JPH10211519A - リール装置 - Google Patents
リール装置Info
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- JPH10211519A JPH10211519A JP9012836A JP1283697A JPH10211519A JP H10211519 A JPH10211519 A JP H10211519A JP 9012836 A JP9012836 A JP 9012836A JP 1283697 A JP1283697 A JP 1283697A JP H10211519 A JPH10211519 A JP H10211519A
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- JP
- Japan
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- segment
- coil
- slide
- diameter
- segments
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/18—Constructional details
- B65H75/24—Constructional details adjustable in configuration, e.g. expansible
- B65H75/242—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages
- B65H75/248—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by actuator movable in axial direction
- B65H75/2484—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by actuator movable in axial direction movable actuator including wedge-like or lobed member
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/10—Size; Dimensions
- B65H2511/14—Diameter, e.g. of roll or package
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コイル巻取り、巻戻し装置において、安価で
簡単に段取り替えができる技術を提供する。 【解決手段】 (a)は、スライドアタッチメント1
0,10をセグメントの鍔18,18側に寄せたもので
あり、小径D1の箇所で、図の様にコイルCを巻く様子
を示す。(b)に示す通り、大内径のコイルに対して
は、矢印,の要領で、スライドアタッチメント1
0,10をマンドレル8R,8Lの先端へスライドさ
せ、固定する。この結果、大径D2の箇所で、コイルを
巻くことができる。
簡単に段取り替えができる技術を提供する。 【解決手段】 (a)は、スライドアタッチメント1
0,10をセグメントの鍔18,18側に寄せたもので
あり、小径D1の箇所で、図の様にコイルCを巻く様子
を示す。(b)に示す通り、大内径のコイルに対して
は、矢印,の要領で、スライドアタッチメント1
0,10をマンドレル8R,8Lの先端へスライドさ
せ、固定する。この結果、大径D2の箇所で、コイルを
巻くことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なる内径のコイル
に対応可能なリール装置に関する。
に対応可能なリール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ストリップと称する帯板は、一般に運搬
などの便利の為に、コイルの形態で保管し、運搬し、次
の工程で巻戻して所定の処理を施す。その為にコイル巻
取り装置やコイル巻戻し装置が必要となる。そして、こ
れらの装置の要部はコイルを保持し、回転させるセグメ
ントを備えたリール装置である。
などの便利の為に、コイルの形態で保管し、運搬し、次
の工程で巻戻して所定の処理を施す。その為にコイル巻
取り装置やコイル巻戻し装置が必要となる。そして、こ
れらの装置の要部はコイルを保持し、回転させるセグメ
ントを備えたリール装置である。
【0003】図7は従来のリール装置の側面図であり、
リール装置100は、例えば、コモンベース101と、
モータ台102と、セグメント回転モータ103と、ギ
ヤケース104と、キヤケース104内の第1ギヤ10
