JPH0622076Y2 - 窓枠のカバ−体取付装置 - Google Patents
窓枠のカバ−体取付装置Info
- Publication number
- JPH0622076Y2 JPH0622076Y2 JP1986144097U JP14409786U JPH0622076Y2 JP H0622076 Y2 JPH0622076 Y2 JP H0622076Y2 JP 1986144097 U JP1986144097 U JP 1986144097U JP 14409786 U JP14409786 U JP 14409786U JP H0622076 Y2 JPH0622076 Y2 JP H0622076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- main body
- window frame
- mounting
- horizontal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、連窓などの窓枠下部にカバー体を取付ける装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来の技術 連続した上横材と下横材とに亘つて複数の縦材を連結し
て複数の開口部を有する窓枠とし、この各開口部に障子
やガラスなどを装着した連窓においては、窓枠下部にフ
アンコイルカバーなどのカバー体を取付けて室内側の見
栄えを良くすることがあり、このカバー体は窓枠を構成
する下横材の室内側に突き当てて取付けている。
て複数の開口部を有する窓枠とし、この各開口部に障子
やガラスなどを装着した連窓においては、窓枠下部にフ
アンコイルカバーなどのカバー体を取付けて室内側の見
栄えを良くすることがあり、このカバー体は窓枠を構成
する下横材の室内側に突き当てて取付けている。
考案が解決しようとする問題点 かかるカバー体の取付けであると、窓枠全体が面内方向
に彎曲している場合には下横材も長手方向に彎曲してい
るので、カバー体の取付端縁を下横材と同一曲率に彎曲
させて下横材の室内側に隙間が生じることなしに取付け
できるようにせねばならず、そのカバー体の取付端縁の
加工が面倒であると共に、加工誤差や取付誤差によつて
下横材の室内側とカバー体の取付端縁との間に隙間が生
じて見栄えが悪くなることがある。
に彎曲している場合には下横材も長手方向に彎曲してい
るので、カバー体の取付端縁を下横材と同一曲率に彎曲
させて下横材の室内側に隙間が生じることなしに取付け
できるようにせねばならず、そのカバー体の取付端縁の
加工が面倒であると共に、加工誤差や取付誤差によつて
下横材の室内側とカバー体の取付端縁との間に隙間が生
じて見栄えが悪くなることがある。
そこで、本考案は窓枠全体が面内方向に彎曲した場合で
も窓枠下部にカバー体を簡単に、しかも隙間が生じるこ
となしに取付けできるようにした窓枠のカバー体取付装
置を提供することを目的とする。
も窓枠下部にカバー体を簡単に、しかも隙間が生じるこ
となしに取付けできるようにした窓枠のカバー体取付装
置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 上面に係止片２４を備えた横板２２を室外側端部に室外
側縦板２３を係止片２４より上方に突出して一体的に設
けた本体２０と、この係止片２４と係合する係合片２７
を下面２１ａに備えた押縁２１で窓枠５を構成する下横
材２とし、前記本体２０の横板２２の下面にファスナー
２６をボルト２５で取付け、この本体２０の横板２２の
室内寄り部分に押縁２１を係止片２４と係合片２７を係
合して横板２２上面と押縁２１下面とを上下方向に離隔
して取付け、この本体２０の横板２２上面と押縁２１下
面との間に室内側に開口した溝部２８を構成し、本体２
０の室外側縦板２３と押縁２１との間にガラス６装着用
の上向凹部２９を構成し、前記溝部２８にカバー体７の
取付端縁７ａを嵌合して下横材２に取付けた窓枠のカバ
ー体取付構造。
側縦板２３を係止片２４より上方に突出して一体的に設
けた本体２０と、この係止片２４と係合する係合片２７
を下面２１ａに備えた押縁２１で窓枠５を構成する下横
材２とし、前記本体２０の横板２２の下面にファスナー
２６をボルト２５で取付け、この本体２０の横板２２の
室内寄り部分に押縁２１を係止片２４と係合片２７を係
合して横板２２上面と押縁２１下面とを上下方向に離隔
して取付け、この本体２０の横板２２上面と押縁２１下
面との間に室内側に開口した溝部２８を構成し、本体２
０の室外側縦板２３と押縁２１との間にガラス６装着用
の上向凹部２９を構成し、前記溝部２８にカバー体７の
取付端縁７ａを嵌合して下横材２に取付けた窓枠のカバ
ー体取付構造。
これによりカバー体７の取付端縁７ａが下横材２の溝部
