JPH0730438Y2 - 車両のヘッドライニング取付構造 - Google Patents

車両のヘッドライニング取付構造

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JPH0730438Y2
JPH0730438Y2 JP3759588U JP3759588U JPH0730438Y2 JP H0730438 Y2 JPH0730438 Y2 JP H0730438Y2 JP 3759588 U JP3759588 U JP 3759588U JP 3759588 U JP3759588 U JP 3759588U JP H0730438 Y2 JPH0730438 Y2 JP H0730438Y2
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JP
Japan
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headlining
molding member
mounting
spacer
mounting structure
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JP3759588U
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実 清古
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両の天井に取付けられるヘッドライニングの
取付構造に関する。
〈従来の技術〉 ヘッドライニング取付構造の従来例として第7図に示す
ようなものがある(実開昭59-170067号公報及び実開昭6
0-87770号公報参照)。
すなわち、車両後部用ヘッドライニング1の下縁部を見
栄え向上のためにモール部材2により挟み込んだ後、こ
れらをスクリュネジ(図示せず)を車両パネル3のメタ
ル孔4に螺合することにより車両パネル3に取付けるよ
うにしている。さらに、カーテンレール4をスクリュネ
ジ5をヘッドライニング1及びモール部材2に螺合する
ことにより取付けるようにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来のヘッドライニングの取
付構造においては、ヘッドライニング1を車両パネル3
に取付けるときに車両パネル3のメタル孔4が見えにく
いため、ヘッドライニング1の組付作業性が極めて悪い
という不具合があった。また、カーテンレール4をスク
リュネジ5によりヘッドライニング1及びモール部材2
に取付けるようにしているが、それらが軟らかいため組
付時にスクリュネジ5が抜けやすいという不具合があっ
た。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたもので、ヘ
ッドライニングの組付作業性等を向上できるヘッドライ
ニング取付構造を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案は、 車室内の天井を覆うヘッドライニングをモール部材と共
に天井側のパネルにヘッドライニング用取付具により取
付けるようにした車両のヘッドライニング取付構造にお
いて、 相対向する一対の挟持片を有する前記モール部材を、前
記挟持片で前記ヘッドライニングの縁部を挟持させてヘ
ッドライニングの縁部に取付け、 前記モール部材の一対の挟持片間に挿入されると共に、
ヘッドライニング縁部に形成された切欠部に挿入位置さ
れるスペーサを設け、 該スペーサは、前記モール部材の内側空間部厚みと略等
しい厚みの厚肉部と、該厚肉部の厚みより薄い厚みの薄
肉部と、を有すると共に、 前記厚肉部に、前記モール部材に開設された位置決め用
開口部に係合される係合突起を設け、 該係合突起にはカーテンレール等の付属物を付属物用取
付具により取付けるための取付用孔を設け、前記薄肉部
には、前記モール部材の視認用開口部を介して、前記ヘ
ッドライニング用取付具を取り付ける天井側のパネルの
取付部を視認可能な視認用孔を設けるようにした。
〈作用〉 かかる構成において、モール部材にスペーサを取付けた
後ヘッドライニングを天井側のパネルに取付け、視認用
の開口部と孔とを通じて、該パネルに形成された、ヘッ
ドライニング用取付具の取付部を視認しつつ、ヘッドラ
イニングをモール部材と共に天井側のパネルに取付け
る。そして、モール部材にカーテンレール等の付属物を
取付具により取付ける。
〈実施例〉 以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示す。
第1図において、車室内の後部側天井を覆うヘッドライ
ニング11の下縁部にはモール部材12がその下縁部を挟持
して取付けられている。前記ヘッドライニング11の下縁
部には切欠部13が前記モール部材12により覆われた部位
に複数形成され、これら切欠部13にはスペーサ14が挿入
されている。ここで、スペーサ14は、合成樹脂から形成
され、やや硬めに設定されている。
前記スペーサ14には、第2図に示すように、前記モール
部材12の内側空間部厚み(第3図中W)と略等しい厚み
の厚肉部14aと、該厚肉部14aの厚みより薄い厚みの薄肉
部14bと、が形成されている。前記厚肉部14aには楕円状
の係合突起14cが突出形成され、この係合突起14cの略中
央部には付属物としての図示しないカーテンレール用取
付具としてのスクリュネジが螺合される取付部としての
取付用孔14dが開設されている。前記薄肉部14bの略中央
部には視認用孔14eが貫通形成されている。
一方、前記モール部材12には第3図に示すように楕円状
の位置決め用開口部12aが両側部に開設され、一方の開
口部12aに前記スペーサ14の係合突起14cが係合されるよ
うになっている。また、モール部材12には視認用開口部
12bが前記位置決め用開口部12aに隣接して開設され、こ
れら視認用開口部12bの間に前記スペーサ14の視認用孔1
4eが位置するようになっている。
次に、組立順序を説明する。
まず、モール部材12に、スペーサ14を、位置決め用開口
部12aに係合突起14cを係合させると共に視認用開口部12
