JP4712654B2 - 部品アッセンブリ、動力伝達機構及び動力伝達装置の製造方法 - Google Patents

部品アッセンブリ、動力伝達機構及び動力伝達装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、部品アッセンブリ(部品の集合体)、及び動力伝達機構及び動力伝達装置の製造方法に関する。
ピニオンが直切り形成されたピニオン軸を介して入力された動力を相手機械へと出力する動力伝達装置として、従来から種々のものが知られている。
例えば、モータ等の動力源の動力を入力し、太陽歯車として機能するピニオンを介してそのモータの回転を減速して出力する単純遊星歯車減速機や、入力された動力の方向を変換して(場合により同時に減速等を行いつつ)出力する回転方向変換装置等がその例である。
具体例として、特許文献1に記載される動力伝達装置10を図6に示す。図6は、動力伝達装置10の主要な構成部分を示す断面図である。
動力伝達装置10は、動力源であるモータ(図示しない)のモータ軸19と、このモータ軸19が嵌合して一体的に回転する継軸20と、この継軸20に設けられた挿入部20Cに嵌合して一体的に回転可能なピニオン軸24と、このピニオン軸24に直切り形成されたピニオン26と、該ピニオン26に噛合して、モータ軸19の回転を直交した回転へと変換する直交ギア50とが備わっている。この直交ギア50は直交軸51と連結している。又、継軸20は、軸受46、47に支持されており、自身が収容されるケーシング40に対して回転可能とされている。なお、符号54はオイルシールである。
動力伝達装置10に動力源となるモータからの回転がモータ軸19を介して入力されると、この回転は継軸20、ピニオン軸24、ピニオン26へと伝達され、更には、ピニオン26が噛合する直交ギア50を回転させる。直交ギア50の回転は、更に直交軸51へと伝わって、直接又は間接的に図示せぬ相手機械へと出力されることになる。
動力伝達装置10におけるピニオン軸24は、直交ギア50と噛合するピニオン26が形成されたヘッド部分と、継軸20の挿入部20Cに嵌合している軸部分とで構成される。
特開2002−21984号公報
前述した動力伝達装置10をはじめ、市場においての動力伝達装置は、その使用目的に応じて、容量や減速比の異なる様々なバリエーションのものが要求されている。
例えば、様々な減速比のバリエーションに着目する。図6に示した動力伝達装置10で言えば、様々な減速比のバリエーションの要求を満たそうとすれば、ピニオン軸24に直切形成されたピニオン26と直交ギア50との歯数の割合を変更することで実現できる。例えば、直交ギア50の歯数はそのままに、ピニオン26の歯数を多くすれば、減速比は小さくなる。一方、ピニオン26の数を少なくすれば、減速比は大きくなる。このとき、ピニオン26の歯数を多くするということは、同一のモジュールならば、ピニオン軸24におけるヘッド部分の直径は必然的に大きくなる。一方、ピニオン26の歯数を少なくすれば、ピニオン軸24におけるヘッド部分の直径は小さくなる。
ピニオン軸24において、ピニオン26が直切り形成されるヘッド部分のみの径を変更して、継軸20の挿入部20Cに嵌合する部分である軸部分の径は変化させずに作成することも可能ではあるものの、ヘッド部分よりも軸部分の径が小さい(細い)場合には、十分な伝達トルクが確保できず、又、ヘッド部分よりも軸部分の径が大きい(太い)場合には、ピニオン26を歯切り形成する際の加工が非常に難しく、又、いずれの場合でもピニオン軸24全体を削り出す際の削り出し部が多くなってしまい、加工に時間が掛かると共に、材料に無駄が生じる。よって、ピニオン軸24においては、軸部分の径は、ピニオン26が形成されるヘッド部分の歯底円とほぼ同一の径とするのが望ましい。
そうすると、必然的に減速比に応じて軸部分の径が異なってしまい、ピニオン軸24へと動力を伝達する継軸20における挿入部20Cの大きさも減速比に応じて専用のものを用意する必要がある。しかしながら、形状が複雑でもともと製造コストのかかる継軸20を減速比毎に専用品として用意するということは非常にコストがかかってしまう。