２８に嵌合しているので、下横材２が長手方向に弯曲し
ている場合にカバー体７の取付端縁７ａの嵌合代によっ
てその弯曲を吸収して取付端縁７ａを溝部２８に嵌合さ
せることができ、窓全体が面内方向に弯曲している場合
にもカバー体７の取付端縁７ａを直線状として弯曲させ
ることなしに窓枠下部に隙間が生じることなしに容易に
取付けできる。
２８に嵌合しているので、下横材２が長手方向に弯曲し
ている場合にカバー体７の取付端縁７ａの嵌合代によっ
てその弯曲を吸収して取付端縁７ａを溝部２８に嵌合さ
せることができ、窓全体が面内方向に弯曲している場合
にもカバー体７の取付端縁７ａを直線状として弯曲させ
ることなしに窓枠下部に隙間が生じることなしに容易に
取付けできる。
また、窓枠５を構成する下横材２を本体２０と押縁２１
によりガラス装着用の上向凹部２９を有する形状とした
から、窓全体が面内方向に弯曲している場合には本体２
０と押縁２１を面内方向に弯曲させれば良く、その弯曲
させる加工が容易となるし、ガラス装着用の上向凹部２
９が正しく面方向に弯曲してガラス６を正しく装着でき
る。
によりガラス装着用の上向凹部２９を有する形状とした
から、窓全体が面内方向に弯曲している場合には本体２
０と押縁２１を面内方向に弯曲させれば良く、その弯曲
させる加工が容易となるし、ガラス装着用の上向凹部２
９が正しく面方向に弯曲してガラス６を正しく装着でき
る。
また、本体２０の横板２２の係止片２４と押縁２１の係
合片２７を係合して横板２２上面と押縁２１下面とを離
隔したので、本体２０と押縁２１を簡単に位置決めて連
結できるし、溝部２８の上下方向幅を常に一定にでき、
しかも本体２０を取付けるためのファスナー２６のボル
ト２５が横板２２と押縁２１との間に位置して押縁２１
と干渉することがない。
合片２７を係合して横板２２上面と押縁２１下面とを離
隔したので、本体２０と押縁２１を簡単に位置決めて連
結できるし、溝部２８の上下方向幅を常に一定にでき、
しかも本体２０を取付けるためのファスナー２６のボル
ト２５が横板２２と押縁２１との間に位置して押縁２１
と干渉することがない。
実施例 第７図、第８図は連窓の正面図、平面図であり、左右方
向に連続する上横材１と下横材２とに亘つて複数の縦材
３が長手方向に間隔を置いて連結されて複数の開口部４
を有する窓枠５を構成し、各開口部４にはガラス６が装
着してあると共に、窓枠下部にはフアンコイルカバーな
どのカバー体７が長手方向に亘つて取付けてあり、窓枠
５は全体が面内方向に彎曲している。
向に連続する上横材１と下横材２とに亘つて複数の縦材
３が長手方向に間隔を置いて連結されて複数の開口部４
を有する窓枠５を構成し、各開口部４にはガラス６が装
着してあると共に、窓枠下部にはフアンコイルカバーな
どのカバー体７が長手方向に亘つて取付けてあり、窓枠
５は全体が面内方向に彎曲している。
第１図に示すように、前記上横材１は本体１０と押縁１
１とより成り、本体１０は図示しない建物躯体に連結さ
れたパネル板１２にフアスナー１３を介して固着してあ
ると共に、横板１４と室外側縦板１５とを備え、その横
板１４に一対の係止片１６，１６が一体形成され、前記
押縁１１は中空長尺となり、かつ上部に一対の係合片１
７，１７が一体形成されて、この係合片１７を前記係止
片１６に係合して押縁１１を本体１０に連結してあると
共に、押縁１１と室外側縦板１５とで下向凹部１８を形
成している。
１とより成り、本体１０は図示しない建物躯体に連結さ
れたパネル板１２にフアスナー１３を介して固着してあ
ると共に、横板１４と室外側縦板１５とを備え、その横
板１４に一対の係止片１６，１６が一体形成され、前記
押縁１１は中空長尺となり、かつ上部に一対の係合片１
７，１７が一体形成されて、この係合片１７を前記係止
片１６に係合して押縁１１を本体１０に連結してあると
共に、押縁１１と室外側縦板１５とで下向凹部１８を形
成している。
前記下横材２は本体２０と押縁２１とより成り、本体２
０は横板２２と室外側縦板２３とを備え、横板２２の上
面に鉤形に折曲した一対の係止片２４，２４が一体形成
され、下面にボルト・ナツト２５で固着したフアスナー
２６が前記パネル板１２に固着されていると共に、押縁
２１は矩形中空形状の長尺材となり、その下面21aに一
対の係合片２７，２７が固着され、その係合片２７を係
止片２４に係合して押縁２１を本体２０に取着して下面
21aと横板２２との間に室内側に開口する溝部２８を形
成し、かつ室外側縦板２３と押縁２１との間に上向凹部
２９を形成している。つまり、上横材１と下横材２とは
同一形状となつている。
０は横板２２と室外側縦板２３とを備え、横板２２の上
面に鉤形に折曲した一対の係止片２４，２４が一体形成
され、下面にボルト・ナツト２５で固着したフアスナー
