JP2765445B2 - 電気掃除機の制御回路 - Google Patents

電気掃除機の制御回路

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JP2765445B2
JP2765445B2 JP5199336A JP19933693A JP2765445B2 JP 2765445 B2 JP2765445 B2 JP 2765445B2 JP 5199336 A JP5199336 A JP 5199336A JP 19933693 A JP19933693 A JP 19933693A JP 2765445 B2 JP2765445 B2 JP 2765445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭用電気掃除機
の位相制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電気掃除機は、電動送風機の回転
する羽根で器内を負圧にして、ゴミや塵を吸い取る機器
であり、近年では安全性を高めるために使用者が操作部
から手を離すと電動送風機を停止させるグリップスイッ
チを装備した電気掃除機もある。
【0003】以下、図8、9を参照しながら従来の電気
掃除機について説明する。図8は従来のグリップスイッ
チ搭載の電気掃除機の手元操作部の外観図の一例であ
る。
【0004】22は吸込力コントロール用のポジション
選択手段で、23は手元操作グリップ部に設置したグリ
ップスイッチである。
【0005】次に図9は電動送風機の吸込力を制御する
ための回路ブロック図の一例である。図示のように電動
送風機24には位相制御回路25が接続されており、手
元操作部のポジション選択手段22からの信号は、グリ
ップスイッチ23を介して位相制御回路25に送られて
いる。
【0006】以下、その動作について説明する。まず、
グリップスイッチ23を押しながらポジション選択手段
22を操作させると通常どうり電動送風機24は位相制
御回路25により動作しだす。また、ポジション選択手
段22を操作してあっても、グリップスイッチ23から
手を離せば位相制御回路25に信号が送られないので、
電動送風機24は停止する。そして再びグリップスイッ
チ23を押すとその時の吸込力ポジションから動き出
す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気掃除機の構
成では、ある吸込力ポジションに設定してグリップスイ
ッチを握りながら操作部を往復運転している時や、ポジ
ション切り替えの時に、不意にグリップスイッチから手
が離れた時に、気持ちの上では掃除しているのに実際に
は運転が止まる場合があった。
【0008】また、ある吸込力ポジションに設定してグ
リップスイッチをOFF状態にしている時、使用者が不
意にグリップスイッチに触れたり、そのまま放置してあ
る状態で第三者が不意に触れたりした時に、急に動作し
て、大切なものを吸ったり、驚いたりする場合があっ
た。
【0009】また、吸込力ポジションをハイパワーにし
て掃除している最中、グリップスイッチから手を離し、
再びグリップスイッチをONさせるといきなりハイパワ
ーから電動送風機が動き出し、使用者の手に電動送風機
の慣性力でショックを与え、電動送風機の寿命にも悪影
響を与えていた。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、不意に手がグリップスイッチから離れて一端停止す
るのを防ぐことを第一の目的としている。
【0011】また、不意に手や物がグリップスイッチに
触れて誤動作するのを防ぐことを第二の目的としてい
る。
【0012】また、ハイパワーポジションにおいてグリ
ップスイッチがONされた時だけ、電動送風機をソフト
にスタートさせることを第三の目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第一の目的
を達成するために、電動送風機の位相を制御する位相制
御手段と、吸込力を任意に選択するポジション選択手段
と、手元操作グリップ部に設けられた手元操作グリップ
部が握られているかどうかを検出するグリップスイッチ
