JPH10211144A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JPH10211144A JPH10211144A JP9013831A JP1383197A JPH10211144A JP H10211144 A JPH10211144 A JP H10211144A JP 9013831 A JP9013831 A JP 9013831A JP 1383197 A JP1383197 A JP 1383197A JP H10211144 A JPH10211144 A JP H10211144A
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- trigger
- time
- electric blower
- motor
- electric
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/28—Installation of the electric equipment, e.g. adaptation or attachment to the suction cleaner; Controlling suction cleaners by electric means
- A47L9/2836—Installation of the electric equipment, e.g. adaptation or attachment to the suction cleaner; Controlling suction cleaners by electric means characterised by the parts which are controlled
- A47L9/2842—Suction motors or blowers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L5/00—Structural features of suction cleaners
- A47L5/12—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
- A47L5/22—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum with rotary fans
- A47L5/36—Suction cleaners with hose between nozzle and casing; Suction cleaners for fixing on staircases; Suction cleaners for carrying on the back
- A47L5/362—Suction cleaners with hose between nozzle and casing; Suction cleaners for fixing on staircases; Suction cleaners for carrying on the back of the horizontal type, e.g. canister or sledge type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動送風機をソフトスタートさせながら電動
送風機と回転ブラシを同じ起動スイッチで起動させる電
気掃除機において、起動時における回転ブラシによる風
切り音の変化を抑制して、使用者に違和感を生じさせる
ことのない電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該
掃除機本体に可撓性ホースなどを介して接続される床用
吸込具と、該床用吸込具に設けられ、電動機により回転
される回転ブラシと、前記電動送風機および回転ブラシ
を制御する制御手段とを備え、前記制御手段に、起動ス
イッチの投入後一定時間の間に徐々に送風量を増大する
手段および起動スイッチの投入後所定時間後に電動機を
起動または徐々に回転速度を増大させる手段を設けたこ
とを特徴とする。
送風機と回転ブラシを同じ起動スイッチで起動させる電
気掃除機において、起動時における回転ブラシによる風
切り音の変化を抑制して、使用者に違和感を生じさせる
ことのない電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該
掃除機本体に可撓性ホースなどを介して接続される床用
吸込具と、該床用吸込具に設けられ、電動機により回転
される回転ブラシと、前記電動送風機および回転ブラシ