5、第2ギヤ106、第3ギヤ107、第4ギヤ10
8、中空軸109と、この中空軸109を水平に貫通す
るスラストロッド110と、この軸の先端のくさび部1
11と、このくさび部111を囲うセグメント112
と、スラストロッド110を進退させる拡縮用シリンダ
113とからなる。
リール装置100は、例えば、コモンベース101と、
モータ台102と、セグメント回転モータ103と、ギ
ヤケース104と、キヤケース104内の第1ギヤ10
5、第2ギヤ106、第3ギヤ107、第4ギヤ10
8、中空軸109と、この中空軸109を水平に貫通す
るスラストロッド110と、この軸の先端のくさび部1
11と、このくさび部111を囲うセグメント112
と、スラストロッド110を進退させる拡縮用シリンダ
113とからなる。
【0004】このようなリール装置100を左右一対配
置し、一対のセグメント112,112に帯板を巻き付
けてコイルCにする、又はコイルCを巻戻して帯板にす
る。詳しくは、一対のセグメント112,112に帯板
の先端を掛けた後、セグメント回転モータ103を始動
することにより、第1ギヤ105、第2ギヤ106、第
3ギヤ107、第4ギヤ108、中空軸109、スラス
トロッド110の順でトルクが伝達され、シリンダ11
3とともにセグメント112,112が廻り帯板を巻取
る。
置し、一対のセグメント112,112に帯板を巻き付
けてコイルCにする、又はコイルCを巻戻して帯板にす
る。詳しくは、一対のセグメント112,112に帯板
の先端を掛けた後、セグメント回転モータ103を始動
することにより、第1ギヤ105、第2ギヤ106、第
3ギヤ107、第4ギヤ108、中空軸109、スラス
トロッド110の順でトルクが伝達され、シリンダ11
3とともにセグメント112,112が廻り帯板を巻取
る。
【0005】図8(a),(b)はセグメントの拡縮作
用説明図である。帯板をタイトに巻くため、セグメント
112からコイルを簡単に外すために、次に説明する縮
径を行なう。(a)は所定径に保った4個のセグメント
112(・・・は複数個を示す。以下同様。)からなる。
図7において、スラストロッド110をシリンダ113
の引き動作で後退させると、セグメン112・・・同士が
近づく。(b)は縮径状態のセグメント112を示す。
この状態でセグメント112からコイルを容易に外すこ
とができる。
用説明図である。帯板をタイトに巻くため、セグメント
112からコイルを簡単に外すために、次に説明する縮
径を行なう。(a)は所定径に保った4個のセグメント
112(・・・は複数個を示す。以下同様。)からなる。
図7において、スラストロッド110をシリンダ113
の引き動作で後退させると、セグメン112・・・同士が
近づく。(b)は縮径状態のセグメント112を示す。
この状態でセグメント112からコイルを容易に外すこ
とができる。
【0006】ところで、図7において、コイルCは生産
要求により、内径や幅などが変化し、例えば内径は61
0mmと762mmの2種類に変化し、幅は610〜1
673mmの範囲で変化する。内径が2種類あるときに
は、610mm径のセグメント112と762mm径
のセグメント112とを用意し、適宜セグメントを交換
するか、例えば実開平6−29709号公報「リール
外径変更装置」の如く、油圧でセグメントの径を変更す
ることが必要となる。なお、この様に装置側の受入れ形
態を変更することを「段取り替え」と言うことにする。
要求により、内径や幅などが変化し、例えば内径は61
0mmと762mmの2種類に変化し、幅は610〜1
673mmの範囲で変化する。内径が2種類あるときに
は、610mm径のセグメント112と762mm径
のセグメント112とを用意し、適宜セグメントを交換
するか、例えば実開平6−29709号公報「リール
外径変更装置」の如く、油圧でセグメントの径を変更す
ることが必要となる。なお、この様に装置側の受入れ形
態を変更することを「段取り替え」と言うことにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記はセグ
メント112が重量物であり、簡単には中空軸109側
に着脱できず、交換作業の費用が嵩む。上記は交換作
業は必要無いが、構造が複雑であり、高価であり、且つ
高圧油を使用するため、油漏れの心配がある。そこで、
本発明の目的は、安価で簡単に段取り替えができる技術
を提供することにある。
メント112が重量物であり、簡単には中空軸109側
に着脱できず、交換作業の費用が嵩む。上記は交換作
業は必要無いが、構造が複雑であり、高価であり、且つ
高圧油を使用するため、油漏れの心配がある。そこで、
本発明の目的は、安価で簡単に段取り替えができる技術
