込んで接合部の溝に嵌めて固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、板ガラスや鏡板を内
部に取り付け、交換できる建築物の扉や、家具の扉、引
き戸等に用いられる、加飾部付框とガラスを有する扉に
関するものである。
部に取り付け、交換できる建築物の扉や、家具の扉、引
き戸等に用いられる、加飾部付框とガラスを有する扉に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、板ガラス等が交換できる扉では、
板ガラス等は面縁で挟むことにより固定されていた。図
4に示すのは、従来の板ガラスを有する扉の框材付近の
断面図であり、框材(1)にあてがわれた板ガラス
(2)が面縁(3)で挟まれて固定されている。図5に
も別の従来例が示されており、框材(11)に板ガラス
(12)があてがわれ、面縁(13)で挟まれて固定さ
れている。
板ガラス等は面縁で挟むことにより固定されていた。図
4に示すのは、従来の板ガラスを有する扉の框材付近の
断面図であり、框材(1)にあてがわれた板ガラス
(2)が面縁(3)で挟まれて固定されている。図5に
も別の従来例が示されており、框材(11)に板ガラス
(12)があてがわれ、面縁(13)で挟まれて固定さ
れている。
【0003】また、框材は5mm程度までの面取りする
ものがあったが、図6に示す如く、面(29)を有する
縦框(21)に接合する横框(24)は薄い形状となっ
ていた。
ものがあったが、図6に示す如く、面(29)を有する
縦框(21)に接合する横框(24)は薄い形状となっ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の例では、板
ガラスを固定する面縁を取り付けるために、隠し釘で打
ちつけねばならず、また、板ガラスを交換するために
は、面縁を取り外さねばならず、隠し釘も抜かねばなら
なかった。これらの作業の際、工数が多く面倒で、しか
も、傷が付きやすかった。さらに、5mm以上の面取
り、または、加飾部を付けるためには、横框が薄くなり
すぎ、構造的に弱くなる欠点があった。
ガラスを固定する面縁を取り付けるために、隠し釘で打
ちつけねばならず、また、板ガラスを交換するために
は、面縁を取り外さねばならず、隠し釘も抜かねばなら
なかった。これらの作業の際、工数が多く面倒で、しか
も、傷が付きやすかった。さらに、5mm以上の面取
り、または、加飾部を付けるためには、横框が薄くなり
すぎ、構造的に弱くなる欠点があった。
【0005】この発明は、上記の欠点を除去するためな
されたものであり、加飾部の大きな化粧シートを貼着し
た縦框と、同じ厚さの横框を接合でき、無垢の扉と同じ
デザインを与えられ、板ガラスや鏡板を上框の貫通溝か
ら差し込んで嵌脱できる、面縁の必要ない、加飾部付框
とガラスを有する扉を提供することを目的とする。
されたものであり、加飾部の大きな化粧シートを貼着し
た縦框と、同じ厚さの横框を接合でき、無垢の扉と同じ
デザインを与えられ、板ガラスや鏡板を上框の貫通溝か
ら差し込んで嵌脱できる、面縁の必要ない、加飾部付框
とガラスを有する扉を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の加飾部付框と
ガラスを有する扉は、板ガラス、または、鏡板を有する
扉であって;板ガラス、または、鏡板との接合部に溝を
設け、該溝付近に加飾部を設け、化粧シートを全周に貼
着した縦框と;該縦框の上記接合部側の上記溝と上記加
飾部に合致する仕口構造を両端部に設け、且つ、上記縦
框と同構造の横框とを組み立てて扉の枠組を形成し;さ
らに、上框に、上下に貫通する貫通溝を設け、該貫通溝
を通して上方から板ガラス、または、鏡板を差し込んで
上記接合部の溝に嵌脱可能に固定した加飾部付框とガラ
スを有する扉である。
ガラスを有する扉は、板ガラス、または、鏡板を有する
扉であって;板ガラス、または、鏡板との接合部に溝を
設け、該溝付近に加飾部を設け、化粧シートを全周に貼
着した縦框と;該縦框の上記接合部側の上記溝と上記加
飾部に合致する仕口構造を両端部に設け、且つ、上記縦
框と同構造の横框とを組み立てて扉の枠組を形成し;さ
らに、上框に、上下に貫通する貫通溝を設け、該貫通溝
を通して上方から板ガラス、または、鏡板を差し込んで
上記接合部の溝に嵌脱可能に固定した加飾部付框とガラ
スを有する扉である。
【0007】
【作用】上記構成の加飾部付框とガラスを有する扉にお
いては、同形状の縦框と横框を接合し、加飾部が大きい
ので、化粧シートを貼着した框を使用して無垢の扉と同
じデザインを与えることができる。図1に示す如く、扉
(35)の上框(36)に設けられた貫通溝(37)を
通して板ガラス(32)を嵌脱でき、板ガラス(32)
の交換が容易で、面縁等が必要なく、したがって、工数
や傷を少なくできる。