を制御する制御手段とを備え、前記制御手段に、起動ス
イッチの投入後一定時間の間に徐々に送風量を増大する
手段および起動スイッチの投入後所定時間後に電動機を
起動または徐々に回転速度を増大させる手段を設けたこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は起動スイッチの投入
後、電動送風機の送風強度を徐々に強くするソフトスタ
ートの電気掃除機に関する。さらに詳しくは、起動時の
送風強度の増加に伴う回転ブラシからの異常音をできる
だけ少なくする電気掃除機に関する。
後、電動送風機の送風強度を徐々に強くするソフトスタ
ートの電気掃除機に関する。さらに詳しくは、起動時の
送風強度の増加に伴う回転ブラシからの異常音をできる
だけ少なくする電気掃除機に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気掃除機は、本体部に電動送風機を有
し、スイッチのオンにより電源が投入されることにより
電動送風機が高速回転して掃除機内部の空気を吐き出
し、内部の気圧の低下により吸込口付近の空気をゴミと
共に吸い込む。この電気掃除機の吸込口には、絨毯など
に付着したゴミを掻き出すための回転ブラシが設けられ
ており、その回転ブラシは本体と別の電動機により駆動
される。
し、スイッチのオンにより電源が投入されることにより
電動送風機が高速回転して掃除機内部の空気を吐き出
し、内部の気圧の低下により吸込口付近の空気をゴミと
共に吸い込む。この電気掃除機の吸込口には、絨毯など
に付着したゴミを掻き出すための回転ブラシが設けられ
ており、その回転ブラシは本体と別の電動機により駆動
される。
【０００３】近年市場からの要望に伴う吸込仕事率の増
大によって、運転開始時における起動電流の増大が問題
視され、起動スイッチの投入時に、低速から徐々に使用
者の所望の吸込量に増大させる、いわゆるソフトスター
トを行わせることが考えられている。
大によって、運転開始時における起動電流の増大が問題
視され、起動スイッチの投入時に、低速から徐々に使用
者の所望の吸込量に増大させる、いわゆるソフトスター
トを行わせることが考えられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、とくに
操作性を簡素化するために、絨毯などを掃除する場合な
どには、起動スイッチ投入時に、電動送風機と床用水込
具の回転ブラシ用電動機を同時に駆動する構成を採用し
たものが知られており、この構成において電動送風機を
ソフトスタートさせる場合には、電動送風機の吸込量が
徐々に増大するのに伴い、回転ブラシの回転に伴う風切
り音が変化して使用者に不安感を与える問題がある。
操作性を簡素化するために、絨毯などを掃除する場合な
どには、起動スイッチ投入時に、電動送風機と床用水込
具の回転ブラシ用電動機を同時に駆動する構成を採用し
たものが知られており、この構成において電動送風機を
ソフトスタートさせる場合には、電動送風機の吸込量が
徐々に増大するのに伴い、回転ブラシの回転に伴う風切
り音が変化して使用者に不安感を与える問題がある。
【０００５】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、電動送風機をソフトスタートさせながら電動送風機
と回転ブラシを同じ起動スイッチで起動させる電気掃除
機において、起動時における回転ブラシによる風切り音
の変化を抑制して、使用者に違和感を生じさせることの
ない電気掃除機を提供することを課題とする。
で、電動送風機をソフトスタートさせながら電動送風機
と回転ブラシを同じ起動スイッチで起動させる電気掃除
機において、起動時における回転ブラシによる風切り音
の変化を抑制して、使用者に違和感を生じさせることの
ない電気掃除機を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明による電気掃除機
は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該掃除機本体
に可撓性ホースなどを介して接続される床用吸込具と、
該床用吸込具に設けられ、電動機により回転される回転
ブラシと、前記電動送風機および回転ブラシを制御する
制御手段とを備え、前記制御手段に、起動スイッチの投
入後一定時間の間に徐々に送風量を増大する手段、およ
び起動スイッチの投入後所定時間後に電動機を起動させ
る手段もしくは起動スイッチの投入後徐々に電動機の回
転速度を増大する手段を設けたことを特徴とする。
は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該掃除機本体