２６が前記パネル板１２に固着されていると共に、押縁
２１は矩形中空形状の長尺材となり、その下面21aに一
対の係合片２７，２７が固着され、その係合片２７を係
止片２４に係合して押縁２１を本体２０に取着して下面
21aと横板２２との間に室内側に開口する溝部２８を形
成し、かつ室外側縦板２３と押縁２１との間に上向凹部
２９を形成している。つまり、上横材１と下横材２とは
同一形状となつている。
前記カバー体７の取付端縁７ａは鉤形に接して前記溝部
２８内に嵌合して下横材２の室内側に取付けられている
と共に、ガラス６の上縁は下向凹部１８内に挿入されて
シール材３０で支持され、下縁は上向凹部２９内に挿入
されてセツテングブロツク３１上に載置し、かつシール
材３２で支持してある。
２８内に嵌合して下横材２の室内側に取付けられている
と共に、ガラス６の上縁は下向凹部１８内に挿入されて
シール材３０で支持され、下縁は上向凹部２９内に挿入
されてセツテングブロツク３１上に載置し、かつシール
材３２で支持してある。
前記縦材３は第２図に示すように、本体４０と一対のシ
ール材受け部材４１，４１とを備え、本体４０は中空形
状の基体４２と突出壁４３と室外側横壁４４とにより両
側方に開口した凹部４５を有する形状となり、その室外
側横壁４４には一対のガイド溝４６が長手方向に亘つて
形成され、シール材受け部材４１はガイド溝４６に嵌合
する摺動片４７とシール材受け板４８とより成つて本体
４０に対して上下方向に摺動自在となり、そのシール材
受け板４８の前面にガラス６の縦縁背面が接着シール材
４９で接着してある。
ール材受け部材４１，４１とを備え、本体４０は中空形
状の基体４２と突出壁４３と室外側横壁４４とにより両
側方に開口した凹部４５を有する形状となり、その室外
側横壁４４には一対のガイド溝４６が長手方向に亘つて
形成され、シール材受け部材４１はガイド溝４６に嵌合
する摺動片４７とシール材受け板４８とより成つて本体
４０に対して上下方向に摺動自在となり、そのシール材
受け板４８の前面にガラス６の縦縁背面が接着シール材
４９で接着してある。
このようであるから、上下横材１，２が相対変位した時
にガラス６が上下方向に回転変位する際に、接着シール
材４９とシール材受け部材４１が本体４０に対して上下
に移動するので接着シール材４９にせん断力が作用せず
にシール切れが生じることがない。
にガラス６が上下方向に回転変位する際に、接着シール
材４９とシール材受け部材４１が本体４０に対して上下
に移動するので接着シール材４９にせん断力が作用せず
にシール切れが生じることがない。
前記上下横材１，２と縦材３は第３図〜第６図に示すよ
うに、基体４２と室外側横壁４４の上下端部に切欠き部
42a,44aをそれぞれ形成し、この切欠き部42a,44aを本体
１０，２０の一対の係止片１６，１６，２４，２４間に
密嵌して面外方向の位置決めをし、Ｌ型となつた連結金
具５０を横板１４，２２と突出壁４３の上下部にボルト
・ナツト５１，５２でそれぞれ固着して連結してある。
なお、連結金具５０と突出壁４３は長穴５３と一対の板
バネ５４によつて上下及び左右に相対変位できるように
連結してある。
うに、基体４２と室外側横壁４４の上下端部に切欠き部
42a,44aをそれぞれ形成し、この切欠き部42a,44aを本体
１０，２０の一対の係止片１６，１６，２４，２４間に
密嵌して面外方向の位置決めをし、Ｌ型となつた連結金
具５０を横板１４，２２と突出壁４３の上下部にボルト
・ナツト５１，５２でそれぞれ固着して連結してある。
なお、連結金具５０と突出壁４３は長穴５３と一対の板
バネ５４によつて上下及び左右に相対変位できるように
連結してある。
考案の効果 カバー体７の取付端縁７ａが下横材２の溝部２８に嵌合
しているので、下横材２が長手方向に弯曲している場合
にカバー体７の取付端縁７ａの嵌合代によってその弯曲
を吸収して取付端縁７ａを溝部２８に嵌合させることが
できる。
しているので、下横材２が長手方向に弯曲している場合
にカバー体７の取付端縁７ａの嵌合代によってその弯曲
を吸収して取付端縁７ａを溝部２８に嵌合させることが
できる。
したがって、窓全体が面内方向に弯曲している場合にも
カバー体７の取付端縁７ａを直線状として弯曲させるこ
となしに窓枠下部に隙間が生じることなしに容易に取付
けできる。
カバー体７の取付端縁７ａを直線状として弯曲させるこ
となしに窓枠下部に隙間が生じることなしに容易に取付
けできる。
また、窓枠５を構成する下横材２を本体２０と押縁２１
によりガラス装着用の上向凹部２９を有する形状とした
から、窓全体が面内方向に弯曲している場合には本体２
０と押縁２１を面内方向に弯曲させれば良く、その弯曲
させる加工が容易となるし、ガラス装着用の上向凹部２
９が正しく面方向に弯曲してガラス６を正しく装着でき
る。