いては、同形状の縦框と横框を接合し、加飾部が大きい
ので、化粧シートを貼着した框を使用して無垢の扉と同
じデザインを与えることができる。図1に示す如く、扉
(35)の上框(36)に設けられた貫通溝(37)を
通して板ガラス(32)を嵌脱でき、板ガラス(32)
の交換が容易で、面縁等が必要なく、したがって、工数
や傷を少なくできる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1は、この発明の扉の一実施例を示す説明斜視図
であり、図2は、同じく縦框と横框の接合部付近を示す
部分斜視図であり、図3は、同じく縦框の断面図であ
る。
る。図1は、この発明の扉の一実施例を示す説明斜視図
であり、図2は、同じく縦框と横框の接合部付近を示す
部分斜視図であり、図3は、同じく縦框の断面図であ
る。
【0009】図3に示す如く、板ガラス(32)との接
合部に溝(38)を設け、溝(38)付近に大きな凸形
状の加飾部(39)を設け、化粧シート(40)を全周
に貼着した縦框(31)を使用する。化粧シート(4
0)の両端部(A)は、溝(38)内に差し込まれて貼
着され、板ガラス(32)が挿入された場合には、板ガ
ラス(32)と溝(38)の隙間を埋め、板ガラス(3
2)をしっかりと固定する。加飾部(39)が施してあ
ることもあって、面縁が必要なく、見栄えが良い。
合部に溝(38)を設け、溝(38)付近に大きな凸形
状の加飾部(39)を設け、化粧シート(40)を全周
に貼着した縦框(31)を使用する。化粧シート(4
0)の両端部(A)は、溝(38)内に差し込まれて貼
着され、板ガラス(32)が挿入された場合には、板ガ
ラス(32)と溝(38)の隙間を埋め、板ガラス(3
2)をしっかりと固定する。加飾部(39)が施してあ
ることもあって、面縁が必要なく、見栄えが良い。
【0010】図2に示す如く、縦框(31)と、同じ構
造の横框(34)を馬乗り加工の仕口構造(B)にて接
合する。横框(34)の両端に、この馬乗り加工の仕口
構造(B)が設けてある。これにより、縦框(31)と
横框(34)の厚さは、同じ厚さとなり、化粧シート
(40)を貼着した框にて、無垢の扉と同じデザインを
与えられる。
造の横框(34)を馬乗り加工の仕口構造(B)にて接
合する。横框(34)の両端に、この馬乗り加工の仕口
構造(B)が設けてある。これにより、縦框(31)と
横框(34)の厚さは、同じ厚さとなり、化粧シート
(40)を貼着した框にて、無垢の扉と同じデザインを
与えられる。
【0011】図1に示す如く、縦框(31)と横框(3
4)を組み立てて扉(35)の枠組を形成し、上框(3
6)に設けられた貫通溝(37)を通して上方から板ガ
ラス(32)を差し込んで接合部の溝(38)に嵌めて
固定し、扉(35)を製作する。
4)を組み立てて扉(35)の枠組を形成し、上框(3
6)に設けられた貫通溝(37)を通して上方から板ガ
ラス(32)を差し込んで接合部の溝(38)に嵌めて
固定し、扉(35)を製作する。
【0012】板ガラス(32)の代わりに、鏡板を使用
しても同様の扉を製作できる。
しても同様の扉を製作できる。
【0013】
【発明の効果】この発明によると、同形状で厚さの同じ
縦框と横框とを接合して枠組を形成し、框の加飾部が大
きいので、化粧シートを貼着した框を使用して無垢の扉
と同じデザインの扉を与えられる。扉の上框に設けられ
た貫通溝を通して板ガラスを嵌脱でき、板ガラスの交換
が容易で、面縁等が必要なく、したがって、工数や傷を
少なくできる等極めて有益なる効果を奏する。
縦框と横框とを接合して枠組を形成し、框の加飾部が大
きいので、化粧シートを貼着した框を使用して無垢の扉
と同じデザインの扉を与えられる。扉の上框に設けられ
た貫通溝を通して板ガラスを嵌脱でき、板ガラスの交換
が容易で、面縁等が必要なく、したがって、工数や傷を
少なくできる等極めて有益なる効果を奏する。
【図1】この発明の扉の一実施例を示す説明斜視図であ
る。
る。
【図2】同じく、縦框と横框の接合部付近を示す部分斜
視図である。
視図である。
【図3】同じく、縦框の断面図である。
【図4】従来の板ガラスを有する扉の框材付近の断面図
である。
である。
【図5】同じく、別の従来例を示す断面図である。
【図6】従来の扉の縦框と横框の接合部付近を示す部分
斜視図である。
斜視図である。
1 框材 2 板ガラス 3 面縁 11 框材 12 板ガラス 13 面縁 21 縦框 24 横框 29 面 31 縦框 32 板ガラス 34 横框 35 扉 36 上框 37 貫通溝 38 溝 39 加飾部 40 化粧シート A 両端部 B 仕口構造
Claims (1)
- 【請求項1】 板ガラス、または、鏡板を有する扉であ
って;板ガラス、または、鏡板との接合部に溝を設け、
該溝付近に加飾部を設け、化粧シートを全周に貼着した
縦框と;該縦框の上記接合部側の上記溝と上記加飾部に
