JPS642068Y2 - - Google Patents

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JPS642068Y2
JPS642068Y2 JP1982128793U JP12879382U JPS642068Y2 JP S642068 Y2 JPS642068 Y2 JP S642068Y2 JP 1982128793 U JP1982128793 U JP 1982128793U JP 12879382 U JP12879382 U JP 12879382U JP S642068 Y2 JPS642068 Y2 JP S642068Y2
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JP
Japan
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frame
joint material
opening
glass plate
frame bodies
Prior art date
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JP1982128793U
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JPS5933990U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、開口部にガラス板等の飾り板が取付
けられる扉体等のパネル体における飾り板取付装
置に関するものである。
一般に、スチールドア等のパネル体では、開口
部を開設し、該開口部にガラス等の飾り板をパネ
ル体の内外両側から一対の額縁体で挟持状に支承
して取付けるようにしたものが知られている。し
かしながら、従来、ガラス板等の飾り板は、第5
図に示す如く、開口部周縁を構成するフレーム材
6にジヨイント材17を、取付ビス18を介して
適数個正確に位置決めして取付固定した後に、内
外いずれか一方の額縁体19に上記ジヨイント材
17が取付けられたパネル体(扉体)1を上から
重ねて前記額縁体19をジヨイント材17に嵌合
固定し、ビート7a,ガラス板5を額縁体19上
に載せ、しかる後、他方の額縁体20を上から重
ねてジヨイント材17に嵌合固定しビート7を挿
着することによつて取付けるようにしていた。こ
のため、上記ガラス板の取付工程において、ジヨ
イント材17の固定位置がずれると長物である額
縁体19,20の嵌合固定が円滑にいかなくなる
という欠点がある。そのうえ、ガラス板5が破損
したり摸様変え等のためガラス板5を交換する
際、内外いずれか一方の額縁体19あるいは20
を取外す必要があるが、このとき、両額縁体1
9,20は、裏面に形成した係止突起21a付き
の嵌合溝21にやはり係止突起17a付きのジヨ
イント材17先端部が嵌合することによつてジヨ
イント材17に固定されているため、内外いずれ
か一方の額縁体19あるいは20を破壊したりし
なければ飾り板を取外すことができず、このた
め、ガラス板等の飾り板を交換するには新たな額
縁体をも容易しなければならず、しかもその交換
操作が面倒で建付現場での交換作業は実質上不可
能に近かつた。
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができるパネル体における飾り板
取付装置を提供することを目的として創案された
ものであつて、パネル体に開設した開口部の内外
両側に、該開口部周縁部とガラス板等の飾り板と
を挟持するように一対の額縁体を対設すると共
に、前記額縁体の裏面には係止部をそれぞれ設
け、該係止部同志を額縁体の裏面側に配したジヨ
イント材に係止せしめて、両額縁体を一体的に連
結固定し飾り板を保持する構成のものにおいて、
前記ジヨイント材は、両額縁体の裏面に沿う挿入
によつて係止部に係止させて両額縁体を連結固定
するものとし、かつパネル体には、上記ジヨイン
ト材を額縁体の裏面に向けて挿入案内するための
挿入経路が形成されていることを特徴とするもの
である。
そして本考案は、この構成によつて、飾り板の
取付作業を簡略化すると共に、飾り板の交換も、
額縁体を破壊することなく、極めて簡単に行うこ
とができるようにしたものである。
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は扉体であつて、該扉体
1に開設された開口部2には、扉体1内外両側の
額縁体3,4を介して飾り板の一例であるガラス
板5が取付固定されている。即ち、額縁体3,4
は、それぞれ開口部2の形状に合わせてあらかじ
め四角形状に枠組みされているものであるが、そ
の内法側端縁にはガラス板5端縁を支持するガラ
ス支持部3a,4aが、また外法側端縁には開口