本発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであって、連結するピニオンのピニオン軸径が異なる場合でも、継軸を共用化することをその課題とする。
本発明は、動力伝達装置における動力伝達機構を構成する部品アッセンブリであって、第1のピニオンが直切り形成された第1のピニオン軸と、第2のピニオンが直切り形成された第2のピニオン軸と、前記第1のピニオン軸を直接締め代を有して組み込み可能な挿入部を有し、且つ、他の1の回転部材と連結可能であって、該他の1の回転部材の回転を前記第1のピニオン軸へと伝達可能な継軸と、前記第2のピニオン軸と連結されると共に前記継軸の前記挿入部に締め代を有して組み込み可能とされ、前記他の1の回転部材の回転を前記第2のピニオン軸へと伝達可能とするカラーと、を備え、前記カラーは、前記第2のピニオン軸と接触する内周面と前記挿入部に接触する外周面とを有し、前記第1のピニオン軸の表面硬度P1、前記第2のピニオン軸の表面硬度P2、前記カラーの内周面の表面硬度Ci、前記カラーの外周面の表面硬度Co、前記挿入部の表面硬度Tとの関係が、P2>Ci、Ci<Co、Co>Tであって、且つ、P1≠Tであることにより、上記課題を解決するものである。
これにより、一種類の継軸を共用して、複数の減速比に対応することが可能な動力伝達機構を提供することができる。更に、(軸径の大きな)第1のピニオン軸の場合にはカラーを介さずに直接継軸と連結でき、(軸径の小さな)第2のピニオン軸の場合には、カラーを用いて同一の継軸と連結可能となる。
なお、ここで言う「アッセンブリ」とは、動力伝達装置における動力伝達機構を構成する部品全体の総称(集合体)のことであり、この集合体の構成物(例えば、ピニオン軸、カラー、継軸など)を適宜組み合わせることによって、複数の(例えば減速比が)異なる動力伝達装置を提供することができるものである。
又、本発明は、入力された動力を相手機械へと出力する動力伝達装置における動力伝達機構であって、ピニオンが直切り形成されたピニオン軸と、前記ピニオン軸が挿入される挿入部を有し、且つ、他の1の回転部材と連結可能であって、該他の1の回転部材の回転を前記ピニオン軸へと伝達可能な継軸と、前記ピニオン軸と連結されると共に前記継軸の前記挿入部に締め代を有して組み込み可能とされ、前記他の1の回転部材の回転を前記ピニオン軸へと伝達可能とするカラーとを備え、前記カラーは、前記ピニオン軸と接触する内周面と前記挿入部に接触する外周面とを有し、前記ピニオン軸の表面硬度P、前記カラーの内周面の表面硬度Ci、前記カラーの外周面の表面硬度Co、前記挿入部の表面硬度Tとの関係は、P>Ci、Ci<Co、Co>Tであることにより、上記課題を解決するものである。
これにより、様々な軸径のピニオン軸をカラーを介して同一の継軸に連結することが可能となる。
又、本発明は、動力伝達装置の製造方法であって、第1のピニオンが直切り形成された第1のピニオン軸を用意する工程と、第2のピニオンが直切り形成された第2のピニオン軸を用意する工程と、前記第1のピニオン軸を直接締め代を有して組み込み可能な挿入部を有し、且つ、他の1の回転部材と連結可能であって、該他の1の回転部材の回転を前記第1のピニオン軸へと伝達可能な継軸を用意する工程と、前記第2のピニオン軸と連結可能であると共に前記挿入部に締め代を有して組み込み可能とされ、前記他の1の回転部材の回転を前記第2のピニオン軸へと伝達可能であって、前記第1のピニオン軸の表面硬度をP1、前記第2のピニオン軸の表面硬度をP2、自身の内周面の表面硬度をCi、自身の外周面の表面硬度をCo、前記挿入部の表面硬度をTとしたときに、P2>Ci、Ci<Co、Co>Tであって、且つ、P1≠Tを満足するカラーを用意する工程と、前記挿入部に直接前記第1のピニオン軸を締め代を有して組み込むか、若しくは、前記カラーに前記第2のピニオン軸を連結して、当該カラーを前記挿入部に締め代を有して組み込むかを選択する工程を経て動力伝達装置を製造することにより、上記課題を解決するものである。