と、前記グリップスイッチから出力されるOFF信号を
受けた後所定時間遅らせて出力するOFF時遅延手段と
で構成し、前記OFF時遅延手段から出力されるON信
号と、前記ポジション選択手段から出力されるポジショ
ン信号が入力されている時だけそのポジション信号を前
記位相制御手段に出力するスイッチ状態判別手段を有す
る電気掃除機の制御回路とすることにより第一の課題解
決手段としている。
【0014】また、第二の目的を達成するために、電動
送風機の位相を制御する位相制御手段と、吸込力を任意
に選択するポジション選択手段と、手元操作グリップ部
に設けられた手元操作グリップ部が握られているかどう
かを検出するグリップスイッチと、前記グリップスイッ
チから出力されるON信号を受けた後所定時間遅らせて
出力するON時遅延手段とで構成し、前記ON時遅延手
段から出力されるON信号と、前記ポジション選択手段
から出力されるポジション信号が入力されている時だけ
そのポジション信号を前記位相制御手段に出力するスイ
ッチ状態判別手段を有する電気掃除機の制御回路とする
ことにより第二の課題解決手段としている。
【0015】また、第三の目的を達成するために、電動
送風機の位相を制御する位相制御手段と、前記位相制御
手段をソフトに立ち上がらせるソフトスタート手段と、
吸込力を任意に選択するポジション選択手段と、手元操
作グリップ部に設けられ、手元操作グリップ部が握られ
ているかどうかを検出するグリップスイッチとで構成
し、前記グリップスイッチから出力されるON信号と、
前記ポジション選択手段から出力されるポジション信号
が入力されている時だけそのポジション信号を出力する
スイッチ状態判別手段と、前記スイッチ状態判別手段か
らのポジション信号がハイパワーか否かを判別し、ハイ
パワーの時には前記ソフトスタート手段により前記位相
制御手段をソフトに立ち上げ、それ以外のポジションの
時にはそのまま前記位相制御手段に出力するポジション
判別手段を有する電気掃除機の制御回路とすることによ
り第三の課題解決手段としている。
【0016】
【作用】上記構成により本発明の第一の課題解決手段に
より、グリップスイッチからのOFF信号を受取り、設
定時間だけその出力信号を遅らせるOFF時遅延回路に
より、不意に手がグリップスイッチから離れて吸込力が
一端停止するのを防ぐことができる。
【0017】また、第二の課題解決手段によれば、グリ
ップスイッチからのON信号を受取り、設定時間だけそ
の出力信号を遅らせるON時遅延回路により、掃除一時
停止中に、不意に手や物がグリップスイッチに触れて誤
動作するのを防ぐことができる。
【0018】また、第三の課題解決手段により、ポジシ
ョン判別手段がポジションを判別し、ハイパワーポジシ
ョンにおいてグリップスイッチがONされた時だけソフ
トスタート手段を働かせ、電動送風機をソフトにスター
トさせることができる。
【0019】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第一実施例について図1、2を参照しな
がら説明する。
【0020】図1は回路ブロック図で、1は交流電源、
2は電動送風機、3は双方向3端子サイリスタで、4は
電動送風機2の位相を制御する位相制御手段である。ま
た、5は吸込力を選択するポジション選択手段で、6は
手元操作グリップ部を握っているかどうかを検出するグ
リップスイッチで、7はグリップスイッチ6からのOF
F信号だけ設定時間出力を遅らせるOFF時遅延手段
で、8はOFF時遅延手段7からのON信号を入力し、
かつポジション選択手段5から選択されたポジション信
号が入力されている時だけそのポジション信号を位相制
御手段4に出力するスイッチ状態判別手段(2)であ
る。
【0021】図2は手元操作部の外観図で、5はポジシ
ョン選択手段で、6はグリップスイッチで手元操作グリ
ップ部下部に設置している。
【0022】上記構成において図を参照しながら動作を
説明する。まず、8のスイッチ状態判別手段(2)の動
作について説明すると、基本的に本発明のスイッチ状態
判別手段は、ポジション選択手段5とグリップスイッチ
6が同時にONされていれば、ポジション選択手段5で
選択された吸込力ポジション信号を次段に出力するもの