部2周縁を形成するフレーム材6側に支持される
フレーム支持部3b,4bが設けられている。
7,7aはガラス支持部3a,4aとガラス板5
間に介装されるビート、8,8aはフレーム支持
部3b,4bとフレーム材6との間に介装される
ビートである。額縁体3,4の裏面には、先端に
係止突起9aが突成された突片状の係止部9が形
成されている。
10は長尺状に形成されたジヨイント材であつ
て、該ジヨイント材10は相対向する一対の係止
片10a及び両係止片10aを一体的に連結する
連結片10bとによつて略H字状になつている
が、係止片10aの先端には係止突起10cが刻
設されいる。そして、額縁体3,4を扉体1の内
外両側からフレーム材6及びガラス板5を挟むよ
うに対設せしめた状態で、ジヨイント材10を、
係止突起10cと係止突起9aとが係止するよう
に扉体1の下側縁に設けた挿入口11からフレー
ム材6に沿つて額縁体3,4の裏面側に挿入すれ
ば、内外両額縁体3,4は上記ジヨイント材10
によつて一体的に連結固定され、フレーム支持部
3b,4b側ではフレーム材6を挟持し、ガラス
支持部3a,4a側ではガラス板5を挟持するよ
うになつている。
尚、図中、12は挿入口11を閉塞するべくビ
ス12a止めされる開閉板、13は扉体1に設け
られた錠付きのドアノブ、14は扉枠15に扉体
1を回動自在に装着する蝶番、16は扉体1の面
板である。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、扉体1にガラス板5を取付けるには、まずあ
らかじめ枠組みされた内外いずれか一方の額縁体
4を置いた上に扉体1を重ねる。このときビート
7a,8aはすでに介装せしめておく。そしてガ
ラス板5を額縁体4上に載せ、次いで他方の額縁
体3を載せる。このときフレーム支持部3b側の
ビート8は介装せしめておく。しかる後、開閉板
12が取外された挿入口11からジヨイント材1
0を、係止突起10cと係止突起9aとが係止す
るべく係止片10aの基端縁をフレーム材6に摺
動せしめながら開口部2周縁に沿つて額縁体3,
4の裏面側に順次挿入し、内外両額縁体3,4を
ジヨイント材10で一体的に連結固定する。そし
て最後にガラス支持部3a側のビート7をさし込
み装着すれば、ガラス板5は両額縁体3,4に挟
持状に保持されることになる。その後、扉体1は
挿入口11を開閉板12で閉塞した後蝶番14を
介して扉枠15に取付けられる。
この様に、本考案では、ガラス板5を挟持状に
保持する額縁体3,4は、従来のようにあらかじ
め扉体1側に取付固定されたジヨイント材に係止
固定するものではなく、開口部2周縁とガラス板
5とを挟持するようにあらかじめ対設されたもの
に、ジヨイント10を開口部周縁に沿つて挿入す
ることによつて連結固定するようにしたから、ジ
ヨイント材10を取付ビス等で扉体1側に固定す
る作業が全く不要になつて、簡単で、しかも取付
不良などを生じることなく確実かつ円滑なガラス
板5の取付作業を行うことができる。
また、扉枠15に取付けられた扉体1のガラス
板5が破損したり摸様変え等でガラス板5を交換
する際には、扉体1を扉枠15から取外して水平
状に置き、下側縁の開閉板12を外して挿入口1
1を開口し、しかる後ジヨイント材10を挿入口
11から引き抜けば、両額縁体3,4の連結は解
除される。そこで、上側となつた額縁体3を取外
して新しいガラス板5に交換し、外した額縁体3
を再び載せ、ジヨイント材10を挿入せしめれば
両額縁体3,4は再度一体的に連結されて新しい
ガラス板5を挟持状に保持することになる。従つ
て、本考案においては、ガラス板5の交換に際し
て必要ないずれか一方の額縁体3もしくは4の取
外し作業を、取外す額縁体3または4を破壊した
りすることなく、ジヨイント材10の引き抜き作
業という簡単な作業のみで確実に行うことがで
き、もつて、ガラス板5の交換作業を大幅に簡便
にしたとえ扉体1の建付現場であつても確実に行
うことができる。
尚、上記実施例では開閉板12を設けて挿入口
11を閉塞するようにしたため、挿入口11を下
側縁に設けた本実施例の如きものでは、ジヨイン
ト材10が長期の使用によつてずり落ちようとし
ても開閉板12で受け止められることになり都合
が良いが、ジヨイント材10のずり落ち現象は、
係止片10aと係止部9との係止関係に弾性を付
加するようにしておけば確実に防止でき、従つて
開閉板12は必ずしも必要でない。またこの場合
ガラス板5の保持力も大となつて都合が良い。さ
らに、開閉板12は第4図に示す如く嵌合方式の
ものであつてもよく、また、ジヨイント材10は
下側からのみでなく、上側からあるいは開口部2
の形状によつては水平方向からの挿入も可能であ
る。
さらに、本考案は、額縁体3,4、係止部9、
ジヨイント材10の形状、構造及び各者の関係等
は上記実施例に限定されないものであることは勿
論であり、要は、開口部2周縁とガラス板である
