JPH1021145A - リセット保護回路 - Google Patents

リセット保護回路

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Publication number
JPH1021145A
JPH1021145A JP8169845A JP16984596A JPH1021145A JP H1021145 A JPH1021145 A JP H1021145A JP 8169845 A JP8169845 A JP 8169845A JP 16984596 A JP16984596 A JP 16984596A JP H1021145 A JPH1021145 A JP H1021145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
reset
write
cpu
flip
Prior art date
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Pending
Application number
JP8169845A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Okubo
建 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP8169845A priority Critical patent/JPH1021145A/ja
Publication of JPH1021145A publication Critical patent/JPH1021145A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUがメモリにデータ等を書込み中にリセ
ットスイッチが押されるとCPUはリセットされてしま
い、書込み中のデータが破壊されてしまう。 【解決手段】 CPUがメモリへ書込むためのライト信
号を一定時間伸長する伸長回路と、リセットスイッチが
オンしたときの信号を検出して保持し、伸長された信号
を検出してリセット信号をドライブするリセット保護部
とを設けることにより、書込み中はCPUをリセットせ
ず、書込み終了後リセットするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPU(中央演算
処理ユニット)がメモリにデータを書込み中にリセット
スイッチを押下しても、書込みが終了するまではリセッ
ト動作が行われないように制御するためのリセット保護
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にメモリ例えばEEPROM(電気
的消去可能なプログラマブルROM)を用いる場合、C
PUはRAM(ランダムアクセスメモリ)に書込む場合
と同様なアクセス方式でEEPROMのリード/ライト
を行っている。
【0003】図4は従来の構成図で、CPU1はEEP
ROM2に対して、チップセレクト信号で所定のメモリ
チップを能動状態にし、アドレスバスでアドレス指定
し、データバスでデータを入力し、ライト信号で書込
み、リード信号で読出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CPU
がEEPROMに書込み中であった場合、リセットスイ
ッチ3等のリセット回路が動作を行うとCPUはリセッ
トされてしまい、EEPROMに書込み中であったデー
タは破壊されてしまう。CPUがパリティビット等のチ
ェックビットを付加してEEPROMに書込んでいる場
合等はCPUが再起動してもEEPROMのパリティが
破壊されているため起動出来なくなるという恐れがあっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明はCPUがメモリへ書込むためのライト
信号を一定時間伸長する伸長回路と、リセットスイッチ
がオンしたときの信号を検出して保持し、伸長回路で伸
長された信号を検出してリセット信号をドライブするリ
セット保護部とを設けることにより、CPUがメモリに
データ等を書込み中はCPUをリセットせず、書込み終
了後リセットするようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示すブ
ロック図である。図4と同じ構成のものには同じ符号を
付してあり、メモリとしては同様にEEPROMの例で
示している。
【0007】CPU1からEEPROM2への書込むた
めのライト信号S1がライト信号伸長回路4に入力され
る。伸長回路4により伸長された信号S2はリセット保
護部5を構成する2個のDフリップフロップのうち第2
のDフリップフロップD−FF2のクロック端子CLK
に入力され、また一方、信号S2はインバータ6により
反転されて信号S3になる。
【0008】接地Eに接続されたリセットスイッチ3は
通常は“H”(ハイレベル)であって、“L”(ロウレ
ベル)でリセット動作となる。その信号S4は前記信号
S3と共にオア回路7に入力され、信号S5を出力す
る。
【0009】インバータ8に入力された信号S4は反転
されて信号S6となり、リセット保護部5の第1のDフ
リップフロップD−FF1のクロック端子CLKに入力
される。第1のDフリップフロップD−FF1はリセッ
トスイッチ3がオンしたときの信号S4の前縁即ち立下
りエッジを信号S6を通して検出して保持し、信号S7
を出力する。尚、第1のフリップフロップD−FF1の
データ入力端子Dには“H”の信号が固定されている。
【0010】第1のフリップフロップD−FF1の出力
信号S7は第2のDフリップフロップD−FF2のデー
タ入力端子Dに入力されており、第2のDフリップフロ
ップD−FF2は前記信号S2の後縁即ち立上りエッジ
により出力信号S8を出力する。
【0011】この信号S8と前記信号S5はアンド回路
9に入力され、その出力はリセット信号伸長回路10に
より伸長されてリセット信号S9になる。リセット信号
S9はCPU1のリセット端子、第1及び第2のDフリ
ップフロップD−FF1,D−FF2の各リセット端子
に入力される。これによりCPU1はリセットされる。
【0012】次に動作について説明すると、全体がリセ
ットされた後、CPU1がEEPROMに対し書込み動
作を行っていない場合、ライト信号S1は“H”であ
り、ライト信号伸長回路4の出力S2も“H”である。
また第2のDフリップフロップD−FF2の出力S8も
“H”である。
【0013】ここでリセットスイッチ3がオンすると、
リセット信号S9は同時に動作し、図2のタイムチャー
トに示すように信号S4,S5,S9が“L”になり、
リセット信号伸長回路10で引伸ばされたリセット信号
S9によりCPU1のリセットを行う。
【0014】図3はCPU1がEEPROM2に書込み
中のリセット動作を示すタイムチャートである。
【0015】CPU1がEEPROMに書込みを行って
いる場合は、ライト信号S1は“L”となり、信号S1
の立下りエッジを検出し、ライト信号伸長回路4が動作
して信号S2を一定時間例えば数ms伸長して“L”に
する。
【0016】信号S2が“L”になると、信号S3は反