であり、どちらか一方、あるいは両方OFFされていれ
ば次段にはOFFの信号を出力するものである。ここ
で、OFF時遅延手段7がグリップスイッチ6と、8の
スイッチ状態判別手段(2)の間に入っているので、例
えば、グリップスイッチ6をONした後、ポジション選
択手段5で吸込力ポジションを選択すると、通常どうり
8のスイッチ状態判別手段(2)は瞬時に位相制御手段
4に出力し、選択された吸込力ポジション信号で位相制
御手段4が電動送風機2の位相を制御することになる。
また、ポジション選択手段5で吸込力ポジションを選択
した後グリップスイッチ6をONしても、瞬時にOFF
時遅延手段7はその信号を8のスイッチ状態判別手段
(2)に出力し、選択された吸込力ポジション信号で位
相制御手段4が電動送風機2の位相を制御することにな
る。しかし、その後グリップスイッチ6だけをOFFす
ると、OFF時遅延手段7が働き、そのOFF信号を設
定時間後に出力するので、それまでの間は選択された吸
込力ポジションのまま電動送風機2が制御されている。
そして、設定時間後にOFF時遅延手段7からOFF信
号が出力されるので電動送風機2は停止する。
【0023】このように本発明の第一の実施例によれ
ば、OFF時遅延手段7の遅延時間の設定をポジション
切り替えの時や、手の往復運動中に、不意に手がグリッ
プスイッチ6から離れる時間に設定することにより、掃
除中において吸込力が一端停止するのを防ぐことができ
る。
【0024】なお、本実施例はマイコンによっても行え
る。また、パワーブラシの制御においても利用できるこ
とはいうまでもない。
【0025】(実施例2) 次に、本発明の第二の実施例について図2、3を参照し
ながら説明する。なお、上記実施例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
【0026】図3は回路ブロック図で、9はグリップス
イッチ6からのON信号だけ設定時間出力を遅らせるO
N時遅延手段で、10は前記ON時遅延手段からのON
信号を入力し、かつポジション選択手段5から選択され
たポジション信号が入力されている時だけそのポジショ
ン信号を位相制御手段4に出力するスイッチ状態判別手
段(3)である。
【0027】上記構成において図を参照しながら動作を
説明する。なお、本実施例の10のスイッチ状態判別手
段(3)の基本動作は、上記実施例の8のスイッチ状態
判別手段(2)と同じであり、説明を省略する。
【0028】ここでは、ON時遅延手段9がグリップス
イッチ6と、10のスイッチ状態判別手段(3)の間に
入っているので、例えば、グリップスイッチ6をONし
た後(ON時遅延手段9の設定遅延時間後)、ポジショ
ン選択手段5で吸込力ポジションを選択すると、通常ど
うり10のスイッチ状態判別手段(3)は瞬時に位相制
御手段4に出力し、選択された吸込力ポジション信号で
位相制御手段4が電動送風機2の位相を制御することに
なる。その後、グリップスイッチ6だけをOFFする
と、瞬時にON時遅延手段9は10のスイッチ状態判別
手段(3)にOFF信号を出力するので電動送風機2は
停止する。しかし、その後再びグリップスイッチ6をO
Nすると、ON時遅延手段9が働き、そのON信号を設
定時間後に出力するので、それまでの間は電動送風機2
は停止している。そして、設定時間後にON時遅延手段
9からON信号が出力されるので、それまで選択されて
いた吸込力ポジション信号で位相制御手段4が電動送風
機2の位相を制御することになる。
【0029】このように本発明の第二の実施例によれ
ば、ON時遅延手段9の遅延時間の設定をポジション選
択手段5をONした後、グリップスイッチ6をONした
時に違和感のない程度の設定にすることにより、一時停
止中に使用者が不意にグリップスイッチ6に触れたり、
そのまま放置してある状態で第三者が不意に触れたりし
た時に、急に誤動作するのを防ぐことができる。
【0030】なお、本実施例はマイコンによっても行え
る。また、パワーブラシの制御においても利用できるこ
とはいうまでもない。
【0031】(実施例3) 次に本発明の第三の実施例について図2、4を参照しな
がら説明する。なお、上記実施例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0032】図4は回路ブロック図で、11は位相制御