飾り板とを内外両側から挟持するように対設せし
めた額縁体3,4を、開口部周縁に沿つて挿入す
るジヨイント材10で一体的に連結係止して飾り
板を保持するものであればよい。
以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、あらかじめ開口部周縁に固定し
た複数のジヨイント材に額縁体を係止固定して飾
り板を保持する従来のものの如く、面倒でしかも
正確性を高度に要求されるジヨイント材の固定作
業が全く不要になつて、ジヨイント材を挿入経路
の挿入案内に従つて挿入するという極めて簡単な
作業によつて額縁体を連結固定して飾り板を保持
せしめることができる。しかも、額縁体は、ジヨ
イント材をパネル体から引き抜くという作業のみ
で連結状態を解除して取外すことができるため、
飾り板を交換する際に、従来の如くいずれか一方
の額縁体を破壊したりする必要は全くなく、従つ
て新しい飾り板を準備しさえすれば、たとえパネ
ル体の建付現場においても簡単かつ確実に飾り板
の交換作業を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るパネル体における飾り板
取付装置の実施例を示したものであつて、第1図
は扉体の全体正面図、第2図は第1図のA−A断
面図、第3図は扉体の要部縦断面図、第4図は他
例の要部縦断面図、第5図は従来例を示す断面図
である。 図中、1……扉体、2……開口部、3,4……
額縁体、5……ガラス板、6……フレーム材、
7,7a,8,8a……ビート、9……係止部、
10……ジヨイント材、11……挿入口、12…
…開閉板、13……ドアノブ、14……蝶番、1
5……扉枠、16……面板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネル体に開設した開口部の内外両側に、該開
    口部周縁部とガラス板等の飾り板とを挟持するよ
    うに一対の額縁体を対設すると共に、前記額縁体
    の裏面には係止部をそれぞれ設け、該係止部同志
    を額縁体の裏面側に配したジヨイント材に係止せ
    しめて、両額縁体を一体的に連結固定し飾り板を
    保持する構成のものにおいて、前記ジヨイント材
    は、両額縁体の裏面に沿う挿入によつて係止部に
    係止させて両額縁体を連結固定するものとし、か
    つパネル体には、上記ジヨイント材を額縁体の裏
    面に向けて挿入案内するための挿入経路が形成さ
    れていることを特徴とするパネル体における飾り
    板取付装置。
JP12879382U 1982-08-26 1982-08-26 パネル体における飾り板取付装置 Granted JPS5933990U (ja)

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JP12879382U JPS5933990U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 パネル体における飾り板取付装置

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JP12879382U JPS5933990U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 パネル体における飾り板取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS5933990U JPS5933990U (ja) 1984-03-02
JPS642068Y2 true JPS642068Y2 (ja) 1989-01-18

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ID=30292045

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120338B2 (ja) * 1972-06-30 1976-06-24
JPS5721692A (en) * 1980-07-15 1982-02-04 Matsushita Electric Works Ltd Casing construction

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120338U (ja) * 1974-08-01 1976-02-14

Patent Citations (2)

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JPS5933990U (ja) 1984-03-02

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