転して“H”に遷移し、信号S5を“H”にしてリセッ
トスイッチ3のオンによるリセット信号のプロテクトを
行う。
【0017】リセットスイッチ3がオンすると、信号S
4は“L”になり、反転された信号S6によりリセット
保護部5の第1のDフリップフロップD−FF1がセッ
トされ、信号S4の立下りエッジを検出して信号S7は
“H”に保持される。
【0018】CPU1がEEPROM2への書込みアク
セスを終了して数ms後、ライト信号伸長回路4から出
力された信号S2は“L”から“H”に移行する。その
立上りエッジにて第2のDフリップフロップD−FF2
が動作し、信号S7が“H”の時、信号S8は“L”に
なる。
【0019】信号S8が“L”になるとアンド回路9の
出力は“L”にドライブされ、リセット信号伸長回路1
0により引伸ばされてリセット信号S9となる。
【0020】伸長回路10で伸長するのは、十分なリセ
ット時間を確保するためで、もし伸長しないと、リセッ
ト信号が一瞬(ゲートの信号遅延分)しか発生しないの
で、リセットされない回路がある可能性があるためであ
る。
【0021】リセット信号S9の“L”によりCPU1
がリセットされ、また、第1のDフリップフロップD−
FF1と第2のDフリップフロップD−FF2がリセッ
トされる。
【0022】図3では信号S8の立下りと信号S9の立
下りを同時に書いているが、実際にはゲート遅延がある
ので、信号S9の立下りが数ns〜十数ns遅れ、また
その立下りにより第1及び第2のDフリップフロップD
−FF1,D−FF2がリセットされるまでにゲート遅
延があるので、その分遅れて信号S7,S8が信号S9
の“L”によりリセットされるように示している。
【0023】上記の場合においては、リセットスイッチ
3を“L”でリセットするように説明したが“H”でリ
セットするようにスイッチの電子回路を構成し、インバ
ータ8をオア回路7側に挿入しても良いことは勿論であ
る。
【0024】
【発明の効果】上記したように、本発明によればライト
信号の伸長回路とリセット保護部を設けることにより、
メモリへの書込み中はCPUのリセット動作を行わず、
書込みが終了してからリセットが行われるため、メモリ
への確実な書込みができる。
【0025】また、メモリはCPUが書込み後、メモリ
内部へのアクセスを行うために数msの時間を必要とす
るが、伸長回路によりライト信号を引伸ばすことによっ
てこの時間も確保でき、CPUのリセットを十分に保護
することができる。
【0026】更に、CPUがメモリをアクセスしていな
い場合は、リセットスイッチの動作と同時にCPUのリ
セットが行われ通常のリセット動作を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図
【図2】書込み動作を行っていない場合のタイムチャー
【図3】書込み中のリセット動作を示すタイムチャート
【図4】従来の構成図
【符号の説明】
1 CPU 2 EEPROM 3 リセットスイッチ 4 ライト信号伸長回路 5 リセット保護部 9 アンド回路 10 リセット信号伸長回路 D−FF1 第1のDフリップフロップ D−FF2 第2のDフリップフロップ S1 ライト信号 S2〜S8 信号 S9 リセット信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUがメモリへ書込むためのライト信
    号を一定時間伸長する伸長回路と、 リセットスイッチがオンしたときの信号の前縁を検出し
    て保持し、前記伸長回路の出力信号の後縁を検出してリ
    セット信号をドライブするリセット保護部とを備え、 CPUがメモリに書込み中の場合には、前記リセットス
    イッチがオンされても前記リセット信号をドライブせ
    ず、書込みから前記一定時間経過後前記リセット信号に
    より前記CPUをリセットすることを特徴とするリセッ
    ト保護回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリセット保護回路にお
    いて、前記リセット保護部を2個のDフリップフロップ
    で構成したことを特徴とするリセット保護回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリセット保護回路にお
    いて、第1のDフリップフロップは前記リセットスイッ
    チがオンした時の信号“L”の立下りエッジを検出して
    保持し、前記第1のDフリップフロップの出力を第2の
    Dフリップフロップのデータ入力端子に入力し、前記第
    2のDフリップフロップは前記伸長回路の出力信号
    “L”の立上りエッジを検出して前記リセット信号を
    “L”にドライブすることを特徴とするリセット保護回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    リセット保護回路において、前記メモリがEEPROM
    であることを特徴とするリセット保護回路。
JP8169845A 1996-06-28 1996-06-28 リセット保護回路 Pending JPH1021145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169845A JPH1021145A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 リセット保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169845A JPH1021145A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 リセット保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1021145A true JPH1021145A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15894005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8169845A Pending JPH1021145A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 リセット保護回路

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JP (1) JPH1021145A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269442A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Nec Electronics Corp リセット時のアクセス制御回路及びマイクロコンピュータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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