この方法によって動力伝達装置を製造することにより、ユーザーの求める性能に対応した種々の動力伝達装置を機動的に提供することができる。
動力伝達装置において、作成コストのかかる継軸の共用化が図れる。
以下、添付図面を用いて本発明に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態の一例である動力伝達装置としての単純遊星歯車減速機110の断面図である。又、図2は、前記単純遊星歯車減速機110に組み込まれた動力伝達機構G(継軸120、カラー122、ピニオン軸124との連結部分)の拡大図である。
単純遊星歯車減速機110は、動力源であるモータのモータ軸(図示しない。本実施形態においては、特許請求の範囲における「他の1の回転部材」に相当。)が圧入される(締め代を有して組み込まれる)モータ軸挿入孔120Mを備えた継軸120が、軸受146を介して継カバー142に回転自在に支持されている。この継カバー142にはボルト143を介して連結カバー144が結合されている。又、継軸120には、ピニオン軸124(第2のピニオン軸)を挿入するための挿入部120Cが設けられている。ピニオン軸124は、ピニオン126が直切り形成されているヘッド部分と挿入部120Cに挿入される軸部分とからなる。ピニオン軸124の軸部分の径(直径)dは継軸120の挿入部120Cの直径(内径)Dよりも小さいため、ピニオン軸124をそのまま継軸120における挿入部120Cに挿入しても、隙間が生じる。そこで、ピニオン軸124は、円筒形状をしたカラー122を介して継軸120における挿入部120Cに圧入されて連結されている。即ち、継軸120の挿入部120Cにカラー122が圧入固定されており、更に該カラー122の中空部分にピニオン軸124が圧入固定されている(詳細は後述)。なお、図示はしていないが、継軸120の挿入部120Cに直接圧入して連結可能なピニオン軸(第1のピニオン軸)が別途用意されており、前述したピニオン軸(第2のピニオン軸)124、継軸120、カラー122にこの第1ピニオン軸を含めて、動力伝達機構Gを構成する部品アッセンブリとなる。
ピニオン軸124に直切り形成されたピニオン126は、遊星歯車128と噛合している。この遊星歯車128は、ピニオン126と噛合すると同時に、内歯歯車134とも噛合している。なお、本実施形態においては、内歯歯車134とケーシング本体140とは一体的に形成されている。
遊星歯車128は、キャリアピン130に軸受を介して回転自在に支持されており、更にこのキャリアピン130は、キャリア132に嵌合し、両持ち支持されている。又、このキャリア132は、軸受148、150を介してケーシング本体140に支持されており、遊星歯車128が公転するに伴って、ケーシング本体140に対して回転可能とされている。
なお、ケーシング本体140と継カバー142とはボルト141で連結固定されている。又、符号152及び154はオイルシールである。
次に、単純遊星歯車減速機110の作用について説明する。
動力源であるモータ(図示しない)の回転が、モータ軸挿入孔120Mに挿入されたモータ軸を介して継軸120に伝わると、この継軸120の挿入部120Cに圧入されているカラー122及びこのカラー122の中空部分に更に圧入されているピニオン軸124も回転する。これに伴い、ピニオン軸124の回転がピニオン126を介して遊星歯車128へと伝達される。この遊星歯車128は、ピニオン126と噛合すると同時に内歯歯車134とも噛合しているため、ピニオン126からの回転を受けると、ピニオン軸124の回転方向と反対の方向に自転をしながら、ピニオン軸124の回転方向と同方向にゆっくりと公転を始める。このゆっくりとした(減速された)公転成分は、遊星歯車128に備わるキャリアピン130を介してキャリア132へと伝達される。更にこのキャリア132の回転は、図示せぬ相手機械へと順次伝達されることになる。
本実施形態のように、継軸120の挿入部120Cの直径(内径)Dと、ピニオン軸124の軸部分の径(直径)dとが異なる(隙間がある)場合であっても、カラー122を用いることによって、十分な伝達トルクを確保しつつ連結することが可能となっている。