合致する仕口構造を両端部に設け、且つ、上記縦框と同
構造の横框とを組み立てて扉の枠組を形成し;さらに、
上框に、上下に貫通する貫通溝を設け、該貫通溝を通し
て上方から板ガラス、または、鏡板を差し込んで上記接
合部の溝に嵌脱可能に固定したことを特徴とする加飾部
付框とガラスを有する扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33821394A JPH08177330A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 加飾部付框とガラスを有する扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33821394A JPH08177330A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 加飾部付框とガラスを有する扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08177330A true JPH08177330A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18315994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33821394A Pending JPH08177330A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 加飾部付框とガラスを有する扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08177330A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6752777B1 (en) | 1997-06-16 | 2004-06-22 | Terumo Kabushiki Kaisha | Blood component collecting apparatus |
ES2216654A1 (es) * | 2001-07-18 | 2004-10-16 | Grup Betaporta, S.L. | Sistema para la fabricacion de puertas con vidrieras o cualquier otro objeto que requiera la realizacion de un vaciado y posterior cubricion del mismo. |
CN111502499A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-08-07 | 安徽海德门窗股份有限公司 | 一种可拆装式木门 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114552U (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-28 | 日本電信電話株式会社 | 光無線通信用光ユニツト |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP33821394A patent/JPH08177330A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114552U (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-28 | 日本電信電話株式会社 | 光無線通信用光ユニツト |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6752777B1 (en) | 1997-06-16 | 2004-06-22 | Terumo Kabushiki Kaisha | Blood component collecting apparatus |
ES2216654A1 (es) * | 2001-07-18 | 2004-10-16 | Grup Betaporta, S.L. | Sistema para la fabricacion de puertas con vidrieras o cualquier otro objeto que requiera la realizacion de un vaciado y posterior cubricion del mismo. |
CN111502499A (zh) * | 2020-04-26 | 2020-08-07 | 安徽海德门窗股份有限公司 | 一种可拆装式木门 |
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