に可撓性ホースなどを介して接続される床用吸込具と、
該床用吸込具に設けられ、電動機により回転される回転
ブラシと、前記電動送風機および回転ブラシを制御する
制御手段とを備え、前記制御手段に、起動スイッチの投
入後一定時間の間に徐々に送風量を増大する手段、およ
び起動スイッチの投入後所定時間後に電動機を起動させ
る手段もしくは起動スイッチの投入後徐々に電動機の回
転速度を増大する手段を設けたことを特徴とする。
【０００７】この構成にすることにより、電動送風機の
ソフトスタートにより、徐々に吸込風量が増加し始める
少なくとも初期段階では回転ブラシが動作しないか、動
作していても弱い回転であるため、吸込強度の増加に伴
う回転ブラシによる風切り音の変化が殆ど生じない。そ
して電動送風機の送風量が強に近くなった状態で回転ブ
ラシの回転が始まるか、回転ブラシの回転強度が強くな
るため、安定状態で回転ブラシが回転し、風切り音の変
化による異常音が気になるほどは生じない。
ソフトスタートにより、徐々に吸込風量が増加し始める
少なくとも初期段階では回転ブラシが動作しないか、動
作していても弱い回転であるため、吸込強度の増加に伴
う回転ブラシによる風切り音の変化が殆ど生じない。そ
して電動送風機の送風量が強に近くなった状態で回転ブ
ラシの回転が始まるか、回転ブラシの回転強度が強くな
るため、安定状態で回転ブラシが回転し、風切り音の変
化による異常音が気になるほどは生じない。
【０００８】前記電動送風機の送風強度の制御および前
記電動機の起動もしくは回転強度の制御を行う手段が、
交流波形のゼロクロス信号に基づく起動トリガー位置の
変化により行うことにより、制御を容易に行うことがで
きる。
記電動機の起動もしくは回転強度の制御を行う手段が、
交流波形のゼロクロス信号に基づく起動トリガー位置の
変化により行うことにより、制御を容易に行うことがで
きる。
【０００９】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の電気掃除機について説明をする。
明の電気掃除機について説明をする。
【００１０】本発明の電気掃除機は、電動送風機１を内
蔵する掃除機本体と、該掃除機本体に可撓性ホースおよ
び延長パイプを介して接続される回転ブラシを有する床
用吸込具を有する、いわゆるキャニスター型電気掃除機
に関する。
蔵する掃除機本体と、該掃除機本体に可撓性ホースおよ
び延長パイプを介して接続される回転ブラシを有する床
用吸込具を有する、いわゆるキャニスター型電気掃除機
に関する。
【００１１】図１は、本発明の電気掃除機の電動送風機
１および回転ブラシ駆動用電動機２の制御部分のブロッ
ク説明図である。図１に示されるように、電動送風機１
および回転ブラシを駆動する電動機２にはそれぞれ商用
電源３からの１００Ｖが印加され、電動送風機１の送風
量の制御および電動機２の起動もしくはその回転力が、
制御手段であるマイコン５および制御素子６、７により
制御される。マイコン５は、商用電源３の１００Ｖを５
Ｖ程度に降圧する電源回路４からの電源により駆動さ
れ、つぎに説明するように、ゼロクロス信号に同期させ
て交流電源のトリガ位置を制御することにより、交流電
力の位相制御をする。また、制御素子６、７はトライア
ックなどのスイッチング素子が用いられ、マイコン５か
らのトリガ信号により電動送風機１および電動機２を制
御するようになっている。
１および回転ブラシ駆動用電動機２の制御部分のブロッ
ク説明図である。図１に示されるように、電動送風機１
および回転ブラシを駆動する電動機２にはそれぞれ商用
電源３からの１００Ｖが印加され、電動送風機１の送風
量の制御および電動機２の起動もしくはその回転力が、
制御手段であるマイコン５および制御素子６、７により
制御される。マイコン５は、商用電源３の１００Ｖを５
Ｖ程度に降圧する電源回路４からの電源により駆動さ
れ、つぎに説明するように、ゼロクロス信号に同期させ
て交流電源のトリガ位置を制御することにより、交流電
力の位相制御をする。また、制御素子６、７はトライア
ックなどのスイッチング素子が用いられ、マイコン５か
らのトリガ信号により電動送風機１および電動機２を制
御するようになっている。
【００１２】この位相制御の原理について、図２を参照
しながら説明をする。図２には、交流電源の１サイクル
で、起動開始時のトリガ位置（位相Ａ１、Ａ４）および
弱運転時のトリガ位置（位相Ａ２、Ａ５）および強運転
時のトリガ位置（位相Ａ３、Ａ６）を示している。すな
わち、起動開始時には、Ａ１、Ａ４の位相のときに電源
がオンになり、半サイクルの終了によりオフになる。す