次に、図2を用いて継軸120、カラー122、ピニオン軸124の連結(圧入)部分、即ち、動力伝達機構Gについて詳細に説明する。
継軸120の挿入部120Cの直径(内径)はDである。本実施形態においては、カラー122は継軸120の挿入部120Cに圧入(締め代を有した組み込み)により結合されている。よって、圧入前の状態であれば厳密には挿入部120Cの直径Dよりもカラー122の外径Dの方が僅かに大きくなるように構成されている。なお、ここでは以降、便宜上このような締め代の分は無視して双方共単にDと称する。又、カラー122の内径(中空部分の径)はdである。本実施形態においてはこの部分でもピニオン軸124はカラー122に圧入されて結合されている。なお、ここでも以降は、便宜上このような締め代の分は無視して双方共単にdと称する。よって、圧入前の状態であれば厳密にはピニオン軸124の直径dの方がカラー122の内径dよりも僅かに大きく設計されている。
継軸120は、例えば機械構造用合金鋼若しくは機械構造用炭素鋼を用いて作成されており、少なくともその挿入部120Cの表面は焼入れ焼戻し処理、又は焼入れ焼戻し処理に更に加えて窒化処理が施されている。これらの処理によって、その表面は機械構造用合金鋼を用いて作成されている場合には、HRC27.6乃至35.5の硬度を有している。又機械構造用炭素鋼を用いて作成されている場合にはHRC13.8乃至27.6の表面硬度を有している。更に、窒化処理が加えられている場合には機械構造用合金鋼、機械構造用炭素鋼のいずれを用いて作成されている場合でもHRC62.5以上の硬度が確保される。
同様に、カラー122においても、機械構造用合金鋼若しくは機械構造用炭素鋼で作成されている。カラー122の外周面122Oは例えば浸炭、高周波数焼き入れ、軟窒化処理のいずれかの表面処理が施されている。これらの処理によって、カラー122の外周面122OはHRC50以上の表面硬度が確保される。更に、カラー122の内周面122Iにおいては、焼入れ焼戻し処理が施されている。この処理によって、カラー122が機械構造用合金鋼を用いて作成されている場合にはその内周面122Iの表面硬度はHRC27.6乃至35.5程度の表面硬度を有し、機械構造用炭素鋼を用いて作成されている場合には、その内周面122Iの表面硬度はHRC13.8乃至27.6の表面硬度を有している。
ピニオン軸124においてもその材質に機械構造用合金鋼若しくは機械構造用炭素鋼を用いて作成されており、少なくともピニオン軸124の軸部分の表面においては浸炭、高周波焼き入れ、軟窒化等の表面処理が施されている。ピニオン軸124の表面処理を浸炭若しくは高周波焼き入れにより処理した場合には、その表面硬度はHRC55乃至62が確保され、軟窒化により表面処理された場合にはHRC49.1以上が確保されている。
又、本実施形態における単純遊星歯車減速機110においては、第1のピニオン軸(図示しない)及び第2のピニオン軸(ピニオン軸124)の表面硬度をP、カラー122の内周面122Iの表面硬度をCi、カラー122の外周面122Oの表面硬度をCo、継軸120の挿入部120Cの表面硬度をTとした場合に、それぞレの硬度の関係は、
P>Ci、Ci≦Co、Co>T・・・・・・(1)
の関係が保たれている。このように構成することで、圧入されて結合される場合の雄部材と雌部材(例えば、継軸120とカラー122の関係で見ればカラー122が雄部材、継軸120が雌部材となる。又、カラー122とピニオン軸124との関係で見れば、ピニオン軸124が雄部材となりカラー122が雌部材となる。)との間に雄部材の方が硬いという硬度差が生じ、組み付け精度を維持することが可能となる。即ち、雄部材と雌部材との間に硬度差が殆ど無い場合には、圧入した際にいずれかの部材にかじりが生じる等の不具合が発生する(前述したように、圧入前の雄部材と雌部材との大きさ(径)が僅かに異なっていることに起因する)。しかし、本実施形態のように雄部材と雌部材との間に硬度差を設けることによって圧入する際に硬度の低い部材が僅かに潰れながら連結され、かじること無く高精度に組付けが可能となっている。