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、コイルを保持させるセグメントに、セグ
メントの軸方向へスライド可能に大内径コイルに対応し
たアタッチメントを取付けたことを特徴とする。コイル
が大内径のときにはアタッチメントをセグメントの先端
寄りに寄せた状態でコイルを保持させる。セグメントか
らアタッチメントを取外す必要が無く、単に横にスライ
ドさせるだけであるから、段取り替え作業が容易にな
る。設備済の装置に対しては、セグメントにアタッチメ
ントを取付けるだけであるから、簡単な改造だけで、コ
イル装置を異内径ロールに対応させることができる。
に請求項1は、コイルを保持させるセグメントに、セグ
メントの軸方向へスライド可能に大内径コイルに対応し
たアタッチメントを取付けたことを特徴とする。コイル
が大内径のときにはアタッチメントをセグメントの先端
寄りに寄せた状態でコイルを保持させる。セグメントか
らアタッチメントを取外す必要が無く、単に横にスライ
ドさせるだけであるから、段取り替え作業が容易にな
る。設備済の装置に対しては、セグメントにアタッチメ
ントを取付けるだけであるから、簡単な改造だけで、コ
イル装置を異内径ロールに対応させることができる。
【0009】請求項2は、コイルを保持させるセグメン
トを、先端側が小径部、基部側が大径部の多段セグメン
トとし、この多段セグメントを軸方向へ移動するセグメ
ント位置決めシリンダを備えたことを特徴とする。セグ
メント位置決めシリンダの押し引き作用で小径部又は大
径部を選択的にコイル保持位置へ移動させればよい。段
取り替えの為にラインへ立ち入る必要が無いので、安全
に容易に段取り替えが実施できる。
トを、先端側が小径部、基部側が大径部の多段セグメン
トとし、この多段セグメントを軸方向へ移動するセグメ
ント位置決めシリンダを備えたことを特徴とする。セグ
メント位置決めシリンダの押し引き作用で小径部又は大
径部を選択的にコイル保持位置へ移動させればよい。段
取り替えの為にラインへ立ち入る必要が無いので、安全
に容易に段取り替えが実施できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。また、符号に付したRは右、Lは左を意味
する。図1は本発明に係るリール装置の全体構成図(第
1実施例)であり、図右のリール装置1Rは、図7で説
明したものとほぼ同じコモンベース2と、モータ台3
と、セグメント駆動用モータ4と、ギヤケース5と、ス
ライドロッド6と、拡縮用シリンダ7と、セグメント8
Rと、本発明のスライドアタッチメント10とからな
る。図左のリール装置1Lは、右のリール装置1Rと同
構造(回転方向は逆)であるから、符号を流用して詳し
て説明は省略する。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。また、符号に付したRは右、Lは左を意味
する。図1は本発明に係るリール装置の全体構成図(第
1実施例)であり、図右のリール装置1Rは、図7で説
明したものとほぼ同じコモンベース2と、モータ台3
と、セグメント駆動用モータ4と、ギヤケース5と、ス
ライドロッド6と、拡縮用シリンダ7と、セグメント8
Rと、本発明のスライドアタッチメント10とからな
る。図左のリール装置1Lは、右のリール装置1Rと同
構造(回転方向は逆)であるから、符号を流用して詳し
て説明は省略する。
【0011】図2は図1の2線断面図、図3はセグメン
トの長手断面図であり、いずれもセグメントとスライド
アタッチメントとの組立て状態を示す図である。すなわ
ち、スライドアタッチメント10は、コイルの内径の差
(大内径−小内径)の1/2の厚さの部材であり、図2
に示すとおりセグメント8Rの上面に倣った扇状断面の
部材であり、幅中央にT溝11を備え、このT溝11
は、図3に示すとおり後端にストッパ壁12を残し、前
面を開放した形態のものである。
トの長手断面図であり、いずれもセグメントとスライド
アタッチメントとの組立て状態を示す図である。すなわ
ち、スライドアタッチメント10は、コイルの内径の差
(大内径−小内径)の1/2の厚さの部材であり、図2
に示すとおりセグメント8Rの上面に倣った扇状断面の
部材であり、幅中央にT溝11を備え、このT溝11
は、図3に示すとおり後端にストッパ壁12を残し、前
面を開放した形態のものである。
【0012】一方、セグメント8R上にはT字キー16
をボルト17で固定する。このボルト17は例えば孔1
4(この孔14は他の図では不図示)を介して六角レン
チで締め付ければよい。また、18はセグメントの鍔で
ある。
をボルト17で固定する。このボルト17は例えば孔1
4(この孔14は他の図では不図示)を介して六角レン
チで締め付ければよい。また、18はセグメントの鍔で
ある。