手段をソフトに立ち上がらせるソフトスタート手段で、
12はグリップスイッチ6からON信号が入力され、か
つポジション選択手段5から選択されたポジション信号
が入力されている時だけそのポジション信号を出力する
スイッチ状態判別手段(4)で、13はスイッチ状態判
別手段12からのポジション信号がハイパワーか否かを
判別し、ハイパワーの時にはソフトスタート手段11に
出力し、それ以外のポジションの時にはそのまま位相制
御手段4に出力するポジション判別手段である。
【0033】上記構成において図を参照しながら動作を
説明する。なお、本実施例の12のスイッチ状態判別手
段(4)の基本動作は、上記実施例の8のスイッチ状態
判別手段(2)と同じであり、説明を省略する。
【0034】まず、ポジション選択手段5とグリップス
イッチ6を操作することにより、12のスイッチ状態判
別手段(4)から出力されたポジション信号は、ポジシ
ョン判別手段13により吸込力ポジションがハイパワー
か否かを判別し、ハイパワーと判別したときにはソフト
スタート手段11にハイパワー信号を出力する。ソフト
スタート手段11はハイパワー信号を受け取ると、すぐ
にはハイパワー信号を出力せずOFF状態から徐々に位
相カット時間を早めていき、最終的にハイパワー信号を
出力させるものである。また、12のスイッチ状態判別
手段(4)がハイパワー以外のポジションと判別した場
合は、そのポジション入力をそのまま位相制御回路4に
出力する。例えば、グリップスイッチ6をONした後、
ポジション選択手段5で吸込力ポジションを弱に選択す
ると、通常どうり12のスイッチ状態判別手段(4)は
瞬時にポジション判別手段13にその弱信号を出力し、
ポジション判別手段13はそのまま位相制御手段4に出
力し、電動送風機2は弱ポジションで運転されることに
なる。しかし、グリップスイッチ6をONした後、ポジ
ション選択手段5で吸込力ポジションをハイパワーに選
択すると、12のスイッチ状態判別手段(4)は瞬時に
ポジション判別手段13にそのハイパワー信号を出力
し、ポジション判別手段13はソフトスタート手段11
にハイパワー信号を出力するので、電動送風機2は徐々
に立ち上がり、最終的にハイパワーポジションで運転さ
れることになる。
【0035】このように本発明の第三の実施例によれ
ば、吸込力ポジションをハイパワーに選択している場
合、グリップスイッチ6をON−OFFさせてもいきな
りハイパワーから立ち上がることはなく、常にソフトに
電動送風機をスタートさせるため、使用者の手に電動送
風機の慣性力でショックを与えることを防ぐことができ
る。
【0036】なお、本実施例はマイコンによっても行え
る。また、パワーブラシの制御においても利用できるこ
とはいうまでもない。
【0037】(実施例4) 次に、本発明の第四の実施例について図5、6を参照し
ながら説明する。なお、上記実施例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
【0038】図5は回路ブロック図で、14は位相制御
手段4にハイパワー信号を出力させるパワーダッシュ手
段で、15は手元操作グリップ部前端に設置したパワー
ダッシュ用グリップスイッチで、16はポジション選択
手段5から選択されたポジション信号が入力されている
時はそのポジション信号を位相制御手段4に出力し、ポ
ジション選択手段5から選択されたポジション信号が入
力されて、かつパワーダッシュ用グリップスイッチ15
からON信号が入力された時にはパワーダッシュ手段1
4に信号を出力する運転モード判別手段である。
【0039】図6は手元操作部の外観図で、5はポジシ
ョン選択手段で、15はパワーダッシュ用グリップスイ
ッチ(19はブラシ駆動用グリップスイッチ=後に説明
有)で、手元操作グリップ部前端に指を延ばせばすぐに
引っかけられるような位置に設置してある。
【0040】上記構成において図を参照しながら動作を
説明する。まず、運転モード判別手段16はポジション
選択手段5から選択されたポジション信号が入力されて
いる時はそのポジション信号を位相制御手段4に出力
し、ポジション選択手段5から選択されたポジション信