なお、カラー122の内周面122I及び外周面122Oの表面硬度を非常に高くすることによって、次のような関係式の硬度差を設けてもよい。即ち、第1のピニオン軸(図示しない)及び第2のピニオン軸(ピニオン軸124)の表面硬度をP、カラー122の内周面122Iの表面硬度をCi、カラー122の外周面122Oの表面硬度をCo、継軸120の挿入部120Cの表面硬度をTとした場合に、それぞれの硬度の関係を
P<Ci、Co>T・・・・・・(2)
として構成してもよい。
このような関係の表面硬度とすることによって、ピニオン軸124のピニオン126部分のみを高周波焼入れ等の表面処理をするだけで済む(軸の部分の表面硬度はある程度低くてもよい)という利点がある。
続いて、図3を用いて本発明に係る他の実施形態の一例を説明する。
なお、図3においては動力伝達機構を構成する部品としての継軸320、ピニオン軸324B、324S、カラー322のみを取り出している。
継軸320にはピニオン軸を挿入するための挿入部320Cが設けられている。又、軸径が異なる2つのピニオン軸であって、軸径が大きな大ピニオン軸(第1のピニオン軸)324Bと軸径が小さな小ピニオン軸(第2のピニオン軸)324Sとが用意されている。このうちいずれかのピニオン軸が前記挿入部320Cに挿入されて連結される。このとき、大ピニオン軸324Bの軸部分の軸径Dは継軸320の挿入部320Cの直径(内径)と対応しており、カラーを用いることなく直接圧入により連結することが可能となっている。一方、軸径の小さな小ピニオン軸324Sにおいては、その軸部分の軸径dは継軸320の挿入部320Cの直径(内径)よりも小さいため、そのまま挿入しても隙間が生じる。そこで、カラー322を小ピニオン軸324Sの軸部分に装着(連結)することによって、小ピニオン軸324Sが継軸320の挿入部320Cに挿入される際に、この小ピニオン軸324Sの軸径dを挿入部320Cの直径(内径)と対応させている。
このように、大ピニオン軸324Bの軸部分を直接圧入可能な挿入部320Cを有する継軸320と、大ピニオン軸324Bと、小ピニオン軸324Sと、この小ピニオン軸324Sの軸部分の軸径dを継軸320における挿入部320Cの直径(内径)と対応させることができるカラー322とを揃えて「部品アッセンブリ」として用意することによって、単一の継軸320を用いて、種々の減速比に対応できる動力伝達機構を構成することができる。
なお、図3を用いて説明した動力伝達機構を構成する部品アッセンブリに関しても、以下のような表面硬度の関係を有することが望ましい。即ち、大ピニオン軸324Bの表面硬度をP1、小ピニオン軸324Sの表面硬度をP2、カラー322の内周面の表面硬度をCi、カラーの外周面の表面硬度をCo、継軸320の挿入部320Cの表面硬度をTとした場合に以下のいずれかの関係式が成り立つような表面硬度とするのが望ましい。
P2>Ci、Ci≦Co、Co>Tであって、且つ、P1≠T・・・・・・(3)
即ち、P2>Ci、Ci≦Co、Co>Tであって、且つ、P1>T・・・・(3a)
若しくは、P2>Ci、Ci≦Co、Co>Tであって、且つ、P1<T・・(3b)
又は、P2<Ci、Co>Tであって、且つ、P1≠T・・・・・・(4)
即ち、P2<Ci、Co>Tであって、且つ、P1>T・・・・・・(4a)
若しくは、P2<Ci、Co>Tであって、且つ、P1<T・・・・・・(4b)
のいずれかの関係である。
このような関係を成り立たせることによって、圧入される雄部材及び雌部材の硬度差がない場合における部材のかじりを防止でき、組み付け精度を維持することができる。
次に、図4を用いて更に他の実施形態の一例を説明する。
ここでも動力伝達機構を構成する部品としての、継軸420、ピニオン軸424B、424S−1、424S−2、カラー422−1、422−2を取り出して説明する。