なわち図２（ａ）の斜線部分が電源の印加されている電
圧および時間（位相角）を示している。したがって、起
動開始時には電源の印加時間が非常に短く、起動と共に
トリガの位置が前に移動するように制御され、このトリ
ガ位置が強運転の位置（Ａ３、Ａ６）に進むにつれて印
加時間が長くなり、消費電力も大きくなる。図２（ｂ）
が電動送風機を起動して１秒程度経過し、回転ブラシ駆
動用の電動機を起動するときの電動送風機への入力電力
を示すトリガ位置を示し、図２（ｃ）がソフト運転を終
了し、強の電力が入力されるときの印加電圧波形（斜線
部）を示している。
しながら説明をする。図２には、交流電源の１サイクル
で、起動開始時のトリガ位置（位相Ａ１、Ａ４）および
弱運転時のトリガ位置（位相Ａ２、Ａ５）および強運転
時のトリガ位置（位相Ａ３、Ａ６）を示している。すな
わち、起動開始時には、Ａ１、Ａ４の位相のときに電源
がオンになり、半サイクルの終了によりオフになる。す
なわち図２（ａ）の斜線部分が電源の印加されている電
圧および時間（位相角）を示している。したがって、起
動開始時には電源の印加時間が非常に短く、起動と共に
トリガの位置が前に移動するように制御され、このトリ
ガ位置が強運転の位置（Ａ３、Ａ６）に進むにつれて印
加時間が長くなり、消費電力も大きくなる。図２（ｂ）
が電動送風機を起動して１秒程度経過し、回転ブラシ駆
動用の電動機を起動するときの電動送風機への入力電力
を示すトリガ位置を示し、図２（ｃ）がソフト運転を終
了し、強の電力が入力されるときの印加電圧波形（斜線
部）を示している。
【００１３】このトリガ位置を設定するタイミングチャ
ートを図３に示す。図３の（ａ）〜（ｃ）はそれぞれ図
２（ａ）〜（ｃ）と同じ位相の状態のゼロクロス信号
（Ｔ１）、電動送風機駆動用トリガ（Ｔ２）、電動機駆
動用トリガ（Ｔ３）を示している。すなわち、図３
（ａ）は、ゼロクロス信号から一定の時間後に電動送風
機を駆動するトリガ（Ｔ２）を発生して電動送風機を動
作させるが回転ブラシを駆動する電動機にはトリガがか
からず（Ｔ３参照）、回転ブラシはまだ起動しない。図
３（ｂ）に示される状態では、電動送風機の起動から１
秒程度経過した時間で、電動送風機を駆動するトリガ
（Ｔ２）位置が図３（ａ）の位相より前になり、長い時
間電力が印加されると共に、回転ブラシを駆動する電動
機に駆動用トリガ（Ｔ３）を出しているもので、回転ブ
ラシも動作する。図３（ｃ）に示される状態では、電動
送風機を駆動するトリガの発生位置がさらに前に出され
て強の状態になり、電動機には図３（ｂ）の起動時と同
じ位相でトリガが出され（Ｔ３）、回転ブラシ駆動用の
電動機への印加電圧は一定であることを示している。
ートを図３に示す。図３の（ａ）〜（ｃ）はそれぞれ図
２（ａ）〜（ｃ）と同じ位相の状態のゼロクロス信号
（Ｔ１）、電動送風機駆動用トリガ（Ｔ２）、電動機駆
動用トリガ（Ｔ３）を示している。すなわち、図３
（ａ）は、ゼロクロス信号から一定の時間後に電動送風
機を駆動するトリガ（Ｔ２）を発生して電動送風機を動
作させるが回転ブラシを駆動する電動機にはトリガがか
からず（Ｔ３参照）、回転ブラシはまだ起動しない。図
３（ｂ）に示される状態では、電動送風機の起動から１
秒程度経過した時間で、電動送風機を駆動するトリガ
（Ｔ２）位置が図３（ａ）の位相より前になり、長い時
間電力が印加されると共に、回転ブラシを駆動する電動
機に駆動用トリガ（Ｔ３）を出しているもので、回転ブ
ラシも動作する。図３（ｃ）に示される状態では、電動
送風機を駆動するトリガの発生位置がさらに前に出され
て強の状態になり、電動機には図３（ｂ）の起動時と同
じ位相でトリガが出され（Ｔ３）、回転ブラシ駆動用の
電動機への印加電圧は一定であることを示している。
【００１４】このトリガの発生は、図１に示されるマイ
コン５により行われ、そのトリガにより図１に示される
制御素子６、７がオンになって電動送風機１および回転
ブラシ駆動用電動機２を駆動する。このトリガは前述の
ように、交流電源のゼロクロス信号を基準にして出され
るため、トリガが出された位相でオンになった後、半サ
イクルごとにオフになる。この半サイクルごとにトリガ
が出されるが、電動送風機１の制御では、そのトリガが
出される位置（位相）が少しづつ前に出され、徐々に電
力が多くなるように制御される。このトリガの位置を少
しづつ前に移動させる制御は、前述のマイコン５により
行われ、たとえば起動時の位相と強運転の位相の間をソ
フトスタートする時間で等分して徐々に移動させるもの
で、そのフローチャートを図４に示す。
コン５により行われ、そのトリガにより図１に示される
制御素子６、７がオンになって電動送風機１および回転