によりガラス装着用の上向凹部２９を有する形状とした
から、窓全体が面内方向に弯曲している場合には本体２
０と押縁２１を面内方向に弯曲させれば良く、その弯曲
させる加工が容易となるし、ガラス装着用の上向凹部２
９が正しく面方向に弯曲してガラス６を正しく装着でき
る。
また、本体２０の横板２２の係止片２４と押縁２１の係
合片２７を係合して横板２２上面と押縁２１下面とを離
隔したので、本体２０と押縁２１を簡単に位置決めて連
結できるし、溝部２８の上下方向幅を常に一定にでき、
しかも本体２０を取付けるためのファスナー２６のボル
ト２５が横板２２と押縁２１との間に位置して押縁２１
と干渉することがない。
合片２７を係合して横板２２上面と押縁２１下面とを離
隔したので、本体２０と押縁２１を簡単に位置決めて連
結できるし、溝部２８の上下方向幅を常に一定にでき、
しかも本体２０を取付けるためのファスナー２６のボル
ト２５が横板２２と押縁２１との間に位置して押縁２１
と干渉することがない。
第１図は連窓の縦断面図、第２図は横断面図、第３図、
第４図、第５図は上下横材と縦材の連結部の縦断面図、
正面図、横断面図、第６図は下横材と縦材の連結部の斜
視図、第７図、第８図は連窓の正面図、平面図である。 ２は下横材、７はカバー体、７ａは取付端縁、２０は本
体、２１は押縁、２８は溝部。
第４図、第５図は上下横材と縦材の連結部の縦断面図、
正面図、横断面図、第６図は下横材と縦材の連結部の斜
視図、第７図、第８図は連窓の正面図、平面図である。 ２は下横材、７はカバー体、７ａは取付端縁、２０は本
体、２１は押縁、２８は溝部。
Claims (1)
- 【請求項１】上面に係止片２４を備えた横板２２を室外
側端部に室外側縦板２３を係止片２４より上方に突出し
て一体的に設けた本体２０と、この係止片２４と係合す
る係合片２７を下面２１ａに備えた押縁２１で窓枠５を
構成する下横材２とし、 前記本体２０の横板２２の下面にファスナー２６をボル
ト２５で取付け、この本体２０の横板２２の室内寄り部
分に押縁２１を係止片２４と係合片２７を係合して横板
２２上面と押縁２１下面とを上下方向に離隔して取付
け、この本体２０の横板２２上面と押縁２１下面との間
に室内側に開口した溝部２８を構成し、本体２０の室外
側縦板２３と押縁２１との間にガラス６装着用の上向凹
部２９を構成し、 前記溝部２８にカバー体７の取付端縁７ａを嵌合して下
横材２に取付けたことを特徴とする窓枠のカバー体取付
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986144097U JPH0622076Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 窓枠のカバ−体取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986144097U JPH0622076Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 窓枠のカバ−体取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6351084U JPS6351084U (ja) | 1988-04-06 |
| JPH0622076Y2 true JPH0622076Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31054393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986144097U Expired - Lifetime JPH0622076Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 窓枠のカバ−体取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622076Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS604181U (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-12 | 株式会社日本アルミ | 出窓 |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP1986144097U patent/JPH0622076Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6351084U (ja) | 1988-04-06 |
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