継軸420にはピニオン軸を挿入するための挿入部420Cが備わっている。この挿入部420Cに直接圧入することができる大ピニオン軸(第1のピニオン軸)424Bが用意されている点は、先程図3を用いて説明した実施形態と同様である。
本実施形態においては、先程図3を用いて説明した小ピニオン軸324Sが、複数且つ異なる軸径の小ピニオン軸の群424Sとして構成されている点にある。小ピニオン軸群424Sには、軸径がd1である小ピニオン軸424S−1と、軸径がd2である小ピニオン軸424S−2が備わっている。このうちのいずれかが、第2のピニオン軸となる。又、これらの小ピニオン軸群424Sにそれぞれ対応するように、カラーがカラー群422として用意されている。具体的には、小ピニオン軸424S−1に対応するようにカラー422−1が用意され、これらが組み合わされて連結されると共に、カラー422−1を挿入部420Cに圧入することによって、継軸420の回転を小ピニオン軸424S−1へと伝達することが可能になる。又、小ピニオン軸424S−2には対応するカラー422−2が用意され、これらが組み合わされて連結されると共に、カラー422−2を挿入部420Cに圧入することによって、継軸420の回転を小ピニオン軸424S−2へと伝達することが可能になる。
このように、単一種類の継軸420を中心に、大ピニオン軸424Bの軸径Dよりも小さい範囲内で異なる軸径を有する小ピニオン軸を小ピニオン軸群424Sとして構成し、それぞれの小ピニオン軸424S−1、424S−2に対応するカラー422−1、422−2とカラー群422とを揃えて「部品アッセンブリ」として用意することによって、単一の継軸420を用いて、更に種々の減速比に対応できる動力伝達機構を構成することができる。
なお、ここでは小ピニオン軸を構成する小ピニオン軸群として2種類のピニオン軸で説明したが、これに限らず、3種類以上であってもよい。
なお、図4を用いて説明した動力伝達機構を構成する部品アッセンブリに関しても、前述したような表面硬度の関係を有することが望ましい。即ち、大ピニオン軸424Bの表面硬度をP1、小ピニオン軸424S−1、424S−2の表面硬度をP2、カラー422−1、422−2の内周面の表面硬度をCi、カラー422−1、422−2の外周面の表面硬度をCo、継軸420の挿入部420Cの表面硬度をTとした場合に、前述の(3)式又は(4)式のいずれかの関係式が成り立つような表面硬度とするのが望ましい。
このような関係を成り立たせることによって、圧入される雄部材及び雌部材の硬度差がない場合における部材のかじりを防止でき、組み付け精度を維持することができる。
次に、図5を用いて参考例を説明する。
なお、ここでも動力伝達機構を構成する部品(継軸520、ピニオン軸524−1、524−2、524−3、カラー522−1、522−2、522−3)を取り出して説明する。
本実施形態においては、図3及び図4を用いて説明したような、継軸520に備わる挿入部520Cにカラーを介することなく直接圧入することができる大ピニオン軸は存在していない。軸部分の径の異なるピニオン軸524−1、524−2、524−3が複数用意されてピニオン軸群424として用意され、更にそれぞれのピニオン軸524−1、524−2、524−3に対応するカラー522−1、522−2、522−3がカラー群522として構成されている。即ち、ピニオン軸が継軸520の挿入部520Cに挿入される場合には、必ずカラーを介して連結されることとなっている。例えば、軸径がd1であるピニオン軸424−1にはカラー422−1が対応し、軸径がd2であるピニオン軸424−2にはカラー422−2が対応し、軸径がd3であるピニオン軸424−3にはカラー422−3がそれぞれ対応することによって、それぞれが継軸520の挿入部520Cにカラーを介して連結されることが可能となる。
このように、単一種類の継軸520を中心に、ピニオン軸をピニオン軸群524Sとして構成し、それぞれのピニオン軸524S−1、524S−2、524S−3に対応するカラー522−1、522−2、522−3をカラー群522とを揃えて「部品アッセンブリ」として用意することによって、単一の継軸520を用いて、更に種々の減速比に対応できる動力伝達機構を構成することができる。