ブラシ駆動用電動機２を駆動する。このトリガは前述の
ように、交流電源のゼロクロス信号を基準にして出され
るため、トリガが出された位相でオンになった後、半サ
イクルごとにオフになる。この半サイクルごとにトリガ
が出されるが、電動送風機１の制御では、そのトリガが
出される位置（位相）が少しづつ前に出され、徐々に電
力が多くなるように制御される。このトリガの位置を少
しづつ前に移動させる制御は、前述のマイコン５により
行われ、たとえば起動時の位相と強運転の位相の間をソ
フトスタートする時間で等分して徐々に移動させるもの
で、そのフローチャートを図４に示す。
【００１５】まず、本体が停止の状態から電気掃除機を
使用するため、起動スイッチをオンにする（Ｓ１）。す
ると前述の図２のＡ１（Ａ４）で示される位相でトリガ
を発生させ、弱い状態で電動送風機が運転を開始する
（Ｓ２）。ついでトリガ発生位置を順次前にし（早く
し）各半サイクルごと、または数サイクルごとまとめて
トリガ位置を移動する（Ｓ３）。これを繰り返して、起
動スイッチをオンにしてから予め設定した時間ｔ1 、た
とえば１秒経過したか否かをチェックし（Ｓ４）、回転
ブラシ駆動用の電動機を起動させる時間に達したか否か
を調べる。所定時間ｔ1 に達していなければステップＳ
３に戻り、これを繰り返して、たとえば１秒経過した
ら、電動機を起動するためのトリガを発生させ、電動機
の運転を開始する（Ｓ５）。その後も、前述の電動送風
機を駆動するためのトリガは、その発生位置を順次前に
出し（早くし）（Ｓ６）、起動スイッチをオンにしてか
らソフトスタートの時間として定めた一定時間ｔ2 、た
とえば２秒経過したか否かを調べ（Ｓ７）、その時間に
達するまでステップＳ６を繰り返す。所定の時間ｔ2 に
達したらその設定状態で運転を続けることにより、電気
掃除機が強の状態で使用される。
使用するため、起動スイッチをオンにする（Ｓ１）。す
ると前述の図２のＡ１（Ａ４）で示される位相でトリガ
を発生させ、弱い状態で電動送風機が運転を開始する
（Ｓ２）。ついでトリガ発生位置を順次前にし（早く
し）各半サイクルごと、または数サイクルごとまとめて
トリガ位置を移動する（Ｓ３）。これを繰り返して、起
動スイッチをオンにしてから予め設定した時間ｔ1 、た
とえば１秒経過したか否かをチェックし（Ｓ４）、回転
ブラシ駆動用の電動機を起動させる時間に達したか否か
を調べる。所定時間ｔ1 に達していなければステップＳ
３に戻り、これを繰り返して、たとえば１秒経過した
ら、電動機を起動するためのトリガを発生させ、電動機
の運転を開始する（Ｓ５）。その後も、前述の電動送風
機を駆動するためのトリガは、その発生位置を順次前に
出し（早くし）（Ｓ６）、起動スイッチをオンにしてか
らソフトスタートの時間として定めた一定時間ｔ2 、た
とえば２秒経過したか否かを調べ（Ｓ７）、その時間に
達するまでステップＳ６を繰り返す。所定の時間ｔ2 に
達したらその設定状態で運転を続けることにより、電気
掃除機が強の状態で使用される。
【００１６】本発明によれば、電気掃除機の起動スイッ
チをオンにしても、電動送風機１の吸込量が徐々に増加
するソフトスタートで、しかも回転ブラシ駆動用電動機
２は電動送風機１の吸込量が一定値以上に増加した状態
で起動し始めるため、吸込量の増大に伴う回転ブラシの
風切り音の変動による違和感が発生しにくくなる。しか
も、起動スイッチは一個だけで、電動送風機１と、電動
機２の起動スイッチを別々に設ける必要がなく、スイッ
チ機構も簡素化することができると共に、操作性を向上
することができる。なお、電動送風機１の起動後、電動
機２を起動させるまでの時間は、前述ではソフトスター
ト時間を２秒として、その中間の１秒程度に設定されて
いるが、１秒程度経過すれば吸込口からの吸込風量が多
くなり、その後の吸込風量の変動による風切り音の変化
はそれ程大きくないという実験結果と、使用時の違和感
との調和に基づいている。すなわち、この時間を長くし
て、ソフトスタート時間を終了し、設定された風量にな
ってから回転ブラシを起動させてもよいが、起動スイッ
チをオンにしてから、実際に起動するまでに余り時間が
かかり過ぎると機械の故障などの錯覚が生じやすいた
め、風切り音の変化による違和感と、起動スイッチをオ
ンしてから実際に回転ブラシが駆動されるまでの時間に
よる違和感との調和で設定される。
チをオンにしても、電動送風機１の吸込量が徐々に増加
するソフトスタートで、しかも回転ブラシ駆動用電動機
２は電動送風機１の吸込量が一定値以上に増加した状態
で起動し始めるため、吸込量の増大に伴う回転ブラシの
風切り音の変動による違和感が発生しにくくなる。しか