bの間に視認用孔14e位置させて、取付ける。そして、第
1図に示すようにモール部材12をヘッドライニング11の
下縁部に該下縁部を挟持して取付ける。
そして、視認用開口部12bと視認用孔14eとを介して天井
側の車両パネル(図示せず)に形成された取付部として
のメタル孔を視認して前記車両パネルへの取付位置を決
めた後、これら開口部12b及び視認用孔14eにヘッドライ
ニング用取付具としての図示しないスクリュネジを挿通
させて該スクリュネジを前記メタル孔に螺合し、ヘッド
ライニング11をモール部材12と共に車両パネルに係止さ
せる。このとき、視認用開口部12b及び薄肉部14bの視認
用孔14eを介して車両パネルのメタル孔を視認するの
で、メタル孔を極めて容易に視認できるため、ヘッドラ
イニング11の車両パネルへの取付が極めて簡易となり、
それらの組付性を大巾に向上できる。
そして、モール部材12に付属物としてのカーテンレール
(図示せず)を、前記開口部12a,12bを覆うように組付
けた後、スクリュネジをスペーサ14の取付用孔14dに螺
合することにより、モール部材12にカーテンレールを取
付ける。このとき、合成樹脂からなるモール部材12にス
クリュネジを螺合することによりカーテンレールを取付
けるようにしたので、そのスクリュネジが抜けるのを防
止できカーテンレールを強固に取付けることができる。
また、スペーサ14の係合突起14cを楕円状に形成したの
で、カーテンレールを広範囲で保持できるため、カーテ
ンレールの変形を防止できる。
第4図〜第6図は本考案の第2実施例を示す。
図において、ヘッドライニング21の下縁部には切欠部22
が開設されている。また、モール部材23には、位置決め
用開口部23aと、視認用開口部23bと、スペーサ係合用開
口部23cと、が並設して開設されている。また、スペー
サ24には、第5図及び第6図に示すように、前記モール
部材23の内側空間部厚みと略等しい厚みの厚肉部24a
と、該厚肉部24aの厚みより薄い厚みの薄肉部24bと、が
形成されている。前記厚肉部24aには前記モール部材23
の取付用孔23aに係合される楕円状の係合突起24cが突出
形成され、この係合突起24cの略中央部にはカーテンレ
ール25を取付けるためのスクリュネジ26が螺合される取
付用孔24dが形成されている。前記薄肉部24bの略中央部
には楕円状の視認用孔24eが貫通形成されている。ま
た、薄肉部24bの端部には前記モール部材23のスペーサ
係合用開口部23cに係合される保持用突起24fが突出形成
されている。尚、第4図中27はヘッドライニング21をモ
ール部材23と共に車両パネル(図示せず)に取付けるた
めのスクリュネジである。
かかる構成においても、第1実施例と同様な効果を奏す
る他、スペーサ24をモール部材23に係合突起24cと保持
用突起24fとをモール部材23の開口部23a,23cに係合させ
て取付けるようにしたので、それらの取付を確実に行う
ことができる。
尚、ヘッドライニング及びモール部材はブラケットを介
して車両パネルに取付けてもよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、モール部材にスペーサ
を取付けた後ヘッドライニングを天井側のパネルに取付
け、視認用の開口部と孔とを通じて、該パネルに形成さ
れた、ヘッドライニング用取付具の取付部を視認しつ
つ、ヘッドライニングをモール部材と共に天井側のパネ
ルに取付ける構成としたから、ヘッドライニング及びモ
ール部材と天井側のパネルとの取付性を大幅に向上でき
る。また、カーテンレール等の付属物をモール部材に取
付けられたスペーサに取付けるようにしたので、その付
属物を確実でかつ強固に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す構成図、第2図は同
上の要部拡大図、第3図は同上の他の要部拡大図、第4
図は本考案の第2実施例を示す展開図、第5図は同上の
要部正面図、第6図は第5図の平面図、第7図はヘッド
ライニング取付構造の従来例を示す断面図である。 11,21……ヘッドライニング、12,23……モール部材、12
a,23a……取付用開口部、12b,23b……視認用開口部、1
3,22……切欠部、14,24……スペーサ、14a,24a……厚肉
部、14b,24b……薄肉部、14c,24c……係合突起、14d,24
d……取付用孔、14e,24e……視認用孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内の天井を覆うヘッドライニングをモ
    ール部材と共に天井側のパネルにヘッドライニング用取
    付具により取付けるようにした車両のヘッドライニング
    取付構造において、 相対向する一対の挟持片を有する前記モール部材を、前
    記挟持片で前記ヘッドライニングの縁部を挟持させてヘ
    ッドライニングの縁部に取付け、 前記モール部材の一対の挟持片間に挿入されると共に、
    ヘッドライニング縁部に形成された切欠部に挿入位置さ
    れるスペーサを設け、 該スペーサは、前記モール部材の内側空間部厚みと略等
    しい厚みの厚肉部と、該厚肉部の厚みより薄い厚みの薄
    肉部と、を有すると共に、 前記厚肉部に、前記モール部材に開設された位置決め用
    開口部に係合される係合突起を設け、 該係合突起にはカーテンレール等の付属物を付属物用取
    付具により取付けるための取付用孔を設け、前記薄肉部
    には、前記モール部材の視認用開口部を介して、前記ヘ
    ッドライニング用取付具を取り付ける天井側のパネルの
    取付部を視認可能な視認用孔を設けた ことを特徴とする車両のヘッドライニング取付構造。
JP3759588U 1988-03-24 1988-03-24 車両のヘッドライニング取付構造 Expired - Lifetime JPH0730438Y2 (ja)

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JPH01141153U JPH01141153U (ja) 1989-09-27
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