なお、ここでは3種類のピニオン軸をピニオン軸群として説明したが、これに限らず、2種類でもよいし、4種類以上であってもよい。
なお、図5を用いて説明した動力伝達機構を構成する部品アッセンブリに関しても、前述したような表面硬度の関係を有することが望ましい。即ち、ピニオン軸524−1、524−2、524−3の表面硬度をP、カラー522−1、522−2、522−3の内周面の表面硬度をCi、カラー522−1、522−2、522−3の外周面の表面硬度をCo、継軸520の挿入部520Cの表面硬度をTとした場合に前述の(1)式又は(2)式のいずれかの関係式が成り立つような表面硬度とするのが望ましい。
このような関係を成り立たせることによって、圧入される雄部材及び雌部材の硬度差がない場合における部材のかじりを防止でき、組み付け精度を維持することができる。
なお、上述の実施形態における動力伝達装置を製造する場合には、その工程中に、部品アッセンブリを構成する部品をそれぞれ用意する工程と、継軸の挿入部に直接第1のピニオン軸を圧入するか、若しくは、継軸の挿入部にカラーを介して第2のピニオン軸を圧入するかを選択する工程、又は、継軸の挿入部に第1のカラーを介して第1のピニオン軸を圧入するか、若しくは、継軸の挿入部に第2のカラーを介して第2のピニオン軸を圧入するかを選択する工程のいずれかの工程が存在しており、かかる工程を経て動力伝達装置が製造される。このように製造することによって、ユーザーの求める性能に対応した種々の動力伝達装置を機動的に提供することができる。
又、継軸に設けられる挿入部は、例えば、モータ軸が挿入されるモータ軸挿入孔と連結されていてもよい。即ち、継軸を貫通する貫通孔であってもよい。
又、実施形態として単純遊星歯車減速機110を用いて動力伝達機構を説明したが、この動力伝達機構はこの部分(モータ軸を受ける入力軸の部分)に限定される趣旨のものではない。例えば、図示はしていないが2段構成の単純遊星歯車減速機である場合には、例えば図1におけるキャリア132が(2段目における)動力伝達機構の継軸として機能する場合もある。
又、前記説明したピニオン軸群、カラー群における「群」とは、特定された動力伝達装置における特定部分に使用される部材(ピニオン軸、カラー)の種類を群として表現したものであって、例えば2段減速である場合にはそれぞれ1段目で群を構成し、2段目においては別の群を構成する。即ち、1つの装置内であっても、使用されている部分が異なることによって別の群を構成するものである。
又、この「部品アッセンブリ」は、当該部品アッセンブリを構成する部品が全て現実に在庫として用意されている必要はなく、例えば顧客からの注文に応じて該部品アッセンブリに含まれる部品を提供できるように受注体制が整っているものも含まれる概念である。即ち、カタログ等において部品アッセンブリの全部又は一部が部品として存在していることを表示しているような段階であっても含まれる概念である。
又、「用意する工程」とは、文字通り、既に加工された各部品(例えばピニオン軸)を組み付けのために用意する工程であることは勿論、各部品の加工が未だ行われておらずに、加工のための用意(素材の手配や加工具の手配など)だけが行われた段階であっても含み得る概念である。
又、上記実施形態においては、「締め代を有した組み込み」の例として「圧入」が示されていたが、「締め代を有した組み込み」には、このほかに、「焼き嵌め」、「冷し嵌め」等の温度差に起因する膨張差あるいは収縮差を利用した組み込みがある。このような「締め代を有した組み込み」であっても本発明の意図する所定の効果が得られる。
本発明は、実施形態として説明した単純遊星歯車減速機に用いられることは勿論、動力変換装置や増速機等、ピニオンを使用する機械装置に広く適用することが可能である。
本発明の実施形態の一例である単純遊星歯車減速機の断面図 図1における動力伝達機構(継軸、カラー、ピニオン軸)の連結部分の拡大図 本発明の他の実施形態の一例である動力伝達機構の部品アッセンブリの構成例 本発明の更に別の実施形態の一例である動力伝達機構の部品アッセンブリの構成例 本発明の参考例である動力伝達機構の部品アッセンブリの構成例 特許文献1に記載される動力伝達装置の断面図