【0013】T字キー16にT溝11を嵌合することに
より、図3の実線の位置から想像線の位置までスライド
アタッチメント10は移動可能であり、移動の途中にT
字キー16からT溝11が外れる心配も無い。13は固
定ボルトであり、セグメント8Rに開けたねじ孔19・・
・に選択的にねじ込むことができ、セグメント8Rに強
固にスライドアタッチメント10を固定することができ
る。
より、図3の実線の位置から想像線の位置までスライド
アタッチメント10は移動可能であり、移動の途中にT
字キー16からT溝11が外れる心配も無い。13は固
定ボルトであり、セグメント8Rに開けたねじ孔19・・
・に選択的にねじ込むことができ、セグメント8Rに強
固にスライドアタッチメント10を固定することができ
る。
【0014】以上に述べたスライドアタッチメントの作
用を次に説明する。図4(a),(b)は第1実施例の
ための作用説明図である。(a)は、スライドアタッチ
メント10,10をセグメントの鍔18,18側に寄せ
たものであり、小径D1の箇所で、図の様にコイルCを
巻く様子を示す。(b)に示す通り、大内径のコイルに
対しては、矢印,の要領で、スライドアタッチメン
ト10,10をセグメント8R,8Lの先端へスライド
させ、固定する。この結果、大径D2の箇所で、コイル
を巻くことができる。この段取り作業の際に、ストッパ
壁12がT字キー16に当るため、スライドアタッチメ
ント10が、セグメント8R,8Lから抜け落ちる心配
はない。すなわち、スライドアタッチメント10のスト
ッパ壁12は、鍔18とT字キー16との間のみ移動可
能となる。
用を次に説明する。図4(a),(b)は第1実施例の
ための作用説明図である。(a)は、スライドアタッチ
メント10,10をセグメントの鍔18,18側に寄せ
たものであり、小径D1の箇所で、図の様にコイルCを
巻く様子を示す。(b)に示す通り、大内径のコイルに
対しては、矢印,の要領で、スライドアタッチメン
ト10,10をセグメント8R,8Lの先端へスライド
させ、固定する。この結果、大径D2の箇所で、コイル
を巻くことができる。この段取り作業の際に、ストッパ
壁12がT字キー16に当るため、スライドアタッチメ
ント10が、セグメント8R,8Lから抜け落ちる心配
はない。すなわち、スライドアタッチメント10のスト
ッパ壁12は、鍔18とT字キー16との間のみ移動可
能となる。
【0015】以上に述べた第1実施例によれば、従来の
セグメント8R,8Lに若干の改造を施し、そこへスラ
イドアタッチメント10,10を付加するだけで、大内
径コイルと小内径コイルとの双方へ対応させることがで
きる。
セグメント8R,8Lに若干の改造を施し、そこへスラ
イドアタッチメント10,10を付加するだけで、大内
径コイルと小内径コイルとの双方へ対応させることがで
きる。
【0016】図5は本発明に係るリール装置の全体構成
図(第2実施例)であり、レール21、スライドベース
22、モータ台23、モータ24、ギヤケース25、セ
グメント軸26、拡縮用シリンダ27、多段セグメント
28、セグメント位置決めシリンダ29、セグメント位
置検知機構31とからなる左右一対のリール装置20
L,20Rと、プロセスコンピュータなど外部情報に基
づいて前記セグメント位置決めシリンダ29,29を制
御する制御部30とからなる。
図(第2実施例)であり、レール21、スライドベース
22、モータ台23、モータ24、ギヤケース25、セ
グメント軸26、拡縮用シリンダ27、多段セグメント
28、セグメント位置決めシリンダ29、セグメント位
置検知機構31とからなる左右一対のリール装置20
L,20Rと、プロセスコンピュータなど外部情報に基
づいて前記セグメント位置決めシリンダ29,29を制
御する制御部30とからなる。
【0017】制御部30は、処理すべきコイルの内径、
幅などの情報に基づいて、セグメント位置決めシリンダ
29,29を作動させ、スライドベース22,22を水
平に移動し、結果として左右のセグメント28,28の
先端間距離Gを調整する作用をなす。
幅などの情報に基づいて、セグメント位置決めシリンダ
29,29を作動させ、スライドベース22,22を水
平に移動し、結果として左右のセグメント28,28の
先端間距離Gを調整する作用をなす。
【0018】図6(a)〜(d)は第2実施例の作用説
明図である。(a)は、小内径で狭幅のコイルC1に対
応するものであり、セグメント28,28の小径部28
a,28aでコイルを巻くことができる。(b)は、小
内径で広幅のコイルC2に対応するものであり、距離G
bを十分に大きくした後に、セグメント28,28の小
径部28a,28aでコイルを巻く。(c)は、大内径
で中幅のコイルC3に対応するものであり、距離Gcを
極く小さくした後に、セグメント28,28の大径部2