も、起動スイッチは一個だけで、電動送風機１と、電動
機２の起動スイッチを別々に設ける必要がなく、スイッ
チ機構も簡素化することができると共に、操作性を向上
することができる。なお、電動送風機１の起動後、電動
機２を起動させるまでの時間は、前述ではソフトスター
ト時間を２秒として、その中間の１秒程度に設定されて
いるが、１秒程度経過すれば吸込口からの吸込風量が多
くなり、その後の吸込風量の変動による風切り音の変化
はそれ程大きくないという実験結果と、使用時の違和感
との調和に基づいている。すなわち、この時間を長くし
て、ソフトスタート時間を終了し、設定された風量にな
ってから回転ブラシを起動させてもよいが、起動スイッ
チをオンにしてから、実際に起動するまでに余り時間が
かかり過ぎると機械の故障などの錯覚が生じやすいた
め、風切り音の変化による違和感と、起動スイッチをオ
ンしてから実際に回転ブラシが駆動されるまでの時間に
よる違和感との調和で設定される。
【００１７】図５〜６は本発明の電気掃除機の他の実施
形態の制御手段を説明する図で、図３〜４と同様の図が
示されている。すなわち、この例は、回転ブラシの起動
を電動送風機の起動から一定時間後に行うのではなく、
電動送風機と同時に起動させながら、回転ブラシの回転
力を徐々に増加させ、電動送風機の吸込量の増加に伴っ
て回転ブラシの回転力も増加させることにより、風量の
増加に伴う風切り音の変化による異常音の発生を防止す
るものである。
形態の制御手段を説明する図で、図３〜４と同様の図が
示されている。すなわち、この例は、回転ブラシの起動
を電動送風機の起動から一定時間後に行うのではなく、
電動送風機と同時に起動させながら、回転ブラシの回転
力を徐々に増加させ、電動送風機の吸込量の増加に伴っ
て回転ブラシの回転力も増加させることにより、風量の
増加に伴う風切り音の変化による異常音の発生を防止す
るものである。
【００１８】図５は、図３と同様にトリガ位置のタイミ
ングチャートを示す。すなわち、ゼロクロス信号（Ｔ
１）に対する電動送風機駆動用トリガ（Ｔ２）および電
動機駆動用トリガ（Ｔ３）がそれぞれ示されている。図
５（ａ）は、ゼロクロス信号から一定の時間後に電動送
風機を起動するトリガ（Ｔ２）および回転ブラシ駆動用
の電動機を起動するトリガを発生して電動送風機および
回転ブラシの両方を同時に起動させる。ただし、この場
合は電動機を駆動するトリガの位置は、電動送風機を駆
動するトリガの位置と同様に、後ろの方の（遅い）位置
からスタートしている。そのため、回転ブラシの回転も
弱い電力により弱い状態で運転を始める。
ングチャートを示す。すなわち、ゼロクロス信号（Ｔ
１）に対する電動送風機駆動用トリガ（Ｔ２）および電
動機駆動用トリガ（Ｔ３）がそれぞれ示されている。図
５（ａ）は、ゼロクロス信号から一定の時間後に電動送
風機を起動するトリガ（Ｔ２）および回転ブラシ駆動用
の電動機を起動するトリガを発生して電動送風機および
回転ブラシの両方を同時に起動させる。ただし、この場
合は電動機を駆動するトリガの位置は、電動送風機を駆
動するトリガの位置と同様に、後ろの方の（遅い）位置
からスタートしている。そのため、回転ブラシの回転も
弱い電力により弱い状態で運転を始める。
【００１９】図５（ｂ）に示される状態では、ソフトス
タート時間の中間ぐらい、すなわち起動してから１秒程
度経過した状態のタイミングチャートを示す図で、電動
送風機を駆動するトリガ（Ｔ２）および電動機を駆動す
るトリガ（Ｔ３）の両方ともその位置がゼロクロス信号
の位置から前にずれている（早くなっている）。その結
果、電動送風機の吸込風量および回転ブラシの回転強度
が共に増加する。そして図５（ｃ）に示される状態は、
ソフトスタート時間として設定した時間の終了時におけ
るタイミングチャートを示している。この状態では、ト
リガの発生位置が、電動送風機を駆動するトリガおよび
電動機を駆動するトリガが共に（ｂ）の状態よりさらに
前に移動し、強の状態で動作し、通常の動作につなが
る。
タート時間の中間ぐらい、すなわち起動してから１秒程
度経過した状態のタイミングチャートを示す図で、電動
送風機を駆動するトリガ（Ｔ２）および電動機を駆動す
るトリガ（Ｔ３）の両方ともその位置がゼロクロス信号
の位置から前にずれている（早くなっている）。その結
果、電動送風機の吸込風量および回転ブラシの回転強度
が共に増加する。そして図５（ｃ）に示される状態は、
ソフトスタート時間として設定した時間の終了時におけ
るタイミングチャートを示している。この状態では、ト
リガの発生位置が、電動送風機を駆動するトリガおよび
電動機を駆動するトリガが共に（ｂ）の状態よりさらに