号が入力されて、かつパワーダッシュ用グリップスイッ
チ15からON信号が入力された時にはパワーダッシュ
手段14に信号を出力するので、いずれかのポジション
に選択されている時にのみ、パワーダッシュ用グリップ
スイッチ15をONすることにより、位相制御手段4に
ハイパワー信号を出力させるパワーダッシュ手段14に
ON信号が送られ、電動送風機2はハイパワー運転する
ことになる。そして、パワーダッシュ用グリップスイッ
チ15をOFFすることにより、それまで選択されてい
た吸込力ポジションでの運転を再びすることになる。
【0041】このように本発明の第四の実施例によれ
ば、パワーダシュ用グリップスイッチ15を押している
時だけ吸込力を最大限にすることができ、瞬時に最大吸
込力を引き出せることができる。
【0042】なお、本実施例はマイコンによっても行え
る。 (実施例5) 次に、本発明の第五の実施例について図6、7を参照し
ながら説明する。なお、上記実施例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
【0043】図7は回路ブロック図で、17はパワーブ
ラシ用電動機で、18はパワーブラシ用電動機17を駆
動させるブラシ駆動手段で、19は吸込力とブラシ駆動
を選択する運転モード選択手段で、20は手元操作グリ
ップ部前端に設置したブラシ駆動用グリップスイッチ
で、21は運転モード選択手段19から選択されたポジ
ション信号が入力されている時はそのポジション信号を
位相制御手段4に出力し、運転モード選択手段19から
選択されたポジション信号が入力されて、かつブラシ駆
動用グリップスイッチ20からON信号が入力された時
には、選択されたポジション信号を位相制御手段4に出
力し、かつブラシ駆動手段18に駆動信号を出力する電
動機駆動制御手段である。
【0044】上記構成において図を参照しながら動作を
説明する。まず、電動機駆動制御手段21は運転モード
選択手段19から選択されたポジション信号が入力され
ている時はそのポジション信号を位相制御手段4に出力
し、運転モード選択手段19から選択されたポジション
信号が入力されて、かつブラシ駆動用グリップスイッチ
209からON信号が入力された時には、選択されたポ
ジション信号を位相制御手段4に出力し、かつブラシ駆
動手段18に駆動信号を出力するので、運転モード選択
手段19で吸込力だけを選択した場合でも、ブラシ駆動
用グリップスイッチ20をONすることによって、瞬時
に電動機駆動制御手段21がブラシ駆動手段18を駆動
させ、ノズルのパワーブラシを回転させるものである。
【0045】このように本発明の第五の実施例によれ
ば、床の間で絨毯が部分的に敷いてある部屋において
も、一時的にノズルのパワーブラシを容易に回転させる
ことができる。
【0046】なお、本実施例はマイコンによっても行え
る。
【0047】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の第一の手段によれば、グリップスイッチからのOFF
信号を受取り、設定時間だけその出力信号を遅らせるO
FF時遅延回路により、ポジション切り替えの時や、手
の往復運動中に、不意に手がグリップスイッチから離れ
た時でも吸込力が一端停止するのを防ぐことができ、使
いがってのよい電気掃除機が提供できる。
【0048】また、第二の手段によれば、グリップスイ
ッチからのON信号を受取り、設定時間だけその出力信
号を遅らせるON時遅延回路により、一時停止中に使用
者が不意にグリップスイッチに触れたり、そのまま放置
してある状態で第三者が不意に触れたりした時に、急に
誤動作するのを防ぐことができ、安全製の高い電気掃除
機が提供できる。
【0049】また、第三の手段によれば、ポジション判
別手段がポジションを判別し、ハイパワーポジションに
おいてグリップスイッチがONされた時だけソフトスタ
ート手段を働かせ、電動送風機をソフトにスタートさせ
ることができ、使用者の手に電動送風機の慣性力でショ
ックを与えることのない、使用者に優しく高寿命の電気
掃除機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の制御回路の第1の実施例
における回路ブロック図