符号の説明
110…単純遊星歯車減速機(動力伝達装置)
120…継軸
120C…挿入部
120M…モータ軸挿入孔
122…カラー
122C…内周面(カラー)
122C…外周面(カラー)
124…ピニオン軸
126…ピニオン
128…遊星歯車
130…キャリアピン
132…キャリア
134…内歯歯車
136…キャリアボルト
140…ケーシング本体
142…継カバー
144…連結カバー
146、148、150…軸受
152、154…オイルシール

Claims (3)

  1. 動力伝達装置における動力伝達機構を構成する部品アッセンブリであって、
    第1のピニオンが直切り形成された第1のピニオン軸と、
    第2のピニオンが直切り形成された第2のピニオン軸と、
    前記第1のピニオン軸を直接締め代を有して組み込み可能な挿入部を有し、且つ、他の1の回転部材と連結可能であって、該他の1の回転部材の回転を前記第1のピニオン軸へと伝達可能な継軸と、
    前記第2のピニオン軸と連結されると共に前記継軸の前記挿入部に締め代を有して組み込み可能とされ、前記他の1の回転部材の回転を前記第2のピニオン軸へと伝達可能とするカラーと、
    を備え
    前記カラーは、前記第2のピニオン軸と接触する内周面と前記挿入部に接触する外周面とを有し、
    前記第1のピニオン軸の表面硬度P1、前記第2のピニオン軸の表面硬度P2、前記カラーの内周面の表面硬度Ci、前記カラーの外周面の表面硬度Co、前記挿入部の表面硬度Tとの関係が、
    P2>Ci、Ci<Co、Co>Tであって、且つ、P1≠Tである
    ことを特徴とする部品アッセンブリ。
  2. 入力された動力を相手機械へと出力する動力伝達装置における動力伝達機構であって、
    ピニオンが直切り形成されたピニオン軸と、
    前記ピニオン軸が挿入される挿入部を有し、且つ、他の1の回転部材と連結可能であって、該他の1の回転部材の回転を前記ピニオン軸へと伝達可能な継軸と、
    前記ピニオン軸と連結されると共に前記継軸の前記挿入部に締め代を有して組み込み可能とされ、前記他の1の回転部材の回転を前記ピニオン軸へと伝達可能とするカラーとを備え、
    前記カラーは、前記ピニオン軸と接触する内周面と前記挿入部に接触する外周面とを有し、
    前記ピニオン軸の表面硬度P、前記カラーの内周面の表面硬度Ci、前記カラーの外周面の表面硬度Co、前記挿入部の表面硬度Tとの関係は、
    P>Ci、Ci<Co、Co>Tである
    ことを特徴とする動力伝達機構。
  3. 動力伝達装置の製造方法であって、
    第1のピニオンが直切り形成された第1のピニオン軸を用意する工程と、
    第2のピニオンが直切り形成された第2のピニオン軸を用意する工程と、
    前記第1のピニオン軸を直接締め代を有して組み込み可能な挿入部を有し、且つ、他の1の回転部材と連結可能であって、該他の1の回転部材の回転を前記第1のピニオン軸へと伝達可能な継軸を用意する工程と、
    前記第2のピニオン軸と連結可能であると共に前記挿入部に締め代を有して組み込み可能とされ、前記他の1の回転部材の回転を前記第2のピニオン軸へと伝達可能であって、前記第1のピニオン軸の表面硬度をP1、前記第2のピニオン軸の表面硬度をP2、自身の内周面の表面硬度をCi、自身の外周面の表面硬度をCo、前記挿入部の表面硬度をTとしたときに、P2>Ci、Ci<Co、Co>Tであって、且つ、P1≠Tを満足するカラーを用意する工程と、
    前記挿入部に直接前記第1のピニオン軸を締め代を有して組み込むか、若しくは、前記カラーに前記第2のピニオン軸を連結して、当該カラーを前記挿入部に締め代を有して組み込むかを選択する工程を含む
    ことを特徴とする動力伝達装置の製造方法。
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