8b,28bでコイルを巻く。(d)は、大内径で広幅
のコイルC4に対応するものであり、距離Gdを広げた
後に、セグメント28,28の大径部28b,28bで
コイルを巻く。
明図である。(a)は、小内径で狭幅のコイルC1に対
応するものであり、セグメント28,28の小径部28
a,28aでコイルを巻くことができる。(b)は、小
内径で広幅のコイルC2に対応するものであり、距離G
bを十分に大きくした後に、セグメント28,28の小
径部28a,28aでコイルを巻く。(c)は、大内径
で中幅のコイルC3に対応するものであり、距離Gcを
極く小さくした後に、セグメント28,28の大径部2
8b,28bでコイルを巻く。(d)は、大内径で広幅
のコイルC4に対応するものであり、距離Gdを広げた
後に、セグメント28,28の大径部28b,28bで
コイルを巻く。
【0019】図1で述べた第1実施例は、スライドアタ
ッチメント10を移動することで、段取り替えを実施す
るため、段取り替えの度にラインに作業者が入らなけれ
ばならない。これに対して、第2実施例は、リモートコ
ントロールで段取り替えができるため、作業者の負担が
格段に軽減できる。一方、第2実施例は油圧系、制御系
が複雑となるが、第1実施例ではコイル装置1L,1R
の移動を必要としないので、装置全体は簡便になる。
ッチメント10を移動することで、段取り替えを実施す
るため、段取り替えの度にラインに作業者が入らなけれ
ばならない。これに対して、第2実施例は、リモートコ
ントロールで段取り替えができるため、作業者の負担が
格段に軽減できる。一方、第2実施例は油圧系、制御系
が複雑となるが、第1実施例ではコイル装置1L,1R
の移動を必要としないので、装置全体は簡便になる。
【0020】尚、第2実施例ではスライドベース22を
移動したが、多段セグメント28さえ移動できればよい
のであるから、図5においてギヤケース25に対してセ
グメント軸26を移動する構造にしてもよい。そうすれ
ば、セグメント位置決めシリンダ29はもっと小容量の
もので済み、省エネルギーを図ることができる。
移動したが、多段セグメント28さえ移動できればよい
のであるから、図5においてギヤケース25に対してセ
グメント軸26を移動する構造にしてもよい。そうすれ
ば、セグメント位置決めシリンダ29はもっと小容量の
もので済み、省エネルギーを図ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。上記課題を解決するために請求項1は、コイルを
保持させるセグメントに、セグメントの軸方向へスライ
ド可能に大内径コイルに対応したアタッチメントを取付
けたことを特徴とする。セグメントからアタッチメント
を取外す必要が無いので、段取り替え作業が容易にな
る。既存のセグメントにアタッチメントを取付けるだけ
であるから、簡単な改造だけで、コイル装置を異内径ロ
ールに対応させることができる。
する。上記課題を解決するために請求項1は、コイルを
保持させるセグメントに、セグメントの軸方向へスライ
ド可能に大内径コイルに対応したアタッチメントを取付
けたことを特徴とする。セグメントからアタッチメント
を取外す必要が無いので、段取り替え作業が容易にな
る。既存のセグメントにアタッチメントを取付けるだけ
であるから、簡単な改造だけで、コイル装置を異内径ロ
ールに対応させることができる。
【0022】請求項2は、コイルを保持させるセグメン
トを、先端側が小径部、基部側が大径部の多段セグメン
トとし、この多段セグメントを軸方向へ移動するセグメ
ント位置決めシリンダを備えたことを特徴とする。段取
り替えの為にラインへ立ち入る必要が無いので、安全に
容易に段取り替えが実施できる。
トを、先端側が小径部、基部側が大径部の多段セグメン
トとし、この多段セグメントを軸方向へ移動するセグメ
ント位置決めシリンダを備えたことを特徴とする。段取
り替えの為にラインへ立ち入る必要が無いので、安全に
容易に段取り替えが実施できる。
【図1】本発明に係るリール装置の全体構成図(第1実
施例)
施例)
【図2】図1の2線断面図
【図3】セグメントの長手断面図
【図4】第1実施例のための作用説明図
【図5】本発明に係るリール装置の全体構成図(第2実
施例)
施例)
【図6】第2実施例の作用説明図
【図7】従来のリール装置の側面図
【図8】セグメントの拡縮作用説明図
1R,1L,20R,20L…リール装置、8R,8L
…セグメント、10…アタッチメント(スライドアタッ
チメント)、11…T溝、15…セグメント、16…T
字キー、28…多段セグメント、28a…小径部、28
b…大径部、29…セグメント位置決めシリンダ、30
…制御部、31…セグメント位置検知機構、C…コイ
ル。