【図2】同電気掃除機の制御回路の第1および第2,第
3の実施例における手元操作部の外観図
【図3】同電気掃除機の制御回路の第2の実施例におけ
る回路ブロック図
【図4】本発明の電気掃除機の制御回路の第3の実施例
における回路ブロック図
【図5】本発明の電気掃除機の制御回路の第4の実施例
における回路ブロック図
【図6】本発明の電気掃除機の制御回路の第4および第
5の実施例における手元操作部の外観図
【図7】本発明の電気掃除機の制御回路の第5の実施例
における回路ブロック図
【図8】従来の電気掃除機の制御回路の手元操作部の外
観図
【図9】従来の電気掃除機の制御回路の回路ブロック図
【符号の説明】
6 グリップスイッチ 7 OFF時遅延手段 8 スイッチ状態判別手段(2) 9 ON時遅延手段 10 スイッチ状態判別手段(3) 11 ソフトスタート手段 12 スイッチ状態判別手段(4) 13 ポジション判別手段 14 パワーダッシュ手段 15 パワーダッシュ用グリップスイッチ 16 運転モード判別手段 20 ブラシ駆動用グリップスイッチ 21 電動機駆動制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 雄一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 副島 雅邦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−42086(JP,A) 特開 昭61−42291(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 9/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機の位相を制御する位相制御手
    段と、吸込力を任意に選択するポジション選択手段と、
    手元操作グリップ部に設けられた手元操作グリップ部が
    握られているかどうかを検出するグリップスイッチと、
    前記グリップスイッチから出力されるOFF信号を受け
    た後所定時間遅らせて出力するOFF時遅延手段とで構
    成し、前記OFF時遅延手段から出力されるON信号
    と、前記ポジション選択手段から出力されるポジション
    信号が入力されている時だけそのポジション信号を前記
    位相制御手段に出力するスイッチ状態判別手段を有する
    電気掃除機の制御回路。
  2. 【請求項2】 電動送風機の位相を制御する位相制御手
    段と、吸込力を任意に選択するポジション選択手段と、
    手元操作グリップ部に設けられた手元操作グリップ部が
    握られているかどうかを検出するグリップスイッチと、
    前記グリップスイッチから出力されるON信号を受けた
    後所定時間遅らせて出力するON時遅延手段とで構成
    し、前記ON時遅延手段から出力されるON信号と、前
    記ポジション選択手段から出力されるポジション信号が
    入力されている時だけそのポジション信号を前記位相制
    御手段に出力するスイッチ状態判別手段を有する電気掃
    除機の制御回路。
  3. 【請求項3】 電動送風機の位相を制御する位相制御手
    段と、前記位相制御手段をソフトに立ち上がらせるソフ
    トスタート手段と、吸込力を任意に選択するポジション
    選択手段と、手元操作グリップ部に設けられ、手元操作
    グリップ部が握られているかどうかを検出するグリップ
    スイッチとで構成し、前記グリップスイッチから出力さ
    れるON信号と、前記ポジション選択手段から出力され
    るポジション信号が入力されている時だけそのポジショ
    ン信号を出力するスイッチ状態判別手段と、前記スイッ
    チ状態判別手段からのポジション信号がハイパワーか否
    かを判別し、ハイパワーの時には前記ソフトスタート手
    により前記位相制御手段をソフトに立ち上げ、それ以
    外のポジションの時にはそのまま前記位相制御手段に出
    力するポジション判別手段を有する電気掃除機の制御回
    路。
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