前に移動し、強の状態で動作し、通常の動作につなが
る。
【００２０】このトリガ発生位置の制御は、マイコンに
より行われ、そのフローチャートを図４と同様に図６に
示す。すなわち、起動スイッチをオンにする（Ｓ１１）
と、後ろの位置（遅い位相）で駆動用のトリガを発生
し、弱い状態で電動送風機の運転を開始する（Ｓ１
２）。同時に後ろの位置（遅い位相）で電動機駆動用の
トリガを発生し、弱い状態で回転ブラシの運転を開始す
る（Ｓ１３）。その後、電動送風機制御用のトリガおよ
び電動機制御用のトリガの発生位置を徐々に前に移動す
る（Ｓ１４、Ｓ１５）。その後、ソフトスタート時間と
して設定した時間ｔ2が経過したか否かを調べ（Ｓ１
６）、その時間が経過するまでステップＳ１４、Ｓ１５
を繰り返す。所定時間ｔ2 が経過した後は、その状態で
運転を続け、通常の動作をする。
より行われ、そのフローチャートを図４と同様に図６に
示す。すなわち、起動スイッチをオンにする（Ｓ１１）
と、後ろの位置（遅い位相）で駆動用のトリガを発生
し、弱い状態で電動送風機の運転を開始する（Ｓ１
２）。同時に後ろの位置（遅い位相）で電動機駆動用の
トリガを発生し、弱い状態で回転ブラシの運転を開始す
る（Ｓ１３）。その後、電動送風機制御用のトリガおよ
び電動機制御用のトリガの発生位置を徐々に前に移動す
る（Ｓ１４、Ｓ１５）。その後、ソフトスタート時間と
して設定した時間ｔ2が経過したか否かを調べ（Ｓ１
６）、その時間が経過するまでステップＳ１４、Ｓ１５
を繰り返す。所定時間ｔ2 が経過した後は、その状態で
運転を続け、通常の動作をする。
【００２１】この例によれば、回転ブラシの起動も電動
送風機の起動と同時に行われるが、回転ブラシの動作も
位相制御によりソフトスタートとしているため、回転ブ
ラシの回転が最初は非常に弱く、電動送風機の吸引風量
が増加しても風切り音が変化して違和感を生じるような
異常音が発生しない。
送風機の起動と同時に行われるが、回転ブラシの動作も
位相制御によりソフトスタートとしているため、回転ブ
ラシの回転が最初は非常に弱く、電動送風機の吸引風量
が増加しても風切り音が変化して違和感を生じるような
異常音が発生しない。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、起動電流の増大を抑制
することができると共に、起動時における吸込風量の変
化に伴う回転ブラシの風切り音の変化による不快感を低
減することができるなどの効果を奏する。
することができると共に、起動時における吸込風量の変
化に伴う回転ブラシの風切り音の変化による不快感を低
減することができるなどの効果を奏する。
【図１】本発明の電気掃除機の電動送風機および回転ブ
ラシの制御部分のブロック説明図である。
ラシの制御部分のブロック説明図である。
【図２】図１の制御部分の位相制御の説明図である。
【図３】図２の位相制御をするためのトリガの発生位置
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図４】図１のマイコンによる制御手段のフローチャー
トである。
トである。
【図５】本発明の電気掃除機の他の実施形態の制御手段
のトリガ発生位置のタイミングチャートである。
のトリガ発生位置のタイミングチャートである。
【図６】図５の制御手段のフローチャートである。
１ 電動送風機 ２ 回転ブラシ駆動用電動機 ５ マイコン ６ 制御素子 ７ 制御素子
Claims (3)
- 【請求項１】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該
掃除機本体に可撓性ホースなどを介して接続される床用
吸込具と、該床用吸込具に設けられ、電動機により回転
される回転ブラシと、前記電動送風機および回転ブラシ
を制御する制御手段とを備え、前記制御手段に、起動ス
イッチの投入後一定時間の間に徐々に送風量を増大する
手段および起動スイッチの投入後所定時間後に電動機を
起動させる手段を設けたことを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項２】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該
掃除機本体に可撓性ホースなどを介して接続される床用
吸込具と、該床用吸込具に設けられ、電動機により回転
される回転ブラシと、前記電動送風機および回転ブラシ
を制御する制御手段とを備え、前記制御手段に、起動ス
イッチの投入後一定時間の間に徐々に電動送風機の送風
量および電動機の回転速度を増大する手段を設けたこと
を特徴とする電気掃除機。 - 【請求項３】 前記電動送風機の送風強度の制御および