…セグメント、10…アタッチメント(スライドアタッ
チメント)、11…T溝、15…セグメント、16…T
字キー、28…多段セグメント、28a…小径部、28
b…大径部、29…セグメント位置決めシリンダ、30
…制御部、31…セグメント位置検知機構、C…コイ
ル。
Claims (2)
- 【請求項1】 コイルを保持させるセグメントに、セグ
メントの軸方向へスライド可能に大内径コイルに対応し
たアタッチメントを取付け、コイルが大内径のときには
前記アタッチメントをセグメントの先端寄りに寄せた状
態でコイルを保持させることができるように構成したこ
とを特徴とするリール装置。 - 【請求項2】 コイルを保持させるセグメントを、先端
側が小径部、基部側が大径部の多段セグメントとし、こ
の多段セグメントを軸方向へ移動するセグメント位置決
めシリンダを備え、このシリンダの押し引き作用で小径
部又は大径部を選択的にコイル保持位置へ移動させるよ
うに構成したことを特徴とするリール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012836A JPH10211519A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | リール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012836A JPH10211519A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | リール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10211519A true JPH10211519A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11816471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9012836A Pending JPH10211519A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | リール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10211519A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126281A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ロール体用無人搬送台車、及び該搬送台車による搬送方法 |
JP2007155125A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-06-21 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 動力伝達機構、動力伝達機構を構成する部品アッセンブリ、及び動力伝達装置の製造方法 |
EP1997757A2 (de) | 2007-05-26 | 2008-12-03 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Spannkonus zur Aufnahme von einer aufgewickelten Materialrolle tragenden Hülse in einem Rollenwechsler |
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CN109433836A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-03-08 | 王嘉政 | 一种钢丝拉拔收丝机构 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP9012836A patent/JPH10211519A/ja active Pending
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EP1997757A3 (de) * | 2007-05-26 | 2009-04-08 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Spannkonus zur Aufnahme von einer aufgewickelten Materialrolle tragenden Hülse in einem Rollenwechsler |
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