前記電動機の起動もしくは回転速度の制御を行う手段
が、交流波形のゼロクロス信号に基づく起動トリガー位
置の変化により行う請求項１または２記載の電気掃除
機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9013831A JPH10211144A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 電気掃除機 |
| TW086119280A TW340792B (en) | 1997-01-28 | 1997-12-19 | A power vacuum cleaner |
| KR1019980002198A KR100248501B1 (ko) | 1997-01-28 | 1998-01-24 | 전기청소기 |
| CNB981040411A CN1144566C (zh) | 1997-01-28 | 1998-01-24 | 电动吸尘器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9013831A JPH10211144A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10211144A true JPH10211144A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11844227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9013831A Pending JPH10211144A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 電気掃除機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10211144A (ja) |
| KR (1) | KR100248501B1 (ja) |
| CN (1) | CN1144566C (ja) |
| TW (1) | TW340792B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010207604A (ja) * | 2010-05-21 | 2010-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | 電気掃除機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9814373D0 (en) * | 1998-07-02 | 1998-09-02 | Switched Reluctance Drives Ltd | Cleaning apparatus and method with soft-starting |
-
1997
- 1997-01-28 JP JP9013831A patent/JPH10211144A/ja active Pending
- 1997-12-19 TW TW086119280A patent/TW340792B/zh active
-
1998
- 1998-01-24 KR KR1019980002198A patent/KR100248501B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-01-24 CN CNB981040411A patent/CN1144566C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010207604A (ja) * | 2010-05-21 | 2010-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | 電気掃除機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1144566C (zh) | 2004-04-07 |
| KR100248501B1 (ko) | 2000-05-01 |
| CN1191101A (zh) | 1998-08-26 |
| KR19980070818A (ko) | 1998-10-26 |
| TW340792B (en) | 1998-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060201 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060718 |